JPH0610779Y2 - 釣り用補助具 - Google Patents

釣り用補助具

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JPH0610779Y2
JPH0610779Y2 JP1988004504U JP450488U JPH0610779Y2 JP H0610779 Y2 JPH0610779 Y2 JP H0610779Y2 JP 1988004504 U JP1988004504 U JP 1988004504U JP 450488 U JP450488 U JP 450488U JP H0610779 Y2 JPH0610779 Y2 JP H0610779Y2
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JP
Japan
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tip
fishing
projecting
insertion portion
hook
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JP1988004504U
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Inventor
東福 鄭
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東福 鄭
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、漁業及び一般の魚釣りにおいて、主に魚の飲
み込んだ釣り針の魚体からの取り外しに用い、また魚網
類の修理等にも用いることのできる釣り用補助具に関す
る。
(従来の技術) 魚体口腔内に突き刺さった釣り針を取り外す釣り用補助
具として、第4図に示すような魚体口腔に挿入可能な板
状の偏平挿入部51を有すると共に、該挿入部51の端
部に小孔52を形成し、かつ該小孔52から該挿入部5
1の側面に切欠き53を設けたものが用いられてきた。
これは、先端部の小孔52に直接切欠き53を介して、
突き刺さった釣り針を挟み込み、一旦尾びれ方向に押し
込んで魚体から針先を外し、口腔外に引き出すものであ
った。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記釣り用補助具では、釣り針が口腔の奥
深い所に突き刺さっている場合や突き立っていない場合
に、挟み込むことが難かしく、また釣り針の軸部を挟み
込んだ場合に該小孔を針の腰部まで移動させなければな
らないが、この移動の際に該補助具が針から外れ易いも
のであった。
さらに針先を外して口腔から引き出す途中で釣り針が再
度口腔内の他の部分に突き刺さるなどの問題もあった。
本考案は、上記の諸欠点を解消すべくなしたもので、釣
り針を魚体から簡単かつ確実に外し易く、口腔からの引
き出しに際しても口腔内に突き刺さることのない釣り用
補助具を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、魚体口腔に挿入可能
な略棒状の挿入部と、該挿入部の先端に突設した該先端
より偏平状な突出部と、先端部が内側に屈曲した短細条
体と先端部が逆J字状に湾曲し且つ内側に屈曲した長細
条体とを上記突出部の先端面両側から夫々突出させると
共に、上記長細条体の先端部を上記短細条体の先端部に
対向隣接する舌片となし、針を差し込み可能な開口部を
可撓乃至可動可能に形成した脱離防止部とを具備したこ
とを特徴とする。
また、上記挿入部の首部はその先端よりも細身に形成さ
れることが好ましい。
(作用) 口腔内に刺さった釣り針を離脱防部間において釣り針の
腰部に突出部を押し当て、そのまま押し込めば、釣り針
が外れ、次いで糸を引けば針先が突出部側面に添接す
る。
(実施例) 以下、本考案に係る釣り用補助具の実施例を図面に従っ
て説明する。
1は挿入部、2は突出部、3は脱離防止部であり、挿入
部1は把持可能な形状例えば偏平棒状をなした木製乃至
合成樹脂製の把持部4の先端部に形成したもので、先端
に向かって徐々に丸見を帯びると共に細身になり、かつ
最先端部で大径となって細身の首部5を形成した魚体口
腔に挿入可能な大きさのものであり、該挿入部1先端に
はこの先端よりは細身でかつ平偏状の突出部2を形成し
てある。
なお、突出部2の先端面7は平坦乃至若干の凹面とする
のが好ましい。
脱離防止部3は、先端を内側に屈曲した金属線等の短細
条体6を突出部2の先端面7片側より突出すると共に、
該先端面7の他側より先端を湾曲して逆J字状となし且
つ内側に屈曲した長細条体10を突出させ、この先端部
を短細条体6の先端に対向隣接させて釣り針20乃至こ
れに緊結した釣り糸21が挿通可能な如く可撓乃至可動
可能に開口部8を形成する舌片9としてある。
上記構成の釣り用補助具は、魚体口腔に刺し込み突き刺
さった釣り針20の一部を直線脱離防止部3の開口部8
から、開口部8の可撓性を利用して脱離防止部3内に挟
