JP3157239U - 掘削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】掘削穴の内側面に垂直方向に対して傾斜した噴射角で高圧エアを噴射することで、その掘削穴の内側面に現れる礫の周囲を常に容易に掘削可能とする。【解決手段】エアコンプレッサーより高圧エアホース1を接続するバルブ3を外側スチールパイプ2に設けて、外側スチールパイプ2の先端部を扁平なバール状にかつ角度を付けて屈曲部を形成し、そこに開口部9を設けて、その中に前記のバルブに接続して内側塩化ビニールパイプ5を通して、これに接続したスチールパイプのノズル8の先端を屈曲部に形成して前記開口部に設け、掘削穴の側面に現れた礫の周囲に高圧エアを角度を付けて噴射して礫を掘り出すことが容易にできるようにした。。【選択図】図1

Description

本考案は、掘削穴の内側面の掘削が容易なバール状先端部を有するものである屈曲型の掘削装置に関するものである。
掘削装置で、電柱穴を掘削する場合に水道管、ガス管、光通信ケーブル等の、地下埋設物の確認探査をすることが必要であると義務付けされており、その場所に電柱穴を掘削する前に、地下埋設物の確認探査のために掘削穴(試掘穴)を掘削するため、高圧エアコンプレッサーに高圧エアホースを接続してノズルより高圧エアを噴射して掘削する装置(例えば特許文献4)、或いはノズルより高圧水のジェットを噴射して掘削する装置(例えば特許文献1、2)は実用に供されている。
実用の特許文献4に記載されている高圧エア噴射ノズルは、直線的な真直ぐな噴射管にノズルを設けたものである。このため、ノズル先端部から高圧エアを直線的に噴射して掘削穴を掘り下げるためのものである。火山灰土壌のように礫を含まない土壌の中を掘り進むためには高圧エアを直線的に噴射することで掘り進むことができるのみで実用上十分であった。
しかし、電柱設置場所により比較的多くの礫を含む場所では、試堀する箇所の掘削穴に礫が飛び出している。このような掘削穴の場合に、礫の周囲を直線的な高圧エア噴射だけで掘り進むことは、掘削効率が悪く作業の進行に思わぬ時間を要して1日の作業を計画通りに掘り終わることができないという問題がある。
掘削穴の内側面に高圧エアを噴射する際には、穴の内側面に沿って垂直線に対して広い角度で高圧エアの噴射を行い礫周囲の掘り残しを生じにくくするため、内側面に向かって高圧エアを噴射する角度を十分に確保する必要がある。
このように礫を多く含む土壌に掘られる掘削作業においては、従来の直線的なエアノズルは、ノズルからの高圧エアの噴射が一方的な方向に流れるので、穴の内側面に現れる礫周囲の近傍を十分に掘削できないという欠点があった。
礫が含まれた土壌に掘削穴を掘削する用途において、この欠点は作業効率に関して大きな障害である。具体的には、ノズルから不必要な方向に高圧エアを噴射をしたり、あるいは、ノズルの直線的な高圧エア噴射によって露出した礫に直接噴射したり、ノズルは掘削穴の上方から下方に向かって高圧エアを噴射するので内側面に露出している礫の下側を掘り残したりするなどの問題があった。
この改善策として、本考案においては外側スチールパイプの先端部をバール状の扁平な屈曲部にして、そこに開口部を設けて、開口部にバルブに接続した内側パイプに接続しているスチールパイプノズルを設けることにより、開口部に設けたノズルから角度を付けて圧力エアを礫の周囲方向に噴射することにより掘削する方法がある。
特許公表2002−503775号公報 登録実用新案第3151449号公報 登録実用新案第3148317号公報 登録実用新案第3139410号公報
解決しようとする問題点は、電柱穴を設置する場所に試掘穴を掘削すする作業において障害となる掘削穴の内側面に露出する礫を効率的に撤去できない点である。
本考案は、外側スチールパイプの先端部にバール状に屈曲部を形成して、そこに開口部を設け、バルブに接続した内側パイプに接続したスチールパイプノズルから高圧エアの噴射方向を掘削穴の内側周囲に向かって噴射して効率的に掘削可能とするため、ノズルの先端部には掘削穴の内側面に垂直な方向に対して傾斜した角度を設けて、高圧エアコンプレッサーから高圧エアホースを通してバルブに高圧エアを送り、内側パイプを介してスチールパイプノズルに通し、バール状屈曲部の開口部から高圧エアを噴射することを最も主要な特徴とする。
本考案の試掘穴の掘削装置は、外側スチールパイプの先端部にバール状の屈曲部を設けて、そこに高圧エアを噴射する開口部を設け、内側パイプに接続したスチールパイプノズルの先端部にはバール状の角度を付けて前記の開口部に設けており、高圧エアの噴射方向を垂直線に対して角度を付けて噴射して掘削するため、穴の内側周囲に現れた礫の周囲を効率的に掘削できるので、礫を多く含む土壌中の地下埋設物を探査するための試掘穴の掘削にも適し、効率的に掘削できるという利点がある。
図1は掘削装置の実施方法を示した正面図である。(実施例1) 図2は掘削装置の実施方法を示した右側面図である。(実施例1) 図3は掘削装置の実施方法を示した左側面図である。(実施例1) 図4は掘削装置の実施方法を示した背面図である。(実施例1) 図5は掘削装置の実施方法を示した平面図である。(実施例1) 図6は掘削装置の実施方法を示した底面図である。(実施例1)
エアコンプレッサーより高圧エアホースを接続するバルブを外側スチールパイプの一端に設けて、その外側スチールパイプの先端部を扁平なバール状にかつ先端部に角度を付けて屈曲部を形成して、そこに開口部を設け、その外側スチールパイプの中に前記のバルブに接続して内側塩化ビニールパイプを通して、これにスチールパイプのノズルを接続してそのノズル先端部を屈曲して形成して前記の開口部から噴射角を付けて高圧エアを掘削穴の内側周囲に現れた礫の周囲に噴射して、掘削穴から礫を掘り出すという目的を、掘削装置の作業効率を損なわずに実現した。
