JP3153025U - 防音パネル - Google Patents

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【課題】軽量で取扱いが簡便でかつ耐久性に富み、防音性能に優れた防音パネルを提供する。【解決手段】パネル本体1Aを、合成樹脂製の芯材2と金属製シート3とを積層して形成された樹脂金属積層板4の表面または表裏面に対し吸音部材5を層状に接合して一体化された複合防音版6から形成し、このパネル本体1Aの端面を枠体により囲繞してなる。【選択図】図3

Description

本考案は、建設工事等において発生する作業音や各種装置、機械等の騒音源に対する仮設防音設備として使用される防音パネルに関する。
一般に、舗装工事等の建設工事にあっては、その工事に使用される各種装置、機械等の騒音や工事に伴う作業音が大きいために、工事現場においては、付近の住民等に対する環境保護として、当該工事現場の周囲に仮設の防音壁等の防音設備を配置することが必要となり、また、作業箇所が順次移動する舗装工事等の特異性に対応するために防音設備も順次移動することが必要となるものであった。
そして、この種の作業に対応する防音設備の構造として、本出願に係る考案者は、先に、吸音素材又は吸音構造からなる複数個の側壁パネルを連結し、さらに、上壁パネルを設けて、当該作業現場の周囲を側壁パネルにより囲んで防音空間を形成し、該防音空間の上方をも上壁パネルにより遮蔽することを可能とした仮設防音構造を案出した。(例えば、特許文献1参照)
実用新案登録第3128165号
しかしながら、この仮設防音構造は作業箇所(作業現場)を完全に他の部位と区画して防音性能の高い防音空間を形成できかつその作業箇所(作業現場)の移動に対応して移動可能な設備であるものの、作業箇所(作業現場)にあっては、この作業箇所(作業現場)の移動を速やかに行う等のためには、この仮設防音構造自体をその移動に対応して迅速に移動(分解、組立て作業を含む)する必要があり、パネル自体の構造上(とくに、堅牢なパネルにおける重量等)の問題、また、パネルどうしの複雑な連結構造(手段)を採用する仮設防音構造ではその迅速なる移動作業に対応することが困難となる場合が生起していた。
そこで、本考案は、上記した問題点に鑑み、軽量で取扱いが簡便でかつ耐久性に富み、防音性能に優れた新たな防音パネルを提供し、もって、簡易な構造でもその防音機能を低下することなく、取扱いにかかる作業性の良化向上を図る仮設防音構造の構築を可能とすることを課題とする。
上記した課題は、各請求項記載の考案によって解決される。
すなわち、請求項1に記載の考案は、パネル本体を、合成樹脂製の芯材と金属製シートとを積層して形成された樹脂金属積層板の表面または表裏面に対し吸音部材を層状に接合して一体化された複合防音版から形成し、このパネル本体の端面を枠体により囲繞してなるを特徴とする。
この構成によれば、複合防音版と複合防音版の端面に枠体を設けることによって、軽量で取扱いが簡便な樹脂金属積層板の特性と、所要の吸音性能を有した取扱いが簡便な吸音部材の特性との相乗機能によって、軽量で取扱いが簡便でかつ耐久性に富み、防音性能に優れた防音パネルとするものである。
請求項2に記載の考案は、請求項1記載の防音パネルであって、前記吸音部材の外側表面に保護シートを配設したことを特徴とする。
この構成によれば、保護シートによって吸音部材の層状の状態を維持、保護するものである。
請求項3に記載の考案は、請求項1または2記載の防音パネルであって、前記枠体における両側片に外側吸音部材を設けたことを特徴とする。
この構成によれは、防音パネルどうしを連結して使用する場合において、その防音パネルの端面間の隙間を外側吸音部材によってカバーしてその防音性を確保するものである。
請求4に記載の考案は、請求項1のいずれか一の請求項に記載の防音パネルであって、前記パネル本体が、樹脂金属積層板における芯材の両面に金属シートを積層し、該金属シートのそれぞれの表面に保護層を積層し、この一方の保護層に吸音部材を層状に接合して一体化された複合防音版であることを特徴とする。
