JP3157084B2 - テレビ中継放送機 - Google Patents
テレビ中継放送機Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ中継放送機に係
り、特に、テレビジョン地上放送において、混合器の入
出力分離度に影響されずに位相同期ループを安定動作さ
せ、送信周波数を極めて安定化させ、同一チャンネルの
混信を防いだ、いわゆる精密オフセット放送が可能なテ
レビ中継放送機に関する。
り、特に、テレビジョン地上放送において、混合器の入
出力分離度に影響されずに位相同期ループを安定動作さ
せ、送信周波数を極めて安定化させ、同一チャンネルの
混信を防いだ、いわゆる精密オフセット放送が可能なテ
レビ中継放送機に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の精密オフセット放送方式
を用いたテレビ中継放送機の構成図である。図中、1は
電圧制御局部発振器、2はIF信号101とLO信号1
03を混合して送信信号を生成する送信信号生成用混合
器、3は送信信号生成用混合器2からの出力信号につい
て、送信信号以外の不要成分を取り除く帯域通過ろ波
器、4は送信信号を規定出力レベルまで増幅する電力増
幅器である。
を用いたテレビ中継放送機の構成図である。図中、1は
電圧制御局部発振器、2はIF信号101とLO信号1
03を混合して送信信号を生成する送信信号生成用混合
器、3は送信信号生成用混合器2からの出力信号につい
て、送信信号以外の不要成分を取り除く帯域通過ろ波
器、4は送信信号を規定出力レベルまで増幅する電力増
幅器である。
【0003】また、5は位相比較器、6は該位相比較器
5の出力信号について不要成分を取り除き、電圧制御局
部発振器1の発振周波数を制御する制御電圧を出力する
低域通過ろ波器である。
5の出力信号について不要成分を取り除き、電圧制御局
部発振器1の発振周波数を制御する制御電圧を出力する
低域通過ろ波器である。
【0004】また、7は基準発振器、37は周波数1
7.5[MHz]の信号を生成する17.5MHz発生
器、9は周波数2[MHz]の信号を生成する2MHz
発生器、10は入力された信号周波数の整数倍の周波数
を持つ信号を出力する高調波発生器、11は周波数25
0[kHz]の信号を生成する250kHz発生器であ
る。
7.5[MHz]の信号を生成する17.5MHz発生
器、9は周波数2[MHz]の信号を生成する2MHz
発生器、10は入力された信号周波数の整数倍の周波数
を持つ信号を出力する高調波発生器、11は周波数25
0[kHz]の信号を生成する250kHz発生器であ
る。
【0005】また、12はIF信号101から音声信号
を除去し、映像信号成分のみを取り出す17.75MH
z帯域通過ろ波器、13は映像信号の振幅変調成分を取
り除く制限器、14は制限器13により得られる周波数
17.75[MHz]の搬送波と、17.5MHz発生
器37から出力される周波数17.5[MHz]を持つ
信号とについて、周波数の差成分を取り出す第1混合
器、30は第1混合器14の出力について不要成分を取
り除く250kHz低域通過ろ波器である。
を除去し、映像信号成分のみを取り出す17.75MH
z帯域通過ろ波器、13は映像信号の振幅変調成分を取
り除く制限器、14は制限器13により得られる周波数
17.75[MHz]の搬送波と、17.5MHz発生
器37から出力される周波数17.5[MHz]を持つ
信号とについて、周波数の差成分を取り出す第1混合
器、30は第1混合器14の出力について不要成分を取
り除く250kHz低域通過ろ波器である。
【0006】また、16は電圧制御局部発振器1から出
力されるLO信号103と高調波発生器10から出力さ
れる高調波を入力とし、これら2つの信号の周波数の差
成分を取り出す第2混合器、17は第2混合器16の出
力について周波数500[kHz]成分のみを取り出す
500kHz低域通過ろ波器、18は250kHz低域
通過ろ波器30と500kHz低域通過ろ波器17から
の出力信号を入力とし、これら2つの信号の周波数の差
成分を生成する第3混合器、19は第3混合器18の出
力に含まれる不要周波数成分を取り除き、周波数250
[kHz]成分のみを取り出す250kHz低域通過ろ
波器である。
力されるLO信号103と高調波発生器10から出力さ
れる高調波を入力とし、これら2つの信号の周波数の差
成分を取り出す第2混合器、17は第2混合器16の出
力について周波数500[kHz]成分のみを取り出す
500kHz低域通過ろ波器、18は250kHz低域
通過ろ波器30と500kHz低域通過ろ波器17から
の出力信号を入力とし、これら2つの信号の周波数の差
成分を生成する第3混合器、19は第3混合器18の出
力に含まれる不要周波数成分を取り除き、周波数250
[kHz]成分のみを取り出す250kHz低域通過ろ
波器である。
【0007】次に、本従来例のテレビ中継放送機におけ
る動作について説明する。まず送信信号生成用混合器2
では、IF信号101と電圧制御局部発振器1から出力
されるLO信号103とが混合され、送信周波数に変換
される。次に、帯域通過ろ波器3により不要な成分が取
り除かれた後、電力増幅器4により規定の電力まで増幅
され、送信信号102として出力される。
る動作について説明する。まず送信信号生成用混合器2
では、IF信号101と電圧制御局部発振器1から出力
されるLO信号103とが混合され、送信周波数に変換
される。次に、帯域通過ろ波器3により不要な成分が取
り除かれた後、電力増幅器4により規定の電力まで増幅
され、送信信号102として出力される。
【0008】この時、IF信号101の一部は、17.
75MHz帯域通過ろ波器12により、音声信号成分が
取り除かれて映像信号成分のみとされた後、制限器13
により振幅変調成分が取り除かれ、周波数17.75
[MHz]の搬送波となる。
75MHz帯域通過ろ波器12により、音声信号成分が
取り除かれて映像信号成分のみとされた後、制限器13
により振幅変調成分が取り除かれ、周波数17.75
[MHz]の搬送波となる。
【0009】基準発振器7は、水晶或いはルビジウムの
恒温槽付発振器であり、その発振周波数は極めて安定し
ている。発振周波数は例えば10[MHz]である。1
7.5MHz発生器37,2MHz発生器9,250k
Hz発生器11では、基準発振器7の出力信号を分周・
逓倍することにより、それぞれの発振周波数を持つ信号
を得ている。例えば、基準発振器7の発振周波数が10
[MHz]の場合、2[MHz],250[kHz]の
周波数は、10[MHz]をそれぞれ5分周,40分周
することにより得られる。また、周波数17.5[MH
z]は4分周した後、7逓倍することにより得られる。
基準発振器7の信号を分周・逓倍して得られる周波数1
7.5[MHz],2[MHz],250[kHz]を
持つ信号の周波数安定度は、基準発振器7の発振周波数
における周波数安定度と同じである。
恒温槽付発振器であり、その発振周波数は極めて安定し
ている。発振周波数は例えば10[MHz]である。1
7.5MHz発生器37,2MHz発生器9,250k
Hz発生器11では、基準発振器7の出力信号を分周・
逓倍することにより、それぞれの発振周波数を持つ信号
を得ている。例えば、基準発振器7の発振周波数が10
[MHz]の場合、2[MHz],250[kHz]の
周波数は、10[MHz]をそれぞれ5分周,40分周
することにより得られる。また、周波数17.5[MH
z]は4分周した後、7逓倍することにより得られる。
基準発振器7の信号を分周・逓倍して得られる周波数1
7.5[MHz],2[MHz],250[kHz]を
持つ信号の周波数安定度は、基準発振器7の発振周波数
における周波数安定度と同じである。
【0010】次に第1混合器14では、制限器13から
出力される周波数17.75[MHz]を持つ信号と、
17.5MHz発生器37から出力される周波数17.
5[MHz]を持つ信号とを混合し、周波数250[k
Hz]成分を得る。250kHz低域通過ろ波器30で
は、第1混合器14から出力される周波数250[kH
z]の成分以外の不要な周波数成分が取り除かれる。
出力される周波数17.75[MHz]を持つ信号と、
17.5MHz発生器37から出力される周波数17.
5[MHz]を持つ信号とを混合し、周波数250[k
Hz]成分を得る。250kHz低域通過ろ波器30で
は、第1混合器14から出力される周波数250[kH
z]の成分以外の不要な周波数成分が取り除かれる。
【0011】一方、電圧制御局部発振器1より出力され
るLO信号103の一部は、第2混合器16により、高
調波発生器10から出力される周波数2[MHz]の高
調波(2,4,6,…,748,750,…[MH
z])成分と混合される。この時、LO信号103の周
波数は、例えば、1チャンネルでは73.5[MHz]
であり、62チャンネルでは747.5[MHz]であ
る。すなわち、テレビビジョン地上放送の全チャンネル
(1〜62チャンネル)にて、その1[MHz]の位の
値は奇数であり、100[kHz]の位の値は5となっ
ている。よって、第2混合器16では、500[kH
z],1.5[MHz],2.5[MHz],3.5
[MHz],…の周波数成分の信号が生成される。さら
に、500kHz低域通過ろ波器17では、周波数50
0[kHz]を持つ信号のみが取り出される。但し、オ
フセット方式の場合は、送信周波数および局部発振周波
数共に、+10[kHz]或いは−10[kHz]だけ
ずれる。
るLO信号103の一部は、第2混合器16により、高
調波発生器10から出力される周波数2[MHz]の高
調波(2,4,6,…,748,750,…[MH
z])成分と混合される。この時、LO信号103の周
波数は、例えば、1チャンネルでは73.5[MHz]
であり、62チャンネルでは747.5[MHz]であ
る。すなわち、テレビビジョン地上放送の全チャンネル
(1〜62チャンネル)にて、その1[MHz]の位の
値は奇数であり、100[kHz]の位の値は5となっ
ている。よって、第2混合器16では、500[kH
z],1.5[MHz],2.5[MHz],3.5
[MHz],…の周波数成分の信号が生成される。さら
に、500kHz低域通過ろ波器17では、周波数50
0[kHz]を持つ信号のみが取り出される。但し、オ
フセット方式の場合は、送信周波数および局部発振周波
数共に、+10[kHz]或いは−10[kHz]だけ
ずれる。
【0012】次に第3混合器18では、250kHz低
域通過ろ波器30の出力である周波数250[kHz]
の信号と、500kHz低域通過ろ波器17の出力であ
る周波数500[kHz]の信号との周波数の差成分で
ある、周波数250[kHz]を持つ信号が生成され、
さらに、250kHz低域通過ろ波器19により不要な
成分が取り除かれる。
域通過ろ波器30の出力である周波数250[kHz]
の信号と、500kHz低域通過ろ波器17の出力であ
る周波数500[kHz]の信号との周波数の差成分で
ある、周波数250[kHz]を持つ信号が生成され、
さらに、250kHz低域通過ろ波器19により不要な
成分が取り除かれる。
【0013】次に位相比較器5では、250kHz低域
通過ろ波器19の出力である周波数250[kHz]を
持つ信号と、250kHz発生器11の出力である周波
数250[kHz]を持つ信号との位相を比較し、位相
差に応じた誤差電圧を出力する。この誤差電圧は、低域
通過ろ波器6により不要な成分が取り除かれ、電圧制御
局部発振器1の発振周波数を制御する制御電圧となる。
通過ろ波器19の出力である周波数250[kHz]を
持つ信号と、250kHz発生器11の出力である周波
数250[kHz]を持つ信号との位相を比較し、位相
差に応じた誤差電圧を出力する。この誤差電圧は、低域
通過ろ波器6により不要な成分が取り除かれ、電圧制御
局部発振器1の発振周波数を制御する制御電圧となる。
【0014】以上説明した構成により、LO信号10
3、すなわち電圧制御局部発振器1の発振周波数は、基
準発振器7の発振周波数を基準とした位相同期ループ
(PLL;Phase-Locked Loop )により安定化が図られ
ている。
3、すなわち電圧制御局部発振器1の発振周波数は、基
準発振器7の発振周波数を基準とした位相同期ループ
(PLL;Phase-Locked Loop )により安定化が図られ
ている。
【0015】次に、本従来例における送信周波数安定度
について、62チャンネル、オフセット0[kHz]の
場合を例にとり、以下に説明する。IF信号101、L
O信号103の各周波数をそれぞれ次のように仮定す
る。
について、62チャンネル、オフセット0[kHz]の
場合を例にとり、以下に説明する。IF信号101、L
O信号103の各周波数をそれぞれ次のように仮定す
る。
【0016】 IF=17.75 +α [MHz] …(1) LO=747.5 +β [MHz] …(2) ここで、αとβは偏差である。この時、送信周波数Fv
は Fv=IF+LO=765.25+(α+β) [MHz] …(3) となり、α+βが送信周波数偏差となる。
は Fv=IF+LO=765.25+(α+β) [MHz] …(3) となり、α+βが送信周波数偏差となる。
【0017】また、基準発振器7の周波数安定度をχと
すると、この基準発振器7の出力信号を分周・逓倍して
得られる信号の周波数安定度もχとなる。この時、各部
分の周波数は、以下のように表される。すなわち、25
0kHz低域通過ろ波器30の出力は、 (17.75 +α)−17.5(1+χ)=0.25+α−17.5χ [MHz]…(4) となり、また、500kHz低域通過ろ波器17の出力
周波数は、高調波発生器10から出力される2[MH
z]の高調波のうち周波数の差成分として500[kH
z]が得られるのは748[MHz]成分のみであるの
