JP2574189B2 - カメラの測距装置 - Google Patents
カメラの測距装置Info
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/30—Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
- G02B7/32—Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Optics & Photonics (AREA)
- Focusing (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
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Description
置に関する。
ーカスカメラでは、投光素子はひとつであり、この投光
素子を二段構成のレリーズスイッチの第一段押圧に応答
してパルス駆動し、投光素子の発光回数が所定の最大発
光回数例えば1000回に達することで、または、被写体で
反射して帰ってきた投光素子からの投光を受ける受光手
段の出力の積分値が所定値に達することで、投光素子の
パルス駆動を停止し、受光手段の出力から被写体までの
距離を認識する方法がとられている。被写体までの距離
が近いと受光される反射光が大となるので投光素子の発
光回数が最大発光回数に達する前に受光手段の出力の積
分値が所定値に達し、距離が遠いと受光される反射光が
小あるいは無くなるので投光素子が最大発光回数までパ
ルス駆動される。
おいて左右に並んでいる2つの被写体までの距離を測定
する場合、投光素子からの投光が2つの被写体の間に入
ると誤測距になるなどの問題があった。
する一列配置の例えば3個の投光素子を設け、投光素子
をひとつひとつ順番に上記従来技術のように駆動するこ
とにより3つの距離情報を得て、これらの距離情報から
例えば一番近い距離情報を選択して誤測距を防止する。
所謂マルチビームにより測距が考えられる。しかしなが
ら、このような構成では、被写体までの距離が遠く投光
素子が最大発光回数までパルス駆動される場合に、最大
発光回数×3の時間が必要となり、測距時間が長くなる
ので、レリーズスイッチが操作された後撮影が行なわれ
るまでのタイムパララックスが大きくなり、例えば動い
ている被写体を撮影しようとする場合などに所望の構図
の写真が得られなくなるなどの問題がある。
的は、レリーズスイッチが操作された後撮影が行なわれ
るまでのタイムパララックスをより小さくすることが可
能なマルチビームによるカメラの測距装置を提供するこ
とにある。
る一列配置の少なくとも3つの投光素子を有し、中央の
投光素子が前記投光レンズの光軸上に配置された投光手
段と、被写体から反射して帰ってきた前記投光手段から
の投光を受光する受光手段と、前記投光手段の中央の投
光素子をパルス駆動し、前記中央の投光素子の発光回数
が予め設定された第1の最大発光回数に達することで又
は前記受光手段からの受光出力の積分値が所定値以上と
なることで前記中央の投光素子のパルス駆動を停止し、
前記中央の投光素子のパルス駆動による前記受光手段の
受光出力から距離情報を与える第1の測距手段と、前記
投光手段の一方の側の投光素子をパルス駆動し、前記一
方の側の投光素子の発光回数が前記第1の最大発光回数
よりも少ない回数に設定された第2の最大発光回数に達
することで又は前記受光手段からの受光出力の積分値が
前記所定値以上となることで前記一方の側の投光素子の
パルス駆動を停止し、前記前記一方の側の投光素子のパ
ルス駆動による前記受光手段の受光出力から距離情報を
与える第2の測距手段と、前記投光手段の他方の側の投
光素子をパルス駆動し、前記他方の側の投光素子の発光
回数が前記第2の最大発光回数に達することで又は前記
受光手段からの受光出力の積分値が前記所定値以上とな
ることで前記他方の側の投光素子のパルス駆動を停止
し、前記前記他方の側の投光素子のパルス駆動による前
記受光手段の受光出力から距離情報を与える第3の測距
手段と、前記第1,第2および第3の測距手段の各距離情
報から被写体までの距離を決定する距離決定手段とを有
し、レリーズスイッチの操作に応答して前記第1,第2お
よび第3の測距手段を互いの測距動作が重複しないよう
に個別に作動させて前記距離決定手段により被写体まで
の距離を得るようにした、第1図に示す、カメラの測距
装置によって、上記目的を達成する。
子が最大発光回数までパルス駆動される場合、第1の測
距手段によって中央の投光素子の発光回数が第1の最大
