JP3139410U - 試掘機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電柱用穴を掘削ハンマーを用いて掘削する工事前に、電柱設置の現場おいて、試掘穴を掘って地下埋設物の存否、埋設物の深さや種類の確認をして、確実に、掘削ハンマーによる地下埋設物への損傷を避けられる、試掘機の小型化、並びに試掘の労力を軽減する。
【解決手段】パイプ状の筒体1に取り付けた掘削用圧力空気の噴射ノズル3の噴射口が筒体の内部より出口へ向かって圧力空気を噴射するように取り付け、前記筒体1の内周部に排出用噴射ノズル4の取り付け用凹部2を設けて、前記凹部2に破砕土の排出用噴射ノズル4を設置して取り付け、噴射ノズル4の先端部に設けた円形管5に圧力空気を上側へ噴射する複数の噴射口6を設けて、バルブを開いて圧力空気を上方へ噴射して破砕土を筒体外部へ搬送する。
【選択図】図1

Description

本考案は、電柱設置場所に電柱穴を本掘りする前に、地下埋設物の存否確認のための試掘穴を掘るために、圧力空気発生装置のみで、大きな機械装置を必要とせず、軽量で労力軽減が大きな試掘機に関するものである。
電柱設置穴を掘る掘削ハンマー装置は、ハンマー軸に装着され掘削用の刃に上下振動を与えて岩盤を砕いて掘り進むことができる。このために、掘削ハンマーで掘削工事をする上において岩盤の掘削を行う前に、ガス管、水道管、電力線、光通信線などの地下埋設物の確認作業は避けることができない課題である。
従来、この課題を解決するためには、作業者が試掘穴を手掘りする場合、二人の労力が必要になり、且つ作業効率が向上せず、電柱設置用試掘穴の作業は作業者の健康に与える影響が現れるので試掘機の小型化、軽量化の要請は無視できない。
又電柱用穴の掘削機は、非接触型掘削手段を持つものは、埋設物を損傷させない特徴があるが、例えば特開2006―193912号公報に記載のような先行技術例があるが、非接触掘削手段と吸引搬送手段を合わせ持つために圧力空気発生装置と吸引装置とを併せ持つ大型になり、その構造により移動設置に手間が掛かる装置となっている。
しかし、そのために掘削工事を行う際に大型化機械の使用による電柱設置費用が大きくなるという欠点があった。
又特開2001−132372号公報に記載された電柱設置用地中掘削装置の場合にも、地中掘削用ノズルを用いるので、圧縮空気発生装置、高圧水発生装置、吸引排土車のように大きな装置を必要とする。
地下埋設物の確認のために、直径約40センチメートル、深さ約1メートル20センチ程度の試掘穴を掘るためには、作業者が手掘りすることが必要であった。
従来の特許文献を示す。
特開2006−193912号公報 特開2001−132372号公報
解決しようとする問題点は、電柱用穴を掘削ハンマーを用いて掘削する工事において、電柱用穴を掘削する前に試掘穴を掘って地下埋設物の存否、埋設物の深さや種類の確認をしなければ、掘削ハンマーにより地下埋設物への損傷を避けることができない点である。
本考案は、電柱設置箇所に掘削ハンマーによる本掘り前に、そこにある地下埋設物の確認をするための試掘穴を埋設物への損傷が無く掘削することが可能な試掘機に関して提案するものであり、パイプ状の筒体に取り付けた掘削用圧力空気の噴射ノズルの噴射口が筒体の内部より出口へ向かって圧力空気を噴射するように取り付け、前記筒体の内周部に排出用噴射ノズルの取り付け用凹部を設けて、前記凹部に破砕土の排出用噴射ノズルを取り付け、噴射ノズルの先端部に設けた円形管の上側に圧力空気を噴射する複数の噴射口を設けて、その噴射口より圧力空気を筒体の上方へ噴射して破砕土を筒体外部へ搬送することを特徴とする。
本考案の試掘機は、吸気装置を要しないで圧力空気発生装置のみで筒体に取り付けた試掘用噴射ノズルにより圧力空気を噴射して試掘穴の内部土砂を破砕し、試掘用噴射ノズルにより試掘穴中で破砕された土砂を搬出するため筒体内部に設けた凹部に取り付けた破砕土の排出用噴射ノズルの円形管の上方に設けた噴射口より圧力空気を筒体の上方へ噴射して、筒体の底にある破砕土を吸引し、破砕土は排出ホースを通って土砂袋へ容易に排出する効果が得られる。
本考案は、試掘時に吸気装置を必要としないで圧力空気発生装置のみで、土砂を破砕し、吸引して排出する効果がある。圧力空気発生装置と吸気装置を併せ持っているような大きな機械装置に比べて、本考案により試掘機の小型軽量化が可能となると共に、試掘機を使用して電柱用穴の本掘りの前に試掘する人の労力を軽減できるという利点がある。
