JP3157543B2 - ビードロック装置およびこれを用いたビードロック方法 - Google Patents

ビードロック装置およびこれを用いたビードロック方法

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  • Tyre Moulding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイヤ成型装置にお
けるビードロック装置およびこれを用いたビードロック
方法に関し、とくには、成型ドラムの所定位置にビード
リングを固定するに当り、そのビードリングを、それの
変形、偏心など十分に防止して常に適正に保持可能なら
しめるものである。
【0002】
【従来の技術】ビードリングを成型ドラム上の所定位置
に受け取るタイヤ成型装置での、従来既知のビードロッ
ク装置としては、いわゆるポジティブ式およびネガティ
ブ式のものがある。ここで、ポジティブ式のビードロッ
ク装置では、円筒状をなすバンドの、長さ方向の中央部
分だけを拡径させた状態で、その拡径部分と非拡径部分
との境界位置に、ビードセッターによって保持したビー
ドリングを引き渡すこととしており、また、ネガティブ
式の装置では、成型ドラム上に均一直径のままに保持し
たバンドの外周側で、ビードセッターで保持したビード
リングを位置決めするとともに、そのビードリングを、
所定の位置で拡縮変位を行う複数のビードロックセグメ
ントに引き渡すこととしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者のポジ
ティブ式では、周方向に所定の間隔をおくとともに、そ
れぞれが拡縮変位可能な複数本の爪部材よりなるビード
セッターを、ビードリングの内周面に掛合させて保持し
得ることから、ビードリングを、変形その他のおそれな
しに、十分適正に保持できる利点がある一方、そのビー
ドリングを、バンドの拡径部分と非拡径部分との境界部
分で成型装置に引き渡すこととしているが故に、その境
界部分に発生するバンドのしわによって、ビードリング
がドラム軸に対して偏心することが多い他、バンドへの
しわの発生によって、補強コードのコードパスがバンド
の周方向に不均一になるという問題があり、さらには、
バンドの長さ方向の中央部分を拡径させるための余分の
作業工程が必要になるという他の問題もあった。
【0004】また、後者のネガティブ式では、バンドを
均一直径の円筒状としたままビードリングの引き渡しを
行うことから、そのバンドの中央部分を拡径することに
起因する前記各問題の発生を十分に防止し得る利点があ
る。しかしながら、このネガティブ式では、ビードロッ
クセグメントの拡径作動をもって、それぞれのビードロ
ックセグメントをビードリングの内周面に掛合させるこ
とから、ビードリングの保持に際しては、ビードセッタ
ーを、そのビードリングの内周面に掛合させることがで
きず、これがため、ビードリングの保持状態でのそれの
変形および偏心が余儀なくされるという問題があった。
この発明は、これらの問題を解決すべくなされたもので
あり、前述したそれぞれの方式の利点を損なうことなく
ビードリングの受け渡しを行うことができるビードロッ
ク装置およびこれを用いたビードロック方法を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のビードロック
装置は、ビードリングの内周面に掛合する、拡縮変位可
能なビードセッターから、成型ドラムの所定位置にビー
ドリングを受け取るタイヤ成型装置において、周方向に
所定の間隔をおき、それぞれが、ビードセッターを構成
するそれぞれの爪部材と対応して位置する、複数の第1
のビードロックセグメントと、第1のそれぞれのビード
ロックセグメントを含む面内で、これもまた周方向に所
定の間隔をおき、それぞれが、第1のビードロックセグ
メント間に位置する複数の第2のビードロックセグメン
トとを具えるとともに、第1および第2のビードロック
セグメントのそれぞれを、相互に独立させて拡縮変位さ
せるそれぞれの駆動手段を具えるものである。
【0006】
【作用】このビードロック装置では、ビードセッター
を、ビードリングの内周面の複数個所に、周方向に所定
の間隔をおいて掛合させることにより、そのビードリン
グを、そこに不都合な変形、偏心その他を生じさせるこ
となく、ビードセッターそれ自身と同心に適正に保持す
ることができ、しかも、そのビードリングを、それの適
正保持状態を維持したまま、成型ドラム上のバンドの外
周位置に、ドラム軸線と正確に同心配置することができ
る。このようにして、ビードリングを、所要の位置に所
期した通りにセットした後は、第2のビードロックセグ
