JP3174128B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3174128B2 JP8561192A JP8561192A JP3174128B2 JP 3174128 B2 JP3174128 B2 JP 3174128B2 JP 8561192 A JP8561192 A JP 8561192A JP 8561192 A JP8561192 A JP 8561192A JP 3174128 B2 JP3174128 B2 JP 3174128B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影光学系とは別体に
ファインダ光学系を有し、光源からの光束をファインダ
光学系の一部を介して被写体へ投光し、被写体からの反
射光束を受光することにより、被写体距離を自動的に測
距してレンズを合焦点へ駆動する、アクティブ方式で測
距可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトカメラ等に利用されている距
離検出装置には、投光レンズを通し被写体に向けて赤外
発光ダイオード(以下、IREDと云う。)より赤外光
を投光し、投光レンズから一定の距離即ち基線長だけ離
れて設けられた受光レンズを介して半導体位置検出装置
(以下、PSDと云う。)で被写体からの反射光を受光
し、その入射光位置によって被写体距離を測定する、所
謂赤外投光アクティブ式三角測距方法が採用されてい
る。この方法によれば、投光レンズはファインダ光学系
とは別体で配置されるため、投光レンズ光軸とファイン
ダ光軸のパララックスが発生し、ファインダ内で測距範
囲を示す測距枠と投光レンズによる実際のスポット光位
置が被写体距離によって変化してしまう場合がある。か
かる不都合は、特開昭63−229439号公報等に開
示されているように、被写体側の一つの光路を光路分割
部材により投光レンズ系とファインダ系の二光路に分割
し、投光系射出光軸とファインダ系入射光軸とを一致さ
せることにより改善できることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した測距方法は、
単焦点カメラだけでなく、変倍式カメラにおいても適用
され得るが、一般にコンパクトカメラの変倍ファインダ
は、小型且つ簡単な構造で変倍機構が良好に作動するよ
うに、移動レンズ群に多少のガタをもたせており、変倍
時のレンズ群の移動によって投光光束の光軸ずれが発生
する場合がある。この場合、PSDへの入射光位置がず
れて正確な被写体距離が得られず、ピントズレが生じる
という問題があった。又、マクロ撮影時に発生する撮影
系とファインダ系のパララックスを抑えるため、ファイ
ンダ光軸を意図的にずらす場合があるが、この場合も投
光光束の光軸がずれてしまい、測距結果に対して補正が
必要となる、といった問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、投光レンズ系とフ
ァインダ系のパララックスが無く、且つ高精度の測距機
能を有する、コンパクトな変倍カメラを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のカメラは、撮影光学系とは別体に構成された
ファインダ光学系の対物光学系光路中に光路分割部材が
配置され、光路分割部材により分割された光路の一方を
ファインダ光学系光路、他方を測距光学系光路とするカ
メラにおいて、光路分割部材より物体側の光学系により
変倍を行い、光軸ずれを検出するための一対の手段を
該変倍時に移動する光学部材を挟むように配置したこと
を特徴としてなるものである。
【0006】又、本発明のカメラは、光路分割部材より
物体側の光学系によりパララックス補正を行い、光軸ず
れを検出するための一対の手段を、該補正時に移動する
光学部材を挟むように配置したことを特徴としてなるも
のである。 そして、本発明では、これら光軸ずれ検出手
段の検出信号により、測距光学系の光軸ずれが検出され
るようになっている。又、本発明、前記測距光学系
、投光光学系であることを特徴としている。又、本発
、前記光路分割部材可視光を反射し、赤外光を透
過することを特徴としている。更に、本発明、前記光
