JP3152333B2 - 糸張力計測装置を具備する魚釣り用リール - Google Patents

糸張力計測装置を具備する魚釣り用リール

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糸張力計測装置を具備
する魚釣り用リールに関する。
【0002】
【従来の技術】魚釣り用リールには、一般に両軸受リー
ル・スピニングリールなどがあって、ドラグ装置が装着
されている。このドラグ装置は、魚が餌にかかり強い引
きで釣糸に大きな張力が作用したため釣糸を繰り出すと
き、スプールを摩擦制御しながら繰り出すために使用す
る。そのときスタードラグという星の形をした制動力調
節体を回転させて付与されるドラグ力を加減している。
スタードラグの調節は魚の種類に対応させるが、基本的
には完全に釣り人の勘に頼ることになる。従ってスター
ドラグの締め付け又は緩めることの調節は、可成りの熟
練を要する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、スタードラグを
強く締め付ければ、魚の強い引きに対して釣糸が無駄に
繰り出されないため魚の動きを早く弱めさせることが出
来たが、スタードラグの締め付けによりドラグ力が強く
なり釣糸が切られ易かった。そのため釣糸は必要以上に
太く丈夫なものを使用する必要があって、使用するスプ
ール、従って魚釣り用リールの容量が大型化した。
【0004】その逆に、スタードラグの締め付けが弱い
と、釣糸はどんどん繰り出されて魚を釣り上げるまでの
時間が長くなった。そのため糸巻容量の多い大型のリー
ルを長い時間にわたり動かす必要があった。
【0005】本発明の目的は、前述の欠点を改善し、使
用中の釣糸に対し適正なドラグ力の調節が可能となれ
ば、小型なリールを使用出来ることに着目して、糸張力
計測装置を具備する魚釣り用リールを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の構成は、請求項1記載の発明は、リール本体にスプー
ル軸を介して回転可能に支持されたスプールと、該スプ
ールにドラグ力を付与するドラグ装置と、釣竿にリール
本体を着脱自在に支持するためのスタンド部とを具備す
る魚釣り用リールにおいて、前記スタンド部を、リール
本体に固着された一方板と、釣り竿に固着された他方板
との二層板で構成して、一方板を他方板に対し釣糸の繰
出し方向へ摺動可能とすると共に、一方板と他方板との
間に、釣糸に与えられた張力による一方板の移動をたわ
み量に変換するたわみ梁を装着し、上記たわみ梁にかか
るたわみ量を計測する計測手段と、該たわみ量から前記
二層板間にかかる力を演算する演算手段と、該演算手段
で演算された糸張力値を表示する表示手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、たわみ量の計測手段として、二層板間の静
電容量変化を計測する静電容量センサを具備して構成す
る。請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、たわみ量の計測手段として、たわみ梁に接着したひ
ずみゲージと、該ひずみゲージ出力をディジタル信号に
変換するIC回路を用いて構成する。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3の何れか1項に記載の発明において、演算手段とし
て、マイクロコンピュータを使用して構成する。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によると、スプールに巻か
れた釣糸に対して、繰り出す方向に張力がかかると、ス
プールがその方向に引張られ、スタンド部の一方板が動
かされ、たわみ梁がたわむようになる。そしてたわみ量
を計測手段によって計測して、次に二層板間にかかる張
力を演算手段によって演算する。演算値は表示手段によ
って表示されるので、釣り人はその表示値が釣糸の最大
張力値内となるように、スタードラグを締め付けてリー
ルを使用すれば良い。
【0010】請求項2記載の発明によると、たわみ梁が
