JP3155329U - カプセルスタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】平面体と立体物とを同時に展示して同時に目視することができるようにしたカプセルスタンドを提供する。【解決手段】下側蓋部材31の両端部に設けられた蓋部31b,31cに左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口をそれぞれ嵌合し、前面側透明フレーム板11および後面側透明フレーム板の間に平面体Pを挟んでなる重合体の下端縁部を蓋部材31の連結部31aに穿設された配置溝に遊嵌し、上側蓋部材32の両端部に設けられた蓋部32b,32cを左側透明筒体21および右側透明筒体22の上端開口にそれぞれ嵌合すると同時に、重合体の上端縁部を上側蓋部材32の連結部32aに穿設された配置溝に遊嵌することにより、平面体Pと立体物Qとを同時に展示して同時に目視することが可能になる。【選択図】図1

Description

本考案はカプセルスタンドに関し、特に写真,カレンダー,料金表等の平面体を記念品,思出品,装飾品等の立体物とともに飾ることができるカプセルスタンドに関する。
特許文献1には、記念品,思出品,装飾品等の被展示物を写真とともに飾る展示ケースが開示されている。この展示ケースは、上方に被展示物を収納可能な空間を有し透明な壁部を有する展示室部と、下方に小物類を入れる小物入れ部とを設けたケースからなる展示ケースにおいて、ケースの側面部に写真立て部を設けたものである。具体的には、野球のボールと、野球のユニホーム姿の写真とを同時に展示するようにしている。
特開2005−052331号公報
しかし、上述した従来の展示ケースは、ケースの側面部に写真立て部が設けられていたので、被展示物と写真とを同時に目視することができないという問題点があった。このため、被展示物を写真と同時に飾ることにあまり意味がなかった。
本考案の目的は、上述の点に鑑み、平面体と立体物とを同時に展示して同時に目視することができるようにしたカプセルスタンドを提供することにある。
請求項1記載のカプセルスタンドは、一対の透明フレーム板と、一対の透明筒体と、一対の蓋部材とを備え、一方の蓋部材の両端部に設けられた蓋部に前記一対の透明筒体の一方の開口をそれぞれ嵌合し、前記一対の透明フレーム板の間に平面体を挟んでなる重合体の一方の端縁部を前記一方の蓋部材の連結部に穿設された配置溝に遊嵌し、他方の蓋部材の両端部に設けられた蓋部を前記一対の透明筒体の他方の開口にそれぞれ嵌合すると同時に、前記他方の蓋部材の連結部に穿設された配置溝を前記重合体の他方の端縁部に遊嵌することにより、前記一対の透明フレーム板,前記一対の透明筒体および前記一対の蓋部材を一体化できるようにしたことを特徴とする。
請求項2記載のカプセルスタンドは、請求項1記載のカプセルスタンドにおいて、前記一対の透明筒体の一方の開口と前記一対の透明筒体の他方の開口とのサイズが異なっており、前記一方の蓋部材の蓋部と前記他方の蓋部材の蓋部とのサイズが異なることを特徴とする。
請求項3記載のカプセルスタンドは、請求項1または2記載のカプセルスタンドにおいて、前記一対の透明フレーム板の少なくとも両側端面が斜めに面取りされており、前記一対の透明フレーム板を少ない面積の平面で重ね合わせた重合体の両側端面に形成される断面V字状の谷溝が前記一対の透明筒体の周側面の膨出部に遊嵌して、前記重合体をスライド案内するとともに位置規制することを特徴とする。
本考案のカプセルスタンドは、一方の蓋部材の両端部に設けられた蓋部に一対の透明筒体の一方の開口をそれぞれ嵌合し、一対の透明フレーム板の間に平面体を挟んでなる重合体の一方の端縁部を一方の蓋部材の連結部に穿設された配置溝に遊嵌し、他方の蓋部材の両端部に設けられた蓋部を一対の透明筒体の他方の開口にそれぞれ嵌合すると同時に、他方の蓋部材の連結部に穿設された配置溝を重合体の他方の端縁部に遊嵌することにより、一対の透明フレーム板,一対の透明筒体および一対の蓋部材を一体化できるようにした。これにより、平面体と立体物とを同時に展示して同時に目視することを可能にする。
本考案の実施例に係るカプセルスタンドの正面側斜視図。 本実施例に係るカプセルスタンドの組立手順を説明する斜視図。 本実施例に係るカプセルスタンドの組立手順を説明する斜視図。 本実施例に係るカプセルスタンドの組立手順を説明する斜視図。 本実施例に係るカプセルスタンドの組立手順を説明する斜視図。
平面体と立体物とを同時に展示して同時に目視できるカプセルスタンドを提供するという目的を、一方の蓋部材の両端部に設けられた蓋部に一対の透明筒体の一方の開口をそれぞれ嵌合し、一対の透明フレーム板の間に平面体を挟んでなる重合体の一方の端縁部を一方の蓋部材の連結部に穿設された配置溝に遊嵌し、他方の蓋部材の両端部に設けられた蓋部に一対の透明筒体の他方の開口をそれぞれ嵌合すると同時に、他方の蓋部材の連結部に穿設された配置溝を重合体の他方の端縁部に遊嵌することにより実現した。
図1は、本考案の実施例に係るカプセルスタンドの正面側斜視図である。本実施例に係るカプセルスタンドは、前面側透明フレーム板11および後面側透明フレーム板12(図2参照)と、左側透明筒体21および右側透明筒体22と、下側蓋部材31および上側蓋部材32とから、その主要部が構成されている。本実施例に係るカプセルスタンドは、写真等の平面体Pを挟み込んだ前面側透明フレーム板11および後面側透明フレーム板12と、記念品等の立体物Qを収納した左側透明筒体21および右側透明筒体22とを、下側蓋部材31および上側蓋部材32で一体化することにより組み立てられる。
前面側透明フレーム板11は、図2に示すように、透明合成樹脂(例えば、透明アクリル樹脂)で長方形平板状に形成されている。前面側透明フレーム板11は、例えば、縦132mm程度、横97mm程度、厚さ2mm程度に設定されている。なお、前面側透明フレーム板11の少なくとも左右側端面は、斜面となるように面取りされている。
後面側透明フレーム板12は、図2に示すように、透明合成樹脂(例えば、透明アクリル樹脂)で長方形平板状に形成されており、内面(前面)側にLサイズの写真が挟み込める大きさの段差面が形成されている。逆に言えば、後面側透明フレーム板12は、内面側の周縁に突出縁が突設されている。後面側透明フレーム板12は、前面側透明フレーム板11とほぼ同じ外形サイズであるが、前面側透明フレーム板11に比べて内面側に突設された周縁に高さ分だけ厚みが厚くなっている。例えば、後面側透明フレーム板12は、縦132mm程度、横97mm程度、厚さ2.5mm程度に設定されている。したがって、前面側透明フレーム板11と後面側透明フレーム板12との間には、写真2枚程度の厚みの平面体Pまで挟み込めるようになっている。なお、後面側透明フレーム板12の少なくとも左右側端面も、前面側透明フレーム板11の少なくとも左右側端面と同様に、斜面となるように面取りされていて、段差面が形成されている面が面積の少ない平面となっている。
この結果、前面側透明フレーム板11と後面側透明フレーム板12とを少ない面積の平面で前後に重ね合わせた重合体では、図3(b)に示すように、少なくとも左右側端面は、それぞれ断面V字状の谷溝を成すようになっている。重合体の左右側端面に現れる谷溝は、左側透明筒体21および右側透明筒体22の周側面の膨出部に遊嵌して、重合体をスライド案内するとともに前後方向に位置規制する役目をする。2枚の写真を背中合わせに挟み込んだ重合体は、裏返し可能および上下反転可能となっている。
左側透明筒体21および右側透明筒体22は、図3ないし図5に示すように、透明合成樹脂(例えば、透明アクリル樹脂)で円筒体状に形成されており、下端開口縁および上端開口縁の同じ角度位置には、台形状の切欠21a,21bおよび22a,22bがそれぞれ設けられている。切欠21aおよび切欠22aは、図3(b)に示すように、後述する下側蓋部材31の連結部31aを跨いで左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口が下側蓋部材31の蓋部31b,31cに嵌合するために設けられている。同じく、切欠21bおよび切欠22bは、後述する上側蓋部材32の連結部32aを跨いで左側透明筒体21および右側透明筒体22の上端開口が上側蓋部材32の蓋部32b,32cに嵌合するために設けられている。左側透明筒体21および右側透明筒体22は、同一形状および同一サイズであり、例えば、外径が34mm程度、内径が30mm程度、厚みが2mm程度、高さが100mm程度に設定されている。このため、左側透明筒体21と右側透明筒体22とは、相互に入れ替え可能である。
左側透明筒体21および右側透明筒体22は、上から下に向けて極めて僅かずつであるが太くなるように成形された円筒体でなる。すなわち、左側透明筒体21および右側透明筒体22は、下端開口の内径が上端開口の内径より若干大きくなっていて、下端開口には下側蓋部材31の蓋部31b,31cがそれぞれ嵌合し、上端開口には上側蓋部材32の蓋部32b,32cがそれぞれ嵌合するになっている。このように、左側透明筒体21および右側透明筒体22を上から下に向けて極めて僅かずつであるが太くなるように成形したのは、成形金型を抜き出しやすいようにするためである。これにより、左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口に上側蓋部材32のフランジ部32b1,32c1を嵌合しようとしても緩くて嵌着することができず、左側透明筒体21および右側透明筒体22の上端開口に下側蓋部材31のフランジ部31b1,32c1を嵌合しようとしても嵌め合わせることができない。
下側蓋部材31は、図3に示すように、樋状の連結部31aと、連結部31aの両端部に形成された蓋部31b,31cとが、透明合成樹脂(例えば、透明アクリル樹脂)で一体成形されて構成されている。連結部31aの上面部には、少なくとも前面側透明フレーム板11および後面側透明フレーム板12の横幅よりも長い長さの配置溝31a1が穿設されている。蓋部31b,31cの上面には、左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口と嵌合する輪状突縁でなるフランジ部31b1,31c1が突設されている。下側蓋部材31は、例えば、連結部31aが134mm程度、蓋部31b,31cの外径が34mm程度、厚みが4mm程度、フランジ部31b1,31c1の外径が30mm程度、内径が26mm程度、高さが4mm程度に設定されている。配置溝31a1は、例えば、深さが3mm程度、幅が8mm程度、長さが133mm程度に設定されている。なお、特には図示しなかったが、蓋部31b,31cの下面は、同面を底面としてカプセルスタンドを配置したときの安定性のために、中央部が周縁部に比べて一段と窪んで形成されている。
左側透明筒体21と、左側透明筒体21の下端開口に嵌合される下側蓋部材31の蓋部31bと、左側透明筒体21の上端開口に嵌合される上側蓋部材32の蓋部32bとから、立体物Qを収納するための左側カプセルが形成される。
上側蓋部材32は、図5に示すように、樋状の連結部32aと、連結部32aの両端部に形成された蓋部32b,32cとが、透明合成樹脂(例えば、透明アクリル樹脂)で一体成形されて構成されている。連結部32aの下面部には、少なくとも前面側透明フレーム板11および後面側透明フレーム板12の横幅よりも長い長さの配置溝32a1(図示せず)が穿設されている。蓋部32b,32cの下面には、左側透明筒体21および右側透明筒体22の上端開口と嵌合する輪状突縁でなるフランジ部32b1,32c1が突設されている。上側蓋部材32は、例えば、連結部32aが134mm程度、蓋部32b,32cの外径が34mm程度、厚みが4mm程度、フランジ部32b1,32c1の外径が30mm程度、内径が26mm程度、高さが4mm程度に設定されている。配置溝32a1(図示せず)は、例えば、深さが3mm程度、幅が8mm程度、長さが133mm程度に設定されている。
右側透明筒体22と、右側透明筒体22の下端開口に嵌合される下側蓋部材31の蓋部31cと、右側透明筒体22の上端開口に嵌合される上側蓋部材32の蓋部32cとから、立体物Qを収納するための右側カプセルが形成される。
次に、このように構成された本実施例に係るカプセルスタンドの組み立て手順について、図1ないし図5を参照しながら説明する。
まず、図2に示すように、展示しようとする平面体Pを、前面側透明フレーム板11と後面側透明フレーム板12との間に挟み込む。このとき、前面側透明フレーム板11の側端面が面取りされて小さい面積となる平面を後面とし、後面側透明フレーム板12の段差面が形成されている面を前面として重ね合わせるようにする。なお、図2では、平面体Pとして犬の写真を挟み込んだ例が図示されているが、前面側透明フレーム板11と後面側透明フレーム板12との間には、写真であれば2枚程度まで挟み込むことができる。2枚の写真を背中合わせに挟み込めば、前後から2枚の写真のいずれかを見ることができる。前面側透明フレーム板11と後面側透明フレーム板12とを重ね合わせた重合体では、重合体の少なくとも左右両側端面は、上下側から見てそれぞれ断面V字形の谷溝を成すことになる。
次に、図3(a)に示すように、下側蓋部材31の蓋部31b,31cに一対の左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口をそれぞれ嵌合させて、左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口を密閉する。このとき、切欠21aおよび切欠22aは、図3(b)に示すように、下側蓋部材31の連結部31aを跨いで左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口が下側蓋部材31の蓋部31b,31cに嵌合するようになる。なお、すべりが悪いときには、左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口および/または蓋部31b,31cのフランジ部32b1,32c1にクリーム等を薄く塗ると、容易に左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口を下側蓋部材31の蓋部31b,31cに嵌合させることができる。また、この段階で、左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口を蓋部31b,31cの蓋部32b,32cにそれぞれ嵌合させて左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口を密閉するのではなく、あらかじめ販売前の段階で左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口に接着剤等を用いて下側蓋部材31の蓋部31b,31cを固着しておいてもよい。
続いて、前面側透明フレーム板11および後面側透明フレーム板12が平面体Pを挟んで重ね合わせられた重合体を、V字形の谷溝を左側透明筒体21および右側透明筒体22の外周面の膨出部に遊嵌させながら上下方向にスライド案内させて、その下端縁部を下側蓋部材31の配置溝31a1に上から差し込んで遊嵌させる。遊嵌した位置では、重合体の下端面は、配置溝31a1の底面に当接することになる。
次に、図4に示すように、左側透明筒体21および右側透明筒体22の中に上端開口から立体物Qを入れたり、好きなデコレーションを施したりする。なお、図4では、立体物Qとして砂や貝殻等を入れた例が図示されている。
最後に、図5に示すように、左側透明筒体21および右側透明筒体22の上端開口に対して上側蓋部材32の蓋部32b,32cをそれぞれ嵌合させて、左側透明筒体21および右側透明筒体22の上端開口を密閉する。なお、すべりが悪いときには、左側透明筒体21および右側透明筒体22の上端開口および/または蓋部32b,32cのフランジ部32b1,32c1にクリーム等を薄く塗ると、容易に左側透明筒体21および右側透明筒体22の上端開口に上側蓋部材32の蓋部32b,32cをそれぞれ嵌合させることができる。
これと同時に、上側蓋部材32の配置溝32a1(図示せず)が前面側透明フレーム板11および後面側透明フレーム板12を平面体Pを挟んで重ね合わせた重合体の上端縁部に上から差し込まれて遊嵌される。このとき、遊嵌した位置では、上側蓋部材32の配置溝32a1(図示せず)の天井面は、前面側透明フレーム板11および/または後面側透明フレーム板12の上端面に当接している必要は必ずしもない。
以上により、本実施例に係るカプセルスタンドが完成する。完成されたカプセルスタンドは、図1に示すように、下側蓋部材31の下面を底面として棚,机等の平面に立てた状態で置くことができる。この置いた状態で、カプセルスタンドは、前面側透明フレーム板11および後面側透明フレーム板12において平面体Pを展示すると同時に、左側透明筒体21および右側透明筒体22において立体物Qを展示することができる。
ところで、上記手順の説明では、平面体Pを、例えば犬の写真とした例について説明したが、平面体Pはカレンダー,メニュー,広告,チラシ等の任意なものとすることができる。また、立体物Qを、例えば砂と貝殻とした例について説明したが、立体物Qは、図4中に示すように、第二ボタンのような記念品,落ち葉のような思出品,リボンのような装飾品等の任意なものとすることができる。例えば、平面体Pをメニュー、立体物Qをコーヒー豆とすることにより、レストランや喫茶店等の飲食店でのコーヒーの注文を顧客に暗に促す効果が得られる。
以上説明したように、本実施例によれば、下側蓋部材31の両端部に設けられた蓋部31b,31cに左側透明筒体21および右側透明筒体22の下端開口をそれぞれ嵌合し、前面側透明フレーム板11と後面側透明フレーム板12との間に平面体Pを挟んでなる重合体の下端縁部を下側蓋部材31の連結部31aに穿設された配置溝31a1に遊嵌し、左側透明筒体21および右側透明筒体22の上端開口に上側蓋部材32の両端部に設けられた蓋部32b,32cをそれぞれ嵌合すると同時に、上側蓋部材32の連結部32aに穿設された配置溝32a1(図示せず)を重合体の上端縁部に遊嵌することにより、前面側透明フレーム板11および後面側透明フレーム板12,左側透明筒体21および右側透明筒体22,ならびに下側蓋部材31および上側蓋部材32を一体化できるようにした。これにより、前面側透明フレーム板11および後面側透明フレーム板12を透過して平面体Pを展示すると同時に、左側透明筒体21および右側透明筒体22を透過して立体物Qを展示することができ、平面体Pと立体物Qとを同時に展示して同時に目視することが可能になる。この組み立てた状態で、下側蓋部材31の底面を棚,机等の平面に置くことにより立てた状態で使用することができる。なお、上側蓋部材32の上面を底面として上下転置した状態で使用することもできる。
以上、本考案の実施例を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本考案はこれに限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
例えば、本実施例では、前面側透明フレーム板11および後面側透明フレーム板12を前後に重ね合わせた重合体の少なくとも左右側端面の形状は、断面V字形の谷溝であると説明したが、重合体の少なくとも左右側端面の断面形状は必ずしも断面V字形である必要はなく、左側透明筒体21および右側透明筒体22の外周面の膨出部を逃げるような断面凹形状であればどのような断面形状であってもよい。
また、本実施例では、左側透明筒体21および右側透明筒体22を同一のサイズとしたが、両者の高さや太さを異ならせることもできる。また、左側透明筒体21および右側透明筒体22を円筒形状としたが、三角筒形状,四角筒形状等の他の形状とすることもできる。
さらに、本実施例では、前面側透明フレーム板11および後面側透明フレーム板12,左側透明筒体21および右側透明筒体22,ならびに下側蓋部材31および上側蓋部材32をそれぞれ透明であると説明したが、これらは透明であれば全部または一部を着色するようにしてもよい。一部を着色することにより、全部が無色透明である場合に比べて、装飾性を高めることができる。また、下側蓋部材31と上側蓋部材32とを異なる着色とすることにより、両者を目視で区別することができるようになる。
平面体と立体物とを同時に展示して同時に目視することができるカプセルスタンドとしたので、通常の写真スタンドとしてばかりでなく、カレンダー表示具,メニュー表示具,広告宣伝用表示具,贈答用文具,アメニティーグッズ等としても広く普及することが可能である。
11 前面側透明フレーム板
12 後面側透明フレーム板
21 左側透明筒体
21a,21b 切欠
22 右側透明筒体
22a,22b 切欠
31 下側蓋部材
31a 連結部
31a1 配置溝
31b,31c 蓋部
31b1,31c1 フランジ部
32 上側蓋部材
32a 連結部
32a1 配置溝
32b,32c 蓋部
32b1,32c1 フランジ部
P 平面体
Q 立体物

Claims (3)

  1. 一対の透明フレーム板と、一対の透明筒体と、一対の蓋部材とを備え、一方の蓋部材の両端部に設けられた蓋部に前記一対の透明筒体の一方の開口をそれぞれ嵌合し、前記一対の透明フレーム板の間に平面体を挟んでなる重合体の一方の端縁部を前記一方の蓋部材の連結部に穿設された配置溝に遊嵌し、他方の蓋部材の両端部に設けられた蓋部を前記一対の透明筒体の他方の開口にそれぞれ嵌合すると同時に、前記他方の蓋部材の連結部に穿設された配置溝を前記重合体の他方の端縁部に遊嵌することにより、前記一対の透明フレーム板,前記一対の透明筒体および前記一対の蓋部材を一体化できるようにしたことを特徴とするカプセルスタンド。
  2. 前記一対の透明筒体の一方の開口と前記一対の透明筒体の他方の開口とのサイズが異なっており、前記一方の蓋部材の蓋部と前記他方の蓋部材の蓋部とのサイズが異なることを特徴とする請求項1記載のカプセルスタンド。
  3. 前記一対の透明フレーム板の少なくとも両側端面が斜めに面取りされており、前記一対の透明フレーム板を少ない面積の平面で重ね合わせた重合体の両側端面に形成される断面V字状の谷溝が前記一対の透明筒体の周側面の膨出部に遊嵌して、前記重合体をスライド案内するとともに位置規制することを特徴とする請求項1または2記載のカプセルスタンド。
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