JP3157472B2 - 調理用ガスグリル - Google Patents
調理用ガスグリルInfo
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- JP3157472B2 JP3157472B2 JP32684896A JP32684896A JP3157472B2 JP 3157472 B2 JP3157472 B2 JP 3157472B2 JP 32684896 A JP32684896 A JP 32684896A JP 32684896 A JP32684896 A JP 32684896A JP 3157472 B2 JP3157472 B2 JP 3157472B2
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- Gas Burners (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスの燃焼によ
って生じる熱によって調理を行う調理用ガスグリルに関
する。
って生じる熱によって調理を行う調理用ガスグリルに関
する。
【０００２】
【従来の技術】調理用ガスグリルの一例として、実公平
１−４２７２３号公報に開示された技術が知られてい
る。この公報の調理用ガスグリルには、グリル室の両側
壁にガスバーナを配置し、そのガスバーナの上に燃焼用
空気を取り入れる空気取入口を設け、さらにガスバーナ
の上に廂を設けた技術が開示されている。なお、廂は、
燃焼用空気を炎に導く作用があるものの、主な目的は煮
汁等が炎口に付着するのを防ぐもので、廂の内端は炎口
より内側へオーバーラップするが、廂の下端は炎口の上
方に設けられていた。
１−４２７２３号公報に開示された技術が知られてい
る。この公報の調理用ガスグリルには、グリル室の両側
壁にガスバーナを配置し、そのガスバーナの上に燃焼用
空気を取り入れる空気取入口を設け、さらにガスバーナ
の上に廂を設けた技術が開示されている。なお、廂は、
燃焼用空気を炎に導く作用があるものの、主な目的は煮
汁等が炎口に付着するのを防ぐもので、廂の内端は炎口
より内側へオーバーラップするが、廂の下端は炎口の上
方に設けられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような廂をガス
バーナの上に設けたものは、廂によって燃焼用空気が炎
の上側から下向きに供給され、結果的に燃焼用空気の流
れによって炎の熱をグリル室の内側へ飛ばす作用が生じ
るものの、実際的にはグリル室の中央まで炎の熱を飛ば
すには力が弱い。このため、中央部分の熱分布が悪く、
中央よりも両側（ガスバーナに近い側）が高温になる不
具合が生じる。つまり、実際に調理を行うと、両側が焦
げつき、中央部分の焼具合が甘いという不具合が生じ
る。
バーナの上に設けたものは、廂によって燃焼用空気が炎
の上側から下向きに供給され、結果的に燃焼用空気の流
れによって炎の熱をグリル室の内側へ飛ばす作用が生じ
るものの、実際的にはグリル室の中央まで炎の熱を飛ば
すには力が弱い。このため、中央部分の熱分布が悪く、
中央よりも両側（ガスバーナに近い側）が高温になる不
具合が生じる。つまり、実際に調理を行うと、両側が焦
げつき、中央部分の焼具合が甘いという不具合が生じ
る。
【０００４】
【発明の目的】この発明は、上記の事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、よりグリル室の中央部分まで炎
の熱を飛ばし、中央部分の熱分布を向上させることので
きる調理用ガスグリルの提供にある。
たもので、その目的は、よりグリル室の中央部分まで炎
の熱を飛ばし、中央部分の熱分布を向上させることので
きる調理用ガスグリルの提供にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次の技術的手段を採用する。 〔請求項１の手段〕調理用ガスグリルは、略立方容器状
を呈するグリル室と、このグリル室の対向する両側壁に
配置され、前記グリル室の内側に炎を吹き出す炎口を備
えた調理用のガスバーナと、を備える。前記グリル室の
側壁には、前記ガスバーナの上部に、燃焼用空気を取り
入れる空気取入口が設けられる。前記グリル室内には、
前記空気取入口から前記グリル室内に進入した燃焼用空
気を燃焼部分へ案内する内側下向きに傾斜した整流板が
設けられ、この整流板の下端を、前記炎口の高さ以下に
