JP3156136B2 - 防カビ・抗菌化粧シート - Google Patents

防カビ・抗菌化粧シート

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は建築物の壁面仕上げ等
に用いる防カビ・抗菌化粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の壁面仕上げ等に使用される塩化
ビニル樹脂等を主体とする化粧シートは、表面の結露水
によってシート表面やその周囲にカビが生えたり、雑菌
が繁殖しやすい。このため、化粧シートを構成する塩化
ビニル樹脂の中に、ハロゲン系殺菌剤、酸素系殺菌剤、
アルデヒド系殺菌剤、アルコール・フェノール系殺菌
剤、エポキシドおよびグアニド系殺菌剤等の抗菌剤を練
り込んで抗菌性を付与している。
【0003】しかし、前記抗菌剤は、有機系の化合物の
ものが多いので、塩化ビニル樹脂のゾル中に練り込み加
熱してシート成形する行程(例えばゲル化工程)中で、
その抗菌剤の構造の一部が分解したり、揮発したりし
て、抗菌効果が低減するという問題があった。また、シ
ート状に加工された後でも、抗菌剤が塩化ビニル樹脂か
らブリーディングを起こし、急速にその効果を失うとい
う問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、製造
工程中の加熱時に抗菌効果を低減させることなく、製造
後も抗菌効果の持続性のよい防カビ・抗菌化粧シートを
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、基材上面に
銀イオンを徐々に溶出させることができる銀イオン含有
溶解性ガラス(以下銀イオン含有溶解性ガラスという)
を配合した塩化ビニル・ペーストゾルを発泡成形した発
泡樹脂層を設けたことを特徴とする、防カビ・抗菌化粧
シートである。
【0006】前記基材としては、紙、不織布、布等があ
るが、壁紙用裏打ち紙を用いるのが好適である。防カビ
・抗菌剤として本発明で使用する銀イオン含有溶解性ガ
ラスとは、制御された溶解速度を持つように、ガラスの
物理的、化学的特性を考慮して組成を調節したガラス
で、それ自体は既に知られているものである。したがっ
て銀化合物を添加した銀イオン含有溶解性ガラスは、数
時間から数年間の任意の期間に渡って決められた一定速
度で銀イオンを溶出させることができる。そして溶出し
た銀イオンが、カビや雑菌に対して抗菌作用を発揮する
ことになる。
【0007】本発明においては、このような銀イオン含
有溶解性ガラスを200μ以下、好ましくは50μ以下の微
粒子として、ペーストゾル形成材料中に含有させる。こ
こで、粒径が200μを超えると、形成材料中に均一に分
散しなくなる。また、その含有量は、0.05〜15重量%が
好ましい。0.05重量%未満であると、銀イオンによる抗
菌効果が不十分となり、また15重量%を超えると、形成
材料中への混入が難しくなり、好ましくない。
【0008】塩化ビニル・ペースト・レジン、充填剤(C
aCO3)、着色剤、発泡剤、熱安定性剤については特に限
定させるものではなく、従来普通に用いられているもの
を適宜選択して用いれば良い。壁紙用裏打ち紙に塩化ビ
ニル・ペーストゾルを、所定濃度でコーティングしゲル
化させる。コーティング方法としては、コンマ・ダイレ
クト法、グラビア・ダイレクト法、グラビア・リバース
法、リバース・ロールコート法等がある。ゲル化温度
は、コーティングのスピードにもよるが、160〜200℃く
らいでよい。コーティング厚は通常150〜180μである。
【0009】ここで、壁紙用裏打ち紙としては、一般に
用いられる難燃紙、不燃紙等を用いることができる。以
上のようにして製造した化粧シートベース原反を無地の
まま、あるいは適宜印刷等を施した後、発泡・エンボス
加工して防カビ・抗菌化粧シートを完成する。
【0010】また、発泡化粧シートでないものは、発泡
剤を混入せず、塩化ビニル・ペースト状組成物を裏打ち
紙にコートした後に、乾燥加熱することにより、防カビ
