JP2002282199A - 内視鏡の操作部 - Google Patents
内視鏡の操作部Info
- Publication number
- JP2002282199A JP2002282199A JP2001091920A JP2001091920A JP2002282199A JP 2002282199 A JP2002282199 A JP 2002282199A JP 2001091920 A JP2001091920 A JP 2001091920A JP 2001091920 A JP2001091920 A JP 2001091920A JP 2002282199 A JP2002282199 A JP 2002282199A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operator
- endoscope
- section
- hook
- hand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】操作部を握り込むことなく安定した状態に保持
することができるようにして、操作者の疲労を大幅に軽
減することができると共に、操作部を保持する手の全て
の指を操作に自由に利用することができる操作性のよい
内視鏡の操作部を提供すること。 【解決手段】胴部３の上端部付近から操作者の手の甲側
にフック状に折れ曲がった形状に形成されて、操作者の
手の親指と人指し指との間の部分に被さる状態に載るフ
ック状保持部１０を操作部１に設けた。
することができるようにして、操作者の疲労を大幅に軽
減することができると共に、操作部を保持する手の全て
の指を操作に自由に利用することができる操作性のよい
内視鏡の操作部を提供すること。 【解決手段】胴部３の上端部付近から操作者の手の甲側
にフック状に折れ曲がった形状に形成されて、操作者の
手の親指と人指し指との間の部分に被さる状態に載るフ
ック状保持部１０を操作部１に設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡の操作部に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】内視鏡の操作部は一般に、操作者の手の
平の内側に配置される胴部の下端に挿入部が連結された
構成になっており、その胴部の下半部分が、操作者が操
作部を保持するために握り込むグリップ部になってい
る。
平の内側に配置される胴部の下端に挿入部が連結された
構成になっており、その胴部の下半部分が、操作者が操
作部を保持するために握り込むグリップ部になってい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の内
視鏡の操作部は、操作者がグリップ部を握り込むことに
よって操作部を保持しているので、操作部が重かったり
検査時間が長引いたりすると操作者が疲労するだけでな
く、握り込みのために少なくとも操作者の手の薬指と小
指が用いられるので、操作部に配置された操作部材の操
作を行える指が最大限３本しかなくて操作に支障をきた
す場合があった。
視鏡の操作部は、操作者がグリップ部を握り込むことに
よって操作部を保持しているので、操作部が重かったり
検査時間が長引いたりすると操作者が疲労するだけでな
く、握り込みのために少なくとも操作者の手の薬指と小
指が用いられるので、操作部に配置された操作部材の操
作を行える指が最大限３本しかなくて操作に支障をきた
す場合があった。
【０００４】そこで本発明は、操作部を握り込むことな
く安定した状態に保持することができるようにして、操
作者の疲労を大幅に軽減することができると共に、操作
部を保持する手の全ての指を操作に自由に利用すること
ができる操作性のよい内視鏡の操作部を提供することを
目的とする。
く安定した状態に保持することができるようにして、操
作者の疲労を大幅に軽減することができると共に、操作
部を保持する手の全ての指を操作に自由に利用すること
ができる操作性のよい内視鏡の操作部を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の操作部は、操作者の手の平の内側
に配置される胴部の下端に挿入部が連結された内視鏡の
操作部において、胴部の上端部付近から操作者の手の甲
側にフック状に折れ曲がった形状に形成されて、操作者
の手の親指と人指し指との間の部分に被さる状態に載る
フック状保持部を設けたものである。
め、本発明の内視鏡の操作部は、操作者の手の平の内側
に配置される胴部の下端に挿入部が連結された内視鏡の
操作部において、胴部の上端部付近から操作者の手の甲
側にフック状に折れ曲がった形状に形成されて、操作者
の手の親指と人指し指との間の部分に被さる状態に載る
フック状保持部を設けたものである。
【０００６】なお、胴部に、操作者の手の指で操作され
る複数の操作ボタンが配置されていてもよく、フック状
保持部に、照明用のライトガイドケーブルが連結されて
いてもよい。
る複数の操作ボタンが配置されていてもよく、フック状
保持部に、照明用のライトガイドケーブルが連結されて
いてもよい。
【０００７】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図１は本発明の第１の実施例の内視鏡の操作
部の斜視図、図２は平面図である。
説明する。図１は本発明の第１の実施例の内視鏡の操作
部の斜視図、図２は平面図である。
【０００８】操作部１には、各種の操作機構等が内蔵さ
れて下端に可撓性の挿入部２が連結された胴部３が設け
られており、内視鏡使用時には、二点鎖線で示される操
作者の手の平の内側に縦向きに配置される。
