JP3157879B2 - 媒体用のディスペンサ - Google Patents

媒体用のディスペンサ

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JP3157879B2
JP3157879B2 JP31733091A JP31733091A JP3157879B2 JP 3157879 B2 JP3157879 B2 JP 3157879B2 JP 31733091 A JP31733091 A JP 31733091A JP 31733091 A JP31733091 A JP 31733091A JP 3157879 B2 JP3157879 B2 JP 3157879B2
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ケーシングとアクチ
ュエータを備え、1回又はそれ以上の排出プロセスを実
行するためのディスペンサに関する。
【0002】圧力リザーバ用の手動操作デリベリバルブ
として構成されるにしろ、ポンプストローク時に手動で
操作される排出ポンプとして構成されるにしろ、ディス
ペンサは媒体ガイドを備えている。媒体は一般に媒体リ
ザーバから開放された出口まで導かれる。ディスペンサ
がデリベリバルブのみで構成されるなら、媒体ガイドは
通常媒体リザーバやバルブ閉鎖面を組み込んでおり、任
意でバルブ閉鎖面に通じる入口通路と、そこから出口に
通じる出口通路と、さらにその実際の出口が組み込まれ
得る。ポンプの場合には、媒体ガイドは圧力室を組み込
んでいるが、単に媒体リザーバとして設けられることも
できる。一般に少なくとも1つのバルブとして、少なく
とも1つの取入バルブや、少なくとも1つの退出バルブ
や、少なくとも1つのデリベリバルブを組み込むことが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスペンサが1回の
みの動作でなく繰り返し動作するように構成される場合
には、戻し手段が設けられる。戻し手段は、機能部への
手動操作が解除された時に、ディスペンサをスタート位
置に戻すのである。ディスペンサのバルブ、戻し手段、
そして同様の機能ユニットは、通常バルブボディや戻し
ばね等の金属パーツを含んでいる。様々な媒体、特に薬
剤及び/又は化粧用媒体等がこれらの金属表面に接触し
た場合には、望ましからざる反応が起きることがある。
前記媒体は化学反応が起きると前記パーツにもダメージ
を与える可能性がある。これは特に液体やペースト状媒
体に適用されるが、他の流動媒体においてもこういった
不都合が起りえる。
【0004】この発明の目的は、前記のタイプのディス
ペンサであって、従来技術の問題点を解消して、特に比
較的反応性のある媒体を貯蔵し排出するのに適したディ
スペンサを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、請求項1に
記載の媒体用ディスペンサを要旨としている。
【0006】
【実施例】媒体ガイドは、実質的にプラスチックやガラ
スやセラミック材料及び/又はこれに類似の材料によっ
て形成される面によってもっぱら画成される。しかしな
がら、ディスペンサには作動性向上のために適宜金属部
材が使われる。戻しばねは一般に、金属で形成した方が
他の材料で形成するよりも良好な特性を得易いが、この
ように1つ又は複数の金属製戻しばねを用いている装置
に対しても本発明装置は適している。
【0007】本発明では、金属表面を適当に包むことに
よって媒体との直接接触を防止する。従って、すべての
金属コンポーネントは媒体と接触しない。好ましい態様
では、唯1つの戻しばねが用いられるが、ディスペンサ
の他のすべての要素又は少なくとも媒体と接触する要素
はプラスチックか所定の非金属材料によって形成され
る。
【0008】前記構成とは別に、ポンプを持つディスペ
ンサの場合には次のようにして課題が解決できる。すな
わち、ほぼポンプ軸芯上に位置するケーシングの内側ジ
ャケットが媒体ガイドに対してタイトにシールされ、こ
れよって内側ジャケットが吸込み又は取入れ通路と、さ
らに媒体ガイドや圧力室と連通しないようにするのであ
