JP3156177U - マルチパック用包装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】運搬中に容器が包装材から飛び出すことを防止し、容器の取り出しが容易になしうるマルチパック用包装材を提供する。【解決手段】筒状に折り曲げた1枚のブランクからなるマルチパック用包装材において、底板5の開口側の両端に、折曲線により区画形成された端片8,9を設け、該端片の端縁の中央部にその端片上に折返して貼合する1枚の飛び出し防止片であって、その両側縁に円弧状の切欠部を有し、包装する容器の底部を保持固定する飛び出し防止片10,11を延設する。収納された容器の底部が、底板の端片上に折返して貼合する飛び出し防止片10,11によって両側から押さえられるため、容器の底部がスリーブ内で確実に保持、固定される。したがって、運搬中、容器がスリーブから抜け落ちる恐れがない。また、左右どちらか一方の飛び出し防止片を下方に折り曲げることにより、容器の取り出しが容易に行える。【選択図】図1

Description

本考案は缶ビール、缶ジュース、デザートカップなど各種容器入り商品を、1枚のブランクよりなるシートで複数個まとめて簡便に収納、包装するマルチパック包装材に関する。
マルチパックと呼ばれる集積包装体は、1枚の板紙を筒状(スリーブ状)に折り曲げて、その両端のフラップ部分同士を互いに係合又は貼り合わせて組み立てる簡易包装であり、通常、同一形状の複数の商品をまとめて収納包装することができる。
このような従来の集積包装では筒状に折り曲げられた側板上部に切り込みを設け、収納された容器の頂部のフランジ部の固定をはかったものもあるが、容器の底部は全く固定されておらず不安定であり、しかも包装の側面の一対は開放されているため運搬中に容器が包装材から飛び出す危険性がある。
また、包装材の底板に断面が略逆三角形又は台形状の起立部材を設けて容器の底部を保持、固定したものが考案されているが、ブランクからの紙取り効率があまり良くなく、組み立て作業の能率も充分でない。
さらに包装材の底板に1枚の傾斜板を設け、その上縁及び下縁の各々に円弧状の切り欠き部を有し、収納された容器の底部が包装材の側板及び傾斜板によって両側から押さえられるようにしたものも提案されている。しかし、容器の底部を傾斜板により保持固定する作業は能率的ではなく、また包装された容器の取り出しも容易ではなかった。
特開2004−359256号公報 実開平5−84660号公報 特許第3538942号公報
そこで、この考案は缶ジュース、デザートカップなど各種容器入り商品を、1枚のブランクで複数個まとめて包装することができ、またブランクの紙厚を利用したストッパーによって、運搬中に容器が包装材から飛び出すことを防止し、また左右どちらかのストッパーを下方に折り曲げることにより、容器の取り出しが容易になしうるマルチパック用包装材を提供することを課題とする。
本考案は、1枚のブランクを筒状に折り曲げ、その両端部同士を貼り合わせ又は係合して、缶、カップなど各種容器入り商品を複数個まとめて包装するマルチパック用包装材において、
底板の開口側の両端に、折曲線により区画形成された端片を設け、該端片の端縁の中央部にその端片上に折返して貼合する1枚の飛び出し防止片であって、その両側縁に円弧状の切欠部を有し、包装する容器の底部を保持固定する飛び出し防止片を延設したことを特徴とするマルチパック用包装材を提供するものである。
本考案のマルチパック用包装材は、一枚のブランクから容易に組み立てることができるだけでなく、本考案のマルチパック用包装材では、収納された容器の底部が、底板の端片上に折返して貼合するブランクの紙厚を利用したストッパー(飛び出し防止片)によって両側から押さえられるため、容器の底部がスリーブ内で確実に保持、固定される。したがって、運搬中、容器がスリーブから抜け落ちる恐れがない。
また、左右どちらか一方のストッパーを下方に折り曲げることにより、容器の取り出しが容易に行える利点がある。
マルチパック用包装材のブランクを示す図である。 同上ブランクの組立て過程の一部拡大図である。 組立て完成状態を示す斜視図である。 開封過程を示す斜視図である。 同上の一部拡大図である。
つぎに実施例により、本考案をさらに具体的に説明する。このマルチパック用包装材20は、商品を一例として5個ずつ2列にまとめて、全体として10個を収納、包装することができる。