で、 748 (1+χ)−(747.5 +β)=0.5 −β+748 χ [MHz] …(5 )となる。さらに、250kHz低域通過ろ波器19の出力周波数は、式(4) および式(5)の差より求められ、 (0.5 −β+748 χ)−(0.25+α−17.5χ) =0.25+765.5 χ−(α+β) [MHz] …(6) となる。
すると、この基準発振器7の出力信号を分周・逓倍して
得られる信号の周波数安定度もχとなる。この時、各部
分の周波数は、以下のように表される。すなわち、25
0kHz低域通過ろ波器30の出力は、 (17.75 +α)−17.5(1+χ)=0.25+α−17.5χ [MHz]…(4) となり、また、500kHz低域通過ろ波器17の出力
周波数は、高調波発生器10から出力される2[MH
z]の高調波のうち周波数の差成分として500[kH
z]が得られるのは748[MHz]成分のみであるの
で、 748 (1+χ)−(747.5 +β)=0.5 −β+748 χ [MHz] …(5 )となる。さらに、250kHz低域通過ろ波器19の出力周波数は、式(4) および式(5)の差より求められ、 (0.5 −β+748 χ)−(0.25+α−17.5χ) =0.25+765.5 χ−(α+β) [MHz] …(6) となる。
【0018】一方、250kHz発生器11の出力周波
数は0.25(1+χ)[MHz]であり、上記構成の
位相同期ループにより、この出力周波数が式(6)と等
しいとすると、 0.25(1+χ)=0.25+765.5 χ−(α+β) [MHz] …(7) ∴ α+β=−765.25χ [MHz] …(8) となる。よって、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1−χ) [MHz] …(9) となり、送信周波数Fvの安定度は基準発振器7の発振
周波数安定度χに追随する。
数は0.25(1+χ)[MHz]であり、上記構成の
位相同期ループにより、この出力周波数が式(6)と等
しいとすると、 0.25(1+χ)=0.25+765.5 χ−(α+β) [MHz] …(7) ∴ α+β=−765.25χ [MHz] …(8) となる。よって、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1−χ) [MHz] …(9) となり、送信周波数Fvの安定度は基準発振器7の発振
周波数安定度χに追随する。
【0019】以上説明した例では、62チャンネル,オ
フセット0[kHz]の場合を取り上げたが、チャンネ
ル数、周波数オフセットが異なる場合でも、同様の結果
が得られる(但し、位相比較周波数は240[kHz]
或いは260[kHz]とする)。
フセット0[kHz]の場合を取り上げたが、チャンネ
ル数、周波数オフセットが異なる場合でも、同様の結果
が得られる(但し、位相比較周波数は240[kHz]
或いは260[kHz]とする)。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のテレビ
中継放送機では、精密オフセット放送方式を以上のよう
に実現しているが、実際の混合器の入出力分離度が有限
であるために、第3混合器18の出力には、入力の25
0[kHz]の信号成分が僅かながら含まれており、こ
の成分が雑音となって、250kHz低域通過ろ波器1
9によって除去されずに位相比較器5に入力され、位相
同期ループの不安定性の原因となる。つまり、混合器の
入出力分離度に影響される雑音成分により位相同期ルー
プのロックが外れた場合、送信周波数は所要の偏差に入
らなくなるという問題があった。
中継放送機では、精密オフセット放送方式を以上のよう
に実現しているが、実際の混合器の入出力分離度が有限
であるために、第3混合器18の出力には、入力の25
0[kHz]の信号成分が僅かながら含まれており、こ
の成分が雑音となって、250kHz低域通過ろ波器1
9によって除去されずに位相比較器5に入力され、位相
同期ループの不安定性の原因となる。つまり、混合器の
入出力分離度に影響される雑音成分により位相同期ルー
プのロックが外れた場合、送信周波数は所要の偏差に入
らなくなるという問題があった。
【0021】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、テレビジョン地上放送において、混合器
の入出力分離度に影響されずに位相同期ループを安定動
作させ、送信周波数を極めて安定化させ、同一チャンネ
ルの混信を防止し得る、いわゆる精密オフセット放送を
可能としたテレビ中継放送機を提供することを目的とす
る。
されたもので、テレビジョン地上放送において、混合器
の入出力分離度に影響されずに位相同期ループを安定動
作させ、送信周波数を極めて安定化させ、同一チャンネ
ルの混信を防止し得る、いわゆる精密オフセット放送を
可能としたテレビ中継放送機を提供することを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴のテレビ中継放送機は、精密オ
フセット放送方式のテレビ中継放送機において、電圧制
御局部発振器と、極めて高安定な発振周波数を出力する
基準発振器と、当該テレビ中継放送機に供給される中間
周波数信号(周波数17.75[MHz])と、前記基
準発振器の出力に基づき生成される周波数17[MH
z]の信号との差成分である周波数750[kHz]の
信号を生成する第1混合器と、前記電圧制御局部発振器
の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成され
る周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分である
周波数500[kHz]の信号を生成する第2混合器
と、前記第1混合器の出力である周波数750[kH
z]の信号と、前記第2混合器の出力である周波数50
0[kHz]の信号との差成分である周波数250[k
Hz]の信号を生成する第3混合器と、前記第3混合器
の出力に含まれる不要周波数成分を取り除くことによっ
て周波数250[kHz]のみの信号を取り出す第3混
合器出力用低域通過ろ波器と、前記第3混合器出力用低
域通過ろ波器を通過した前記第3混合器の出力である周
波数250[kHz]の信号と、前記基準発振器の出力
に基づき生成される周波数250[kHz]の信号との
位相を比較する位相比較器と、前記位相比較器の出力に
ついて所定周波数を通過させることによって前記電圧制
御局部発振器の発振周波数を制御する電圧制御局部発振
器入力用低域通過ろ波器とを有し、前記第3混合器に入
力される各信号の周波数のいずれかと、前記第3混合器
用低域通過ろ波器に入力される信号の周波数とを異なら
せたものである。
に、本発明の第1の特徴のテレビ中継放送機は、精密オ
フセット放送方式のテレビ中継放送機において、電圧制
御局部発振器と、極めて高安定な発振周波数を出力する
基準発振器と、当該テレビ中継放送機に供給される中間
周波数信号(周波数17.75[MHz])と、前記基
準発振器の出力に基づき生成される周波数17[MH
z]の信号との差成分である周波数750[kHz]の
信号を生成する第1混合器と、前記電圧制御局部発振器
の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成され
る周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分である
周波数500[kHz]の信号を生成する第2混合器
と、前記第1混合器の出力である周波数750[kH
z]の信号と、前記第2混合器の出力である周波数50
0[kHz]の信号との差成分である周波数250[k
Hz]の信号を生成する第3混合器と、前記第3混合器
の出力に含まれる不要周波数成分を取り除くことによっ
て周波数250[kHz]のみの信号を取り出す第3混
合器出力用低域通過ろ波器と、前記第3混合器出力用低
域通過ろ波器を通過した前記第3混合器の出力である周
波数250[kHz]の信号と、前記基準発振器の出力
に基づき生成される周波数250[kHz]の信号との
位相を比較する位相比較器と、前記位相比較器の出力に
ついて所定周波数を通過させることによって前記電圧制
御局部発振器の発振周波数を制御する電圧制御局部発振
器入力用低域通過ろ波器とを有し、前記第3混合器に入
力される各信号の周波数のいずれかと、前記第3混合器
用低域通過ろ波器に入力される信号の周波数とを異なら
せたものである。
【0023】また、本発明の第2の特徴のテレビ中継放
送機は、精密オフセット放送方式のテレビ中継放送機に
おいて、電圧制御局部発振器と、極めて高安定な発振周
波数を出力する基準発振器と、当該テレビ中継放送機に
供給される中間周波数信号(周波数17.75[MH
z])と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数17.2[MHz]の信号との差成分である周波数
550[kHz]の信号を生成する第1混合器と、前記
電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器の出
力に基づき生成される周波数2[MHz]の信号の高調
波との差成分である周波数500[kHz]の信号を生
成する第2混合器と、前記第1混合器の出力である周波
数550[kHz]の信号と、前記第2混合器の出力で
ある周波数500[kHz]の信号との差成分である周
波数50[kHz]の信号を生成する第3混合器と、前
記第3混合器の出力に含まれる不要周波数成分を取り除
くことによって周波数50[kHz]のみの信号を取り
出す第3混合器出力用低域通過ろ波器と、前記第3混合
器出力用低域通過ろ波器を通過した前記第3混合器の出
力である周波数50[kHz]の信号と、前記基準発振
器の出力に基づき生成される周波数50[kHz]の信
号との位相を比較する位相比較器と、前記位相比較器の
出力について所定周波数を通過させることによって前記
電圧制御局部発振器の発振周波数を制御する電圧制御局
部発振器入力用低域通過ろ波器とを有し、前記第3混合
器に入力される各信号の周波数のいずれかと、前記第3
混合器用低域通過ろ波器に入力される信号の周波数とを
異ならせたものである。
送機は、精密オフセット放送方式のテレビ中継放送機に
おいて、電圧制御局部発振器と、極めて高安定な発振周
波数を出力する基準発振器と、当該テレビ中継放送機に
供給される中間周波数信号(周波数17.75[MH
z])と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数17.2[MHz]の信号との差成分である周波数
550[kHz]の信号を生成する第1混合器と、前記
電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器の出
力に基づき生成される周波数2[MHz]の信号の高調
波との差成分である周波数500[kHz]の信号を生
成する第2混合器と、前記第1混合器の出力である周波
数550[kHz]の信号と、前記第2混合器の出力で
ある周波数500[kHz]の信号との差成分である周
波数50[kHz]の信号を生成する第3混合器と、前
記第3混合器の出力に含まれる不要周波数成分を取り除
くことによって周波数50[kHz]のみの信号を取り
出す第3混合器出力用低域通過ろ波器と、前記第3混合
器出力用低域通過ろ波器を通過した前記第3混合器の出
力である周波数50[kHz]の信号と、前記基準発振
器の出力に基づき生成される周波数50[kHz]の信
号との位相を比較する位相比較器と、前記位相比較器の
出力について所定周波数を通過させることによって前記
電圧制御局部発振器の発振周波数を制御する電圧制御局
部発振器入力用低域通過ろ波器とを有し、前記第3混合
器に入力される各信号の周波数のいずれかと、前記第3
混合器用低域通過ろ波器に入力される信号の周波数とを
異ならせたものである。
【0024】また、本発明の第3の特徴のテレビ中継放
送機は、精密オフセット放送方式のテレビ中継放送機に
おいて、電圧制御局部発振器と、極めて高安定な発振周
波数を出力する基準発振器と、当該テレビ中継放送機に
供給される中間周波数信号(周波数17.75[MH
z])と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数15[MHz]の信号との差成分である周波数2.
75[MHz]の信号を生成する第1混合器と、前記電
圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器の出力
に基づき生成される周波数6[MHz]の信号の高調波
との差成分である周波数2.5[MHz]の信号を生成
する第2混合器と、前記第1混合器の出力である周波数
2.75[MHz]の信号と、前記第2混合器の出力で
ある周波数2.5[MHz]の信号との差成分である周
波数250[kHz]の信号を生成する第3混合器と、
前記第3混合器の出力に含まれる不要周波数成分を取り
除くことによって周波数250[kHz]のみの信号を
取り出す第3混合器出力用低域通過ろ波器と、前記第3
混合器出力用低域通過ろ波器を通過した前記第3混合器
の出力である周波数250[kHz]の信号と、前記基
準発振器の出力に基づき生成される周波数250[kH
z]の信号との位相を比較する位相比較器と、前記位相
比較器の出力について所定周波数を通過させることによ
って前記電圧制御局部発振器の発振周波数を制御する電
圧制御局部発振器入力用低域通過ろ波器とを有し、前記
第3混合器に入力される各信号の周波数のいずれかと、
前記第3混合器用低域通過ろ波器に入力される信号の周
波数とを異ならせたものである。
送機は、精密オフセット放送方式のテレビ中継放送機に
おいて、電圧制御局部発振器と、極めて高安定な発振周
波数を出力する基準発振器と、当該テレビ中継放送機に
供給される中間周波数信号(周波数17.75[MH
z])と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数15[MHz]の信号との差成分である周波数2.