る。この場合には、ケーシングの媒体入口が内側ジャケ
ットに対して側方にずらして設けられるので、流入媒体
は内側ジャケット内でシールされたいわゆるドライスペ
ースを迂回する。このため、ケーシングに通じる入口に
はバルブを設けないけれども、ケーシングを特に効果的
にかつすばやく満すことができる。入口は、内側ジャケ
ットを環状に囲む室に適宜通じるようになっている。そ
の室は予備室として構成され、退出バルブを介して圧力
室に接続される。この退出バルブが、排出操作手段の位
置に依存してコントロールされる場合には、デリベリス
トロークのスタート位置でこれを確実に閉じるようにで
きる。
【0009】媒体ガイドに対してシールされた室や圧力
室等を数個設けることも可能である。媒体ガイドに対し
てシールされた室に、例えば穴等の圧力解放手段を設る
場合には、換気通路は、媒体リザーバ、圧力室、予備室
等の媒体と接触する全ての領域を適宜迂回する。従っ
て、換気通路は、閉成室からケーシング外側の開口に至
る横断道路として構成される。このような圧力解放手段
が設けられない場合には、予備ピストンは、閉成室と共
にガス圧力ばね方式で作用可能である。
【0010】この発明のこれらの特徴及び好ましい利点
の別の特徴は特許請求の範囲、図面及び詳細な説明から
明らかになる。各特徴はこの発明の実施(図示)例及び
他の分野において単独でもサブコンビネーションの形で
も実現でき、保護のための有効な独立した保護可能な構
成は特許請求の範囲に記載されている。
【0011】図示例以下、図面を参照して図示例を詳細
に説明する。
【0012】ディスペンサ1はケーシング2を備えてい
る。ケーシング2は、全長のほとんどにおいて互いに係
合している複数のケーシング部材を有している。ケーシ
ング2は媒体リザーバ3の首部4に固定されていて、そ
の反対側の端部に排出操作手段5を支持している。排出
操作手段5は排出ヘッド6を有し、これは手動で指圧に
よって直線的に移動する構成になっている。ケーシング
2はスラストピストンポンプ7を含み、その複数のポン
プ部材はポンプストロークにおいて相対移動し排出ヘ
ッド6と共に移動するようになっている。ケーシング2
は中空のケーシングボディ9を備えている。ケーシング
ボディ9は、外周に環状に突出したサポート用フランジ
10を有している。このフランジ10はケーシング2を
媒体リザーバ3に対して押圧するためのサポート面を有
し、実質的にケーシング2を囲んでいるキャップ8によ
って首部4に押圧されている。フランジ10につづいて
いるそのほぼ全長で、外側ジャケット13の外周はキャ
ップ形状のケーシングカバー11でぴったりと囲まれて
いる。前述のサポート面と反対側に位置するフランジ1
の内側に、環状のくぼみ12形成されていて、そこ
にケーシングカバー11のジャケットの自由端が係合し
ている。そして、例えばスナップ接続によってケーシン
グカバー11がケーシングボディ9に固定されている。
【0013】ケーシングボディ9は外側ジャケット13
の並びに少し長めの内側ジャケット14を形成してい
る。外側ジャケット13は内周で前述の環状のくぼみ1
2を画成し、ケーシングカバー11にぴったりと囲まれ
ている。内側ジャケット14は外側ジャケットの内側で
半径方向にスペースをおいて位置している。両者の間に
は円状又は環状のスペースが画成され、これが予備室1
5を形成している。この環状スペースにシリンダジャケ
ット16が係合している。シリンダジャケット16は実
質的に固定的に排出ヘッド6に接続されていて、その自
由端付近には軸方向に隣り合った2つのシールリップの
間に画成された予備吸込みピストン17が支持されてい
る。予備吸込みピストン17は外側ジャケット13の内
周をタイトに走行する。シリンダジャケット16はその
内周でポンプピストン18用のシリンダ走行路を形成し
ている。ポンプピストン18は、内側ジャケット14の
自由端にシールリップによって構成されている。シリン
ダジャケット16又は予備吸込みピストン17は、プラ
グイン接続によって操作タペット19を介して排出ヘッ
ド6に接続されている。
【0014】排出操作手段5をスタート位置に戻すため
に戻し手段20が設けられている。戻し手段20は戻し