れて下端に可撓性の挿入部２が連結された胴部３が設け
られており、内視鏡使用時には、二点鎖線で示される操
作者の手の平の内側に縦向きに配置される。
【０００９】胴部３の右側面（図１においては左方の
面）には、挿入部２の先端近傍に形成された湾曲部（図
示せず）を遠隔的に屈曲操作するための湾曲操作ノブ４
が配置され、前面には、吸引操作ボタン５、送気送水操
作ボタン６、内視鏡観察画像静止ボタン（フリーズボタ
ン）７、及び録画ボタン８等が配置されている。また、
操作部１と挿入部２との連結部付近には、処置具挿入口
９が斜め上方に向けて突出配置されている。
面）には、挿入部２の先端近傍に形成された湾曲部（図
示せず）を遠隔的に屈曲操作するための湾曲操作ノブ４
が配置され、前面には、吸引操作ボタン５、送気送水操
作ボタン６、内視鏡観察画像静止ボタン（フリーズボタ
ン）７、及び録画ボタン８等が配置されている。また、
操作部１と挿入部２との連結部付近には、処置具挿入口
９が斜め上方に向けて突出配置されている。
【００１０】なお、この実施例の内視鏡は挿入部２の先
端に内蔵された固体撮像素子で観察画像を撮像する電子
内視鏡であるが、イメージガイドファイババンドルによ
り観察像を伝達するファイバースコープの場合には、操
作部１の頂部に接眼部が突設される。
端に内蔵された固体撮像素子で観察画像を撮像する電子
内視鏡であるが、イメージガイドファイババンドルによ
り観察像を伝達するファイバースコープの場合には、操
作部１の頂部に接眼部が突設される。
【００１１】胴部３の上端部付近から左方向（図１にお
いて右方向）には、先端部分１０ａがフック（鉤）状に
下方に折れ曲がった形状のフック状保持部１０が突設さ
れており、照明用ライトガイドが挿通されたライトガイ
ドケーブル１１がフック状保持部１０の突端に連結され
ている。
いて右方向）には、先端部分１０ａがフック（鉤）状に
下方に折れ曲がった形状のフック状保持部１０が突設さ
れており、照明用ライトガイドが挿通されたライトガイ
ドケーブル１１がフック状保持部１０の突端に連結され
ている。
【００１２】このように構成されたこの実施例の操作部
１を操作者が保持する際には、図１及び図２に示される
ように、胴部３を左手の手の平の内側に位置させて、フ
ック状保持部１０を親指と人指し指との間の部分に載せ
た状態にする。
１を操作者が保持する際には、図１及び図２に示される
ように、胴部３を左手の手の平の内側に位置させて、フ
ック状保持部１０を親指と人指し指との間の部分に載せ
た状態にする。
【００１３】するとフック状保持部１０は、先端部分１
０ａが手の甲側に下りて、親指と人指し指との間の部分
に被さった状態になるので、胴部３を全く握り込まなく
ても操作部１を安定した状態に保持することができる。
０ａが手の甲側に下りて、親指と人指し指との間の部分
に被さった状態になるので、胴部３を全く握り込まなく
ても操作部１を安定した状態に保持することができる。
【００１４】したがって、内視鏡使用中に胴部３を握り
込んで操作部１を保持していても、随時その握りを開放
することができるので疲労が少なく、また、親指で湾曲
操作ノブ４を操作し、残りの４本の指で胴部３の前面に
配置された操作ボタン５〜８を自由に操作することがで
きる。
込んで操作部１を保持していても、随時その握りを開放
することができるので疲労が少なく、また、親指で湾曲
操作ノブ４を操作し、残りの４本の指で胴部３の前面に
配置された操作ボタン５〜８を自由に操作することがで
きる。
【００１５】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば図３に示されるように、ライトガイ
ドケーブル１１をフック状保持部１０から後方に延出さ
せてもよく、或いは、図４に示されるように、フック状
保持部１０自体を胴部３から斜め後方に向けて突出させ
てもよい。
のではなく、例えば図３に示されるように、ライトガイ
ドケーブル１１をフック状保持部１０から後方に延出さ
せてもよく、或いは、図４に示されるように、フック状
保持部１０自体を胴部３から斜め後方に向けて突出させ
てもよい。
【００１６】
【発明の効果】本発明の内視鏡の操作部によれば、操作
部の胴部を手の平の内側に位置させてフック状保持部を
親指と人指し指との間の部分に載せることにより、フッ
ク状保持部が操作者の手の親指と人指し指との間の部分
に被さる状態になり、胴部を全く握り込まなくても操作
部を安定した状態に保持することができるので、操作者
の疲労が大幅に軽減されると共に、操作部を保持する手
の全ての指を操作に自由に利用することができて非常に
優れた操作性を得ることができ、さらに、挿入部を握る
方の手で操作をする必要が生じないので操作部が汚染さ
れない等の優れた効果がある。
部の胴部を手の平の内側に位置させてフック状保持部を
親指と人指し指との間の部分に載せることにより、フッ
ク状保持部が操作者の手の親指と人指し指との間の部分
に被さる状態になり、胴部を全く握り込まなくても操作
部を安定した状態に保持することができるので、操作者
の疲労が大幅に軽減されると共に、操作部を保持する手
の全ての指を操作に自由に利用することができて非常に
優れた操作性を得ることができ、さらに、挿入部を握る
方の手で操作をする必要が生じないので操作部が汚染さ
れない等の優れた効果がある。
【図１】本発明の第１の実施例の内視鏡の操作部の斜視
図である。
図である。
【図２】本発明の第１の実施例の内視鏡の操作部の平面
図である。
図である。
【図３】本発明の第２の実施例の内視鏡の操作部の平面
図である。
図である。
【図４】本発明の第３の実施例の内視鏡の操作部の平面
図である。
図である。
