JP3156959B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3156959B2
JP3156959B2 JP22902595A JP22902595A JP3156959B2 JP 3156959 B2 JP3156959 B2 JP 3156959B2 JP 22902595 A JP22902595 A JP 22902595A JP 22902595 A JP22902595 A JP 22902595A JP 3156959 B2 JP3156959 B2 JP 3156959B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等のピント
を自動的に合わせるための多点測距装置であって、詳し
くは、写真画面内の複数のポイントを測距し、その結果
より被写体距離を演算して合焦点レンズを駆動する、い
わゆる多点オートフォーカス装置(以下、マルチAF装
置と記す)を用いた視差(パララックス)防止の技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般にコンパクトカメラと呼ばれるカメ
ラは、撮影レンズと異なるファインダー光学系を有し、
またこれらと異なるAF用光学系を有する。このように
撮影者が観察するファインダーが独立していると、距離
によっては上記視差の問題を生じてしまう。こうした問
題を解決するために、次のような技術が知られている。
すなわち、特開昭60−23839号公報には、測距結
果にしたがってファインダーを動かして撮影レンズとの
視差を対策する技術手段が、また、特開昭58−100
840号公報には、ファインダーの一部をAF光学系に
兼用しこれらの光学系の視差を対策する技術手段が開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭60−23839号公報に開示された技術手段で
は、ファインダー光学系とAF光学系との視差は対策で
きず、また、上記特開昭58−100840号公報に開
示された技術手段では、光学系の設計が困難であった。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、簡単な構成にて、特に、花や虫等の小さいな
ものを撮影する至近撮影時に生じ易いAF光学系とファ
インダー光学系との視差を、マルチAFの技術を応用し
て対策し、撮影者がピント合わせしたいものに、正しく
ピントを合わせられるようにするとともに撮影時の構図
をファインダー内で確認できるようにして、失敗写真を
防止するAFカメラを提供する、すなわち、ファインダ
ー光学系とAF光学系と撮影レンズのパララックスの問
題を解決するカメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラは、
被写体を観察するためのファインダーと、上記ファイン
ダーとは異なる光学系を用いて複数のポイントを測距す
る多点測距手段と上記多点測距手段の測距結果に基づい
て、被写体距離を演算して撮影レンズのピントを調整す
る合焦手段と、を具備するカメラにおいて、上記複数の
測距ポイントのうち、近接撮影距離域において中央の測
距ポイントよりも撮影画面の中央近くを測距する特定の
測距ポイントの測距結果と所定距離とを比較し、この測
距結果が所定距離よりも近距離であると判定したときに
は、この測距ポイントの測距結果を他の測距ポイントの
測距結果よりも優先して撮影レンズのピント合わせを行
うことを特徴とするカメラ。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態を説明
するに先立って、本発明の概略を以下に示す。
【0012】図5は、本発明の概念を示した説明図であ
る。
【0013】図中、符号6はカメラであり、a0 ,b0
,c0 の各方向が測距可能となっている。一般の撮影
距離である62cmから5mまでの距離では画面内3点
を測距可能であり、図3(A)のように主要被写体画面
内中央部にいなくてもピント合わせができるようになっ
ている。しかしAF光学系とファインダー光学系とのパ
ララックスが問題となるそれより近距離では、カメラ正
面方向のb0 が必ずしも画面内中央を測距するわけでは
ない。そこで、このような近接撮影距離域では、よりフ