ばね21を有し、これは実質的に内側ジャケット14内
に配置される。このばねはシールされたばね室22内に
配置されている。ばね室22のリザーバ3と反対側の端
部は、補助ピストン23によって画成されている。ピス
トン23は軸方向に隣り合った2つのシールリップによ
って内側ジャケット14の内周でガイドされている。
【0015】ケーシング2は底壁24を有し、これはフ
ランジ10とほぼ同じ面上に位置している。底壁24
は、環状の予備室15の一端を閉鎖しており、その内側
から一体的に外側ジャケット13と内側ジャケット14
が自由に突出している。ばね室22付近で底壁24はカ
ップ形状の突出部25を備えている。突出部25は底壁
の外側に突出していて、これに応じてばね室22の長さ
が延ばされ、又、戻しばね21の当該端部がカップ形状
の補助ピストン23の内側に入るように中心づけされて
いる。
【0016】内側ジャケット14の自由端部すなわちポ
ンプピストン18は、デリベリバルブ26に対向してい
る。デリベリバルブ26の弁座は、シリンダジャケット
16の端壁27の内側でほぼポンプ軸芯上に位置してい
る。出口又は媒体ガイド28が操作タペット19と同様
にしてデリベリバルブ26を通っている。操作タペット
19はデリベリバルブ26に接続されている。媒体ガイ
ド28は操作及び排出ヘッド6に配置された出口29に
通じている。出口29はノズルで形成できる。戻しばね
21がデリベリバルブ26を閉鎖位置の方向に押圧して
いる。
【0017】断面円形の圧力室39がシリンダジャケッ
ト16、ポンプピストン18、補助ピストン23及び端
壁27で画成されている。圧力室39は、ストローク依
存式で作動する退出バルブ30によって予備室15に接
続されている。退出バルブ30のバルブ部材は、ポンプ
ピストン18又はシリンダジャケット16及び予備吸込
みピストン17で一体的に構成されていて、スライドバ
ルブとして作動する。シリンダジャケット16の走行路
に複数の長手方向スロットが設けられている。そして、
ポンプピストン18がポンプストロークの初めの半分又
は戻りストロークの後りの半分を実行する間は、スロッ
トの作用によって、予備室15が圧力室39に接続され
るのである。残りのストロークの部分ではバルブ30は
閉じた状態となる。
【0018】入口31が予備室15の底壁を通ってい
る。入口31は、基本的にすべての位置においてスペー
スをおいて予備吸込みピストン17の前端に対面してい
て、底壁24より内側に移動することはない。入口開口
31は、入口通路32を経て媒体リザーバ3の底部領域
にライン接続されている。実質的に入口通路32を完全
に形成しているライザチューブ33が、ケーシングボデ
ィ9のプラグイン接続34に挿入されている。これは、
ポンプの軸芯にほぼ平行で軸芯からは外れている。ライ
ザチューブ33は底壁24のほぼ近くまで伸びていてよ
い。ケーシングボディ9のスリーブステップ35が底壁
24の外側にポンプ軸芯方向に突出していて、その幅は
外側ジャケット13よりも小さく、内側ジャケット14
の幅より大きい。スリーブステップ35は首部4の内側
に比較的近く配置されているので、その内周からは限ら
れたスペースしか離れていない。スリーブステップ35
は、その内側に位置する突出部25を超えて突き出てい
る。スリーブステップ35は、そのジャケット領域で、
スリーブ状プラグ接続34のジャケット領域を形成して
おり、その反対側のジャケット領域はスリーブステップ
35のジャケット部で形成されている。従って、プラグ
接続34はスリーブステップ35のすぐ内側に位置する
ことになる。ライザチューブ33はディスペンサの長手
方向部分にわたって伸びていてもよく、その場合には、
戻しばねと共通する領域にまで伸びることになる。
【0019】環状の出口バルブ36が端壁27の内側か
らポンプピストン18に向って突出している。出口バル
ブ36は、外周が鋭角の円すい形状で、内周が実質的に
円柱面状になっている。出口バルブ36の外周は、シリ
ンダ走行路から離れていて、ポンプピストン18との間
には、ピストンリップ内周で画成され補足適合的に広が
ったじょうご形空間37が形成される。出口バルブ36
