JP3153054B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式、静電記録
方式等の複写機、プリンタなどの画像形成装置に関し、
特に、像担持体上に順次に形成される複数のカラー可視
画像を記録材上に順次に重ね転写して多色画像を得るカ
ラー画像形成装置に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、異なる色の現像剤(トナー)
をそれぞれ収納する複数の現像器を備え、電子写真法を
用いて、帯電、露光、現像の各行程によって像担持体と
しての感光体ドラム上に可視画像(トナー像)を形成
し、該トナー像を記録材上に転写する行程を複数回繰り
返すことによって、記録材上に複数色のトナー像を重ね
転写し、該重ね画像を定着手段にて溶融固着してフルカ
ラーやマルチカラーの多色画像を得るカラー画像形成装
置が多く使用されている。
【0003】従来の電子写真方式のカラー画像形成装置
のうちで、転写ドラムを備え、複数回の記録サイクルに
より多色画像を形成するカラー画像形成装置の全体構成
を図25に概略的に示す。
【0004】給紙部101から給紙された記録材102
は、その先端を転写ドラム103のグリッパ103fに
より挟持されて、転写ドラム103の外周に保持され
る。像担持体としての感光体ドラム1上に光学ユニット
107により各色毎に順次に形成された潜像、例えばイ
エロー、シアン、マゼンタ、及びブラックの画像情報に
対応する潜像は各色現像器、即ちイエロー、シアン、マ
ゼンタ、及びブラックのトナーをそれぞれ収容した現像
器Dy、Dc、Dm、及びDkにより順次に現像されて
可視像化され、転写ドラム103の外周に保持された記
録材102上に順次に複数回(本例では4回)転写され
て多色画像が形成される。その後、記録材102は転写
ドラム103より分離されて定着ユニット104で定着
され、排紙部105より排紙トレイ部106に排出され
る。
【0005】ここで、各色現像器Dy、Dc、Dm、及
びDkは装置本体に対して着脱自在なカートリッジとし
て構成されており、そのカートリッジの両端に回転支軸
111y、111c、111m、及び111kを有し、
それぞれが該回転支軸111y〜111kを中心に回転
可能に現像器選択機構部108に保持される。また、現
像器選択機構部108もその両端に回転支軸110を有
し、この回転支軸110を中心にして回転し、選択した
現像器を感光体ドラム1と対向する現像位置に移動させ
る。この際、各現像器はその姿勢を一定に維持した状態
で現像器選択機構部108の回転により回転し、現像位
置に移動する。なお、上記回転支軸110は選択機構保
持フレーム109に固定されている。
【0006】選択された現像器が現像位置に移動後、現
像器選択機構部108は、選択機構保持フレーム109
がソレノイド109aの作動によってその支点109b
を中心にして時計方向に回動することによって、各現像
器と一体で感光体ドラム1方向へ移動、位置決めされ、
現像位置の現像器の現像スリーブが感光体ドラム1に近
接又は当接状態となる(図示の例ではイエロー現像器D
yの現像スリーブが感光体ドラム1に当接した状態にあ
る)。
【0007】ところで、各現像器のカートリッジには受
電部材(電気接点)120y、120c、120m、1
20kがそれぞれ設けられており、一方、装置本体の現
像部には給電部材(電気接点)112が設けられてお
り、現像位置に移動した現像器が位置決めのために、上
述したように感光体ドラム方向へ移動されることにより
この現像器の受電部材(本例では現像器Dyの受電部材
120y)と装置本体の給電部材112が電気的に接続
され、現像器に現像動作用の所定の電圧が印加されるよ
うに構成されている。
【0008】また、この種の多色画像形成装置において
は、図26に示すように、現像器に印加される高圧を発
生する高圧制御回路203にCPU201から供給され
る制御入力信号は、高圧制御回路203の出力を能動と
するか、非能動とするかの制御信号(オン、オフ信号)
のみで構成されており、図15の(ハ)に示すように、
高圧接点部材が機械的に接触する位置に到達した時点
で、高圧制御回路203の制御入力信号を能動とし、所
定レベルの高圧信号を印加する構成となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、現像位置に移動した現像器の像担持体
方向への位置決め動作終了後、若しくはその途中からし
か現像器に対する電気的な接続がなされないために、現
像器が像担持体に近接する前には通電することができな
いという問題や、現像器に所定の電圧を印加するために
は装置本体の電源の立ち上がり時間が必要とされるが、
現像器との接続後に装置本体の電源をオンするため、こ
の電源の立ち上がり時間の間は現像を行なうことができ
ず、現像可能となるまでに時間がかかるという問題もあ
った。
【0010】また、上記従来例においては、高圧接点部
材がチャタリングを起こしている状態で所定の高圧を印
加しなければならず、このとき高圧接点部材のチャタリ
ングによりスパークノイズが発生し、装置の誤動作を誘
発してしまうという欠点があった。(図15において、
(イ)は機械的に接点が接触するタイミングを示し、
(ロ)は接点が接触し始めて接点がオン、オフの状態を
繰り返している様子、即ち、チャタリングを起こしてい
る様子を示しており、このとき電気的に不安定な状態で
あるためにスパークノイズが発生してしまう。)さら
に、上記現象を回避するために、図15の(ニ)に示す
ように、高圧接点部材のチャタリングが完全におさまっ
た状態を待機して所定電圧の高圧を印加しようとする
と、その分のタイムロスが生じ、限られた時間以内に所
定現像器を選択し、高圧印加可能な状態にするには上記
タイムロス分、現像器選択機構の応答性を速めなければ
ならず、これに対処するには駆動源となるモータのパワ
ーを高くすることになり、必然的に、コスト上昇、及び
消費電力の増加をまねくという欠点があった。(接点が
電気的に安定した状態になるのを待機して図15の
(ニ)に示すように所定の高圧信号を印加できるまでに
は数十msから数百msの待機時間Tが必要である。)
【0011】その上、上述のように現像カートリッジの
現像ユニット41が開口し、接点部材44yが密閉され
てない状態においては、図27に示すように、例えば現
像スリーブ43と高圧電源15との接続がなされている
現像位置にある現像カートリッジDyに高圧電源15か
ら印加された高電圧によって飛翔した現像剤の一部が飛
散、或はこぼれ落ちて、その下部に配置されている現像
カートリッジDkの現像ユニット41の接点部材44k
に融着し、この接点部材44kが導通不良を起こすとい
う問題があった。
【0012】従って、本発明の1つの目的は、選択され
た現像器が現像位置の近傍にまで移動したときにその自
転動作、更には、移動動作により現像器と装置本体間の