ァインダー画面内中央部に近いところを測距するa0
(左)の方向の測距結果を優先したピント合わせとす
る。
【0014】また、このような近接撮影距離域では、フ
ァインダー画面と実際の写真画面との間の視差により、
ファインダーで見たとおりの構図の写真を得ることはで
きない。そこで、左側測距ポイントの測距結果が近距離
を示すときには、これを優先し、ファインダー画面内に
実際撮影される範囲と測距選択した部分とを示す表示を
行う用に制御する。
【0015】次に、本発明の具体的な実施の形態を説明
するに先立ち、一点測距を行なう一般的なアクティブ式
三角測距方式のAF装置の測距原理を、図8および図9
によって説明する。
【0016】投光源である赤外発光ダイオード(以下、
IREDという)1で発光した光は、投光レンズ2を介
して被写体5に対して投射される。そして、被写体5で
反射した光は受光レンズ3で集光されて位置検出素子
(以下、PSDという)4からなる受光素子に受光され
る。受光素子として一般的に用いられる、このPSD4
は、入射した光が基線長方向に受光面を、x:yに内分
するとき、その比に対応した電気信号を出力するように
なっている。
【0017】こゝで上記両レンズ2,3の主点間距離s
を基線長、受光レンズ3の焦点距離をfとすると、反射
光はPSD4上のxの位置に入射し、 の(1) 式に基づいて被写体距離Lを求めることができ
る。
【0018】従って、こゝで上記PSD4の長さtが有
限であることに注目し、このAF装置が測距できる最至
近距離を求めると、 となる。こゝで上記aはPSD4の投光側に近い方の端
から受光レンズ3の光軸とPSD4の受光面が交わる位
置までの距離でシフト量と呼ぶ。
【0019】このように考察すると、なるべく近くのも
のまで測距するためには、上記主点間距離sと受光レン
ズ3の焦点距離fがカメラのデザイン上等において制約
が多いことを考えた場合、PSD4の長さtを長くする
か、または上記シフト量aを小さくするしかない。図9
はシフト量aを小さくシフト量a′にして、測距最至近
距離Lmin を短くした場合を示したものである。
【0020】しかし、これらの対応策も実際には、次の
ようなデメリットを伴う。即ち、PSD4の長さtを長
くすると、全体的にPSDの面積が大きくなり、信号光
以外の外光成分を多く受光し、S/N比の低下によって
精度が劣化するし、またシフト量aを小さくすると、被
写体距離Lが遠距離になる程、PSDが出力する信号比
が大きくなる為、やはりノイズに弱くなる。遠距離にな
ると当然、信号光が小さくなるからノイズの影響が大き
くなるが、例えばシフト量aが大きくて、5mで4:6
の信号が出力された場合、片側に1のノイズが乗って
も、 と5%の誤差にしかならないが、シフト量aが小さくて
同じ距離でも、1:9の信号が出力されている場合に
は、1のノイズが乗るとすると、 8%の誤差になる。
【0021】つまり、遠距離まで正確に測定するには、
PSDの長さtを短く、シフト量aはt/2に近い方が
良いことになるが、これは測距最至近距離を短くし、測
距レンジを広くする方向とは逆になってしまう。
【0022】次に、上述のように構成された一点測距の
原理を画面内の三点を測距するための三点測距装置とし
て構成した測距手段を図10に示す。
【0023】図10において、3個のIRED1a,1
b,1cに対して3個のPSD4a,4b,4cが用い
られていて、3個のIRED1a〜1cからの各測距用
赤外光は投光レンズ2により被写体に向かい、被写体で
反射された各光は受光レンズ3により3個のPSD4a
〜4cのうちの対応するPSDに入射するようになって
いる。
【0024】投光角度θは、投光素子1a〜1cと投光
レンズ2までの距離fTにより、 として決定される。こゝでg1 ,g2 は配置間隔で、g
1 は投光素子のレンズ光軸からの最短距離である。
【0025】このように構成された多点(三点)測距装
置は、図11に示すように、カメラ6から見てa0 ,b
0 ,c0 の方向にある被写体を測距するため、図12
(A)に示す如く、仮にファインダ視野7内の測距ゾー
ン (a)(b)(c) を対応させたとき、測距ゾーン (b)
に被写体が無くても左右の測距ゾーン (a)(c)に被写
体8a,8bが存在すれば、撮影される被写体はピンボ
