JP2014005570A - パルパー - Google Patents
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Abstract
【課題】カッターブレードの改善を図ったパルパーを提供する。
【解決手段】パルパーは、上部に製紙原料投入口、下部に排出口を有し、製紙原料と水を受け入れる槽と、この槽の排出口を覆うように設けられたストレーナと、槽内のストレーナの上に設けられ、前記製紙原料を離解させるロ−タと、このロ−タの裏面に取り付けられ、ロ−タの回転翼の前縁ABに沿うように設けられた長手方向に長い前側カッターブレード10と、ロ−タの裏面に取り付けられ、外側に行くにつれて前側カッターブレード10から離間するように傾斜する長手方向に長い傾斜カッターブレード20と、この傾斜カッターブレード20の内側の部位20Aを介して傾斜カッターブレード20と前側カッターブレード10とが一体的に形成されているものである。
【選択図】図5
【解決手段】パルパーは、上部に製紙原料投入口、下部に排出口を有し、製紙原料と水を受け入れる槽と、この槽の排出口を覆うように設けられたストレーナと、槽内のストレーナの上に設けられ、前記製紙原料を離解させるロ−タと、このロ−タの裏面に取り付けられ、ロ−タの回転翼の前縁ABに沿うように設けられた長手方向に長い前側カッターブレード10と、ロ−タの裏面に取り付けられ、外側に行くにつれて前側カッターブレード10から離間するように傾斜する長手方向に長い傾斜カッターブレード20と、この傾斜カッターブレード20の内側の部位20Aを介して傾斜カッターブレード20と前側カッターブレード10とが一体的に形成されているものである。
【選択図】図5
Description
本発明は、パルパーに係り、特に、カッターブレードの改善を図ったパルパーに関する。
従来、槽内にパルプ、古紙等の製紙原料を投入して水中で離解させるパルパーは、槽内に設けたローターにより槽内の製紙原料を回流させながら、製紙原料を離解させている(特許文献1参照)。
上記パルパーにおいては、ローターに、別個独立して取り付けられた一対の第1のカッターブレード、第2のカッターブレード、第3のカッターブレードによって製紙原料は、切断されるようになっている。
上記パルパーにおいては、ローターに、別個独立して取り付けられた一対の第1のカッターブレード、第2のカッターブレード、第3のカッターブレードによって製紙原料は、切断されるようになっている。
しかしながら、ブレードが損傷を受ける場合、一対の第1のカッターブレード、第2のカッターブレード、第3のカッターブレードのすべての場合がほとんどで、しかも、交換作業は、ラインを止めて取り外しを行うため、特定の部位のカッターブレードのみを一々交換することはほとんどないのが実状である。
逆に、ローターに、別個独立に一対の第1のカッターブレード、第2のカッターブレード、第3のカッターブレードを取り外して取り付けねばならず、施工作業に手間を要するという問題点もあった。
逆に、ローターに、別個独立に一対の第1のカッターブレード、第2のカッターブレード、第3のカッターブレードを取り外して取り付けねばならず、施工作業に手間を要するという問題点もあった。
本発明は、上記の問題点を考慮してなされたもので、カッターブレードの改善を図ったパルパーを提供することを目的とする。
請求項1記載のパルパーは、上部に製紙原料投入口、下部に排出口を有し、製紙原料と水を受け入れる槽と、この槽の前記排出口を覆うように設けられたストレーナと、前記槽内の前記ストレーナの上に設けられ、前記製紙原料を離解させるロ−タと、このロ−タの裏面に取り付けられ、前記ロ−タの回転翼の前縁に沿うように設けられた長手方向に長い前側カッターブレードと、前記前縁は、平面視、一直線状に形成され、前記前側カッターブレードは、平面視、一直線状に形成され、前記ロ−タの裏面に取り付けられ、外側に行くにつれて前記前側カッターブレードから離間するように傾斜する長手方向に長い傾斜カッターブレードと、この傾斜カッターブレードの内側の部位を介して前記傾斜カッターブレードと前記前側カッターブレードとが一体的に形成されているものである。
