JP3151876B2 - 真空蒸着フィルムの製造方法 - Google Patents
真空蒸着フィルムの製造方法Info
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- JP3151876B2 JP3151876B2 JP27250591A JP27250591A JP3151876B2 JP 3151876 B2 JP3151876 B2 JP 3151876B2 JP 27250591 A JP27250591 A JP 27250591A JP 27250591 A JP27250591 A JP 27250591A JP 3151876 B2 JP3151876 B2 JP 3151876B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム蒸着層が
基材フィルムの表面に強固に接着した真空蒸着フィルム
の製造方法に関するものである。
基材フィルムの表面に強固に接着した真空蒸着フィルム
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にプラスチックフィルムの表面に蒸
着、印刷、接着などの二次加工を施す場合に、その儘で
はこれらの二次加工が上手く行われない場合が多い。こ
のために、何らかの表面処理を前以て行わなければなら
ないが、この表面処理方法としては、化学的方法と物理
的方法とがある。しかし、一般に広く実際に用いられて
いるのは、比較的に作業が容易な物理的方法であり、こ
の方法としては、コロナ放電処理、ガスフレーム法、ス
パッタエッチング法などがある。この他、金属蒸着用処
理法には、フィルム表面に蒸着金属と接着性の良いアン
カーコーティング剤を塗布する方法や特開昭62−22
8461号公報に提案されたフィルム表面に酸化アルミ
ニウム層を設けたのちにアルミニウム層を形成する方法
などがある。
着、印刷、接着などの二次加工を施す場合に、その儘で
はこれらの二次加工が上手く行われない場合が多い。こ
のために、何らかの表面処理を前以て行わなければなら
ないが、この表面処理方法としては、化学的方法と物理
的方法とがある。しかし、一般に広く実際に用いられて
いるのは、比較的に作業が容易な物理的方法であり、こ
の方法としては、コロナ放電処理、ガスフレーム法、ス
パッタエッチング法などがある。この他、金属蒸着用処
理法には、フィルム表面に蒸着金属と接着性の良いアン
カーコーティング剤を塗布する方法や特開昭62−22
8461号公報に提案されたフィルム表面に酸化アルミ
ニウム層を設けたのちにアルミニウム層を形成する方法
などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術に於けるフィルム表面を化学的又は物理的に処
理する方法では、実用に充分に供するだけの接着強度を
製造時に安定して得られず、また、フィルム表面にアン
カーコーティング剤を塗布する方法は、工程が複雑でコ
スト高であり、蒸着時の高温によって塗布層が損なわれ
ると蒸着層の光沢が失われて白化する問題があった。さ
らに、フィルム表面に酸化アルミニウム層を設ける特開
昭62−228461号公報の方法は、蒸着材料として
アルミニウムと酸化アルミニウムとを使用するか又は反
応蒸着によって酸化アルミニウム層を形成するために蒸
着装置内に酸素ガスを導入する必要があり技術的に複雑
であった。本発明は、従来の蒸着装置に簡単な前処理装
置を併設するだけで接着性を改善する真空蒸着フィルム
の製造方法を提供するものである。
従来技術に於けるフィルム表面を化学的又は物理的に処
理する方法では、実用に充分に供するだけの接着強度を
製造時に安定して得られず、また、フィルム表面にアン
カーコーティング剤を塗布する方法は、工程が複雑でコ
スト高であり、蒸着時の高温によって塗布層が損なわれ
ると蒸着層の光沢が失われて白化する問題があった。さ
らに、フィルム表面に酸化アルミニウム層を設ける特開
昭62−228461号公報の方法は、蒸着材料として
アルミニウムと酸化アルミニウムとを使用するか又は反
応蒸着によって酸化アルミニウム層を形成するために蒸
着装置内に酸素ガスを導入する必要があり技術的に複雑
であった。本発明は、従来の蒸着装置に簡単な前処理装
