JP3153331U - ビーフジャーキー - Google Patents

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Abstract

【課題】製造業者が容易にパッケージングすることができ、消費者が食べやすい形状に任意に分割することが可能なビーフジャーキーを提供する。【解決手段】ビーフジャーキーに貫通孔を設けた。貫通孔は2つ以上設けてもよく、孔の形状は任意のものであってよい。ビーフジャーキーをシート状にして、貫通孔を無数に設けてもよい。貫通孔は、カッターにより、または凹凸のあるローラーで圧力を掛けることにより形成することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、ビーフジャーキーの形状に関する。
牛肉の加工製品としてビーフジャーキーがある。主にお酒のつまみ、登山や釣りなどのレジャー用食品として食されている。ビーフジャーキーは、通常、冷凍された原料肉を解凍した後、適当な厚さに薄く切り、調味料と混ぜて熟成させてから熱風乾燥することにより製造される。
乾燥させる工程を経るので、製造されたビーフジャーキーは、肉質から多くの水分が蒸発されており、肉質が堅く、千切り難い。そのため、たとえば老人のように歯の弱い人は噛み切れないという問題点があった。
このような問題点を解消するために、ビーフジャーキーを予め細かく分割して製品化することが考えられる。
特開平8−38106
しかしながら、あまり細かくしすぎるとパッケージングの際に手間がかかるという問題点があった。
そこで、シート状のビーフジャーキーにスリットを入れることでビーフジャーキーを細くし、これによって食べ易くするということが考えられた(特許文献1参照)。具体的には、図6に示すように、ビーフジャーキー61に多数のスリット64を入れ、ビーフジャーキー61を細片部62と結合部63から構成されるようにすることが考えられた。
しかしながら、このビーフジャーキー61によれば、細片部62がパッケージング前やパッケージング後の輸送時に千切れてしまうと製品として不適格となるので、細片部62を細くするのには限界があった。また、安定性を持たせるために、結合部63の幅を細片部62の幅より広くする必要があるため、たとえば、歯の弱い老人は細片部62を食することができたとしても、結合部63を食することができないという問題点があった。
そこで、本考案は、パッケージングが容易であるとともに、食べやすい形状に分割可能なビーフジャーキーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のビーフジャーキーは、貫通孔が設けられたことを特徴とする。
請求項2に記載のビーフジャーキーは、前記ビーフジャーキーはシート状をしていることを特徴とする。
請求項3に記載のビーフジャーキーは、前記貫通孔は無数に設けられたことを特徴とする。
請求項4に記載のビーフジャーキーは、前記貫通孔は刃物により開けられたことを特徴とする。
請求項5に記載のビーフジャーキーは、前記貫通孔は圧力を掛けることにより設けられたことを特徴とする。
請求項6に記載のビーフジャーキーは、前記圧力は凹凸のあるローラーにより掛けられたことを特徴とする。
本考案のビーフジャーキーによれば、貫通孔が設けられているので、ビーフジャーキーを食べ易く小さいサイズにカットする工程が不要となり、1つのビーフジャーキーとして扱うことができるので、パッケージングを容易化することができる。
また、この貫通孔を介して千切るように力を加えれば、ビーフジャーキーを小さくすることができるので、消費者は任意に食べ易い形状に分割できる。
図1は、本考案に係るビーフジャーキーの第1実施形態を示す図である。 図2は、本考案に係るビーフジャーキーの第1実施形態の変形例を示す図である。 図3は、本考案に係るビーフジャーキーの第2実施形態を示す図である。 図4は、本考案に係るビーフジャーキーの第3実施形態を示す図である。 図5は、本考案の第4実施形態に係るビーフジャーキーを製造するために用いることができるローラーを示す図である。 図6は、従来のビーフジャーキーを示す図である。
以下、図面を参照して、本考案のビーフジャーキーを実施するための形態について説明する。
(第1実施形態)
A.形状
図1は、本考案の第1実施形態に係るビーフジャーキー11を示す図である。
ビーフジャーキー11は、連結部14、15を介して連結された肉片部12、13を備える。
肉片部12、13と連結部14、15とに囲まれて、ビーフジャーキー11の表裏を貫通する貫通孔16が1つだけ形成されている。凹部17、18もビーフジャーキー11の表裏を貫通する。
ここで、貫通孔とは、周囲が囲まれている孔をいう。したがって、凹部17、18のように周囲が囲まれていない部分は貫通孔でない。孔の形状は、図2等に即して述べるように、特に限定されない。
図2は、第1実施形態の変形例であるビーフジャーキー21を示す。
ビーフジャーキー11と同様に、ビーフジャーキー21は、肉片部22、23、連結部24、25を備えており、貫通孔26、凹部27、28が形成されている。
形成される貫通孔と凹部の形状は、このように様々のものがありうる。
B.製法
このようなビーフジャーキー11、21は、以下の工程を経て製造することができる。
工程1:1次解凍と不要部分の除去
冷凍保存された原料肉から筋膜や脂肪を除去する。正確にスライスできるように、適当な温度で1次解凍する。
工程2:スライス
1次解凍された原料肉を6〜7mmの厚さにスライスする。
工程3:2次解凍と塩漬
スライスした肉を2次解凍し、食塩、砂糖、亜硝酸塩等からなるピックル液に漬けて塩漬する。用いる肉の部位によっては、塩漬効果を高めるために、タンブラーで物理的な力を与えて筋繊維組織を緩めながら塩漬してもよい。
