JP4337536B2 - 梱包装置 - Google Patents

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本発明は、分離型空気調和機の室内機等の梱包に用いられる梱包装置に関するものである
従来のこの種の梱包装置について、図7及び図8を用いて説明する。
図7に示される梱包装置は、被梱包物1の両端部にダンボール等の板紙を折り曲げて形成した緩衝材2を当てがい、筒状の外箱3に収納し、結束バンド4にて結束して梱包を完了するようにしたものである。
図8(a)は、緩衝材2の斜視図で、図8(b)は図8(a)のA−A断面図であり、緩衝材2は、それぞれ複数の折り目と穴を設けた内側板紙6と外側板紙5の2枚を組み合わせて形成したもので、外側板紙5の中に内側板紙6を配置し、外側板紙5に設けた固定ツメ7を内側板紙6に設けた固定穴8に差し込み、各面の肉厚を確保する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−118370号公報
しかしながら、前記従来の梱包装置の構成では、落下時などに被梱包物1に加わる外部からの衝撃に対して十分な緩衝効果を得るために、外側板紙5の中に内側板紙6を配置し、外側板紙5に設けた固定ツメ7を内側板紙6に設けた固定穴8に差し込んで、各面の肉厚を確保するようにしているので、外側板紙5、内側板紙6の形状が複雑で、またそれぞれを事前に仮折り曲げした上で組み込み作業を行なわなければならず、組み立て作業に非常に時間がかかるという課題を有していた。さらに、外側板紙5、内側板紙6のそれぞれが別部品で形成されているため、部品点数が増え、材料の使用量が多いという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、緩衝性能を損なうこと無く、構造を簡素化し、梱包に必要な部品点数が少なく組み立て作業性に優れた梱包装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の梱包装置は、被梱包物の両端部に板紙を折り曲げて略コの字状に形成された緩衝材を当てがって筒状の外箱に挿入して前記被梱包物を収納する梱包装置において、前記緩衝材は、被梱包物の前後若しくは上下を支持する一対の側壁部を左右に連設した支持面と、連結部を介して前記支持面と連結されると共に前記外箱の内面に接する一対の側壁部を左右に連設した外装面から形成され、前記支持面の前記連結部と反対側の端部及び前記外装面の前記連結部と反対側の端部のそれぞれに上部連結部を連設し、前記両上部連結部の一方に挿入穴を設け、他方に前記挿入穴に挿入、固定される挿入ツメを設け、前記側壁部の折り曲げ位置を、支持面の左右に連設された側壁部の折り曲げ位置より外側に設けて、前記両側壁部間に空間部を形成したもので、1枚の板紙に形成された連結部で支持面と外装面を折り曲げ、それぞれの上部連結部を重ねて一方の挿入ツメを他方の挿入穴に挿入し、固定することにより十分な緩衝厚みを有する緩衝材の組み立てを完了することができるもので、組み立て時における板紙の折り曲げ作業は、1枚の板紙を同一方向に折り曲げるだけで組み立てられ、部品の組み立て作業性が向上する共に梱包・廃棄時の部品点数を削減することができる。
本発明の梱包装置は、被梱包物に加わる衝撃を緩和する緩衝性能を損なうこと無く、構
造を簡素化し、梱包に必要が部品が少なく、しかも部品の組み立て作業性・保護性に優れているものである。
第1の発明は、被梱包物の両端部に板紙を折り曲げて略コの字状に形成された緩衝材を当てがって筒状の外箱に挿入して前記被梱包物を収納する梱包装置において、前記緩衝材は、被梱包物の前後若しくは上下を支持する一対の側壁部を左右に連設した支持面と、連結部を介して前記支持面と連結されると共に前記外箱の内面に接する一対の側壁部を左右に連設した外装面から形成され、前記支持面の前記連結部と反対側の端部及び前記外装面の前記連結部と反対側の端部のそれぞれに上部連結部を連設し、前記両上部連結部の一方に挿入穴を設け、他方に前記挿入穴に挿入、固定される挿入ツメを設けたもので、1枚の板紙に形成された連結部で支持面と外装面を折り曲げ、それぞれの上部連結部を重ねて一方の挿入ツメを他方の挿入穴に挿入し、固定することにより十分な緩衝厚みを有する緩衝材の組み