JP3153429B2 - 磁気ディスク装置の制御方法 - Google Patents

磁気ディスク装置の制御方法

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JP3153429B2 JP31445294A JP31445294A JP3153429B2 JP 3153429 B2 JP3153429 B2 JP 3153429B2 JP 31445294 A JP31445294 A JP 31445294A JP 31445294 A JP31445294 A JP 31445294A JP 3153429 B2 JP3153429 B2 JP 3153429B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】コンピュータの周辺機器である回
転する記憶媒体を用いるディスク型記憶装置、特に、磁
気ディスク装置において、磁気ディスク媒体を回転させ
るスピンドルモータの同期回転制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置において、スピ
ンドルモータの同期回転(以下、スピンドル同期とい
う。)を行なう場合を説明する。
【0003】先ず、上位コントローラは、磁気ディスク
媒体が一回転する周期(時間)に対応する、換言すれ
ば、一定の周期の基準となる、マスターインデックスパ
ルスを磁気ディスク装置に送る。次に、上位コントロー
ラは、磁気ディスク装置に対して、スピンドル同期動作
の開始を命令する。
【0004】これに対し磁気ディスク装置は、自分自身
が一回転すると一回出力されるインデックスパルスを、
基準となるマスターインデックスパルスに、同期させ
る。この同期を完了させるには、一般に、最大2秒程度
の時間を要する。この同期が完了するまで、磁気ディス
ク装置は、上位コントローラに対し、命令の終了を報告
しない。
【0005】このため、上位コントローラは、磁気ディ
スク装置がスピンドル同期を完了するまで、待たされて
いた(米国特許番号第4,907,105号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】スピンドル同期の目的
は、上位コントローラが複数のディスク装置を接続して
いる場合に、磁気ディスク装置の各スピンドルモータの
回転数及び位相を同期させることで、上位コントローラ
に対し、複数の磁気ディスク装置が一台の磁気ディスク
装置であるかのように振る舞わせることにある。これに
より、回転待ちを少なくした能率の良いデータの配置が
可能である。
【0007】しかしながら、このスピンドル同期の状態
にするためには、多くの時間を物理的に費やしてしまう
という問題がある。従来の方法では、上位コントローラ
は、スピンドルが同期するまで、次の命令を磁気ディス
ク装置に送ることが出来ない。
【0008】より具体的には、図3と図4に示すタイム
チャートを用いて説明する。図3は、従来方式によるス
ピンドル同期動作のタイムチャートである。まず、上位
コントローラから、磁気ディスク装置に対し、スピンド
ル同期指令1が発行される。磁気ディスク装置は、スピ
ンドル同期スタート信号2をオンにして、スピンドル同
期を行おうとする(スピンドル同期動作の開始)。
【0009】磁気ディスク装置は、上位コントローラか
らのマスターインデックスと、磁気ディスク装置自身が
作るスレーブインデックスとの位相差3が、0になるよ
うにモータの回転制御を行う。位相差3が、徐々に小さ
くなり、判定閾値内の位相差で安定すると、スピンドル
同期が完了したことを示す完了信号4がオンとなる。
【0010】判定信号4がオンになると、スピンドル同
期の指令に対し動作を完了したことを、完了信号5をオ
ンにすることにより、上位コントローラに報告する。
【0011】この様に、スピンドル同期の動作が完了す
るまで、完了信号5がオンとならないため、上位コント
ローラは、長い時間待たされていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】スピンドル同期は時間が
かかるという問題点に対し、次のような手段を採用し
た。 1)スピンドル同期への移行処理を継続しながら、次の
命令も同時に処理する制御方法とする。
【0013】即ち、上位コントローラからのスピンドル
同期命令を受けた磁気ディスク装置は、スピンドル同期
をスタートさせる。磁気ディスク装置は、スピンドル同
期が完了していない状態で即時に、上位コントローラに
対し、スピンドル同期完了を報告する。そして、磁気デ
ィスク装置は、スピンドル同期への移行動作を継続す
る。
【0014】2)磁気ディスク装置がスピンドル同期を
行なおうとする際の過渡状態(スピンドル同期への移行
動作中)において、回転変動に対応する構成とする。即
ち、この過渡状態がリードライト動作に対し最も大きく
影響するので、 a)スピンドル同期を行おうとする状態では、リードラ
イトの命令だけは受付けない制御方法とする。
【0015】b)リードライト動作に全く影響しない程
度の回転変動で、ゆっくりとスピンドル同期運転へ移行
する制御方法とする。
【0016】
【作用】
1)この場合は、スピンドル同期が完了していない状態
では、回転待ちが多少多くなる。しかし何も処置せずに
スピンドル同期が完了するのを、ただ単に待つだけの従
来例よりも、有効な方法である。これにより上位コント
ローラは、次の命令を磁気ディスク装置に対し、より早
く発行できる。
【0017】2)a)スピンドル同期への移行の際に
は、リードライトの命令以外の命令は、スピンドル同期
への移行待ちが不要となる。
【0018】b)1)の効果に加え、回転待ちを不要と
できる。
【0019】
【実施例】図4は、本発明によるスピンドル同期動作の
タイムチャートである。スピンドル同期指令7とスピン
ドル同期指令1、スピンドル同期スタート信号8とスピ
ンドル同期スタート信号2、位相差9と位相差3、判定
信号10と判定信号4は、それぞれ、前述の図3と同じ
動作をする。また、判定しきい値6と判定しきい値12
は同じ値である。
【0020】図3と図4の違いは、完了信号11のタイ
ミングである。判定信号10がオンとなるのを待つこと
なく、スピンドル同期スタート信号8をオンとした直後
に、完了信号11をオンとしている。このため、上位コ
ントローラは、長い時間待たされることなく、次の指令
を磁気ディスク装置に出すことができる。