の内周は、デリベリバルブ26のジャケット状中空バル
ブボディ38の外周の比較的近くに配置されている。バ
ルブボディ38は先端が円すい形状に閉じ、出口バルブ
36で画成された端壁27にあるくぼみに係合してい
る。バルブボディ38と出口バルブ36内周の間には環
状すきまが画成されている。バルブボディ38の円すい
端部が、くぼみ底部に位置する弁座を開け閉めする。バ
ルブボディ38は後方に突出していて補助ピストン23
まで一体的に伸びている。バルブボディ38はポンプピ
ストン18の自由端を超えて伸びているが、その幅は補
助ピストンよりも小さいのでポンプピストンには接触し
ない。
【0020】ディスペンサの作用を述べる。スタート位
置では、予備吸込みピストン17と補助ピストン23
(両者はほぼ同じ軸方向長さを有する)は実質的にディ
スペンサ内で同じ軸方向位置を占めるが、ポンプピスト
ン18はこれらから離れて排出ヘッド6の近くに位置す
る。圧力室に媒体がつまっている場合に排出ヘッド6の
自由端面を押し込むと、圧力室が圧縮される。そしてデ
リベリバルブ26が閉じている間はまず媒体が圧力室3
9からバルブ30を経て予備室15及び媒体リザーバ内
に強制的に戻される。そして、ポンプピストン18のシ
ールリップが長手方向スロットの端部を通り過ぎてバル
ブ30が閉じるとすぐに、さらなる操作によって圧力室
39内の圧力が高まる。この圧力が、バルブボディ38
を囲んでいてばね室から離れた方の補助ピストン23に
作用し、さらに、戻しばね21に対して作用する。
【0021】前記圧力がばね力を超えると、補助ピスト
ン23とバルブボディ38が底壁24の方に動き、バル
ブボディ38が弁座から離れ、デリベリバルブ26を開
放する。ストロークの残りの部分では、出口バルブ36
が空間37内に十分に突き出て行って、媒体が媒体ガイ
ド28に押し出される。ポンプストローク終端では、ポ
ンプピストン18の端部が端壁27の内側にあたり、及
び/又は、予備吸込みピストン17の端部が底壁24の
内側にあたる。そして、媒体が流出することによって圧
力室39内の圧力が低下する。その結果、補助ピストン
23が戻しばね21に押圧されて閉鎖位置まで戻り、再
び圧力室が圧縮され、バルブ26が閉じる過程で媒体が
圧力を受けて媒体ガイド28内に押し出される。このよ
うな排出動作の終りにサージ現象が起り、媒体が出口2
9からしたたり落ちるのを防止できるようになってい
る。
【0022】バルブボディ38は今やドライバとして可
動ポンプ部材に係合している。排出ヘッド6をリリース
することによって後者が自由になったら、それはデリベ
リバルブ26の係合バルブ面を介して戻しばねの作用に
よって初期位置まで戻される。戻りストロークの間に
は、初めのうちすなわちバルブ30が開放するまでは、
圧力室内がしだいに減圧され、次にバルブ30が開放す
ると、圧力室39と予備室15の間が突然連通する。戻
りストローク時には同時に予備室15が広がり、このた
め入口通路32を経て媒体が媒体リザーバ3から予備室
15に吸込まれる。バルブ30が開放するとすぐに、媒
体が予備室15から圧力室39内に吸込まれ、そこは媒
体でほぼ完全に満たされる。圧力室39内の減圧は補助
ピストン23を経てデリベリバルブ26の閉鎖圧力を高
める作用をもつ。
【0023】入口31と入口通路32は別の吸込みバル
ブを必要とせず、媒体リザーバ3と予備室15の間のラ
イン接続は常時開いていることになる。圧力室39への
充填は、外側から半径方向内側に又は大容量の予備室1
5から小容量の圧力室39へと行われる。なぜなら、予
備吸込みピストンは軸方向で見ると少なくとも部分的に
圧力室を囲んでいるからである。ポンプ終端位置で出口
バルブ36が空間37を実質上完全に占めるので、圧力
室39内の残留媒体の量は非常に少なくなる。バルブボ
ディ38がポンプピストン18に対して移動可能に設定
されているので、次のような構成が可能となる。すなわ
ち、ポンプピストン18に対面し端壁27によって形成
される圧力室39の底壁を、すっかりシリンダジャケッ
ト16と一体で構成することができる。また、この底壁
は底壁24と軸方向に間隔をおいて向い合う。
【0024】図2を参照すると、ばね室22が圧力リリ
