JPS592203Y2 - 海底底質調査管 - Google Patents

海底底質調査管

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Publication number
JPS592203Y2
JPS592203Y2 JP1977065977U JP6597777U JPS592203Y2 JP S592203 Y2 JPS592203 Y2 JP S592203Y2 JP 1977065977 U JP1977065977 U JP 1977065977U JP 6597777 U JP6597777 U JP 6597777U JP S592203 Y2 JPS592203 Y2 JP S592203Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder body
injection nozzle
water injection
tube
soil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977065977U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53160203U (ja
Inventor
周作 宮川
俊晶 出井
正次 八木
Original Assignee
古河電気工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 古河電気工業株式会社 filed Critical 古河電気工業株式会社
Priority to JP1977065977U priority Critical patent/JPS592203Y2/ja
Publication of JPS53160203U publication Critical patent/JPS53160203U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS592203Y2 publication Critical patent/JPS592203Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は海底ケーブル、海底送水管の如き線条体を海底
に布設するための溝を掘削すべき布設ルートを選定する
ために海底の土質調査に使用される海底底質調査管の改
良に関する。
線条体を海底に布設する作業は最初に布設ルートを選定
し、この選定された布設ルートに海底溝掘機等で海底に
溝を掘削し、この溝に線条体を埋設して行なっている。
この布設ルートは海底の土質調査に基いて選定されてい
るが、この土質調査には、一般的に、安価で広範囲の海
底を簡単に調査することができる海底底質調査管が使用
されている。
この海底底質調査管はダイパーにより先端の水噴射ノズ
ルで海底面を掘下げて使用され、海底底質調査管の土層
内への入り易さの難易で土質の硬軟を判断している。
しかし、この海底底質調査管は海底面に対して垂直に土
層を掘下げて進むので、この土層に形成される孔と海底
底質調査管との隙間はきわめて小さく、このため海底底
質調査管が土層を深く掘下げていくにつれて、海底底質
調査管は土層と接触する面が大きくなり、また水噴射ノ
ズルにより形成された泥水の海底面上への排出が困難に
なる。
従って海底底質調査管の喰込み速度は、孔が深くなるに
つれ徐々に下る欠点がある。
特に粘土層の如く土質の比較的硬い土層は、他の土層の
ように孔の横筋れがないので、海底底質調査管とこの土
層との間には大きな摩擦力及び粘着力が作用し、従って
海底底質調査管が土層に喰込む速度は著しく遅くなる。
本考案の目的は、水噴射ノズルにより形成された泥水を
効率よく海底面上に排出することができ、従って海底の
土層に一層速く喰込むことができる海底底質調査管を提
供することにある。
本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明すると
、第1図は本考案に係る海底底質調査管10を示し、こ
の海底底質調査管は、第1図に示すように、筒本体12
と、筒本体12から分岐している送水管14と、筒本体
12の下端に取付けられている水噴射ノズル16と、筒
本体12の上端面を水密を保って摺動自在に貫通してそ
の中心軸線を延びる突棒18と、筒本体12のまわりに
同心的に取付けられている土送出し管20とから戒って
いる。
筒本体12は、第1図及び第2図に示すように、上端に
は筒蓋22が液密にボルト締めされており、この筒蓋2
2は中央部に円形の孔22 aが設けられている。
またこの筒蓋22の裏面にはバッキング24がバッキン
グ受26を介して固定されており、突棒18はこの孔2
2a、バッキング24を液密に貫通している。
送水管14は図示しないポンプに連結されている送水管
28にクイックジヨイント30を介して連結され、ポン
プから送られてくる水を筒本体12に送りこんでいる。
水噴射ノズル16は、ポンプから送られて筒本体12に
供給された水を海底面32に噴射して、この海底面に孔
を掘削し、海底底質調査管10が土層内を直進するよう
になっている。
突棒18は、第1図及び第3図に示すように、上端部に
はバンドル34が取付けられ、下端の先端は尖っていて
、筒本体12の下部まで延びている。
この突棒18は、第3図に示すように、筒本体12の内
壁に取付けられているガイドリング36に支持され、こ
の先端が水噴射ノズル16を通して出入れできるように
なっている。