発光回数に達することで中央の投光素子のパルス駆動が
停止され、第2および第3の測距手段によって一方およ
び他方の側の投光素子の発光回数が第1の最大発光回数
よりも小に設定された第2の最大発光回数に達すること
で一方および他方の側の投光素子のパルス駆動が停止さ
れるので、測距時間を短くすることができ、レリーズス
イッチが操作された後撮影が行なわれるまでのタイムパ
ララックスを小さくすることができる。
通して投光する一列配置の3つの投光素子3,4,5を有し
ている。投光素子3〜5は、カメラを正位置に保持した
場合に横一列となるように設けられていると共に、中央
の投光素子3が投光レンズ2の光軸上に設けられてい
る。従って、中央の投光素子3のビームは投光レンズ2
の光軸上を進み、左右(一方および他方の側)の投光素
子4,5のビームは距離が遠くなるに従って中央の投光素
子3のビームに対して開いていく。中央の投光素子3は
マイクロコンピュータ6から与えられる中央駆動パルス
列を受ける駆動回路7によってパルス駆動され、左側の
投光素子4はマイクロコンピュータ6から与えられる左
駆動パルス列を受ける駆動回路8によってパルス駆動さ
れ、右側の投光素子5はマイクロコンピュータ6から与
えられる右駆動パルス列を受ける駆動回路9によってパ
ルス駆動される。
を有している。クサビ受光部11および参照受光部12は、
第3図に示すように、カメラを正位置に保持した場合に
クサビ受光部11の受光素子11aと参照受光部12の受光素
子12aとが上下になるように設けられており、これらの
受光面に、投光手段1によって与えられる被写体からの
反射光による受光像11c,12cが対応する受光レンズ11b,1
2bを介して結像されるようになっている。クサビ受光部
11の受光素子11aの受光面にはのこ歯状の遮光フイルタ1
1dが設けられており、参照受光部12の受光素子12aには
何も設けられていない。クサビ受光部11および参照受光
部12の受光像11c,12cは、被写体までの距離に応じて反
射光の入射角度が変化することで、図示A−B方向に変
移する。従って、参照受光部12の出力を用いて反射率に
よる影響をクサビ受光部11の出力からキャンセルするこ
とで、被写体までの距離情報を得ることができる。クサ
ビ受光部11および参照受光部12の出力は夫々電流/電圧
変換増幅13,14および利得増幅器15,16を介してチョッパ
型積分増幅器17,18に与えられる。チョッパ型積分増幅
器17,18は、マイクロコンピュータ6から駆動回路7〜
9に与えられる駆動パルス列によってチョッパを作動さ
せて、夫々積分出力を与える。クサビ受光部11に対応す
るチョッパ型積分増幅器17はその積分出力をマイクロコ
ンピュータ6に与え、参照受光部12に対応するチョッパ
型積分増幅器18はその積分出力をマイクロコンピュータ
6に与えると共にコンパレータ19に与える。コンパレー
タ19はチョッパ型積分増幅器18の積分出力が所定値以上
となることで投光停止信号をマイクロコンピュータ6に
与える。
圧でマイクロコンピュータ6にスタート信号を与え、第
二段PS2の押圧でマイクロコンピュータ6にレリーズ信
号を与える。21は焦点調節部で、マイクロコンピュータ
6からのオートフォーカス制御信号を受けて、オートフ
ォーカス制御信号に応じた位置に撮影レンズ22を繰出
す。
御フローチャートで、以下第4図を併用して上記構成の
動作を説明する。
ンピュータ6にスタート信号が与えられることでマイク
ロコンピュータ6の制御プログラムがスタートし、ステ
ップ30でマイクロコンピュータ6から駆動回路7および
チョッパ型積分増幅器17,18に中央駆動パルス列が与え
られる。これによって、中央の投光素子3がパルス駆動
され、それによる被写体からの反射光がクサビ受光部11
および参照受光部12で受光される。クサビ受光部11の受
光出力は電流/電圧変換増幅器13および利得増幅器15を
介してチョッパ型積分増幅器17に与えられて積分された
後マイクロコンピュータ6に与えられ、参照受光部12の
受光出力は電流/電圧変換増幅器14および利得増幅器16
を介してチョッパ型積分増幅器18に与えられて積分され
た後マイクロコンピュータ6に与えられると共にコンパ
レータ19に与えられる。マイクロコンピュータ6は、次
のステップ31でコンパレータ19から投光停止信号が入力
されたか否かを判断し、投光停止信号が入力されていな
ければステップ32に入り、投光停止信号が入力されてい
ればステップ33に入る。ステップ32では中央の投光素子
3の発光回数が第1の最大発光回数例えば1000回に達し
たか否かを判断し、達していなければステップ30に戻