置を併設するだけで接着性を改善する真空蒸着フィルム
の製造方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前以て大気中
でコロナ放電処理されたプラスチックフィルムの表面
に、さらに窒素と二酸化炭素の混合比が体積比で100
対0から50対50の範囲内にある気体雰囲気中でコロ
ナ放電処理した後、直ちに真空蒸着法によってアルミニ
ウム蒸着層を形成して、プラスチックフィルムの表面に
接着性が良好なアルミニウム蒸着層を得る真空蒸着フィ
ルムの製造方法である。
でコロナ放電処理されたプラスチックフィルムの表面
に、さらに窒素と二酸化炭素の混合比が体積比で100
対0から50対50の範囲内にある気体雰囲気中でコロ
ナ放電処理した後、直ちに真空蒸着法によってアルミニ
ウム蒸着層を形成して、プラスチックフィルムの表面に
接着性が良好なアルミニウム蒸着層を得る真空蒸着フィ
ルムの製造方法である。
【0005】本発明の窒素と二酸化炭素の混合比が体積
比で100対0とは、窒素を意味し窒素気体雰囲気中で
コロナ放電処理するものである。
比で100対0とは、窒素を意味し窒素気体雰囲気中で
コロナ放電処理するものである。
【0006】本発明の製造方法は、巻取り方式でも枚葉
方式でも良い。
方式でも良い。
【0007】
【作用】プラスチックフィルムの表面を大気中次いで窒
素と二酸化炭素の混合気体中でコロナ放電処理するとフ
ィルム表面に−OH,−COOH,−C=O基などの表
面極性官能基が生成され活性化される。このため、コロ
ナ放電処理されたフィルム表面にアルミニウム蒸着する
と、フィルム表面の酸素によって蒸着されたアルミニウ
ムが酸化されて、フィルム表面に酸化アルミニウムを生
成してアルミニウム蒸着層のプラスチックフィルムへの
接着強度が非常に向上する。
素と二酸化炭素の混合気体中でコロナ放電処理するとフ
ィルム表面に−OH,−COOH,−C=O基などの表
面極性官能基が生成され活性化される。このため、コロ
ナ放電処理されたフィルム表面にアルミニウム蒸着する
と、フィルム表面の酸素によって蒸着されたアルミニウ
ムが酸化されて、フィルム表面に酸化アルミニウムを生
成してアルミニウム蒸着層のプラスチックフィルムへの
接着強度が非常に向上する。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の実施例に用いた真空蒸着フ
ィルムの製造ラインの説明図である。この製造ライン
は、連続巻取り方式であり、まず、巻出部(2)からプ
ラスチックフィルム(1)が巻き出されてくるが、この
蒸着処理用の基材フィルムの材質としては、ポリオレフ
ィンを主体に広範囲におよび、例えばポリプロピレン、
ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロ
ン、ポリ塩化ビニリデンなどが用いられる。本実施例で
は25μm の無延伸ポリプロピレンフィルムを用い蒸着
処理する面を下側にして巻出部に取り付けた。巻き出さ
れたプラスチックフィルムは、ガイドロール(3)を通
り大気中コロナ放電処理装置(10)内の第1電極(1
2)と相対している第2電極である処理ロール(11)
に移送して、大気中でフィルム表面を電力密度が50W
/m2 の条件でコロナ放電処理した。このコロナ放電
は、ジェネレータ〔ソフタル社製〕(13)によって制
御された電圧が第1電極と第2電極とに印加されて発生
するものである。また、前以てコロナ放電処理されたフ
ィルムを使用する場合には、前述の大気中のコロナ放電
処理をする必要はない。
ィルムの製造ラインの説明図である。この製造ライン
は、連続巻取り方式であり、まず、巻出部(2)からプ
ラスチックフィルム(1)が巻き出されてくるが、この
蒸着処理用の基材フィルムの材質としては、ポリオレフ
ィンを主体に広範囲におよび、例えばポリプロピレン、
ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロ
ン、ポリ塩化ビニリデンなどが用いられる。本実施例で
は25μm の無延伸ポリプロピレンフィルムを用い蒸着
処理する面を下側にして巻出部に取り付けた。巻き出さ
れたプラスチックフィルムは、ガイドロール(3)を通