75[MHz]の信号を生成する第1混合器と、前記電
圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器の出力
に基づき生成される周波数6[MHz]の信号の高調波
との差成分である周波数2.5[MHz]の信号を生成
する第2混合器と、前記第1混合器の出力である周波数
2.75[MHz]の信号と、前記第2混合器の出力で
ある周波数2.5[MHz]の信号との差成分である周
波数250[kHz]の信号を生成する第3混合器と、
前記第3混合器の出力に含まれる不要周波数成分を取り
除くことによって周波数250[kHz]のみの信号を
取り出す第3混合器出力用低域通過ろ波器と、前記第3
混合器出力用低域通過ろ波器を通過した前記第3混合器
の出力である周波数250[kHz]の信号と、前記基
準発振器の出力に基づき生成される周波数250[kH
z]の信号との位相を比較する位相比較器と、前記位相
比較器の出力について所定周波数を通過させることによ
って前記電圧制御局部発振器の発振周波数を制御する電
圧制御局部発振器入力用低域通過ろ波器とを有し、前記
第3混合器に入力される各信号の周波数のいずれかと、
前記第3混合器用低域通過ろ波器に入力される信号の周
波数とを異ならせたものである。
【0025】また、本発明の第4の特徴のテレビ中継放
送機は、精密オフセット放送方式のテレビ中継放送機に
おいて、電圧制御局部発振器と、極めて高安定な発振周
波数を出力する基準発振器と、当該テレビ中継放送機に
供給される中間周波数信号(周波数17.75[MH
z])と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数18[MHz]の信号との差成分である周波数25
0[kHz]の信号を生成する第1混合器と、前記電圧
制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器の出力に
基づき生成される周波数2[MHz]の信号の高調波と
の差成分である周波数1.5[MHz]の信号を生成す
る第2混合器と、前記第1混合器の出力である周波数2
50[kHz]の信号と、前記第2混合器の出力である
周波数1.5[MHz]の信号との差成分である周波数
1.25[MHz]の信号を生成する第3混合器と、前
記第3混合器の出力に含まれる不要周波数成分を取り除
くことによって周波数1.25[MHz]のみの信号を
取り出す第3混合器出力用低域通過ろ波器と、前記第3
混合器出力用低域通過ろ波器を通過した前記第3混合器
の出力である周波数1.25[MHz]の信号と、前記
基準発振器の出力に基づき生成される周波数1.25
[MHz]の信号との位相を比較する位相比較器と、前
記位相比較器の出力について所定周波数を通過させるこ
とによって前記電圧制御局部発振器の発振周波数を制御
する電圧制御局部発振器入力用低域通過ろ波器とを有
し、前記第3混合器に入力される各信号の周波数のいず
れかと、前記第3混合器用低域通過ろ波器に入力される
信号の周波数とを異ならせたものである。
送機は、精密オフセット放送方式のテレビ中継放送機に
おいて、電圧制御局部発振器と、極めて高安定な発振周
波数を出力する基準発振器と、当該テレビ中継放送機に
供給される中間周波数信号(周波数17.75[MH
z])と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数18[MHz]の信号との差成分である周波数25
0[kHz]の信号を生成する第1混合器と、前記電圧
制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器の出力に
基づき生成される周波数2[MHz]の信号の高調波と
の差成分である周波数1.5[MHz]の信号を生成す
る第2混合器と、前記第1混合器の出力である周波数2
50[kHz]の信号と、前記第2混合器の出力である
周波数1.5[MHz]の信号との差成分である周波数
1.25[MHz]の信号を生成する第3混合器と、前
記第3混合器の出力に含まれる不要周波数成分を取り除
くことによって周波数1.25[MHz]のみの信号を
取り出す第3混合器出力用低域通過ろ波器と、前記第3
混合器出力用低域通過ろ波器を通過した前記第3混合器
の出力である周波数1.25[MHz]の信号と、前記
基準発振器の出力に基づき生成される周波数1.25
[MHz]の信号との位相を比較する位相比較器と、前
記位相比較器の出力について所定周波数を通過させるこ
とによって前記電圧制御局部発振器の発振周波数を制御
する電圧制御局部発振器入力用低域通過ろ波器とを有
し、前記第3混合器に入力される各信号の周波数のいず
れかと、前記第3混合器用低域通過ろ波器に入力される
信号の周波数とを異ならせたものである。
【0026】また、本発明の第5の特徴のテレビ中継放
送機は、精密オフセット放送方式のテレビ中継放送機に
おいて、電圧制御局部発振器と、極めて高安定な発振周
波数を出力する基準発振器と、前記電圧制御局部発振器
の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成され
る周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分である
周波数500[kHz]の信号を生成する第2混合器
と、当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信号
(周波数17.75[MHz])と、前記第2混合器の
出力である周波数500[kHz]の信号との差成分で
ある周波数17.25[MHz]の信号を生成する第1
混合器と、前記第1混合器の出力に含まれる不要周波数
成分を取り除くことによって周波数17.25[MH
z]のみの信号を取り出す帯域通過ろ波器と、前記帯域
通過ろ波器を通過した前記第1混合器の出力である周波
数17.25[MHz]の信号と、前記基準発振器の出
力に基づき生成される周波数17.25[MHz]の信
号との位相を比較する位相比較器と、前記位相比較器の
出力について所定周波数を通過させることによって前記
電圧制御局部発振器の発振周波数を制御する低域通過ろ
波器とを有し、前記第1混合器に入力される各信号の周
波数のいずれかと、前記帯域通過ろ波器に入力される信
号の周波数とを異ならせたものである。
送機は、精密オフセット放送方式のテレビ中継放送機に
おいて、電圧制御局部発振器と、極めて高安定な発振周
波数を出力する基準発振器と、前記電圧制御局部発振器
の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成され
る周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分である
周波数500[kHz]の信号を生成する第2混合器
と、当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信号
(周波数17.75[MHz])と、前記第2混合器の
出力である周波数500[kHz]の信号との差成分で
ある周波数17.25[MHz]の信号を生成する第1
混合器と、前記第1混合器の出力に含まれる不要周波数
成分を取り除くことによって周波数17.25[MH
z]のみの信号を取り出す帯域通過ろ波器と、前記帯域
通過ろ波器を通過した前記第1混合器の出力である周波
数17.25[MHz]の信号と、前記基準発振器の出
力に基づき生成される周波数17.25[MHz]の信
号との位相を比較する位相比較器と、前記位相比較器の
出力について所定周波数を通過させることによって前記
電圧制御局部発振器の発振周波数を制御する低域通過ろ
波器とを有し、前記第1混合器に入力される各信号の周
波数のいずれかと、前記帯域通過ろ波器に入力される信
号の周波数とを異ならせたものである。
【0027】さらに、本発明の第6の特徴のテレビ中継
放送機は、精密オフセット放送方式のテレビ中継放送機
において、電圧制御局部発振器と、極めて高安定な発振
周波数を出力する基準発振器と、前記電圧制御局部発振
器の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成さ
れる周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分であ
る周波数1.5[MHz]の信号を生成する第2混合器
と、当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信号
(周波数17.75[MHz])と、前記第2混合器の
出力である周波数1.5[MHz]の信号との和成分で
ある周波数19.25[MHz]の信号を生成する第4
混合器と、前記第4混合器の出力に含まれる不要周波数
成分を取り除くことによって周波数19.25[MH
z]のみの信号を取り出す帯域通過ろ波器と、前記帯域
通過ろ波器を通過した前記第4混合器の出力である周波
数19.25[MHz]の信号と、前記基準発振器の出
力に基づき生成される周波数19.25[MHz]の信
号との位相を比較する位相比較器と、前記位相比較器の
出力について所定周波数を通過させることによって前記
電圧制御局部発振器の発振周波数を制御する低域通過ろ
波器とを有し、前記第4混合器に入力される各信号の周
波数のいずれかと、前記帯域通過ろ波器に入力される信
号の周波数とを異ならせたものである。
放送機は、精密オフセット放送方式のテレビ中継放送機
において、電圧制御局部発振器と、極めて高安定な発振
周波数を出力する基準発振器と、前記電圧制御局部発振
器の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成さ
れる周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分であ
る周波数1.5[MHz]の信号を生成する第2混合器
と、当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信号
(周波数17.75[MHz])と、前記第2混合器の
出力である周波数1.5[MHz]の信号との和成分で
ある周波数19.25[MHz]の信号を生成する第4
混合器と、前記第4混合器の出力に含まれる不要周波数
成分を取り除くことによって周波数19.25[MH
z]のみの信号を取り出す帯域通過ろ波器と、前記帯域
通過ろ波器を通過した前記第4混合器の出力である周波
数19.25[MHz]の信号と、前記基準発振器の出
力に基づき生成される周波数19.25[MHz]の信
号との位相を比較する位相比較器と、前記位相比較器の
出力について所定周波数を通過させることによって前記
電圧制御局部発振器の発振周波数を制御する低域通過ろ
波器とを有し、前記第4混合器に入力される各信号の周
波数のいずれかと、前記帯域通過ろ波器に入力される信
号の周波数とを異ならせたものである。
【0028】
【作用】本発明の第1の特徴のテレビ中継放送機では、
第1混合器により、当該テレビ中継放送機に供給される
中間周波数信号(周波数17.75[MHz])と、前
記基準発振器の出力に基づき生成される周波数17[M
Hz]の信号との差成分である周波数750[kHz]
の信号を生成し、第2混合器により、前記電圧制御局部
発振器の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生
成される周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分
である周波数500[kHz]の信号を生成し、第3混
合器により、前記第1混合器の出力である周波数750
[kHz]の信号と、前記第2混合器の出力である周波
数500[kHz]の信号との差成分である周波数25
0[kHz]の信号を生成し、さらに、前記第3混合器
の出力である周波数250[kHz]の信号と、前記基
準発振器の出力に基づき生成される周波数250[kH
z]の信号との位相を、位相比較器で比較して、該位相
比較器の出力を低域通過ろ波器を介して前記電圧制御局
部発振器に供給し、その発振周波数を制御することによ
り位相同期ループを構成するようにしている。
第1混合器により、当該テレビ中継放送機に供給される
中間周波数信号(周波数17.75[MHz])と、前
記基準発振器の出力に基づき生成される周波数17[M
Hz]の信号との差成分である周波数750[kHz]
の信号を生成し、第2混合器により、前記電圧制御局部
発振器の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生
成される周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分
である周波数500[kHz]の信号を生成し、第3混
合器により、前記第1混合器の出力である周波数750
[kHz]の信号と、前記第2混合器の出力である周波
数500[kHz]の信号との差成分である周波数25
0[kHz]の信号を生成し、さらに、前記第3混合器
の出力である周波数250[kHz]の信号と、前記基
準発振器の出力に基づき生成される周波数250[kH
z]の信号との位相を、位相比較器で比較して、該位相
比較器の出力を低域通過ろ波器を介して前記電圧制御局
部発振器に供給し、その発振周波数を制御することによ
り位相同期ループを構成するようにしている。
【0029】つまり、第3混合器の入力周波数を750
[kHz]および500[kHz]とし、出力周波数を
250[kHz]とし、出力側に周波数750[kH
z]および500[kHz]の入力成分が現われたとし
ても、第3混合器の出力に具備される250kHz低域
通過ろ波器によって除去することとしたので、第3混合
器の出力に含まれる入力成分により位相同期ループが不
安定になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安定
にすることができる。
[kHz]および500[kHz]とし、出力周波数を
250[kHz]とし、出力側に周波数750[kH
z]および500[kHz]の入力成分が現われたとし
ても、第3混合器の出力に具備される250kHz低域
通過ろ波器によって除去することとしたので、第3混合
器の出力に含まれる入力成分により位相同期ループが不
安定になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安定
にすることができる。
【0030】また、本発明の第2の特徴のテレビ中継放
送機では、第1混合器により、当該テレビ中継放送機に
供給される中間周波数信号(周波数17.75[MH
z])と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数17.2[MHz]の信号との差成分である周波数
550[kHz]の信号を生成し、第2混合器により、
前記電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器
の出力に基づき生成される周波数2[MHz]の信号の
高調波との差成分である周波数500[kHz]の信号
を生成し、第3混合器により、前記第1混合器の出力で
ある周波数550[kHz]の信号と、前記第2混合器
の出力である周波数500[kHz]の信号との差成分
である周波数50[kHz]の信号を生成し、さらに、
前記第3混合器の出力である周波数50[kHz]の信
号と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周波数
50[kHz]の信号との位相を位相比較器で比較し、
該位相比較器の出力を低域通過ろ波器を介して前記電圧
制御局部発振器に供給して、その発振周波数を制御する
ことにより位相同期ループを構成するようにしている。
送機では、第1混合器により、当該テレビ中継放送機に
供給される中間周波数信号(周波数17.75[MH
z])と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数17.2[MHz]の信号との差成分である周波数
550[kHz]の信号を生成し、第2混合器により、
前記電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器
の出力に基づき生成される周波数2[MHz]の信号の
高調波との差成分である周波数500[kHz]の信号
を生成し、第3混合器により、前記第1混合器の出力で
ある周波数550[kHz]の信号と、前記第2混合器
の出力である周波数500[kHz]の信号との差成分
である周波数50[kHz]の信号を生成し、さらに、
前記第3混合器の出力である周波数50[kHz]の信
号と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周波数
50[kHz]の信号との位相を位相比較器で比較し、
該位相比較器の出力を低域通過ろ波器を介して前記電圧
制御局部発振器に供給して、その発振周波数を制御する
ことにより位相同期ループを構成するようにしている。
【0031】つまり、第3混合器の入力周波数を550
[kHz]および500[kHz]とし、出力周波数を
50[kHz]とし、出力側に周波数550[kHz]
および500[kHz]の入力成分が現われたとして
も、第3混合器の出力に具備される50kHz低域通過
ろ波器によって除去することとしたので、第3混合器の
出力に含まれる入力成分により位相同期ループが不安定
になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安定にす
ることができる。
[kHz]および500[kHz]とし、出力周波数を
50[kHz]とし、出力側に周波数550[kHz]
および500[kHz]の入力成分が現われたとして
も、第3混合器の出力に具備される50kHz低域通過
ろ波器によって除去することとしたので、第3混合器の
出力に含まれる入力成分により位相同期ループが不安定
になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安定にす
ることができる。
【0032】また、本発明の第3の特徴のテレビ中継放
送機では、第1混合器により、当該テレビ中継放送機に
供給される中間周波数信号(周波数17.75[MH
z])と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数15[MHz]の信号との差成分である周波数2.