軸ずれ検出手段、投光素子と受光素子の対からなるこ
とを特徴としている。
【0007】
【作用】作用は実施例において詳述する。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて実施例を説明する。図
1は、本発明で利用されるアクティブ方式の測距光学系
の原理を示す図である。図中、IRED1から発光され
る赤外光は投光レンズ2で集光されて被写体3に照射さ
れ、被写体3の反射光は受光レンズ4によって測距用P
SD5上に結像する。この場合、受光レンズ4の光軸と
一致するPSD5上の点を原点として、この原点から反
射光が入射する位置までの距離をx、投光レンズ2と受
光レンズ4の光軸間距離即ち基線長をS、受光レンズ4
の焦点距離をfとすると、被写体距離dは次式(1)で
与えられる。 d=s・f/x ───(1)
【0009】ここで、前述の如く変倍機構のガタ等によ
り、変倍時又はパララックス補正時に投光レンズ2に偏
心εが生じた場合、投光光軸が角度θだけずれ、従って
受光入射角もθずれる(同図(b)参照)。この場合の
PSD5上の反射光入射位置をx′とすると、反射光入
射位置x′と角度θとの関係は次式(2)で与えられ
る。 x′=x+f・tanθ ───(2) 従って、角度θが測定され得れば、投光光軸ずれ発生の
有無に関わらず、正確な被写体距離を得ることができ
る。
【0010】図2は、かかる角度θが測定され得る、光
軸ずれ検出手段を含む光学系を示す図、図3は光軸ずれ
検出手段の詳細図である。図中、2は図1に示した投光
レンズであって変倍時に移動する第1レンズ群2a及び
第2レンズ群2bより構成される変倍対物系、6は変倍
対物系2の後方に配置されたハーフミラー又は可視光を
反射し赤外光を透過する波長選択性を有するミラー、7
はミラー6の反射側に配置されていてファインダのため
の視野枠7a,像成立化のための反射面を有するプリズ
ム7b及びルーペレンズ7cより構成される接眼系、8
は第1レンズ群2aの被写体側のレンズ端近傍に配置さ
れた投光光束の一部を分離するためのミラー、9はミラ
ー8で分離された略平行光束の投光光束を結像するため
の微小レンズ、10は微小レンズ9の結像位置に置かれ
た光軸ずれ検出用PSDである。
【0011】IRED1から発光される赤外光はミラー
6を透過し、第2レンズ群2b,第1レンズ群2aで集
光されて被写体に照射される。第2レンズ群2b,第1
レンズ群2aで集光された赤外光の一部はミラー8で分
離されて方向を変え、微小レンズ9によりPSD10上
に結像される。変倍時、第1レンズ群2a,第2レンズ
群2bが移動することにより、変倍光学系2に偏心εが
生じ、投光光軸が角度θだけずれると、赤外光は、図3
に示すようにPSD10上でx1 だけずれた位置に結像
する。この場合、微小レンズ9の焦点距離をf1 とする
と、結像位置ずれx1 と角度θとの関係は次式(3)で
与えられる。 θ=tan-1(x1 /f1 ) ───(3) 従って、式(3)により光軸のずれ角度θを求め、これ
を式(2)に当てはめれば、投光光軸ずれが補正された
正確な被写体距離を得ることができる。
【0012】又、第1レンズ群2a又は第2レンズ群2
bを光軸に対して垂直にその位置を移動・調節すること
でパララックス補正が行われ、この際発生する光軸ずれ
も上記光軸ずれ検出手段によって同様に検出され、測距
データの補正が可能である。
【0013】図1において、測距用PSD5に生じる光
電流i1 ,i2 は、その大きさが共に入射光強度に比例
するが、両電流の大きさの比即ち光強度比(i1
2 )は入射光強度には依存せず、又、反射光入射位置
xはこの光強度比(i1 /i2 )のみにより決定され
る。又、基線長S方向の光軸ずれがPSD5において反
射光入射位置xに直接影響して位置ずれを生じさせる
が、基線長S方向に対して垂直方向の光軸ずれはPSD
5における入射光強度に影響するだけなので反射光入射
位置xの位置ずれに与える影響は少ない。従って、光軸
ずれの検出は基線長S方向のみ行えばよく、かかる光軸
ずれ検出に必要な部材も少なくて済む。
【0014】次に、上述した光学系から光軸ずれを検出
する電気回路のブロック図を図4に示してその動作を説
明する。図中、101,102は測距用PSD5の出力
電流信号を低入力インピーダンスで受けて増幅するプリ