試掘穴を掘る時には、パイプ状の筒体に取り付けた掘削用圧力空気の噴射ノズルの噴射口が筒体の内部より出口へ向かって圧力空気を噴射して試掘穴の土砂を破砕し、前記筒体の内周部に設けた凹部に破砕土の排出用噴射ノズルを取り付け、噴射ノズルの先端部に設けた円形管の上側に圧力空気を噴射する複数の噴射口を設けて、圧力空気を筒体の上方へ噴射して破砕土を筒体外部へ搬送する。本考案装置は、試掘機の小型化軽量化を実現した。
図1〜3は、本考案装置の1実施例を示す説明図であって、1はパイプ状の筒体、2は筒体の内側面に設けた噴射ノズル取り付け用の凹部、3は掘削用噴射ノズル、3aは噴射口、4は破砕土の排出用噴射ノズル、5は凹部に取り付けた破砕土の排出用噴射ノズルの先端に設けた円形管、6は円形管の上面に開口して設けた噴射口、7は破砕土の排出用ホースである。
本考案の試掘機は、パイプ状の筒体1の下端には筒体1に取り付けた掘削用圧力空気の噴射ノズル3の噴射口3aが内部より出口へ向かって圧力空気を噴射するように筒体1に取り付けられている。前記筒体1の内周部に排出用噴射ノズル4の取り付け用凹部2を設けて、前記凹部2に破砕土の排出用噴射ノズル4を取り付け、噴射ノズル4の先端部に設けた円形管5の上側に圧力空気を上方へ噴射する複数の噴射口6を設けて、噴射口6より圧力空気を上方へ噴射して破砕土を筒体1の上部に接続した破砕土の排出用ホース7により外部へ搬送する。
筒体1に取り付けた破砕用噴射ノズル3の噴射口3aより圧力空気を噴射して試掘穴を掘削する。前記筒体1の内周部の凹部2に取り付けた排出用噴射ノズル4の先端部に設けた円形管5の上側に圧力空気を噴射することにより、試掘穴の破砕土を筒体1の上部へ搬送して、筒体の上端に接続した破砕土の排出用ホース7により外部へ搬送して、破砕土の集積袋へ収納して廃棄することを特徴とする。
前記排出用噴射ノズル4の先端部に円形管5を設け、その上側に圧力空気を噴射する複数の噴射口6を設けてあることを特徴とする。
前記円形管5の上側に設けてある圧力空気を噴射する複数の噴射口6より筒体1の上方へ圧力空気を噴射するために支障の無い程度に筒体の凹部2に円形管5を設置して取り付け、その円形管の上側に複数の噴射口6が筒体の上方へ向かって設けてあることを特徴とする。
前記の破砕用噴射ノズル3と排出用噴射ノズル4には、いずれにも圧力空気発生装置より高圧空気を送り込む高圧ホースを接続して、破砕用噴射ノズルに設けたバルブ8を開いて噴射口3aより噴射して高圧空気で試掘穴を掘り,更に掘った試掘穴の底にある破砕土を排出用噴射ノズル4のバルブ9を開いて高圧空気により吸い上げて試掘穴の外部へ搬送する効果がある。
本考案に係る試掘機は、電柱用穴を掘削する地点に掘削ハンマーを用いて掘削する工事前に、試掘穴を掘って地下埋設物の存否、埋設物の深さや種類を確認して、掘削ハンマーにより地下埋設物への損傷を避けることができると共に、電柱用穴を掘る前に、試掘穴を掘る人の健康に掛かる負荷をできるだけ軽減するために利用することができる。
本願考案の実施方法を示した試掘機の断面図である。(実施例1) 本願考案の実施方法を示した破砕土の排出用噴射ノズルの平面図である。(実施例1) 本願考案の実施方法を示した破砕土の排出用噴射ノズルの断面図である。(実施例1)
符号の説明
1 筒体
2 筒体の内周側に設けた凹部
3 掘削用噴射ノズル
3a 噴射口
4 破砕土の排出用噴射ノズル
5 円形管
6 噴射口
7 破砕土の排出用ホース
8 バルブ
9 バルブ

Claims (3)

  1. 電柱設置箇所に掘削ハンマーによる本掘り前に、そこにある地下埋設物の確認をするための試掘穴を掘削する試掘機において、パイプ状の筒体に取り付けた掘削用圧力空気の噴射ノズルの噴射口が筒体の内部より出口へ向かって圧力空気を噴射するように取り付け、前記筒体の内周部に凹部を設けて、前記凹部に破砕土の排出用噴射ノズルを取り付け、排出用噴射ノズルの噴射口より圧力空気を筒体の上方へ噴射して破砕土を筒体外部へ搬送することを特徴とする試掘機。
  2. 請求項1に記載の排出用噴射ノズルの先端部に円形管を設け、その上側に圧力空気を噴射する複数の噴射口を設けてあることを特徴とする試掘機。
  3. 請求項3に記載の排出用噴射ノズルの先端部に設けた円形管の上側に設けてある圧力空気を噴射する複数の噴射口より筒体の上方へ圧力空気を噴射するために支障の無い程度に筒体の凹部に円形管を設置して取り付けてあることを特徴とする試掘機。
JP2007009310U 2007-12-03 2007-12-03 試掘機 Expired - Lifetime JP3139410U (ja)

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