JP3151946U - スプリング式紙製緩衝材 - Google Patents

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【課題】何度も衝撃を吸収することができ、一体化した簡単な構造を有し、低コスト化を図ることができるスプリング式紙製緩衝材を提供する。【解決手段】管状壁83を有する管状本体と、緩衝谷折線11,21,31,41と、緩衝谷折線の両側に位置すると共に、緩衝谷折線と平行するように外部に向かって夫々曲折される緩衝山折線12,22,32,42とを有し、管状壁に形成される少なくとも4つの緩衝凹入部10,20,30,40と、管状壁における緩衝凹入部の間で曲折する少なくとも4つの凸出部512等と、2筋の緩衝谷折線の外側に位置する収容山折線63,64と、切れ目61,62と、収容山折線と切れ目とに囲まれる範囲に形成される底部65とを有する収容部と、を備えるスプリング式紙製緩衝材。【選択図】図1

Description

本考案は、特に紙製材料からなり、スプリングのような緩衝効果を提供できるスプリング式紙製緩衝材に関するものである。
家電製品などの商品は、運搬時に衝撃を受けて破損してしまう恐れがあることから、商品の破損を防ぐために、通常は緩衝材が用いられてきた。しかしながら、このような緩衝材は、商品は保護できるが、石油化学材料の価格が高騰したことから、現在では、石油化学材料からなる緩衝材より、紙製材料からなる紙製緩衝材が広く用いられるようになった。
しかしながら、従来の紙製緩衝材は、複雑な構造を有する製造し難いものであり、特に重い商品に対しては緩衝効果を有効的に発揮することができなく、また、数多くの部材より構成されるので、外部より衝撃を受けると、部材がバラバラに分解し、十分な緩衝効果が得られないといった問題があった。
更に、前記従来の紙製緩衝材は構造が複雑であるので、製造コストを低減することができないという問題もあった。
そこで、案出されたのが本考案であって、一体化の構造を有し、何度も衝撃を吸収することができると共に、低コストで簡単に製造できる紙製緩衝材を提供することを目的としている。
本願の請求項1の考案は、本体第1端と本体第2端とを備える管状壁を有する管状本体と、
前記本体の軸方向と平行するように、前記本体の内部に向かってそれぞれ谷折される緩衝谷折線と、該緩衝谷折線の両側に位置すると共に、該緩衝谷折線と平行するように外部に向かってそれぞれ曲折される緩衝山折線とを有し、前記管状壁に形成される少なくとも4つの緩衝凹入部と、
前記管状壁における緩衝凹入部の間で曲折する少なくとも4つの凸出部と、
前記緩衝谷折線の左右の外側にそれぞれ位置すると共に、該緩衝谷折線と平行に外部に向かって曲折される収容山折線と、切れ目と、底部とを有し、前記管状壁における何れか1つの緩衝凹入部に位置する収容部と、を備え、
前記各収容山折線は、収容第1端と、収容第2端とを有し、
前記切れ目は、該収容山折線の収容第1端と連通し、
前記切れ目は、該収容山折線の収容第2端と連通し、
前記底部は、該収容山折線と平行する収容谷折線を有すると共に、前記管状壁における収容山折線と切れ目とに囲まれる範囲に形成されることを特徴とするスプリング式紙製緩衝材、を提供する。
本願の請求項2の考案は、前記本体が段ボールからなることを特徴とする請求項1に記載のスプリング式紙製緩衝材、を提供する。
本願の請求項3の考案は、前記本体の管状壁に、該本体を管状にするための接合部が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスプリング式紙製緩衝材、を提供する。
本考案は上記の課題を解決するものであり、スプリングに似た緩衝効果を有するので、運搬時に外部からの衝撃を何度も吸収し、家電製品などを保護することにより、損害率を低減することができると共に、低コスト化も達成することができる。
本考案に係るスプリング式紙製緩衝材の斜視図である。 本考案に係るスプリング式紙製緩衝材の使用状態を示す斜視図である。 本考案に係るスプリング式紙製緩衝材の使用状態を示す部分平面断面図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1は本考案に係るスプリング式紙製緩衝材の斜視図であり、図2は本考案に係るスプリング式紙製緩衝材の使用状態を示す斜視図であり、図3は本考案に係るスプリング式紙製緩衝材の使用状態を示す部分平面断面図である。
図1に示すように、本考案に係るスプリング式紙製緩衝材は、管状本体(80)と、少なくとも4つの緩衝凹入部(10)(20)(30)(40)と、少なくとも4つの凸出部(512)(523)(534)(514)と、収容部(60)とを備えるものである。
前記管状本体(80)は、本体第1端(81)と、本体第2端(82)とを備える管状壁(83)を有するものであり、本考案を実施する際には、先ず前記管状本体(80)を紙製材料で製造するが、段ボールにより前記本体(80)を製造することが好ましい。
また、平板状の紙製材料の両側を結合させ、前記管状壁(83)を形成すると共に、前記管状壁(83)を完成させることにより、前記本体(80)を製造してもよいが、この製造方法により製造された本体(80)の管状壁(83)には、前記平板状の紙製材料の両側を結合させるための接合部(図示せず)が形成される。