75[MHz]の信号を生成し、第2混合器により、前
記電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器の
出力に基づき生成される周波数6[MHz]の信号の高
調波との差成分である周波数2.5[MHz]の信号を
生成し、第3混合器により、前記第1混合器の出力であ
る周波数2.75[MHz]の信号と、前記第2混合器
の出力である周波数2.5[MHz]の信号との差成分
である周波数250[kHz]の信号を生成し、さら
に、前記第3混合器の出力である周波数250[kH
z]の信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成され
る周波数250[kHz]の信号との位相を位相比較器
で比較し、該位相比較器の出力を低域通過ろ波器を介し
て前記電圧制御局部発振器に供給し、その発振周波数を
制御することにより位相同期ループを構成するようにし
ている。
送機では、第1混合器により、当該テレビ中継放送機に
供給される中間周波数信号(周波数17.75[MH
z])と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数15[MHz]の信号との差成分である周波数2.
75[MHz]の信号を生成し、第2混合器により、前
記電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器の
出力に基づき生成される周波数6[MHz]の信号の高
調波との差成分である周波数2.5[MHz]の信号を
生成し、第3混合器により、前記第1混合器の出力であ
る周波数2.75[MHz]の信号と、前記第2混合器
の出力である周波数2.5[MHz]の信号との差成分
である周波数250[kHz]の信号を生成し、さら
に、前記第3混合器の出力である周波数250[kH
z]の信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成され
る周波数250[kHz]の信号との位相を位相比較器
で比較し、該位相比較器の出力を低域通過ろ波器を介し
て前記電圧制御局部発振器に供給し、その発振周波数を
制御することにより位相同期ループを構成するようにし
ている。
【0033】つまり、第3混合器の入力周波数を2.7
5[MHz]および2.5[MHz]とし、出力周波数
を250[kHz]とし、出力側に周波数2.75[M
Hz]および2.5[MHz]の入力成分が現われたと
しても、第3混合器の出力に具備される250kHz低
域通過ろ波器によって除去することとしたので、第3混
合器の出力に含まれる入力成分により位相同期ループが
不安定になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安
定にすることができる。
5[MHz]および2.5[MHz]とし、出力周波数
を250[kHz]とし、出力側に周波数2.75[M
Hz]および2.5[MHz]の入力成分が現われたと
しても、第3混合器の出力に具備される250kHz低
域通過ろ波器によって除去することとしたので、第3混
合器の出力に含まれる入力成分により位相同期ループが
不安定になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安
定にすることができる。
【0034】また、本発明の第4の特徴のテレビ中継放
送機では、第1混合器により、当該テレビ中継放送機に
供給される中間周波数信号(周波数17.75[MH
z])と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数18[MHz]の信号との差成分である周波数25
0[kHz]の信号を生成し、第2混合器により、前記
電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器の出
力に基づき生成される周波数2[MHz]の信号の高調
波との差成分である周波数1.5[MHz]の信号を生
成し、第3混合器により、前記第1混合器の出力である
周波数250[kHz]の信号と、前記第2混合器の出
力である周波数1.5[MHz]の信号との差成分であ
る周波数1.25[MHz]の信号を生成し、さらに、
前記第3混合器の出力である周波数1.25[MHz]
の信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数1.25[MHz]の信号との位相を位相比較器で
比較し、該位相比較器の出力を低域通過ろ波器を介して
前記電圧制御局部発振器に供給し、その発振周波数を制
御することにより位相同期ループを構成するようにして
いる。
送機では、第1混合器により、当該テレビ中継放送機に
供給される中間周波数信号(周波数17.75[MH
z])と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数18[MHz]の信号との差成分である周波数25
0[kHz]の信号を生成し、第2混合器により、前記
電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器の出
力に基づき生成される周波数2[MHz]の信号の高調
波との差成分である周波数1.5[MHz]の信号を生
成し、第3混合器により、前記第1混合器の出力である
周波数250[kHz]の信号と、前記第2混合器の出
力である周波数1.5[MHz]の信号との差成分であ
る周波数1.25[MHz]の信号を生成し、さらに、
前記第3混合器の出力である周波数1.25[MHz]
の信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周
波数1.25[MHz]の信号との位相を位相比較器で
比較し、該位相比較器の出力を低域通過ろ波器を介して
前記電圧制御局部発振器に供給し、その発振周波数を制
御することにより位相同期ループを構成するようにして
いる。
【0035】つまり、第3混合器の入力周波数を250
[kHz]および1.5[MHz]とし、出力周波数を
1.25[MHz]とし、出力側に周波数250[kH
z]および1.5[MHz]の入力成分が現われたとし
ても、第3混合器の出力に具備される1.25MHz帯
域通過ろ波器によって除去することとしたので、第3混
合器の出力に含まれる入力成分により位相同期ループが
不安定になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安
定にすることができる。
[kHz]および1.5[MHz]とし、出力周波数を
1.25[MHz]とし、出力側に周波数250[kH
z]および1.5[MHz]の入力成分が現われたとし
ても、第3混合器の出力に具備される1.25MHz帯
域通過ろ波器によって除去することとしたので、第3混
合器の出力に含まれる入力成分により位相同期ループが
不安定になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安
定にすることができる。
【0036】また、本発明の第5の特徴のテレビ中継放
送機では、第2混合器により、前記電圧制御局部発振器
の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成され
る周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分である
周波数500[kHz]の信号を生成し、第1混合器に
より、当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信
号(周波数17.75[MHz])と、前記第2混合器
の出力である周波数500[kHz]の信号との差成分
である周波数17.25[MHz]の信号を生成し、さ
らに、前記第1混合器の出力である周波数17.25
[MHz]の信号と、前記基準発振器の出力に基づき生
成される周波数17.25[MHz]の信号との位相を
位相比較器で比較し、該位相比較器の出力を低域通過ろ
波器を介して前記電圧制御局部発振器に供給し、その発
振周波数を制御することにより位相同期ループを構成す
るようにしている。
送機では、第2混合器により、前記電圧制御局部発振器
の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成され
る周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分である
周波数500[kHz]の信号を生成し、第1混合器に
より、当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信
号(周波数17.75[MHz])と、前記第2混合器
の出力である周波数500[kHz]の信号との差成分
である周波数17.25[MHz]の信号を生成し、さ
らに、前記第1混合器の出力である周波数17.25
[MHz]の信号と、前記基準発振器の出力に基づき生
成される周波数17.25[MHz]の信号との位相を
位相比較器で比較し、該位相比較器の出力を低域通過ろ
波器を介して前記電圧制御局部発振器に供給し、その発
振周波数を制御することにより位相同期ループを構成す
るようにしている。
【0037】つまり、第1混合器の入力周波数を17.
75[MHz](中間周波数信号)および500[kH
z]とし、出力周波数を17.25[MHz]とするこ
とにより、混合器の数を1つ削減し、また、出力側に周
波数17.75[MHz]および500[kHz]の入
力成分が現われたとしても、第1混合器の出力に具備さ
れる17.25MHz帯域通過ろ波器によって除去する
こととしたので、第1混合器の出力に含まれる入力成分
により位相同期ループが不安定になるのを解消でき、位
相同期ループの動作を安定にすることができる。
75[MHz](中間周波数信号)および500[kH
z]とし、出力周波数を17.25[MHz]とするこ
とにより、混合器の数を1つ削減し、また、出力側に周
波数17.75[MHz]および500[kHz]の入
力成分が現われたとしても、第1混合器の出力に具備さ
れる17.25MHz帯域通過ろ波器によって除去する
こととしたので、第1混合器の出力に含まれる入力成分
により位相同期ループが不安定になるのを解消でき、位
相同期ループの動作を安定にすることができる。
【0038】さらに、本発明の第6の特徴のテレビ中継
放送機では、第2混合器により、前記電圧制御局部発振
器の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成さ
れる周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分であ
る周波数1.5[MHz]の信号を生成し、第4混合器
により、当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数
信号(周波数17.75[MHz])と、前記第2混合
器の出力である周波数1.5[MHz]の信号との和成
分である周波数19.25[MHz]の信号を生成し、
さらに、前記第4混合器の出力である周波数19.25
[MHz]の信号と、前記基準発振器の出力に基づき生
成される周波数19.25[MHz]の信号との位相を
位相比較器で比較し、該位相比較器の出力を低域通過ろ
波器を介して前記電圧制御局部発振器に供給し、その発
振周波数を制御することにより位相同期ループを構成す
るようにしている。
放送機では、第2混合器により、前記電圧制御局部発振
器の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成さ
れる周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分であ
る周波数1.5[MHz]の信号を生成し、第4混合器
により、当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数
信号(周波数17.75[MHz])と、前記第2混合
器の出力である周波数1.5[MHz]の信号との和成
分である周波数19.25[MHz]の信号を生成し、
さらに、前記第4混合器の出力である周波数19.25
[MHz]の信号と、前記基準発振器の出力に基づき生
成される周波数19.25[MHz]の信号との位相を
位相比較器で比較し、該位相比較器の出力を低域通過ろ
波器を介して前記電圧制御局部発振器に供給し、その発
振周波数を制御することにより位相同期ループを構成す
るようにしている。
【0039】つまり、第4混合器の入力周波数を17.
75[MHz](中間周波数信号)および1.5[MH
z]とし、出力周波数を19.25[MHz]とするこ
とにより、混合器の数を1つ削減し、また、出力側に周
波数17.75[MHz]および1.5[MHz]の入
力成分が現われたとしても、第4混合器の出力に具備さ
れる19.25MHz帯域通過ろ波器によって除去する
こととしたので、第4混合器の出力に含まれる入力成分
により位相同期ループが不安定になるのを解消でき、位
相同期ループの動作を安定にすることができる。
75[MHz](中間周波数信号)および1.5[MH
z]とし、出力周波数を19.25[MHz]とするこ
とにより、混合器の数を1つ削減し、また、出力側に周
波数17.75[MHz]および1.5[MHz]の入
力成分が現われたとしても、第4混合器の出力に具備さ
れる19.25MHz帯域通過ろ波器によって除去する
こととしたので、第4混合器の出力に含まれる入力成分
により位相同期ループが不安定になるのを解消でき、位
相同期ループの動作を安定にすることができる。
【0040】
【実施例】次に、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0041】(第1実施例) 図1に本発明の第1実施例に係る精密オフセット放送方
式を採用したテレビ中継放送機の構成図を示す。同図に
おいて、図7(従来例)と重複する部分には同一の符号
を附する。
式を採用したテレビ中継放送機の構成図を示す。同図に
おいて、図7(従来例)と重複する部分には同一の符号
を附する。
【0042】図1において、本実施例のテレビ中継放送
機は、電圧制御局部発振器1、送信信号生成用混合器
2、帯域通過ろ波器3、電力増幅器4、位相比較器5、
低域通過ろ波器6、基準発振器7、17MHz発生器
8、2MHz発生器9、高調波発生器10、250kH
z発生器11、17.75MHz帯域通過ろ波器12、
制限器13、第1混合器14、750kHz帯域通過ろ
波器15、第2混合器16、500kHz低域通過ろ波
器17、第3混合器18、および250kHz低域通過
ろ波器19を備え、スーパーヘテロダイン方式を採用し
た構成である。
機は、電圧制御局部発振器1、送信信号生成用混合器
2、帯域通過ろ波器3、電力増幅器4、位相比較器5、
低域通過ろ波器6、基準発振器7、17MHz発生器
8、2MHz発生器9、高調波発生器10、250kH
z発生器11、17.75MHz帯域通過ろ波器12、
制限器13、第1混合器14、750kHz帯域通過ろ
波器15、第2混合器16、500kHz低域通過ろ波
器17、第3混合器18、および250kHz低域通過
ろ波器19を備え、スーパーヘテロダイン方式を採用し
た構成である。
【0043】送信信号生成用混合器2では、当該テレビ
中継放送機に供給される中間周波数(IF)信号101
と、電圧制御局部発振器1から供給されるLO信号10
3を混合して送信信号を生成する。次に帯域通過ろ波器
3では、送信信号生成用混合器2からの出力信号につい
て、送信信号以外の不要成分を取り除く。さらに電力増
幅器4では、帯域通過ろ波器3の出力信号を規定出力レ
ベルまで増幅して送信信号102として出力する。
中継放送機に供給される中間周波数(IF)信号101
と、電圧制御局部発振器1から供給されるLO信号10
3を混合して送信信号を生成する。次に帯域通過ろ波器
3では、送信信号生成用混合器2からの出力信号につい
て、送信信号以外の不要成分を取り除く。さらに電力増
幅器4では、帯域通過ろ波器3の出力信号を規定出力レ
ベルまで増幅して送信信号102として出力する。
【0044】また低域通過ろ波器6では、位相比較器5
の出力信号について不要成分を取り除き、電圧制御局部