・抗菌化粧シートを完成する。
【0011】
【作用】上述の如き構成によれば、化粧シートの塩化ビ
ニル樹脂中に銀イオン含有溶解性ガラスが存在し、この
銀イオン含有溶解性ガラスによる抗菌作用により、前記
化粧シートの表層部にカビ、雑菌等が繁殖することが回
避される。前記銀イオン含有溶解性ガラスは無機物質で
あるから、これが人体に接触しても、これは抗菌効果を
生じるだけで、人体に対して全く無害であり、しかも化
粧シートを発泡成形するとき、あるいは化粧シートにエ
ンボス加工を施すとき揮散せず、半永久的に抗菌作用を
生じる。
【0012】
【実施例】以下にこの発明の防カビ・抗菌化粧シートに
ついて関する実施例について詳述する。
【0013】
【実施例1】塩化ビニル・ペーストの配当は、以下の通
りである。 塩化ビニル樹脂 100重量部 発泡剤 アジ・ジカーボン・アミド 3重量部 可塑剤 ジオクチルフタレート 65重量部 充填剤 白石工業 ホワイトンH 60重量部 着色剤 デュポン R-900 20重量部 抗菌剤 銀イオン含有溶解性ガラス (石塚硝子 イオンピュアWA29i) 5重量部 粘調剤 モービル ミネラルスピリッツA 10重量部 上記の配合物をコンマ・ダイレクトコートで厚さ150μ
にコーティングし、180℃に加熱してゲル化させ発泡層
2を形成し、ベース原反3を得る。さらに該ベース原反
3にエンボス加工4を施し、防カビ・抗菌化粧シートを
得た。
【0014】〔比較例1〕 比較例1として、前記実施例の配合物中に、抗菌剤を含
有しないものを作成し、他を前記実施例1と同様にして
化粧シートを得た。得られた各々の化粧シートに対し
て、4種類の菌(Escherichia coli. Staphylococcus au
reus, Aspergillus niger, Penicillium citrinum)を
懸濁させた菌液を噴霧し、化粧シート表面の菌の発育状
況を観察した。保存条件は、Escherichia coli. Staph
ylococcus aureusについては、温度37℃、湿度98%と
し、Aspergillus niger, Penicillium citrinumについ
ては、温度28℃、湿度98%とした。Escherichia coli,
Staphylococcus aureusは、1/10希釈AATC液体培
地(AATC培地組成:ペプトン10g、肉エキス5g、
食塩5g、精製水1000ml)、他の2種については、1/10
希釈ブドウ糖ペプトン培地(日水製薬製)を用いて、菌
体濃度が約106ケ/mlの菌液を調整した。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の防カビ・
抗菌化粧シートは、基材上面に銀イオン含有溶解性ガラ
スを配合した塩化ビニル・ペーストゾルを発泡成形した
発泡樹脂層を設けたので、銀イオン含有溶解性ガラスに
よる抗菌作用により、化粧シートの表層部にカビ・雑菌
等が繁殖することが回避されるので、衛生的であり、そ
の効果は半永久的に持続する。
【0018】また、表面にエンボス加工を施せば、意匠
感をさらに向上させることができ、基材として難燃性の
ものを用いれば、防災効果を高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防カビ・抗菌化粧シートの断面図を示
す。
【図2】図1のものにエンボス加工を施した防カビ・抗
菌化粧シートの断面図を示す。
【符号の説明】
1…壁紙用裏打ち紙 3…ベース原反 2…発泡樹脂層 4…エンボス加工部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁紙用裏打ち紙の上に、銀イオンを徐々
    に溶出させることができる銀イオン含有溶解性ガラスを
    配合した塩化ビニル・ペ−ストゾルを発泡成形した発泡
    樹脂層を設けたことを特徴とする防ガヒ・抗菌化粧シ−
    ト。
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