たわむことはスタンド部の二層板間の静電容量の変化に
対応するので、それをセンサにより捉えている。
【0011】請求項3記載の発明によると、たわみ量の
計測手段として、ひずみゲージと、アナログ・ディジタ
ル変換用IC回路を使用するので、後段の処理に対し有
効である。
【0012】請求項4記載の発明によると、糸張力値の
演算手段として、マイクロコンピュータを使用するの
で、たわみ量に基づいて糸張力値を演算してアナログ表
示するための演算と表示をすることが容易に出来る。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
【0014】図1は請求項1・請求項2・請求項4記載
の発明に係る魚釣り用リールの一実施例を示す横断面図
である。図2は、図1に示す魚釣り用リールの全体斜視
図である。各図において、1はリール本体、2はリール
の左側板、3は同じく右側板、5はスプール、6はスプ
ール軸、7はクラッチ・レバー、9はスタードラグ、1
1は釣糸、12はすべり板、13は釣竿、14はスタン
ド支持板、15はボール、16は押しピン、17はたわ
み梁、18は支持ピン、19は静電容量型センサ、20
は負電極、21は回路基板、28はLCD表示器、29
は糸張力表示の押し釦、35は電池を示す。
【0015】なお、すべり板12と、スタンド支持板1
4とにより、スタンド部を構成して、すべり板12がス
タンド部の一方板としてリール本体に固着されている。
そしてスタンド支持板14がスタンド部の他方板とな
り、スタンド支持板14はすべり板12に対してボール
15が挿入されているから摺動可能となっている。又、
スタンド支持板14は釣竿に固定されている。
【0016】今、釣糸11を図1の矢印の方向に引張る
とき、すべり板12が同方向に動こうとする。従って図
1に示すたわみ梁17の中央部分が矢印方向にたわむ。
その変化は静電容量型センサ19により検出されて、後
述するようにたわみ量計測手段へ伝送される。そして、
計測されたたわみ量は、同様に後述する演算手段におい
て演算されて糸張力が表示器28に表示される。釣人は
その表示を見ながら、スタードラグ9の調節を行えば、
釣糸11に対し安全な繰り出しが出来る。
【0017】図3は糸張力計測装置を具備する魚釣り用
リールの平面図を示している。図3において、リール本
体1はその左右に側板23を取付けている。軸受4は
リール本体1に装着され、スプールはスプール軸
介してリール本体1に回転可能に支持されている。スタ
ードラグ9はネジ構造であって、締めたり緩めたりする
ことにより、ドラグ装置10の摩擦制動力を加減するこ
とが出来る。
【0018】次に、スタンド部の構成を図4に示す分解
図により詳細に説明する。図4において、符12、1
4、15、16、17、18、19、20は、図1・図
2と同様のものを示す。38はリベットであって、すべ
り板12をリール本体1に固着する。図4において、た
わみ梁17はスタンド支持板14上に載置され、梁17
の両端に近い所に2本の支持ピン18が在って、梁17
の無駄な動きを止めている。梁17は図示しない釣糸1
1の静止時において、すべり板12に固着された押しピ
ン16と軽く接触している。
【0019】図5はたわみ梁17についての変位を示す
図である。釣糸11が引っ張られて図1の右方向に糸張
力がかかると、たわみ梁17はその中央部が押しピン1
6によって図の右方向に押されるため、図示するように
たわみ量Δdが得られる。たわみ梁17が長さ方向に約
10cmであるとき、通常の魚釣り用釣糸であれば糸張
力によるたわみ量Δdは0〜40μmである。図5にお
いて、点線は糸張力がかからないときのたわみ梁の位置
を示し、実線は糸張力がかかったときのたわみ梁の位置
を示している。
【0020】なお、このとき図1におけるすべり板12
は、図4においてスタンド支持板14に対し糸張力のた
め図4の右方向へ移動したから、負電極20は静電容量
センサ19に対しその位置が前位置より離れている。従
って19、20間の静電容量は減少するので、その減少
量を、下記するセンサ回路で測定する。
【0021】図6はセンサ回路を示す回路図である。図
