JPH0440461Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440461Y2 JPH0440461Y2 JP1018888U JP1018888U JPH0440461Y2 JP H0440461 Y2 JPH0440461 Y2 JP H0440461Y2 JP 1018888 U JP1018888 U JP 1018888U JP 1018888 U JP1018888 U JP 1018888U JP H0440461 Y2 JPH0440461 Y2 JP H0440461Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- fishhook
- notch
- hook
- fish
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 101100008049 Caenorhabditis elegans cut-5 gene Proteins 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 30
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 231100000614 poison Toxicity 0.000 description 1
- 230000007096 poisonous effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は釣り針取り外し具に係り、さらに詳し
くは魚釣りにおいて釣り針が魚口の深部に針掛か
りした時、あるいは手で触れると危険な魚を釣つ
た場合などにおいて釣り針を極めて容易に取り外
すことができる釣り針取り外し具に関するもので
ある。
くは魚釣りにおいて釣り針が魚口の深部に針掛か
りした時、あるいは手で触れると危険な魚を釣つ
た場合などにおいて釣り針を極めて容易に取り外
すことができる釣り針取り外し具に関するもので
ある。
[従来の技術]
海や河川あるいは沼湖などにおいて魚を釣つた
場合、釣り針が魚口あるいは魚体の外側に引つ掛
かつている場合には釣り針の基端を指で摘んで釣
り針が食い込んだのと逆方向に引くと、釣り針は
容易に外せる。
場合、釣り針が魚口あるいは魚体の外側に引つ掛
かつている場合には釣り針の基端を指で摘んで釣
り針が食い込んだのと逆方向に引くと、釣り針は
容易に外せる。
ところが、釣り針が魚口の深部に針掛かりした
時や、魚が毒針などを有し、手で触れることがで
きない場合などには釣り針を外すのは極めて困難
である。
時や、魚が毒針などを有し、手で触れることがで
きない場合などには釣り針を外すのは極めて困難
である。
このような場合には先の長いニツパーやペンチ
あるいはピンセツトなどを用いて釣り針を摘んで
取り外したり、先端に切り込みのある針外し具を
用いて取り外していた。
あるいはピンセツトなどを用いて釣り針を摘んで
取り外したり、先端に切り込みのある針外し具を
用いて取り外していた。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが、ニツパーやペンチなどの工具は高価
であるばかりではなく、釣り針外し用を目的とし
ていないため、使用しにくいと言う問題がある。
であるばかりではなく、釣り針外し用を目的とし
ていないため、使用しにくいと言う問題がある。
また、先端に切り込みのある釣り針外し具は使
用するのに熟練を要し、初心者には使用しずら
く、魚を傷めてしまう場合が多い。
用するのに熟練を要し、初心者には使用しずら
く、魚を傷めてしまう場合が多い。
[問題点を解決するための手段]
本考案においては、上述した問題点を解決する
ために、全体として細長く、ほぼ「へ」の字状に
形成した外し具の先端をラツパ状の筒体とすると
共に、その先端縁を斜めに切断し、その底部に釣
り針の引つ掛かる切欠部を形成し、外し具の屈曲
部の上側から、この切欠部の近傍に到るまで筒体
の側面に切り込みを形成し、かつ、屈曲部の下側
のほぼ中央部に突出部を形成した構造を採用し
た。
ために、全体として細長く、ほぼ「へ」の字状に
形成した外し具の先端をラツパ状の筒体とすると
共に、その先端縁を斜めに切断し、その底部に釣
り針の引つ掛かる切欠部を形成し、外し具の屈曲
部の上側から、この切欠部の近傍に到るまで筒体
の側面に切り込みを形成し、かつ、屈曲部の下側
のほぼ中央部に突出部を形成した構造を採用し
た。
[作用]
上述した構造を採用すると、針掛かりしたハリ
スを筒体の切り込み中に導いた状態で、ラツパ状
の筒体の先端を魚口中に挿入し、筒体の端縁で、
釣り針のわん曲部を魚口の奥に向かつて押すと、
釣り針は容易に外れる。
スを筒体の切り込み中に導いた状態で、ラツパ状
の筒体の先端を魚口中に挿入し、筒体の端縁で、
釣り針のわん曲部を魚口の奥に向かつて押すと、
釣り針は容易に外れる。
また、筒体の先端縁は斜めに切断してあるた
め、端縁のどの部分で釣り針を押しても、外れた
時には釣り針は斜面に沿つて低い方向に滑り、切
欠部中に嵌入して停まる。この状態でハリスと共
に、かつ、ハリスを張つた状態で外し具を魚口か
ら出せばよい。
め、端縁のどの部分で釣り針を押しても、外れた
時には釣り針は斜面に沿つて低い方向に滑り、切