図1〜4は、本考案装置の1実施例の実施方法を示しており、図面の点線の表現において内部の構成を示し、図5は、平面図、図6は、底面図である。
1は、高圧エアホース、2は、外側スチールパイプ、3は、バルブ、4は、開閉レバー、5は、内側パイプ、6は、粉塵カバー、7は、調節ネジ、8は、スチールパイプノズル、9は、開口部、10は、バール先端部である。
エアコンプレッサーから高圧エアホース1によりバルブ3の開閉レバー4を開いて、内側パイプ5を通ってスチールパイプノズル8より高圧エアを開口部から角度をつけて噴射する。本考案の主体は掘削装置のスチールパイプノズルの角度を付けた噴射方向にある。
エアコンプレッサーより高圧エアホース1を接続するバルブ3を設けた外側スチールパイプ2の先端部10に角度を付けてかつ先端部を扁平なバール状に屈曲部を形成して、そこに開口部9を設け、前記バルブに接続した内側塩化ビニールパイプ5の先端部にスチールパイプのノズル8を設け、高圧エアを噴射する前記ノズル8を前記の開口部9に設けて掘削穴の内側面に現れた礫の周囲に高圧エアを噴射して礫を掘り出すことが容易にできるようにした掘削装置である。
外側スチールパイプ2に粉塵カバー6の位置を調節ネジ7で移動調節可能に取り付けた。粉塵カバー6の作用は、掘削により掘削穴の土壌が舞い上がってくる粉塵を遮蔽して作業者への害を未然に防ぐものである。掘削穴の深さに対応する外側スチールパイプ2の位置に移動して固定することができ、取り付け固定位置を調節するための調節ネジを有する。図面に示すように粉塵カバー6の形状は、半球形の椀型を有し、平面円形であって、椀型の下面は凹部を形成して、椀型の下方へ粉塵を跳ね返して遮蔽する作用を高めている。
内側パイプ5は、塩化ビニール製のパイプを用いてその上端はバルブ3に接続されている。そのもう一端にはスチールパイプのノズル8を接続している。外側スチールパイプ2の先端のバール状屈曲部に沿って、前記のスチールパイプノズルの先端部には屈曲部が形成されており、ノズル8は外側パイプの先端部10の開口部9に設けられている。エアコンプレッサーから高圧を掛けてバルブ3に送られるエアを開閉レバー4を開いて、スチールパイプノズルで斜めに角度をつけて噴射することができる。
このようなスチールパイプのノズル8の形態を採用したので外側スチールパイプ2の内側パイプ5に前記のノズル8を接続してノズルの先端部が開口部9に設けられており、バルブ3の開閉レバー4を開閉操作する。作業者は、先端部10の開口部9から高圧エアを噴射して掘削穴の底面及び内側面、礫の周囲を掘削することが容易にできるようになる。
このような構成により高圧エアの噴射能力を劣化することなく、作業者は掘削穴の内側面に現れた礫の間に外側スチールパイプの先端屈曲部を差し込んで外側スチールパイプの先端屈曲部を梃子の支点にしてもよく、容易に礫等を排除することができる効果がある。
掘削穴の内側面に出現する礫を速やかに除去するためには、高圧エアの噴射方向を掘削穴の内側面に向けて礫の周囲に噴射すること及び外側スチールパイプの先端屈曲部を差し込んで礫を排除することが要となるので、このバール状の先端部の屈曲部により、スチールパイプノズルの機能は掘削装置の操作性向上と土壌から礫を除去するためにおおいに役立つものである。
外側スチールパイプの先端部は角度があるバール状になっており、屈曲部に開口部を形成して、開口部に取り付けたスチールパイプノズルには、先端部に角度がある屈曲したノズルを用いている。このため、容易に掘削穴の内側に突出した礫の周囲を掘削して排除できる。外側スチールパイプに粉塵カバーを取り付けることによって内側パイプの先端部に前記ノズルからの高圧エアの噴射によって上方へ飛散する粉塵を防御するから、作業者への粉塵による健康障害もなく作業効率を向上することができる。
1 エアホース
2 外側スチールパイプ
3 バルブ
4 開閉レバー
5 内側パイプ
6 粉塵カバー
7 調節ネジ
8 スチールパイプノズル
9 開口部
10 先端屈曲部

Claims (3)

  1. エアコンプレッサーより高圧エアホースを接続するバルブを設けた外側スチールパイプの先端部に角度を付けて屈曲部を形成して、そこに開口部を設け、前記バルブに接続した内側パイプの先端部にスチールパイプのノズルを設け、高圧エアを噴射するノズルを屈曲して前記の開口部に設けて掘削穴の内側面に現れた礫の周囲に高圧エアを噴射して礫を掘り出すことが容易にできるようにした掘削装置。
  2. 先端部に扁平なバール状に屈曲部を形成する外側スチールパイプの周囲に調節ネジで移動調節可能に粉塵カバーを取り付けた請求項1に記載の掘削装置。
  3. 塩化ビニールパイプを使用した内側パイプの先端部に接続してスチールパイプのノズルを屈曲して開口部に設けて高圧エアを角度を付けて噴射することができるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の掘削装置。



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JP2020169485A (ja) * 2019-04-03 2020-10-15 鹿島建設株式会社 空気掘削具

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