また、請求項2記載のパルパーは、上部に製紙原料投入口、下部に排出口を有し、製紙原料と水を受け入れる槽と、この槽の前記排出口を覆うように設けられたストレーナと、前記槽内の前記ストレーナの上に設けられ、前記製紙原料を離解させるロ−タと、このロ−タの裏面に取り付けられ、前記ロ−タの回転翼の前縁に沿うように設けられた長手方向に長い前側カッターブレードと、前記ロ−タの裏面に取り付けられ、外側に行くにつれて前記前側カッターブレードから離間するように傾斜する長手方向に長い傾斜カッターブレードと、この傾斜カッターブレードの内側の部位を介して前記傾斜カッターブレードと前記前側カッターブレードとが接合され、前記傾斜カッターブレードと前側カッターブレードとは、平坦な面を介しても接合され、前記平坦な面はロ−タの裏面に当接するものである。
また、請求項3記載のパルパーは、上部に製紙原料投入口、下部に排出口を有し、製紙原料と水を受け入れる槽と、この槽の前記排出口を覆うように設けられたストレーナと、前記槽内の前記ストレーナの上に設けられ、前記製紙原料を離解させるロ−タと、このロ−タの裏面に取り付けられ、前記ロ−タの回転翼の前縁に沿うように設けられた長手方向に長い前側カッターブレードと、前記ロ−タの裏面に取り付けられ、外側に行くにつれて前記前側カッターブレードから離間するように傾斜する長手方向に長い傾斜カッターブレードと、この傾斜カッターブレードと前記前側カッターブレードとを接続する平坦な面と、この平坦な面は前記ロ−タの裏面に当接するものである。
請求項1記載のパルパーによれば、ロ−タの裏面に取り付けられ、外側に行くにつれて前側カッターブレードから離間するように傾斜する長手方向に長い傾斜カッターブレードと、この傾斜カッターブレードの内側の部位を介して傾斜カッターブレードと前側カッターブレードとが一体的に形成されているため、傾斜カッターブレードと前側カッターブレードとは近接して設けられ、傾斜カッターブレードが損傷を受けているときは、前側カッターブレードも損傷しているために、カッターブレードの取り付け、取り外しを一度の交換作業で行うことができ、交換の作業性を向上させることができ、
しかも、従来例で記述したローターの前縁は、一直線状に形成されておらず、そのため、ローターの前縁に取り付けられるカッターブレードは、一対の第1のカッターブレードとなっているが、この請求項1記載のパルパーによれば、前縁は、平面視、一直線状に形成され、前側カッターブレードも、平面視、一直線状に形成されているため、ローターの前縁及び前側カッターブレードの加工も簡単である。
しかも、従来例で記述したローターの前縁は、一直線状に形成されておらず、そのため、ローターの前縁に取り付けられるカッターブレードは、一対の第1のカッターブレードとなっているが、この請求項1記載のパルパーによれば、前縁は、平面視、一直線状に形成され、前側カッターブレードも、平面視、一直線状に形成されているため、ローターの前縁及び前側カッターブレードの加工も簡単である。
また、請求項2記載のパルパーによれば、傾斜カッターブレードと前側カッターブレードとは、平坦な面をも介して接合されるため、傾斜カッターブレードと前側カッターブレードとの結合を強固にし、しかも、平坦な面はロ−タの裏面に当接し、つまり、ロ−タの裏面の部位を傾斜カッターブレードと前側カッターブレードとを接合する平坦な面で覆うため、製紙原料によるロ−タの裏面の部位の損傷を防ぎ、更に、使用により傾斜カッターブレード、前側カッターブレードが損傷を受けた際には、製紙原料に面する平坦な面もえぐられ、損傷を受けているため、一度の交換作業で、平坦な面、カッターブレードの取り外し、取り付けを行うことができ、交換の作業性を向上させることができる。
なお、製紙原料に面する平坦な面がえぐられ、損傷を受けると、損傷した部位に製紙原料が溜まり、溜まった製紙原料は離解しない上に、傾斜カッターブレード、前側カッターブレード近傍の製紙原料の出入りを少なくするため、離解効率をも低下させ、また、製紙原料溜まりを生じると、ロ−タの負荷のみが増加させることとなる。