ケにならずに済むという利点がある。
【0026】しかし、これは被写体距離Lが十分に大き
く、図11にWで示すように隣接する測距ポイント間の
距離がある程度大きくないと効果が期待できない。
【0027】例えば、θ=6゜ 被写体距離L=0.6 m
とすると、 となり、測距ゾーン (a)(b)(c) は3点ともに、人の
顔等の被写体9の中に入ってしまう。
【0028】つまり、図12(B)に示すように至近の
人物等の被写体9に対しては、複数の測距は不要とな
る。従って、複数のポイントを持つAF装置やAFシス
テムでは、至近領域ではそのすべての測距ゾーンを測距
する必要はなく、そのうちのいくつかを省略することが
できる。
【0029】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
を説明する。
【0030】図1は、本発明の第1の実施形態であるカ
メラの構成図である。本実施形態では図1に示すよう
に、中央の測距ゾーンを測距するためのPSD4b′
を、左,右を測距ゾーンを測定するための左,右測距用
のPSD4a,4cに対して、αだけシフトさせてあ
る。
【0031】つまり、前記図8で説明した配置で中央の
測距ゾーンを測距し、前記図9で説明した配置で左右の
測距ゾーンを測距する。次に本発明を更に理解しやすく
するために、各定数に具体的に数字を当て嵌めてみる
と、以下のようになる。
【0032】 このとき、左右の測距最至近距離Lmin Aは、前記 (2)
式より、 中央の測距最至近距離Lmin Cは、 となり、31cmから62cmまでの間は中央を測距するた
めの投受光系では測距出来ない。
【0033】しかしながら、前述の図11でWを求めた
ときに示したように、この間の領域では左右の測距領域
の幅は、約12cm以下であり、人物の顔等の被写体に対
しては十分小さな幅なので、左か右の測距装置で測距可
能である。また、花や虫等の小さなものを撮影する際
に、中央の測距が不可能だと問題があるが、このような
至近の領域では、ファインダのパララックス等も発生す
るので、これらの補正を同時にするようにする。
【0034】本実施形態では、例えば図3に示す如く、
ファインダ7内の液晶表示を測距結果によって切り換え
て補正するようになっている。即ち、通常撮影時には図
3(A)に示すように、ファインダ7内に表示はないが
左側の測距結果が62cm以近になると、図3(B)に示
すように写真画面パララックス補正用の枠7aと測距ゾ
ーン枠(a)が表示される。この測距ゾーン枠(a)
は、この例では左側測距用のIREDの投光位置に対応
している。
【0035】図2は、本発明の第2の実施形態を示すカ
メラの構成図である。
【0036】この実施形態は上記第1の実施形態のよう
にPSD4b′ではなく、IRED1b′の位置をαだ
けシフトさせ、該第1の実施形態と同様の効果をもたせ
たものである。
【0037】即ち、この図2に示す如く、IRED1
b′のシフトによりPSD4b′をαだけシフトさせた
のと全く同じ効果を得ることができる。しかし、この場
合には図4に示すように、測距ポイントのゾーン (a)
(b)(c) が画面上に一列に並べられない点が異なる。
たゞし、この第2の実施形態においては、PSD3列
(4a,4b,4c)をモノリシックで構成する場合、
図1に示した第1の実施形態に比し、面積が小さくて済
むという利点があり実用的になるという効果がある。
【0038】投光レンズ2および受光レンズ3が同じ焦
点距離を持ち、IREDとレンズの距離およびPSDと
レンズ間の距離が等しい場合、PSD側をαだけシフト
したときと同様の効果をIRED側のシフトで得るため
には、IREDのシフト量はやはりαとなる。
【0039】ここで上記αを0.9mm とし、aを、 にとったが、理由は、L=5.6 mにおいて、 となり、 の関係で、このとき、PSDの中心に反射信号光が入射
することを意図しているものである。
【0040】特に、室内で交流光源等による強い照明光
に照らされた人物等の場合、外光の振動が信号成分に重
畳されて誤測距を起し易くなるが、このようなノイズは
PSDの比の信号の両方に略平等に乗る。
【0041】このような照明下で、かつ被写体が遠距離
でS/N比が劣化する環境としては結婚式場等がある
が、5〜6mの距離までは何とかAFの精度を保持した
