JP3153353B2 - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JP3153353B2
JP3153353B2 JP21754392A JP21754392A JP3153353B2 JP 3153353 B2 JP3153353 B2 JP 3153353B2 JP 21754392 A JP21754392 A JP 21754392A JP 21754392 A JP21754392 A JP 21754392A JP 3153353 B2 JP3153353 B2 JP 3153353B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データをモデムにより
音声帯域信号に変調し、PSTNとISDNとで選択的
にデータ伝送するデータ伝送装置の信号回路の構成方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】PSTN(Public Switch
es Telephone Network)回線とI
SDN(Integrated Services D
igital Network)回線との2種類の回線
を接続し、その内の一方を任意に使用して、G3モード
でファクシミリ通信するファクシミリ装置が実用されて
いる。
【0003】図2は、従来のこのようなファクシミリ装
置の一例を示している。
【0004】このファクシミリ装置は、PSTNで通信
する場合、切換信号によりスイッチ2a,2bが閉じら
れる。G3モデム1は、伝送制御用の手順信号や画情報
の変調信号を出力する。これらの出力信号は、音声帯域
信号である。PSTNで通信する場合、G3モデム1か
ら出力された音声帯域信号は、スイッチ2a,2線/4
線変換回路3,トランス4およびPSTN制御回路5を
順次通過してPSTN回線に送出される。また、回線か
ら受信した音声帯域信号は、その反対にPSTN制御回
路5,トランス4および2線/4線変換回路3を通過
し、さらにスイッチ2bを介してG3モデム1に入力さ
れる。G3モデム1は、その入力信号が変調信号の場
合、画情報を再生し、手順信号の場合、信号の種類や内
容を読み取る。
【0005】一方、ISDNで通信する場合、切換信号
によりスイッチ2c,2dが閉じられる。この場合、G
3モデム1から出力された音声帯域信号は、スイッチ2
cを介してコーデック6に入力される。その入力信号
は、コーデック6で所定のデジタル信号に変換される。
変換されたデジタル信号は、ISDN通信部7によりI
SDN回線に送出される。また、回線から受信したデジ
タル信号は、コーデック6で音声帯域信号に逆変換され
る。これにより得られた音声帯域信号は、スイッチ2d
を介してG3モデム1に入力される。G3モデム1は、
その入力信号を上記と同様に処理する。
【0006】従来は、このようにPSTNで通信する場
合とISDNで通信する場合とで、信号経路を切り換え
るスイッチ2a〜2dを配設していた。
【0007】この場合、スイッチ2a〜2dには、例え
ば、IC化されているアナログスイッチや電磁リレーな
どを使用していた。このため、スイッチ用部品と共に、
スイッチ回路を制御するための回路などが必要になって
いた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、PST
NとISDNの2種類の回線を任意に使用する従来のフ
ァクシミリ装置は、使用回線に応じて信号経路を切り換
えるために、スイッチ回路や制御回路を備えていたの
で、回路構成が複雑になり、装置コストが高くなるとい
う問題があった。なお、このような問題は、ファクシミ
リ装置に限らず、上記2種類の回線を任意に使用する各
種データ伝送装置において同様であった。
【0009】本発明は、上記の問題を解決し、回路構成
を簡略化し装置コストを低減することができるデータ伝
送装置の信号回路の構成方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、デ
ータを変、復調した音声帯域信号の入出力用として4線
備えたモデムを、2線で入出力するPSTN通信回路
と、4線で入出力するISDN通信回路とに選択的に接
続してデータ伝送するデータ伝送装置において、前記モ
デムから出力される送信用音声帯域信号を前記PSTN