発振器1の発振周波数を制御する制御電圧を出力する。
一方基準発振器7は、極めて高安定な発振周波数を出力
する発振器であり、該発振周波数に基づいて種々の周波
数が生成される。
の出力信号について不要成分を取り除き、電圧制御局部
発振器1の発振周波数を制御する制御電圧を出力する。
一方基準発振器7は、極めて高安定な発振周波数を出力
する発振器であり、該発振周波数に基づいて種々の周波
数が生成される。
【0045】すなわち、17MHz発生器8では、基準
信号発生器7の出力信号を分周および逓倍して周波数1
7[MHz]を持つ信号を生成する。例えば、基準信号
発生器7の発振周波数が10[MHz]である場合に
は、10分周した後、17逓倍することにより周波数1
7[MHz]を持つ信号が得られる。同様に、2MHz
発生器9では、基準信号発生器7の出力信号を分周(例
えば5分周)して周波数2[MHz]を持つ信号を生成
する。さらに250kHz発生器11では、基準信号発
生器7の出力信号を分周(例えば40分周)して周波数
250[kHz]を持つ信号を生成する。
信号発生器7の出力信号を分周および逓倍して周波数1
7[MHz]を持つ信号を生成する。例えば、基準信号
発生器7の発振周波数が10[MHz]である場合に
は、10分周した後、17逓倍することにより周波数1
7[MHz]を持つ信号が得られる。同様に、2MHz
発生器9では、基準信号発生器7の出力信号を分周(例
えば5分周)して周波数2[MHz]を持つ信号を生成
する。さらに250kHz発生器11では、基準信号発
生器7の出力信号を分周(例えば40分周)して周波数
250[kHz]を持つ信号を生成する。
【0046】また高調波発生器10では、入力された信
号周波数(ここでは、2[MHz])の整数倍の周波数
を持つ高調波(2,4,6,…,748,750,…
[MHz])成分の信号を出力する。
号周波数(ここでは、2[MHz])の整数倍の周波数
を持つ高調波(2,4,6,…,748,750,…
[MHz])成分の信号を出力する。
【0047】17.75MHz帯域通過ろ波器12で
は、IF信号101から音声信号を除去し、映像信号成
分のみを取り出す。また制限器13では、映像信号の振
幅変調成分を取り除く。次に第1混合器14では、制限
器13により得られる周波数17.75[MHz]の搬
送波と、17MHz発生器8から出力される周波数17
[MHz]を持つ信号とが混合され、周波数の差成分で
ある750[kHz]の周波数を持つ信号が得られる。
さらに750kHz帯域通過ろ波器15では、第1混合
器14の出力について不要成分が除去され、第3混合器
18に供給される。
は、IF信号101から音声信号を除去し、映像信号成
分のみを取り出す。また制限器13では、映像信号の振
幅変調成分を取り除く。次に第1混合器14では、制限
器13により得られる周波数17.75[MHz]の搬
送波と、17MHz発生器8から出力される周波数17
[MHz]を持つ信号とが混合され、周波数の差成分で
ある750[kHz]の周波数を持つ信号が得られる。
さらに750kHz帯域通過ろ波器15では、第1混合
器14の出力について不要成分が除去され、第3混合器
18に供給される。
【0048】また第2混合器16では、電圧制御局部発
振器1から出力されるLO信号103と高調波発生器1
0から出力される高調波とを入力とし、これら2つの信
号の周波数の差成分である周波数500[kHz]を持
つ信号を取り出す。500kHz低域通過ろ波器17
は、第2混合器16の出力について周波数500[kH
z]成分のみを取り出す。
振器1から出力されるLO信号103と高調波発生器1
0から出力される高調波とを入力とし、これら2つの信
号の周波数の差成分である周波数500[kHz]を持
つ信号を取り出す。500kHz低域通過ろ波器17
は、第2混合器16の出力について周波数500[kH
z]成分のみを取り出す。
【0049】また第3混合器18では、750kHz帯
域通過ろ波器15と500kHz低域通過ろ波器17か
らの出力信号を入力とし、これら2つの信号の周波数の
差成分である周波数250[kHz]を持つ信号を生成
する。この時、250kHz低域通過ろ波器19では、
第3混合器18の出力に含まれる不要周波数成分、すな
わち第3混合器18の出力に僅かに現れる周波数500
[kHz]と周波数750[kHz]の入力信号成分を
取り除き、周波数250[kHz]成分のみを取り出
す。
域通過ろ波器15と500kHz低域通過ろ波器17か
らの出力信号を入力とし、これら2つの信号の周波数の
差成分である周波数250[kHz]を持つ信号を生成
する。この時、250kHz低域通過ろ波器19では、
第3混合器18の出力に含まれる不要周波数成分、すな
わち第3混合器18の出力に僅かに現れる周波数500
[kHz]と周波数750[kHz]の入力信号成分を
取り除き、周波数250[kHz]成分のみを取り出
す。
【0050】さらに、250kHz低域通過ろ波器19
の出力の250[kHz]の信号は、250kHz発生
器11から出力される周波数250[kHz]を持つ信
号と、位相比較器5によって位相比較されることによ
り、位相同期ループが形成される。
の出力の250[kHz]の信号は、250kHz発生
器11から出力される周波数250[kHz]を持つ信
号と、位相比較器5によって位相比較されることによ
り、位相同期ループが形成される。
【0051】次に、本実施例における送信周波数安定度
について、62チャンネル、オフセット0[kHz]の
場合を例にとり、以下に説明する。IF信号101、L
O信号103の各周波数、ならびに送信周波数Fvは、
それぞれ従来例と同様に式(1)〜式(3)により表さ
れる。
について、62チャンネル、オフセット0[kHz]の
場合を例にとり、以下に説明する。IF信号101、L
O信号103の各周波数、ならびに送信周波数Fvは、
それぞれ従来例と同様に式(1)〜式(3)により表さ
れる。
【0052】また、各部分の周波数は下記のように表さ
れる。すなわち、750kHz帯域通過ろ波器15の出
力は、次式で表される。
れる。すなわち、750kHz帯域通過ろ波器15の出
力は、次式で表される。
【0053】 (17.75 +α)−(1+χ)=0.75+α−17χ [MHz] …(10) また500kHz低域通過ろ波器17の出力周波数は、
次式で表される。
次式で表される。
【0054】 748 (1+χ)−(747.5 +β)=0.5 −β+748 χ [MHz] …(11) さらに、250kHz低域通過ろ波器19の出力周波数
は式(10)および式(11)の差であるので、次式で
表される。
は式(10)および式(11)の差であるので、次式で
表される。
【0055】 (0.75+α−17χ)−(0.5 −β+748 χ) =0.25−765 χ+(α+β) [MHz] …(12) 式(12)の周波数の信号は250kHz発生器11の
出力周波数と等しくなるので、次式が導かれる。
出力周波数と等しくなるので、次式が導かれる。
【0056】 0.25(1+χ)=0.25−765 χ+(α+β) [MHz] …(13) ∴ α+β=765.25χ [MHz] …(14) よって、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1+χ) [MHz] …(15) となり、送信周波数の安定度は基準発振器7の安定度に
追随することとなる。
追随することとなる。
【0057】以上のように、本実施例では、第3混合器
18に供給される入力信号の周波数を750[kHz]
および500[kHz]とし、出力信号として250
[kHz]成分を得ることとしたので、入力信号成分が
出力に含まれていても250kHz低域通過ろ波器19
によって除去することが可能であり、位相同期ループを
安定に保つことができる。
18に供給される入力信号の周波数を750[kHz]
および500[kHz]とし、出力信号として250
[kHz]成分を得ることとしたので、入力信号成分が
出力に含まれていても250kHz低域通過ろ波器19
によって除去することが可能であり、位相同期ループを
安定に保つことができる。
【0058】(第2実施例) 図2に本発明の第2実施例に係る精密オフセット放送方
式を採用したテレビ中継放送機の構成図を示す。同図に
おいて、図1(第1実施例)と同一符号は同一のものを
示し、詳細な説明を省略する。また図中、20は17.
2MHz発生器、21は50kHz発生器、22は55
0kHz低域通過ろ波器、23は50kHz低域通過ろ
波器である。
式を採用したテレビ中継放送機の構成図を示す。同図に
おいて、図1(第1実施例)と同一符号は同一のものを
示し、詳細な説明を省略する。また図中、20は17.
2MHz発生器、21は50kHz発生器、22は55
0kHz低域通過ろ波器、23は50kHz低域通過ろ
波器である。
【0059】次に本実施例の動作について説明する。1
7.2MHz発生器20では、基準信号発生器7の出力
信号を分周および逓倍して周波数17.2[MHz]を
持つ信号を生成する。
7.2MHz発生器20では、基準信号発生器7の出力
信号を分周および逓倍して周波数17.2[MHz]を
持つ信号を生成する。
【0060】第1混合器14では、制限器13の出力で
ある周波数17.75[MHz]を持つ信号と、17.
2MHz発生器20の出力である周波数17.2[MH
z]を持つ信号とが混合され、550[kHz]の信号
が得られる。第1混合器14の出力は、550kHz低
域通過ろ波器22において不要成分が除去され、第3混
合器18に入力される。
ある周波数17.75[MHz]を持つ信号と、17.
2MHz発生器20の出力である周波数17.2[MH
z]を持つ信号とが混合され、550[kHz]の信号
が得られる。第1混合器14の出力は、550kHz低
域通過ろ波器22において不要成分が除去され、第3混
合器18に入力される。
【0061】また第2混合器16では、電圧制御局部発
振器1の出力であるLO信号103と、高調波発生器1
0の出力信号との周波数の差成分である500[kH
z]の信号が生成される。第2混合器16の出力は、5
00kHz低域通過ろ波器17において不要成分が除去
され、第3混合器18に入力される。
振器1の出力であるLO信号103と、高調波発生器1
0の出力信号との周波数の差成分である500[kH
z]の信号が生成される。第2混合器16の出力は、5
00kHz低域通過ろ波器17において不要成分が除去
され、第3混合器18に入力される。
【0062】さらに第3混合器18では、500kHz
低域通過ろ波器17の出力である周波数500[kH
z]を持つ信号と、550kHz低域通過ろ波器22の
出力である周波数550[kHz]を持つ信号とが混合
され、周波数50[kHz]を持つ信号が生成される。
この時、第3混合器18の出力に僅かに現れる周波数5
00[kHz]と周波数550[kHz]の入力信号成
分は、50kHz低域通過ろ波器23により除去され
る。
低域通過ろ波器17の出力である周波数500[kH
z]を持つ信号と、550kHz低域通過ろ波器22の
出力である周波数550[kHz]を持つ信号とが混合
され、周波数50[kHz]を持つ信号が生成される。
この時、第3混合器18の出力に僅かに現れる周波数5
00[kHz]と周波数550[kHz]の入力信号成
分は、50kHz低域通過ろ波器23により除去され
る。
【0063】50kHz低域通過ろ波器23の出力であ
る周波数50[kHz]を持つ信号は、50kHz発生
器21の出力である周波数50[kHz]を持つ信号
と、位相比較器5によって位相比較されることにより、
位相同期ループが形成される。
る周波数50[kHz]を持つ信号は、50kHz発生
器21の出力である周波数50[kHz]を持つ信号
と、位相比較器5によって位相比較されることにより、
位相同期ループが形成される。
【0064】次に、本実施例における送信周波数安定度
について、62チャンネル、オフセット0[kHz]の
場合を例にとると、第1実施例の場合と同様の計算によ
り、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1+χ) [MHz] …(15) となり、送信周波数の安定度は基準発振器7の安定度に
追随する。
について、62チャンネル、オフセット0[kHz]の
場合を例にとると、第1実施例の場合と同様の計算によ
り、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1+χ) [MHz] …(15) となり、送信周波数の安定度は基準発振器7の安定度に
追随する。
【0065】以上のように、本実施例では、第3混合器
18の入力信号の周波数を550[kHz]および50
0[kHz]とし、出力信号として周波数50[kH
z]の成分を得ることとしたので、入力信号成分が出力
に含まれていても、50kHz低域通過ろ波器23にて
除去することが可能であり、位相同期ループを安定に保
つことができる。
18の入力信号の周波数を550[kHz]および50
0[kHz]とし、出力信号として周波数50[kH
z]の成分を得ることとしたので、入力信号成分が出力
に含まれていても、50kHz低域通過ろ波器23にて
除去することが可能であり、位相同期ループを安定に保
つことができる。
【0066】(第3実施例) 次に図3に、本発明の第3実施例に係る精密オフセット
放送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図を示す。
同図において、図1(第1実施例)と同一符号は同一の
ものを示す。また図中、24は15MHz発生器、25
は6MHz発生器、26は2.75MHz低域通過ろ波
器、27は2.5MHz低域通過ろ波器である。
放送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図を示す。
同図において、図1(第1実施例)と同一符号は同一の
ものを示す。また図中、24は15MHz発生器、25
は6MHz発生器、26は2.75MHz低域通過ろ波
器、27は2.5MHz低域通過ろ波器である。
【0067】次に本実施例の動作について説明する。1
5MHz発生器24では、基準発振器7の出力信号を分
周および逓倍して、周波数15[MHz]を持つ信号を
生成する。
5MHz発生器24では、基準発振器7の出力信号を分
周および逓倍して、周波数15[MHz]を持つ信号を
生成する。
【0068】第1混合器14では、制限器13の出力で
ある周波数17.75[MHz]を持つ信号と、15M
Hz発生器24の出力である周波数15[MHz]を持
つ信号とが混合され、周波数2.75[MHz]を持つ
信号が得られる。第1混合器14の出力は、2.75M
Hz低域通過ろ波器26において不要成分が除去され、
第3混合器18に入力される。
ある周波数17.75[MHz]を持つ信号と、15M
Hz発生器24の出力である周波数15[MHz]を持
つ信号とが混合され、周波数2.75[MHz]を持つ
信号が得られる。第1混合器14の出力は、2.75M
Hz低域通過ろ波器26において不要成分が除去され、
第3混合器18に入力される。
【0069】また6MHz発生器25では、基準発振器
7の出力信号を分周および逓倍して周波数6[MHz]
の信号を生成する。この周波数6[MHz]の信号は、
高調波発生器10によって逓倍され、6,12,18,
…[MHz]の周波数を持つ信号が得られる。
7の出力信号を分周および逓倍して周波数6[MHz]
の信号を生成する。この周波数6[MHz]の信号は、
高調波発生器10によって逓倍され、6,12,18,
…[MHz]の周波数を持つ信号が得られる。
【0070】また第2混合器16では、電圧制御局部発
振器1の出力であるLO信号と、高調波発生器10の出
力信号とが混合され、周波数2.5[MHz]を持つ信
号が得られる。第2混合器16の出力は、2.5MHz
低域通過ろ波器27において不要成分か除去され、第3
混合器18に入力される。
振器1の出力であるLO信号と、高調波発生器10の出
力信号とが混合され、周波数2.5[MHz]を持つ信
号が得られる。第2混合器16の出力は、2.5MHz
低域通過ろ波器27において不要成分か除去され、第3
混合器18に入力される。