なお、製紙原料に面する平坦な面がえぐられ、損傷を受けると、損傷した部位に製紙原料が溜まり、溜まった製紙原料は離解しない上に、傾斜カッターブレード、前側カッターブレード近傍の製紙原料の出入りを少なくするため、離解効率をも低下させ、また、製紙原料溜まりを生じると、ロ−タの負荷のみが増加させることとなる。
また、請求項3記載のパルパーによれば、傾斜カッターブレードと前側カッターブレードとは、平坦な面を介して接合されるため、傾斜カッターブレードと前側カッターブレードとの結合を強固にし、しかも、平坦な面はロ−タの裏面に当接し、つまり、ロ−タの裏面の部位を傾斜カッターブレードと前側カッターブレードとを接合する平坦な面で覆うため、製紙原料によるロ−タの裏面の部位の損傷を防ぎ、更に、使用により傾斜カッターブレード、前側カッターブレードが損傷を受けた際には、製紙原料に面する平坦な面もえぐられ、損傷を受けているため、一度の交換作業で、平坦な面、カッターブレードの取り外し、取り付けを行うことができ、交換の作業性を向上させることができる。
本発明の一実施例のパルパーを図面を参照して説明する。
図1に示すPは、槽1内にパルプ、古紙等の製紙原料を投入して水中で離解させるパルパーで、該パルパーPは、上部に製紙原料投入口1a、下部に排出口1bを有し、製紙原料と水を受け入れる槽1を有している。
槽1は、下方に位置する逆円錐台部1Aと、上方に位置する円筒部1Bとを有し、円筒部1Bは逆円錐台部1Aに接続されている。
パルプ、古紙等の製紙原料(図示せず)は、槽1内へコンベア(図示せず)により連続的に供給され、また、水は第1のパイプ(図示せず)により槽1内へ供給され、槽1内で離解された製紙原料は第2のパイプ2により、槽1外へと排出されるようになっている。
なお、図1に示す3、3は、槽1を支持する脚部である。
図1に示すPは、槽1内にパルプ、古紙等の製紙原料を投入して水中で離解させるパルパーで、該パルパーPは、上部に製紙原料投入口1a、下部に排出口1bを有し、製紙原料と水を受け入れる槽1を有している。
槽1は、下方に位置する逆円錐台部1Aと、上方に位置する円筒部1Bとを有し、円筒部1Bは逆円錐台部1Aに接続されている。
パルプ、古紙等の製紙原料(図示せず)は、槽1内へコンベア(図示せず)により連続的に供給され、また、水は第1のパイプ(図示せず)により槽1内へ供給され、槽1内で離解された製紙原料は第2のパイプ2により、槽1外へと排出されるようになっている。
なお、図1に示す3、3は、槽1を支持する脚部である。
また、図1及び図2に示す4は、槽1の排出口1bを覆うように設けられたストレーナで、ストレーナー4は、例えば、丸孔を多数形成した円板状のものである。5は、ストレーナ4の上に設けられ、製紙原料を離解させるロ−タである。ロ−タ5は、モータ6から伝達された動力をベルト7、プーリー8、回転軸9を介して回転されるようになっている。
また、図2及び図3に示す5A、5Bは、ロ−タ5の羽根の前縁AB(図6参照)より突出すると共に、ストレーナ4に向かうように設けられた突出状部材で、この突出状部材5A、5Bの垂直方向を横断する方向の断面は略多角形となっている。
また、図4乃至図6に示す10は前側カッターブレードで、前側カッターブレード10は、ロ−タ5の裏面(より具体的には、ロ−タ5の回転翼の裏面)に取り付けられ、ロ−タ5の回転翼の前縁AB(図6参照)に沿うように設けられた長手方向に長いものである。
前縁AB(図5参照)は、平面視、一直線状に形成され、前側カッターブレード10は、平面視、一直線状に形成されている(図3乃至図6参照)。
また、図4乃至図6に示す20は傾斜カッターで、傾斜カッター20は、ロ−タ5の裏面(より具体的には、ロ−タ5の回転翼の裏面)に取り付けられ、図5に矢印Xに示すように、外側に行くにつれて前側カッターブレード10から離間するように傾斜する長手方向に長いものである。