電気的接続がなされ、この電気的接続が現像器の像担持
体方向への移動時にも保持されるようにし、現像器が像
担持体へ近接する前に現像器への通電や、装置本体の電
源をオンすることができるようにした画像形成装置を提
供することである。
【0013】本発明の他の目的は、高圧制御回路の出力
電圧を制御する手段を設け、印加すべき高圧信号を、電
圧レベルの低い値から徐々に所定の電圧レベルに上昇す
るように、制御することにより、高圧接点部材が電気的
に完全に接触した状態(チャタリングが完全におさまっ
た状態)を待機しなくても信号の印加を可能にし、現像
器選択機構の応答性を速める必要をなくした画像形成装
置を提供することである。
【0014】本発明のさらに他の目的は、現像剤を反発
するに足る電荷を帯電する帯電部材を現像器の接点部材
の近傍に配置することにより、他の現像器から飛散し
た、或はこぼれ落ちた帯電現像剤を電気的に反発して接
点部材に融着しないようにし、接点部材の電気的接続不
良を防止した画像形成装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置によって達成される。要約すれば、本発明
は、第1の態様においては、現像剤収納部と像担持体に
現像作動を行う現像手段とを一体的にカートリッジ化し
た現像カートリッジを複数備え、この複数の現像カート
リッジは、前記現像剤収納部にそれぞれ異なる色の現像
剤を収納し、装置本体よりそれぞれ着脱自在であり、該
複数の現像カートリッジが像担持体軸と平行な軸の周囲
に該軸を中心として回転可能に配置され、前記像担持体
に対向した位置に現像カートリッジを回転移動し、かつ
該現像カートリッジを前記像担持体方向に移動位置決め
し、順次現像するように構成された画像形成装置におい
て、前記各現像カートリッジが自転可能に構成されてお
り、選択された現像カートリッジの回転停止位置近傍で
その自転動作により該現像カートリッジと装置本体間の
電気的接続がなされ、該現像カートリッジの前記像担持
体方向への移動時もその接続が維持されるか、或いは、
選択された現像カートリッジの回転停止位置近傍でその
回転移動動作及び自転動作により該現像カートリッジと
装置本体間の電気的接続がなされ、該現像カートリッジ
の前記像担持体方向への移動時もその接続が維持される
ことを特徴とする画像形成装置である。
【0016】また、第2の態様においては、本発明は、
現像剤収納部と像担持体に現像作動を行う現像手段とを
一体的にカートリッジ化した現像カートリッジを複数備
え、この複数の現像カートリッジは、前記現像剤収納部
にそれぞれ異なる色の現像剤を収納し、装置本体よりそ
れぞれ着脱自在であり、該複数の現像カートリッジが像
担持体軸と平行な軸の周囲に該軸を中心として回転可能
に配置され、前記像担持体に対向した位置に現像カート
リッジを回転移動し、かつ該現像カートリッジを前記像
担持体方向に移動位置決めし、順次現像するように構成
されており、選択された現像カートリッジの回転停止位
置近傍でその回転移動動作により該現像カートリッジと
装置本体間の電気的接続がなされ、該現像カートリッジ
の前記像担持体方向への移動時もその接続が維持される
画像形成装置において、前記現像カートリッジに印加さ
れる電気信号の電圧レベルを制御する出力電圧制御手段
を具備し、前記現像カートリッジと装置本体間の電気的
接続がなされた時点において、低電圧レベルの電気信号
を印加し、該印加電気信号を徐々に増加せしめて所定の
電圧レベルに移行させるように制御することを特徴とす
る画像形成装置である。
【0017】さらに、第3の態様においては、本発明
は、現像剤収納部と像担持体に現像作動を行う現像手段
とを一体的にカートリッジ化した現像カートリッジを複
数備え、この複数の現像カートリッジは、前記現像剤収
納部にそれぞれ異なる色の現像剤を収納し、装置本体よ
りそれぞれ着脱自在であり、該複数の現像カートリッジ
が像担持体軸と平行な軸の周囲に該軸を中心として回転
可能に配置され、前記像担持体に対向した位置に現像カ
ートリッジを回転移動し、かつ該現像カートリッジを前
記像担持体方向に移動位置決めし、順次現像するように
構成された画像形成装置において、選択された現像カー
トリッジの回転停止位置近傍でその現像剤担持体に高電
圧を印加するための電圧印加手段と、該電圧印加手段と
前記現像剤担持体とを電気的に接続する接続手段と、該
接続手段の近傍に該接続手段とは電気的に絶縁され、か
つ前記電圧印加手段により帯電された現像剤を反発する
に足る同電位の電圧が印加される帯電手段と、該帯電手
段に印加された電圧を保持する保持手段とを具備するこ
とを特徴とする画像形成装置である。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の参考例及
び実施例について詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明を適用することのできる、
転写ドラムを備え、複数回の記録サイクルにより多色画
像を形成する電子写真方式のカラー画像形成装置の全体
構成を示す概略図である。なお、上記図25に示した従
来の電子写真方式のカラー画像形成装置と対応する部
材、部品、素子等には同一符号を付して説明する。
【0020】画像形成装置は、像担持体としての感光体
ドラム1とこの感光体ドラム1を一様に帯電する帯電部
材としてのローラ帯電器2及び感光体ドラム1上に残留
する現像剤(トナー)等をクリーニングするクリーナ3
とが一体的にカートリッジ化され、装置本体に対して着
脱自在に構成されたドラム・クリーナユニットCを含
み、また、各色現像器(本実施例ではイエロー、シア
ン、マゼンタ、ブラック4色の現像器)もそれぞれ装置
本体に対して独立に着脱自在な現像カートリッジDy、
Dc、Dm、Dkとして構成されている。
【0021】図1に示す構成において、給紙部101か
ら給紙された記録材102は、その先端を転写ドラム1
03のグリッパ103fにより挟持されて、転写ドラム
103の外周に保持される。像担持体としての感光体ド
ラム1上に光学ユニット107により各色毎に順次に形
成された潜像、例えばイエロー、シアン、マゼンタ、及
びブラックの画像情報に対応する潜像は各色現像器、即
ちイエロー、シアン、マゼンタ、及びブラックのトナー
をそれぞれ収容した現像ユニットを有する現像カートリ
ッジDy、Dc、Dm、及びDkにより順次に現像され
て可視像化され、転写ドラム103の外周に保持された
記録材102上に順次に複数回(本例では4回)転写さ
れて多色画像が形成される。その後、記録材102は転
写ドラム103より分離されて定着ユニット104で定
着され、排紙部105より排紙トレイ部106に排出さ
れる。
【0022】ここで、各色現像カートリッジDy、D
c、Dm、及びDkはその両端に回転支軸111y、1
11c、111m、及び111kを有し、それぞれが該
回転支軸111y〜111kを中心に回転可能に現像器