アンプ、103,104は光軸ずれ検出用PSD10の
出力電流信号を低入力インピーダンスで受けて増幅する
プリアンプである。これらプリアンプの出力電流信号
は、SW1,SW2,SW3,SW4によって選択的に
圧縮回路105,106へ導かれる。圧縮回路105,
106は、ダイオードの順電圧の式に従って、増幅され
たPSD5,10の出力電流信号iP1,iP2を次式
(4)で示す変換式により電圧VP に圧縮変換する。 VPn=Vt ・ln(ipn /Is ) ───(4) 但し、Is はダイオードの逆方向飽和電流、Vt はサー
マルボルテージ、lnは底をeとする常用対数である。
【0015】そして、式(4)で電圧値に変換された圧
縮回路105の出力VP1と、圧縮回路106の出力VP2
を差動回路107に入力し、該差動回路107において
次式(5)で示す演算がなされ、電圧差Vxが出力され
る。 VX =VP2−VP1=Vt ・ln(iP2/iP1) ───(5) 式(5)から明らかなように、差動回路107の出力信
号VX は、PSD5,10の各々の出力電流信号iP1
P2の比に依存する。この電圧差VX は、A/D変換回
路108でデジタルデータに変換されワンチップマイク
ロコンピュータであるCPU109に格納される。
【0016】1stSW,2ndSWは、その接点がCPU
109に接続されていて、カメラのレリーズ動作に伴っ
て夫々順次閉成する第1,第2レリーズスイッチであ
り、レリーズボタンが半分押された状態で1stSWがO
Nし、レリーズボタンを押し込んだ状態で2ndSWがO
Nする。CPU109は1stSW,2ndSWのON/
OFF状態を検知し、この検知信号に従ってカメラ全体
の動作シーケンスを制御している。110はIRED1
を発光させるためのドライバ回路であるが、このドライ
バ回路110,SW1,SW2,SW3,SW4はCP
U109の制御を受け、IRED1の発光タイミングと
同期して動作するようになっている。
【0017】次に、測距用PSD5の出力電流信号
P1,iP2と、測定距離との関係について、図1を参照
して説明する。図中、PSD5の長手方向の一方の端部
より受光レンズ4の光軸までの距離をa、反射光入射位
置をxとすると、公知のPSD特性により信号電流
1 ,i2 は、次式(6),(7)で表せる。 i1 =(x+a)/t・iP0 ───(6) i2 ={t−(x+a)}/t・iP0=iP0−i1 ───(7) 但し、tはPSDの長手方向の長さ、iP0は総信号光量
である。従って、i1 とi2 の比をとると、 i2 /i1 ={t−(x+a)}/(x+a) ={t/(x+a)}−1 ───(8) となり、t,aが定数なので式(8)から反射光入射位
置xを求めることができる。式(8)中、i1 ,i2
増幅したものが式(5)のiP1,iP2なので、式(5)
の演算結果VX を式(8)に当てはめ、反射光入射位置
xが求められ、これにより式(1)より被写体距離dを
求めることができる。
【0018】又、光軸ずれ検出用PSD10の出力信号
Q1,iQ2と光軸ずれ角度θの関係を図3を参照して説
明すれば、図中、PSD10の長手方向の長さをt2
し、微小レンズ9の光軸とPSD10の長手方向を二分
割するポイントに一致させると、PSD10の出力電流
Q1,iQ2は、次式(9),(10)で表せる。 iQ1=(t2 /2+x1 )/t2 ・iQ0 ───(9) iQ2={t2 −(t2 /2+x1 )}/t2 ・iQ0 ───(10) 但し、iQ0は光軸ずれ用PSD10に入射する全信号電
流である。従って、iQ1とiQ2の比をとると、 iQ2/iQ1={t2 −(t2 /2+x1 )}/(t2 /2+x1 ) ={t2 /(t2 /2+x1 )}−1 ───(11) となる。式(11)中、iQ1,iQ2を増幅したものが式
(5)のiP1,iP2なので、式(5)の演算結果Vxを
式(11)に当てはめ、位置ずれx1 が求められ、これ
により式(3)より光軸ずれ角度θを求めることができ
る。
【0019】次に、光軸ずれ角度θの補正を加味した場
合の測距演算方法について説明する。図1(b)に示し
たように、投光レンズ2にガタにより偏差εが生じた場
合の反射光入射位置x′は、式(2)に示した如く与え
られる。この場合、PSD5に生じる電流比は反射光入