り、達すればステップ33に入る。被写体までの距離が近
いと受光される反射光が大となるので中央の投光素子3
の発光回数が1000回に達する前にチョッパ型積分増幅器
18の積分出力がコンパレータ19の所定値に達し、距離が
遠いと受光される反射光が小あるいは無くなるので1000
回までパルス駆動されることとなる。マイクロコンピュ
ータ6は、ステップ33で中央駆動パルス列の出力を停止
し、次のステップ34でチョッパ型積分増幅器18からの参
照受光部12の積分出力を用いて反射率による影響をチョ
ッパ型積分増幅器17からのクサビ受光部11の積分出力か
らキャンセルすることで、中央の投光素子3により被写
体までの距離情報を得る。
35に入り、駆動回路8およびチョッパ型積分増幅器17,1
8に左駆動パルス列を与える。これによって、左側の投
光素子4がパルス駆動され、それによる被写体からの反
射光がクサビ受光部11および参照受光部12で受光され、
前述したようにマイクロコンピュータ6およびコンパレ
ータ19に与えられる。マイクロコンピュータ6は、次の
ステップ36でコンパレータ19から投光停止信号が入力さ
れたか否かを判断し、投光停止信号が入力されていなけ
ればステップ37に入り、投光停止信号が入力されていれ
ばステップ38に入る。ステップ37では左側の投光素子4
の発光回数が第1の最大発光回数よりも小に設定された
第2の最大発光回数例えば500回に達したか否かを判断
し、達していなければステップ35に戻り、達すればステ
ップ38に入る。被写体までの距離が近いと受光される反
射光が大となるので左側の投光素子4の発光回数が500
回に達する前にチョッパ型積分増幅器18の積分出力がコ
ンパレータ19の所定値に達し、距離が遠いと受光される
反射光が小あるいは無くなるので500回までパルス駆動
されることとなる。マイクロコンピュータ6は、ステッ
プ38で左駆動パルス列の出力を停止し、次のステップ39
でチョッパ型積分増幅器18からの参照受光部12の積分出
力を用いて反射率による影響をチョッパ型積分増幅器17
からのクサビ受光部11の積分出力からキャンセルするこ
とで、左側の投光素子4により被写体までの距離情報を
得る。
40に入り、駆動回路9およびチョッパ型積分増幅器17,1
8に右駆動パルス列を与える。これによって、右側の投
光素子5がパルス駆動され、それによる被写体からの反
射光がクサビ受光部11および参照受光部12で受光され、
前述したようにマイクロコンピュータ6およびコンパレ
ータ19に与えられる。マイクロコンピュータ6は、次の
ステップ41でコンパレータ19から投光停止信号が入力さ
れたか否かを判断し、投光停止信号が入力されていなけ
ればステップ42に入り、投光停止信号が入力されていれ
ばステップ43に入る。ステップ42では右側の投光素子5
の発光回数が前述の第2の最大発光回数すなわち500回
に達したか否かを判断し、達していなければステップ40
に戻り、達すればステップ43に入る。右側の投光素子5
は、左側の投光素子4と同様に、被写体までの距離が近
いと受光される反射光が大となるので右側の投光素子5
の発光回数が500回に達する前にチョッパ型積分増幅器1
8の積分出力がコンパレータ19の所定値に達し、距離が
遠いと受光される反射光が小あるいは無くなるので500
回までパルス駆動されることとなる。マイクロコンピュ
ータ6は、ステップ43で右駆動パルス列の出力を停止
し、次のステップ44でチョッパ型積分増幅器18からの参
照受光部12の積分出力を用いて反射率による影響をチョ
ッパ型積分増幅器17からのクサビ受光部11の積分出力か
らキャンセルすることで、右側の投光素子5により被写
体までの距離情報を得る。
は中央の投光素子3の投光ビームに対して開き画角の端
に位置して主被写体に当たることが少ないので、左右の
投光素子4,5の最大発光回数を中央の投光素子3に対し
て半分にしても測距に支障をきたすことはない。マイク
ロコンピュータ6は、ステップ44の後ステップ45に入
り、ステップ34,39および44で得られた3つの距離情報
から例えば一番近距離のものを選択することによって被
写体までの距離を決定し、次のステップ46,47でレリー
ズスイッチ20の第二段SP2の押圧に応答してオートフォ
ーカス制御信号を焦点調節部21に与え、次処理に進む。
焦点調節部21はマイクロコンピュータ6からのオートフ
ォーカス制御信号に応答して撮影レンズ22をステップ45
で決定された距離に応じた焦点位置に繰出す。
に対しては第1の最大発光回数を設定し、一方および他
方の側の投光素子については第1の最大発光回数よりも
少ない第2の最大発光回数を設定し、被写体までの距離
