JP3152335U - 古紙溶解装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、古紙溶解装置1の溶解槽2を示す側面図、図2は図1のA−A断面図である。
古紙溶解装置1は、図1に示すように、円筒状の側部を鉛直板3で切り欠いた上面視D型形状を有している。この古紙溶解装置1は、収集した古紙と溶解用の水、薬品等が収容される溶解槽2と、図2に示すように、溶解槽2の底面部中心に配設され旋回流を作るとともに溶解した古紙を裁断する古紙裁断用ロータ4と、該ロータ4の下方に配設され、裁断した古紙片をろ過する丸穴等が多数形成されたスクリーンプレート5とから構成されている。
また、溶解槽2には、ベールと同時に、上記開口7から溶解用の水等が投入される。
分離された古紙片11は、ロータ4に具えられた回転刃であるカッターブレード9及びアンダーブレード61,62(詳細は後述する)によりさらに細かく裁断され溶解される。そして、溶解槽2内においてさらに細かく裁断された古紙片13は、溶解されてスラリー状になると、ロータ4下方に配設される一枚の円板形状のスクリーンプレート5に形成された多数の目孔(詳細は後述する)を通してろ過される。
このロータ本体21は、回転中心部を構成し、図示せぬ回転モータ等の回転軸(図示せず)に固着される円筒形の中心部材22と、この中心部材22に位置決め用の円筒キー23及び取付けボルト24等により固着された回転翼取付け部材25と、この回転翼取付け部材25に溶接等の固着手段を介して取付け固定された6枚構成の回転翼8とから構成されている。
また、ロータ本体21の回転中心部分近傍には、図示せぬシール手段が配設され、このロータ本体21の回転中心部分から液物等が漏洩しないように構成されていることは言うまでもない。
各スクリーンプレート部分52には、その周縁に複数の締着孔部53が穿設され、スクリーンプレート取付け板41には、締結孔部53と対応する位置にねじ穴が設けられている。この締着孔部53には、ボルト等の締着部材73が嵌挿され、スクリーンプレート取付け板41のねじ穴に締着されることによって、各クリーンプレート部分52が取り付けられている。
これらの回転翼8のそれぞれの上面26e(表面)には、図6、図7及び図9に示すように、ポンピングベーン80(攪拌翼)が設けられている。このポンピングベーン80は、キャップ27から回転翼8の形状に沿って先端側に向かって延びている。ポンピングベーン80の延在方向と直交する面における断面形状は、図9に示すように、略L字形状を成しており、ポンピングベーン80は、上面26eに接する態様で取り付けられる取付部80aと、上面26eから上方に向かって突出し、溶解槽2中の水等と古紙とを攪拌するための翼部80bとで構成されている。
この取付部80aと翼部80bとは、溶接等によって接合されていてもよく、一体に形成されていてもよい。
同様に、第2のアンダーブレード62の後端部62bの形状についても、図11の紙面において第2のアンダーブレード62を180度回転させて取り付けた状態で、後端部62bがカッターブレード9の後面9aと隙間なく組み立てられるようになっており、この後面9aに沿って斜めに形成されている。
なお、上述した溝加工は、第1のアンダーブレード61の上部の位置を規制できるものであれば、溝加工以外のものであってもよい。
なお、第1のアンダーブレード61の高さ調整は、シム部材を用いて行う方法に限らない。例えば、第1のアンダーブレード61と挿通孔90の下面との間に、圧縮ばねのような弾性体を介在させ、この弾性体が第1のアンダーブレード61を下方に付勢するように構成し、締結ボルト91の締結力によって第1のアンダーブレード61の高さが変えられるようにしてもよい。また、第1のアンダーブレード61を上下方向に移動させるジャッキボルトを用いて第1のアンダーブレード61の高さ方向の位置を上下動させるものであってもよい。
前面角Fが摩耗した場合、溶解槽2の開口7から締結ボルト91を取り外し、第1のアンダーブレード61の上部がはめ込まれた溝に沿って第1のアンダーブレード61を水平に引き抜くことによって、第1のアンダーブレード61を回転翼8から取り外す。そして、第1のアンダーブレード61を水平面上で180度回転させ(第1のアンダーブレード61の先端部61aと後端部61bを入れ替える)た後に、第1のアンダーブレード61を溝に沿って挿入する。このとき、後端部61bは、カッターブレード9の後面9aと密着して組み立てられる形状であるため、隙間なく組み立てられる。そして、締結ボルト91を締結する。これにより、前面角Fと後面角Rとを入れ替えることができ、第1のアンダーブレード61を交換することなく、摩耗していない後面角Rを用いて古紙片13を裁断することができる。
例えば、本実施の形態では、アンダーブレード61の前面角Fと後面角Rを入れ替えることにより、アンダーブレード61の交換寿命を延ばしているが、入れ替え可能な部分は後面角Rに限定されるものではない。例えば、図12に示すように、アンダーブレード161の後端部161bの形状を、先端部161aの形状に対してハの字状にし、アンダーブレード161を引き抜いた後に、アンダーブレード161の上下(溶解槽2の上下)を逆にして、かつ、180度回転させることにより、角P(図10参照)を前面角Fと入れ替えることができる。この場合であっても、後端部161bは、カッターブレード9の後面9aと密着して組み立てられる形状になるようにハの字状に形成することで、後端部161bと後面9aとを隙間なく組み立てられる。
2 溶解槽
2a 底面
3 鉛直板
4 古紙裁断用ロータ(ロータ)
5 スクリーンプレート
6 コンベア
7 開口
8 回転翼
9 カッターブレード
9a 後面
11 古紙片
13 裁断された古紙片
21 ロータ本体
22 中心部材
23 円筒キー
24 取付けボルト
25 回転翼取付け部材
27 キャップ
26e 回転翼の上面
28 取付けボルト
40 基礎台
41 スクリーンプレート取り付け板
51 目孔
52 スクリーンプレート部分
53 締着孔部
61 第1のアンダーブレード
61a 先端部
61b 後端部
62 第2のアンダーブレード
62a 先端部
62b 後端部
73 締結部材
80 ポンピングベーン
90 挿通孔
91 締結ボルト(締結部材)
91a 締結ボルトの頭部
92 ねじ穴
F 前面角
R 後面角
Claims (4)
- 固定刃として機能する目孔が設けられたスクリーンプレートと、このスクリーンプレートに沿って回転する回転翼とを備え、この回転翼には、前記回転翼と前記スクリーンプレートとの間に位置し、断面形状が多角形状をなし、多角形状のうちの少なくとも1つの角部が回転刃として機能するアンダーブレードが着脱可能に取り付けられ、前記目孔と前記アンダーブレードとによって古紙片を裁断する古紙溶解装置であって、
前記1つの角部に替えて前記アンダーブレードの他の角部が回転刃として機能するように、前記回転翼に対する前記アンダーブレードの取付を変更可能に構成したことを特徴とする古紙溶解装置。 - 前記回転翼の回転方向における前側に古紙片を裁断するカッターブレードが設けられ、前記アンダーブレードの先端部が前記カッターブレードに隙間なく接するように長手方向に対して斜めに形成され、前記アンダーブレードの後端部が、前記アンダーブレードを180度回転させて取り付ける際に、前記カッターブレードに隙間なく接するように前記先端部と同様に斜めに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の古紙溶解装置。
- 前記スクリーンプレート及び前記回転翼が、上方に開口を有する溶解槽の内部に取り付けられ、前記アンダーブレードを前記回転翼に固定する締結部材が前記溶解槽の開口から着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の古紙溶解装置。
- 前記アンダーブレードの高さ位置を調整する調整手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の古紙溶解装置。
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