射位置x′に対応して生じるので、式(8)の反射光入
射位置xは式(2)のx′に置き換えられ、式(8)は
次式(12)に示す如く展開される。 i2 /i1 ={t/(x′+a)}−1 ={t/(x+f・tanθ+a)}−1 ───(12) 従って、式(12)と式(11)より求められる光軸ず
れ角度θとから求められる反射入射光位置xは、光軸ず
れが補正されたデータとなり、この反射光入射位置xを
式(1)に当てはめれば、正確な被写体距離dが得られ
る。
【0020】以上の演算方法が行われる、ファインダ投
光による測距装置を有する、カメラの動作フローを図5
を用いて説明する。図中、先ずS1において1stSWの
ON/OFF状態を検知し、レリーズボタンが半分押さ
れて1stSWがON状態となると、S2においてSW
1,SW2をON、SW3,SW4をOFF状態とす
る。S3においてIRED1を発光せしめ、差動回路1
07の出力VX1をA/D変換してCPU109に格納す
る。このとき、SW3,SW4はOFFしているので、
測距用PSD5の出力電流信号のみが圧縮回路104,
105に入力され、差動回路107の演算出力VX1は被
写体距離d及び光軸ずれ角度θに依存する。
【0021】S4においてSW1,SW2をOFF、S
W3,SW4をON状態とし、S5においてIRED1
を発光せしめ、差動回路107の出力VX2をA/D変換
してCPU109に格納する。このVX2は光軸ずれ角度
θに依存する。そして、S6においてVX1,VX2から被
写体距離dを演算する。前述したように、VX2と式
(3),(11)より角度θを演算し、この演算結果と
X1,式(12)より反射光入射位置xを演算し、これ
を式(1)に代入して被写体距離dを求める。更に、S
7において2ndSWのON/OFF状態を検知し、レリ
ーズボタンがいっぱいまで押されて2nddSWがON状
態となると、S8,S9において合焦シーケンスと露光
シーケンスが行われ、撮影が完了する。S7において2
ndSWがOFF状態であるとS10において再度1stS
WのON/OFF状態を検知し、OFF状態のときはS
1に戻り、ON状態のときは再度S7において2ndSW
をモニタするようになっている。
【0022】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図6は、光軸ずれ角度θを検出するための検出手段
を含む光学系を示す図、図7はかかる光軸ずれ検出手段
の詳細図である。図中、12は上述した実施例と同様の
投光レンズであって変倍時に移動する第1レンズ群12
a及び第2レンズ群12bと可視光を反射し赤外光を透
過する波長選択性を有するビームスプリットプリズムレ
ンズ12cより構成される変倍対物系、7はビームスプ
リットプリズムレンズ12cの反射側に配置されていて
ファインダのための視野枠7a,像成立化のための反射
面を有するプリズム7b及びルーペレンズ7cより構成
される上述した実施例と同様の接眼系、11は光軸ずれ
検出用LED、19aはLED11からの光を略平行光
束にする微小レンズ、18は第1レンズ群12aの被写
体側のレンズ端近傍に配置されていて微小レンズ19a
からの光を第2レンズ群12bの後方に配置された微小
レンズ19bに導くミラー、、20は微小レンズ19b
の結像位置に置かれた光軸ずれ検出用PSDである。
尚、本実施例の測距光学系は上述した実施例と同様の構
成である。
【0023】IRED1から発光される赤外光はビーム
スプリットプリズムレンズ12cを透過し、第2レンズ
群12b,第1レンズ群12aで集光されて被写体に照
射される。一方、LED11から発する光は、微小レン
ズ19aを通して平行光束となってミラー18で反射
し、第1群レンズ12a,第2群レンズ12bを介して
微小レンズ19bに入射し、PSD20上に結像され
る。変倍時、第1群レンズ12a,第2群レンズ12b
の移動により投光光軸が角度θだけずれると、PSD2
0上に結像される入射光の位置も距離x1 ずれる(図7
参照。)。この場合、微小レンズ19bの焦点距離をf
1 とすると、結像位置ずれx1 と角度θとの関係は、上
述した実施例と同様に式(3)で与えられ、上述した実
施例と同様の処理回路及び手順により、PSD20にお
ける出力電流信号iQ1,iQ2を測定して光軸のずれ角度