【0071】さらに第3混合器18では、2.75MH
z低域通過ろ波器26の出力である周波数2.75[M
Hz]を持つ信号と、2.5MHz低域通過ろ波器27
の出力である周波数2.5[MHz]を持つ信号とが混
合され、周波数250[kHz]を持つ信号が生成され
る。この時、第3混合器18の出力に僅かに現れる周波
数2.5[MHz]と2.75[MHz]の入力信号成
分は、250kHz低域通過ろ波器19により除去され
る。
z低域通過ろ波器26の出力である周波数2.75[M
Hz]を持つ信号と、2.5MHz低域通過ろ波器27
の出力である周波数2.5[MHz]を持つ信号とが混
合され、周波数250[kHz]を持つ信号が生成され
る。この時、第3混合器18の出力に僅かに現れる周波
数2.5[MHz]と2.75[MHz]の入力信号成
分は、250kHz低域通過ろ波器19により除去され
る。
【0072】250kHz低域通過ろ波器19の出力で
ある周波数250[kHz]の信号は、250kHz発
生器11の出力である周波数250[kHz]の信号
と、位相比較器5によって位相比較されることにより、
位相同期ループが形成される。次に、本実施例における
送信周波数安定度について、62チャンネル、オフセッ
ト0[kHz]の場合を例にとると、第1実施例の場合
と同様の計算により、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1+χ) [MHz] …(15) となり、送信周波数の安定度は基準発振器7の安定度に
追随する。
ある周波数250[kHz]の信号は、250kHz発
生器11の出力である周波数250[kHz]の信号
と、位相比較器5によって位相比較されることにより、
位相同期ループが形成される。次に、本実施例における
送信周波数安定度について、62チャンネル、オフセッ
ト0[kHz]の場合を例にとると、第1実施例の場合
と同様の計算により、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1+χ) [MHz] …(15) となり、送信周波数の安定度は基準発振器7の安定度に
追随する。
【0073】以上のように、本実施例では、第3混合器
18の入力信号の周波数を2.75[MHz]および
2.5[MHz]とし、出力信号として周波数250
[kHz]の成分を得ることとしたので、入力信号成分
が出力に含まれていても250kHz低域通過ろ波器1
9にて除去することが可能であり、位相同期ループを安
定に保つことができる。
18の入力信号の周波数を2.75[MHz]および
2.5[MHz]とし、出力信号として周波数250
[kHz]の成分を得ることとしたので、入力信号成分
が出力に含まれていても250kHz低域通過ろ波器1
9にて除去することが可能であり、位相同期ループを安
定に保つことができる。
【0074】(第4実施例) 次に図4に、本発明の第4実施例に係る精密オフセット
放送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図を示す。
同図において、図1(第1実施例)と同一符号は同一の
ものを示す。また図中、28は18MHz発生器、29
は1.25MHz発生器、30は250kHz低域通過
ろ波器、31は1.5MHz帯域通過ろ波器、32は
1.25MHz帯域通過ろ波器である。
放送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図を示す。
同図において、図1(第1実施例)と同一符号は同一の
ものを示す。また図中、28は18MHz発生器、29
は1.25MHz発生器、30は250kHz低域通過
ろ波器、31は1.5MHz帯域通過ろ波器、32は
1.25MHz帯域通過ろ波器である。
【0075】次に本実施例の動作について説明する。1
8MHz発生器28では、基準発振器7の出力信号を分
周および逓倍して、周波数18[MHz]を持つ信号を
生成する。
8MHz発生器28では、基準発振器7の出力信号を分
周および逓倍して、周波数18[MHz]を持つ信号を
生成する。
【0076】第1混合器14では、制限器13の出力で
ある周波数17.75[MHz]を持つ信号と、18M
Hz発生器28の出力である周波数18[MHz]を持
つ信号とが混合され、周波数250[kHz]を持つ信
号が得られる。第1混合器14の出力は250kHz低
域通過ろ波器30において不要成分が除去され、第3混
合器18に入力される。
ある周波数17.75[MHz]を持つ信号と、18M
Hz発生器28の出力である周波数18[MHz]を持
つ信号とが混合され、周波数250[kHz]を持つ信
号が得られる。第1混合器14の出力は250kHz低
域通過ろ波器30において不要成分が除去され、第3混
合器18に入力される。
【0077】また第2混合器16では、電圧制御局部発
振器1の出力であるLO信号103と、高調波発生器1
0の出力信号とが混合され、周波数1.5[MHz]の
信号が得られる。第2混合器16の出力は、1.5MH
z帯域通過ろ波器31において不要成分が除去され、第
3混合器18に入力される。
振器1の出力であるLO信号103と、高調波発生器1
0の出力信号とが混合され、周波数1.5[MHz]の
信号が得られる。第2混合器16の出力は、1.5MH
z帯域通過ろ波器31において不要成分が除去され、第
3混合器18に入力される。
【0078】さらに第3混合器18では、250kHz
低域通過ろ波器30の出力である周波数250[kH
z]を持つ信号と、1.5MHz帯域通過ろ波器31の
出力である周波数1.5[kHz]を持つ信号とが混合
され、周波数1.25[MHz]の信号が生成される。
この時、第3混合器18の出力に僅かに現れる周波数2
50[kHz]と1.5[MHz]の入力信号成分は、
1.25MHz帯域通過ろ波器32により除去される。
低域通過ろ波器30の出力である周波数250[kH
z]を持つ信号と、1.5MHz帯域通過ろ波器31の
出力である周波数1.5[kHz]を持つ信号とが混合
され、周波数1.25[MHz]の信号が生成される。
この時、第3混合器18の出力に僅かに現れる周波数2
50[kHz]と1.5[MHz]の入力信号成分は、
1.25MHz帯域通過ろ波器32により除去される。
【0079】1.25MHz帯域通過ろ波器32の出力
である周波数1.25[MHz]の信号は、1.25M
Hz発生器29の出力である周波数1.25[MHz]
の信号と、位相比較器5によって位相比較されることに
より、位相同期ループが形成される。
である周波数1.25[MHz]の信号は、1.25M
Hz発生器29の出力である周波数1.25[MHz]
の信号と、位相比較器5によって位相比較されることに
より、位相同期ループが形成される。
【0080】次に、本実施例における送信周波数安定度
について、62チャンネル、オフセット0[kHz]の
場合を例にとると、第1実施例の場合と同様の計算によ
り、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1+χ) [MHz] …(15) となり、送信周波数の安定度は基準発振器7の安定度に
追随する。
について、62チャンネル、オフセット0[kHz]の
場合を例にとると、第1実施例の場合と同様の計算によ
り、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1+χ) [MHz] …(15) となり、送信周波数の安定度は基準発振器7の安定度に
追随する。
【0081】以上のように、本実施例では、第3混合器
18の入力信号の周波数を250[kHz]および1.
5[MHz]とし、出力信号として周波数1.25[M
Hz]の成分を得ることとしたので、入力信号成分が出
力に含まれていても1.25MHz帯域通過ろ波器32
によって除去することが可能であり、位相同期ループを
安定に保つことができる。
18の入力信号の周波数を250[kHz]および1.
5[MHz]とし、出力信号として周波数1.25[M
Hz]の成分を得ることとしたので、入力信号成分が出
力に含まれていても1.25MHz帯域通過ろ波器32
によって除去することが可能であり、位相同期ループを
安定に保つことができる。
【0082】(第5実施例) 次に図5に、本発明の第5実施例に係る精密オフセット
放送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図を示す。
同図において、図1(第1実施例)と同一構成要素に
は、同一符号を付してその説明を省略する。
放送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図を示す。
同図において、図1(第1実施例)と同一構成要素に
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0083】同図において、図1と異なる点について以
下に説明する。即ち、第5実施例においては、第1実施
例で設けられていた第3混合器18と、第1混合器14
と第3混合器18との間に挿入された低域通過ろ波器
と、基準発振器7と第1混合器14との間に挿入された
周波数発生器(例えば17MHz発生器8)と、が設け
られていない。
下に説明する。即ち、第5実施例においては、第1実施
例で設けられていた第3混合器18と、第1混合器14
と第3混合器18との間に挿入された低域通過ろ波器
と、基準発振器7と第1混合器14との間に挿入された
周波数発生器(例えば17MHz発生器8)と、が設け
られていない。
【0084】また図中、33は17.25MHz発生
器、34は17.25MHz帯域通過ろ波器である。
器、34は17.25MHz帯域通過ろ波器である。
【0085】次に本実施例の動作について説明する。第
2混合器16では、電圧制御局部発振器1の出力である
LO信号103と、高調波発生器10の出力信号とが混
合され、周波数500[kHz]の信号が得られる。第
2混合器16の出力は、500kHz低域通過ろ波器1
7において不要成分が除去され、第1混合器14に入力
される。
2混合器16では、電圧制御局部発振器1の出力である
LO信号103と、高調波発生器10の出力信号とが混
合され、周波数500[kHz]の信号が得られる。第
2混合器16の出力は、500kHz低域通過ろ波器1
7において不要成分が除去され、第1混合器14に入力
される。
【0086】第1混合器14では、500kHz低域通
過ろ波器17の出力である周波数500[kHz]を持
つ信号と、制限器13の出力である周波数17.75
[MHz]のIF信号とが混合され、周波数17.25
[MHz]の信号が生成される。この時、第1混合器1
4の出力に僅かに現れる周波数500[kHz]と1
7.75[MHz]の入力信号成分は、17.25MH
z帯域通過ろ波器34により除去される。
過ろ波器17の出力である周波数500[kHz]を持
つ信号と、制限器13の出力である周波数17.75
[MHz]のIF信号とが混合され、周波数17.25
[MHz]の信号が生成される。この時、第1混合器1
4の出力に僅かに現れる周波数500[kHz]と1
7.75[MHz]の入力信号成分は、17.25MH
z帯域通過ろ波器34により除去される。
【0087】17.25MHz帯域通過ろ波器34の出
力である周波数17.25[MHz]の信号は、17.
25MHz発生器33の出力である周波数17.25
[MHz]の信号と、位相比較器5によって位相比較さ
れることにより、位相同期ループが形成される。
力である周波数17.25[MHz]の信号は、17.
25MHz発生器33の出力である周波数17.25
[MHz]の信号と、位相比較器5によって位相比較さ
れることにより、位相同期ループが形成される。
【0088】次に、本実施例における送信周波数安定度
について、62チャンネル、オフセット0[kHz]の
場合を例にとると、第1実施例の場合と同様の計算によ
り、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1+χ) [MHz] …(15) となり、送信周波数の安定度は基準発振器7の安定度に
追随する。
について、62チャンネル、オフセット0[kHz]の
場合を例にとると、第1実施例の場合と同様の計算によ
り、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1+χ) [MHz] …(15) となり、送信周波数の安定度は基準発振器7の安定度に
追随する。
【0089】以上のように、本実施例では、第1混合器
14の入力信号の周波数を17.75[MHz]および
500[kHz]とし、出力信号として周波数17.2
5[MHz]の成分を得ることとしたので、入力信号成
分が出力に含まれていても17.25MHz帯域通過ろ
波器34によって除去することが可能であり、位相同期
ループを安定に保つことができる。
14の入力信号の周波数を17.75[MHz]および
500[kHz]とし、出力信号として周波数17.2
5[MHz]の成分を得ることとしたので、入力信号成
分が出力に含まれていても17.25MHz帯域通過ろ
波器34によって除去することが可能であり、位相同期
ループを安定に保つことができる。
【0090】(第6実施例) 次に図6に、本発明の第6実施例に係る精密オフセット
放送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図を示す。
同図において、図1(第1実施例)、図4(第4実施
例)と同一符号は同一のものを示す。
放送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図を示す。
同図において、図1(第1実施例)、図4(第4実施
例)と同一符号は同一のものを示す。
【0091】本実施例においては、第1混合器の代わり
に、第4混合器38が設けられている。第4混合器38
は、1.5MHz帯域ろ波器31の出力である周波数
1.5[MHz]を持つ信号と、制限器13の出力であ
る周波数17.75[MHz]のIF信号と、を混合
し、これらの信号の和成分である19.25[MHz]
の信号を生成する。
に、第4混合器38が設けられている。第4混合器38
は、1.5MHz帯域ろ波器31の出力である周波数
1.5[MHz]を持つ信号と、制限器13の出力であ
る周波数17.75[MHz]のIF信号と、を混合
し、これらの信号の和成分である19.25[MHz]
の信号を生成する。
【0092】また図中、35は19.25MHz発生
器、36は19.25MHz帯域通過ろ波器である。
器、36は19.25MHz帯域通過ろ波器である。
【0093】次に本実施例の動作について説明する。第
2混合器16では、電圧制御局部発振器1の出力である
LO信号103と、高調波発生器10の出力信号とが混
合され、周波数1.5[MHz]の信号が得られる。第
2混合器16の出力は、1.5MHz帯域通過ろ波器3
1において不要成分が除去され、第4混合器38に入力
される。
2混合器16では、電圧制御局部発振器1の出力である
LO信号103と、高調波発生器10の出力信号とが混
合され、周波数1.5[MHz]の信号が得られる。第
2混合器16の出力は、1.5MHz帯域通過ろ波器3
1において不要成分が除去され、第4混合器38に入力
される。
【0094】第4混合器38では、1.5MHz帯域通
過ろ波器31の出力である周波数1.5[MHz]を持
つ信号と、制限器13の出力である周波数17.75
[MHz]のIF信号とが混合され、周波数19.25
[MHz]の信号が生成される。この時、第1混合器1
4の出力に僅かに現れる周波数1.5[MHz]と1
7.75[MHz]の入力信号成分は、19.25MH
z帯域通過ろ波器36により除去される。
過ろ波器31の出力である周波数1.5[MHz]を持
つ信号と、制限器13の出力である周波数17.75
[MHz]のIF信号とが混合され、周波数19.25
[MHz]の信号が生成される。この時、第1混合器1
4の出力に僅かに現れる周波数1.5[MHz]と1
7.75[MHz]の入力信号成分は、19.25MH
z帯域通過ろ波器36により除去される。
【0095】19.25MHz帯域通過ろ波器36の出
力である周波数19.25[MHz]の信号は、19.