設けた。
を達成するために、次の技術的手段を採用する。 〔請求項１の手段〕調理用ガスグリルは、略立方容器状
を呈するグリル室と、このグリル室の対向する両側壁に
配置され、前記グリル室の内側に炎を吹き出す炎口を備
えた調理用のガスバーナと、を備える。前記グリル室の
側壁には、前記ガスバーナの上部に、燃焼用空気を取り
入れる空気取入口が設けられる。前記グリル室内には、
前記空気取入口から前記グリル室内に進入した燃焼用空
気を燃焼部分へ案内する内側下向きに傾斜した整流板が
設けられ、この整流板の下端を、前記炎口の高さ以下に
設けた。
【０００６】〔請求項２の手段〕請求項１の調理用ガス
グリルにおいて、前記炎口を、内側下向きに設けたこと
を特徴とする。
グリルにおいて、前記炎口を、内側下向きに設けたこと
を特徴とする。
【０００７】〔請求項３の手段〕請求項２の調理用ガス
グリルにおいて、前記ガスバーナは、２枚のプレートを
接合して形成され、前記炎口は、前記２枚のプレートの
重合部の下側に設けられたことを特徴とする。
グリルにおいて、前記ガスバーナは、２枚のプレートを
接合して形成され、前記炎口は、前記２枚のプレートの
重合部の下側に設けられたことを特徴とする。
【０００８】
【作用および発明の効果】ガスバーナの燃焼時、炎口に
炎が形成される。この時、ガスバーナの上部に設けられ
た空気取入口から燃焼用空気が進入し、進入した燃焼用
空気は整流板に沿って炎に供給される。整流板は、内側
下向きに傾斜し、且つその下端が炎口の高さ以下に設け
られているため、燃焼用空気が炎に向けて円滑に供給さ
れる。この結果、燃焼用空気の流れが炎から熱気の流れ
に乗って引っ張られ、また後述する炎の高温化によって
熱気のドラフト力が大きくなっているため、上記の燃焼
用空気を引っ張る作用がさらに大きくなる。このため、
燃焼用空気の吸引が向上し、空気取入口からの燃焼用空
気の供給量が増える。
炎が形成される。この時、ガスバーナの上部に設けられ
た空気取入口から燃焼用空気が進入し、進入した燃焼用
空気は整流板に沿って炎に供給される。整流板は、内側
下向きに傾斜し、且つその下端が炎口の高さ以下に設け
られているため、燃焼用空気が炎に向けて円滑に供給さ
れる。この結果、燃焼用空気の流れが炎から熱気の流れ
に乗って引っ張られ、また後述する炎の高温化によって
熱気のドラフト力が大きくなっているため、上記の燃焼
用空気を引っ張る作用がさらに大きくなる。このため、
燃焼用空気の吸引が向上し、空気取入口からの燃焼用空
気の供給量が増える。
【０００９】このように、炎に供給される内側下向きに
傾斜して流れる燃焼用空気の供給量が増えることによっ
て、熱気の上昇を上方から押さえつける燃焼用空気の力
が大きくなり、炎の熱を遠くまで飛ばす力が大きくな
る。また、炎に供給される燃焼用空気の供給量が増える
ことによって、燃焼性が向上し、炎の温度が高くなる。
つまり、この発明では、炎の熱の温度が高くなるととも
に、この高温の熱を遠くまで飛ばすことができ、結果的
に従来に比較してグリル室の中央部分の熱分布を向上さ
せることができる。
傾斜して流れる燃焼用空気の供給量が増えることによっ
て、熱気の上昇を上方から押さえつける燃焼用空気の力
が大きくなり、炎の熱を遠くまで飛ばす力が大きくな
る。また、炎に供給される燃焼用空気の供給量が増える
ことによって、燃焼性が向上し、炎の温度が高くなる。
つまり、この発明では、炎の熱の温度が高くなるととも
に、この高温の熱を遠くまで飛ばすことができ、結果的
に従来に比較してグリル室の中央部分の熱分布を向上さ
せることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例およ
び変形例に示す。図１および図２は実施例を示すもの
で、図１は調理用ガスグリルのガスバーナの断面図、図
２はその要部拡大図である。 （調理用ガスグリル１の概略説明）ガスの燃焼熱によっ
て調理を行う調理用ガスグリル１は、ガスコンロ内に組
み込まれたもので、略立方容器状を呈し、後方上面に図
示しない排気口を備えたグリル室２と、このグリル室２
の対向する両側壁２ａに略水平方向に延びて対向配置さ
れた２つの調理用のガスバーナ３とを備える。この２つ
のガスバーナ３は、調理物Ａを載せる調理網４より下方
に配置された下側バーナである。なお、排気口は、中央
に設けても良い。
び変形例に示す。図１および図２は実施例を示すもの
で、図１は調理用ガスグリルのガスバーナの断面図、図