そして、傾斜カッターブレード20の内側の部位20Aを介して傾斜カッターブレード20と前側カッターブレード10とが一体的に形成されている。
前縁AB(図5参照)は、平面視、一直線状に形成され、前側カッターブレード10は、平面視、一直線状に形成されている(図3乃至図6参照)。
また、図4乃至図6に示す20は傾斜カッターで、傾斜カッター20は、ロ−タ5の裏面(より具体的には、ロ−タ5の回転翼の裏面)に取り付けられ、図5に矢印Xに示すように、外側に行くにつれて前側カッターブレード10から離間するように傾斜する長手方向に長いものである。
そして、傾斜カッターブレード20の内側の部位20Aを介して傾斜カッターブレード20と前側カッターブレード10とが一体的に形成されている。
従って、上述したパルパーPによれば、ロ−タ5の回転により製紙原料は槽1内を回流して、ロ−タ5の羽根の裏面に設けられた前側カッターブレード10、傾斜カッターブレード20によって製紙原料は、切断される。また、突出状部材5A、5Bの断面が略多角形のコーナーのエッジでも製紙原料が切断され、製紙原料の離解が促進される。
また、傾斜カッターブレード20と前側カッターブレード10とは近接して設けられ、傾斜カッターブレード20が損傷を受けているときは、前側カッターブレード10も損傷しているために、カッターブレードの取り付け、取り外しを一度の交換作業で行うことができ、交換の作業性を向上させることができ、
しかも、従来例で記述したローターの前縁は、一直線状に形成されておらず、そのため、ローターの前縁に取り付けられるカッターブレードは、一対の第1のカッターブレードとなっているが、この実施例のパルパーPによれば、前縁ABは、平面視、一直線状に形成され、前側カッターブレード10も、平面視、一直線状に形成されているため、ローター5の羽根の前縁AB及び前側カッターブレード10の加工も簡単である。
また、傾斜カッターブレード20と前側カッターブレード10とは近接して設けられ、傾斜カッターブレード20が損傷を受けているときは、前側カッターブレード10も損傷しているために、カッターブレードの取り付け、取り外しを一度の交換作業で行うことができ、交換の作業性を向上させることができ、
しかも、従来例で記述したローターの前縁は、一直線状に形成されておらず、そのため、ローターの前縁に取り付けられるカッターブレードは、一対の第1のカッターブレードとなっているが、この実施例のパルパーPによれば、前縁ABは、平面視、一直線状に形成され、前側カッターブレード10も、平面視、一直線状に形成されているため、ローター5の羽根の前縁AB及び前側カッターブレード10の加工も簡単である。
また、図5、図6に示す30は平坦な面で、この平坦な面30を介して傾斜カッターブレード20と前側カッターブレード10とは、接合されている。平坦な面30は、傾斜カッターブレード20の最下面及び前側カッターブレード10の最下面より高い位置にある。そして、平坦な面30はロ−タ5の裏面(より具体的には、ロ−タ5の回転翼の裏面)に当接している。
なお、一体化された傾斜カッターブレード20、前側カッターブレード10は、ボルト40をロ−タ5の回転翼に設けた貫通孔5aを介して平坦な面30の雌ねじ30aに螺合させて、取り付けられている。
なお、一体化された傾斜カッターブレード20、前側カッターブレード10は、ボルト40をロ−タ5の回転翼に設けた貫通孔5aを介して平坦な面30の雌ねじ30aに螺合させて、取り付けられている。
従って、ロ−タ5の裏面(より具体的には、ロ−タ5の回転翼の裏面)の部位(例えば、図5に記載したY)を傾斜カッターブレード20と前側カッターブレード10とを接合する平坦な面30で覆うため、製紙原料によるロ−タ5の裏面の部位Y(図6参照)の損傷を防ぎ、更に、使用により傾斜カッターブレード20、前側カッターブレード10が損傷を受けた際には、製紙原料に面する平坦な面30もえぐられ、損傷を受けているため、一度の交換作業で、平坦な面30、カッターブレード10、20の取り外し、取り付けを行うことができ、交換の作業性を向上させることができる。