ーフ40を備えていてもよい。この目的のため横断通路
41が、底壁24の入口31とは正反対に離れた領域
を、ポンプ軸とほぼ直角方向に適宜るように構成す
る。一方、この領域で底壁24が突出部を形成し、この
突出部がウエブ状にその内側を超えて予備室15内に突
出するようにしてもよい。ケーシングボディ9から離れ
て、横断通路41がケーシングカバー11のジャケット
又はそのスナップ接続部も通っており、これがキャップ
8の内側まで到いていて開いた出口を形成している。
【0025】外側ジャケット13の自由端につづいて、
ケーシングカバー11が小幅部を形成している。この小
幅部の内周で比較的長い距離にわたって、シリンダジャ
ケット16の外周がガイドされている。シリンダジャケ
ット16の外周は外側ジャケット13の内周よりも狭
い。前記ガイド領域の隣りでケーシングカバー11は環
状の端壁を形成している。この環状の端壁に、操作タペ
ット19又は排出ヘッド6のプラグイン接続ピースが
ている。この環状の端壁の内側に、スタート位置にお
けるシリンダジャケット16がその端壁27の実質上平
らな外側面であたるようになっている。ケーシングカバ
ー11の2つのジャケット部の間の環状遷移部の内側
が、外側ジャケット13の自由端にあたるようになって
いる。外側ジャケット13の自由端を超えて突出してい
るポンプピストン18は、いかなる位置にあろうとも基
本的にはケーシングカバー11の狭い方のジャケット部
の長手領域内に位置するようにできる。また、その領域
では、シリンダジャケット16がそれぞれの位置でガイ
ドされる。
【0026】ディスペンサ1には媒体リザーバ用の穴4
2が設けられている。穴42は、ケーシングカバー11
の広い方のジャケット部と外側ジャケット13の間に換
気通路43を備えている。穴42は、フランジ10のス
リーブステップ35外側及びこのフランジと首部4の間
に位置するシールの開口付近を通っている。換気通路4
3は環状スペース44に通じている。環状スペース44
は、シリンダジャケット16外周で、予備室15と反対
側の予備吸込みピストン17の側方に位置している。ケ
ーシングカバー11の狭い方のジャケット部の内周とシ
リンダジャケット16の外周の間の前記空間44から、
換気通路45がケーシングカバー11端壁の開口に通じ
ていて、開放されている。この端壁のストップ面は、リ
ング状突起で形成してもよく、その場合には実質的にタ
イトな係合が実現でき、穴42はディスペンサ1の初期
位置においてバルブのようなやり方で閉じられる。作動
ストロークがスタートすると、環状スペース44と媒体
リザーバに通じるこの通常の通気バルブが開放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスペンサの軸方向断面図。
【図2】図1に示したディスペンサの変形例を示す拡大
断面図。
【符号の説明】
1 ディスペンサ 2 ケーシング 3 媒体リザーバ 4 首部 5 排出操作手段 6 排出ヘッド 7 スラストピストンポンプ 8 キャップ 9 ケーシングボディ 10 フランジ 11 ケーシングカバー 12 くぼみ 13 外側ジャケット 14 内側ジャケット 15 予備室 16 シリンダジャケット 17 予備吸込みピストン 18 ポンプピストン 19 操作タペット 20 戻し手段 21 戻しばね 22 ばね室 23 補助ピストン 24 底壁 25 突出部 26 デリベリバルブ 27 端壁 28 媒体ガイド 29 出口 30 退出バルブ 31 入口(開口) 32 入口通路 33 ライザチューブ 34 プラグイン接続 35 スリーブステップ 36 出口バルブ 37 空間 38 バルブボディ 39 圧力室 40 圧力リリーフ 41 横断通路 42 穴 43 換気通路 44 空間(スペース)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リッチェ ステファン ドイツ連邦共和国 デー7760 ラドルフ ツェル 18 グナデンゼストラッセ 33 (56)参考文献 特開 平2−135167(JP,A) 実開 平1−163465(JP,U) 米国特許4530449(US,A) 米国特許4305530(US,A) 独国特許出願公開3636013(DE,A 1) スイス国特許発明568895(CH,A 5) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 21/00 B65D 83/14