り大気中コロナ放電処理装置(10)内の第1電極(1
2)と相対している第2電極である処理ロール(11)
に移送して、大気中でフィルム表面を電力密度が50W
/m2 の条件でコロナ放電処理した。このコロナ放電
は、ジェネレータ〔ソフタル社製〕(13)によって制
御された電圧が第1電極と第2電極とに印加されて発生
するものである。また、前以てコロナ放電処理されたフ
ィルムを使用する場合には、前述の大気中のコロナ放電
処理をする必要はない。
【0009】大気中でコロナ放電処理されたフィルム
は、ガイドロールを通り混合気体中コロナ放電処理装置
(20)内の第1電極(22)と相対している第2電極
である処理ロール(21)に移送され、大気中で表面処
理された同一フィルム表面をさらに窒素と二酸化炭素の
混合気体雰囲気中で電力密度が50W/m2 の条件でコ
ロナ放電処理した。このコロナ放電は、ジェネレータ
〔ソフタル社製〕(23)によって制御されたものであ
る。なお、窒素供給管(24)と二酸化炭素供給管(2
5)とにより供給された窒素と二酸化炭素とは、気体混
合装置(26)で規定の配合比に混合されて混合気体中
コロナ放電処理装置(20)内に混合気体供給口(2
7)から供給されたものである。供給された装置内の混
合気体の配合は、混合気体供給口(27)と混合気体排
出口(28)の付近に設置されている混合気体濃度検知
装置で監視されている。作製した9種類の表面処理フィ
ルムは、表1に示したように、大気中でコロナ放電処理
し、さらに、窒素と二酸化炭素の混合比が体積比で、1
00対0,90対10,70体30,50対50の4つ
条件の混合気体中でコロナ放電処理したものと、比較の
ために、大気中でコロナ放電処理し、40対60の混合
気体中でコロナ放電処理したものと、大気中でコロナ放
電処理したが、混合気体中でのコロナ放電処理をしない
ものと、大気中でのコロナ放電処理はせずに、窒素と二
酸化炭素の混合比が体積比で100対0と50対50の
混合気体中でコロナ放電処理したものと、大気中でも混
合気体中でも全くコロナ放電処理をしないものとであ
る。
は、ガイドロールを通り混合気体中コロナ放電処理装置
(20)内の第1電極(22)と相対している第2電極
である処理ロール(21)に移送され、大気中で表面処
理された同一フィルム表面をさらに窒素と二酸化炭素の
混合気体雰囲気中で電力密度が50W/m2 の条件でコ
ロナ放電処理した。このコロナ放電は、ジェネレータ
〔ソフタル社製〕(23)によって制御されたものであ
る。なお、窒素供給管(24)と二酸化炭素供給管(2
5)とにより供給された窒素と二酸化炭素とは、気体混
合装置(26)で規定の配合比に混合されて混合気体中
コロナ放電処理装置(20)内に混合気体供給口(2
7)から供給されたものである。供給された装置内の混
合気体の配合は、混合気体供給口(27)と混合気体排
出口(28)の付近に設置されている混合気体濃度検知
装置で監視されている。作製した9種類の表面処理フィ
ルムは、表1に示したように、大気中でコロナ放電処理
し、さらに、窒素と二酸化炭素の混合比が体積比で、1
00対0,90対10,70体30,50対50の4つ
条件の混合気体中でコロナ放電処理したものと、比較の
ために、大気中でコロナ放電処理し、40対60の混合
気体中でコロナ放電処理したものと、大気中でコロナ放
電処理したが、混合気体中でのコロナ放電処理をしない
ものと、大気中でのコロナ放電処理はせずに、窒素と二
酸化炭素の混合比が体積比で100対0と50対50の
混合気体中でコロナ放電処理したものと、大気中でも混
合気体中でも全くコロナ放電処理をしないものとであ
る。
【0010】作製された9種類の表面処理済のフィルム
は、混合気体中でコロナ放電処理された後、直ちにガイ
ドロールにより5×10-4Torrの真空度に保たれた真空
蒸着装置(30)内の蒸着ロール(31)に移送し、蒸
着材料用容器(32)に入れられたアルミニウム(3
4)を加熱蒸発させて、フィルムのコロナ放電処理面に
蒸着して400Åの蒸着アルミニウム層を形成した。真
空蒸着装置(30)内の真空度は、真空ポンプにより真
空用排気口(33)から空気を排出して一定に保持され
る。
は、混合気体中でコロナ放電処理された後、直ちにガイ
ドロールにより5×10-4Torrの真空度に保たれた真空