メントのそれぞれが、ビードセッターを構成するそれぞ
れの爪部材間に位置するように成型ドラムを回動させた
姿勢の下で、第2のビードロックセグメントだけを、そ
れらのための駆動手段の作用によって、全て同時に、等
量ずつ拡径変位させて、それらの第2のビードロックセ
グメントを、ビードリングの内周面に、バンドを介して
掛合させ、このことにより、ビードリングを、ビードセ
ッターと第2のビードロックセグメントとの干渉をもた
らすことなく、それらの第2のビードロックセグメント
によってもまた、ドラム軸と同軸に保持する。
【0007】そこでその後は、ビードセッターに、縮径
変位と後退変位とを順次に行わせることによって、ビー
ドリングの支持を、第2のビードロックセグメントに完
全に肩代わりさせ、さらに、第1のビードロックセグメ
ントを他の駆動手段によって拡径変位させて、それらの
ビードロックセグメントをもビードリングの内周面に掛
合させることにより、ビードリングの、ドラム軸に対す
る同心状態を維持しつつ、そのビードリングの真円度を
十分に高めることができる。
【0008】かくしてこの装置では、バンドを、その全
長にわたって均一直径に保ったまま、ビードリングの内
周面に掛合するビードセッターから成型ドラムへのその
ビードリングの引き渡しを行うことにより、ビードリン
グの変形、偏心などを十分に防止することができるとと
もに、バンド内の補強コードのコードパスを、バンドの
周方向に均一に維持することができ、さらには、バンド
の、長さ方向の中央部分を拡径させるための作業工程を
不要ならしめることができる。
【0009】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、この発明のビードロック装置を例示す
る要部断面図である。このビードロック装置は、たとえ
ば、バンドの嵌め合わせからグリーンケースのシェーピ
ングまでを一の成型ドラム上にて行うタイヤ成型装置に
適用することができ、そのタイヤ成型装置では、たとえ
ば、中空軸とすることができるドラム軸1の周りに、そ
の軸線方向に相互に離隔して位置する二本のスリーブ2
をそれぞれ嵌め合わせるとともに、それらの両スリーブ
2を、相互に接近する方向および離隔する方向へ同期作
動させる図示しない往復駆動手段を設け、また、各スリ
ーブ上に、その軸線方向へ摺動可能にシリンダ3を嵌め
合わせるとともに、そのシリンダ3の、軸線方向の内端
部分に、図示しないそれぞれのリンク機構を介して複数
のハードコアフランジを枢支し、そして、これらのハー
ドコアフランジを、一端をそれぞれのリンク機構に枢支
し、他端をスリーブに枢支したそれぞれの駆動リンクに
よって拡縮変位可能とする。
【0010】ここで、図示のビードロック装置は、ビー
ドリング4の内周面に、その周方向に所定の間隔をおい
た複数個所で掛合してそれを保持するビードセッター5
からそのビードリング4を受け取るべく、周方向に所定
の間隔をおき、それぞれが、ビードセッター5を構成す
るそれぞれの爪部材5aと対応して各爪部材5aの半径方向
内方に位置する、複数、例えば六個の第1のビードロッ
クセグメント6を、半径方向に進退可能設けるととも
に、これらの第1ビードロックセグメント6を含む面内
で、これもまた周方向に所定の間隔をおき、それぞれ
が、第1のビードロックセグメント間に位置し、従っ
て、ビードセッター5の爪部材5aとは対応して位置しな
い、複数、これもたとえば六個の第2のビードロックセ
グメント7を半径方向に進退可能に配設し、また、これ
らの第1および第2のビードロックセグメント6,7の
それぞれを、相互に独立させて拡縮変位させるそれぞれ
の駆動手段8,9を設ける。なおここにおいては、それ
ぞれのビードロックセグメント6,7の、半径方向の拡
縮変位を、シリンダ3の軸線方向に間隔をおいて設けた
それぞれのガイドプレート10, 11をビードロックセグメ
ント6,7のそれぞれの面に接触させることによって案
内する。
【0011】またここでは、第1のビードロックセグメ
ント6のための駆動手段8を、内外二重の筒部材3a, 3b
を具えるシリンダ3の、内筒部材3aに摺接するピストン
12と、一端部をこのピストン12の軸線方向の内端部分、
いいかえれば先端部分に枢支し、他端部をビードロック
セグメント6の中間部に枢支した彎曲もしくは折曲形状
のリンク、図では彎曲形状のリンク13とで構成する。
【0012】かかる駆動手段8によれば、ピストン12
の、図示のような後退姿勢において、そのピストン12の
後端側に設けた流体室14の開放下で、それの先端側に設
けた流体室15へ、内筒部材3aに設けた流体通路16を経て
加圧流体、たとえば加圧空気を供給することによって、
そのピストン12を進出作動させることができ、このこと
