JP3156831B2 - ワイヤハーネス製造過程における電線セット方法 - Google Patents
ワイヤハーネス製造過程における電線セット方法Info
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Description
工程において、コネクタハウジングに挿入される端子付
電線を分岐接続の有無等によって分離して電線セット竿
にセットする方法に関するものである。
セットする方法を示すものである。図3において、電線
供給棚20は台21上に電線収納部22を設けて構成さ
れ、電線収納部22は、複数の円筒部23を並列に並べ
て成り、各円筒部23は一端から電線を収納し、他端か
ら電線を取り出すための蓋24と、蓋24を自動開閉す
るための制御部25とから成る。
電線セット装置26へセットする。図4に示す如く、電
線セット装置26は、電線セット竿27と自動打込み装
置28とで構成される。電線セット竿27はテーブル2
9と電線クランプ具31と一対の電線セット台30,3
0′とから成り、電線クランプ具31がテーブル29上
の右側に、電線セット台30がテーブル29上の左側に
配置されている。電線クランプ具31はセット台32上
に複数の電線クリップ33を横一列に並べて成る。各電
線クリップ33は、上端部に電線に対する案内斜面34
を設けた一対の挟持子35,35から成る。電線セット
台30は逃げ溝36と電線載置溝37とを直交して形成
して成る。
治具38,38′を有し、取付けヘッド39,39′と
エアシリンダ40,40′とで構成され、一対の電線ク
ランプ治具38,38′に対して各々開閉自在な各一対
の電線クランプ板41,41′が設けられている。テー
ブル29と平行に設けられたスクリューロッド42と案
内ロッド43とに取付けヘッド39,39′が係合して
電線クランプ治具38,38′が左右に移動可能になっ
ており、また、エアシリンダ40,40′によって上下
に移動可能になっている。
造に至る工程を説明する。 (1)電線を所定の長さに切断し、標準サイズの端子を
圧着して端子付電線Lを作る(定尺電線の作製工程4
5)。これには、両端に端子を持たない端子なし電線も
含まれる。
(電線セット工程46)。図3に示す電線供給棚20
の電線収納部22に全ての電線L、即ち、端子付電線及
び端子なし電線を挿入する。電線供給棚20の蓋24
が開いた順番に電線Lを取り出す。一対の電線セット
台30,30′の電線載置溝37,37′へ電線LをU
字形にして挿入する。各一対の電線クランプ板41,
41′が電線Lを挟んで、自動打込み装置28により電
線クランプ具31に係止させる。電線クリップ33に対
する電線Lの係止は電線の両端部あるいは一端部におい
て行われる。
(複数本でもよい)をジョイント端子(標準サイズとは
異なる特殊サイズの端子)を用いて分岐接続する(ジョ
イント工程47)。 (4)端子なし電線または片側端子付電線に、標準サイ
ズとは異なる特殊サイズの端子を圧着する(端子打ち工
程48)。 (5)標準サイズの端子群を1本ずつ、図示しない所定
のコネクタハウジングの所定の端子収容室に挿入する
(ケース嵌め工程49)。
従って、ケース嵌めされた電線を拡げて配置し、例え
ば、幹線部と枝線部の分岐部分に合成樹脂製のプロテク
タを添えたり、電線の必要な箇所にテープ巻きなどを行
って電線群を集束保護する(組立工程50)。
来のワイヤハーネスの製造工程においては、電線供給棚
から取り出した全ての電線を電線クランプ具に係止する
ために、ジョイントや端子打ちという工程を必要としな
い電線までもが電線クランプ具に係止され、ジョイント
や端子打ちという工程を経なければならず、作業効率が
悪い、という問題点があった。
や端子打ちという工程を必要としない電線を電線クラン
プ具に係止させるという無駄を省いて、ワイヤハーネス
の製造工程における作業効率を向上させるワイヤハーネ
ス製造過程における電線セット方法を提供することを目
的とする。
に、電線を所要長さに切断した端子なし電線と、該端子
なし電線の一端ないし両端に標準サイズの端子を圧着し
た端子付電線とを作製する定尺電線の作製工程と、電線
を係止する電線クリップを複数並べて形成された電線係
止竿をセット台上に配置して構成された電線セット竿に
対し、端子なし電線と端子付電線とをセットする電線セ
ット工程と、電線の中間部または端部に他の電線を分岐
接続するジョイント工程と、該端子とは異なるサイズの
端子を電線に圧着する端子打ち工程と、コネクタハウジ
ングへ該端子付電線を挿入するケース嵌め工程とを含む
ワイヤハーネスの製造工程において、前記セット台上に
コネクタ受け部を設け、標準サイズの端子が圧着され、
前記ジョイント工程や端子打ち工程を行う必要のない前
記端子付電線を、該コネクタ受け部に装着したコネクタ
ハウジングへ直接挿入し、前記ジョイント工程や端子打
ち工程に送る端子付電線や端子なし電線を前記電線係止
竿へセットすることを基本とする。
の端子が直接挿入される。セット台上のコネクタ受け部
に複数のコネクタハウジングが複数の電線クリップと並
んでセットされる。標準サイズの端子を有する電線が電
線クリップに係止されないから、一々電線クリップから
電線を取り出すという作業の無駄が生じない。
セット方法の一実施例を示すものである。図1におい
て、1はハウジング付電線セット竿、6は電線誘導装置
を示す。ハウジング付電線セット竿1はコネクタ受け部
3と電線係止竿5とセット台2とを備え、セット台2上
の左側にはコネクタ受け部3が設けられ、右側には電線
係止竿5が設けられている。
示パネル6′を制御する図示しない制御盤とから成る。
該表示パネル6′上に、全てのコネクタハウジングの端
子収容室に対応する端子収容室表示7と、電線係止竿の
全ての電線クリップに対応するクリップ表示8の位置と
が点滅表示7′,8′により表示される。作業者は表示
パネル6′上の複数の点滅表示7′,8′を見てから、
該点滅表示7′に対応するコネクタハウジング4の端子
収容室4′へ端子を挿入し、該点滅表示8′に対応する
電線係止竿5の電線クリップ5′へ電線を係止する。