１ 操作部 ２ 挿入部 ３ 胴部 ４ 湾曲操作ノブ ５，６，７，８ 操作ボタン １０ フック状保持部 １０ａ 先端部分 １１ ライトガイドケーブル
Claims (3)
- 【請求項１】操作者の手の平の内側に配置される胴部の
下端に挿入部が連結された内視鏡の操作部において、 上記胴部の上端部付近から上記操作者の手の甲側にフッ
ク状に折れ曲がった形状に形成されて、上記操作者の手
の親指と人指し指との間の部分に被さる状態に載るフッ
ク状保持部を設けたことを特徴とする内視鏡の操作部。 - 【請求項２】上記胴部に、上記操作者の手の指で操作さ
れる複数の操作ボタンが配置されている請求項１記載の
内視鏡の操作部。 - 【請求項３】上記フック状保持部に、照明用のライトガ
イドケーブルが連結されている請求項１又は２記載の内
視鏡の操作部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001091920A JP2002282199A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 内視鏡の操作部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001091920A JP2002282199A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 内視鏡の操作部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002282199A true JP2002282199A (ja) | 2002-10-02 |
Family
ID=18946468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001091920A Pending JP2002282199A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 内視鏡の操作部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002282199A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005237817A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Olympus Corp | 内視鏡 |
| WO2005082227A1 (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-09 | Olympus Corporation | 内視鏡および内視鏡システム |
| WO2005102145A1 (ja) * | 2004-04-26 | 2005-11-03 | Olympus Corporation | 内視鏡 |
| EP2106735A1 (en) | 2008-04-01 | 2009-10-07 | Olympus Medical Systems Corporation | Endoscope configured to be carried with hand |
| WO2016157578A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | オリンパス株式会社 | 湾曲付き硬性内視鏡 |
-
2001
- 2001-03-28 JP JP2001091920A patent/JP2002282199A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005237817A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Olympus Corp | 内視鏡 |
| WO2005082227A1 (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-09 | Olympus Corporation | 内視鏡および内視鏡システム |
| WO2005102145A1 (ja) * | 2004-04-26 | 2005-11-03 | Olympus Corporation | 内視鏡 |
| CN100450422C (zh) * | 2004-04-26 | 2009-01-14 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜 |
| US7963914B2 (en) | 2004-04-26 | 2011-06-21 | Olympus Corporation | Endoscope |
| EP2106735A1 (en) | 2008-04-01 | 2009-10-07 | Olympus Medical Systems Corporation | Endoscope configured to be carried with hand |
| WO2016157578A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | オリンパス株式会社 | 湾曲付き硬性内視鏡 |
| JP6087027B1 (ja) * | 2015-03-31 | 2017-03-01 | オリンパス株式会社 | 湾曲付き硬性内視鏡 |
| CN107072484A (zh) * | 2015-03-31 | 2017-08-18 | 奥林巴斯株式会社 | 带弯曲的硬性内窥镜 |
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