欠部中に嵌入して停まる。この状態でハリスと共
に、かつ、ハリスを張つた状態で外し具を魚口か
ら出せばよい。
筒体の下側には突出部が形成されているため、
切欠部に嵌入した釣り針は、この突出部の陰にな
り、外し具を魚口から引き出すとき、釣り針が再
掛かりすることを防止できる。
切欠部に嵌入した釣り針は、この突出部の陰にな
り、外し具を魚口から引き出すとき、釣り針が再
掛かりすることを防止できる。
さらに、ラツパ状の筒体の先端は魚口の深部を
押し広げることができ、深部に針掛かりした針に
容易に到達できる。
押し広げることができ、深部に針掛かりした針に
容易に到達できる。
[実施例]
以下、図面に示す実施例に基いて本考案の詳細
を説明する。
を説明する。
第1図以下は本考案の一実施例を説明するもの
で、本考案になる釣り針外し具(以下外し具と略
称する)1は第1図に示すように全体として細長
い棒状に形成されており、「へ」の字状に屈曲さ
れている。即ち、外し具1は直線部2と、その先
端に連続する屈曲部3とから形成されており、屈
曲部3の部分は先端が拡径されたラツパ状の筒体
となつている。
で、本考案になる釣り針外し具(以下外し具と略
称する)1は第1図に示すように全体として細長
い棒状に形成されており、「へ」の字状に屈曲さ
れている。即ち、外し具1は直線部2と、その先
端に連続する屈曲部3とから形成されており、屈
曲部3の部分は先端が拡径されたラツパ状の筒体
となつている。
そして、この屈曲部3の先端は屈曲方向に向か
つて斜面となるように斜めに切断されており、そ
の下端にはV字状の切欠部4が形成されている。
また、ラツパ状の筒体となつている屈曲部3の先
端縁の外周面には第5図に示すように角度α°のテ
ーパー面が形成されており、内周面には角度β°
(α>β)のテーパー面が形成され、先端に到る
ほど薄肉となつている。
つて斜面となるように斜めに切断されており、そ
の下端にはV字状の切欠部4が形成されている。
また、ラツパ状の筒体となつている屈曲部3の先
端縁の外周面には第5図に示すように角度α°のテ
ーパー面が形成されており、内周面には角度β°
(α>β)のテーパー面が形成され、先端に到る
ほど薄肉となつている。
一方、筒体となつている屈曲部3の基端の上面
から先端の切欠部4の近傍にかけて屈曲部3の側
面には切り込み5が形成されている。この切り込
み5の先端は第2図に示すように下側から見て、
切欠部4の右側に位置している。
から先端の切欠部4の近傍にかけて屈曲部3の側
面には切り込み5が形成されている。この切り込
み5の先端は第2図に示すように下側から見て、
切欠部4の右側に位置している。
また、屈曲部3の下面の中央部には滑らかな曲
面を形成する突出部6が形成されている。この突
出部6の下端は屈曲部3の先端の下端とほぼ同等
の位置にある。
面を形成する突出部6が形成されている。この突
出部6の下端は屈曲部3の先端の下端とほぼ同等
の位置にある。
次に、以上のように構成された本考案になる外
し具1の使用方法について説明する。
し具1の使用方法について説明する。
まず、釣り針7が魚口の深部の下側に針掛かり
した場合の外し方について第6図〜第9図と共に
説明する。
した場合の外し方について第6図〜第9図と共に
説明する。
まず、第6図に示すように釣り針7に結んであ
るハリス8をピンと張り、突出部6を下側とした
外し具1の屈曲部3の切り込み5中にハリス8を
嵌入させる。この状態で外し具1の先端を第7図
に示すように魚口中に挿入し、切欠部4中に釣り
針7のわん曲部を嵌合させる。この時、屈曲部3
とラツパ状の先端は魚口の深部を押し開き、釣り
針と係合し易くする。
るハリス8をピンと張り、突出部6を下側とした
外し具1の屈曲部3の切り込み5中にハリス8を
嵌入させる。この状態で外し具1の先端を第7図
に示すように魚口中に挿入し、切欠部4中に釣り
針7のわん曲部を嵌合させる。この時、屈曲部3
とラツパ状の先端は魚口の深部を押し開き、釣り
針と係合し易くする。
この状態で釣り針を奥側に押し(第8図参照)
食い込んでいる釣り針7を外し、ハリス8をピン
と張つたまま、ハリス8と共に外し具1を魚口か
ら取り出す。
食い込んでいる釣り針7を外し、ハリス8をピン
と張つたまま、ハリス8と共に外し具1を魚口か
ら取り出す。
この時、第9図に示すように突出部6が魚口の
下側を押し、かつ釣り針7は突出部6の陰になつ
ているため、釣り針は再掛かりせず、切欠部4中
に嵌合したまま取り出すことができる。そして、
切り込み5からハリス8を外せば、針外しは完了
する。
下側を押し、かつ釣り針7は突出部6の陰になつ
ているため、釣り針は再掛かりせず、切欠部4中
に嵌合したまま取り出すことができる。そして、
切り込み5からハリス8を外せば、針外しは完了
する。
一方、魚口の深部の上側に針掛かりした場合の
外し方を第10図〜第14図に示す。
外し方を第10図〜第14図に示す。
この場合にも、外し具1は突出部6を下側と
し、ハリス8をピンと張つた状態で切り込み5中
に嵌合させ、第11図に示すように屈曲部3の先
端を魚口中に挿入し、屈曲部3の先端の上端を釣
り針7のわん曲部を押し、第12図に示すように
釣り針を食い込んだ位置から外す。
し、ハリス8をピンと張つた状態で切り込み5中
に嵌合させ、第11図に示すように屈曲部3の先
端を魚口中に挿入し、屈曲部3の先端の上端を釣
り針7のわん曲部を押し、第12図に示すように