により、そのピストン12に、それぞれの彎曲リンク13を
介して連結した、第1のビードロックセグメント6のそ
れぞれを、各彎曲リンク13の作用によって、同時に、か
つ等量ずつ拡径変位させることができる。この一方にお
いて、ピストン12の先端側流体室15の開放下で、それの
後端側流体室14に、これも内筒部材3aに設けた流体流路
17を経て加圧空気を供給することにより、そのピストン
12の、図示位置への後退作動、ひいては、第1のビード
ロックセグメント6のそれぞれの、同時の縮径変位をも
たらすことができる。
【0013】そしてまた、第2のビードロックセグメン
ト7のための駆動手段9を、内筒部材3aに摺接するも、
ピストン12よりは小径で、そのピストン12より先端側に
片寄って位置するピストン18と、一端部をそのピストン
12の先端部に、他端部をビードロックセグメント7の中
間部にそれぞれ枢支した、これも彎曲形状のリンク19と
で構成する。
【0014】この駆動手段9は、ピストン18の後方に区
画した流体室20に対し、流体通路21を経て加圧空気を給
排するとともに、ピストン12のための流体室を兼ねる前
記流体室15に加圧空気を給排することにより、両流体室
15, 20の圧力差に基づいて作動され、第2のビードロッ
クセグメント7のそれぞれを前述したと同様に拡縮変位
させる。ところで、以上のように構成して成るそれぞれ
の駆動手段8,9においては、図2に、図1のII-II 線
に沿う端面図を示すところから明らかなように、外周側
に位置するピストン12が、内周側に位置するピストン18
に設けた、リンク19の枢支部を回避する切欠部12a を有
することから、それぞれのリンク13, 19のそれぞれのピ
ストン12, 18への枢支部を、両ピストン12, 18の干渉な
しに、同一の円周上に整列させることができる。なお、
図1に示すところにおいて、図中22は、バンドの端部分
の折返しに寄与するブラダーを、また、23は、バンドを
それぞれ示す。
【0015】以上のように構成してなるビ−ドロック装
置の作用を、図3に示すところに従って以下に説明す
る。まずは、ビードロック装置を含むタイヤ成型装置の
外周側に、予め円筒状に成型したバンド23を図3(a) に
示すように配置し、次いで、そのバンド23の外周側の軸
線方向の所定位置に、図3(b) に示すように、ビードセ
ッター5を内周面に掛合させて保持したビードリング5
を位置決め配置する。
【0016】ここで、ビードセッター5によるビードリ
ング4の保持は、周方向に一定の間隔をおいて位置する
複数の爪部材5aをビードリング4の内周面に掛合させる
ことによって行われることから、ビードリング4の変形
が、それの重量の大小を問わず、各爪部材5aによって十
分に防止されることになり、また、そのビードリング4
は、同期して拡縮変位するそれぞれの爪部材5aの作用下
で、ビードセッターそれ自信に対して正確に同心保持さ
れることになる。従って、ビードセッター5によって保
持したビードリング4をバンド23の外周側に前述したよ
うに位置決め配置した場合には、そのビードリング4
は、タイヤ成型装置と正確に同軸配置されることにな
る。
【0017】その後は、タイヤ成型装置の予めの、もし
くは事後的な、回動姿勢の選択の下で、駆動手段9を作
動させることにより、ビートセッター5の各爪部材5aと
対応して位置しない第2のビードロックセグメント7の
それぞれを、同時に、かつ等量ずつ拡径変位させ、この
ことによって、それらの各ビードロックセグメント7
を、図3(c) に示すように、ビードリング4の内周面
に、バンド23を介してともに等しい力で掛合させる。こ
れがため、これらのビードロックセグメント7によって
もまた、ビードリング4は、タイヤ成型装置に対する同
心状態を十分に維持されることになり、また、そのビー
ドリング4の変形が有効に防止されることになる。
【0018】六個のビードロックセグメント7を、ビー
ドリング4の内周面にこのように掛合させた後は、その
ビードリング4の、ビードセッター5による保持はもは
や不要であることから、引き続いて、そのビードセッタ
ー5の取り外しを行う。図3(d) は、ビードセッター5
を取外した後における、そのビードセッター5と対応し
て位置していた、第1のビードロックセグメント6の部
分での断面図であり、この状態においては、それぞれの
ビードロックセグメント6は完全な縮径状態にある。さ
らには、駆動手段8の作動に基づいて、第1のそれぞれ
のビードロックセグメント6を、これもまた同時に、か
つ、等量ずつ拡径変位させる。
【0019】ところで、この拡径変位をもたらすに際し
ては、流体室20に供給されて、駆動手段9のピストン18