土送出し管20は、第1図及び第4図に示すように、そ
の下部が水噴射ノズル16より僅かに下方に延びていて
テーパ状となっており、またその上部は漏斗状に開いて
おり、スペーサ38を介して筒本体12に固定されてい
る。
この土送出し管は、筒本体12のまわりにエアリフト空
間を形成するためのものである。
この土送出し管20には、その内壁に沿って送気管40
が固定されており、エアリフト空間の下端で開口してい
る。
この送気管には図示しないコンプレッサーから送気ホー
ス42を介して空気が送られてきている。
上記の底屈底質調査管10により海底の土質を調査する
には、ダイパーにより海底面の所定の地点を水噴射ノズ
ル16で掘下げて行なわれるが、送気管40にはコンプ
レッサーから空気が送られてきているので、土送出し管
20内の空間にはエアリフト流が絶えず発生している。
従って水噴射ノズル16により形成された泥水は、土送
出し管20内に発生しているエアリフト流により上方に
運ばれ漏斗状の上端から海底面上に排出される。
水噴射ノズル16がこれ以上土層を掘下げることができ
なくなった場合には、水噴射ノズルの噴射を止めて突棒
18のバンドル34を下方に押して、この突棒18を水
噴射ノズルから突出して、硬い土層か、玉石の如き単な
る障害物であるかを判断することができる。
本実施例においては第1図の点線で示すように、突棒1
8は玉石を突くので、ダイパーはその突いた感触でその
物が玉石であると判断することができる。
尚、この突棒18は水の噴射が行われているときには、
その反動で第1図の実線で示すように浮上げられるので
調査管の喰込みを妨げることはない。
本考案によれば、前記のように、水噴射ノズルで形成さ
れる泥水は土送出し管内に発生するエアリフト流によっ
て容易に海底面上に排出することができ、従って海底底
質調査管の土層に喰込む速度がきわめて高くなり、作業
を効率よく行なうことができる。
また、海底底質調査管の喰込みが行なわれないときには
突棒により感触で土質を調査することができる実益があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る海底底質調査管の垂直断面図、第
2図は第1図の海底底質調査管の上端の拡大断面図、第
3図及び第4図はそれぞれ第1図のA−A線とB−B線
の拡大断面図である。 10・・・・・・海底底質調査管、12・・・・・・筒
本体、14・・・・・・送水管、16・・・・・・水噴
射ノズル、18・・・・・・突棒、20・・・・・・土
送出し管、28・・・・・・送水管、32・・・・・・
海底面、40・・・・・・送気管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送水管が上端側面に連結されている筒本体と前記筒本体
    の下端に設けられた水噴射ノズルとから成る海底底質調
    査管において、前記筒本体の上端面を水密を保って摺動
    自在に貫通し前記水噴射ノズルを通して出し入れするこ
    とができる突棒と、前記筒本体のまわりにエアリフト空
    間を形成するように前記筒本体に同心的に固着され下端
    が前記水噴射ノズルより僅かに下方に延びる土送出し管
    と、前記土送出し管内を貫通し前記エアリフト空間の下
    端に加圧空気を供給する送気管とを更に備えていること
    を特徴とする海底底質調査管。
JP1977065977U 1977-05-24 1977-05-24 海底底質調査管 Expired JPS592203Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977065977U JPS592203Y2 (ja) 1977-05-24 1977-05-24 海底底質調査管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977065977U JPS592203Y2 (ja) 1977-05-24 1977-05-24 海底底質調査管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53160203U JPS53160203U (ja) 1978-12-15
JPS592203Y2 true JPS592203Y2 (ja) 1984-01-21

Family

ID=28971535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977065977U Expired JPS592203Y2 (ja) 1977-05-24 1977-05-24 海底底質調査管

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538457A (en) * 1978-09-11 1980-03-17 Tokyo Electric Co Ltd Roaster

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538457A (en) * 1978-09-11 1980-03-17 Tokyo Electric Co Ltd Roaster

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Publication number Publication date
JPS53160203U (ja) 1978-12-15

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