の挿入や離脱を容易にするガイド溝3bを有する一対の
側壁3a,3aと、コネクタハウジング4を該コネクタ
受部3に係止させる停止壁3cとから成り、該停止壁3
cは一対の側壁3a,3aの間に設けられ、コネクタ受
け部3の下には 前記セット台2と係合するガイド3d
が設けられている。前記電線係止竿5は、図4で説明し
た従来例における電線クランプ具31と同じであるから
詳細な説明を省略する。なお、電線誘導装置6を使用し
た場合には、端子なし電線が手作業によって電線クリッ
プ5′に係止される。
る工程を順番に以下に示す。なお、定尺電線の作製工
程、電線供給棚の構造、ジョイント工程、端子打ち工
程、ケース嵌め工程、組立工程は従来の技術と同様であ
るので詳細な説明を省略する。 (1)定尺電線の作製工程(符号10) これには、両端に端子を持たない端子なし電線も含まれ
る。
をセットする工程(符号16)。 従来と同様の電線供給棚20(図3参照)から取り出し
た電線Lを表示パネル6′の表示に従って次の二つに分
類する。 (a) ジョイントや端子打ち工程を必要とする電線L1 は
電線係止竿5の電線クリップ5′に係止させる電線セッ
ト工程(符号11)。 (b) ジョイントや端子打ち工程を必要としない電線L2
(標準サイズの端子を有する)はコネクタハウジングに
挿入するケース嵌め工程(符号12)。
して、加工(以下、ジョイントと端子打ちとを合わせて
加工という)の工程を必要としない電線L1 は、ケース
嵌め→組立という工程へ進む。これにより、加工の工程
を省略することができる。また、加工の工程を必要とす
る電線L2 は、加工→組立という工程へ進む。これによ
り、ケース嵌め工程を省略することができる。
タ受け部と電線係止竿とを設けたハウジング付電線セッ
ト竿に対して、ジョイント工程や端子打ち工程へ送る必
要のない端子付電線をコネクタハウジングに直接挿入す
るから、該端子付電線を一々電線クリップから取り出す
という作業の無駄が生じることはない。これにより、ワ
イヤハーネスの製造工程において、無駄な工程がなくな
って組立工程に至る過程が簡素化され、組立作業ロスが
低減されてワイヤハーネスの組立が迅速に行われる。
電線セット方法の一実施例を示す斜視図である。
の流れを示す説明図である。
説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 電線を所要長さに切断した端子なし電線
と該端子なし電線の一端ないし両端に標準サイズの端子
を圧着した端子付電線とを作製する定尺電線の作製工程
と、電線を係止する電線クリップを複数並べて形成され
た電線係止竿をセット台上に配置して構成された電線セ
ット竿に対し、端子なし電線と端子付電線とをセットす
る電線セット工程と、電線の中間部または端部に他の電
線を分岐接続するジョイント工程と、該端子とは異なる
サイズの端子を電線に圧着する端子打ち工程と、コネク
タハウジングへ該端子付電線を挿入するケース嵌め工程
とを含むワイヤハーネスの製造工程において、前記セッ
ト台上にコネクタ受け部を設け、標準サイズの端子が圧
着され、前記ジョイント工程や端子打ち工程を行う必要
のない前記端子付電線を、該コネクタ受け部に装着した
コネクタハウジングへ直接挿入し、前記ジョイント工程
や端子打ち工程に送る端子付電線や端子なし電線を前記
電線係止竿へセットすることを特徴とするワイヤハーネ
ス製造過程における電線のセット方法。 - 【請求項2】 表示パネルに前記コネクタハウジングの
端子収容室の位置ないし前記電線クリップの全ての位置
を表示させ、該表示パネルの表示に対応する端子収容室
に端子付電線を挿入し、該表示に対応する電線クリップ
に電線を係止することを特徴とする請求項1記載のワイ
ヤハーネスの製造過程における電線セット方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16424595A JP3156831B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | ワイヤハーネス製造過程における電線セット方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16424595A JP3156831B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | ワイヤハーネス製造過程における電線セット方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0917253A JPH0917253A (ja) | 1997-01-17 |
JP3156831B2 true JP3156831B2 (ja) | 2001-04-16 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16424595A Expired - Fee Related JP3156831B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | ワイヤハーネス製造過程における電線セット方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3156831B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP4413872B2 (ja) | 2006-01-25 | 2010-02-10 | 矢崎総業株式会社 | 電線端末処理装置における電線セット装置 |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP16424595A patent/JP3156831B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0917253A (ja) | 1997-01-17 |
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