蒸着装置(30)内の蒸着ロール(31)に移送し、蒸
着材料用容器(32)に入れられたアルミニウム(3
4)を加熱蒸発させて、フィルムのコロナ放電処理面に
蒸着して400Åの蒸着アルミニウム層を形成した。真
空蒸着装置(30)内の真空度は、真空ポンプにより真
空用排気口(33)から空気を排出して一定に保持され
る。
【0011】次に、作製された9種類の真空蒸着フィル
ムのアルミニウム蒸着層の基材フィルムとの接着強度を
比較評価した。評価法は、アルミニウム蒸着面に30μ
m の延伸ポリプロピレンを脂肪酸エステル系接着剤(塗
布量2.0g/m2 )でドライラミネートしてラミネー
ト直後と50°C90%RHの環境で7日,45日間放
置後に、それぞれ延伸ポリプロピレンを剥離(テンシロ
ン引張試験機,15mm幅,降下速度200mm/mi
n)して、この時の蒸着アルミニウムの剥離状態を観察
した。この評価結果を表1に示す。
ムのアルミニウム蒸着層の基材フィルムとの接着強度を
比較評価した。評価法は、アルミニウム蒸着面に30μ
m の延伸ポリプロピレンを脂肪酸エステル系接着剤(塗
布量2.0g/m2 )でドライラミネートしてラミネー
ト直後と50°C90%RHの環境で7日,45日間放
置後に、それぞれ延伸ポリプロピレンを剥離(テンシロ
ン引張試験機,15mm幅,降下速度200mm/mi
n)して、この時の蒸着アルミニウムの剥離状態を観察
した。この評価結果を表1に示す。
【0012】
【表1】
【0013】表1のアルミニウム蒸着層の基材フィルム
との接着強度の評価判定に於ける評価○は、延伸ポリプ
ロピレンを剥離したときにアルミニウム蒸着層が基材フ
ィルムに完全に残っているものであり、評価△は、部分
的にアルミニウム蒸着層が基材フィルムから剥離してい
るものであり、評価×は、完全にアルミニウム蒸着層が
基材フィルムから剥離しているものである。表面濡れ張
力測定法は、日本工業規格のポリエチレン及びポリプロ
ピレンフィルムの濡れ試験方法(JIS K6768)
で行った。蒸着アルミニウム中の酸化アルミニウムの分
析は、X線光電子分光法によって行った。
との接着強度の評価判定に於ける評価○は、延伸ポリプ
ロピレンを剥離したときにアルミニウム蒸着層が基材フ
ィルムに完全に残っているものであり、評価△は、部分
的にアルミニウム蒸着層が基材フィルムから剥離してい
るものであり、評価×は、完全にアルミニウム蒸着層が
基材フィルムから剥離しているものである。表面濡れ張
力測定法は、日本工業規格のポリエチレン及びポリプロ
ピレンフィルムの濡れ試験方法(JIS K6768)
で行った。蒸着アルミニウム中の酸化アルミニウムの分
析は、X線光電子分光法によって行った。
【0014】製作した9種類の真空蒸着フィルムの評価
結果を表1で見ると、No.1,2,3,4は、アルミ
ニウム蒸着層の基材フィルムへの接着強度が良好であ
り、表面濡れ張力が高く、酸化アルミニウムの生成量が
多かった。一方、比較のために作製したNo.5,6,
7,8,9は、アルミニウム蒸着層の基材フィルムへの
接着強度が悪く、表面濡れ張力が低く、酸化アルミニウ
ムの生成量が少なかった。
結果を表1で見ると、No.1,2,3,4は、アルミ
ニウム蒸着層の基材フィルムへの接着強度が良好であ
り、表面濡れ張力が高く、酸化アルミニウムの生成量が
多かった。一方、比較のために作製したNo.5,6,
7,8,9は、アルミニウム蒸着層の基材フィルムへの
接着強度が悪く、表面濡れ張力が低く、酸化アルミニウ
ムの生成量が少なかった。
【0015】
【発明の効果】本発明の真空蒸着フィルム製造方法を用
いると、実施例に示したように、従来の蒸着装置に窒素
と二酸化炭素との混合気体雰囲気中でコロナ放電処理可
能な装置を併設するだけで、アルミニウム蒸着時に自ず
と酸化アルミニウムを含むアルミニウム蒸着層がフィル
ム表面に形成さるため、基材フィルムと接着強度の良好
な真空蒸着フィルムが容易に得られる。
いると、実施例に示したように、従来の蒸着装置に窒素
と二酸化炭素との混合気体雰囲気中でコロナ放電処理可
能な装置を併設するだけで、アルミニウム蒸着時に自ず
と酸化アルミニウムを含むアルミニウム蒸着層がフィル
ム表面に形成さるため、基材フィルムと接着強度の良好
な真空蒸着フィルムが容易に得られる。