6において、静電容量センサ19は筒状の測定電極22
を内側にして、外側を中空筒状のガードリング23で囲
んで構成する。負電極20との間の空隙をd、測定電極
22の負電極20に対する面積をSとしたとき、空気の
誘電率をε、比例定数をKとすれば、負電極20と静電
容量センサ19との間の静電容量C1は、 C1=KεS/d と表すこ
とが出来る。
【0022】前述のように、糸張力がかかり負電極20
が変位すると、空隙dはd+Δdと増加するため、静電
容量Cの減少分を正弦波発振回路における発振周波数の
変化に、従って対応するパルス発生数の変化に換算し
て、マイクロコンピュータにより測定することを説明す
る。
【0023】図6において、25は発振回路であって、
静電容量センサ19、負電極20を含み構成される。発
振回路25の正弦波出力を、増幅・整形回路26におい
て増幅・整形し、パルス状とする。27はマイクロコン
ピュータである。また、24は演算増幅器、28は液晶
表示器、29は糸張力を表示するときの電源回路形成用
の押し釦スイッチを示す。発振回路25は静電容量C
1,C2、抵抗R1〜R5と演算増幅器24とでウイー
ンブリッジ型発振回路を構成する。その発振周波数f0
は f0≒1/(2π・C1・R1) となる。f0は例えば約16kHzである。発振回路25
の出力を増幅・整形回路26によりパルス波形として、
マイクロコンピュータ27の入力インタフェースに印加
する。そしてタイマにより例えば1秒間だけゲートを開
き、到来したパルスの数をカウンタで計数すれば、糸張
力の変化により発振回路25の発振周波数がf0からf
1に変化したときも、同様にカウンタを使用してそのf
0とf1とを計測出来る。
【0024】 糸張力として、釣糸に第1の分銅を吊るしたときの発振周波数をf1、 第2の分銅を 〃 f2、 として、それぞれ発生パルス数を計測する。その結果、
各分銅の重さに対応する糸張力Fと前記発振回路の発振
周波数fとの関係式 F=af+b における
a、bの値を実験的に求めることができる。得られた
a、bの値をマイクロコンピュータ27のメモリROM
の所定アドレスに格納する。
【0025】次に、魚釣り時と同様な糸張力を釣糸に与
えれば、発振周波数をカウントしたマイクロコンピュー
タが糸張力FをLCD表示器28に表示させるから、使
用中の釣糸に対する最大糸張力をカタログなどで予め知
得しておき、その値を超えない程度にスタードラグ9を
調節すれば良い。
【0026】ここで、マイクロコンピュータ27が実行
する糸張力の計測動作を、図7に示すフローチャートに
よって説明する。図7において、処理が開始されるとス
テップS1において「糸張力表示が求められているか」
の判断がされる。肯定判断のときは、ステップS2へ進
む。否定判断のときはステップS1を繰り返す。
【0027】ステップS2において、マイクロコンピュ
ータは演算増幅器24の電源スイッチ37に対し「電源
をオンせよ」との信号を出力する。スイッチがオンされ
るとステップS3に進む。演算増幅器24に電源が入る
と、発振回路は発振動作に入る。その周波数は前記のよ
うに、静電容量センサ19の空隙の長さに対応して定ま
る。次に、ステップS4において、マイクロコンピュー
タはタイマをセットして、発振回路が安定して測定可能
となるまでの時間は次の実行操作を待つ。(ディレイ処
理という)。
【0028】出力が安定した後はステップS5へ進み、
増幅・整形回路26からの出力をマイクロコンピュータ
27の入力インタフェースに取り込む。ステップS6で
は、マイクロコンピュータのカウンタを起動する。
【0029】次に、ステップS7でカウンタのゲートを
1秒間だけ開けたか、どうか、を判断する。肯定判断の
ときはステップS8に進み、否定判断のときはステップ
S7を繰り返す。ステップS8では1秒間経過の後、カ
ウンタを停止する。次に、ステップS9では、カウンタ
で測った周波数f値をRAMの所定のアドレスに転送し
て記憶する。
【0030】ステップS10では前記ROMのプログラ
ムに従って,ROMの所定のアドレスに書き込んである
定数a,bを呼び出し、糸張力F=af+bを計算し、
結果をRAMの所定のアドレスに転送し記憶する。