この構成によれば、軽量で取扱いが簡便でかつ耐久性に富み、防音性能に優れた防音パネルとするものである。
請求項5に記載の考案は、請求項1〜4のいずれか一の請求項に記載の防音パネルであって、前記枠体における両側片には結束部材挿入用の取付孔が形成され、この取付孔は作業現場に立設された支柱に固定される結束具が挿入固定されて前記パネル本体を該支柱に固定して該パネル本体を自立可能に構成したことを特徴とする。
この構成によれば、パネル本体を作業現場に設置(立設)された支柱に対して簡易に固定して該パネル本体を自立可能に設置することができ、防音パネル全体を当該作業現場に簡単に設置することができるものである。
請求項6に記載の考案は、請求項1〜5のいずれか一の請求項に記載の防音パネルであって、複数個のパネル本体における枠体の各側片端面どうしを突合せ状に対向させた状態で両側片にわたって蝶番により回動し得るように連結可能としてなるを特徴とする。
この構成によれば、複数個のパネル本体を使用して、当該作業現場を簡単に囲ってその内部を防音空間部とすることができるものである。
請求項1記載の考案においては、軽量で取扱いが簡便な樹脂金属積層板の特性と、所要の吸音性能を有した取扱いが簡便な吸音部材の特性との相乗機能によって、軽量で取扱いが簡便でかつ耐久性に富み、防音性能に優れた防音パネルとすることができる。
請求項2記載の考案においては、保護シートによって吸音部材の層状の状態を維持、保護することができる。
請求項3記載の考案においては、防音パネルどうしを連結して使用する場合において、その防音パネルの端面間の隙間を外側吸音部材によってカバーしてその防音性を確保することができる。
請求項4記載の考案においては、軽量で取扱いが簡便でかつ耐久性に富み、防音性能に優れた防音パネルとすることができる。
請求項5記載の考案においては、パネル本体を作業現場に設置(立設)された支柱に対して簡易に固定して該パネル本体を自立可能に設置することができ、防音パネル全体を当該作業現場に簡単に設置することができる。
請求項6記載の考案においては、複数個のパネル本体を使用して、当該作業現場を簡単に囲ってその内部を防音空間部とすることができる。
防音パネルの正面図である。 図1の横断面図である。 複合防音版の一部破断拡大断面図である。 複数個の防音パネルを連結した使用状態を示す正面図である。 同じく、右側面図である。 防音パネルの別例を示す断面図である。 同じく、複合防音版の一部破断拡大断面図である。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は防音パネルの正面図、図2は図1の横断面図、図3は複合防音版の一部破断拡大断面図、図4は複数個の防音パネルを連結した使用状態を示す正面図、図5は図4の右側面図、図6は防音パネルの別例を示す断面図、図7は図6における複合防音版の一部破断拡大断面図である。
図1〜図3に示すように、本例の防音パネル1は、全体として矩形状に形成されたパネル本体1Aが合成樹脂からなる芯材2と金属製シート3とを積層状に貼り合わせて一体化された樹脂金属積層板4と、この樹脂金属積層板4における前記金属製シート3側(芯材2側でもよい。)に吸音部材5を層状に接合して一体化された複合防音版6として構成されている。具体的には、図3に示すように、樹脂金属積層板4は、合成樹脂層としての芯材2と、この芯材2の両面に金属層としての金属シート3、3と、それぞれの金属シート3,3の表面に配設された保護層8、8とから構成されており、この樹脂金属積層板4に対し該樹脂金属積層板4おける一方の保護層8に配設された吸音層となる吸音部材5と、該吸音部材5の表面に配設された保護シート9とが一体的に層状に組み合わされて複合防音版6が構成されている。
この複合防音版6として構成されたパネル本体1Aの4周の端面には防音パネル1としての枠体7が該端面を囲繞する状態で設けられている。
前記樹脂金属積層板4を構成する芯材2は、合成樹脂から形成されるものであるが、軽量で、強度、耐久性、遮音性等に優れ、前記金属製シート3との接合性等に優れた材料であれば、一般的に使用されている材料を用いることができ、とくに、安価で機械特性が高いポリプロピレン、ポリエチレン等ポリオレフィン系の合成樹脂から形成することが好ましい。
前記樹脂金属積層板4を構成する金属製シート3は、展性に優れ、強度(剛性)、耐衝撃性、遮音性に優れた材質から形成されるものであるが、とくに、アルミニウムが最も好ましい。
そして、前記樹脂金属積層板4においては、芯材2に対して金属製シート3を片面に貼り合わせる態様でもよいが、両面に貼り合わせる態様が好ましく、この樹脂金属積層板4は樹脂(芯材2)と金属(金属製シート3)の複合板であることから、強度、耐久性、遮音性に優れ、また、比重も小さく、全体として3〜4mmの厚さとすることにより、軽量で取扱いが簡便な板材とすることができる。
なお、芯材2、金属製シート3、保護層8、8における各接合は、圧着、接着、焼付け等、一般的に採用されている手段により一体化がなされるものである。
また、前記保護層8、8は耐候性、耐食性、耐磨耗性に優れた合成樹脂から形成され、これらの性状に優れたポリエステル系合成樹脂が好ましい。そして、一方の保護層8が最外層(吸音部材5側とは反対の面側)として形成されることにより高耐候性を発揮するものである。
さらに、前記吸音部材5は、所要の吸音性能を有するもので、耐久性に優れ、平板状或いは平板状に成形可能な材料であれば、一般的に使用されている材料を用いることができ、ウレタンフォーム等多孔質樹脂発泡体、ポリエステル繊維体等石油樹脂繊維系、セルロース繊維体、綿等天然繊維系、グラスウール等無機繊維系、アルミ繊維等金属繊維、吸音ゴム等が使用されるが、とくに、軽量で耐久性に優れ、取扱いが簡便なポリエステル繊維体等石油樹脂繊維系が好ましい。
なお、この吸音部材5における厚みは、その吸音性能や取扱い簡便性を考慮して適性に設定されるものであり、樹脂金属積層板4における前記金属製シート3側への接合は、接着、焼付け等、一般的に採用されている手段により一体に構成されるものである。
前記保護シート9は、前記吸音部材5の外側表面に設けられて該吸音部材5の平板状の形態を維持、保護するもので、耐候性、耐久性、撥水性、遮音性、難燃性に優れた材質から形成された繊維シート、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン等高分子系の不織布、とくに、ポリエステル系不織布から形成することが好ましい。
そして、樹脂金属積層板4と吸音部材5とを一体化した複合防音版6は、該吸音部材5により騒音を吸収するとともに、該遮音性に優れた樹脂金属積層板4により騒音の透過を抑制することによって、非常に優れた防音性能を有するパネル本体1Aとして構成されるものである。
また、前記枠体7は、所要の強度、耐久性を有しかつ作業性を向上するために軽量である材質から形成されるものであり、アルミニウム、鉄、ステンレス等の金属から構成することが好ましく、所要の強度、耐久性が確保できるのであれば、合成樹脂製、木製の材質でもよい。
そして、パネル本体1Aとしての複合防音版6に対する枠体7の組付けは、該複合防音版6の両側片、下片、上片に対応する該枠体7の各枠片7a〜7dを図2に示すように断面ほぼコ字状に形成して複合防音版6の端面を両側から挟みこむ状態で組付けられるものである。なお、金属製の枠体7を採用する場合は、押出し成形等により形成されたものが最適である。
前記枠体7における両側片7a、7bには、その側端面にそれぞれ平棒状の外側吸音部材10、10が接着材により固設、或いはビス等の取付け手段により取外し可能に設けられている。この外側吸音部材10、10は、所要の耐久性、耐候性、変形性能を備えていれば、一般的に使用されている材料を用いることができ、耐久性や変形性、形状回復性に優れた材質、例えば、多孔質樹脂発泡体、有機繊維系、ゴム系等から形成することが好ましい。
そして、前記外側吸音部材10、10は、複数個の防音パネル1どうしを連結して使用する場合において、その防音パネル1の端面間の隙間をカバーして防音性を確保するように構成されている。
