JP3155151U - 切断用定規の固定機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】被切断物を確実に固定する切断用定規の固定機構を提供する。【解決手段】分度板8にバカ穴を有するブラケット3を固定し、ブラケット3にはメネジを有するフック5を揺動可能に取付けて、かつバカ穴内に掛け金4と締付ナット7が付属した連結用ネジ軸をそう通して、しかもメネジと連結用ネジ軸とを螺合可能とした。【選択図】図1
Description
本考案は、本材、木板や建築用ボード等の被切断物を電動丸鋸等によって切断する際に使用する切断用定規の固定機構に関する。
従来から電動丸鋸等を用いて木板等の端面部をある傾斜角で切断する際には、分度板と案内板とで構成された切断定規を使用して、所定の傾斜角度を設定し、分度板の側端面を被切断物の端面に当てがって、分度板に設けてある被切断物固定盤に足等を裁置して切断用定規を被切断物に固定した後、案内板の側面にそって電動丸鋸を移動させながら、被切断物の端面をある所定の傾斜角度で切断するものが提案されている。(例えば特許文献1)
前記、特許文献1においては、分度板に設けられた被切断物固定盤に作業者が乗っかって作業できる環境であれば、比較的簡単に被切断物と切断用定規とを固定することができるが、作業員の上半身付近で作業する環境もある。この場合は手を使って固定しなければならず、状況によっては確実に固定できない恐れがある。
また、被切断物の幅の大きさも、作業の工程によって、大きくなったり小さくなったりすることもあり、幅の大きいものの場合には、分度板と被切断物との固定が不完全であるといった事態も考えられる。
本考案は、作業者の足や手を使って被切断物を固定するといった不安定な方式を止めて、被切断物を確実に固定するもので、しかも被切断物の幅の大小の変化にも素早く被切断物を固定することにある。
本考案は、作業者の足や手を使って被切断物を固定するといった不安定な方式を止めて、被切断物を確実に固定するもので、しかも被切断物の幅の大小の変化にも素早く被切断物を固定することにある。
分度板(8)にバカ穴(3A)を有したブラケット(3)を固定し、かつブラケット(3)にメネジ(5A)を有したフック(5)を揺動可能に設け、バカ穴(3A)内に被切断物(12)を拘束する掛け金(4)と締付ナット(7)とが付属した連結用ネジ軸(2)をそう通し、しかもメネジ(5A)は連結用ネジ軸(2)に螺合可能に構成した。
本考案の固定機構を分度板に設けることにより、作業員の足や手を使って被切断物を固定する必要はなくなり、切断作業の作業環境を自由に選択でき、しかもネジを使用した固定機構なので、確実に被切断物と切断用定規とを固定することができ、しかも、作業の工程によって被切断物の幅の大小の切断作業が伴なうが、この幅の大小の変化による段取り換えも容易に簡単に行なえるといった効果がある。
本考案の実施の形態について、添付図面を参照に説明する。
図1〜図3に基づいて説明する。図1に示すように分度板8と案内板9とは回転中心軸10により節合されており、分度板8を基準にして案内板9の開度を増減可能としてある。また分度板8には回転中心軸10を基準にした傾斜角設定目盛8Aが配列されており、同じく案内板9には傾斜角設定目盛8Aに対応した傾斜角目盛9Aが配列されており、所定の傾斜角度を設定すると、固定ナット11を締付けて分度板8と案内板9を固定する。
その他に、分度板8には被切断物固定盤8Bと被切断物当て面8Cの他に被切断物固定機構1が設けてある。
被切断物固定機構1は図2に示すように、バカ穴3Aを有して分度板8に固定されたブラケット3と、このバカ穴3Aにそう通された連結用ネジ軸2とがあり、また図3に示すように、ブラケット3の一端にはメネジ5Aを有したフック5が回転軸6によって揺動可能に取付けられており、フック5をほぼ水平位置においてメネジ5Aが連結用ネジ軸2に螺合状態になるものである。
連結用ネジ軸2の先端部には被切断物12の端面を喰わえ込み可能な形状をした掛け金4がそう通され、掛け金4に続いてナットが螺合されている。
次に作用を説明すると、分度板8に対して案内板9を所定の傾斜角度に設定して、固定ナット11で双方を固定した後、フック5を図3に示す(イ)方向に一点鎖線で示す位置迄手動で揺動させて、同じく連結用ネジ軸2を図2に示す(ロ)方向にHの距離だけ移動させた後、案内板9を図1に示すように被切断物12の上面に載置し、かつ、被切断物当て面8Cを被切断物12の端面に当接させる。
次に、連結用ネジ軸2を図2に示す(ハ)の方向に掛け金4が被切断物12の端面に当接する迄Hの距離を移動させる。
連結用ネジ軸2の移動を終えると、フック5を(イ)とは反対方向に揺動させてやると、メネジ5A部は連結用ネジ軸2のネジ部に螺合する。
連結用ネジ軸2の移動を終えると、フック5を(イ)とは反対方向に揺動させてやると、メネジ5A部は連結用ネジ軸2のネジ部に螺合する。
この状態で、締付ナット7を締付けることにより、素早く被切断物12を分度板8に固定させることができる。
次に切断案内端面9Bにそって電動丸鋸を移動させることにより被切断物12の端部を所定の傾斜角で切断できる。
次に切断案内端面9Bにそって電動丸鋸を移動させることにより被切断物12の端部を所定の傾斜角で切断できる。
一方、被切断物12の幅がHだけ大きなものの場合を切断する時には、フック5を(イ)の方向に揺動させて連結用ネジ軸2との拘束を解除してやると、連結用ネジ軸2はバカ穴3A内を簡単に矢印(ロ)方向にHの距離だけ素早く移動させることができ、次にフック5を(イ)とは反対方向に揺動させることによりメネジ5Aと連結用ネジ軸2とは螺合状態になるので、その後締付ナット7を締付ければ、被切断物12は案内板8に素早く固定することができる。
この時、バカ穴3Aと連結用ネジ軸2との嵌合は螺合となっていない構造なので、ネジ結合という作業は必要とせず、最小限締付ナット7のネジ締付け作業のみであるので、被切断物12の板幅の増減が作業工程にあっても簡単に短時間で段取り換えが行なえる。従って、被切断物固定盤8Bを使って足や手等を使った不安定な固定作業は必要なく、ネジ締結構造としてあるので、簡単、確実に被切断物12を案内板8に固定できる。
1 被切断物固定機構
3 ブラケット
3A バカ穴
4 掛け金
5 フック
5A メネジ
6 回転軸
7 締付ナット
8 分度板
9 案内板
12 被切断板
3 ブラケット
3A バカ穴
4 掛け金
5 フック
5A メネジ
6 回転軸
7 締付ナット
8 分度板
9 案内板
12 被切断板
Claims (1)
- 傾斜角設定目盛を有する分度板(8)と同じく傾斜角目盛を有する案内板(9)とを節合する手段を有した切断用定規において、分度板(8)にバカ穴(3A)を有したブラケット(3)を固定し、かつブラケット(3)にメネジ(5A)を有したフック(5)を揺動可能に設け、バカ穴(3A)内に被切断物(12)を拘束する掛け金(4)と締付ナット(7)とが付属した連結用ネジ軸(2)をそう通し、しかもメネジ(5A)は連結用ネジ軸(2)に螺合可能に構成したことを特徴とする切断用定規固定機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003221U JP3155151U (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | 切断用定規の固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003221U JP3155151U (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | 切断用定規の固定機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3155151U true JP3155151U (ja) | 2009-11-12 |
Family
ID=54859218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009003221U Expired - Fee Related JP3155151U (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | 切断用定規の固定機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3155151U (ja) |
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2009
- 2009-04-20 JP JP2009003221U patent/JP3155151U/ja not_active Expired - Fee Related
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090911 |
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R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
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