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体用のディスペンサにおいて、 ケーシング(2)が、ケーシングボディ(9)とケーシ
    ングカバー(11)を有し、ケーシングカバー(11)
    が外周部を有しそのケーシングカバー(11)の外周
    部はケーシングボディ(9)の内周部と係合し、 手動作動用のスラストユニット(6、16、17、1
    9)が、ケーシング(2)内で案内されてケーシングカ
    バー(11)にされており、 媒体ガイド(28)が、スラストユニット(6、16、
    17、19)を通っており、 ケーシングカバー(11)の外周部とケーシングボディ
    (9)の内周部は、突起が溝又はくぼみ(12)と係合
    することにより、固定的に相互接続されており、それに
    よりケーシングコネクタが形成されているディスペン
    サ。
  2. 【請求項2】 ケーシングコネクタがスナップコネクタ
    として構成される請求項1に記載のディスペンサ。
  3. 【請求項3】 ケーシングカバー(11)の外周部
    述の突起を設けた請求項1〜2のいずれか1項に記載の
    ディスペンサ。
  4. 【請求項4】 ケーシングボディ(9)フランジ(1
    0)を設け、そのフランジ(10)がケーシング
    (2)を媒体リザーバ(3)に対して押圧するためのサ
    ポート面を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    ディスペンサ。
  5. 【請求項5】 フランジ(10)が前述のサポート面
    ら離隔し側の面有しその面においてケーシングカ
    バー(11)がケーシングボディ(9)に対して軸方向
    に当接する請求項4に記載のディスペンサ。
  6. 【請求項6】 ケーシング(2)を通るように穴(4
    2)を設け、その穴(42)通気バルブを設け、その
    通気バルブの座がケーシングカバー(11)にリング
    の突起として構成されている請求項1〜5のいずれか1
    項に記載のディスペンサ。
  7. 【請求項7】 戻しばね(21)ばね室(22)内に
    配置され、ばね室(22)がケーシングボディ(9)内
    シール状態で媒体から離して構成される請求項1〜6
    のいずれか1項に記載のディスペンサ。
  8. 【請求項8】 ケーシングボディ(9)がライザチュー
    ブ(33)を設け、ライザチューブ(33)が、ケーシ
    ングボディ(9)と、ケーシングカバー(11)と、前
    述のケーシングコネクタと、スラストユニット(6、1
    6、17、19)のうちの少なくとも1つに関して偏心
    である請求項1〜7のいずれか1項に記載のディスペン
    サ。
  9. 【請求項9】 ケーシング(2)とスラストユニット
    (6、16、17、19)が容積可変の圧力室(39)
    を画成し、圧力室(39)を空にするための出口バルブ
    (36)を設け、その出口バルブ(36)相互に移動
    可能なバルブボディ(38)を設け、バルブボディがス
    ラストユニット(6、16、17、19)と共に一
    移動可能である請求項1〜8のいずれか1項に記載のデ
    ィスペンサ。
  10. 【請求項10】 ケーシング(2)予備室(15)を
    画成し、その予備室(15)はスラストユニット(6、
    16、17、19)容積可変であり、しかも、その
    備室(15)は出口を有し、その出口が予備室(15)
    に接続された退出バルブ(30)によって制御される請
    求項1〜9のいずれか1項に記載のディスペンサ。
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