JP3151808B2 - 集積回路装置、回路検査装置および方法 - Google Patents

集積回路装置、回路検査装置および方法

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JP3151808B2
JP3151808B2 JP19120997A JP19120997A JP3151808B2 JP 3151808 B2 JP3151808 B2 JP 3151808B2 JP 19120997 A JP19120997 A JP 19120997A JP 19120997 A JP19120997 A JP 19120997A JP 3151808 B2 JP3151808 B2 JP 3151808B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも中央処
理装置とバス制御回路と検査制御回路とを具備した集積
回路装置と、この集積回路装置を検査する回路検査装置
および方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一個のチップ部品として形成され
た集積回路装置の内部動作の検査には、ICE(In−C
ircuit Emulator)と呼称されるシステムが利用されて
いる。ICEのシステムは、集積回路装置の全部の入出
力信号を取り込んで内部動作をエミュレートするので、
開発段階の集積回路装置のデバッグなどを実行すること
ができる。
【0003】しかし、ICEシステムでは、その接続端
子を集積回路装置の全部の入力端子に個々に接続する必
要があるので、集積回路装置が回路基板に実装された状
態での使用は困難である。このような課題を解決するた
め、集積回路装置に検査制御回路を事前に内蔵しておく
ことにより、回路基板に実装された状態でデバッグでき
る集積回路装置が提案されている。
【0004】このような集積回路装置の第一の従来例を
図6を参照して以下に説明する。図面は集積回路装置の
内部構造を示す模式的なブロック図である。ここで例示
する集積回路装置100では、中央処理装置であるCP
U(Central ProcessingUnit)コア1が専用の内部バ
ス2によりバス制御回路であるBCU(Buss Control
Unit)3に接続されており、このBCU3がメインバ
ス4に接続されている。
【0005】このメインバス4には、各種の周辺回路5
が接続されており、CPUコア1やBCU3や周辺回路
5には、メインバス4を介するなどして多数のリード端
子7が接続されている。メインバス4から独立した検査
制御回路であるDCU(Debug Control Unit)6
は、複数のバウンダリスキャンセル8を具備しており、
これらのバウンダリスキャンセル8には、JTAG(Jo
int Test ActionGroup)方式の検査情報I/F(In
terface)9となる複数のリード端子10が個々に接続さ
れている。
【0006】多数のリード端子7にもバウンダリスキャ
ンセル8が個々に接続されており、DCU6の一方のバ
ウンダリスキャンセル8から他方のバウンダリスキャン
セル8まで、多数のリード端子10のバウンダリスキャ
ンセル8の全部が順番にループ状に接続されている。
【0007】上述のような構造の集積回路装置100
は、ユーザの所望する回路基板(図示せず)に実装され
た状態でも、バウンダリスキャンによりデバッグを実行
することができる。その場合、ユーザが用意する回路基
板にデバッグ用の接続コネクタを実装しておき、回路基
板に実装した集積回路装置100の検査情報I/F9を
デバッグ用の接続コネクタに配線する。
【0008】集積回路装置100の検査情報I/F9以
外のリード端子7は、回路基板の必要なリード配線に各
々接続されており、動作モードとして通常モードが設定
された状態では、多数のリード端子7に個々に接続され
たバウンダリスキャンセル8が通信データを可変するこ
となく通過させるので、集積回路装置100のCPUコ
ア1等はリード端子7を介して回路基板のリード配線と
データ通信することができる。
【0009】しかし、回路検査装置(図示せず)の接続
コネクタを回路基板の接続コネクタに接続して集積回路
装置100の動作モードをテストモードに切り替える
と、CPUコア1のバスサイクルが所定のタイミングで
停止され、多数のバウンダリスキャンセル8によりシフ
トレジスタが形成される。
【0010】このような状態では、CPUコア1等がリ
ード端子7でデータ通信するアドレスやコマンド等の通
信データを、DCU6が多数のバウンダリスキャンセル
8からなるシフトレジスタにより置換および取得でき
る。このとき、DCU6のバウンダリスキャンセル8は
検査情報I/F9により回路検査装置と接続されている
ので、この回路検査装置は集積回路装置100の内部動
作を検査することができる。
【0011】つぎに、集積回路装置の第二の従来例を図
7を参照して以下に説明する。図面は集積回路装置の内
部構造を示す模式的なブロック図である。なお、この第
二の従来例に関して上述した第一の従来例と同一の部分
は、同一の名称を使用して詳細な説明は省略する。
【0012】ここで例示する集積回路装置200でも、
中央処理装置であるCPUコア21に、専用の内部バス
22によりBCU23が接続されており、このBCU2
3がメインバス24に接続されている。このメインバス
24には、各種の周辺回路25とともに検査制御回路で
あるDCU26が接続されており、CPUコア21やB
CU23や周辺回路25などには、メインバス24を介
するなどして多数のリード端子27が接続されている。
【0013】しかし、前述した集積回路装置100とは
相違して、DCU26は、DMA(Direct Memory
Access)コントローラ28を具備しており、このDMA
コントローラ28がBCU23と同様にメインバス24
に直結されている。また、DCU26には、JTAG方
式の検査情報I/F9となる複数のリード端子30が接
続されており、このリード端子30がDMAコントロー
ラ28に接続されている。
【0014】なお、DCU26はバウンダリスキャンセ
ルを具備しておらず、多数のリード端子27の各々にも
バウンダリスキャンセルは設けられていない。また、B
CU23に直結されたリード端子27には、回路基板
(図示せず)の各種のI/O(Input/Output)31や
情報記憶媒体であるメモリ32が接続され、このメモリ
32には、例えば、集積回路装置200により読み取ら
れる命令コードや処理データが格納されている。
【0015】上述のような構造の集積回路装置200で
も、ユーザが用意する回路基板にデバッグ用の接続コネ
クタを実装しておき、回路基板に実装した集積回路装置
200の検査情報I/F29をデバッグ用の接続コネク
タに配線する。通常モードではメインバス24を使用し
た周辺回路25などのデータ通信は、CPUコア21が
BCU23により制御している。
【0016】しかし、回路基板の接続コネクタに回路検
査装置(図示せず)の接続コネクタを接続してテストモ
ードを起動すると、DCU26はDMAコントローラ2
8のDMA機能によりBCU23を介することなくメイ
ンバス24から周辺回路25等に直接にアクセスできる
ので、回路検査装置は集積回路装置200の内部動作を
検査することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した第一第二の従
来例の集積回路装置100,21では、ユーザが用意す
る回路基板に実装された状態で内部動作を検査すること
ができる。
【0018】しかし、バウンダリスキャン方式を採用し
た第一の従来例の集積回路装置100では、その内部動
作を検査するためにCPUコア1のバスサイクルを適当
なタイミングで停止させ、シフトレジスタを形成するバ
ウンダリスキャンセル8により通信データを置換および
取得するので制御が複雑である。
【0019】また、シフトレジスタを形成するバウンダ
リスキャンセル8を多数のリード端子7の各々に個々に
設けておく必要があるので、集積回路装置100の構造
も複雑で小型化が阻害されている。しかも、上述のよう
にリード端子7の各々に個々に設けたバウンダリスキャ
ンセル8は、基本的にバウンダリスキャン方式の検査に
しか利用できず汎用性が低い。
【0020】また、DMA方式を採用した第二の従来例
の集積回路装置200では、DCU26がDMAコント
ローラ28のDMA機能によりCPUコア21を介する
ことなく周辺回路25やBCU23には直接にアクセス
するので、CPUコア21の内部レジスタなどにはアク
セスすることが困難である。これを可能とするために
は、CPUコア21の大幅な改造が必要であり、この作
業が煩雑であるとともに周辺回路などとの互換性が低下
することになる。
【0021】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、回路基板に実装された状態で内部動作を
容易に検査することができる集積回路装置、その検査方
法を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の集積回路
装置は、命令コードや処理データを読み取って各種のデ
ータ処理を実行する中央処理装置と、命令コードや処理
データが格納された外部の情報記憶媒体が接続される外
部バスと、外部の回路検査装置が着脱自在に接続される
検査情報I/Fと、該検査情報I/Fに接続されていて
前記回路検査装置から入力される命令コードや処理デー
タを複数のレジスタ回路で一時記憶する検査制御回路
と、前記外部バスと前記検査制御回路とを前記中央処理
装置に選択的に接続するバス制御回路と、を具備して
り、バス制御回路は、動作モードとして通常モードと検
査モードとが切替自在に設定され、通常モードの設定下
では、中央処理装置に外部バスを継続的に接続し、検査
モードの設定下では、前記中央処理装置が発行するアク
セス先のアドレスが事前に設定された検査制御回路のレ
ジスタ回路のアドレスに一致したときに、前記中央処理
装置の接続先を前記外部バスから前記検査制御回路に切
り替える
【0023】従って、通常はバス制御回路が中央処理装
置に外部バスを継続的に接続しているので、中央処理装
置は外部バスに接続された外部の情報記憶媒体から命令
コードや処理データを読み取って各種のデータ処理を実
行する。しかし、検査情報I/Fに外部の回路検査装置
が接続されてバス制御回路の動作モードが検査モードに
切り替えられると、バス制御回路は所定のタイミングで
中央処理装置の接続先を外部バスから検査制御回路に切
り替える。
【0024】つまり、中央処理装置は外部の情報記憶媒
体から命令コードや処理データを読み取ってデータ処理
を実行するとき、所定のタイミングで検査制御回路から
命令コードや処理データを読み取ってデータ処理を実行
する。このため、回路検査装置により検査制御回路のレ
ジスタ回路に所望の命令コードや処理データを格納すれ
ば、中央処理装置に所望のデータ処理を実行させること
ができる。
【0025】
【0026】さらに、中央処理装置に外部バスが継続的
に接続された通常状態と、中央処理装置の接続先を適正
なタイミングで外部バスから検査制御回路のレジスタ回
路に切り替える検査状態とが、バス制御回路のモード設
定により切り替えられる。検査モードの設定下では、中
央処理装置が発行するアクセス先のアドレスが事前に設
定された検査制御回路のレジスタ回路のアドレスに一致
すると、中央処理装置の接続先が外部バスから検査制御
回路に切り替えられるので、中央処理装置はアドレスに
対応してレジスタ回路から命令コードや処理データを読
み取る。
【0027】本発明の第二の集積回路装置では、検査制
御回路が少なくとも、中央処理装置に所定のデータ処理
を実行させる命令コードを一時記憶する命令記憶用のレ
ジスタ回路と、前記命令記憶用のレジスタ回路の命令コ
ードに対応した前記中央処理装置のデータ処理の処理デ
ータを一時記憶するデータ記憶用のレジスタ回路と、前
記中央処理装置のアクセス先を前記命令記憶用のレジス
タ回路に復帰させる命令コードを一時記憶する復帰記憶
用のレジスタ回路と、を具備している。
【0028】従って、検査制御回路が少なくとも三種類
のレジスタ回路を具備しており、中央処理装置に所定の
データ処理を実行させる命令コードと、そのデータ処理
の処理データと、中央処理装置のアクセス先を命令記憶
用のレジスタ回路に復帰させる命令コードとが一時記憶
される。命令コードと処理データとを読み取ってデータ
処理を実行した中央処理装置が復帰用の命令コードを読
み取ると、そのアクセス先が命令記憶用のレジスタ回路
に復帰されるので、データ処理が実行された時点で命令
コードと処理データとを更新すれば中央処理装置は次段
のデータ処理を実行する。
【0029】本発明の第三の集積回路装置では、検査制
御回路が少なくとも、中央処理装置に所定のデータ処理
を実行させる命令コードを一時記憶する命令記憶用のレ
ジスタ回路と、前記命令記憶用のレジスタ回路の命令コ
ードに対応した前記中央処理装置のデータ処理の処理デ
ータを一時記憶するデータ記憶用のレジスタ回路と、前
記中央処理装置のアクセス先を前記命令記憶用のレジス
タ回路に復帰させる命令コードを事前に固定記憶してい
る復帰記憶用のレジスタ回路と、を具備している。
【0030】従って、検査制御回路が少なくとも三種類
のレジスタ回路を具備しており、中央処理装置に所定の
データ処理を実行させる命令コードと、そのデータ処理
の処理データとが一時記憶され、中央処理装置のアクセ
ス先を命令記憶用のレジスタ回路に復帰させる命令コー
ドが事前に固定記憶されている。命令コードと処理デー
タとを読み取ってデータ処理を実行した中央処理装置が
復帰用の命令コードを読み取ると、そのアクセス先が命
令記憶用のレジスタ回路に復帰されるので、データ処理
が実行された時点で命令コードと処理データとを更新す
れば中央処理装置は次段のデータ処理を実行する。
【0031】本発明の一の回路検査装置は、復帰記憶用
のレジスタ回路が命令コードを一時記憶する本発明の集
積回路装置の検査情報I/Fに着脱自在に接続される接
続コネクタと、前記集積回路装置の命令記憶用のレジス
タ回路に前記検査情報I/Fを介して前記接続コネクタ
から所定のデータ処理用の命令コードを格納する命令格
納手段と、前記集積回路装置のデータ記憶用のレジスタ
回路に前記検査情報I/Fを介して前記接続コネクタか
らデータ処理用の処理データを格納するデータ格納手段
と、前記集積回路装置の復帰記憶用のレジスタ回路に前
記検査情報I/Fを介して前記接続コネクタからアクセ
ス先の復帰用の命令コードを格納する復帰格納手段と、
を具備している。
【0032】従って、本発明の回路検査装置は、復帰記
憶用のレジスタ回路が命令コードを一時記憶する本発明
の集積回路装置を検査する。その場合、回路検査装置の
接続コネクタが集積回路装置の検査情報I/Fに接続さ
れ、集積回路装置の命令記憶用のレジスタ回路に所定の
データ処理用の命令コードが格納され、データ記憶用の
レジスタ回路にデータ処理用の処理データが格納され、
復帰記憶用のレジスタ回路にアクセス先の復帰用の命令
コードが格納される。すると、集積回路装置は中央処理
装置により命令コードと処理データとに対応したデータ
処理を実行してからアクセス先を復帰させるので、デー
タ処理が実行された時点で命令コードと処理データとを
更新すれば中央処理装置は次段のデータ処理を実行す
る。
【0033】本発明の他の回路検査装置は、復帰記憶用
のレジスタ回路が命令コードを固定記憶している本発明
の集積回路装置の検査情報I/Fに着脱自在に接続され
る接続コネクタと、前記集積回路装置の命令記憶用のレ
ジスタ回路に前記検査情報I/Fを介して前記接続コネ
クタから所定のデータ処理用の命令コードを格納する命
令格納手段と、前記集積回路装置のデータ記憶用のレジ
スタ回路に前記検査情報I/Fを介して前記接続コネク
タからデータ処理用の処理データを格納するデータ格納
手段と、を具備している。
【0034】従って、本発明の回路検査装置は、復帰記
憶用のレジスタ回路が命令コードを固定記憶している本
発明の集積回路装置を検査する。その場合、回路検査装
置の接続コネクタが集積回路装置の検査情報I/Fに接
続され、集積回路装置の命令記憶用のレジスタ回路に所
定のデータ処理用の命令コードが格納され、データ記憶
用のレジスタ回路にデータ処理用の処理データが格納さ
れる。すると、集積回路装置は中央処理装置により命令
コードと処理データとに対応したデータ処理を実行して
からアクセス先を復帰させるので、データ処理が実行さ
れた時点で命令コードと処理データとを更新すれば中央
処理装置は次段のデータ処理を実行する。
【0035】本発明の一の回路検査方法は、復帰記憶用
のレジスタ回路が命令コードを一時記憶する本発明の集
積回路装置の検査制御回路の命令記憶用のレジスタ回路
に所定のデータ処理用の命令コードを格納し、前記集積
回路装置のデータ記憶用のレジスタ回路にデータ処理用
の処理データを格納し、前記集積回路装置の復帰記憶用
のレジスタ回路にアクセス先の復帰用の命令コードを格
納し、前記集積回路装置の中央処理装置が前記命令記憶
用のレジスタ回路に格納された命令コードや前記データ
記憶用のレジスタ回路に格納された処理データに対応し
てデータ処理を実行すると、前記命令記憶用のレジスタ
回路の命令コードと前記データ記憶用のレジスタ回路の
処理データを更新し、復帰記憶用のレジスタ回路に格納
された命令コードにより前記中央処理装置のアクセス先
を前記命令記憶用のレジスタ回路に復帰させるようにし
た。
【0036】従って、本発明の回路検査方法によって、
復帰記憶用のレジスタ回路が命令コードを一時記憶する
本発明の集積回路装置が検査される。その場合、集積回
路装置の命令記憶用のレジスタ回路に所定のデータ処理
用の命令コードが格納され、データ記憶用のレジスタ回
路にデータ処理用の処理データが格納され、復帰記憶用
のレジスタ回路にアクセス先の復帰用の命令コードが格
納される。すると、集積回路装置は中央処理装置により
命令コードと処理データとに対応したデータ処理を実行
してからアクセス先を復帰させるので、データ処理が実
行された時点で命令コードと処理データとを更新すれば
中央処理装置は次段のデータ処理を実行する。
【0037】本発明の他の回路検査方法は、復帰記憶用
のレジスタ回路が命令コードを固定記憶している本発明
の集積回路装置の検査制御回路の命令記憶用のレジスタ
回路に所定のデータ処理用の命令コードを格納し、前記
集積回路装置のデータ記憶用のレジスタ回路にデータ処
理用の処理データを格納し、前記集積回路装置の中央処
理装置が前記命令記憶用のレジスタ回路に格納された命
令コードや前記データ記憶用のレジスタ回路に格納され
た処理データに対応してデータ処理を実行すると、前記
命令記憶用のレジスタ回路の命令コードと前記データ記
憶用のレジスタ回路の処理データを更新し、復帰記憶用
のレジスタ回路に格納された命令コードにより前記中央
処理装置のアクセス先を前記命令記憶用のレジスタ回路
に復帰させるようにした。
【0038】従って、本発明の回路検査方法によって、
復帰記憶用のレジスタ回路が命令コードを固定記憶して
いる本発明の集積回路装置が検査される。その場合、集
積回路装置の命令記憶用のレジスタ回路に所定のデータ
処理用の命令コードが格納され、データ記憶用のレジス
タ回路にデータ処理用の処理データが格納される。する
と、集積回路装置は中央処理装置により命令コードと処
理データとに対応したデータ処理を実行してからアクセ
ス先を復帰させるので、データ処理が実行された時点で
命令コードと処理データとを更新すれば中央処理装置は
次段のデータ処理を実行する。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図5を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態
に関して前述した第二の従来例と同一の部分は、同一の
名称を使用して詳細な説明は省略する。図1は本実施の
形態の集積回路装置の内部構造を示す模式的なブロック
図、図2は検査制御回路であるDCUの内部構造を示す
ブロック図、図4は集積回路装置を検査する回路検査装
置の処理動作を示すフローチャート、図5は回路検査装
置により検査される集積回路装置の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【0040】本実施の形態の集積回路装置300も、前
述した集積回路装置200と同様に、図1に示すよう
に、中央処理装置であるCPUコア41が専用の内部バ
ス42によりバス制御回路であるBCU43に接続され
ており、このBCU43はメインバス44に接続されて
いる。このメインバス44には、各種の周辺回路45が
接続されており、CPUコア41やBCU43や周辺回
路45などには、メインバス44を介するなどして多数
のリード端子46が接続されている。
【0041】また、BCU43に直結されたリード端子
46からなる外部バス47には、回路基板であるターゲ
ットボード48の各種のI/O49や情報記憶媒体であ
るメモリ50が接続され、このメモリ50には、集積回
路装置300のCPUコア41により読み取られる命令
コードや処理データなどが格納されている。
【0042】さらに、検査制御回路であるDCU51
は、検査情報I/FとしてJTAG方式のデバッグI/
F52となる複数のリード端子53が接続されている
が、前述した集積回路装置200とは相違してレジスタ
ユニット54を具備している。DCU51は、上述した
ターゲットボード48のI/O49やメモリ50と同様
に、専用の内部バス55によりBCU43に接続されて
おり、このBCU43はメモリ50とDCU51とを選
択的にCPUコア41に接続する。
【0043】DCU51は、図2に示すように、上述し
たレジスタユニット54の他、TAP(Test Access
Port)制御器60、命令レジスタ61、IR(Instruc
tionRegister)デコーダ62、バス制御器63、セレク
タ回路64,65、バッファ66,67、等を具備して
おり、レジスタユニット54は、複数のレジスタ回路6
8〜71からなる。
【0044】命令レジスタ61とレジスタユニット54
とはセレクタ回路64の一対の入力端子に接続されてお
り、このセレクタ回路64の制御端子にはIRデコーダ
62が接続されている。セレクタ回路64の出力端子が
バッファ66に接続されており、このバッファ66の制
御端子にはTAP制御器60が接続されている。
【0045】レジスタユニット54を形成する複数のレ
ジスタ回路68〜71は、デバッグステータスデータの
記憶用の一個のデバッグステータスレジスタ68、デバ
ッグコントロールデータの記憶用の一個のデバッグコン
トロールレジスタ69、CPUコア41の命令コードの
記憶用の複数のモニタレジスタ70、CPUコア41の
処理データの記憶用の一個のアクセスデータレジスタ7
1、からなる。
【0046】複数のモニタレジスタ70とアクセスデー
タレジスタ71とがセレクタ回路65の複数の入力端子
に接続されており、このセレクタ回路65の制御端子に
はバス制御器63が接続されている。セレクタ回路65
の出力端子はバッファ67に接続されており、このバッ
ファ67の制御端子にもバス制御器63が接続されてい
る。
【0047】JTAG方式のデバッグI/F52は、T
AP制御器60、命令レジスタ61、レジスタユニット
54、IRデコーダ62、等に接続されており、“TR
ST,TCK,TMS,TDI等の入力データと“TD
O”等の出力データとを通信する。
【0048】DCU51とBCU43とを接続する内部
バス55は、レジスタユニット54のモニタレジスタ7
0およびアクセスデータレジスタ71とバス制御器63
とに接続されており、“Data”なる入出力データと
“Ready,Holdrq”等の出力データと“Address,St
atus”等の入力データとを通信する。
【0049】ここで、デバッグステータスレジスタ68
が記憶するデバッグステータスデータ、デバッグコント
ロールレジスタ69が記憶するデバッグコントロールデ
ータ、モニタレジスタ70が記憶するCPUコア41の
命令コードおよび処理データ、アクセスデータレジスタ
71が記憶するCPUコア41の処理データ、の各々の
内容を説明する。
【0050】1.デバッグステータスデータ DBG_
STATUS デバッグI/F52:RO,CPUコア41:×
【0051】DBM Debug Mode Status CPUコア41の実行モードを示す。ノーマルモードは
ユーザプログラムを実行する通常モードである。デバッ
グモードは最優先の割り込み・例外処理を実行する検査
モードである。ノーマルモードからデバッグモードへ遷
移するには、 1.BRIビットを“1”にしてデバッグ割り込み要求
を発生させる 2.ブレーク・ポイント命令BRKPNTを実行する の方法がある。
【0052】デバッグモードからノーマルモードへ復帰
するには、 1.デバッグモードからの復帰命令BRKRETを実行
する 2.RSTビットを“1”にしてCPUコア41をリセ
ットする の方法がある 1:デバッグモードである 0:ノーマルモードである
【0053】EED Monitor Operation End Status CPUコア41のモニタ処理が終了してCPUコア41
がペンディング状態であることを示す。モニタ処理終了
時にCPUコア41の実行をペンディングさせる方法と
しては、 1.モニタ処理終了時にバスホールド要求を発生させて
バスホールド状態にする。ESTビットを“1”にする
ことでバスホールド要求を解除し、CPUコア41のモ
ニタ処理を再開させる 2.モニタ処理終了時に次の命令のフェッチサイクルで
レディ信号を返さずにバスサイクルをBUSY状態にす
る。ESTビットを“1”にすることでレディ信号を返
しフェッチサイクルを終結させ、CPUコア41のモニ
タ処理を再開させる 3.モニタ処理終了時に次の命令をループ命令(自分自
身への分岐命令)にしてCPUコア41にフェッチと分
岐を繰り返し実行させる。ESTビットを“1”にする
ことでCPUコア41が次にフェッチする命令を無限ル
ープ命令からEM_MONnに設定された命令に置き換
え、CPUコア41のモニタ処理を再開させるなどがあ
る 1:モニタ処理が終了している 0:モニタ処理が終了していない
【0054】TRS Reset Input Status チップ外部から入力されるリセット端子の状態を示す。
外部からのリセット入力はMTRビットを“1”にする
とマスクされる。またデバッグモードになるとMTRビ
ットの設定に依らず常にマスクされる 1:外部からのリセット入力がアクティブである 0:外部からのリセット入力がインアクティブである
【0055】2.デバッグコントロールデータ DBG
_CONTROL デバッグI/F52:R/W,CPUコア41:×
【0056】EST Monitor Operation Start Reques
t EEDビットが“1”でCPUコア41がモニタ処理を
終了しているとき、ESTを“1”にすることでモニタ
処理を再開させることができる。モニタ処理終了中にE
M_MONn/AC_ADDTのレジスタ70,71に
新たな命令やデータを設定してからESTを“1”にす
ればCPUコア41は新たなモニタ処理を実行する 1:モニタ処理の開始を要求する 0:何もしない(デフォルト)
【0057】BRI Break Interrupt Request CPUコア41をノーマルモードからデバッグモードに
遷移させるために使う。デバッグ割り込みはCPUコア
41で最優先の割り込みである 1:デバッグ割り込みを要求する 0:デバッグ割り込みを解除する(デフォルト)
【0058】REE Reset Handler Emulation Enab
le リセット・ハンドラ領域の代替をDCUで行う場合に使
う。REEを“1”にすることでCPUコア41リセッ
ト後、代替領域をアクセスするので、 1.代替領域でブレーク・ポイント命令BRKPNTを
実行する 2.代替領域でループ命令を実行させ、BRIビットを
“1”にしてデバッグ割り込み要求を発生させる の方法によりCPUコア41起動直後からデバッグモー
ドに遷移させることができる。開発段階ではROMを使
わずRAMを使うことが多いため、開発プログラムのダ
ウンロード等の処理を行うために必須である 1:リセット・ハンドラ領域を代替する 0:リセット・ハンドラ領域を代替しない(デフォル
ト)
【0059】RST Force Reset Request 外部からのリセット入力の状態によらずにCPUコア4
1をリセットするのに使う。デバッグI/F52にデバ
ッグ・ツールを接続したときに接続しない場合と端子処
理を変更させることで電源投入直後のデフォルト値を変
更できる 1:強制的にCPUコア41をリセットする(デバッグ
ツール接続時) 0:強制的にCPUコア41をリセットしない(デバッ
グツール未接続時)
【0060】MTR Reset Mask Request 外部からのリセット入力をマスクするために使う。デバ
ッグモードに遷移するとモニタ処室実行のため、MTR
ビットの設定にはよらず外部からのリセット入力は常に
マスクされる 1:外部からのリセット入力をマスクする 0:外部からのリセット入力をマスクしない(デフォル
ト)
【0061】3.命令コード EM_MONn(n=0
〜6) デバッグI/F52:R/W,CPUコア41:RO EM_MONn[31:0] MonitorInstruction Co
de(/Access Address/Data) デバッグI/F52よりモニタ処理で実行する命令の命
令コードを設定する。また、デバッグI/F52よりモ
ニタ処理でアクセスするアドレス等の処理データを設定
する。
【0062】4.処理データ AC_ADDT デバッグI/F52:R/W,CPUコア41:R/W AC_ADDT[31:0] Access Address/Data デバッグI/F52よりモニタ処理でアクセスするアド
レス等の処理データを設定する。また、モニタ処理の実
行結果をCPUコア41から受け取る場合にCPUコア
41から設定する。
【0063】上述のような構成からなる本実施の形態の
集積回路装置300は、前述のようにユーザが所望によ
り用意するターゲットボード48に実装され、このター
ゲットボード48に実装されているI/O48やメモリ
50に集積回路装置300の外部バス47がプリント配
線などで接続される。さらに、図3に示すように、ター
ゲットボード48には検査用の接続コネクタ81も実装
され、この接続コネクタ81に集積回路装置300のデ
バッグI/F52が接続される。
【0064】BCU43は、切替自在に設定される動作
モードとしてノーマルモードとデバッグモードとを具備
しており、ノーマルモードの設定下では、CPUコア4
1に外部バス47を継続的に接続する。一方、デバッグ
モードの設定下では、CPUコア41が発行するアクセ
ス先のアドレスが事前に設定されたDCU51のレジス
タユニット54のアドレスに一致したときに、CPUコ
ア41の接続先を外部バス47からDCU51に切り替
える。
【0065】上述したターゲットボード48の接続コネ
クタ81は集積回路装置300の検査のみに使用される
もので、回路検査装置であるデバッグシステム400が
着脱自在に接続される。このデバッグシステム400
は、接続コネクタ81に接続コネクタ82で着脱自在に
接続されるICE装置83を具備しており、このICE
装置83には、電源ユニット84と通信モジュール85
とが接続されている。この通信モジュール85は、通信
回線86に接続されており、この通信回線86には、ホ
ストコンピュータ87が接続されている。
【0066】デバッグシステム400のICE装置83
やホストコンピュータ87はコンピュータシステムから
なり、事前に設定された適正なプログラムに対応して各
種のデータ処理を実行することにより、各種機能を各種
手段として論理的に具備している。より詳細には、この
ような各種手段として、デバッグシステム400は、モ
ード切替手段、命令格納手段とデータ格納手段と復帰格
納手段とを論理的に具備している。
【0067】モード切替手段は、集積回路装置300の
BCU43の動作モードの切替フラグをICE装置83
が出力することにより、この切替フラグを接続コネクタ
82,81から集積回路装置300のデバッグI/F5
2に入力してBCU43の動作モードをノーマルモード
からデバッグモードに切り替える。
【0068】命令格納手段は、集積回路装置300のC
PUコア41に所定のデータ処理を実行させる命令コー
ドをICE装置83が出力することにより、この命令コ
ードを接続コネクタ82,81から集積回路装置300
のデバッグI/F52に入力して命令記憶用のモニタレ
ジスタ70に格納する。
【0069】データ格納手段は、集積回路装置300の
CPUコア41が実行するデータ処理に必要な処理デー
タをICE装置83が出力することにより、この処理デ
ータを接続コネクタ82,81から集積回路装置300
のデバッグI/F52に入力してデータ記憶用のレジス
タ70,71に格納する。
【0070】復帰格納手段は、集積回路装置300のC
PUコア41のアクセス先をモニタレジスタ70の先頭
位置に復帰させる命令コードをICE装置83が出力す
ることにより、この命令コードを接続コネクタ82,8
1から集積回路装置300のデバッグI/F52に入力
して命令記憶用のモニタレジスタ70に格納する。
【0071】上述のような各種手段を各種機能として実
現するプログラムは、デバッグシステム400の所定の
情報記憶媒体にソフトウェアとして事前に実装されてお
り、モニタ処理を実行する場合に集積回路装置300の
DCU51に複写されてCPUコア41やBCU43に
読み取られる。
【0072】その場合、本実施の形態の集積回路装置3
00では、CPUコア41はデバッグ割込が発生する
と、アドレスがキャッシュ領域の“0xffffffe0〜0xffff
ffef”であるデバッグハンドラ領域に分岐し、この領域
のアクセスがあるとBCU43はデバッグモードでは接
続先をDCU51に切り替える。
【0073】また、集積回路装置300がリセットされ
た後、アドレスがキャッシュ領域の“0xfffffff0〜0xff
ffffff”であるリセットハンドラ領域に分岐し、デバッ
グモードでデバッグコントロールデータ“DBG_CO
NTROL”の“REE”が“1”に設定されていると
きのみ、この領域のアクセスがあるとBCU43は接続
先をDCU51に切り替える。
【0074】モニタ処理は同一アドレスの命令を逐次置
換して実現するため、キャッシュ領域でモニタ処理を実
行する場合は、置換の前後にキャッシュをクリアする
か、モニタ処理をアンキャッシュ領域で実行する必要が
ある。
【0075】本実施の形態の集積回路装置300では、
後者の手法によりデバッグハンドラ領域からアンキャッ
シュ領域に分岐してからモニタ処理を実行する。そのア
ドレスは“0x61000000〜0x6100001f”であり、この領域
のアクセスがあるとBCU43はデバッグモードでは接
続先をDCU51に切り替える。
【0076】モニタ処理の処理後にCPUコア41の実
行をペンディングさせる手法としてはバスホールド要求
“Holdrq”を利用する。バスホールド要求は、デバッ
グモード中に特定領域“0x6100001c”をリードする(ld.
w 0×1c[rXX],r0)ことで、DCU51からBCU43
に対して発生される。
【0077】ここで、本実施の形態のデバッグシステム
400が本実施の形態の集積回路装置300をモニタ処
理する場合に、上述のような各種機能を実現するプログ
ラムの一具体例を以下に例示する。
【0078】(1)初期コード 最初のデバッグモード遷移前にEM_MONn,AC_
DDTのレジスタ70,71にモニタ開始処理とモニタ
終了処理の命令コードをあらかじめ設定しておく。 モニタ処理領域(非キャッシュ領域)→モニタ終了処理 − 0x61000000 EM_MON0 ld.w 0×1c[rXX],r0 − 0x61000004 EM_MON1 br +2 − 0x61000006 EM_MON1 ld.w 0x18[rXX],rXX − 0x61000008 EM_MON2 (ld.w命令コードの続き) − 0x6100000A EM_MON2 brkret
【0079】 デバッグ−ハンドラ領域(キャッシュ領域)/モニタ処理領域(非キャッシュ 領域)→モニタ開始処理 0xFFFFFFE0 0x6100000C EM_MON3 st.w rXX,0xffffffec[r0] 0xFFFFFFE4 0x61000010 EM_MON4 movhi 0x6100,r0,rXX 0xFFFFFFE8 0x61000014 EM_MON5 jmp[rXX] 0xFFFFFFEA 0x61000016 EM_MON5 nop 0xFFFFFFEC 0x61000018 AC_ADDT (nop) 0xFFFFFFEE 0x6100001A AC_ADDT (nop) − 0x6100001C 固定命令コード nop − 0x6100001E 固定命令コード nop
【0080】リセット・ハンドラ領域(キャッシュ領
域)(DBG_CONTROLレジスタのREEビット
が“1”のとき) 0xFFFFFFF0 − 固定命令コード br +0 0xFFFFFFF2 − 固定命令コード nop 0xFFFFFFF4 − 固定命令コード br +0 0xFFFFFFF6 − 固定命令コード nop 0xFFFFFFF8 − 固定命令コード br +0 0xFFFFFFFA − 固定命令コード nop 0xFFFFFFFC − 固定命令コード br +0 0xFFFFFFFE − 固定命令コード nop
【0081】(2)モニタ開始処理 デバッグハンドラはキャツシュ領域なので非キャッシュ
領域に分岐する。このとき、モニタ処理で使う汎用レジ
スタrXXの値をAC_DDTのアクセスデータレジス
タ71に退避しておく。
【0082】 0xFFFFFFE0 EM_MON3 st.w rXX,0xFFFfffec[r0] AC_DDTにrXX値を退避 0xFFFFFFE4 EM_MON4 movhi 0x6100,r0,rXX rXXに0x61000000設定 0xFFFFFFE8 EM_MON5 jmp[rXX] 0x61000000に分岐 0xFFFFFFEA EM_MON5 nop 何もしない 0xFFFFFFEC AC_ADDT (nop) rXX値が退避される 0xFFFFFFEE AC_ADDT (nop) rXX値が退避される 0x61000000 EM_MON0 ld.w 0×1c[rXX],r0 ロード実行後ペンディング 0x61000004 EM_MON1 br +2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 (ld.w 0×18[rXX],rXX) (→EM_MON0のロード命令実行による特定領域か
らのデータリードアクセス中にバスホールド要求を発生
させることでリードサイクル終了後にCPUコア41は
バスホールド状態になり命令の実行をペンディングす
る。なお、本実施の形態の集積回路装置300では、C
PUコア41が内部レジスタとしてライトバッファを有
している。CPUコア41でストア命令の実行を完了し
ても実際にライトサイクルが発行されるのは更に遅くな
るため、非キャッシュ領域からのデータリードでペンデ
ィングさせることによりデータアクセスの順序を保証で
き、AC_ADDTのアクセスデータレジスタ71を使
ったデータの受け渡しが確実に終了したことになる。バ
スホールド解除後はEM_MON1の分岐命令の実行か
ら再開するため、分岐によりパイプラインがフラッシュ
し、EM_MON1の新たな命令コードを再フェッチし
て実行する。)
【0083】(3)モニタ終了処理 汎用レジスタrXXの値を元の値に戻してデバッグモー
ドからの復帰命令を実行する。このとき次にデバッグモ
ードに遷移するときにためにEM_MONnのモニタレ
ジスタ70へは初期コードを設定しておく。 0x61000004 EM_MON1 br +2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 ld.w 0×18[rXX],rXX rXX値を元に戻す 0x61000008 EM_MON2 (ld.w命令コードの続き) rXX値を元に戻す 0x6100000A EM_MON2 brkret デバッグモードから復帰 0x6100000C EM_MON3 st.w rXX,0xFFFfffec[r0] (モニタ開始処理のコード) 0x61000010 EM_MON4 movhi 0x6100,r0,rXX (モニタ開始処理のコード) 0x61000014 EM_MON5 jmp [rXX] (モニタ開始処理のコード) 0x61000016 EM_MON5 nop (モニタ開始処理のコード) 0x61000018 AC_DDT (rXXの退避値) 退避値を設定しておく
【0084】 (4)汎用レジスタの値を読み出す場合(汎用レジスタrYYの値を読み出す例) 0x61000004 EM_MON1 br +2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 nop 何もしない 0x61000008 EM_MON2 st.w rYY,0×18[rXX] AC_DDTにrYY値ストア 0x6100000C EM_MON3 jmp [rXX] 0x61000000に戻る 0x6100000E EM_MON3 nop 何もしない - 0x61000018 AC_DDT - rYY値が書かれる - 0x61000000 EM_MON0 ld.w 0×1c[rXX],r0 ロード実行後ペンディング 0x61000004 EM_MON1 br+2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 (nop) (→ここでモニタ処理終了。AC_DDTをリート゛してrYYの値を得る。)
【0085】 (5)汎用レジスタに指定値を設定する場合(汎用レジスタrYYに指定値を設定す る例) 0x61000004 EM_MON1 br +2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 nop 何もしない 0x61000008 EM_MON2 ld.w 0×18[rXX],rYY rYYに指定値を設定 0x6100000C EM_MON3 jmp [rXX]0x 61000000に戻る - 0x6100000E EM_MON3 nop 何もしない - 0x61000018 AC_ADDT (rYYへの設定値) rYYへの設定値 - 0x61000000 EM_MON0 ld.w 0×1c[rXX],r0 ロード実行後ペンディング 0x61000004 EM_MON1 br +2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 (nop) (→ここでモニタ処理終了。)
【0086】 (6)システムレジスタの値を読み出す場合(システムレジスタsXXの値を読み 出す例) 0x61000004 EM_MON1 br +2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 stsr sXX,rYY rYYにsXX値をコヒ゜ー 0x61000008 EM_MON2 st.w rYY,0×18[rXX] AC_DDTにrYY値ストア 0x6100000C EM_MON3 jmp [rXX] 0x61000000に戻る 0x6100000E EM_MON3 nop 何もしない - 0x61000018 AC_ADDT - sXX値が書かれる - 0x61000000 EM_MON0 ld.w 0×1c[rXX],r0 ロード実行後ペンディング 0x61000004 EM_MON1 br +2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 (stsrSySx,rYY) (→ここでモニタ処理終了。AC_DDTをリート゛してsXXの値を得る。)
【0087】 (7)システムレジスタに指定値を設定する場合(システムレジスタsXXに指定 値を設定する例) 0x61000004 EM_MON1 br +2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 nop 何もしない 0x61000008 EM_MON2 ld.w 0×18[rXX],rYY rYYに指定値を設定 0x6100000C EM_MON3 ldsr rYY,sXX sXXにrYY値をコピー 0x6100000E EM_MON3 jmp [rXX] 0x61000000に戻る - 0x61000018 AC_DDT (sXXへの設定値) sXXへの設定値 - 0x61000000 EM_MON0 ld.w 0×1c[rXX],r0 ロード実行後ペンディング 0x61000004 EM_MON1 br+2 再フェッチのための分岐 0x61000006"(nop) (→ここでモニタ処理終了。)
【0088】 (8)指定アドレス空間からデータを読み出す場合(メモリからワード単位で読 み込む例) 0x61000004 EM_MON1 br +2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 nop 何もしない 0x61000008 EM_MON2 ld.w 0×18[rXX],rYY rYYにロードアドレスを設定 0x6100000C EM_MON3 ld.w 0×00[rYY],rZZ 指定アドレスからロード 0x61000010 EM_MON4 st.w rZZ,0×18[rXX] AC_DDTにrZZ値を書く 0x61000014 EM_MON5 jmp [rXX] 0x61000000に戻る 0x61000016 EM_MON5 nop 何もしない 0x61000018 AC_ADDT (ロードアドレス) ロードアドレスを設定 (ロードデータ) ロードデータが書かれる - 0x61000000 EM_MON0 ld.w 0×1c[rXX],r0 ロード実行後ペンディング 0x61000004 EM_MON1 br+2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 (nop) (→ここでモニタ処理終了。AC_ADDTをリードしてロードデータの値を得 る。)
【0089】(9)指定アドレス空間へデータを書き込む
場合(メモリへワード単位で書き込む例)この場合は次
の2ステップのモニタ処理を行う 1.書き込むアドレスを設定する 2.書き込むデータを設定し、指定アドレスへ指定デー
タを書き込む
【0090】 [1回目] 0x61000004 EM_MON1 br +2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 nop 何もしない 0x61000008 EM_MON2 ld.w 0×18[rXX],rYY rYYにロードアドレスを設定 0x6100000C EM_MON3 jmp [rXX] 0x61000000に戻る 0x6100000E EM_MON3 nop 何もしない - 0x61000018 AC_ADDT (ストアアドレス) ストアアドレスを設定 - 0x61000000 EM_MON0 ld.w 0×1c[rXX],r0 ロード実行後ペンディング 0x61000004 EM_MON1 br +2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 nop 何もしない (→ここでモニタ処理終了。EM_MONnに2回目の命令コードを、AC_ADDTにストアデー タを設定してモニタ処理開始。)
【0091】 [2回目] 0x61000004 EM_MON1 br +2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 nop 何もしない 0x61000008 EM_MON2 ld.w 0×18[rXX],rZZ rZZにストアデータを設定 0x6100000C EM_MON3 st.w rZZ,0×00[rYY] 指定アドレスへストア 0x61000010 EM_MON5 jmp [rXX] 0x61000000に戻る 0x61000012 EM_MON5 nop 何もしない - 0x61000018 AC_ADDT (ストアデータ) ストアデータが書かれる - 0x61000000 EM_MON0 ld.w 0×1c[rXX],r0 ロード実行後ペンディング 0x61000004 EM_MON1 br+2 再フェッチのための分岐 0x61000006 EM_MON1 (nop) (→ここでモニタ処理終了。)
【0092】上述のような構成において、本実施の形態
の集積回路装置300は、ユーザが所望により用意する
ターゲットボード48に実装されて使用される。その場
合、ターゲットボード48のメモリ50に各種の命令コ
ードや処理データからなるプログラムがソフトウェアと
して実装され、集積回路装置300はターゲットボード
48のメモリ50から命令コードや処理データを読み取
る。
【0093】このとき、集積回路装置300の動作モー
ドは通常モードであるノーマルモードにデフォルト設定
されており、BCU43がターゲットボード48のメモ
リ50をCPUコア41に継続的に接続しているので、
このCPUコア41がメモリ50から読み取った命令コ
ードや処理データに対応して各種のデータ処理を実行す
る。
【0094】ただし、集積回路装置300や、これにデ
ータ処理を実行させるメモリ50のプログラムは、その
開発段階ではデバッグの必要がある。そこで、このデバ
ッグを実行する場合には、図3に示すように、ターゲッ
トボード48に実装された集積回路装置300にデバッ
グシステム400を接続してデバッグ作業を実行するこ
とになる。
【0095】より詳細には、集積回路装置300のデバ
ッグI/F52がターゲットボード400の接続コネク
タ81に接続されているので、この接続コネクタ81に
デバッグシステム400の接続コネクタ82を接続す
る。このような状態で、図4および図5に示すように、
集積回路装置300にターゲットボード48のメモリ5
0のプログラムでデータ処理を実行させ、このデータ処
理の最中にデバッグシステム400に集積回路装置30
0のデバッグI/F52からDCU51にアクセスさせ
る。
【0096】これでDCU51がBCU43に割込処理
を実行して動作モードをノーマルモードから検査モード
であるデバッグモードに切り替えるので、以後はデバッ
グモードでの処理動作が実行される。つまり、デバッグ
システム400が、デバッグ用の複数の命令コードと処
理データとをDCU51の複数のレジスタ70,71に
格納し、その先頭位置にCPUコア41のアクセス先を
復帰させる命令コードを最後のモニタレジスタ70に格
納する。
【0097】このときも、前述のようにCPUコア41
はBCU43によりターゲットボード48のメモリ50
が接続されているので、CPUコア41はメモリ50の
プログラムでデータ処理を実行している。ただし、動作
モードがデバッグモードに設定されたBCU43は、C
PUコア41がデータ処理により発行するアドレスとデ
バッグ用に事前に設定された特定のアドレスとを比較
し、これが一致するとCPUコア41の接続先をターゲ
ットボード48のメモリ50からDCU51に切り替え
る。
【0098】すると、CPUコア41はDCU51のレ
ジスタ70,71から命令コードや処理データを読み出
してデータ処理を実行するので、ターゲットボード48
に実装された集積回路装置300に所望のデバッグ用の
データ処理を実行させることができる。このようにCP
Uコア41が複数のレジスタ70,71から命令コード
と処理データとを順次読み出してデータ処理を実行して
ゆくと、CPUコア41は最後のモニタレジスタ70の
命令コードに対応してアクセス先をモニタレジスタ70
の先頭位置に復帰することになる。
【0099】例えば、この状態でDCU51のバス制御
器63はBCU43を介してCPUコア41を待機させ
るので、デバッグシステム400がDCU51のレジス
タ70,71の命令コードと処理データとを更新すれ
ば、CPUコア41に次段のデバッグ用のデータ処理を
実行させることができる。このとき、デバッグシステム
400は、デバッグ用のデータ処理を実行するCPUコ
ア41の処理データを、レジスタ70,71に一時記憶
させて収集することもできる。
【0100】デバッグシステム400は、上述のように
集積回路装置300のレジスタ70,71のデバッグ用
のプログラムを適宜更新しながらCPUコア41にデバ
ッグ用のデータ処理を実行させ、このデータ処理が完了
すると集積回路装置300の動作モードをデバッグモー
ドからノーマルモードに復帰させる。
【0101】本実施の形態の集積回路装置300は、上
述のようにDCU51がBCU43に接続されており、
このBCU43がCPUコア41の接続先をターゲット
ボード48のメモリ50とDCU51のレジスタ70,
71とに事前に設定された適正なタイミングで切り替え
る。
【0102】このため、デバッグシステム400により
DCU51のレジスタ70,71に所望の命令コードや
処理データを格納すれば、CPUコア41にデバッグ用
の所望のデータ処理を実行させることができるので、集
積回路装置300をユーザが所望するターゲットボード
48に実装された状態で検査することができる。
【0103】しかも、レジスタ70,71には各種の命
令コードや処理データを自由に格納することができ、C
PUコア41に各種のデータ処理を実行させることがで
きるので、検査方法がバウンダリスキャン方式に限定さ
れるようなことがない。
【0104】さらに、デバッグモードでもCPUコア4
1の処理動作はノーマルモードと相違ないので、デバッ
グシステム400は集積回路装置300の各部を検査す
ることができる。つまり、第二の従来例として前述した
DMA方式とは相違して、CPUコア41の内部レジス
タなども検査することができ、このためにCPUコア4
1の大幅な改造などを必要とすることもない。
【0105】また、本実施の形態の集積回路装置300
およびデバッグシステム400では、前述のようにレジ
スタ70,71に命令コードと処理データとを格納して
CPUコア41にデバッグ用のデータ処理を実行させる
とき、最後のモニタレジスタ70の命令コードによりC
PUコア41のアクセス先をモニタレジスタ70の先頭
位置に復帰させている。このため、通常状態では不要と
なるデバッグ専用のデバイスであるレジスタ70,71
の個数が少数で良く、集積回路装置300の回路規模が
必要最小限とされている。
【0106】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態ではCPUコア41のアクセ
ス先をモニタレジスタ70の先頭位置に復帰させる命令
コードを、デバッグシステム400が最後のモニタレジ
スタ70に格納することを例示した。しかし、この命令
コードを最後のモニタレジスタ70に固定記憶させてお
き、デバッグシステム400による格納を省略すること
も可能である。
【0107】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0108】請求項1記載の発明の集積回路装置は、命
令コードや処理データを読み取って各種のデータ処理を
実行する中央処理装置と、命令コードや処理データが格
納された外部の情報記憶媒体が接続される外部バスと、
外部の回路検査装置が着脱自在に接続される検査情報I
/Fと、該検査情報I/Fに接続されていて前記回路検
査装置から入力される命令コードや処理データを複数の
レジスタ回路で一時記憶する検査制御回路と、前記外部
バスと前記検査制御回路とを前記中央処理装置に選択的
に接続するバス制御回路と、を具備しており、バス制御
回路は、動作モードとして通常モードと検査モードとが
切替自在に設定され、通常モードの設定下では、中央処
理装置に外部バスを継続的に接続し、検査モードの設定
下では、前記中央処理装置が発行するアクセス先のアド
レスが事前に設定された検査制御回路のレジスタ回路の
アドレスに一致したときに、前記中央処理装置の接続先
を前記外部バスから前記検査制御回路に切り替えること
により、回路検査装置により検査制御回路のレジスタ回
路に所望の命令コードや処理データを格納すれば、中央
処理装置に所望のデータ処理を実行させることができる
ので、集積回路装置を回路基板に実装された状態で検査
することができ、この検査としてバウンダリスキャン方
式などに限定されない各種のデータ処理を実行させるこ
とができ、中央処理装置の内部レジスタなども検査する
ことができ、検査モードでは中央処理装置のアドレス先
をバス制御回路により各部バスと検査制御回路とに切り
替えることができる
【0109】
【0110】請求項2および4記載の発明では、検査制
御回路が少なくとも、中央処理装置に所定のデータ処理
を実行させる命令コードを一時記憶する命令記憶用のレ
ジスタ回路と、前記命令記憶用のレジスタ回路の命令コ
ードに対応した前記中央処理装置のデータ処理の処理デ
ータを一時記憶するデータ記憶用のレジスタ回路と、前
記中央処理装置のアクセス先を前記命令記憶用のレジス
タ回路に復帰させる命令コードを一時記憶する復帰記憶
用のレジスタ回路と、を具備していることにより、必要
最小限のレジスタ回路により検査用の多数のデータ処理
を中央処理装置に実行させることができる。
【0111】請求項3および5記載の発明では、検査制
御回路が少なくとも、中央処理装置に所定のデータ処理
を実行させる命令コードを一時記憶する命令記憶用のレ
ジスタ回路と、前記命令記憶用のレジスタ回路の命令コ
ードに対応した前記中央処理装置のデータ処理の処理デ
ータを一時記憶するデータ記憶用のレジスタ回路と、前
記中央処理装置のアクセス先を前記命令記憶用のレジス
タ回路に復帰させる命令コードを事前に固定記憶してい
る復帰記憶用のレジスタ回路と、を具備していることに
より、必要最小限のレジスタ回路により検査用の多数の
データ処理を中央処理装置に実行させることができ、回
路検査装置が復帰用の命令コードをレジスタ回路に格納
する必要もない。
【0112】請求項6記載の発明の回路検査装置は、
求項2または4記載の集積回路装置の検査情報I/Fに
着脱自在に接続される接続コネクタと、前記集積回路装
置の命令記憶用のレジスタ回路に前記検査情報I/Fを
介して前記接続コネクタから所定のデータ処理用の命令
コードを格納する命令格納手段と、前記集積回路装置の
データ記憶用のレジスタ回路に前記検査情報I/Fを介
して前記接続コネクタからデータ処理用の処理データを
格納するデータ格納手段と、前記集積回路装置の復帰記
憶用のレジスタ回路に前記検査情報I/Fを介して前記
接続コネクタからアクセス先の復帰用の命令コードを格
納する復帰格納手段と、を具備していることにより、
求項2または4記載の集積回路装置のレジスタ回路に検
査用の各種の命令コードと処理データとを格納し、検査
用の各種のデータ処理を集積回路装置に実行させること
ができる。
【0113】請求項7記載の発明の回路検査装置は、
求項3または5記載の集積回路装置の検査情報I/Fに
着脱自在に接続される接続コネクタと、前記集積回路装
置の命令記憶用のレジスタ回路に前記検査情報I/Fを
介して前記接続コネクタから所定のデータ処理用の命令
コードを格納する命令格納手段と、前記集積回路装置の
データ記憶用のレジスタ回路に前記検査情報I/Fを介
して前記接続コネクタからデータ処理用の処理データを
格納するデータ格納手段と、を具備していることによ
り、請求項3または5記載の集積回路装置のレジスタ回
路に検査用の各種の命令コードと処理データとを格納
し、検査用の各種のデータ処理を集積回路装置に実行さ
せることができ、この場合に復帰用の命令コードをレジ
スタ回路に格納する必要がない。
【0114】請求項8記載の発明の回路検査方法は、
求項2または4記載の集積回路装置の検査制御回路の命
令記憶用のレジスタ回路に所定のデータ処理用の命令コ
ードを格納し、前記集積回路装置のデータ記憶用のレジ
スタ回路にデータ処理用の処理データを格納し、前記集
積回路装置の復帰記憶用のレジスタ回路にアクセス先の
復帰用の命令コードを格納し、前記集積回路装置の中央
処理装置が前記命令記憶用のレジスタ回路に格納された
命令コードや前記データ記憶用のレジスタ回路に格納さ
れた処理データに対応してデータ処理を実行すると、前
記命令記憶用のレジスタ回路の命令コードと前記データ
記憶用のレジスタ回路の処理データを更新し、復帰記憶
用のレジスタ回路に格納された命令コードにより前記中
央処理装置のアクセス先を前記命令記憶用のレジスタ回
路に復帰させるようにしたことにより、請求項2または
記載の集積回路装置のレジスタ回路に検査用の各種の
命令コードと処理データとを格納し、検査用の各種のデ
ータ処理を集積回路装置に実行させることができる。
【0115】請求項9記載の発明の回路検査方法は、
求項3または5記載の集積回路装置の検査制御回路の命
令記憶用のレジスタ回路に所定のデータ処理用の命令コ
ードを格納し、前記集積回路装置のデータ記憶用のレジ
スタ回路にデータ処理用の処理データを格納し、前記集
積回路装置の中央処理装置が前記命令記憶用のレジスタ
回路に格納された命令コードや前記データ記憶用のレジ
スタ回路に格納された処理データに対応してデータ処理
を実行すると、前記命令記憶用のレジスタ回路の命令コ
ードと前記データ記憶用のレジスタ回路の処理データを
更新し、復帰記憶用のレジスタ回路に格納された命令コ
ードにより前記中央処理装置のアクセス先を前記命令記
憶用のレジスタ回路に復帰させるようにしたことによ
り、請求項3または5記載の集積回路装置のレジスタ回
路に検査用の各種の命令コードと処理データとを格納
し、検査用の各種のデータ処理を集積回路装置に実行さ
せることができ、この場合に復帰用の命令コードをレジ
スタ回路に格納する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の集積回路装置の内部構
造を示す模式的なブロック図である。
【図2】検査制御回路であるDCUの内部構造を示すブ
ロック図である。
【図3】集積回路装置が実装された回路基板であるター
ゲットボードに回路検査装置であるデバッグシステム
接続した状態を示す模式図である。
【図4】集積回路装置を検査するデバッグシステムの処
理動作を示すフローチャートである。
【図5】デバッグシステムにより検査される集積回路装
置の処理動作を示すフローチャートである。
【図6】第一の従来例の集積回路装置の内部構造を示す
模式的なブロック図である。
【図7】第二の従来例の集積回路装置の内部構造を示す
模式的なブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/277 G06F 15/78

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令コードや処理データを読み取って各
    種のデータ処理を実行する中央処理装置と、 命令コードや処理データが格納された外部の情報記憶媒
    体が接続される外部バスと、 外部の回路検査装置が着脱自在に接続される検査情報I
    /Fと、 該検査情報I/Fに接続されていて前記回路検査装置か
    ら入力される命令コードや処理データを複数のレジスタ
    回路で一時記憶する検査制御回路と、 前記外部バスと前記検査制御回路とを前記中央処理装置
    に選択的に接続するバス制御回路と、 を具備しており、 前記バス制御回路は、動作モードとして通常モードと検
    査モードとが切替自在に設定され、通常モードの設定下
    では、中央処理装置に外部バスを継続的に接続し、検査
    モードの設定下では、前記中央処理装置が発行するアク
    セス先のアドレスが事前に設定された検査制御回路のレ
    ジスタ回路のアドレスに一致したときに、前記中央処理
    装置の接続先を前記外部バスから前記検査制御回路に切
    り替える 集積回路装置。
  2. 【請求項2】 命令コードや処理データを読み取って各
    種のデータ処理を実行する中央処理装置と、 命令コードや処理データが格納された外部の情報記憶媒
    体が接続される外部バスと、 外部の回路検査装置が着脱自在に接続される検査情報I
    /Fと、 該検査情報I/Fに接続されていて前記回路検査装置か
    ら入力される命令コードや処理データを複数のレジスタ
    回路で一時記憶する検査制御回路と、 前記外部バスと前記検査制御回路とを前記中央処理装置
    に選択的に接続するバス制御回路と、 を具備しており、 前記検査制御回路が少なくとも、 中央処理装置に所定のデータ処理を実行させる命令コー
    ドを一時記憶する命令 記憶用のレジスタ回路と、 前記命令記憶用のレジスタ回路の命令コードに対応した
    前記中央処理装置のデータ処理の処理データを一時記憶
    するデータ記憶用のレジスタ回路と、 前記中央処理装置のアクセス先を前記命令記憶用のレジ
    スタ回路に復帰させる命令コードを一時記憶する復帰記
    憶用のレジスタ回路と、 を具備している 集積回路装置。
  3. 【請求項3】 命令コードや処理データを読み取って各
    種のデータ処理を実行する中央処理装置と、 命令コードや処理データが格納された外部の情報記憶媒
    体が接続される外部バスと、 外部の回路検査装置が着脱自在に接続される検査情報I
    /Fと、 該検査情報I/Fに接続されていて前記回路検査装置か
    ら入力される命令コードや処理データを複数のレジスタ
    回路で一時記憶する検査制御回路と、 前記外部バスと前記検査制御回路とを前記中央処理装置
    に選択的に接続するバス制御回路と、 を具備しており、 前記検査制御回路が少なくとも、 中央処理装置に所定のデータ処理を実行させる命令コー
    ドを一時記憶する命令記憶用のレジスタ回路と、 前記命令記憶用のレジスタ回路の命令コードに対応した
    前記中央処理装置のデータ処理の処理データを一時記憶
    するデータ記憶用のレジスタ回路と、 前記中央処理装置のアクセス先を前記命令記憶用のレジ
    スタ回路に復帰させる命令コードを事前に固定記憶して
    いる復帰記憶用のレジスタ回路と、 を具備している 集積回路装置。
  4. 【請求項4】 検査制御回路が少なくとも、 中央処理装置に所定のデータ処理を実行させる命令コー
    ドを一時記憶する命令記憶用のレジスタ回路と、 前記命令記憶用のレジスタ回路の命令コードに対応した
    前記中央処理装置のデータ処理の処理データを一時記憶
    するデータ記憶用のレジスタ回路と、 前記中央処理装置のアクセス先を前記命令記憶用のレジ
    スタ回路に復帰させる命令コードを一時記憶する復帰記
    憶用のレジスタ回路と、 を具備している請求項1記載の集積回路装置。
  5. 【請求項5】 検査制御回路が少なくとも、 中央処理装置に所定のデータ処理を実行させる命令コー
    ドを一時記憶する命令記憶用のレジスタ回路と、 前記命令記憶用のレジスタ回路の命令コードに対応した
    前記中央処理装置のデータ処理の処理データを一時記憶
    するデータ記憶用のレジスタ回路と、 前記中央処理装置のアクセス先を前記命令記憶用のレジ
    スタ回路に復帰させる命令コードを事前に固定記憶して
    いる復帰記憶用のレジスタ回路と、 を具備している請求項1記載の集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項2または4記載の集積回路装置の
    検査情報I/Fに着脱自在に接続される接続コネクタ
    と、 前記集積回路装置の命令記憶用のレジスタ回路に前記検
    査情報I/Fを介して前記接続コネクタから所定のデー
    タ処理用の命令コードを格納する命令格納手段と、 前記集積回路装置のデータ記憶用のレジスタ回路に前記
    検査情報I/Fを介して前記接続コネクタからデータ処
    理用の処理データを格納するデータ格納手段と、 前記集積回路装置の復帰記憶用のレジスタ回路に前記検
    査情報I/Fを介して前記接続コネクタからアクセス先
    の復帰用の命令コードを格納する復帰格納手段と、 を具備している回路検査装置。
  7. 【請求項7】 請求項3または5記載の集積回路装置の
    検査情報I/Fに着脱自在に接続される接続コネクタ
    と、 前記集積回路装置の命令記憶用のレジスタ回路に前記検
    査情報I/Fを介して前記接続コネクタから所定のデー
    タ処理用の命令コードを格納する命令格納手段と、 前記集積回路装置のデータ記憶用のレジスタ回路に前記
    検査情報I/Fを介して前記接続コネクタからデータ処
    理用の処理データを格納するデータ格納手段と、 を具備している回路検査装置。
  8. 【請求項8】 請求項2または4記載の集積回路装置の
    検査制御回路の命令記憶用のレジスタ回路に所定のデー
    タ処理用の命令コードを格納し、 前記集積回路装置のデータ記憶用のレジスタ回路にデー
    タ処理用の処理データを格納し、 前記集積回路装置の復帰記憶用のレジスタ回路にアクセ
    ス先の復帰用の命令コードを格納し、 前記集積回路装置の中央処理装置が前記命令記憶用のレ
    ジスタ回路に格納された命令コードや前記データ記憶用
    のレジスタ回路に格納された処理データに対応してデー
    タ処理を実行すると、前記命令記憶用のレジスタ回路の
    命令コードと前記データ記憶用のレジスタ回路の処理デ
    ータを更新し、 復帰記憶用のレジスタ回路に格納された命令コードによ
    り前記中央処理装置のアクセス先を前記命令記憶用のレ
    ジスタ回路に復帰させるようにした回路検査方法。
  9. 【請求項9】 請求項3または5記載の集積回路装置の
    検査制御回路の命令記憶用のレジスタ回路に所定のデー
    タ処理用の命令コードを格納し、 前記集積回路装置のデータ記憶用のレジスタ回路にデー
    タ処理用の処理データを格納し、 前記集積回路装置の中央処理装置が前記命令記憶用のレ
    ジスタ回路に格納された命令コードや前記データ記憶用
    のレジスタ回路に格納された処理データに対応してデー
    タ処理を実行すると、前記命令記憶用のレジスタ回路の
    命令コードと前記データ記憶用のレジスタ回路の処理デ
    ータを更新し、 復帰記憶用のレジスタ回路に格納された命令コードによ
    り前記中央処理装置のアクセス先を前記命令記憶用のレ
    ジスタ回路に復帰させるようにした回路検査方法。
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