【0031】ステップS11では,RAMの所定のアド
レスからFの値を取り出して出力しLCD表示器に糸張
力Fの値を表示する。その表示はマイクロコンピュータ
のタイマで一定時間表示した後、リセットする。
【0032】図8は、図1の魚釣り用リールを下向きに
固定し、釣糸11の先に標準の分銅を吊るして糸張力F
を与えた場合の、分銅の重さとLCD表示器の読みの値
との関係を示した。この図により、前式の定数を定める
ことが出来る。以上はたわみ梁17のたわみ量を発振器
の発振周波数の変化として、間接的に捉えているが、請
求項3・請求項4記載の発明では、たわみ梁のたわみ量
をゲージにて直接的に計測している。図9はそのたわみ
梁に対するひずみゲージの接着及びIC回路基板との接
続を示している。たわみ梁17の両面には夫々一対での
4枚のひずみゲージ30がゲージ端子31を介して釣糸
11の引っ張り方向と、その逆方向の両側面に接着した
後、たわみ梁17に焼き付けされている。たわみ梁17
が糸張力のためにたわむとき、たわみ量に応じてひずみ
ゲージ30の抵抗値が夫々変化する。
【0033】そのため、図10はひずみゲージによるた
わみ量の測定と、演算するための回路構成を示す図であ
る。図10において、36はブリッジ回路で、4枚のひ
ずみゲージで構成される。ひずみ梁17がたわむと、ブ
リッジ回路36の直流出力電圧Vは感度良く変化する。
この直流電圧の変化をIC回路基板21に取り込み、基
板21に設けたマイクロコンピュータ27で演算すれ
ば、糸張力が求められる。
【0034】図10において、29は糸張力表示の押し
釦を示す。この押し釦はスイッチであって、操作される
とマイクロコンピュータ27が検知して電源スイッチ回
路として動作するスイッチ素子32を起動する。そのた
めブリッジ回路36の動作が開始される。スイッチ素子
32を使用することは電池35の寿命を長くするための
手段である。なお、図10において、24は演算増幅
器、33はA/Dコンバータ、34はレギュレータを示
す。レギュレータ34は零点調節回路であって、ブリッ
ジ回路の出力電圧Vを取り込み制御する。即ち、電圧V
が時間と共に変化するので(ドリフト)、誤差の原因と
なるから、零点を一定に自動調節している。
【0035】図10におけるマイクロコンピュータ27
の動作フローチャートを図11に示す。図11におい
て、糸張力表示の処理が開始されると、ステップS12
において、スイッチ素子32の電源をオンして、ひずみ
ゲージのブリッジ回路36に直流電圧を印加する。
【0036】ステップS13において、ひずみゲージ3
0のブリッジ回路36はたわみ量を示すように平衡が崩
れ出力電圧Vを出力している。ステップS14で出力電
圧Vをアナログ・ディジタルコンバータ33でディジタ
ル信号に変換しマイクロコンピュータ27に転送する。
【0037】ステップS15で出力電圧Vに対応するデ
ィジタル信号がRAMに取り込まれる。次に、ステップ
S16において、糸張力F=cV+dの式に基づく演算
が行われ、その時の糸張力Fが求まる。糸張力FはRA
Mの所定アドレスに転送されて記憶される。
【0038】なお、前記の力Fを求めるときは、異なる
2つ以上の分銅を吊るして測った糸張力の状態における
Vの値をV1、V2と求めて、c,dの値を演算してお
く。そして任意のvが得られたときのfを演算して求め
る。
【0039】次にステップS17で糸張力FをLCD表
示器28に表示する。LCD表示器28の表示を見なが
ら、釣糸の繰り出しなどの制御をすることは、前記実施
例に場合と同様である。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によると、釣糸に与えられた張力をたわみ梁のたわみ量
に変換して計測するから、張力に時間的な変化があって
も、即時に計測変換表示するから釣人は常に釣糸にかか
る張力を容易に、確実に判断出来る。
【0041】そのため、使用中のリールに巻かれている
釣糸の最大張力値を予め知っておけば、その値以内で張
力がかかるようにスタードラグを調節出来るから、勘に
頼らずに有効な魚釣りができる。
【0042】或いは、細目の釣糸により安心して大きな
