JP2013185298A - 防音パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量であって、設置時に表面に汚れが付着するのを抑制でき、取り扱いが容易な防音パネルを提供する
【解決手段】ポリエチレン系樹脂及び水酸化アルミニウムを含む板状の芯材と、前記芯材の表面に貼り合わせたアルミニウム合金板と、前記アルミニウム合金板の表面にコートされた光触媒薄膜を含むパネル材と、前記パネル材の周縁に配置され、前記パネル材を支持するフレーム枠と、を含むようにする。これにより、軽量であるため運搬や組み付け作業がある上に、光触媒の防汚作用によって表面に汚れが付着するのを防止することが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、防音パネルに関する。
防音パネルは、例えば建設現場などで発生する騒音の対策として使用される(例えば、特許文献1,2参照)。防音パネルは、現場に設置された足場などのパイプ材に、クランプなどの固定手段を用いて組付ける。通常、複数枚の防音パネルで現場の周囲を囲い、工事が終了すると撤去して、また別の建設現場で使用される。
従って、防音パネルは、出来るだけ取り扱いが容易であることが望まれる。しかしながら、従来の防音パネルは重く、現場での運搬及び組み付け作業が容易でなかった。さらに、設置時に表面に着いた汚れを洗浄する作業も容易でなかった。
実用新案登録第3153025号 実用新案登録第3153567号
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、軽量であって、設置時に表面に汚れが付着するのを抑制でき、取り扱いが容易な防音パネルを提供することにある。
本発明の防音パネルは、ポリエチレン系樹脂及び水酸化アルミニウムを含む板状の芯材と、前記芯材の表面に貼り合わせたアルミニウム合金板と、前記アルミニウム合金板の表面にコートされた光触媒薄膜を含むパネル材と、前記パネル材の周縁に配置され、前記パネル材を支持するフレーム枠と、を含むことを特徴とする。
前記フレーム枠は、マグネシウム合金で形成されている。また前記光触媒のコートは、チタニア−シリカ溶液を塗布し、乾燥させて薄膜状にしたものである。
本発明によれば、ポリエチレン系樹脂及び水酸化アルミニウムを含む板状の芯材と、前記芯材の表面に貼り合わせたアルミニウム合金板と、前記アルミニウム合金板の表面にコートされた光触媒薄膜を含むパネル材と、前記パネル材の周縁に配置され、前記パネル材を支持するフレーム枠と、を含む構成の防音パネルとしたことにより、軽量であるため運搬や組み付け作業がある上に、光触媒の防汚作用によって表面に汚れが付着するのを防止することが可能である。
さらに、フレーム枠の材料にマグネシウム合金を採用したことにより、更なる軽量化を実現することができる。さらに、チタニア−シリカ溶液を塗布し、乾燥させて薄膜状にしたことにより、防汚性能が高く、剥がれ難い光触媒の薄膜とすることができる。
本発明の実施形態による防音パネルの表面図である。 上記防音パネルの断面を示す部分拡大図である。 上記防音パネルのフレーム枠を上から見た図である。
本発明の好ましい実施形態による防音パネルについて、添付図面を参照しながら詳しく説明する。但し、以下に説明する実施形態によって本発明は何ら限定されることはない。
図1及び図2に示すように、本実施形態の防音パネルは、例えば長さが500〜2000mmで高さが800〜900mmの範囲内にある長方形状に形成された板状のパネル材1と、このパネル材1の周縁を囲うフレーム枠2とを備えている。パネル材1は、図2に示すように、ポリエチレン系樹脂と水酸化アルミニウムの混合材料を板状に形成した芯材11の表面に、アルミニウム合金板12を張り合わせている。芯材11とアルミニウム合金板12とは、例えば接着剤やボルト等を用いて固定することができるが、必ずしも両者を固定しなくともよい。芯材11の厚みは、例えば3mmとすることができる。また、アルミニウム合金板12の厚みは、例えば0.15mmとすることができる。