選択機構に保持される。
【0023】上記現像器選択機構は、感光体ドラム1の
軸に平行な回転支軸110を中心として回転可能な1対
の板状の現像カートリッジ保持部材131と、現像部以
外で現像カートリッジを該保持部材131に保持させる
ため、保持部材131の周囲をドラム・クリーナユニッ
トC及び転写ドラム103の個所を除いて取り囲む、装
置本体に固定された円弧状のガイド部材132と、現像
カートリッジを現像位置においてドラム・クリーナユニ
ットCの感光体ドラム1方向に加圧し、位置決めするた
めの加圧部材113と、保持部材131を回動させて現
像カートリッジを現像位置に選択移動させるための制御
・駆動機構と、各現像カートリッジを特定の姿勢に維持
するための現像器姿勢制御機構等により構成されてい
る。なお、上記回転支軸110は装置本体に固定されて
いる。
【0024】次に、上記ドラム・クリーナユニットCに
ついて図2〜図6を参照して説明する。ドラム・クリー
ナユニットCは、図2に示すように、画像形成装置本体
内の1対の側板100(前面側板のみを図示する)に設
けた装着口100aに、外方からスラスト方向(側板1
00の面に対し垂直方向)に挿入することにより、一対
の側板100間に装着される。その後、ドラム・クリー
ナユニットCの前面側板100から露出した部分に廃ト
ナー容器4が装着される。一方、ドラム・クリーナユニ
ットCの取り外しは、まず、廃トナー容器4を取り外
し、ドラム・クリーナユニットCを前面側板100の外
方へ引き出すことによって行なえる。かくして、ドラム
・クリーナユニットCは装置本体に対して着脱自在に取
り付けられている。
【0025】なお、装置本体の前面側の図示しない外板
(図1の紙面の前面)の対応した位置には、ドラム・ク
リーナユニットC及び廃トナー容器4を装置本体に出入
可能にするための図示しない出入口が設けられている。
【0026】ドラム・クリーナユニットCは、図3〜図
5に示すように、装置本体への装着前には、感光体ドラ
ム1の外部に露出した下側部分(ほぼ半体)が保護部材
6で覆われ、感光体ドラム1が保護されている。この保
護部材6は上面が開口したほぼ半円筒形状をしており、
その先端部にはフランジ状の突起6aが設けられてい
る。この保護部材6は両側縁に沿って形成された突出部
6bが、ドラム・クリーナユニットCに設けられた切欠
き溝21aに挿入されることにより、ドラム・クリーナ
ユニットCに取付けられている。
【0027】しかして、装置本体へのドラム・クリーナ
ユニットCの装着時に、ドラム・クリーナユニットCを
側板100の装着口100aに挿入すると、図4に示す
ように、保護部材6の先端部(挿入方向前方端部)に設
けられた突起6aが側板100に当たって保護部材6が
ドラム・クリーナユニットCから外れるようになってい
る。
【0028】また、ドラム・クリーナユニットCのクリ
ーナ3は、図6に示すように、感光体ドラム1の表面か
ら残留トナー等を除去するクリーニング部材3a、除去
されたトナーを撹拌、搬送する撹拌部材3b及び廃トナ
ー容器4へトナーを送るトナー搬送部材3cとを備えて
いる。さらに、ドラム・クリーナユニットCの廃トナー
容器4側(手前側)の側板21には2つの位置決め用の
突起5、5′が形成されており、ドラム・クリーナユニ
ットCを装置本体へ装着したときにこれら突起5、5′
が装置本体の前面側板100に形成された位置決め用の
孔100b(図4に1つのみ見える)に嵌合してドラム
・クリーナユニットCが装置本体の側板100に位置決
めされるようになっている。
【0029】次に、現像カートリッジについて説明す
る。各現像カートリッジは同じ構成を有するので代表例
として1つの現像カートリッジDyについて図7〜図9
を参照して説明する。
【0030】現像カートリッジDyは現像ユニット41
とほぼ円筒状の支持部材42とによって構成されてい
る。支持部材42には、図9に示すように、現像ユニッ
ト41の現像剤担持体である現像スリーブ43が感光体
ドラム1に近接又は当接できるように、開口部42bが
形成されている。この開口部42bは現像カートリッジ
保持部材131の回転により現像カートリッジDyが現
像位置に移動されたときに現像スリーブ43が感光体ド
ラム1と近接又は当接できる位置にある。また、現像ユ
ニット41には接点部材44が設けられており、その一
端は現像スリーブ43と接触しており、現像スリーブ4
3に電気的に接続されている。
【0031】上記接点部材44の他端は現像カートリッ
ジDyが現像位置の近傍に回転移動されたときに装置本
体の現像部近傍に設けられた接点部材46と電気的に接
触する。この接点部材46は、図11に示すように、現
像する現像カートリッジの回転移動軌跡及び感光体ドラ
ム1方向への移動軌跡に沿った形状を有しており、従っ
て、両者の電気接触状態は現像カートリッジDyが現像
部近傍に来たときから始まり、そして現像動作を行なっ
て現像部を離れるまで続き、これにより装置本体の電源
から現像カートリッジDyの現像スリーブ43に所定の
現像バイアス電圧が印加されるようになっている。
【0032】図8に示すように、現像ユニット41はそ
の内部が仕切り板によってトナーを収容するトナー収納
部41Aと現像スリーブ43、ブレード51、塗布ロー
ラ52等を収容する現像部41Bとに大きく区分されて
いる。現像スリーブ43は感光体ドラム上の潜像を現像
するためにトナーを担持する現像剤担持体であり、ブレ
ード51は現像スリーブ43上のトナーを帯電させると
同時に現像スリーブ43にトナーを均一に塗布する現像
剤層厚規制・電荷付与部材として機能する。塗布ローラ
52は現像部41B内のトナーを回転運動により現像ス
リーブ43に供給、塗布する。一方、トナー収納部41
A内には現像剤を現像部41Bに搬送するとともに撹拌
する搬送・撹拌部材53が設けられている。
【0033】支持部材42の両端部には、上記開口部4
2bが設けられた側とは対向する側に、図1に示すカー
トリッジ保持部材131の収納穴131b内に設けられ
た段部131aに対応する脚部42aが設けられてお
り、これら脚部42aが段部131aに当接することに
より、収納穴131b内に収容された現像カートリッジ
Dyの支持部材42が保持部材131に対し非回転に保
持される。また、支持部材42の脚部42aと収納穴1
31bの段部131aは現像部において現像カートリッ
ジDyを位置決めする際、図8に矢印で示すように、現
像カートリッジDyを感光体ドラム1方向へ真直ぐに移
動させるためのガイドとしても機能する。なお、他の現
像カートリッジDc、Dm、Dkも図示する現像カート
リッジDyと同一の構成を有することは言うまでもな
い。
【0034】この現像カートリッジDyは、現像ユニッ
ト41を所定の姿勢(本実施例では図1に示す姿勢)に
して、カートリッジ保持部材131の収納穴131b内
に収容して保持部材108に装着される。
【0035】なお、現像カートリッジDyは、図7に矢