魚を狙うことができるため、初心者であっても小型リー
ルを所持して良い。小型のリールであれば操作が容易
で、長時間の釣りに対して疲労が少ない。
【0043】請求項2記載の発明によると、たわみ量の
変化を静電容量の変化に対応させて計測するから、たわ
み量の微小変化を有効に捉えることが出来る。請求項3
記載の発明によると、たわみ梁の変位を直接ひずみゲー
ジによって計測するので、たわみ量の微小変化を精度良
く計測することが出来る。請求項4記載の発明による
と、計測・演算・表示の各処理について、マイクロコン
ピュータを使用して行うから、電力の消費が少なくて、
便利・有効な魚釣り用リールをが実現出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1・請求項2・請求項4記載の発明に対
する一実施例を示す横断面図である。
【図2】図1に示す魚釣り用リールの全体斜視図であ
る。
【図3】図1に示す魚釣り用リールの平面図である。
【図4】図1に示すスタンド部の分解図である。
【図5】図1に示すたわみ梁についての変位を示す図で
ある。
【図6】図3に示すセンサの回路構成を示す図である。
【図7】図6のマイクロコンピュータの動作フローチャ
ートである。
【図8】糸張力の実測値を示す図である。
【図9】たわみ梁にひずみゲージと計測回路との接続を
示す図である。
【図10】ひずみゲージによるたわみ量の測定と演算す
るための回路構成を示す図である。
【図11】図10のマイクロコンピュータの動作フロー
チャートである。
【符号の説明】
1 リール本体 4 軸受 5 スプー 6 スプール 9 スタードラグ 10 ドラグ装置 11 釣糸 12 すべり板 13 釣竿 14 スタンド部 15 ボール 16 押しピン 17 たわみ梁 18 支持ピン 19 静電容量型センサ 20 負電極 21 IC回路基板 22 測定電極 23 ガードリング 24 演算増幅器 25 発振回路 26 増幅・整形回路 27 マイクロコンピュータ 28 LCD表示器 29 糸張力表示の押し釦 30 ひずみゲージ 31 ゲージ端子 32 スイッチ端子 33 アナログ・ディジタル変換器 34 レギュレータ 35 電池 36 ブリッジ回路 37 演算増幅器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体にスプール軸を介して回転可
    能に支持されたスプールと、該スプールにドラグ力を付
    与するドラグ装置と、釣竿にリール本体を着脱自在に支
    持するためのスタンド部とを具備する魚釣り用リールに
    おいて、 前記スタンド部を、リール本体に固着された一方板と、
    釣り竿に固着された他方板との二層板で構成して、一方
    板を他方板に対し釣糸の繰出し方向へ摺動可能とすると
    共に、 一方板と他方板との間に、釣糸に与えられた張力による
    一方板の移動をたわみ量に変換するたわみ梁を装着し、 上記 たわみ梁にかかるたわみ量を計測する計測手段と、 該たわみ量から前記二層板間にかかる力を演算する演算
    手段と、 該演算手段で演算された糸張力値を表示する表示手段
    と、を備えたことを特徴とす る魚釣り用リール。
  2. 【請求項2】前記たわみ量の計測手段として、前記二層
    板間の静電容量変化を計測する静電容量センサを具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の魚釣り用リール。
  3. 【請求項3】前記たわみ量の計測手段として、たわみ梁
    に接着したひずみゲージと、該ひずみゲージ出力をディ
    ジタル信号に変換するIC回路を用いることを特徴とす
    る請求項1記載の魚釣り用リール。
  4. 【請求項4】前記演算手段として、マイクロコンピュー
    タを使用することを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    何れか1項に記載の魚釣り用リール。
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