い。そこで、この辺の距離(5〜6m)で、PSDの中
心に反射信号が入射する設計により、PSDの比の信号
S1 ,S2 の両方に、同様のノイズN1 ,N2 が乗った
ときも、S1 =S2 ,N1 =N2 であれば、 となり、殆んどノイズの影響を受けなくて済むように考
慮している。
【0042】一方、左右の測距ポイントの測距精度は、
このような環境下ではシフト量a′が小さい故に劣化を
招き易いので、左右の測距ポイントでの測距結果は例え
ば5m以遠のとき、無視するようにする。
【0043】従って、最終の測距特性は図5に示すよう
な特性となる。
【0044】図6は、本発明の第3の実施形態を示すカ
メラのブロック構成図である。このカメラは、上記図5
の測距特性を実現するためのカメラの一構成例を示した
ものであり、図7はその動作を示すフローチャートであ
る。
【0045】図6に示すカメラは、3点測距を行なうも
のであって、符号11,12,13で示すブロックAF
1,AF2,AF3は、それぞれ投,受光素子を含む測
距手段で、その一つ一つは前記図8で示した構成を有し
ている。これらの測距手段11,12,13が被写体に
向けて投光し、その反射光を受光する信号光は、それぞ
れ矢印11α,12α,13αで表わされ、これらは各
々前記図5の被写体方向a0 ,b0 ,c0 に対応してい
る。これらの各測距手段11,12,13による被写体
方向a0 ,b0 ,c0 の各点の測距は時分割で行われる
ようになっており、その各測距したAFDATA1〜A
FDATA3は、CPUからなる演算制御手段10に入
力される。この演算制御手段10は、使用者が測距する
ときに操作する測距用スイッチ14のオンのタイミング
で動作を開始し、測距手段11,12,13の測距結
果、即ちAFDATAより距離L(単位メートル)を演
算し、その中の最至近の距離のものに合焦させる制御を
行なうものである。そして、その出力信号によってレン
ズ駆動用モータのドライバ回路15が作動してレンズ駆
動用モータ16を回転させて撮影レンズ(図示されず)
を合焦位置に移動させるようになっている。
【0046】なお、至近領域の測距は、AF1の測距手
段11によってのみなされるので、AF1の測距結果が
この領域に入っている場合、他の点の測距は行なわな
い。また、距離L(a0 ),L(b0 ),L(c0 )が
何れも5m以上である場合には、前述のようにAF1,
AF3の測距精度は不十分なので、これらの測距結果は
無視するようになっている。
【0047】次に上記カメラの動作を図7のフローチャ
ートによって説明すると、測距用スイッチ14がオンさ
れることにより測距が開始される。このスイッチ14が
オンされると、演算制御手段10では先ず、AF1の測
距手段11が選択され、スタート信号AFST1が測距
手段11に送られてAF1の測距が行なわれる。そして
この測距手段11によって測距されたAFDATA1が
演算制御手段10に入力される。演算制御手段10で
は、この距離L(a0 )の演算が行われ、“0.31m≦L
(a0 )≦0.62m”のチェックが行なわれ、Yes であれ
ば、この距離L(a0 )を合焦距離Lとし、レンズを合
焦位置に移動させる。このとき、前述のように画面内に
図3(B)のようにパララックス補正用の画面枠および
測距枠の表示を行うようにする。
【0048】また、Noであれば、AF2の測距手段12
が選択され、測距スタート信号AFST2が測距手段1
2に送られてAF2によるそ測距方向b0 の測距が行な
われる。そして、同測距手段12によって測距されたA
FDATA2が演算制御手段10に入力され、この入力
DATAにより距離L(b0 )の演算が行なわれる。
【0049】演算制御手段10では続いてAF3の測距
手段13が選択されて測距スタート信号AFST3が測
距手段13に送られてAF3による測距方向c0 の測距
が行なわれて同手段13によって測距されたAFDAT
A3が演算制御手段10に入力され、距離L(c0 )の
演算が行なわれる。
【0050】そして、“L(a0 )≦L(c0 )”のチ
ェックが行なわれ、Yes であれば次いで、“L(a0 )
≦5m”がチェックされ、これがYes であれば、この距
離L(a0 )を合焦距離Lとしてレンズを合焦位置に移
動させる。また上記“L(a0 )≦L(c0 )”のチェ
ックにおいて、Noであれば次に、“L(b0 )≦L(c
