JP3152590U - ローラー刷子 - Google Patents
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Abstract
Description
ところで、被塗装面に凹凸が存在する場合、回転するローラーによっては凹凸内にペンキが十分に行き渡りにくいという課題がある。特に、回転するローラーによりペンキを塗布する場合、回転するローラーは凹部内にペンキを与えにくく、凹凸部に良好な塗装がしにくいという課題があった。
この考案は、また、ローラー刷子において、ローラーをたとえば引き動かすときにはローラーが回転するが、逆方向に動かすとき、たとえば押し動かすときにはローラーが回転しないようにして、ローラーを回転させない状態でも塗装ができるようにしたローラー刷子を提供することを他の目的とする。
請求項1記載の考案は、塗料を塗布するために使用するローラー刷子であって、挿入軸に取り付けられ、挿入軸を中心に回転可能に保持されるローラーを有し、ローラー周面には、塗料を浸漬させるための浸漬層が設けられ、ローラー内部には、ローラーの軸方向に延びる筒軸が設けられ、前記筒軸内には、ローラーの軸方向一端側で前記挿入軸を回転自在に支持する側部軸受と、ローラーの軸方向略中央部で前記挿入軸を回転自在に支持する中央部軸受と、前記中央部軸受の前記側部軸受のある側と反対側に隣接して設けられ、前記挿入軸を一方向へ回転自在に支持するが、逆方向には回転を阻止するように支持するワンウェイベアリングと、を有することを特徴とするローラー刷子である。
一方、ローラーを前記一方方向と逆方向に回転させるように操作しようとした場合、ローラーは回転しない。従って、回転しないローラーにより、被塗装面に形成された凹凸等を良好に塗装することができる。
この実施例に係るローラー刷子1は、取っ手2と、取っ手2の先端から突出し、所定の形状に折り曲げて構成されているアームシャフト3と、アームシャフト3の先端部に形成された挿入軸4に取り付けられたローラー10とを有している。ローラー10は、挿入軸4に対して、取り外し可能であり、異なる種類、用途のローラー10を挿入軸4に取り付けることができる。
図2を参照して、ローラー10は、ペンキ等の塗料を塗布するために使用されるものであり、筒軸12の周面に塗料浸漬層13が形成されている。塗料浸漬層13は、種々の構成を採用することができる。たとえば、スポンジ生地により構成された浸漬層、刷子により構成された浸漬層、厚手不織布等により構成された浸漬層、その他の種々の浸漬層を採用することができる。また、浸漬層の厚みや横方向長さは、ローラー10の用途にあわせて、種々の寸法が採用される。
軸ホルダ14はローラー10の一端15側から筒軸12内へ挿入されており、筒軸12の軸方向中央部をやや越えた略中央部まで延びている。軸ホルダ14は、ローラー10の軸方向略中央部に位置するベアリング収容部17と、一端15寄りに位置する長手の軸受収容部18とを含んでいる。ベアリング収容部17と軸受収容部18との境界には、くびれ部19が形成されていて、くびれ部19の内周面20は、挿入軸4のための中央側軸受20となっている。
さらに、ワンウェイベアリング11には、ベアリング収容部17内でその外輪が回転しないよう、筒スペーサー23によって図2において左側から押圧力が加えられている。
ワンウェイベアリング11は、内輪および外輪を有し、外輪を固定した場合、内輪に嵌合された回転軸を一方方向にのみ回転させ、他方向へは回転させないという特性を有するベアリングであり、種々の大きさや規格のものが市販されている。(たとえば、NTN社により、他種類のワンウェイベアリング(ワンウェイクラッチ)が販売されている。)
この実施例では、かかる市販のワンウェイベアリング11を用いることにより、ローラー10が一方向にのみ回転可能な構成を実現した。
そこで、この実施例では、ワンウェイベアリング11を、塗料が触れることのないローラー10の軸方向ほぼ中央部に配置するように、軸ホルダ14の形状等が工夫されている。また、ワンウェイベアリング11をローラー10の軸方向中央部に設けたことにより、挿入軸4に対するローラー1の回転がスムーズになる。換言すれば、ローラー10の回転が、軸方向左右でブレることなく、スムーズに一方向に回転し、逆方向に回転が阻止される構成とすることができる。
2 把手
3 アームシャフト
4 挿入軸
10 ローラー
11 ワンウェイベアリング
12 筒軸
13 塗料浸漬層
14 軸ホルダ
15 一端
16 側面キャップ
17 ベアリング収容部
18 軸受収容部
20 中央側軸受
22 挿入軸受(側部軸受)
Claims (2)
- 塗料を塗布するために使用するローラー刷子であって、
挿入軸に取り付けられ、挿入軸を中心に回転可能に保持されるローラーを有し、
ローラー周面には、塗料を浸漬させるための浸漬層が設けられ、
ローラー内部には、ローラーの軸方向に延びる筒軸が設けられ、
前記筒軸内には、ローラーの軸方向一端側で前記挿入軸を回転自在に支持する側部軸受と、ローラーの軸方向略中央部で前記挿入軸を回転自在に支持する中央部軸受と、前記中央部軸受の前記側部軸受のある側と反対側に隣接して設けられ、前記挿入軸を一方向へ回転自在に支持するが、逆方向には回転を阻止するように支持するワンウェイベアリングと、を有することを特徴とするローラー刷子。 - 挿入軸に着脱可能に取り付けられ、挿入軸を中心に回転可能に保持されて、塗料を塗布するために使用するローラー刷子であって、
前記ローラー刷子の軸方向の略中央部に、ローラー刷子の回転方向を一方向のみに制御するワンウェイベアリングが内蔵されていることを特徴とするローラー刷子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009003411U JP3152590U (ja) | 2009-05-25 | 2009-05-25 | ローラー刷子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009003411U JP3152590U (ja) | 2009-05-25 | 2009-05-25 | ローラー刷子 |
Publications (1)
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JP3152590U true JP3152590U (ja) | 2009-08-06 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009003411U Expired - Fee Related JP3152590U (ja) | 2009-05-25 | 2009-05-25 | ローラー刷子 |
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