なお、製紙原料に面する平坦な面30がえぐられ、損傷を受けると、損傷した部位に製紙原料が溜まり、溜まった製紙原料は離解しない上に、傾斜カッターブレード20、前側カッターブレード10近傍の製紙原料の出入りを少なくするため、離解効率をも低下させ、また、製紙原料溜まりを生じると、ロ−タ5の負荷のみが増加させることとなる。
なお、製紙原料に面する平坦な面30がえぐられ、損傷を受けると、損傷した部位に製紙原料が溜まり、溜まった製紙原料は離解しない上に、傾斜カッターブレード20、前側カッターブレード10近傍の製紙原料の出入りを少なくするため、離解効率をも低下させ、また、製紙原料溜まりを生じると、ロ−タ5の負荷のみが増加させることとなる。
なお、上述した実施例においては、傾斜カッターブレード20の内側の部位20A(図5及び図6参照)を介して傾斜カッターブレード20と前側カッターブレード10とが一体的に形成されているものに加え、平坦な面30を介して傾斜カッターブレード20と前側カッターブレード10とを接合したが、本願発明にあっては、これに限らず、図示しないが、傾斜カッターブレード20の内側の部位20Aを前側カッターブレード10と離間させ、傾斜カッターブレード20と前側カッターブレード10を平坦な面30のみで接合させて、一体化させるようにしても良い。
P パルパー
1 槽
4 ストレーナ
5 ロ−タ
10 前側カッターブレード
20 傾斜カッターブレード
1 槽
4 ストレーナ
5 ロ−タ
10 前側カッターブレード
20 傾斜カッターブレード
Claims (3)
- 上部に製紙原料投入口、下部に排出口を有し、製紙原料と水を受け入れる槽と、
この槽の前記排出口を覆うように設けられたストレーナと、
前記槽内の前記ストレーナの上に設けられ、前記製紙原料を離解させるロ−タと、
このロ−タの裏面に取り付けられ、前記ロ−タの回転翼の前縁に沿うように設けられた長手方向に長い前側カッターブレードと、
前記前縁は、平面視、一直線状に形成され、前記前側カッターブレードは、平面視、一直線状に形成され、
前記ロ−タの裏面に取り付けられ、外側に行くにつれて前記前側カッターブレードから離間するように傾斜する長手方向に長い傾斜カッターブレードと、
この傾斜カッターブレードの内側の部位を介して前記傾斜カッターブレードと前記前側カッターブレードとが一体的に形成されている
ことを特徴とするパルパー。 - 上部に製紙原料投入口、下部に排出口を有し、製紙原料と水を受け入れる槽と、
この槽の前記排出口を覆うように設けられたストレーナと、
前記槽内の前記ストレーナの上に設けられ、前記製紙原料を離解させるロ−タと、
このロ−タの裏面に取り付けられ、前記ロ−タの回転翼の前縁に沿うように設けられた長手方向に長い前側カッターブレードと、
前記ロ−タの裏面に取り付けられ、外側に行くにつれて前記前側カッターブレードから離間するように傾斜する長手方向に長い傾斜カッターブレードと、
この傾斜カッターブレードの内側の部位を介して前記傾斜カッターブレードと前記前側カッターブレードとが接合され、
前記傾斜カッターブレードと前側カッターブレードとは、平坦な面を介しても接合され、
前記平坦な面はロ−タの裏面に当接する
ことを特徴とするパルパー。 - 上部に製紙原料投入口、下部に排出口を有し、製紙原料と水を受け入れる槽と、
この槽の前記排出口を覆うように設けられたストレーナと、
前記槽内の前記ストレーナの上に設けられ、前記製紙原料を離解させるロ−タと、
このロ−タの裏面に取り付けられ、前記ロ−タの回転翼の前縁に沿うように設けられた長手方向に長い前側カッターブレードと、
前記ロ−タの裏面に取り付けられ、外側に行くにつれて前記前側カッターブレードから離間するように傾斜する長手方向に長い傾斜カッターブレードと、
この傾斜カッターブレードと前記前側カッターブレードとを接続する平坦な面と、
この平坦な面は前記ロ−タの裏面に当接する
ことを特徴とするパルパー。
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