本考案で使用する一枚のブランク1は、天板2の両側に折り曲げ線3a、3bを介してそれぞれ側板4a、4bを有する。そして、一方の側板4bの延長上には前記天板2に対応した底板5と、側板4aと重なり合う貼合板6とが設けられている。
ブランク1は、筒状に折り曲げた後にその両端部同士4aと6とを貼りあわせ又は係合して、例えば缶ジュースやヨーグルト等のデザートカップなどの容器入り商品を複数個まとめて包装し、容器の固定をはかる。図2にも示すように底板5にはその両端に、折曲線7a、7bにより区画した端片8、9が区画されている。この端片の端縁中央部には、それぞれの端片上に折返して貼合する飛び出し防止片10、11を設ける。飛び出し防止片10、11は、図2の拡大図のように底板の端片上に折返して貼合して使用する。
なお、飛び出し防止片10、11は、その両側縁に円弧状切欠部12a,12bと13a、13bを有し、包装する容器の底部を保持固定することができるように構成されている。
因みに、図中符号15で示すものは、天板2、底板5に設けた空気流通穴である。符号16は天板2と側板4a、4bとの境の折り曲げ線3a、3bより突き出すように形成した爪であり、符号17は底板5と側板4bおよび貼合板6との境の折り曲げ線14a,14b上に形成する前記爪が入りこむ穴である。
図1に示す展開図のブランク1から図3に示すマルチパック用包装材20を組み立てる方法について説明する。
図1において、天板2に対して、両側の側板4a、4bを折り曲げ線3a、3bに沿って山折りする。また、底板5の両端に形成した端片8、9に対しては、その端片上に飛び出し防止片10、11を折返して貼合する(図2)。
なお、飛び出し防止片10、11はその両側縁に円弧状切欠部12a,12bと13a、13bを有しているので、包装する容器(カップ)の底部を板紙または段ボールの紙厚を利用したストッパー(飛び出し防止片)の円弧状切欠部で保持固定することができる。ここでいう紙厚のある板紙とは紙厚0.2mm以上の板紙を指す。
つぎに底板5に対し折り曲げ線14bに沿って、貼合板6を山折りし、最後にブランク1の先端部同士を接合すると図3に示すようにマルチパック用包装材20が組み上がる。このように組み立てられたスリーブ内の商品21の底部は、底板5の端片8上に折返して貼合する飛び出し防止片10、11によって両側から押さえられるため、容器の底部が内で確実に保持、固定される。したがって、運搬中には容器がスリーブから抜け落ちる恐れがない
図4は、このようにして組み立てられた本考案のマルチパック用包装材を開封したところを示す斜視図である。図示のように、底板5の何れか一端に形成した端片8、9を折曲線7a、7bより下方に折り曲げると、スリーブ内の商品21を全て取り出すことができる。
以上のように本考案によれば、収納された商品の底部が、紙厚を利用したストッパーによって両側からおさえられるため、容器の底部が包装材内で確実に保持固定され、運搬中における包装材からの商品の抜け落ちが防止される。また、本考案のマルチパック包装材は一枚のブランク板から簡単に組み立てられ、しかも包装原紙からの紙取りの効率がよい。
1 ブランク
2 天板
3a、3b 折曲線
4a,4b 側板
5 底板
6 貼合板
7a、7b 折曲線
8、9 端片
10、11 飛び出し防止片
12a,12b、13a,13b 円弧状切欠部
14a、14b 折曲線
15 空気流通穴
16 爪
17 穴

Claims (2)

  1. 1枚のブランクを筒状に折り曲げ、その両端部同士を貼り合わせ又は係合して、缶、カップなど各種容器入り商品を複数個まとめて包装するマルチパック用包装材において、
    底板の開口側の両端に、折曲線により区画形成された端片を設け、該端片の端縁の中央部にその端片上に折返して貼合する1枚の飛び出し防止片であって、その両側縁に円弧状の切欠部を有し、包装する容器の底部を保持固定する飛び出し防止片を延設したことを特徴とするマルチパック用包装材。
  2. 前記ブランクが、紙厚のある板紙または段ボールからなることを特徴とする請求項1に記載したマルチパック用包装材。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011219146A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Toppan Printing Co Ltd スリーブおよび容器

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