JPH0122644Y2 - - Google Patents

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JPH0122644Y2
JPH0122644Y2 JP1979180510U JP18051079U JPH0122644Y2 JP H0122644 Y2 JPH0122644 Y2 JP H0122644Y2 JP 1979180510 U JP1979180510 U JP 1979180510U JP 18051079 U JP18051079 U JP 18051079U JP H0122644 Y2 JPH0122644 Y2 JP H0122644Y2
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operating
suction
air supply
endoscope
water supply
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【考案の詳細な説明】 本考案は内視鏡の操作部に関するものである。
内視鏡の先端部を胃等の体腔内に挿入し、体腔
内の被検体を観察する場合、内視鏡の先端部の対
物レンズ面に汚物が付着し、観察しにくくなるの
で内視鏡操作部に設けられている送気、送水及び
吸引等の操作部材を操作することにより先端部の
対物レンズ面に付着している汚物を取り除く方法
がとられていた。
例えば、対物レンズ面に汚物が付着したときは
まず送水用操作部材を操作し、洗浄水を送り汚物
を取り除きレンズ面に残つている水滴を、送気用
操作部材の操作で空気を送り水を吹き飛ばし、さ
らに吸引装置により吸引用操作部材の操作で汚水
を吸引排除していた。また胃等の体腔内を観察す
る場合、観察しやすくするため送気用操作部材を
操作して空気を送り体腔内を膨大させていた。こ
のように内視鏡操作部の外周に取付けられた送気
用操作部材、送水用操作部材および吸引用操作部
材により観察しやすくしているが、従来これらの
操作部材の位置は操作部本体を左手で保持しやす
くするために、彎曲操作ノブの軸に対して略直角
方向の操作部上面に突出した送気、送水および吸
引等の操作部材が並べて配置されていた。このた
め操作部を把持している指が常に各操作部材の上
に置かれ接眼部を介して術者が観察しているとき
無意識のうちに各操作部材を作動させてしまい、
送気を行なうべきときに送水をまたその逆を行な
つてしまう可能性があつた。例えば送気用操作部
材を不用意に作動させると体腔内を必要以上に膨
大してしまい患者にとつて苦痛を与えるばかりで
なく、患者に疾病がある場合は体腔壁が弱くなつ
ているので損傷を起しやすかつた。また吸引を不
用意に行なつたりすると、静脈瘤等の疾病に対し
て出血しすぎて危険な状態になることがあつた。
このように操作部本体の各操作部材を誤まつて操
作してしまうことがあつたため各操作部材が何の
操作部材であるかを表示して誤操作を防止するよ
うにしたものがあつたが術者は無意識のうちに各
操作部材を作動させてしまうことはさけられなか
つた。また一回一回表示装置を確認していては観
察時間がかかるとともに内視鏡から目を離すため
に体腔内の被検体の目標物を見失つたりして確認
出来ず、ピントのずれを生じることもあつた。ま
た意識して各操作部材から指を離していようとす
ると指が無理な形を取らねばならず術者にとつて
苦痛となつていた。
そこで本考案は上述せるところに鑑み比較的容
易に送気、送水および吸引等の操作において誤操
作を防止することができるとともに、操作しやす
い内視鏡操作部を提供することを目的としたもの
である。
以下本考案による内視鏡の実施例にもとづき説
明する。
第1図乃至第3図は第1の実施例を示すもの
で、第1図は内視鏡の全体図を示し、第2図はこ
の内視鏡操作部を拡大した斜視図である。体腔内
の被検体を観察するための対物レンズ等を内装し
た内視鏡先端部1と、その対物レンズに接続され
たイメージガイドフアイバーを介して観察する接
眼部2を有する略直方体形状をした手元操作部本
体3と、上記先端部1と操作部本体3とを連結す
るためのイメージガイドフアイバー、ライトガイ
ドフアイバー及びチユーブ類を内装している可撓
管部4と、上記可撓管部4の先端部1の近傍に配
置された彎曲部5と、上記操作部本体3の下側に
配置され、ライトガイドフアイバー等が内装され
たユニバーサルコード6等から構成されている。
また上記ユニバーサルコード6の先端部に図示し
ないコネクターが接続されている。操作部本体3
の側面Aには彎曲操作ノブ7,8が共軸上に配置
され、上記彎曲操作ノブ7,8は操作部本体3内
に内装された彎曲操作ノブ7,8を回動する軸を
介して操作ワイヤを先端部1に連結している。彎
曲操作ノブ7を回動させると操作ワイヤを介して
上下方向に彎曲され、彎曲操作ノブ8を回動する
と左右方向に彎曲操作できるように構成されてい
る。また操作部本体3の側面Aと上面Bとの交わ
る彎曲操作ノブ7,8側の肩にL字状の切欠部C
を設け、その切欠部Cの下面Dに送気用操作部材
9、送水用操作部材10、および吸引用操作部材
11を配置したものである。上記送気用操作部材
9は体腔内を観察しやすくするため膨大させた
り、対物レンズ等に水が付着したとき送気するも
のである。送水用操作部材10は対物レンズ等に
汚物が付着すると観察しにくくなるので洗浄する
ため送水するものである。吸引用操作部材11
は、体腔内の汚物や汚水を外部からの吸引装置に
より吸引するようにしたものである。これらの操
作部材は押釦で押したときにそれぞれチヤンネル
に連通するようになつている。送気、送水および
吸引用操作部材9,10,11にはチユーブが接
続され、一端はユニバーサルコード6を介して図
示しないコネクターを介して送気、送水、並びに
吸引装置に接続され、他端は可撓管部4を介して
内視鏡先端部1の端面の観察窓近傍に設けた送気
口、送水口および吸引口に接続されている。さら
に操作部本体3には接眼部2側の傾斜面Eに鉗子
等の処置具を挿入するための鉗子口12が配置さ
れている。第3図は、接眼部側から見た図であ
り、通常術者は右手を可撓管部4の挿脱に用いら
れているので左手13で操作部本体3を支持し、
彎曲操作ノブ7,8及び送気、送水並びに吸引用
操作部材9,10,11の操作を行なわなければ
ならない。そのため第3図に示すように親指14
は彎曲操作ノブ7を支え、人差し指15を彎曲操
作ノブ7の上面に掛かるようにしている。したが
つて左手で彎曲操作ノブ7を回動させると送気用
操作部材9、送水用操作部材10、および吸引用
操作部材11は、操作部本体3の上面Bに対しL
字状の切欠部Cすなわち一段下つた位置に各々の
操作部材9,10,11を設けているので指が各
操作部材9,10,11にあたらないから指が無
意識のうちに各々の操作部材9,10,11を押
してしまうことはない。また送気用操作部材9、
送水用操作部材10、および吸引用操作部材11
それぞれ操作するときには点線で示すように指先
を各々の操作部材9,10,11の上に立てるこ
とにより容易に押すことができ送気、送水および
吸引が出来るようになつている。このため従来の
ように操作部本体3の上面Bに凸状に突起してい
る送気、送水および吸引用操作部材9,10,1
1が設けられていたのに対し、本考案のように操
作部本体3から一段下つた位置のL字状の切欠部
Cの下面Dに各々の操作部材9,10,11が設
けられているので彎曲操作ノブ7を回動させると
き指の当る面より各々の操作部材9,10,11
が突起してないため指が突起にあたることはない
ため誤操作することがない。また操作部本体3を
保持するときも指を無理に各々の操作部材9,1
0,11から離さずに楽に握つていられるので疲
労が少ない。第4図は本考案の第2の実施例であ
り、第1実施例と同じ各称は同じ数字およびアル
アベツトをもつて示す。操作部本体3の側面Aに
は彎曲操作ノブ7,8が共軸上に配置され、上記
操作部本体3の側面Aと上面Bとが交わる彎曲操
作ノブ側の肩にL字状の切欠部Cを設け、その切
欠部Cの左側面Fに送気用操作部材9、送水用操
作部材10、および吸引用操作部材11を配置し
たものである。このような構成において通常術者
は左手で操作部本体3を支持し、彎曲操作ノブ7
を回動させると各々の送気、送水および吸引用操
作部材9,10,11に指があたることがないの
で無意識のうちに各々の操作部材9,10,11
を押してしまうことがない。また各操作部材9,
10,11を操作するためには指を左側面Fに対
し矢印方向に押せば送気、送水および吸引等がで
きるものである。第5図は本考案の第3の実施例
であり、第2実施例と同様な位置すなわち操作部
本体3の側面Aと上面Bとが交わる彎曲操作ノブ
側の肩にL字状の切欠部Cを設け、その切欠部C
の左側面Fに送気、送水および吸引用レバー1
6,17,18を配置したものである。この構成
により第2実施例と同様に各レバーに指があたる
ことがないので無意識のうちにレバーを操作する
ことがない。また操作するためには指を送気、送
水および吸引用レバー16,17,18にあて矢
印方向に操作すれば送気、送水および吸引等がで
きるものである。
第6図は本考案の第4の実施例であり、操作部
本体3の上面Bの彎曲操作ノブ側にU字状の切欠
部Gを設け、上記切欠部Gの下面Hに送気、送水
および吸引用操作部材9,10,11を配置した
ものである。このように構成により術者が左手で
彎曲操作ノブ7を回動しても送気、送水および吸
引用操作部材9,10,11が操作部本体3の上
面Bより突出していないので無意識のうちに押し
てしまうことがない。また各送気、送水および吸
引の操作部材9,10,11を操作したい場合に
は指を各操作部材上に立てれば押すことができる
ものである。
また各々の操作部材は送気、送水および吸引用
操作に限ることはなく、他のいかなる押釦式又は
レバー式のスイツチにも適用できることはもちろ
んである。
以上のように本考案による内視鏡によれば、操
作部の上面あるいは操作部の側面と上面とが交わ
る彎曲操作ノブ側の肩に切欠部を設け、この切欠
部に送気、送水および吸引等の操作部材を操作部
の上面と操作部側の彎曲操作ノブの上端面とを結
ぶ線より突出しないように設けたことにより、左
手で操作部本体を保持したとき送気、送水および
吸引用操作部材の突起に指があたることがないの
で保持しやすくなり誤操作することもない。また
術者が体腔内を検査中操作部本体を多少持ち変え
ても、彎曲操作ノブを左手で回動するときでも、
各々の操作部材を無意識のうちに押してしまうこ
とがないので誤操作が防止できる。
術者にとつても操作がしやすく、患者にとつて
も送気、送水並びに吸引用操作部材を誤つて操作
されないから苦痛をともなうこともなく、吸引等
で出血しすぎて危険な状態になることもないので
患者に安心感を与え、内視鏡の操作性向上につな
がるものである等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による第1実施例の内視鏡の全
体図、第2図は第1図の内視鏡操作部の拡大斜視
図、第3図は第1図の接眼部から見た図、第4図
は本考案の第2実施例を接眼部から見た図、第5
図は本考案の第3実施例を接眼部から見た図、第
6図は本考案の第4実施例を接眼部から見た図で
ある。 3……操作部本体、7,8……彎曲操作ノブ、
9……送気用操作部材、10……送水用操作部
材、11……吸引用操作部材、13……左手、1
6……送気用レバー、17……送水用レバー、1
8……吸引用レバー、A……操作部本体側面、B
……操作部本体上面、C……切欠部、D……切欠
部の下面、F……切欠部の左側面、G……U字状
の切欠部、H……U字状の切欠部の下面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送気、送水および吸引等の操作部材と、彎曲操
    作ノブを有し、上記彎曲操作ノブの反対側から手
    で把持される内視鏡操作部を有する内視鏡におい
    て、上記操作部の上面あるいは上記操作部の側面
    と上面とが交わる上記彎曲操作ノブ側の肩に切欠
    部を設け、上記切欠部に上記送気、送水および吸
    引等の操作部材を上記操作部の上面と上記操作部
    側の彎曲操作ノブの上端面とを結ぶ線より突出し
    ないように設けたことを特徴とする内視鏡。
JP1979180510U 1979-12-26 1979-12-26 Expired JPH0122644Y2 (ja)

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JP1979180510U JPH0122644Y2 (ja) 1979-12-26 1979-12-26

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JP1979180510U JPH0122644Y2 (ja) 1979-12-26 1979-12-26

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Publication Number Publication Date
JPS5698205U JPS5698205U (ja) 1981-08-04
JPH0122644Y2 true JPH0122644Y2 (ja) 1989-07-07

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