また、前記枠体7における両側片7a、7bには、そのほぼ上下部位の2箇所に結束部材挿入用の取付孔11〜11が設けられている。この結束部材挿入用の取付孔11〜11内には、図4、図5に示すように、防音パネル1をほぼ垂立状態で自立するために、作業現場において支持設備として設置される支柱12に対して該支柱12に嵌合固定される環状の結束具13(ボルトつき環状割型のクランプ手段)におけるボルト13aが挿通されるもので、このボルト13aの軸端からナット13bを螺入することにより防音パネル1全体を支柱12に取付け固定されるように構成されるものである。なお、支持設備として設置される支柱12は、その下端に平板状の台座12aが設けられて設置状態の安定化を図るように構成されている。
さらに、本例における防音パネル1においては、図4に示すように、複数個の防音パネル1、1の端面どうしを突合せた状態で、両防音パネル1、1の枠体7、7のそれぞれの側片7a、7aにわたって取り付けられた蝶番14、14により回動可能に連結されるように構成されている。
さて、上述のように構成された本例の防音パネル1においては、そのパネル本体1Aが
樹脂金属積層板4と吸音部材5とを一体化した複合防音版6から構成することにより、強度、耐久性、遮音性に優れ、比重も小さく、全体として軽量で取扱いが簡便な遮音性に優れた樹脂金属積層板4の特性と、所要の吸音性能を有し、耐久性に優れ、平板状或いは平板状に成形可能で取扱いが簡便な吸音部材5の特性との相乗機能によって、とくに、軽量で耐久性に優れ、取扱いが簡便な複合防音版6とすること、すなわち、パネル本体1Aが複合防音版6で形成された防音パネル1とすることができる。
次に、図4、図5に示すように、作業現場に上記した複数個の防音パネル1を垂立状に設置する場合(図示の場合は、複数個の防音パネル1、1が蝶番14、14で連結されたものを使用する。)には、作業現場において支持設備として設置されかつ台座12aにより安定した状態で立設された支柱12に対し、複数個の防音パネル1〜1を仮に垂立状に設置する。この場合、その各支柱12に対向して防音パネル1〜1側の各側片7a、7bの取付孔11〜11を位置合わせする。
そして、この各支柱12に嵌合固定される環状の結束具13におけるボルト13aを前記各側片7a、7bの取付孔11〜11に挿通し、該取付孔11〜11から突出された軸端からナット13bを螺入することにより防音パネル1全体を支柱12に取付け固定されるものである。
ここに、複数個の防音パネル1〜1が作業現場に対して垂立状に設置(自立)することができるものであり、該複数個の防音パネル1〜1で遮蔽された作業現場において、その複数個の防音パネル1〜1で遮蔽された空間部内において発生される騒音が吸音部材5により吸収されるとともに、遮音性に優れた樹脂金属積層板4により該騒音の透過を抑制する相乗効果から、該空間部外部に対する非常に優れた防音性能を有するものである。
なお、各防音パネル1〜1の各端面どうしは、隙間を外側吸音部材10〜10によってその隙間をカバーしてその防音性を確保することができるものである。
この場合、蝶番14、14によって連結されていない防音パネル1、1どうしは、図4、図5に示すように断面コ字状の直状連結部材15を防音パネル1における枠体7の上辺7c間に掛け渡してその両端部をねじ等の固定手段16により固定することによって連結設置状態を安定化することができるものである。
そして、蝶番14、14で連結された複数個の防音パネル1、1を使用することによって、くの字状、コ字状、ロの字状等に作業現場を囲って外部と遮蔽された空間部を容易に形成することができる。この場合も前記と同様に、蝶番14、14によって連結されていない防音パネル1、1どうしは断面コ字状でかつその屈曲角度に曲折された連結部材を防音パネル1における枠体7の上辺7c間に掛け渡してその両端部をねじ等の固定手段により固定することによって連結設置状態を安定化することができるものである。
このように、各防音パネルに1〜1によって囲まれて外部と遮蔽された空間部内において発生される騒音が吸音部材5により吸収されるとともに、遮音性に優れた樹脂金属積層板4により該騒音の透過を抑制する相乗効果から、該空間部外部に対する非常に優れた防音性能を有するものである。
また、防音パネル1によって囲まれた空間に上部、すなわち、防音パネル1に上端に別の防音パネルを載置して該上部を遮蔽することもでき、この上部を遮蔽する防音パネルを垂立状態にある防音パネルに上部用として蝶番により予め組み付けておくことも可能である。
なお、前記した断面コ字状の直状連結部材15及び曲折された連結部材に代えて薄い所望の長さの金属製に平板を採用することも可能である。この場合には、図示しないが直線状態或いは曲折状態の両防音パネルにおける枠体の上辺間にわたって平板状の連結部材を渡し、その両端部位においてビス等の固定手段により該連結部材と防音パネルにおける枠体の上辺とを固止することによって、前記と同様に連結設置状態を安定化することができるものである。
つぎに、前記した防音パネル1の別例について図6、図7を参照して説明すると、この場合は、前記した防音部材5を袋状に形成した保護シート9aによって包込みで一体化し、この状態で前記樹脂金属積層板4における保護層8に前記と同様な手段によって、一体化して複合防音版6を形成するもので、その余の構成は前記した場合と同様であるので、同様な部材については図中同符号を付してその説明を省略する。
したがって、この場合は、袋状に形成した保護シート9aによって防音部材5を包込むことによって、該吸音部材5の平板状の形態を維持、保護を確実にすることができ、その余の作用効果は前記した場合と同様の作用効果を享受するものである。
なお、上記した各態様については、本考案の主旨を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。
1 防音パネル
1A パネル本体
2 芯材
3 金属製シート
4 樹脂金属積層板
5 吸音部材
6 複合防音版
7 枠体

Claims (6)

  1. パネル本体を、合成樹脂製の芯材と金属製シートとを積層して形成された樹脂金属積層板の表面または表裏面に対し吸音部材を層状に接合して一体化された複合防音版から形成し、このパネル本体の端面を枠体により囲繞してなるを特徴とする防音パネル。
  2. 請求項1記載の防音パネルであって、前記吸音部材の外側表面に保護シートを配設したことを特徴とする防音パネル。
  3. 請求項1または2記載の防音パネルであって、前記枠体における両側片に外側吸音部材を設けたことを特徴とする防音パネル。
  4. 請求項1〜3のいずれか一の請求項に記載の防音パネルであって、前記パネル本体が、樹脂金属積層板における芯材の両面に金属シートを積層し、該金属シートのそれぞれの表面に保護層を積層し、この一方の保護層に吸音部材を層状に接合して一体化された複合防音版であることを特徴とする防音パネル。
  5. 請求項1〜4のいずれか一の請求項に記載の防音パネルであって、前記枠体における両側片には結束部材挿入用の取付孔が形成され、この取付孔は作業現場に立設された支柱に固定される結束具が挿入固定されて前記パネル本体を該支柱に固定して該パネル本体を自立可能に構成したことを特徴とする防音パネル。
  6. 請求項1〜5のいずれか一の請求項に記載の防音パネルであって、複数個のパネル本体における枠体の各側片端面どうしを突合せ状に対向させた状態で両側片にわたって蝶番により回動し得るように連結可能としてなるを特徴とする防音パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101300725B1 (ko) * 2012-06-15 2013-08-27 주식회사 부산도시가스 이동식 방음 장치
JP2013185298A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 Fill Corporation Co Ltd 防音パネル
JP2017002715A (ja) * 2016-09-05 2017-01-05 株式会社フィルコーポレーション 防音パネル用フレーム枠

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