が遠く各投光素子が最大発光回数までパルス駆動される
場合、中央の投光素子については第1の最大発光回数に
達することで駆動を停止し、一方および他方の側の投光
素子については第2の最大発光回数に達することで駆動
を停止することとしたので、測距時間を短くすることが
でき、レリーズスイッチが操作された後撮影が行なわれ
るまでのタイムパララックスを小さくすることができる
などの効果を奏するカメラの測距装置を提供することが
できる。
示す構成図、第3図は第2図における受光手段の構成を
示す斜視図、第4図は第2図におけるマイクロコンピュ
ータの制御フローチャートである。 1……投光手段、2……投光レンズ、3……中央の投光
素子、4……左側の投光素子、5……右側の投光素子、
6……マイクロコンピュータ、7,8,9……駆動回路、10
……受光手段、11……クサビ受光部、12……参照受光
部、13,14……電流/電圧変換増幅器、15,16……利得増
幅器、17,18……チョッパ型積分増幅器、19……コンパ
レータ、20……レリーズスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】同一の投光レンズを通して投光する一列配
置の少なくとも3つの投光素子を有し、中央の投光素子
が前記投光レンズの光軸上に配置された投光手段と、被
写体から反射して帰ってきた前記投光手段からの投光を
受光する受光手段と、前記投光手段の中央の投光素子を
パルス駆動し、前記中央の投光素子の発光回数が予め設
定された第1の最大発光回数に達することで又は前記受
光手段からの受光出力の積分値が所定値以上となること
で前記中央の投光素子のパルス駆動を停止し、前記中央
の投光素子のパルス駆動による前記受光手段の受光出力
から距離情報を与える第1の測距手段と、前記投光手段
の一方の側の投光素子をパルス駆動し、前記一方の側の
投光素子の発光回数が前記第1の最大発光回数よりも少
ない回数に設定された第2の最大発光回数に達すること
で又は前記受光手段からの受光出力の積分値が前記所定
値以上となることで前記一方の側の投光素子のパルス駆
動を停止し、前記前記一方の側の投光素子のパルス駆動
による前記受光手段の受光出力から距離情報を与える第
2の測距手段と、前記投光手段の他方の側の投光素子を
パルス駆動し、前記他方の側の投光素子の発光回数が前
記第2の最大発光回数に達することで又は前記受光手段
からの受光出力の積分値が前記所定値以上となることで
前記他方の側の投光素子のパルス駆動を停止し、前記前
記他方の側の投光素子のパルス駆動による前記受光手段
の受光出力から距離情報を与える第3の測距手段と、前
記第1,第2および第3の測距手段の各距離情報から被写
体までの距離を決定する距離決定手段とを有し、レリー
ズスイッチの操作に応答して前記第1,第2および第3の
測距手段を互いの測距動作が重複しないように個別に作
動させて前記距離決定手段により被写体までの距離を得
るようにしたカメラの測距装置。
Priority Applications (2)
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JP2308279A JP2574189B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | カメラの測距装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP (1) | JP2574189B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023281825A1 (ja) * | 2021-07-06 | 2023-01-12 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 光源装置、測距装置及び測距方法 |
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JP2001051186A (ja) * | 1999-08-12 | 2001-02-23 | Canon Inc | 多点測距装置及びカメラ |
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-
1991
- 1991-11-13 US US07/791,238 patent/US5214467A/en not_active Expired - Lifetime
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