θを求め、これを式(2)に当てはめれば、投光光軸ず
れが補正された正確な被写体距離を得ることができる。
本実施例では、投光光束をけられないので、IREDに
よる被写体へ照射光強度を明るくすることができ、より
遠距離まで正確な測距が可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、投光レン
ズ系とファインダ系のパララックスが無くなり、且つ高
精度の測距が可能なカメラが提供され得る。従って、撮
影者の狙った被写体に確実にピントが合った鮮明な写真
を、常に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のカメラで利用されるアクティ
ブ方式の測距光学系の原理を示す図、(b)は変倍系に
偏差が生じた場合の測距光学系を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の光軸ずれ検出手段を含む光
学系を示す図である。
【図3】図2に示した光軸ずれ検出手段の詳細図であ
る。
【図4】光軸ずれを検出するための電気回路のブロック
図である。
【図5】本発明のカメラの動作シーケンスを示した図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例の光軸ずれ検出手段を含む
光学系を示す図である。
【図7】図6に示した光軸ずれ検出手段の詳細図であ
る。
【符号の説明】
1・・・IRED 2,12・・・変倍対物
系(投光レンズ) 3・・・被写体 4・・・受光レンズ 5,10,20・・・PSD 6,8,18・・・ミラ
ー 7・・・接眼系 9,19a,19b・・
・微小レンズ 11・・・LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−229439(JP,A) 特開 平2−183239(JP,A) 特開 昭58−100840(JP,A) 実開 平4−9023(JP,U) 実開 昭63−88834(JP,U) 実開 昭61−34117(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/32 G03B 13/00 - 13/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系とは別体に構成されたファイ
    ンダ光学系の対物光学系光路中に光路分割部材が配置さ
    れ、該光路分割部材により分割された光路の一方をファ
    インダ光学系光路、他方を測距光学系光路とするカメラ
    において、 前記光路分割部材より物体側の光学系により変倍を行
    軸ずれを検出するための一対の手段を、該変倍時に移
    動する光学部材を挟むように配置したことを特徴とする
    カメラ。
  2. 【請求項2】 撮影光学系とは別体に構成されたファイ
    ンダ光学系の対物光学系光路中に光路分割部材が配置さ
    れ、該光路分割部材により分割された光路の一方をファ
    インダ光学系光路、他方を測距光学系光路とするカメラ
    において、 前記光路分割部材より物体側の光学系によりパララック
    ス補正を行い 軸ずれを検出するための一対の手段を、該補正時に移
    動する光学部材を挟むように配置したことを特徴とする
    カメラ。
  3. 【請求項3】 光軸ずれ検出手段の検出信号により、測
    距光学系の光軸ずれを検出することを特徴とする、請求
    項1又は請求項2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記測距光学系は、投光光学系であるこ
    とを特徴とする、請求項1乃至3に記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記光路分割部材は可視光を反射し、赤
    外光を透過することを特徴とする、請求項1乃至4に記
    載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記光軸ずれ検出手段は、投光素子と受
    光素子の対からなることを特徴とする、請求項1乃至3
    に記載のカメラ。
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