み込み、突出部2の先端面7に釣り針20の腰部22を
当接させるか、釣り針20が口腔内奥に突き刺さってい
る場合乃至寝ている場合には、魚体外に延出している釣
り糸21を上記開口部8より脱離防止部3内に挟み込
み、該釣り糸21に沿って釣り針20まで突出部2を移
動して、腰部22を当接させ、次いで、この後一旦尾び
れ方向に本考案の釣り用補助具を押し込み、突出部2の
先端面7で腰部22を押圧して口腔から針先23を抜き
外し、その上で釣り糸21を引っぱれば、突出部2に釣
り針20が掛け止めすると共に針先23が突出部2の側
面に添接して挿入部1の先端面の範囲内に納まり、針先
23が他部に引っ掛かることなく口腔外に引き出すこと
ができる。この時、開口部8は舌片9により釣り針20
乃至釣り糸21が挿通可能な僅かの間隙しかないので、
脱離防止部3内に挿通された釣り針20乃至釣り糸21
は、開口部8から外れにくく、また、釣り糸21と釣り
針20の緊結部は首部5の窪み内に位置させることがで
き、該緊結部の口腔への引っ掛かりを防ぐと共に針先2
3を突出部2の側面にさらに安定して添接することがで
きる。
なお、挿入部1の首部5は他部に比して細身になってい
なくとも釣り針20を抜くことは可能である。また、上
記釣り用補助具は、魚体に刺さった釣り針20の取り外
しに限定されるだけでなく、例えば投網や各種漁網の修
理においても、その先端部の脱離防止部3に糸を支持し
て魚網を修繕することができ、修理作業性を向上し得る
ものである。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、突出部で釣り針を押し込
めば、釣り針は開口部の可撓性を利用して脱離防止部に
保持されて突出部から外れることなく口腔から簡単に外
れ、釣り糸を引っ張れば針先が突出部側面に添接して挿
入部先端面の範囲内に納めることができるので、口腔か
らの釣り針の引き出し時に、針先が口腔に再度突き刺さ
ることがなく、釣り針の取り外し操作を簡便かつ正確に
行い得る。
また、開口部は舌片により釣り針乃至釣り糸が挿通可能
な僅かの間隙しかないので、脱離防止部内に挿通された
釣り針乃至釣り糸は、開口部から外れにくく、 また挿入部首部を該先端より細身とすれば、腰部の曲が
りの大きい釣り針でも挿入部先端面内に位置させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る釣り用補助具の一実施例を示す斜
視図、第2図は同じく一部切欠断面図、第3図は使用状
態を示す側面図、第4図は従来の釣り用補助具を示す斜
視図である。 1…挿入部、2…突出部、3…脱離防止部、5…首部、
8…開口部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】魚体口腔に挿入可能な略棒状の挿入部と、
    該挿入部の先端に突設した該先端より偏平状な突出部
    と、先端部が内側に屈曲した短細条体と先端部が逆J字
    状に湾曲し且つ内側に屈曲した長細条体とを上記突出部
    の先端面両側から夫々突出させると共に、上記長細条体
    の先端部を上記短細条体の先端部に対向隣接する舌片と
    なし、針を差し込み可能な開口部を可撓乃至可動可能に
    形成した脱離防止部とを具備してなる釣り用補助具。
  2. 【請求項2】上記挿入部の首部がその先端よりも細身に
    形成されている第1項記載の釣り用補助具。
JP1988004504U 1988-01-18 1988-01-18 釣り用補助具 Expired - Lifetime JPH0610779Y2 (ja)

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JPH01109979U JPH01109979U (ja) 1989-07-25
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ID=31207076

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5651886B2 (ja) * 2011-08-16 2015-01-14 脇 リギオ 釣り針除去用具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829277B2 (ja) * 1979-09-21 1983-06-21 株式会社 タクマ 有機性廃棄物の堆肥化通気方法及びその装置

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JPS5829277U (ja) * 1981-08-21 1983-02-25 山本 悟士 釣針はずし
JPS59161974U (ja) * 1983-04-18 1984-10-30 牧野 巌 釣針外し具
JPS63158178U (ja) * 1987-04-01 1988-10-17

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