通信回路側に出力する出力用差動増幅器と、前記PST
N通信回路側から入力される受信した音声帯域信号を前
記モデムに入力する入力用差動増幅器とを備え、前記モ
デムに4線を用いて入出力する前記音声帯域信号を2線
に変換して入出力する2線/4線変換回路と、前記モデ
ムから出力される送信用音声帯域信号を入力し、デジタ
ル信号に変換してISDN通信回路側に出力すると同時
に、ISDN通信回路側から入力される受信したデジタ
ル信号を音声帯域信号に逆変換するコーデックとを備え
ると共に、このコーデックから出力される音声帯域信号
を前記2線/4線変換回路の入力用差動増幅器に入力
し、当該入力用差動増幅器から前記モデムに入力するよ
うにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】これにより、スイッチ回路や制御回路が不要に
なるため、回路構成を簡略化して、装置コストを低減す
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係るファクシ
ミリ装置の信号回路の一部分を示す回路構成図である。
図中、図2と同一符号は同一部品あるいは同一部分を示
している。図において、G3モデム1から出力される音
声帯域信号は、抵抗R1を介して差動増幅器OP1の−
側入力端子に入力されると共に、抵抗R2を介してコー
デック6に入力されている。差動増幅器OP1の+側入
力端子はアースされ、+側入力端子と出力端子間には、
抵抗R3が接続されている。差動増幅器OP1の出力端
子は、抵抗R4を介してトランス4の一方の巻線の一端
に接続されている。その巻線の一端は、抵抗R5を介し
て差動増幅器OP2の−側入力端子に接続されている。
【0014】また、コーデック6の音声帯域信号の出力
は、抵抗R6を介して、その−側入力端子に入力されて
いる。その−側入力端子と差動増幅器OP2の出力端子
間には、抵抗R7が接続され、+側入力端子はアースさ
れている。そして、その出力端子は、G3モデム1の音
声帯域信号の入力ラインに接続されている。上記差動増
幅器OP1,OP2および抵抗R1,R3〜R5,R7
は、2線/4線変換回路3を構成している。
【0015】トランス4の上記巻線の他端は、アースさ
れ、他方の巻線はPSTN制御部5に接続されている。
PSTN制御部5には、PSTN回線が接続されてい
る。また、コーデック6は、ISDN通信部7に接続さ
れ、そのISDN通信部7には、ISDN回線が接続さ
れている。
【0016】G3モデム1は、送信する画情報を音声帯
域信号に変調したり、受信された音声帯域信号を復調し
て画情報を再生したりするほか、伝送制御のための手順
信号を送受信するものである。2線/4線変換回路3
は、2線式信号と4線式信号とを相互変換するものであ
る。PSTN制御回路6は、PSTNで通信する際に所
定の回線制御を行なうものである。コーデック6は、音
声帯域信号をデジタル信号に変換するものである。IS
DN通信部7は、ISDNで通信する際に呼制御やデー
タの送受信を行なうものである。
【0017】以上の構成で、本実施例のファクシミリ装
置は、通信動作を実行する場合、PSTNとISDNの
内の一方が選択され、選択された回線でファクシミリ通
信を実行する。
【0018】いま、PSTNが選択されて通信動作が開
始したとすると、PSTN制御回路6は、PSTNの所
定の発着信動作を実行して相手先との通信リンクを形成
する。そして、G3モデム1は、伝送制御用の手順信号
や画情報の変調信号などを出力する。これらの信号は、
音声帯域信号である。
【0019】出力された音声帯域信号は、差動増幅器O
P1で増幅され、トランス4とPSTN制御回路5を介
して相手先に送出される。また、相手先から受信した音
声帯域信号は、PSTN制御回路6とトランス4を介し
て差動増幅器OP2に入力され、ここで増幅されて、G
3モデム1に入力される。G3モデム1は、その音声帯
域信号が手順信号である場合、信号の種類を識別したり
セットされている情報を読み取る。また、画情報の変調
信号である場合、復調して画情報を再生する。
【0020】一方、ISDNが選択されて通信動作が開
始したとすると、ISDN通信部7は、ISDNの所定
の発着信動作を実行して相手先との通信リンクを形成す
る。そして、G3モデム1は、上記と同様に信号の送受
信動作を実行する。この場合、コーデック6は、G3モ