を進出方向へ押圧する空気圧力を、流体室15に供給する
空気圧力より幾分低圧とし、このことにより、拡径した
第1のビードロックセグメント6が、ビードリング4の
内周面に掛合することによって、そのビードリング4の
内周面に先に結合している第2のビードロックセグメン
ト7が、ビードリング4から縮径方向の力を受けた場合
の、その縮径を可能ならしめる。なお、第2のビードロ
ックセグメント7のこの縮径変位は、ピストン12へのリ
ンク13の連結部と、ピストン18へのリンク19の連結部と
が同一円周上に整列し、両駆動手段8,9が機械的に当
接するまで継続され、その当接状態においては、第1お
よび第2のそれぞれのビードロックセグメント6,7の
先端面は、これもまた同一の円周上に位置することにな
る。
【0020】従って、両ビードロックセグメント6,7
によって掛合保持されて、それらのそれぞれからともに
均等な外向き外力を受けるビードリング4は、タイヤ成
型装置に対する同心状態を十分に維持されることはもち
ろん、その真円度を大きく高められることになる。ここ
で、ビードリング4のこのような掛合保持状態での保持
圧力は、流体室20の空気圧力よって決定される。
【0021】以上のようにして発明装置によるビードロ
ックを終了した後は、タイヤ成型装置の機能との関連に
おいて、たとえば、図3(f) 〜(i) に示すように、ハー
ドコアフランジの拡径、ブラダー22の作用下でのバンド
端部分の折返し、ファースト部材の貼付けならびに、グ
リーンケースのインフレートと、ベルトおよびトレッド
の貼付けとを順次に行う。以上この発明の装置を図示例
に基づいて説明したが、この発明は、他の種類のタイヤ
成型装置にも適用し得ることはもちろんであり、また、
第1および第2のビードロックセグメントのそれぞれの
個数を、ドラム径その他に応じて適宜に変更することも
できる。
【発明の効果】かくしてこの発明によれば、バンド中央
部の拡径作業工程およびそれに伴う不都合を完全に取除
くことができ、また、ビードリングを、それに変形、偏
心などをもたらすことなく、極めて高い精度で、タイヤ
成型装置に引き渡すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のビードロック装置を例示する要部断
面図である。
【図2】図1のII-II 線に沿う端面図である。
【図3】発明方法による受け渡し工程を示す略線図であ
る。
【符号の説明】
3 シリンダ 3a 内筒部材 3b 外筒部材 4 ビードリング 5 ビードセッター 5a 爪部材 6 第1のビードロックセグメント 7 第2のビードロックセグメント 8,9 駆動手段 12, 18 ピストン 13, 19 リンク 14, 15, 20 流体室 22 ブラダー 23 バンド

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビードリングの内周面に掛合する、拡縮
    変位可能なビードセッターから、成型ドラムの所定位置
    にビードリングを受け取るタイヤ成型装置において、周
    方向に所定の間隔をおき、それぞれが、ビードセッター
    を構成するそれぞれの爪部材と対応して位置する、複数
    の第1のビードロックセグメントと、これらの第1のビ
    ードロックセグメントを含む面内で、これもまた周方向
    に所定の間隔をおき、それぞれが、前記第1のビードロ
    ックセグメント間に位置する複数の第2のビードロック
    セグメントと、第1および第2のビードロックセグメン
    トのそれぞれを、相互に独立させて拡縮変位させるそれ
    ぞれの駆動手段とを具えてなるビードロック装置。
  2. 【請求項2】 ビードセッターを内周面に掛合させて保
    持したビードリングを、そのビードセッターによってバ
    ンドの外周側に位置決め配置する工程と、周方向に所定
    の間隔をおいて位置してビードセッターを構成するそれ
    ぞれの爪部材と対応しない第2のビードロックセグメン
    トのそれぞれを、同時にかつ等量ずつ拡径変位させて、
    それらのビードロックセグメントを、ビードリングの内
    周面に、バンドを介してともに等しい力で掛合させる工
    程と、ビードセッターをビードリングから取り外す工程
    と、第1のビードロックセグメントのそれぞれを、これ
    もまた同時に、かつ等量ずつ拡径変位させて、それらの
    ビードロックセグメントを、ビードリングの内周面に、
    バンドを介して掛合させる工程とを組合わせてなるビー
    ドロック方法。
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