0 )”のチェックが行なわれて、Yes であれば距離L
(b0 )を合焦距離Lとしてレンズを合焦位置に移動さ
せる。またNoの場合には距離L(c0 )を合焦距離Lと
してレンズを合焦位置に移動させる。
【0051】また、上記“L(a0 )≦5m”のチェッ
クにおいて、Noの場合には“L(a0 )≦L(b0 )”
がチェックされ、Yes であれば距離L(a0 )を合焦距
離Lとして合焦位置にレンズを移動させ、Noであれば続
いて“L(b0 )≦L(c0)”のチェックがなされ
て、これがYes の場合には距離L(b0 )を合焦距離と
し、またNoの場合には距離L(c0 )を合焦距離として
撮影レンズを合焦位置に移動させる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
ルチAFの改良により、通常の撮影領域では人物が画面
中央にいなくてもピンボケにならず、近接撮影も可能
で、特に花や虫等の小さいなものを撮影するときに生じ
易いAF光学系とファインダー光学系との視差を対策
し、撮影者がピント合わせしたものに、正しくピントを
合わせられるようにできる。さらに撮影時の構図をファ
インダー内で確認できるようにして、失敗写真を防止す
るAFカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すカメラの主要部
の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示すカメラの主要部
の構成図である。
【図3】(A)(B)は、ファインダ視野枠の構成をそれぞれ
示す正面図である。
【図4】3点測距における測距ポイントゾーンを示すフ
ァインダ視野枠の正面図である。
【図5】本発明によるカメラの測距特性の一例を示す線
図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示すカメラのブロッ
ク構成図である。
【図7】上記第3の実施形態のカメラの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】一般的なアクテイブ式三角測距方式のAF装置
の測距原理を説明するための線図である。
【図9】一般的なアクテイブ式三角測距方式のAF装置
の測距原理を説明するための線図である。
【図10】アクティブ式三角測距方式による多点(3
点)測距装置の主要部の構成図である。
【図11】多点(3点)測距装置におけるカメラから見
た測距方向を示す線図である。
【図12】(A)(B)は、3点測距における測距ゾーンの被
写体像に対する関係をそれぞれ示すファインダ視野枠の
正面図である。
【符号の説明】
1a〜1c…IRED(投光手段) 2……………投光レンズ(投光手段) 3……………受光レンズ(受光手段) 4a〜4c…PSD(受光手段) s……………基線長
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−259313(JP,A) 特開 昭63−8616(JP,A) 特開 昭60−184235(JP,A) 実開 昭59−141328(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/28 - 7/40 G03B 3/00 - 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を観察するためのファインダーと、 上記ファインダーとは異なる光学系を用いて複数のポイ
    ントを測距する多点測距手段と、 上記多点測距手段の測距結果に基づいて、被写体距離を
    演算して撮影レンズのピントを調整する合焦手段と、 を具備するカメラにおいて、 上記複数の測距ポイントのうち、近接撮影距離域におい
    て中央の測距ポイントよりも撮影画面の中央近くを測距
    する特定の測距ポイントの測距結果と所定距離とを比較
    し、この測距結果が所定距離よりも近距離であると判定
    したときには、この測距ポイントの測距結果を他の測距
    ポイントの測距結果よりも優先して撮影レンズのピント
    合わせを行うことを特徴とするカメラ。
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