更に、前記本体(80)を製造する他の方法によれば、管状の紙製材料を製造するステップと、該管状の紙製材料を切断して本体(80)を形成させるステップとを有する製造方法により、連続的に管状の紙製材料を生産することができるので、大量製造に適している。
例え異なる製造方法により前記管状壁(83)に接合部が形成されるものであっても、該本体(80)が本考案の効果を提供できる構成である以上、本考案の範疇に含まれるものである。
本考案に係る紙製緩衝材は、4つの緩衝凹入部(10)(20)(30)(40)を有し、該4つの緩衝凹入部(10)(20)(30)(40)は、該管状壁(83)を前記本体(80)の内部に向かって谷折してなり、V字形の断面を呈するものである。また、前記各緩衝凹入部(10)(20)(30)(40)は、前記本体(80)の軸方向と平行するように、該本体(80)の内部に向かって谷折される緩衝谷折線(11)(21)(31)(41)と、該緩衝谷折線(11)(21)(31)(41)の両側に位置すると共に、該緩衝谷折線(11)(21)(31)(41)と平行するように外部に向かって曲折される緩衝山折線(12)(22)(32)(42)とを有するものである。また、本明細書における曲折方向及び谷折方向は、前記管状壁(83)を基準とし、即ち、該管状壁(83)を前記本体(80)の内方に曲折させて角度をつける構成を谷折とし、管状壁(83)を本体(80)の外方に向かって折曲げさせて角度を形成させる構成を山折とする。
また、本考案に係る紙製緩衝材の一般的な実施態様においては、4つの緩衝凹入部(10)(20)(30)(40)を有するが、前記本体(80)の材質や使用上の目的などに応じて4つ以上の緩衝凹入部(10)(20)(30)(40)を有するものであってもよい。
前記構成によれば、前記本体(80)に外力が加わった時、前記緩衝凹入部(10)(20)(30)(40)は、緩衝谷折線(11)(21)(31)(41)及び緩衝山折線(12)(22)(32)(42)により一旦変形するが、前記外力を吸収しその力が消えた時、その形状は回復するので、スプリングに似た緩衝効果を発揮することができる。故に、この構成によれば、繰り返し衝撃を受けても、従来のように部材が分離したり、脱落したりすることはないので、優れた緩衝効果を提供することができる。
本考案に係る紙製緩衝材は、運搬や貯蔵のための包装に好適な方形管であってもよい。この実施態様においては、本考案に係る紙製緩衝材は、4つの凸出部(512)(523)(534)(514)を有するものであり、それら4つの凸出部(512)(523)(534)(514)は夫々、前記管状壁(83)における前記緩衝凹入部(10)(20)(30)(40)の間に山折されるものである。
図2及び図3に示すように、収容部(60)は、前記管状壁(83)における緩衝凹入部(10)の中央に位置するものであり、例えばディスクドライブやノートパソコンなどの家電製品を収容するためのものであり、該家電製品に対して緩衝効果を提供することができる。また、前記収容部(60)は、前記緩衝谷折線(11)の外側に位置すると共に、該緩衝谷折線(11)と平行に左右外部に向かって山折される収容山折線(63)(64)と、切れ目(61)(62)と、底部(65)とを有するものである。
前記各収容山折線(63)(64)は、収容第1端(631)(641)と、収容第2端(632)(642)とを有するものである。
前記一方の切れ目(61)は、前記収容山折線(63)(64)の収容第1端(631)(641)と連通し、他方の切れ目(62)は、前記収容山折線(63)(64)の収容第2端(632)(642)と連通する。
前記底部(65)は、前記管状壁(83)における収容山折線(63)(64)と切れ目(61)(62)とに囲まれる範囲に形成される。該管状壁(83)に切れ目(61)(62)を形成させることにより、前記2筋の収容山折線(63)(64)を山折し、前記底部(65)を本体(80)の内部に凹入させることができる。また、前記底部(65)には、前記2筋の収容山折線(63)(64)と平行する2筋の収容谷折線(66)(67)が形成される。前記2筋の収容谷折線(66)(67)を谷折することにより、前記底部(65)を家電製品に適合な形状に形成させることができるので、前記家電製品に対して優れた緩衝効果を提供することができる。
本考案は上記の構成を有するので、スプリングに似た相当の緩衝効果を発揮できることから、運搬時に外力による衝撃を何度も緩衝して家電製品など保護することができると共に、低コスト化も図ることができるので、非常に実用的である。
10 緩衝凹入部
11 緩衝谷折線
12 緩衝山折線
20 緩衝凹入部
21 緩衝谷折線
22 緩衝山折線
30 緩衝凹入部
31 緩衝谷折線
32 緩衝山折線
40 緩衝凹入部
41 緩衝谷折線
42 緩衝山折線
512 凸出部
514 凸出部
523 凸出部
534 凸出部
60 収容部
61 切れ目
62 切れ目
63 収容山折線
631 収容第1端
632 収容第2端
64 収容山折線
641 収容第1端
642 収容第2端
65 底部
66 収容谷折線
67 収容谷折線
80 本体
81 本体第1端
82 本体第2端
83 管状壁