デム1から出力された音声帯域信号を抵抗R2を介して
入力し、その信号を64kbpsのデジタル信号に変換
する。ISDN通信部7は、そのデジタル信号を相手先
に送信する。また、ISDN通信部7は、相手先から送
信されるデジタル信号を受信する。コーデック6は、そ
の受信されたデジタル信号を音声帯域信号に逆変換す
る。逆変換された音声帯域信号は、抵抗R6を介して差
動増幅器OP2に入力される。差動増幅器OP2は入力
された音声帯域信号を増幅する。G3モデム1は、その
音声帯域信号を入力して、上記と同様に動作する。
【0021】このようにして、PSTNとISDNとで
選択的にファクシミリ通信が実行される。
【0022】以上のように、本実施例では、2線/4線
変換回路3,トランス4およびPSTN制御回路5はP
STN用の通信回路、コーデック6およびISDN通信
部7はISDN用の通信回路をそれぞれ構成している
が、G3モデム1から出力される音声帯域信号は、その
2つの通信回路に固定的に入力すると共に、その2つの
通信回路の受信信号は、固定的にG3モデム1に入力す
るように構成している。
【0023】この構成により、PSTNで通信する場合
とISDNで通信する場合とで、信号経路を切り換える
従来のようなスイッチ回路や制御回路が不要になってい
る。これにより、ファクシミリ装置の回路構成を簡略化
して、装置コストを低減することができるようになる。
【0024】また、上記2つの通信回路の受信信号は、
2線/4線変換回路3の回路内で混合するようにしたの
で、信号の混合のために別回路を備えることなく、簡単
な回路で信号の混合を行なうことができる。
【0025】なお、上記実施例では、ファクシミリ装置
を例にとって説明したが、本発明は、PSTNとISD
Nとを選択的に使用する各種データ伝送装置において同
様に適用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、モデム
から出力される音声帯域信号は固定的にPSTN用の通
信回路とISDN用の通信回路とに入力すると共に、そ
れらの通信回路で受信されて出力される音声帯域信号は
固定的にモデムに入力することにより、PSTNでデー
タ伝送する場合とISDNでのデータ伝送する場合とで
信号経路を切り換えるスイッチ回路や制御回路を不要し
たので、回路構成を簡略化して、装置コストを低減する
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の信
号回路の一部分を示す回路構成図である。
【図2】従来のファクシミリ装置の信号回路の一部分を
示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 G3モデム 3 2線/4線変換回路 4 トランス 5 PSTN制御回路 6 コーデック 7 ISDN通信部 OP1,OP2 差動増幅器 R1〜R6 抵抗

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを変、復調した音声帯域信号の入
    出力用として4線備えたモデムを、2線で入出力するP
    STN通信回路と、4線で入出力するISDN通信回路
    とに選択的に接続してデータ伝送するデータ伝送装置に
    おいて、 前記モデムから出力される送信用音声帯域信号を前記P
    STN通信回路側に出力する出力用差動増幅器と、前記
    PSTN通信回路側から入力される受信した音声帯域信
    号を前記モデムに入力する入力用差動増幅器とを備え、
    前記モデムに4線を用いて入出力する前記音声帯域信号
    を2線に変換して入出力する2線/4線変換回路と、 前記モデムから出力される送信用音声帯域信号を入力
    し、デジタル信号に変換してISDN通信回路側に出力
    すると同時に、ISDN通信回路側から入力される受信
    したデジタル信号を音声帯域信号に逆変換するコーデッ
    クとを備えると共に、 このコーデックから出力される音声帯域信号を前記2線
    /4線変換回路の入力用差動増幅器に入力し、当該入力
    用差動増幅器から前記モデムに入力するようにしたこと
    を特徴とするデータ伝送装置。
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