工程4:熟成
10℃以下で10〜16時間低温熟成する。
工程5:1次乾燥
熟成した肉を、次の工程6を適切に行うことができる程度まで乾燥させる。
工程6:成形
乾燥させた肉を所望の形状に成形する。
たとえば、図1又は図2のビーフジャーキー11、21の形状であれば、これらの形状を形成するのに適した食肉用のカッターを用いて成形する。
工程7:2次乾燥
温度と乾燥時間によって色と質感が決まる。たとえば、70℃の環境で6時間、温度調整と湿度調整が可能な熱風乾燥器を利用して乾燥させる。太陽光により乾燥させる場合には、より長い時間乾燥させる必要がある。
工程8:包装
2次乾燥終了後、真空パックに封入して包装する。
以上の工程を経て製造されたビーフジャーキー11は、連結部14、15で連結されているので、1つのビーフジャーキーとして扱うことができる。
そのため、上記の工程8でビーフジャーキー11をパッケージングする際に封入し易くなるので、製造効率を改善することができる。
また、連結部14、15が千切れるように力を加えることにより肉片部12、13を分割することができるので、消費者はビーフジャーキー11のまま大きいサイズで食べるか、肉片部12、13に分割して食べるかという選択ができ、食の楽しみが向上される。
また、肉片部12、13は、連結部14、15という2点を介して連結されているので、肉片部12、13の安定感が増す。したがって、図6の結合部63のように連結部14、15を幅広にする必要がなくなるので、歯の弱い老人にとって食べ切れない部分ができてしまうということがなくなる。
同様のことがビーフジャーキー21についてもいえる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係るビーフジャーキー31を示す図である。
ビーフジャーキー31は全体的にシート状をしており、肉部32を備え、多数の貫通孔33が形成されている。
ここで、シート状とは、縦と横の長さが、それぞれ5cmと3cm以上であることをいう。
このように、第1実施形態と異なり多数の貫通孔33が形成されているので、肉部32を自由な形状に裂くことができる。したがって、第1実施形態に比して食の楽しみが一層向上されるといえる。
製造方法は第1実施形態とほぼ同一であり、工程6で多数の孔を設けるという点で異なる。孔は、第1実施形態と同様に、カッターを用いて形成することができる。
(第3実施形態)
図4は、本発明の第3実施形態に係るビーフジャーキー41を示す図である。
ビーフジャーキー41は全体的にシート状をしており、肉部42を備え、多数の貫通孔43が形成されている。
ビーフジャーキー41は、第2実施形態のビーフジャーキー31と同様、多数の貫通孔43が形成されているので、肉部42を自由な形状に裂くことができる。したがって、第1実施形態に比して食の楽しみが一層向上されるといえる。
ビーフジャーキー41も第1実施形態及び第2実施形態とほぼ同一の工程で製造されるが、工程6においてどのように穴を設けるかという点で異なる。
端的には、貫通孔43は、図5に示すような凹凸のあるローラー51により押圧することで形成される。山部52と谷部53の高低差は、原料肉が7mmの厚さであれば、たとえば6.7mmとすることができ、山部52と谷部53により凹凸が形成される。
原料となる牛肉を不図示の台の上に置いて山部52と谷部53を備えたローラー51で押圧すると、山部52で押される部分は強く押され、谷部53で押される部分は弱く押される。
そのため、谷部53で押される部分は肉の密度が高く肉部42のようになる。他方、山部52で押される部分は肉の密度が低くなり、肉が糸状になった多数の糸状部44が形成されるとともに、多数の貫通孔43も形成される。この糸状の肉とは、肉の繊維が露出したものと考えられる。
隣接する肉部42同士はこの多数の糸状部44によって連結された状態となっている。
確実に糸状部44を形成するためには、山部52に、たとえば1mm程度の高低差の波状部を形成するとよい。
また、隣接する肉部42同士を強固に連結させる部分を形成するためには、山部52に、山部52と谷部53との間の中間の高さ(たとえば3mm)程度の不図示の準谷部を設けるとよい。
以上の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請求の範囲を限定するためのものでない。たとえば、肉の厚さが何mmかということは、これが実用新案登録請求の範囲に記載されない限り、本考案を限定する要素とならない。
また、本考案の技術的思想の範囲内で様々な変形例が考えられるが、これらの変形例は本考案の技術的思想の範囲から除外されてはならない。
たとえば、上記の説明では、ビーフジャーキー31に形成される貫通孔33はカッターで形成可能であると説明した。
しかしながら、多数の丸型の凹凸が設けられたローラーで押圧することにより貫通孔を形成してもよい。
また、貫通孔を複数形成する場合は、それぞれの形状が異なっていてもよい。
11、21、31、41 ビーフジャーキー
16、26、33、43 貫通孔
51 ローラー

Claims (6)

  1. 貫通孔が設けられたビーフジャーキー。
  2. 前記乾燥肉はシート状をしている請求項1に記載のビーフジャーキー。
  3. 前記貫通孔は2つ以上設けられた請求項1又は2に記載のビーフジャーキー。
  4. 前記貫通孔はカッターにより開けられた請求項1乃至3に記載のビーフジャーキー。
  5. 前記貫通孔は圧力を掛けることにより設けられた請求項1乃至3に記載のビーフジャーキー。
  6. 前記圧力は凹凸のあるローラーにより掛けられた請求項5に記載のビーフジャーキー。
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