２はその要部拡大図である。 （調理用ガスグリル１の概略説明）ガスの燃焼熱によっ
て調理を行う調理用ガスグリル１は、ガスコンロ内に組
み込まれたもので、略立方容器状を呈し、後方上面に図
示しない排気口を備えたグリル室２と、このグリル室２
の対向する両側壁２ａに略水平方向に延びて対向配置さ
れた２つの調理用のガスバーナ３とを備える。この２つ
のガスバーナ３は、調理物Ａを載せる調理網４より下方
に配置された下側バーナである。なお、排気口は、中央
に設けても良い。
【００１１】（ガスバーナ３の説明）ガスバーナ３は、
上下２枚の上プレート５、下プレート６を接合して形成
されている。これら上プレート５、下プレート６は、対
向する所定位置を上方および下方にプレス加工によって
膨出変形させた後、両者を突き合わせて上プレート５の
接合代と下プレート６の接合代とを重ね合わせ、上プレ
ート５の周囲を下プレート６の接合代の端を覆うように
折り曲げ、この折り曲げ部分を下プレート６の接合代に
かしめることによって固着されたもので、上プレート
５、下プレート６の膨出部による内部空間によってガス
通路が形成される。なお、上プレート５の上面膨出部の
内側（グリル室２内側）は、内側下方に傾斜して設けら
れている。
上下２枚の上プレート５、下プレート６を接合して形成
されている。これら上プレート５、下プレート６は、対
向する所定位置を上方および下方にプレス加工によって
膨出変形させた後、両者を突き合わせて上プレート５の
接合代と下プレート６の接合代とを重ね合わせ、上プレ
ート５の周囲を下プレート６の接合代の端を覆うように
折り曲げ、この折り曲げ部分を下プレート６の接合代に
かしめることによって固着されたもので、上プレート
５、下プレート６の膨出部による内部空間によってガス
通路が形成される。なお、上プレート５の上面膨出部の
内側（グリル室２内側）は、内側下方に傾斜して設けら
れている。
【００１２】ガスバーナ３の内側（グリル室２の内側）
には、それぞれ図１に示すように、グリル室２の中央へ
向けて調理用の炎を形成するための炎口７が多数列設さ
れている。この炎口７は、下プレート６の下向き傾斜面
に設けられており、炎口７に形成される炎を内側下向き
に傾斜させている。
には、それぞれ図１に示すように、グリル室２の中央へ
向けて調理用の炎を形成するための炎口７が多数列設さ
れている。この炎口７は、下プレート６の下向き傾斜面
に設けられており、炎口７に形成される炎を内側下向き
に傾斜させている。
【００１３】一方、グリル室２の両側壁２ａには、２つ
のガスバーナ３の上部に、燃焼用空気をグリル室２内に
導くための空気取入口８が設けられている。また、グリ
ル室２内には、空気取入口８からグリル室２内に進入し
た燃焼用空気を、燃焼部分（炎口７に形成される炎）へ
案内する内側下向きに傾斜した整流板９が設けられてい
る。この整流板９は、ガスバーナ３の上側を覆うもの
で、整流板９とガスバーナ３との間に、内側下方へ傾斜
した空気通路ｋが形成される。また、整流板９は、側壁
２ａに設けられたもので、整流板９の下端は、図２に示
すように、炎口７の上端縁より寸法Ｈ（例えば４〜５ｍ
ｍ）だけ下方に設けられている。
のガスバーナ３の上部に、燃焼用空気をグリル室２内に
導くための空気取入口８が設けられている。また、グリ
ル室２内には、空気取入口８からグリル室２内に進入し
た燃焼用空気を、燃焼部分（炎口７に形成される炎）へ
案内する内側下向きに傾斜した整流板９が設けられてい
る。この整流板９は、ガスバーナ３の上側を覆うもの
で、整流板９とガスバーナ３との間に、内側下方へ傾斜
した空気通路ｋが形成される。また、整流板９は、側壁
２ａに設けられたもので、整流板９の下端は、図２に示
すように、炎口７の上端縁より寸法Ｈ（例えば４〜５ｍ
ｍ）だけ下方に設けられている。
【００１４】（２つのガスバーナ３の作動説明）ガスバ
ーナ３が燃焼を行う時、つまり炎口７に内側下向きに傾
斜する炎が形成される時、ガスバーナ３の上部に設けら
れた空気取入口８から燃焼用空気が進入する。空気取入
口８から進入した燃焼用空気は、整流板９とガスバーナ
３との間の空気通路ｋを通って内側下向きに流れ、炎口
７に形成される炎に沿うように供給される。
ーナ３が燃焼を行う時、つまり炎口７に内側下向きに傾
斜する炎が形成される時、ガスバーナ３の上部に設けら
れた空気取入口８から燃焼用空気が進入する。空気取入
口８から進入した燃焼用空気は、整流板９とガスバーナ
３との間の空気通路ｋを通って内側下向きに流れ、炎口