前記アルミニウム合金板12の表面及びフレーム枠の露出面には、光触媒が薄膜状にコーティングされて光触媒薄膜13を形成いる。光触媒薄膜13の下地として塗装が施されていてもよい。光触媒のコーティングは、例えば光触媒の微粒子が溶剤に分散した溶液をアルミニウム合金板12の表面に塗布し、自然乾燥又は加熱乾燥により溶剤を蒸発させて光触媒の薄膜を形成する。光触媒の微粒子が溶剤に分散した溶液は、塗布対象が撥水性であるため、撥水性表面に対してもコーティングできるものを用いるのが好ましい。そのような溶液としては、例えばチタニア−シリカ溶液を使うことが好ましい。この溶液は、市販のものを購入してもよく、或いは特許2913257号に開示されている方法で製造してもよい。
特許2913257号には、チタニアの原料となる例えばチタンテトライソプロポキシド(TIP)とイソプロパノール(IPA)の混合液と、IPAと水の混合液とを混合し、TIPを加水分解させてチタニアの微粒子を生成させる。このチタニア粉末を過酸化水素水に溶解せしめたゲル体に、シリカの原料となるテトラエチルオルトシリケート(TEOS)とエタノールの混合液を加え、更に分散剤として過酸化水素水を加えてゾル化させる。更に続いてアンモニアなどのアルカリ溶液によってpHを6〜8に調整することによってチタニア−シリカが分散された水溶液を得ることができる。
但し、光触媒は、前記チタニア−シリカ以外でもよく、チタニア、又は、チタニアと他の金属化合物との複合体を用いることができる。この場合、前記チタニアは、ペルオキソ型チタニア、アナタース型チタニア、ルチル型チタニア、ブルッカイト型チタニアの少なくとも1種以上とすることができる。
フレーム枠2の形状は特に制限されることはなく、組み付ける方法等に応じた形状とすることができる。図3には、クランプを連結する開口部を有するフレーム枠の一例(上面)を示している。但し、フレーム枠2の材料としては、マグネシウム合金を使用するのが好ましい。
上述の実施形態によれば、ポリエチレン系樹脂及び水酸化アルミニウムを含む板状の芯材11と、前記芯材11の表面に貼り合わせたアルミニウム合金板12と、前記アルミニウム合金板12の表面にコートされた光触媒薄膜13を含むパネル材1と、パネル材1の周縁に配置され、パネル材1を支持するフレーム枠2とを含む構成の防音パネルとしたことにより、軽量であるため運搬や組み付け作業がある上に、光触媒の防汚作用によって表面に汚れが付着するのを防止することが可能である。
さらに、フレーム枠2の材料にマグネシウム合金を採用したことにより、更なる軽量化を実現することができる。
さらに、チタニア−シリカ溶液を塗布し、乾燥させて薄膜状にしたことにより、防汚性能が高く、剥がれ難い光触媒の薄膜とすることができる。
以上、本発明の具体的な実施形態に関して説明したが、本発明の範囲を逸脱しない限り様々な変形が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を有する者にとって自明なことである。従って、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
1 パネル材
11 芯材
12 アルミニウム合金板
13 光触媒薄膜
2 フレーム枠

Claims (3)

  1. ポリエチレン系樹脂及び水酸化アルミニウムを含む板状の芯材と、前記芯材の表面に貼り合わせたアルミニウム合金板と、前記アルミニウム合金板の表面にコートされた光触媒薄膜を含むパネル材と、
    前記パネル材の周縁に配置され、前記パネル材を支持するフレーム枠と、を含むことを特徴とする防音パネル。
  2. 前記フレーム枠が、マグネシウム合金で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防音パネル。
  3. 前記光触媒のコートが、チタニア−シリカ溶液を塗布し、乾燥させて薄膜状にしたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の防音パネル。
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