25MHz発生器35の出力である周波数19.25
[MHz]の信号と、位相比較器5によって位相比較さ
れることにより、位相同期ループが形成される。
力である周波数19.25[MHz]の信号は、19.
25MHz発生器35の出力である周波数19.25
[MHz]の信号と、位相比較器5によって位相比較さ
れることにより、位相同期ループが形成される。
【0096】次に、本実施例における送信周波数安定度
について、62チャンネル、オフセット0[kHz]の
場合を例にとると、第1実施例の場合と同様の計算によ
り、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1+χ) [MHz] …(15) となり、送信周波数の安定度は基準発振器7の安定度に
追随する。
について、62チャンネル、オフセット0[kHz]の
場合を例にとると、第1実施例の場合と同様の計算によ
り、送信周波数Fvは、 Fv=765.25+(α+β)=765.25(1+χ) [MHz] …(15) となり、送信周波数の安定度は基準発振器7の安定度に
追随する。
【0097】以上のように、本実施例では、第4混合器
38の入力信号の周波数を17.75[MHz]および
1.5[MHz]とし、出力信号として周波数19.2
5[MHz]の成分を得ることとしたので、入力信号成
分が出力に含まれていても19.25MHz帯域通過ろ
波器36によって除去することが可能であり、位相同期
ループを安定に保つことができる。
38の入力信号の周波数を17.75[MHz]および
1.5[MHz]とし、出力信号として周波数19.2
5[MHz]の成分を得ることとしたので、入力信号成
分が出力に含まれていても19.25MHz帯域通過ろ
波器36によって除去することが可能であり、位相同期
ループを安定に保つことができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の特
徴のテレビ中継放送機によれば、第1混合器により、当
該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信号(周波
数17.75[MHz])と、前記基準発振器の出力に
基づき生成される周波数17[MHz]の信号との差成
分である周波数750[kHz]の信号を生成し、第2
混合器により、前記電圧制御局部発振器の出力信号と、
前記基準発振器の出力に基づき生成される周波数2[M
Hz]の信号の高調波との差成分である周波数500
[kHz]の信号を生成し、第3混合器により、前記第
1混合器の出力である周波数750[kHz]の信号
と、前記第2混合器の出力である周波数500[kH
z]の信号との差成分である周波数250[kHz]の
信号を生成し、さらに、前記第3混合器の出力である周
波数250[kHz]の信号と、前記基準発振器の出力
に基づき生成される周波数250[kHz]の信号との
位相を、位相比較器で比較して、該位相比較器の出力を
低域通過ろ波器を介して前記電圧制御局部発振器に供給
し、その発振周波数を制御することにより位相同期ルー
プを構成するようにし、第3混合器の入力周波数を75
0[kHz]および500[kHz]とし、出力周波数
を250[kHz]とし、出力側に周波数750[kH
z]および500[kHz]の入力成分が現われたとし
ても、第3混合器の出力に具備される250kHz低域
通過ろ波器によって除去することとしたので、第3混合
器の出力に含まれる入力成分により位相同期ループが不
安定になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安定
させ、送信信号の周波数を所定の偏差内で安定させ得る
テレビ中継放送機を提供することができる。また、本発
明の第2の特徴のテレビ中継放送機によれば、第3混合
器の入力周波数を550[kHz]および500[kH
z]とし、出力周波数を50[kHz]とし、出力側に
周波数550[kHz]および500[kHz]の入力
成分が現われたとしても、第3混合器の出力に具備され
る50kHz低域通過ろ波器によって除去することとし
たので、第3混合器の出力に含まれる入力成分により位
相同期ループが不安定になるのを解消でき、位相同期ル
ープの動作を安定させ、送信信号の周波数を所定の偏差
内で安定させ得るテレビ中継放送機を提供することがで
きる。
徴のテレビ中継放送機によれば、第1混合器により、当
該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信号(周波
数17.75[MHz])と、前記基準発振器の出力に
基づき生成される周波数17[MHz]の信号との差成
分である周波数750[kHz]の信号を生成し、第2
混合器により、前記電圧制御局部発振器の出力信号と、
前記基準発振器の出力に基づき生成される周波数2[M
Hz]の信号の高調波との差成分である周波数500
[kHz]の信号を生成し、第3混合器により、前記第
1混合器の出力である周波数750[kHz]の信号
と、前記第2混合器の出力である周波数500[kH
z]の信号との差成分である周波数250[kHz]の
信号を生成し、さらに、前記第3混合器の出力である周
波数250[kHz]の信号と、前記基準発振器の出力
に基づき生成される周波数250[kHz]の信号との
位相を、位相比較器で比較して、該位相比較器の出力を
低域通過ろ波器を介して前記電圧制御局部発振器に供給
し、その発振周波数を制御することにより位相同期ルー
プを構成するようにし、第3混合器の入力周波数を75
0[kHz]および500[kHz]とし、出力周波数
を250[kHz]とし、出力側に周波数750[kH
z]および500[kHz]の入力成分が現われたとし
ても、第3混合器の出力に具備される250kHz低域
通過ろ波器によって除去することとしたので、第3混合
器の出力に含まれる入力成分により位相同期ループが不
安定になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安定
させ、送信信号の周波数を所定の偏差内で安定させ得る
テレビ中継放送機を提供することができる。また、本発
明の第2の特徴のテレビ中継放送機によれば、第3混合
器の入力周波数を550[kHz]および500[kH
z]とし、出力周波数を50[kHz]とし、出力側に
周波数550[kHz]および500[kHz]の入力
成分が現われたとしても、第3混合器の出力に具備され
る50kHz低域通過ろ波器によって除去することとし
たので、第3混合器の出力に含まれる入力成分により位
相同期ループが不安定になるのを解消でき、位相同期ル
ープの動作を安定させ、送信信号の周波数を所定の偏差
内で安定させ得るテレビ中継放送機を提供することがで
きる。
【0099】また、本発明の第3の特徴のテレビ中継放
送機によれば、第3混合器の入力周波数を2.75[M
Hz]および2.5[MHz]とし、出力周波数を25
0[kHz]とし、出力側に周波数2.75[MHz]
および2.5[MHz]の入力成分が現われたとして
も、第3混合器の出力に具備される250kHz低域通
過ろ波器によって除去することとしたので、第3混合器
の出力に含まれる入力成分により位相同期ループが不安
定になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安定さ
せ、送信信号の周波数を所定の偏差内で安定させ得るテ
レビ中継放送機を提供することができる。
送機によれば、第3混合器の入力周波数を2.75[M
Hz]および2.5[MHz]とし、出力周波数を25
0[kHz]とし、出力側に周波数2.75[MHz]
および2.5[MHz]の入力成分が現われたとして
も、第3混合器の出力に具備される250kHz低域通
過ろ波器によって除去することとしたので、第3混合器
の出力に含まれる入力成分により位相同期ループが不安
定になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安定さ
せ、送信信号の周波数を所定の偏差内で安定させ得るテ
レビ中継放送機を提供することができる。
【0100】また、本発明の第4の特徴のテレビ中継放
送機によれば、第3混合器の入力周波数を250[kH
z]および1.5[MHz]とし、出力周波数を1.2
5[MHz]とし、出力側に周波数250[kHz]お
よび1.5[MHz]の入力成分が現われたとしても、
第3混合器の出力に具備される1.25MHz帯域通過
ろ波器によって除去することとしたので、第3混合器の
出力に含まれる入力成分により位相同期ループが不安定
になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安定さ
せ、送信信号の周波数を所定の偏差内で安定させ得るテ
レビ中継放送機を提供することができる。
送機によれば、第3混合器の入力周波数を250[kH
z]および1.5[MHz]とし、出力周波数を1.2
5[MHz]とし、出力側に周波数250[kHz]お
よび1.5[MHz]の入力成分が現われたとしても、
第3混合器の出力に具備される1.25MHz帯域通過
ろ波器によって除去することとしたので、第3混合器の
出力に含まれる入力成分により位相同期ループが不安定
になるのを解消でき、位相同期ループの動作を安定さ
せ、送信信号の周波数を所定の偏差内で安定させ得るテ
レビ中継放送機を提供することができる。
【0101】また、本発明の第5の特徴のテレビ中継放
送機によれば、第2混合器により、前記電圧制御局部発
振器の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成
される周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分で
ある周波数500[kHz]の信号を生成し、第1混合
器により、当該テレビ中継放送機に供給される中間周波
数信号(周波数17.75[MHz])と、前記第2混
合器の出力である周波数500[kHz]の信号との差
成分である周波数17.25[MHz]の信号を生成
し、さらに、前記第1混合器の出力である周波数17.
25[MHz]の信号と、前記基準発振器の出力に基づ
き生成される周波数17.25[MHz]の信号との位
相を位相比較器で比較し、該位相比較器の出力を低域通
過ろ波器を介して前記電圧制御局部発振器に供給し、そ
の発振周波数を制御することにより位相同期ループを構
成するようにし、第1混合器の入力周波数を17.75
[MHz](中間周波数信号)および500[kHz]
とし、出力周波数を17.25[MHz]とすることに
より、混合器の数を1つ削減し、また、出力側に周波数
17.75[MHz]および500[kHz]の入力成
分が現われたとしても、第1混合器の出力に具備される
17.25MHz帯域通過ろ波器によって除去すること
としたので、第1混合器の出力に含まれる入力成分によ
り位相同期ループが不安定になるのを解消でき、位相同
期ループの動作を安定させ、送信信号の周波数を所定の
偏差内で安定させ得るテレビ中継放送機を提供すること
ができる。
送機によれば、第2混合器により、前記電圧制御局部発
振器の出力信号と、前記基準発振器の出力に基づき生成
される周波数2[MHz]の信号の高調波との差成分で
ある周波数500[kHz]の信号を生成し、第1混合
器により、当該テレビ中継放送機に供給される中間周波
数信号(周波数17.75[MHz])と、前記第2混
合器の出力である周波数500[kHz]の信号との差
成分である周波数17.25[MHz]の信号を生成
し、さらに、前記第1混合器の出力である周波数17.