Claims (3)

  1. 本体第1端と本体第2端とを備える管状壁を有する管状本体と、
    前記本体の軸方向と平行するように、前記本体の内部に向かってそれぞれ谷折される緩衝谷折線と、該緩衝谷折線の両側に位置すると共に、該緩衝谷折線と平行するように外部に向かってそれぞれ曲折される緩衝山折線とを有し、前記管状壁に形成される少なくとも4つの緩衝凹入部と、
    前記管状壁における緩衝凹入部の間で曲折する少なくとも4つの凸出部と、
    前記緩衝谷折線の左右の外側にそれぞれ位置すると共に、該緩衝谷折線と平行に外部に向かって曲折される収容山折線と、切れ目と、底部とを有し、前記管状壁における何れか1つの緩衝凹入部に位置する収容部と、を備え、
    前記各収容山折線は、収容第1端と、収容第2端とを有し、
    前記切れ目は、該収容山折線の収容第1端と連通し、
    前記切れ目は、該収容山折線の収容第2端と連通し、
    前記底部は、該収容山折線と平行する収容谷折線を有すると共に、前記管状壁における収容山折線と切れ目とに囲まれる範囲に形成されることを特徴とするスプリング式紙製緩衝材。
  2. 前記本体が段ボールからなることを特徴とする請求項1に記載のスプリング式紙製緩衝材。
  3. 前記本体の管状壁に、該本体を管状にするための接合部が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスプリング式紙製緩衝材。
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