【0021】図1を用いて本発明の実施例を説明する。
上位コントローラ部13は、磁気ディスク装置に対し、
スピンドル同期命令を命令信号19により発行する。ス
ピンドル同期命令を発行するときには、マスターインデ
ックス20を発行する。
【0022】マスターインデックス20は、磁気ディス
ク装置の回転周期と等しい周期のパルスである。上位コ
ントローラ部13は、命令信号19を出す際に、命令完
了信号21がオンとなっていることを確認する。命令完
了信号21がオフのときは、オンとなるまで待って、命
令信号19を発行する。
【0023】命令処理制御部14は、上位コントローラ
部13からの命令信号19を解読し、スピンドル同期オ
ン命令のときは、スピンドル同期オンオフ信号23をオ
ンにする。スピンドル位相制御部15は、スピンドル同
期オンオフ信号23がオンとなると、マスターインデッ
クス20と、スピンドルモータの回転周期毎に出力され
るスレーブインデックスの位相を合わせる働きをする。
このとき、スピンドル位相制御部15は、速度信号24
を監視して、速度信号24の変化量が一定の閾値を越え
ない範囲で位相補正を行っている。
【0024】スピンドル速度検出部17は、モータの回
転速度を検出しており、速度信号24にてスピンドル位
相制御部15に、スピンドルモータの回転速度を知らせ
る。
【0025】スピンドル同期完了判定部16は、スピン
ドル同期が完了したことを判定する動作をする。スピン
ドル同期オンオフ信号23がオンとなったことを以っ
て、スピンドル同期が完了したと判定し、命令完了信号
22により上位コントローラ13に完了報告する。
【0026】これにより、上位コントローラ部13は、
実際のスピンドル同期完了までの長い時間を待つことな
く、次の命令を処理することができる。
【0027】スピンドル同期異常判定部18は、位相差
信号25を監視し、一定の閾値範囲を越えるとスピンド
ル同期異常と判定し、同期異常報告信号22により上位
コントローラ部13に同期異常を知らせる。
【0028】次に、スピンドル位相制御部15の動作に
ついて図2を用いて説明する。位相差信号27と速度信
号28は、従来のスピンドル同期位相制御の際のタイム
チャートである。スピンドル同期オンオフ信号26がオ
ンとなると、位相差信号27は、徐々に0に近づき、最
後は0となって、この位相差0を保持するよう動作す
る。
【0029】この位相差が0になり安定するまでの時間
は、出来るだけ短い時間にすることが要求される。ま
た、速度信号28は、定常速度から徐々に遅くなり、ま
た定常速度に戻るという軌跡をたどる。リードライト可
能な速度範囲31を越えた速度変動がある間は、リード
ライト動作は、不可能であるため、リードライト動作を
禁止している。
【0030】これに対し位相差信号29と速度信号30
は、本実施例によるスピンドル同期位相制御のタイムチ
ャートである。位相差信号29は、位相差信号27に比
べ、ゆるやかに0に近づく様に制御される。また、速度
信号30も速度信号28に比べ変動値が小さくリードラ
イト動作可能な速度範囲32を越えない範囲である。こ
れにより本実施例では、スピンドル同期中でもリードラ
イト動作が可能となる。
【0031】
【発明の効果】従来のスピンドル同期制御では、スピン
ドル同期が完了するまでの数秒間(約4秒間)、上位コ
ントローラは待ち状態になっていた。本発明によれば、
数マイクロセックの時間だけ、上位コントローラが待つ
だけで、スピンドル同期を完了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の機能ブロックを示す図であ
る。
【図2】スピンドル位相制御部15の動作を説明するた
めのタイムチャートを示す図である。
【図3】従来方式によるスピンドル同期への移行動作を
説明するためのタイムチャートを示す図である。
【図4】本発明によるスピンドル同期への移行動作を説
明するためのタイムチャートを示す図である。
【符号の説明】
13…上位コントローラ部、 14…命令処理制御部、 15…スピンドル位相制御部、 16…スピンドル同期完了判定部、 17…スピンドル速度検出部、 18…スピンドル同期異常判定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常田 勝啓 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所 ストレージシステム事 業部内 (72)発明者 ▲廣▼瀬 恒夫 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所 ストレージシステム事 業部内 (72)発明者 花房 宏典 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立画像情報システム内 (56)参考文献 特開 平6−215485(JP,A) 特開 平6−60536(JP,A) 特開 平5−242597(JP,A) 特開 平3−105766(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 19/28 G11B 19/247

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の磁気ディスク装置のスピンドルの回
    転を同回転数及び同位相にするスピンドル同期の制御に
    おいて、 上位コントローラからのスピンドル同期命令を受けるス
    テップと、 スピンドル同期の完了を報告するステップと、 スピンドル同期の完了を報告した後も継続してスピンド
    ル同期への移行動作を行うステップとを有する磁気ディ
    スク装置の制御方法。
  2. 【請求項2】前記スピンドル同期の完了を報告した後も
    継続してスピンドル同期への移行動作を行うステップの
    後に、更に、スピンドル同期への移行動作中には、リー
    ドライトの命令は拒絶するステップを有する請求項1記
    載の磁気ディスク装置の制御方法。
  3. 【請求項3】前記スピンドル同期の完了を報告した後も
    継続してスピンドル同期への移行動作を行うステップ
    は、リードライト動作が行える回転変動の範囲で移行動
    作を行うステップである請求項1記載の磁気ディスク装
    置の制御方法。
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