25[MHz]の信号と、前記基準発振器の出力に基づ
き生成される周波数17.25[MHz]の信号との位
相を位相比較器で比較し、該位相比較器の出力を低域通
過ろ波器を介して前記電圧制御局部発振器に供給し、そ
の発振周波数を制御することにより位相同期ループを構
成するようにし、第1混合器の入力周波数を17.75
[MHz](中間周波数信号)および500[kHz]
とし、出力周波数を17.25[MHz]とすることに
より、混合器の数を1つ削減し、また、出力側に周波数
17.75[MHz]および500[kHz]の入力成
分が現われたとしても、第1混合器の出力に具備される
17.25MHz帯域通過ろ波器によって除去すること
としたので、第1混合器の出力に含まれる入力成分によ
り位相同期ループが不安定になるのを解消でき、位相同
期ループの動作を安定させ、送信信号の周波数を所定の
偏差内で安定させ得るテレビ中継放送機を提供すること
ができる。
【0102】さらに、本発明の第6の特徴のテレビ中継
放送機によれば、第4混合器の入力周波数を17.75
[MHz](中間周波数信号)および1.5[MHz]
とし、出力周波数を19.25[MHz]とすることに
より、混合器の数を1つ削減し、また、出力側に周波数
17.75[MHz]および1.5[MHz]の入力成
分が現われたとしても、第4混合器の出力に具備される
19.25MHz帯域通過ろ波器によって除去すること
としたので、第4混合器の出力に含まれる入力成分によ
り位相同期ループが不安定になるのを解消でき、位相同
期ループの動作を安定させ、送信信号の周波数を所定の
偏差内で安定させ得るテレビ中継放送機を提供すること
ができる。
放送機によれば、第4混合器の入力周波数を17.75
[MHz](中間周波数信号)および1.5[MHz]
とし、出力周波数を19.25[MHz]とすることに
より、混合器の数を1つ削減し、また、出力側に周波数
17.75[MHz]および1.5[MHz]の入力成
分が現われたとしても、第4混合器の出力に具備される
19.25MHz帯域通過ろ波器によって除去すること
としたので、第4混合器の出力に含まれる入力成分によ
り位相同期ループが不安定になるのを解消でき、位相同
期ループの動作を安定させ、送信信号の周波数を所定の
偏差内で安定させ得るテレビ中継放送機を提供すること
ができる。
【図1】 本発明の第1実施例に係る精密オフセット放
送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図である。
送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図である。
【図2】 本発明の第2実施例に係る精密オフセット放
送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図である。
送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図である。
【図3】 本発明の第3実施例に係る精密オフセット放
送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図である。
送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図である。
【図4】 本発明の第4実施例に係る精密オフセット放
送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図である。
送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図である。
【図5】 本発明の第5実施例に係る精密オフセット放
送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図である。
送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図である。
【図6】 本発明の第6実施例に係る精密オフセット放
送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図である。
送方式を採用したテレビ中継放送機の構成図である。
【図7】 従来の準精密オフセット放送方式を用いたテ
レビ中継放送機の構成図である。
レビ中継放送機の構成図である。
1 電圧制御局部発振器、 2 送信信号生成用混合
器、 3 帯域通過ろ波器、 4 電力増幅器、 5
位相比較器、 6 低域通過ろ波器、 7 基準発振
器、 8 17MHz発生器、 9 2MHz発生器、
10 高調波発生器、 11 250kHz発生器、
12 17.75MHz帯域通過ろ波器、13 制限
器、14 第1混合器、15 750kHz帯域通過ろ
波器、16第2混合器、17 500kHz低域通過ろ
波器、18 第3混合器、19 250kHz低域通過
ろ波器、20 17.2MHz発生器、21 50kH
z発生器、22 550kHz低域通過ろ波器、23
50kHz低域通過ろ波器、24 15MHz発生器、
25 6MHz発生器、26 2.75MHz低域通過
ろ波器、27 2.5MHz低域通過ろ波器、28 1
8MHz発生器、291.25MHz発生器、30 2
50kHz低域通過ろ波器、31 1.5MHz帯域通
過ろ波器、32 1.25MHz帯域通過ろ波器、33
17.25MHz発生器、34 17.25MHz帯
域通過ろ波器、35 19.25MHz発生器、36
19.25MHz帯域通過ろ波器、37 17.5MH
z発生器、38 第4混合器。
器、 3 帯域通過ろ波器、 4 電力増幅器、 5
位相比較器、 6 低域通過ろ波器、 7 基準発振
器、 8 17MHz発生器、 9 2MHz発生器、
10 高調波発生器、 11 250kHz発生器、
12 17.75MHz帯域通過ろ波器、13 制限
器、14 第1混合器、15 750kHz帯域通過ろ
波器、16第2混合器、17 500kHz低域通過ろ
波器、18 第3混合器、19 250kHz低域通過
ろ波器、20 17.2MHz発生器、21 50kH
z発生器、22 550kHz低域通過ろ波器、23
50kHz低域通過ろ波器、24 15MHz発生器、
25 6MHz発生器、26 2.75MHz低域通過
ろ波器、27 2.5MHz低域通過ろ波器、28 1
8MHz発生器、291.25MHz発生器、30 2
50kHz低域通過ろ波器、31 1.5MHz帯域通
過ろ波器、32 1.25MHz帯域通過ろ波器、33
17.25MHz発生器、34 17.25MHz帯
域通過ろ波器、35 19.25MHz発生器、36
19.25MHz帯域通過ろ波器、37 17.5MH
z発生器、38 第4混合器。
Claims (6)
- 【請求項1】 精密オフセット放送方式のテレビ中継放
送機において、 電圧制御局部発振器と、 極めて高安定な発振周波数を出力する基準発振器と、 当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信号(周
波数17.75[MHz])と、前記基準発振器の出力
に基づき生成される周波数17[MHz]の信号との差
成分である周波数750[kHz]の信号を生成する第
1混合器と、 前記電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器
の出力に基づき生成される周波数2[MHz]の信号の
高調波との差成分である周波数500[kHz]の信号
を生成する第2混合器と、 前記第1混合器の出力である周波数750[kHz]の
信号と、前記第2混合器の出力である周波数500[k
Hz]の信号との差成分である周波数250[kHz]
の信号を生成する第3混合器と、前記第3混合器の出力に含まれる不要周波数成分を取り
除くことによって周波数250[kHz]のみの信号を
取り出す第3混合器出力用低域通過ろ波器と、 前記第3混合器出力用低域通過ろ波器を通過した 前記第
3混合器の出力である周波数250[kHz]の信号
と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周波数2
50[kHz]の信号との位相を比較する位相比較器
と、 前記位相比較器の出力について所定周波数を通過させる
ことによって前記電圧制御局部発振器の発振周波数を制
御する電圧制御局部発振器入力用低域通過ろ波器と、 を有し、前記第3混合器に入力される各信号の周波数の
いずれかと、前記第3混合器用低域通過ろ波器に入力さ
れる信号の周波数とを異ならせたことを特徴とするテレ
ビ中継放送機。 - 【請求項2】 精密オフセット放送方式のテレビ中継放
送機において、 電圧制御局部発振器と、 極めて高安定な発振周波数を出力する基準発振器と、 当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信号(周
波数17.75[MHz])と、前記基準発振器の出力
に基づき生成される周波数17.2[MHz]の信号と
の差成分である周波数550[kHz]の信号を生成す
る第1混合器と、 前記電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器
の出力に基づき生成される周波数2[MHz]の信号の
高調波との差成分である周波数500[kHz]の信号
を生成する第2混合器と、 前記第1混合器の出力である周波数550[kHz]の
信号と、前記第2混合器の出力である周波数500[k
Hz]の信号との差成分である周波数50[kHz]の
信号を生成する第3混合器と、前記第3混合器の出力に含まれる不要周波数成分を取り
除くことによって周波数50[kHz]のみの信号を取
り出す第3混合器出力用低域通過ろ波器と、 前記第3混合器出力用低域通過ろ波器を通過した 前記第
3混合器の出力である周波数50[kHz]の信号と、
前記基準発振器の出力に基づき生成される周波数50
[kHz]の信号との位相を比較する位相比較器と、 前記位相比較器の出力について所定周波数を通過させる
ことによって前記電圧制御局部発振器の発振周波数を制
御する電圧制御局部発振器入力用低域通過ろ波器と、 を有し、前記第3混合器に入力される各信号の周波数の
いずれかと、前記第3混合器用低域通過ろ波器に入力さ
れる信号の周波数とを異ならせたことを特徴とするテレ
ビ中継放送機。 - 【請求項3】 精密オフセット放送方式のテレビ中継放
送機において、 電圧制御局部発振器と、 極めて高安定な発振周波数を出力する基準発振器と、 当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信号(周
波数17.75[MHz])と、前記基準発振器の出力
に基づき生成される周波数15[MHz]の信号との差
成分である周波数2.75[MHz]の信号を生成する
第1混合器と、 前記電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器
の出力に基づき生成される周波数6[MHz]の信号の
高調波との差成分である周波数2.5[MHz]の信号
を生成する第2混合器と、 前記第1混合器の出力である周波数2.75[MHz]
の信号と、前記第2混合器の出力である周波数2.5
[MHz]の信号との差成分である周波数250[kH
z]の信号を生成する第3混合器と、前記第3混合器の出力に含まれる不要周波数成分を取り
除くことによって周波数250[kHz]のみの信号を
取り出す第3混合器出力用低域通過ろ波器と、 前記第3混合器出力用低域通過ろ波器を通過した 前記第
3混合器の出力である周波数250[kHz]の信号
と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周波数2
50[kHz]の信号との位相を比較する位相比較器
と、 前記位相比較器の出力について所定周波数を通過させる
ことによって前記電圧制御局部発振器の発振周波数を制
御する電圧制御局部発振器入力用低域通過ろ波器と、 を有し、前記第3混合器に入力される各信号の周波数の
いずれかと、前記第3混合器用低域通過ろ波器に入力さ
れる信号の周波数とを異ならせたことを特徴とするテレ
ビ中継放送機。 - 【請求項4】 精密オフセット放送方式のテレビ中継放
送機において、 電圧制御局部発振器と、 極めて高安定な発振周波数を出力する基準発振器と、 当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信号(周
波数17.75[MHz])と、前記基準発振器の出力
に基づき生成される周波数18[MHz]の信号との差
成分である周波数250[kHz]の信号を生成する第
1混合器と、 前記電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器
の出力に基づき生成される周波数2[MHz]の信号の
高調波との差成分である周波数1.5[MHz]の信号
を生成する第2混合器と、 前記第1混合器の出力である周波数250[kHz]の
信号と、前記第2混合器の出力である周波数1.5[M
Hz]の信号との差成分である周波数1.25[MH
z]の信号を生成する第3混合器と、前記第3混合器の出力に含まれる不要周波数成分を取り
除くことによって周波数1.25[MHz]のみの信号
を取り出す第3混合器出力用低域通過ろ波器と、 前記第3混合器出力用低域通過ろ波器を通過した 前記第
3混合器の出力である周波数1.25[MHz]の信号
と、前記基準発振器の出力に基づき生成される周波数
1.25[MHz]の信号との位相を比較する位相比較
器と、 前記位相比較器の出力について所定周波数を通過させる
ことによって前記電圧制御局部発振器の発振周波数を制
御する電圧制御局部発振器入力用低域通過ろ波器と、 を有し、前記第3混合器に入力される各信号の周波数の
いずれかと、前記第3混合器用低域通過ろ波器に入力さ
れる信号の周波数とを異ならせたことを特徴とするテレ
ビ中継放送機。 - 【請求項5】 精密オフセット放送方式のテレビ中継放
送機において、 電圧制御局部発振器と、 極めて高安定な発振周波数を出力する基準発振器と、 前記電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器
の出力に基づき生成される周波数2[MHz]の信号の
高調波との差成分である周波数500[kHz]の信号
を生成する第2混合器と、 当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信号(周
波数17.75[MHz])と、前記第2混合器の出力
である周波数500[kHz]の信号との差成分である
周波数17.25[MHz]の信号を生成する第1混合
器と、前記第1混合器の出力に含まれる不要周波数成分を取り
除くことによって周波数17.25[MHz]のみの信
号を取り出す帯域通過ろ波器と、 前記帯域通過ろ波器を通過した 前記第1混合器の出力で
ある周波数17.25[MHz]の信号と、前記基準発
振器の出力に基づき生成される周波数17.25[MH
z]の信号との位相を比較する位相比較器と、 前記位相比較器の出力について所定周波数を通過させる
ことによって前記電圧制御局部発振器の発振周波数を制
御する低域通過ろ波器と、 を有し、前記第1混合器に入力される各信号の周波数の
いずれかと、前記帯域通過ろ波器に入力される信号の周
波数とを異ならせたことを特徴とするテレビ中継放送
機。 - 【請求項6】 精密オフセット放送方式のテレビ中継放
送機において、 電圧制御局部発振器と、 極めて高安定な発振周波数を出力する基準発振器と、 前記電圧制御局部発振器の出力信号と、前記基準発振器
の出力に基づき生成される周波数2[MHz]の信号の
高調波との差成分である周波数1.5[MHz]の信号
を生成する第2混合器と、 当該テレビ中継放送機に供給される中間周波数信号(周
波数17.75[MHz])と、前記第2混合器の出力
である周波数1.5[MHz]の信号との和成分である
周波数19.25[MHz]の信号を生成する第4混合
器と、前記第4混合器の出力に含まれる不要周波数成分を取り
除くことによって周波数19.25[MHz]のみの信
号を取り出す帯域通過ろ波器と、 前記帯域通過ろ波器を通過した 前記第4混合器の出力で
ある周波数19.25[MHz]の信号と、前記基準発
振器の出力に基づき生成される周波数19.25[MH
z]の信号との位相を比較する位相比較器と、 前記位相比較器の出力について所定周波数を通過させる
ことによって前記電圧制御局部発振器の発振周波数を制
御する低域通過ろ波器と、 を有し、前記第4混合器に入力される各信号の周波数の
いずれかと、前記帯域通過ろ波器に入力される信号の周
波数とを異ならせたことを特徴とするテレビ中継放送
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31883394A JP3157084B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | テレビ中継放送機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31883394A JP3157084B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | テレビ中継放送機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08181627A JPH08181627A (ja) | 1996-07-12 |
JP3157084B2 true JP3157084B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=18103469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31883394A Expired - Fee Related JP3157084B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | テレビ中継放送機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3157084B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8498389B2 (en) | 2002-11-08 | 2013-07-30 | Verizon Services Corp. | Facilitation of a conference call |
-
1994
- 1994-12-21 JP JP31883394A patent/JP3157084B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8498389B2 (en) | 2002-11-08 | 2013-07-30 | Verizon Services Corp. | Facilitation of a conference call |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08181627A (ja) | 1996-07-12 |
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