７に形成される炎に沿うように供給される。
【００１５】整流板９は、内側下向きに傾斜し、且つそ
の下端が炎口７より下方に設けられているため、燃焼用
空気がスムーズ且つ効率的に炎に供給される。このよう
に、炎口７に形成される炎に、燃焼用空気が炎に向けて
円滑に供給されることにより、燃焼用空気の流れが炎か
ら熱気の流れに乗って引っ張られ、また後述する炎の高
温化によって熱気のドラフト力が大きくなっているた
め、燃焼用空気を引っ張る作用がさらに大きくなる。こ
のため、燃焼用空気の吸引が向上し、空気取入口８から
の燃焼用空気の供給量が増える。
の下端が炎口７より下方に設けられているため、燃焼用
空気がスムーズ且つ効率的に炎に供給される。このよう
に、炎口７に形成される炎に、燃焼用空気が炎に向けて
円滑に供給されることにより、燃焼用空気の流れが炎か
ら熱気の流れに乗って引っ張られ、また後述する炎の高
温化によって熱気のドラフト力が大きくなっているた
め、燃焼用空気を引っ張る作用がさらに大きくなる。こ
のため、燃焼用空気の吸引が向上し、空気取入口８から
の燃焼用空気の供給量が増える。
【００１６】（実施例の効果）上記で示したように、炎
に供給される内側下向きに傾斜して流れる燃焼用空気の
供給量が増えることによって、熱気の上昇を上方から押
さえつける燃焼用空気の力が大きくなり、炎の熱を遠く
まで飛ばす力が大きくなる。また、炎に供給される燃焼
用空気の供給量が増えることによって、燃焼性が向上
し、炎の温度が高くなる。つまり、炎の熱の温度が高く
なるとともに、この高温の熱を遠くまで飛ばすことがで
きるため、従来に比較してグリル室２の中央部分の熱分
布を良好にでき、調理物の焼ムラを抑えることができ
る。
に供給される内側下向きに傾斜して流れる燃焼用空気の
供給量が増えることによって、熱気の上昇を上方から押
さえつける燃焼用空気の力が大きくなり、炎の熱を遠く
まで飛ばす力が大きくなる。また、炎に供給される燃焼
用空気の供給量が増えることによって、燃焼性が向上
し、炎の温度が高くなる。つまり、炎の熱の温度が高く
なるとともに、この高温の熱を遠くまで飛ばすことがで
きるため、従来に比較してグリル室２の中央部分の熱分
布を良好にでき、調理物の焼ムラを抑えることができ
る。
【００１７】一方、整流板９が炎口７の下方まで覆うた
め、上方の調理物から飛散する飛散物が炎口７に付着し
ない。このように、飛散物によって炎口７が詰まる不具
合が生じないため、長期に亘って安定した炎を２つのガ
スバーナ３で形成できる。
め、上方の調理物から飛散する飛散物が炎口７に付着し
ない。このように、飛散物によって炎口７が詰まる不具
合が生じないため、長期に亘って安定した炎を２つのガ
スバーナ３で形成できる。
【００１８】〔変形例〕上記の実施例では、整流板９の
下端を炎口７より下方に設けた例を示したが、整流板９
の下端の高さは炎口７の高さ以下であれば良く、整流板
９の下端の高さが炎口７の高さと同じであっても良い。
上記の実施例では、ガスバーナ３を、上下プレート５、
６をかしめ合わせて形成した例を示したが、パイプ管に
多数の炎口７を切削開口させたガスバーナ３を適用して
も良い。
下端を炎口７より下方に設けた例を示したが、整流板９
の下端の高さは炎口７の高さ以下であれば良く、整流板
９の下端の高さが炎口７の高さと同じであっても良い。
上記の実施例では、ガスバーナ３を、上下プレート５、
６をかしめ合わせて形成した例を示したが、パイプ管に
多数の炎口７を切削開口させたガスバーナ３を適用して
も良い。
【００１９】上記の実施例では、整流板９の下端を炎口
７の下方に設けた例のみを示したが、整流板９の下端を
炎口７の下方に設けた部分と、整流板９の下端を炎口７
の上方に設けた部分とを交互に設けても良い。このよう
に設けることにより、熱気を遠くへ飛ばす部分と、熱気
を近くに飛ばす部分とが交互にでき、グリル室２内の温
度分布が、中央部分と両側部分とで均一化でき、調理物
の焼ムラをさらに抑えることができる。あるいは、熱気
を中央へ飛ばさない部分は、炎口７の向きを他の部分に
比べて上向きに形成したり、空気取入口８の開口面積を
小さく設け、この熱気を中央まで飛ばさない部分を、熱
気を中央まで飛ばす部分に対して交互に設け、グリル室
２内の温度分布を均一化しても良い。
７の下方に設けた例のみを示したが、整流板９の下端を
炎口７の下方に設けた部分と、整流板９の下端を炎口７
の上方に設けた部分とを交互に設けても良い。このよう