印で示すように、現像器選択機構部に対してスラスト方
向から挿入され、挿入方向の先端側の回転支軸111y
aの偏平形状の先端部が現像器姿勢制御機構の1つのギ
ア47に取り付けられた位置決め部材48の水平方向の
溝に嵌合することによって現像カートリッジDyの姿勢
が決定される。勿論、他の現像カートリッジDc、D
m、Dkも同様にして現像器選択機構部に装着される。
各現像カートリッジの姿勢は、現像器選択機構部の回転
支軸110を中心としてこれと一体に回転する円板状の
支持部材50に取り付けられた遊星歯車機構の一部を構
成する現像器姿勢制御機構のギア47、49により、一
定に保持されて現像部に回転移動される。
【0036】上記現像器姿勢制御機構の一例を図10に
示す。現像器選択機構部の回転支軸110を中心として
これと一体に回転する円板状の支持部材50の内側に
は、各現像カートリッジの現像ユニット41の駆動機構
を構成する互いに噛合したギア47、49が各現像カー
トリッジに対応して設けられており、また、回転支軸1
10には各ギア49に噛合するギア8が非回転に固定設
置され、これらギア8、49及び47により遊星歯車機
構が構成されている。上記の各ギア47の現像カートリ
ッジ側には、図7を参照して上述したように、一端が開
口した水平方向の溝48aを有する位置決め部材48が
取り付けられており、該位置決め部材48の溝48a内
に、カートリッジ保持部材131に装着された各現像カ
ートリッジの現像ユニット41の回転支軸の偏平形状の
先端部が嵌合される。
【0037】上記の制御機構によれば、現像カートリッ
ジを移動するために、カートリッジ保持部材131を現
像部に向けて回転させると、支持部材50がこれと一体
に回転し、その反力で、ギア8が固定であるので、ギア
49及びギア47が遊星運動をして、支持部材50の位
置決め部材48が反対方向に回転し、その溝48aが水
平方向の位置に維持される。従って、現像ユニット41
は現像カートリッジの移動に拘わらず常に一定姿勢に維
持される。
【0038】上述のように、本参考例によれば、選択さ
れた現像カートリッジが感光体ドラムと対向する現像部
近傍の回転停止位置に達すると、その回転動作により現
像カートリッジと装置本体間の電気的接続がなされ、現
像カートリッジの感光体ドラム方向への移動時にもこの
電気接続は維持されるので、現像器の感光体ドラムへの
近接以前に現像器への通電や、電源のオンが可能とな
り、現像可能となるまでの時間が短縮でき、従って、現
像器の切り換え時間が短縮できる。また、不用な現像剤
の感光体ドラムへの移動を防止でき、機能の向上、画質
の向上に大いに効果がある。
【0039】次に本発明の第1の実施例について説明す
る。
【0040】図12は、同じく転写ドラムを備え、複数
回の記録サイクルにより多色画像を形成する電子写真方
式のカラー画像形成装置に本発明を適用した第1の実施
例の全体構成を示す概略図である。本実施例では、各現
像カートリッジDy、Dc、Dm、Dkのほぼ円筒状の
支持部材42に接点部材23が設けられており、各現像
カートリッジDy、Dc、Dm、Dkが現像部近傍に回
転移動されたときに、各現像カートリッジの現像ユニッ
ト41の上述した接点44が現像ユニット41の支持部
材42の接点23にその内側から当接して両電気接点2
3、44が互いに電気的に接続されるようになってい
る。
【0041】また、装置本体の現像部近傍に設けられた
給電のための接点部材24が現像部近傍に回転移動され
た現像カートリッジの支持部材42の接点部材23に電
気的に接続され、この3つの電気接点23、24、44
の電気接続は、現像カートリッジが現像部近傍の位置に
到達し、その後回転を停止して現像動作を行ない、現像
動作終了後に現像部近傍の位置を離れるまで続き、これ
により装置本体の電源から現像カートリッジの現像スリ
ーブ43に所定の現像バイアス電圧が印加されるように
なっている。
【0042】ここで、各現像カートリッジの現像ユニッ
ト41はその支持部材42に対して回転するために、図
12に示すように接点部材23を支持部材42に対して
配置することにより、現像部近傍のみで現像ユニット4
1の接点44を支持部材42の接点部材23に電気的に
接触させることができる。
【0043】本実施例においても上記参考例と同等の作
用効果が得られることは明白であるので、その説明を省
略する。
【0044】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。
【0045】図13は、同じく転写ドラムを備え、複数
回の記録サイクルにより多色画像を形成する電子写真方
式のカラー画像形成装置に本発明を適用した第2の実施
例の全体構成を示す概略図である。本実施例では、各現
像カートリッジDy、Dc、Dm、Dkのほぼ円筒状の
支持部材42に開口部25を設け、各現像カートリッジ
Dy、Dc、Dm、Dkが現像部近傍に回転移動された
ときに、各現像カートリッジの現像ユニット41の上述
した接点44がこの開口部25から外方へ突出するよう
になっている。また、現像器選択機構の現像カートリッ
ジ保持部材131には一体にほぼかぎ十字形状の接点部
材26が設けられており、この接点部材26の各端部の
接触部片26aが上記支持部材42の開口部25を覆う
ように配置されている。
【0046】従って、各現像カートリッジが現像部近傍
に回転移動されると、現像ユニット41の接点44が支
持部材42の開口部25から外部へ突出し、現像カート
リッジ保持部材131に設けられた接点部材26の接触
部片26aにその内側から当接して両電気接点26a、
44が互いに電気的に接続される。この2つの電気接点
26a、44の電気接続は、現像カートリッジが現像部
近傍の位置に到達し、その後回転を停止して現像動作を
行ない、現像動作終了後に現像部近傍の位置を離れるま
で続くように、支持部材42の開口部25の形状、寸法
及び配置位置が設定されている。
【0047】一方、装置本体の電源と接点部材26の回
転中心部26bとは電気的に接続されており、現像ユニ
ット41の接点44が接点部材26の接触部片26aに
電気的に接触すると、装置本体の電源から所定の現像バ
イアス電圧が現像カートリッジの現像スリーブ43に印
加されるようになっている。
【0048】ここで、各現像カートリッジの現像ユニッ
ト41はその支持部材42に対して回転するために、図
13に示すように開口部25を支持部材42に対して配
置することにより、現像部近傍のみで現像ユニット41
の接点44を接点部材26の接触部片26aに電気的に
接触させることができる。
【0049】本実施例においても上記参考例と同等の作
用効果が得られることは明白であるので、その説明を省
略する。
【0050】次に、同じく転写ドラムを備え、複数回の
記録サイクルにより多色画像を形成する電子写真方式の
カラー画像形成装置に本発明を適用した第3の実施例に
ついて説明する。なお、本実施例のカラー画像形成装置
の全体構成、各種の部材、部品等の構成、形状、動作態
様等は図1〜図11を参照して既に詳述したので、ここ
では図示せず、また、その説明も省略するが、前述した
ように、装置本体の現像部近傍には、図11に示したよ
うに、現像する現像カートリッジ(現像器)の回転移動
軌跡及び感光体ドラム方向への移動軌跡に沿った形状を
有する接点部材46が設けられており、この接点部材4
6と現像カートリッジの現像ユニット41の接点44と
が直接電気的に接続されて、或は図12及び図13に示
したようにして電源と現像カートリッジの接点44とが
電気的に接続されて、所定の現像バイアス電圧が現像ユ
ニットに印加されるように構成されている。
【0051】図14は本実施例の制御手段を示す回路構
成図であり、上記図1〜図11に示した構成の電子写真
方式のカラー画像形成装置に適用した場合である。一連
の動作シーケンス制御を行なうCPU201はROM、
RAM(図示せず)内蔵のシングルチップ形態のCPU
であり、現像器位置検出センサからの検知信号が入力さ
れる。このCPU201からの制御信号は現像器選択機
構や、ディジタル−アナログ変換器(以下、DACと称
す)202を介して高圧制御回路203に供給される。
高圧制御回路203は所定の高電圧を現像器に出力す
る。
【0052】次に、本実施例の制御手段の制御動作につ
いて図16のフローチャートを参照しながら説明する。
装置電源がオンにされると、画像を形成するに先立ち、
ステップS1においてCPU201は装置本体に固定さ
れた円弧状のガイド部材132(図1参照)の所定位置
に配置された現像器位置検出センサ(図示せず)からの
検知信号を受信し、現像器選択機構を初期位置に移動さ
せておく。ここで、現像器選択機構は例えばパルスモー
タを駆動源として駆動されるものとする。
【0053】然る後、CPU201は、ステップS2に
おいて図示しないホストコンピュータからの画像形成指
令を待機し、ホストコンピュータからの画像形成指令を
受信すると(S2のYES)、現像器選択機構を駆動し
て所定の現像カートリッジが選択されるまで待機する
(ステップS3)。ここで、4つの現像カートリッジD
y、Dc、Dm、DkはDy、Dc、Dm、Dkの順に
順次所定の現像位置に移動され、現像動作を行なって多
色画像を形成するように構成されている。
【0054】所定の現像カートリッジ(例えばDy)が
所定の位置に到達すると(所定の位置に到達したか否か
は図示しないパルスモータを駆動する駆動パルスを計数
することにより達成される)、現像カートリッジの現像
ユニット41の接点44と装置本体に固定された接点部
材46が接触し、現像ユニット41に電源から所定の高
電圧が印加できる状態となるが、この時点で、本実施例
ではステップS4において、CPU201はDAC20
2に設定する値を、まず、低レベルの電圧が現像ユニッ
ト41に印加される値に設定する。その後DAC202
に設定する値を徐々に変えて現像ユニット41に印加さ
れる電圧が徐々に高くなり、最終的には所定の高電圧に
なるように制御する。そして、所定の高電圧が現像ユニ
ット41に印加された時点で現像動作を行なって画像を
形成する。
【0055】所定の現像カートリッジによる画像形成が
終了すると(ステップS5)、現像カートリッジへの高
圧の印加を禁止し、残りの3つの現像カートリッジに対
して上記一連の画像形成動作を繰り返し(ステップS6
〜S14)、所望の多色画像を形成する。その後、ステ
ップS1に戻り、現像器選択機構を初期位置に移動させ
ておき、次の画像形成指令を待機する。
【0056】かくして、本実施例によれば、図15の
(ホ)に示すように、接点部材が機械的に接触するタイ
ミングから低レベルの電圧信号を印加し始め、この電圧
信号のレベルを時間Tの経過後には所定レベルの高圧信
号になるように徐々に高くするように制御できるから、
接点部材が接触を開始し、チャタリングを発生している
電気的に不安定な時間Tでは、印加される電圧信号は低
レベルであるので、スパークノイズの発生等を抑えるこ
とができ、従って、スパークノイズ等で機器が誤動作す
るのを回避することができる。
【0057】また、接点部材が電気的に安定な接触状態
(チャタリングがおさまった状態)になってから電圧を
印加する必要がなくなるので、その分、現像器選択機構
の応答性を速くする必要がなくなり、現像器選択機構の
駆動源となるモータのパワーを抑えることが可能とな
り、コストの低減及び消費電力の低減を計ることができ
る。
【0058】なお、上記実施例において、DAC機能を
内蔵したシングルチップ形態のCPUを使用しても良
く、その場合にはDAC202を別個に設ける必要はな
い。
【0059】上記第3の実施例ではDAC202により
高圧制御回路203の出力を制御するように構成した
が、図17の本発明の第4の実施例に示すように、DA
C202の代わりにパルス幅制御回路204を使用して
高圧制御回路203の出力を制御してもよい。
【0060】このパルス幅制御回路204はカウンタと
処理回路と積分回路とより構成され、CPU201によ
り設定される値に応じてカウンタ出力の周波数及びデュ
ーティ比を変化させ、それに応じて積分回路の出力値
(アナログ信号)を変化させるように構成されており、
接点部材が接触を開始し、チャタリングを発生している
電気的に不安定な状態では、印加される電圧を低レベル
の電圧に設定し、その後印加される電圧が徐々に高くな
り、最終的には所定の高電圧になるように制御するもの
である。
【0061】なお、カウンタ回路機能はシングルチップ
形態のCPU201に内蔵されたタイマー機能(図示せ
ず)を利用する構成であっても良い。
【0062】本実施例においても上記第3の実施例と同
等の作用効果が得られることは明白であるので、その説
明を省略する。
【0063】上記第3及び第4の実施例では現像器選択
機構の駆動源としてパルスモータを用いた場合について
説明したが、エンコーダ付のDCモータを用いたもので
あっても良い。
【0064】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。
【0065】本実施例も、転写ドラムを備え、複数回の
記録サイクルにより多色画像を形成する電子写真方式の
カラー画像形成装置に本発明を適用した場合であり、本
実施例のカラー画像形成装置の全体構成、各種の部材、
部品等の構成、形状、動作態様等は図1〜図11を参照
して既に詳述したので、ここでは図示せず、また、その
説明も省略するが、前述したように、装置本体の現像部
近傍には、図11に示したように、現像する現像カート
リッジ(現像器)の回転移動軌跡及び感光体ドラム方向
への移動軌跡に沿った形状を有する接点部材46が設け
られており、この接点部材46と現像カートリッジの現
像ユニット41の接点44とが直接電気的に接続され
て、或は図12及び図13に示したようにして電源と現
像カートリッジの接点44とが電気的に接続されて、所
定の現像バイアス電圧が現像ユニットに印加されるよう
に構成されている。
【0066】図18は本実施例の模式図を示す。この模
式図は、現像ユニット41のトナー収納部41A内にイ
エロートナーを収納した現像カートリッジDyが感光体
ドラム1と対向する現像位置に移動された状態を示し、
この現像カートリッジDyの下側には、図1から容易に
理解できるように、ブラック現像剤を収納した現像カー
トリッジDkが位置している。
【0067】現像位置にある現像カートリッジDyの現
像剤担持体である現像スリーブ43には高圧電源15か
ら所定の高圧信号が印加される。この高圧電源15はD
C電源16とAC電源17とから構成され、DC電圧に
AC電圧を重畳させた高圧信号(現像バイアス電圧)が
現像スリーブ43に印加される。
【0068】高圧電源15からの高圧出力信号は、トラ
ンジスタなどで構成できるスイッチ回路61a、61b
を制御部60からの制御信号によってオン、オフ制御す
ることにより、制御される。例えば、制御部60から現
像バイアスACオン信号がスイッチ回路61aに供給さ
れると、AC電源17が付勢され、また、制御部60か
ら現像バイアスDCオン信号がスイッチ回路61bに供
給されると、DC電源16が付勢される。
【0069】上述したように、4つの現像カートリッジ
は回転支軸110を中心として図示矢印方向に回転移動
する現像器選択機構の1対の板状の現像カートリッジ保
持部材に装着されており、高圧電源15は装置本体の支
持部材71に固定された接点部材46に電気的に接続さ
れている。この接点部材46は1つの現像カートリッジ
が現像部近傍の所定の位置に到達したときに、該現像カ
ートリッジの現像ユニット41に固定された接点44と
電気的に接触するようになっており、その現像スリーブ
43に高圧電源15から所定の現像バイアス電圧が印加
される。なお、現像器選択機構はモータ70によって駆
動されるが、このモータ70は制御部60からモータ駆
動信号が出力されることによって付勢され、現像器選択
機構を回転支軸110を中心として図示矢印方向へ回転
駆動する。
【0070】図18では現像部にイエローの現像カート
リッジDyが到来しているので、接点部材46と現像カ
ートリッジDyの接点44が電気的に接触し、現像スリ
ーブ43に所定の現像バイアス電圧が印加されることに
なる。
【0071】本実施例ではさらに、各現像ユニット41
に固定された接点44の近傍にあり、かつ該接点44と
は絶縁体62によって電気的に絶縁された接点63を設
け、この接点63を各現像ユニット41に固定する。な
お、図18では接点44及び63とも現像スリーブ43
に固定されているように図示されているが、これは説明
の便宜上であって、実際にはこれら接点44、63は現
像ユニット41に固定されている。
【0072】各現像ユニット41に固定された接点63
はほぼコ字状の形状を有し、その両端部の先端が現像部
に到達したときに装置本体の支持部材71に固定された
接点部材46と電気的に接触する。また、各接点63は
抵抗R及びコンデンサCを直列に介して接地に接続され
ている。
【0073】次に、図19〜図22を参照して本実施例
の動作について説明する。
【0074】図19〜図21は上記接点44、46、6
3の接続状態と高圧電源15の制御態様を示し、図22
は高圧制御信号及びモータ駆動信号のタイミング図であ
る。制御部60がモータ駆動信号をモータ70に出力
し、モータ70が駆動されると、現像器選択機構が回転
駆動される。この現像器選択機構の図示矢印方向への回
転動作によって所定の現像カートリッジ、図示の例では
イエローの現像カートリッジDyが現像部に近接する
と、現像ユニット41の接点63の一方の端部がまず接
点46と電気的に接続され、続いて、図19に示すよう
に、接点44が接点46に電気的に接続される。この間
接点44は接点46との接続を持続する。
【0075】さらに、現像器選択機構が回転して現像位
置に到達したとき、図20に示すように、接点44は接
点46との接続を維持したままの状態にあり、他方、接
点63はその他端部が接点46に接続された状態にあ
る。このとき、制御部60からモータ70にモータ駆動
オフ信号が供給されて現像器選択機構の駆動は停止さ
れ、同時に制御部60から高圧電源15に供給される現
像バイアスDCオン信号及び現像バイアスACオン信号
によって両電源16、17が付勢され、所定の高圧信号
(現像バイアス電圧)が接点46に印加される。
【0076】この高圧信号は接点46及び接点44を通
じて現像スリーブ43に供給され、この現像スリーブ4
3に担持された現像剤(トナー)に電荷を与え、感光体
ドラム1上の潜像に現像剤を付着させる現像動作を行な
う。同時に、高圧信号は接点46及び接点63を通じ
て、さらに抵抗Rを通じてコンデンサCにも印加され、
該コンデンサCを充電する。ここで、抵抗R、コンデン
サCの関係はR×C=T1であり、このT1(時間)は
現像器選択機構が1周回転する周期になるように構成し
てある。
【0077】現像プロセスが終了すると、制御部60か
ら高圧電源15に現像バイアスACオフ信号が供給さ
れ、AC電源17はオフにされる。同時に、制御部60
からモータ70に再びモータ駆動信号が供給され、現像
器選択機構は回転を再開する。この現像器選択機構の回
転によって、図21に示すように、接点44が接点46
との接触を断たれ、接点63の他端部のみが接点46に
接触しているときに、制御部60から、高圧電源15に
現像バイアスDCオフ信号を供給してDC電源16をオ
フにし、高圧電源15から接点46への高圧信号の供給
を停止する。
【0078】以上のように高圧電源15及び現像器選択
機構の駆動モータ70を制御することによって、高圧リ
ークや、放電することなく、接点44の汚れ防止部材と
して機能する接点63に接続されたコンデンサCに電荷
を充電することができる。このコンデンサCの充電電荷
は現像器選択機構が1サイクル駆動される間保持される
から、現像動作する現像カートリッジから飛散、或はこ
ぼれ落ちた現像剤は、この接点63と同電位に帯電され
ているために、接点63によって電気的に反発され、接
点44に付着することはなく、かくして、接点44の腐
食、汚れや通電不良を防止することができる。
【0079】次に、本発明の第6の実施例について説明
する。
【0080】上記第5の実施例では接点汚れ防止部材と
して機能する接点63を現像ユニット41に設置した
が、本実施例においては、図23或は図24に示すよう
に、本体装置側板72上に現像カートリッジの現像ユニ
ット41の公転軌跡に沿ってレール状に断面コ字状の接
点汚れ防止部材81を、現像スリーブ43に接触する接
点44が接点汚れ防止部材81の両側の脚部81a、8
1b間に格納されるにようにして設置し、毎現像プロセ
スにおいて高圧電源15から接点部材46を通じて接点
44に高圧信号が供給されるときのみ、この接点汚れ防
止部材81の内部から外れ、その他のときには常にこの
接点汚れ防止部材81の内部に格納されるように構成し
たものである。
【0081】本実施例においても上記第5の実施例と同
等の作用効果が得られることは明白であるので、その説
明を省略する。
【0082】なお、上記各実施例では本発明を電子写真
方式のカラー画像形成装置に適用した場合について説明
したが、他の種々の構成の画像形成装置にも本発明が等
しく適用できることは言うまでもない。また、現像器
(現像カートリッジ)、接点部材(接点)、接点汚れ防
止部材を始めとする各種の部材、部品、素子等の構成や
形状、制御態様等は必要に応じて種々に変形及び変更で
きるものである。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、現像剤
収納部と像担持体に現像作動を行う現像手段とを一体的
にカートリッジ化した現像カートリッジを複数備え、こ
の複数の現像カートリッジは、現像剤収納部にそれぞれ
異なる色の現像剤を収納し、装置本体よりそれぞれ着脱
自在であり、複数の現像カートリッジが像担持体軸と平
行な軸の周囲に該軸を中心として回転可能に配置され、
像担持体に対向した位置に現像カートリッジを回転移動
し、かつ現像カートリッジを像担持体方向に移動位置決
めし、順次現像するように構成された画像形成装置にお
いて、前記各現像カートリッジが自転可能に構成されて
おり、選択された現像カートリッジの回転停止位置近傍
でその自転動作により該現像カートリッジと装置本体間
の電気的接続がなされ、該現像カートリッジの前記像担
持体方向への移動時もその接続が維持されるか、或い
は、選択された現像カートリッジの回転停止位置近傍で
その回転移動動作及び自転動作により該現像カートリッ
ジと装置本体間の電気的接続がなされ、該現像カートリ
ッジの前記像担持体方向への移動時もその接続が維持さ
れる構成とされるので、現像カートリッジの像担持体へ
の近接以前に現像カートリッジへの通電や、装置電源の
オンが可能となり、現像可能となるまでの時間が短縮で
き、従って、現像器の切り換え時間が短縮できる。ま
た、不用な現像剤の像担持体への移動を防止でき、機能
の向上、画質の向上に大いに寄与できるという効果があ
る。
【0084】その上、各現像カートリッジが自転可能に
構成され、現像カートリッジの自転動作により装置本体
との電気的接続がなされるので、電気接点の配置の自由
度が大きくなり、信頼性がさらに向上するという効果が
ある。
【0085】また、本発明によれば、接点部材が機械的
に接触するタイミングから低レベルの電圧信号を印加し
始め、この電圧信号のレベルを徐々に高くして所定時間
経過後には所定レベルの高圧信号になるように制御する
ことができるから、接点部材が接触を開始し、チャタリ
ングを発生している電気的に不安定な時間には、印加さ
れる電圧信号は低レベルであるので、スパークノイズの
発生等を抑えることができ、従って、スパークノイズ等
で機器が誤動作するのを回避することができる。また、
接点部材が電気的に安定な接触状態(チャタリングがお
さまった状態)になってから電圧を印加する必要がなく
なるので、その分、現像器選択機構の応答性を速くする
必要がなくなり、現像器選択機構の駆動源となるモータ
のパワーを抑えることが可能となり、コストの低減及び
消費電力の低減を計ることができるという効果がある。
【0086】さらに、本発明によれば、装置本体の高圧
電源から供給される高圧信号を受信して現像カートリッ
ジの現像剤担持体に供給する接点部材と、該接点部材の
近傍にあり、該接点部材とは電気的に絶縁され、かつ前
記高圧電源により前記現像剤担持体に印加される電位と
同電位、同極性の電荷が帯電される前記接点部材の汚れ
防止部材として機能する帯電部材と、該帯電部材に印加
された電圧を保持する保持手段とを設けたので、現像プ
ロセスにおいて現像カートリッジから一部飛散した、或
はこぼれ落ちた現像剤は前記帯電部材によって電気的に
反発され、前記接点部材に付着することはなく、従っ
て、接点部材の腐食、汚れや電気的接続不良を防止する
とともに信頼性を向上することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用し得る電子写真方式のカラー画像
形成装置の全体構成を示す概略構成図である。
【図2】図1のカラー画像形成装置のドラム・クリーナ
ユニットを取り出して廃トナー容器とともに示す概略斜
視図である。
【図3】図1のカラー画像形成装置のドラム・クリーナ
ユニットを示す概略斜視図である。
【図4】図1のカラー画像形成装置のドラム・クリーナ
ユニットの装着態様を説明するための概略斜視図であ
る。
【図5】装着前のドラム・クリーナユニットを示す概略
斜視図である。
【図6】装着後のドラム・クリーナユニットを示す概略
斜視図である。
【図7】図1のカラー画像形成装置の現像カートリッジ
の装着状態を示す一部切欠断面の平面図である。
【図8】図1のカラー画像形成装置の現像カートリッジ
の概略側面図である。
【図9】図1のカラー画像形成装置の現像カートリッジ
の概略斜視図である。
【図10】図1のカラー画像形成装置において現像カー
トリッジを一定姿勢で回転移動させる姿勢制御機構の一
例を示す概略正面図である。
【図11】図1のカラー画像形成装置に固定された接点
部材の一例を示す概略構成図である。
【図12】本発明を電子写真方式のカラー画像形成装置
に適用した第1の実施例の全体構成を示す概略構成図で
ある。
【図13】本発明を電子写真方式のカラー画像形成装置
に適用した第2の実施例の全体構成を示す概略構成図で
ある。
【図14】本発明を電子写真方式のカラー画像形成装置
に適用した第3の実施例の制御手段を示す回路構成図で
ある。
【図15】本発明の第3の実施例の制御動作を説明する
ためのタイミング図である。
【図16】本発明の第3の実施例の制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図17】本発明を電子写真方式のカラー画像形成装置
に適用した第4の実施例の制御手段を示す回路構成図で
ある。
【図18】本発明を電子写真方式のカラー画像形成装置
に適用した第5の実施例を示す模式図である。
【図19】本発明の第5の実施例における3つの接点の
接続状態と高圧電源の制御態様を説明するための模式図
である。
【図20】本発明の第5の実施例における3つの接点の
接続状態と高圧電源の制御態様を説明するための模式図
である。
【図21】本発明の第5の実施例における3つの接点の
接続状態と高圧電源の制御態様を説明するための模式図
である。
【図22】本発明の第5の実施例における高圧制御信号
及びモータ駆動信号のタイミング図である。
【図23】本発明を電子写真方式のカラー画像形成装置
に適用した第6の実施例を示す模式図である。
【図24】本発明の第6の実施例の変形例を示す模式図
である。
【図25】従来の電子写真方式のカラー画像形成装置の
一例の全体構成を示す概略構成図である。
【図26】従来の電子写真方式のカラー画像形成装置に
おける制御手段の一例を示す回路構成図である。
【図27】従来の電子写真方式のカラー画像形成装置に
おける現像カートリッジの動作態様を説明するための概
略側面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 ローラ帯電器 3 クリーナ 15 高圧電源 16 DC電源 17 AC電源 23 接点部材 24 接点部材 25 開口部 26 接点部材 41 現像ユニット 41A トナー収納部 41B 現像部 42 支持部材 42b 開口部 43 現像スリーブ 44 接点 46 接点部材 51 ブレード 52 塗布ローラ 53 搬送・撹拌部材 60 制御部 61a、61b スイッチ回路 62 絶縁部材 63 接点(帯電部材) 70 モータ 81 接点汚れ防止部材(帯電部材) 85 第2の光路部材 102 記録材 103 転写ドラム 104 定着ユニット 105 排紙部 106 排紙トレイ部 107 光学ユニット 108 現像器選択機構部 110 現像器選択機構部の回転支軸 111 現像器の回転支軸 131 現像器選択機構部の保持部材 201 CPU 202 ディジタル−アナログ変換器 203 高圧制御回路 204 パルス幅制御回路 C ドラム・クリーナユニット Dy、Dc、Dm、Dk 現像器(現像カートリッジ)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−11867(JP,A) 特開 昭63−128375(JP,A) 特開 昭59−206854(JP,A) 特開 昭62−17485(JP,A) 実開 昭62−104257(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/08 - 15/095 G03G 15/00 550

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤収納部と像担持体に現像作動を行
    う現像手段とを一体的にカートリッジ化した現像カート
    リッジを複数備え、この複数の現像カートリッジは、前
    記現像剤収納部にそれぞれ異なる色の現像剤を収納し、
    装置本体よりそれぞれ着脱自在であり、該複数の現像カ
    ートリッジが像担持体軸と平行な軸の周囲に該軸を中心
    として回転可能に配置され、前記像担持体に対向した位
    置に現像カートリッジを回転移動し、かつ該現像カート
    リッジを前記像担持体方向に移動位置決めし、順次現像
    するように構成された画像形成装置において、前記各現
    像カートリッジが自転可能に構成されており、選択され
    た現像カートリッジの回転停止位置近傍でその自転動作
    により該現像カートリッジと装置本体間の電気的接続が
    なされ、該現像カートリッジの前記像担持体方向への移
    動時もその接続が維持されることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 現像剤収納部と像担持体に現像作動を行
    う現像手段とを一体的にカートリッジ化した現像カート
    リッジを複数備え、この複数の現像カートリッジは、前
    記現像剤収納部にそれぞれ異なる色の現像剤を収納し、
    装置本体よりそれぞれ着脱自在であり、該複数の現像カ
    ートリッジが像担持体軸と平行な軸の周囲に該軸を中心
    として回転可能に配置され、前記像担持体に対向した位
    置に現像カートリッジを回転移動し、かつ該現像カート
    リッジを前記像担持体方向に移動位置決めし、順次現像
    するように構成された画像形成装置において、選択され
    た現像カートリッジの回転停止位置近傍でその回転移動
    動作及び自転動作により該現像カートリッジと装置本体
    間の電気的接続がなされ、該現像カートリッジの前記像
    担持体方向への移動時もその接続が維持されることを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 現像剤収納部と像担持体に現像作動を行
    う現像手段とを一体的にカートリッジ化した現像カート
    リッジを複数備え、この複数の現像カートリッジは、前
    記現像剤収納部にそれぞれ異なる色の現像剤を収納し、
    装置本体よりそれぞれ着脱自在であり、該複数の現像カ
    ートリッジが像担持体軸と平行な軸の周囲に該軸を中心
    として回転可能に配置され、前記像担持体に対向した位
    置に現像カートリッジを回転移動し、かつ該現像カート
    リッジを前記像担持体方向に移動位置決めし、順次現像
    するように構成されており、選択された現像カートリッ
    ジの回転停止位置近傍でその回転移動動作により該現像
    カートリッジと装置本体間の電気的接続がなされ、該現
    像カートリッジの前記像担持体方向への移動時もその接
    続が維持される画像形成装置において、前記現像カート
    リッジに印加される電気信号の電圧レベルを制御する出
    力電圧制御手段を具備し、前記現像カートリッジと装置
    本体間の電気的接続がなされた時点において、低電圧レ
    ベルの電気信号を印加し、該印加電気信号を徐々に増加
    せしめて所定の電圧レベルに移行させるように制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 現像剤収納部と像担持体に現像作動を行
    う現像手段とを一体的にカートリッジ化した現像カート
    リッジを複数備え、この複数の現像カートリッジは、前
    記現像剤収納部にそれぞれ異なる色の現像剤を収納し、
    装置本体よりそれぞれ着脱自在であり、該複数の現像カ
    ートリッジが像担持体軸と平行な軸の周囲に該軸を中心
    として回転可能に配置され、前記像担持体に対向した位
    置に現像カートリッジを回転移動し、かつ該現像カート
    リッジを前記像担持体方向に移動位置決めし、順次現像
    するように構成された画像形成装置において、選択され
    た現像カートリッジの回転停止位置近傍でその現像剤担
    持体に高電圧を印加するための電圧印加手段と、該電圧
    印加手段と前記現像剤担持体とを電気的に接続する接続
    手段と、該接続手段の近傍に該接続手段とは電気的に絶
    縁され、かつ前記電圧印加手段により帯電された現像剤
    を反発するに足る同電位の電圧が印加される帯電手段
    と、該帯電手段に印加された電圧を保持する保持手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
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