釣り針を食い込んだ位置から外す。
釣り針7が外れると、ハリス8はピンと張られ
ているため、釣り針7のわん曲部が第13図に示
すようにラツパ状の屈曲部の先端の斜面に沿つて
滑り、下端に位置する切欠部4中に嵌合する。こ
の状態でハリス8と共に外し具1を魚口から取り
出せばよい。この時も第14図に示すように突出
部6の陰に釣り針7があるため、再掛かりするこ
とはない。
ているため、釣り針7のわん曲部が第13図に示
すようにラツパ状の屈曲部の先端の斜面に沿つて
滑り、下端に位置する切欠部4中に嵌合する。こ
の状態でハリス8と共に外し具1を魚口から取り
出せばよい。この時も第14図に示すように突出
部6の陰に釣り針7があるため、再掛かりするこ
とはない。
[効果]
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、ハリスをピンと張つた状態で切り込み中に嵌
合させ、魚口中に外し具の先端を押し込み、ラツ
パ状の先端縁で釣り針のわん曲部を押して針掛か
りを外せば、釣り針は先端の斜面を滑つて切欠部
中に嵌合され位置ずれは生じず、魚口の深部のど
の位置に針掛かりしても極めて容易に外すことが
できる。
ば、ハリスをピンと張つた状態で切り込み中に嵌
合させ、魚口中に外し具の先端を押し込み、ラツ
パ状の先端縁で釣り針のわん曲部を押して針掛か
りを外せば、釣り針は先端の斜面を滑つて切欠部
中に嵌合され位置ずれは生じず、魚口の深部のど
の位置に針掛かりしても極めて容易に外すことが
できる。
また、外し具の先端の下側には突出部が形成さ
れているため、釣り針はその陰になり、再掛かり
することはない。
れているため、釣り針はその陰になり、再掛かり
することはない。
図は本考案の一実施例を説明するもので、第1
図は全体斜視図、第2図は底面図、第3図は一部
破断側面図、第4図は一部拡大縦断側面図、第5
図は一部拡大横断平面図、第6図〜第9図は魚口
の深部の下側に針掛かりした釣り針の外し方の説
明図、第10図〜第14図は魚口の深部の上側に
針掛かりした釣り針の外し方の説明図である。 1……外し具、2……直線部、3……屈曲部、
4……切欠部、5……切り込み、6……突出部、
7……釣り針、8……ハリス。
図は全体斜視図、第2図は底面図、第3図は一部
破断側面図、第4図は一部拡大縦断側面図、第5
図は一部拡大横断平面図、第6図〜第9図は魚口
の深部の下側に針掛かりした釣り針の外し方の説
明図、第10図〜第14図は魚口の深部の上側に
針掛かりした釣り針の外し方の説明図である。 1……外し具、2……直線部、3……屈曲部、
4……切欠部、5……切り込み、6……突出部、
7……釣り針、8……ハリス。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 細長い直線部2と、この直線部の先端に形成
されたラツパ状の中空の屈曲部3とを有し、屈
曲部3の先端は屈曲部3の屈曲方向に向かつて
傾斜した斜面とし、その下端に切欠部4が形成
され、屈曲部3の基部の上面から前記切欠部4
の近傍に到るまで屈曲部3の側面に切り込み5
が形成され、屈曲部3の下面の中央部には下方
に向かつて屈曲部3の先端の下端とほぼ同一の
位置に達する曲面を有する突出部6が形成され
ていることを特徴とする釣り針取り外し具。 (2) 中空の屈曲部3の先端縁の内外の周面にはテ
ーパー面が形成されていることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項に記載の釣り針取
り外し具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1018888U JPH0440461Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1018888U JPH0440461Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01116067U JPH01116067U (ja) | 1989-08-04 |
JPH0440461Y2 true JPH0440461Y2 (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=31513776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1018888U Expired JPH0440461Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440461Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004022987B3 (de) * | 2004-05-10 | 2005-11-24 | Antonio Larcher | Angelhaken-Extraktor |
-
1988
- 1988-01-28 JP JP1018888U patent/JPH0440461Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01116067U (ja) | 1989-08-04 |
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