に設けることにより、熱気を遠くへ飛ばす部分と、熱気
を近くに飛ばす部分とが交互にでき、グリル室２内の温
度分布が、中央部分と両側部分とで均一化でき、調理物
の焼ムラをさらに抑えることができる。あるいは、熱気
を中央へ飛ばさない部分は、炎口７の向きを他の部分に
比べて上向きに形成したり、空気取入口８の開口面積を
小さく設け、この熱気を中央まで飛ばさない部分を、熱
気を中央まで飛ばす部分に対して交互に設け、グリル室
２内の温度分布を均一化しても良い。
【図１】調理用ガスグリルのガスバーナの断面図であ
る。
る。
【図２】調理用ガスグリルの要部拡大図である。
１ 調理用ガスグリル ２ グリル室 ２ａ グリル室の側壁 ３ ガスバーナ ５ 上プレート ６ 下プレート ７ 炎口 ８ 空気取入口 ９ 整流板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24C 3/02 A47J 37/06 366 F23D 14/10 F24C 3/08
Claims (3)
- 【請求項１】略立方容器状を呈するグリル室と、 このグリル室の対向する両側壁に配置され、前記グリル
室の内側に炎を吹き出す炎口を備えた調理用のガスバー
ナと、を備える調理用ガスグリルにおいて、 前記グリル室の側壁には、前記ガスバーナの上部に、燃
焼用空気を取り入れる空気取入口が設けられるととも
に、 前記グリル室内には、前記空気取入口から前記グリル室
内に進入した燃焼用空気を燃焼部分へ案内する内側下向
きに傾斜した整流板が設けられ、 この整流板の下端を、前記炎口の高さ以下に設けたこと
を特徴とする調理用ガスグリル。 - 【請求項２】請求項１の調理用ガスグリルにおいて、 前記炎口を、内側下向きに設けたことを特徴とする調理
用ガスグリル。 - 【請求項３】請求項２の調理用ガスグリルにおいて、 前記ガスバーナは、２枚のプレートを接合して形成さ
れ、 前記炎口は、前記２枚のプレートの重合部の下側に設け
られたことを特徴とする調理用ガスグリル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32684896A JP3157472B2 (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 調理用ガスグリル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32684896A JP3157472B2 (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 調理用ガスグリル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169988A JPH10169988A (ja) | 1998-06-26 |
| JP3157472B2 true JP3157472B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=18192398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32684896A Expired - Fee Related JP3157472B2 (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 調理用ガスグリル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3157472B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040071016A (ko) * | 2003-02-06 | 2004-08-11 | 삼성전자주식회사 | 조리장치 |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP32684896A patent/JP3157472B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10169988A (ja) | 1998-06-26 |
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Legal Events
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