立てを完了することができるもので、組み立て時における板紙の折り曲げ作業は、1枚の板紙を同一方向に折り曲げるだけで組み立てられ、部品の組み立て作業性が向上する共に梱包・廃棄時の部品点数を削減することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の支持面と外装面のそれぞれに設けた上部連結部により、前記支持面と前記外装面との間に空間部を形成したもので、落下などによる外部からの衝撃に対する緩衝肉厚を別部品で形成するのに比べ、少ない部品点数となり大幅に材料を増やすこと無く確保することが可能となり、梱包・廃棄時の部品点数を削減することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の支持面と外装面に連設された両上部連結部の少なくとも一方の左右両端を外方に延長し下方に折り曲げるとともに、この延長部を前記支持面と前記外装面との間の空間部に臨ませたもので、連結部を補強すると共に支持面と外装面との空間部を常に一定に保つことが可能となり外部からの衝撃に対する緩衝肉厚を別部品で形成するのに比べ、少ない部品点数となり大幅に材料を増やすこと無く確保することが可能となり、梱包・廃棄時の部品点数を削減することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の外装面の左右に連設された側壁部の折り曲げ位置を、支持面の左右に連設された側壁部の折り曲げ位置より外側に設けて、前記両側壁部間に空間部を形成するもので、被梱包物と外箱との距離を広げることで大幅に材料を増やすこと無く、外部からの衝撃を吸収させる緩衝肉厚を確保することが可能となり保護性の向上が図れる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の外装面に手掛け用の手穴を設け、支持面に連設された上部連結部の端面を延長し下側に折り曲げ、この延長部に前記外装面の手穴と連通する手穴を設けたもので、外装面に設けた手穴と前記延長部に設けた手穴が一致し手穴が2重となり手穴強度が増し、荷扱い時の作業性が向上すると共に、外箱の破損も低減し包装品質の向上が図れる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における梱包装置の分解斜視図で、図2は同梱包装
置の緩衝材の展開図で、図3は同緩衝材の組み立て後の正面図で、図4は同緩衝材の斜視図及び断面図である。なお、従来例と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図1に示すように、本実施の形態の梱包装置は、分離型空気調和機の室内ユニットなどの被梱包物1の支持と保護をすると共にダンボール等の板紙を折り曲げて形成された緩衝材2と、ダンボール等を筒状にして形成した外箱3から構成され、緩衝材2を被梱包物1の両端部に当てがい、それを外箱3に収納し、結束バンド4にて外箱3を結束して梱包を完了させるものである。
次に緩衝材2の詳細について、図2〜4を用いて説明する。
図に示すように、緩衝材2は、外箱3の内面に接する一対の側壁部9を左右に配置した外装面10と、被梱包物1の前後面又は上下面に接する1対の側壁部11を配置した支持面12とからなり、支持面12と外装面10は連結部13で一体に連結されている。
外装面10の上端部には挿入穴14を設けた上部連結部15を配置し、もう一方の支持面12の上端部(図2の展開図では下端)には挿入ツメ16を設けた上部連結部17を設けて、各部の間に配置した折り曲げ部に沿って折り曲げ、それぞれの上部連結部15、17を重ね、挿入ツメ16を挿入穴14に挿入して固定することにより、支持面12と外装面10のそれぞれの上端部が上部連結部15、17で、下端部が連結部13にて連結されたコ字状の緩衝材2が形成される。
なお、本実施の形態において、上部連結部15、17間の固定には接着剤を使用してもよい。
この緩衝材2は、被梱包物1を梱包する際には、外装面10と支持面12のそれぞれの左右に配置した側壁部9、11を重ねるようにして被梱包物1と外箱3の間に配置されて収納される。
さらに、図4(b)に示されるように、上部連結部15、17及び下部連結部13により支持面12と外装面10との間に、落下などにより外部から加わる衝撃を緩衝するための空間部18を形成している。
さらに、支持面12と外装面10の上部連結部17、15のそれぞれの左右両端を延長し延長部19を設けて、その延長部19を下側に折り曲げると共に、この延長部19を外装面10と支持面12との間に形成される空間部18に臨ませている。
上記構成により、大幅に材料を増やすこと無く1枚の板紙により、外部からの衝撃を確実に吸収するための緩衝肉厚を確保するのが可能となり、保護性の向上が図れる。また緩衝材2は、板紙を同一方向に折り曲げるだけで組み立てられるので、部品の組み立て作業性が著しく向上する。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における梱包装置の緩衝材の展開図で、図6は同緩衝材の斜視図及び断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図5、6に示すように、外装面10の左右に連設された側壁部9の折り曲げ位置21を、支持面12の左右に連設された側壁部11の折り曲げ位置20より外側に設けて、互い
の側壁部9、11との間に空間部22を形成している。これによって被梱包物1と外箱3との距離を広げて、部品点数を増やすこと無く外部からの衝撃を吸収させる緩衝肉厚を確保することが可能となり保護性の向上が図れる。
さらに、外装面10に手掛け用の手穴23を設け、外装面10に連設された上部連結部15の端面を外方に延長し下側に折り曲げ、この延長部24に外装面10の手穴23と連通する手穴25を設けて、手を掛ける部分を2重に構成している。
上記構成によって、手を掛ける部分の強度が増し、荷扱い時の作業性が向上すると共に、外箱3の破損も低減し包装品質の向上が図れる。
以上のように、本発明にかかる梱包装置は、被梱包物に加わる衝撃を緩和する緩衝性能を損なうこと無く、簡素な構造で、部品点数が少なく、組み立て作業性・保護性に優れているので、各種小型、大型製品の梱包装置に広く適用できるものである。
本発明の実施の形態1における梱包装置の分解斜視図 同梱包装置の緩衝材の展開図 同緩衝材の組み立て後の正面図 (a)同緩衝材の斜視図、(b)図4(a)のB−B断面図 本発明の実施の形態2における梱包装置の緩衝材の展開図 (a)同緩衝材の斜視図、(b)図6(a)のC−C断面図 従来の梱包装置の分解斜視図 (a)同梱包装置の緩衝材の斜視図、(b)図8(a)のA−A断面図
1 被梱包物
2 緩衝材
3 外箱
9、11 側壁部
10 外装面
12 支持面
13 連結部
14 挿入穴
15、17 上部連結部
16 挿入ツメ
18、22 空間部
19、24 延長部
20、21 折り曲げ位置
23、25 手穴

Claims (4)

  1. 被梱包物の両端部に板紙を折り曲げて略コの字状に形成された緩衝材を当てがって筒状の外箱に挿入して前記被梱包物を収納する梱包装置において、前記緩衝材は、被梱包物の前後若しくは上下を支持する一対の側壁部を左右に連設した支持面と、連結部を介して前記支持面と連結されると共に前記外箱の内面に接する一対の側壁部を左右に連設した外装面から形成され、前記支持面の前記連結部と反対側の端部及び前記外装面の前記連結部と反対側の端部のそれぞれに上部連結部を連設し、前記両上部連結部の一方に挿入穴を設け、他方に前記挿入穴に挿入、固定される挿入ツメを設け、前記側壁部の折り曲げ位置を、支持面の左右に連設された側壁部の折り曲げ位置より外側に設けて、前記両側壁部間に空間部を形成したことを特徴とする梱包装置。
  2. 支持面と外装面のそれぞれに設けた上部連結部により、前記支持面と前記外装面との間に空間部を形成したことを特徴とする請求項1記載の梱包装置。
  3. 支持面と外装面に連設された両上部連結部の少なくとも一方の左右両端を外方に延長し下方に折り曲げるとともに、この延長部を前記支持面と前記外装面との間の空間部に臨ませた請求項2記載の梱包装置。
  4. 外装面に手掛け用の手穴を設け、支持面に連設された上部連結部の端面を延長し下側に折り曲げ、この延長部に前記外装面の手穴と連通する手穴を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の梱包装置。
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