JP3098830U - 糸止め付き釣針はずし具 - Google Patents
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Abstract
【課題】釣上げた魚に掛った釣針を簡単に取り外すことのできる釣針はずし具に関する。
【解決手段】先端にM字形の針掛け部を設けた棒状体1の中位置に切込み4,5を設けて糸掛け部とし、棒状体1の基部に握り部6を設けた構造とし、魚に掛った針をM字形針掛け部で、魚に掛った針を押え、糸を引張って糸掛けに巻掛けて固定することにより針と糸の固定を図る。
【選択図】 図1
【解決手段】先端にM字形の針掛け部を設けた棒状体1の中位置に切込み4,5を設けて糸掛け部とし、棒状体1の基部に握り部6を設けた構造とし、魚に掛った針をM字形針掛け部で、魚に掛った針を押え、糸を引張って糸掛けに巻掛けて固定することにより針と糸の固定を図る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、釣上げた魚に掛った釣針を簡単に取りはずすことのできる釣針はずしの道具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、釣上げた魚が呑み込んだ釣針をはずす道具としては種々考案がなされている。例えば、特開平6―8546号に見られるように、筒状体の先端に糸通し穴を設け、この穴より筒端に釣針を掛け、糸を通して糸端を、はさみ具で固定する釣針のはずし具が公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この公知例の道具では、道具を持つための柄がないため扱いにくく、また糸止めもクリップのような糸ばさみで固定するため、針に対して糸の固定が不安定であって、針はずしが簡単にできない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
考案者は魚釣の愛好者として、この種の釣針はずし具について、簡単でしかも魚を傷めないで魚から針をはずすことのできる道具を試作し、研究を続けた結果、本考案に到達したものであって、本考案の要旨は、第一に魚が呑み込んでいる針に対して糸が弛まないように固定すること、第ニに取扱いが簡単であることにつきる。
【0005】
このため本考案では、棒状体の先端に針掛け部を設け、棒状体の中間位置に
糸掛け部を設け、この糸掛け部の上下に糸止め用の切込みを設けることによっ
て、先端に掛けた針に対して糸は確実に固定されて弛むことなく、また棒状体
の基端に握り部を設けることによって、片手で操作ができるため簡単な使用で
確実に針はずしができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
添付図面により本考案の実施の形態を説明すると、図1は本考案の釣針はずし具の平面図であり、図2は手に持って、針(8)と糸(9)を、はずし具に固定する操作の実施例図であって、このように針(8)と糸(9)を固定して、魚の口の中を上下させて針(8)を魚(図示していない)からはずすものである。
【0007】
【実施例】
本考案の針はずし具を説明すると、図1において、(1)は針はずし具本体となる棒状体で、この先端にM型の針掛け部(2)を設ける。そして、この棒状体の中間位置に糸掛け部(3)を設け、さらに棒状体(1)の基端に握り部(6)を設けて構成されている。
【0008】
糸掛け部(3)は、図示されているように棒状体(1)に対して左右対象の位置に段差αを付けて2段に糸止め用の切込み(4),(5)を設け、さらにこの切込み(4),(5)を上下対象に設けて糸止め部を形成するものである。
【0009】
したがって、段差αを付けた2段の糸止め用の切込み(4),(5)と、これによって形成される垂直部(7)は糸(9)を糸止め用の切込み(4)或は(5)に掛ける際の案内壁となって糸(9)の誘導を呈すこととなる。
【0010】
次に本考案の針はずし具の使用例を図2により説明すると、魚の口の中に呑み込まれている針(8)を、棒状体(1)の先端のM形部(2)に図示のように引っかけ、針(2)についている糸(9)を引き寄せて案内部(7)に押し当てながら下方の切込み(4)又は(5)に挿入して固定し、さらに残り糸を図示のように上方に廻して上方の切込み(4),又は(5)に巻返して固定する。
【0011】
このように操作することによって針と糸は固定され、図示のように片手で握り部(6)を持って、はずし具を上下することによって魚に掛っている針は簡単に外れ、魚を傷めることもない。
【0012】
【考案の効果】
上述のように、本考案の釣針はずし具は、魚に掛っている針と糸が確実に固定されているため、道具を単に上下するのみで針は簡単に外れ、魚を傷めることもない。また片手で操作ができるという取扱い上も容易であって、従来の針はずし道具に比較して卓越した作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の釣針はずし具の平面図
【図2】使用を示す実施例図
【符号の説明】
1 基体となる棒状体
2 M型の針掛け部
3 糸掛け部
4,5 糸止め用の切込み
6 握り部
7 糸案内部
8 針
9 釣り糸
α 段差
【考案の属する技術分野】
本考案は、釣上げた魚に掛った釣針を簡単に取りはずすことのできる釣針はずしの道具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、釣上げた魚が呑み込んだ釣針をはずす道具としては種々考案がなされている。例えば、特開平6―8546号に見られるように、筒状体の先端に糸通し穴を設け、この穴より筒端に釣針を掛け、糸を通して糸端を、はさみ具で固定する釣針のはずし具が公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この公知例の道具では、道具を持つための柄がないため扱いにくく、また糸止めもクリップのような糸ばさみで固定するため、針に対して糸の固定が不安定であって、針はずしが簡単にできない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
考案者は魚釣の愛好者として、この種の釣針はずし具について、簡単でしかも魚を傷めないで魚から針をはずすことのできる道具を試作し、研究を続けた結果、本考案に到達したものであって、本考案の要旨は、第一に魚が呑み込んでいる針に対して糸が弛まないように固定すること、第ニに取扱いが簡単であることにつきる。
【0005】
このため本考案では、棒状体の先端に針掛け部を設け、棒状体の中間位置に
糸掛け部を設け、この糸掛け部の上下に糸止め用の切込みを設けることによっ
て、先端に掛けた針に対して糸は確実に固定されて弛むことなく、また棒状体
の基端に握り部を設けることによって、片手で操作ができるため簡単な使用で
確実に針はずしができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
添付図面により本考案の実施の形態を説明すると、図1は本考案の釣針はずし具の平面図であり、図2は手に持って、針(8)と糸(9)を、はずし具に固定する操作の実施例図であって、このように針(8)と糸(9)を固定して、魚の口の中を上下させて針(8)を魚(図示していない)からはずすものである。
【0007】
【実施例】
本考案の針はずし具を説明すると、図1において、(1)は針はずし具本体となる棒状体で、この先端にM型の針掛け部(2)を設ける。そして、この棒状体の中間位置に糸掛け部(3)を設け、さらに棒状体(1)の基端に握り部(6)を設けて構成されている。
【0008】
糸掛け部(3)は、図示されているように棒状体(1)に対して左右対象の位置に段差αを付けて2段に糸止め用の切込み(4),(5)を設け、さらにこの切込み(4),(5)を上下対象に設けて糸止め部を形成するものである。
【0009】
したがって、段差αを付けた2段の糸止め用の切込み(4),(5)と、これによって形成される垂直部(7)は糸(9)を糸止め用の切込み(4)或は(5)に掛ける際の案内壁となって糸(9)の誘導を呈すこととなる。
【0010】
次に本考案の針はずし具の使用例を図2により説明すると、魚の口の中に呑み込まれている針(8)を、棒状体(1)の先端のM形部(2)に図示のように引っかけ、針(2)についている糸(9)を引き寄せて案内部(7)に押し当てながら下方の切込み(4)又は(5)に挿入して固定し、さらに残り糸を図示のように上方に廻して上方の切込み(4),又は(5)に巻返して固定する。
【0011】
このように操作することによって針と糸は固定され、図示のように片手で握り部(6)を持って、はずし具を上下することによって魚に掛っている針は簡単に外れ、魚を傷めることもない。
【0012】
【考案の効果】
上述のように、本考案の釣針はずし具は、魚に掛っている針と糸が確実に固定されているため、道具を単に上下するのみで針は簡単に外れ、魚を傷めることもない。また片手で操作ができるという取扱い上も容易であって、従来の針はずし道具に比較して卓越した作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の釣針はずし具の平面図
【図2】使用を示す実施例図
【符号の説明】
1 基体となる棒状体
2 M型の針掛け部
3 糸掛け部
4,5 糸止め用の切込み
6 握り部
7 糸案内部
8 針
9 釣り糸
α 段差
Claims (2)
- 先端にM字形の針掛け部(2)を設けた棒状体(1)の中位置に、切込み(4),(5)を設けた糸掛け部(3)を設け、該棒状体(1)の基部に握り部(6)を設けたことを特徴とした糸止め付き釣針はずし具。
- 糸掛け部(3)は棒状体(1)に対して左右対象位置に段差αを付けて2段に切込み(4),(5)を設け、且つ前記2段の切込み(4),(5)を上下対象に設けたことを特徴とした請求項1に記載の糸止め付き釣針はずし具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003804U JP3098830U (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 糸止め付き釣針はずし具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003804U JP3098830U (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 糸止め付き釣針はずし具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098830U true JP3098830U (ja) | 2004-03-18 |
Family
ID=43252574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003804U Expired - Fee Related JP3098830U (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 糸止め付き釣針はずし具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098830U (ja) |
-
2003
- 2003-06-26 JP JP2003003804U patent/JP3098830U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |