JP2002210267A - トング付握りハサミ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 握りハサミで、物をつかんだり引いたりす
るこたができる。 【構成】 握りハサミのハサミ部２の先端に、物をつか
むためのトング部４を設け、物をつかんだり引いたりす
る。 ハサミ部２の先端から一定の長さをおいて設けた
刃部３で、物を切る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】［産業上の利用分野］この発明は、トング
付握りハサミに関するものである。

【０００２】［従来の技術］これまでの握りハサミは、
糸 布らを切ることを目的としていた。

【０００３】［考案が解決しようとする課題］魚つりの
時、従来の握りハサミは、糸を切るだけであった。 糸
を結んで強く引いたりする時や、結び目をほどく時、魚
からつり針をはずす時は、ラジオペンチのような先の尖
った道具や、つり針外しの道具が必要であった。 この
考案が解決しようとする課題は、従来の握りハサミの使
用範囲、物を切るから、物をつかみ、引く、つり針をは
ずす、そして切ると、その使用範囲 用途を広げること
である。

【０００４】［課題を解決するための手段］握りハサミ
１のハサミ部２の先端に、トング部４を設け、合せた時
に互いにかみ合い物をつかむことができるようにした。
またトング部４に円形の穴５を設けることにより、つ
り針外しの機能もはたすことができる。

【０００５】［作用］このトング付握りハサミは、次の
ように使用する。 すなわち、刃部３で糸 布などを切
る。 トング部４で物をつかみ、引く。 穴５に、つり
針をいれて魚からつり針をはずす。

【０００６】［実施例］ 実施例１ 図１は実施例１を示す斜視図である。ハサミ部２の先端
に設けられたトング部４は、物をつかめるように互いに
合うようにしている。 図２に示すように、かみ合せた
時、刃部３では物が切れる。トング部４は、かみ合い物
をつかむことができる。

【０００７】実施例２ 図３は実施例２を示す斜視図である。実施例２のもの
は、実施例１のものに、つり針を魚からはずす為の穴５
を設けたものに相当する。 実施例１のものでは、魚か
らつり針をはずす時には、その機能を発揮しにくいが、
実施例２のもでは、穴５につり針をいれてこじることが
できるので、容易に為る。

【０００８】［発明の効果］この考案に係わるトング付
握りハサミを使用すると、物をつかみ、引いたり、こね
たり、切ったりするのが、一つの道具ですむ。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１を示す斜視図である。

【図２】実施例１のかみ合せたときの斜視図である。

【図３】実施例２を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 握りハサミ ２ ハサミ部 ３ 刃部 ４ トング部 ５ 穴

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 握りハサミ１のハサミ部２の先端に、物
   をつかむ為のトング部４と、ハサミ部２の先端から一定
   の長さをおいて刃部３を設した握りハサミ。
2. 【請求項２】 握りハサミ１のハサミ部２の先端に、物
   をつかむ為のトング部４と、魚からつり針をはずす為の
   穴５を設け、 ハサミ部２の先端から一定の長さをおい
   て刃部３を設した握りハサミ。