【図1】本発明の一実施例に用いた真空蒸着フィルムの
製造ラインの説明図である。
製造ラインの説明図である。
1……プラスチックフィルム 2……巻出部 3……ガイドロール 4……巻取部 10……大気中コロナ放電処理装置 11,21……処理ロール(第2電極) 12,22……第1電極 13,23……ジェネレーター 20……混合気体中コロナ放電処理装置 24……窒素供給管 25……二酸化炭素供給管 26……気体混合装置 27……混合気体供給口 28……混合気体排出口 30……真空蒸着装置 31……蒸着ロール 32……蒸着材料用容器 33……真空用排気口 34……蒸着材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−86974(JP,A) 特開 平3−2229(JP,A) 特開 昭63−317681(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 14/00 - 14/58 C08J 7/00 303
Claims (1)
- 【請求項1】前以て大気中でコロナ放電処理されたプラ
スチックフィルムの表面に、さらに窒素と二酸化炭素の
混合比が体積比で100対0から50対50の範囲内に
ある気体雰囲気中でコロナ放電処理した後、直ちに真空
蒸着法によってアルミニウム蒸着層を形成したことを特
徴とした真空蒸着フィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27250591A JP3151876B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 真空蒸着フィルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27250591A JP3151876B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 真空蒸着フィルムの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05112861A JPH05112861A (ja) | 1993-05-07 |
JP3151876B2 true JP3151876B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17514843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27250591A Expired - Fee Related JP3151876B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 真空蒸着フィルムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3151876B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102449290B1 (ko) * | 2019-03-29 | 2022-09-29 | 삼성중공업 주식회사 | 케이블 탈피기 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106756778A (zh) * | 2016-12-27 | 2017-05-31 | 嘉兴鹏翔包装材料有限公司 | 一种高镀铝层附着力的真空镀铝薄膜的制备方法 |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP27250591A patent/JP3151876B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102449290B1 (ko) * | 2019-03-29 | 2022-09-29 | 삼성중공업 주식회사 | 케이블 탈피기 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05112861A (ja) | 1993-05-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |