JP2005070949A - プログラム処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ソフトウェアデバッグの効率向上を図る。
【解決手段】制御LSI12には、CPUコア21がメモリ空間をアクセスする際に使用する内部バス27を監視し、予め指定された変数の状態をモニタするモニタ回路22が備えられている。モニタ回路22は、プログラム内の予め設定された変数に対してCPUコア21による書き換え動作が発生する場合にその更新データ(変数値)を記憶し、自身の内部レジスタに保持している変数情報を所定の送信サイクルでデバッグI/F23を介してデバッグツール14に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】制御LSI12には、CPUコア21がメモリ空間をアクセスする際に使用する内部バス27を監視し、予め指定された変数の状態をモニタするモニタ回路22が備えられている。モニタ回路22は、プログラム内の予め設定された変数に対してCPUコア21による書き換え動作が発生する場合にその更新データ(変数値)を記憶し、自身の内部レジスタに保持している変数情報を所定の送信サイクルでデバッグI/F23を介してデバッグツール14に送信する。
【選択図】 図1
Description
本発明はプログラム処理装置に係り、詳しくは組み込みソフトウェア(ファームウェア)等の動作検証を行う場合に使用して好適な制御LSIに関する。
近年、CPUを内蔵したマイクロコンピュータ等のLSIが組み込み用途として用いられ、ソフトウェアの開発にはエバリュエーションチップ(以下エバチップ)が一般的に用いられる。エバチップには、ターゲットシステムに搭載されるCPUに加えて、ソフトウェアのデバッグを支援するインタフェース回路が搭載されている。そして、ユーザボードに搭載したエバチップにインサーキットエミュレータ(ICE(R))を接続して、該ICEからデバッグ用コマンドをCPUに与えることにより、ソフトウェアデバッグが行われている。なお、エバチップを使用したデバッグシステムに関連する先行技術として例えば特許文献1が知られている。
特開平11−282712号公報
ところで、CPUを含めた周辺回路を1チップ上に搭載してシステムレベルの機能を実現するSOC(System On a Chip)等においては、CPUのバスやコントロール信号がチップ内部に集約されてしまうため、デバッグ効率が低下するという問題があった。即ち、このようなSOCにおけるソフト開発では、CPUを個別に評価用ボードに載せてデバッグを行う必要があるため、最終的に1チップにする開発費が必要になるとともに、設計期間が長くなりTAT(Turn Around Time)を低下させるという問題があった。
加えて、このようなソフトウェアデバッグ等の試験コストは極力低減させることが要求されており、デバッグに使用できる端子は少数に制限されているのが実情である。このため、デバッグを効率良く行うことができないという問題を有していた。
また、現状では、ソフトウェアの開発段階において、予めプログラムのソースコード中にブレイクポイントを設定し、そこを通過する際にプログラムの実行を停止させることで、デバッグを行うようにしている。しかしながら、この方法では、ブレイクポイントでCPUの動作が停止されるために、デバッグ効率が低下するとともに、ブレイクポイントの設定のためにプログラムメモリを書き換える必要があるため、デバッグ作業が繁雑であるという問題があった。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的はソフトウェアデバッグの効率向上を図ることのできるプログラム処理装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明によれば、プログラム処理装置は、プログラムを実行するCPUと、前記CPUと同一の半導体基板上に集積された、前記CPUがメモリ空間をアクセスする際に使用する内部バスと、前記内部バスを監視して前記プログラム内の予め指定された変数の状態を1以上モニタするモニタ回路と、を備える。この構成によれば、プログラム内にてユーザがチェックしたい変数を任意に設定してデバッグを行うことができる。また、CPUの動作を停止させることなくプログラムの動作状態をリアルタイムにモニタすることができるため、デバッグ作業を効率的に行うことがで
きる。
きる。
請求項2に記載の発明によれば、プログラム処理装置は、プログラムを実行するCPUと、前記CPUと同一の半導体基板上に集積された、前記CPUがメモリ空間をアクセスする際に使用する内部バスと、前記内部バスを監視して前記プログラム内の予め指定された変数の状態を1以上モニタし、該モニタする変数の値が前記CPUにより書き換えられる場合にその更新データを記憶するモニタ回路と、を備える。この構成によれば、CPUの動作を停止させることなく、変数の状態を随時確認しながらデバッグ作業を進めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、モニタ回路は、モニタする変数のアドレス値を1以上保持するアドレスレジスタと、そのアドレス値に基づいてモニタした変数の値をアドレス毎に保持するデータレジスタとを備えている。この構成によれば、モニタする変数のアドレス値を複数設定して、複数の変数の状態をチェックすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、モニタ回路は、インタフェース装置を介してデバッグ装置に接続されており、前記アドレス値とそのアドレス値に基づいてモニタした変数の値を、所定の送信用コマンドに続く変数情報としてデバッグ装置に送信する。これにより、デバッグ装置は、モニタ回路にてモニタする複数の変数情報を受信することができる。
請求項5に記載の発明によれば、モニタ回路は、前記変数情報を所定の送信サイクルにてデバッグ装置に定期的にあるいは前記変数情報が更新される毎に送信する。これにより、変数の値が更新される場合にもユーザはその状態を随時確認することが可能となり、プログラムの動作状態をより的確に把握することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、モニタ回路は、前記変数情報をシリアルデータとして送信する。これにより、デバッグ用端子を少数にすることができ、チップサイズの増加を抑制することができる。
本発明によれば、ソフトウェアデバッグの効率向上を図ることのできるプログラム処理装置を提供することができる。
以下、本発明に係るプログラム処理装置を例えばファームウェアのデバッグを行うための制御LSIに適用した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のデバッグシステム11の概略を示すブロック図である。デバッグシステム11は、プログラム処理装置としての制御LSI12及びその制御LSI12とツールバスを介して接続されるデバッグ装置としてのパーソナルコンピュータ(以下PC)13を含む。後述するように、制御LSI12は、CPUを含めた周辺回路を1チップに搭載してシステムレベルの機能を実現するシステムLSIである。PC13は、例えばICE(R)等にてなるデバッグツール14を有している。
詳述すると、制御LSI12にはデバッグ用端子(図示略)が備えられ、そのデバッグ用端子にツールバスのバスケーブル15が接続されている。デバッグ用端子は、制御LSI12のチップサイズに与える影響を少なくするために少数(本実施形態では例えば2ピン)で設けられ、同制御LSI12はバスケーブル15を介してデバッグツール14とシリアル通信する。尚、本実施形態では、2つのデバッグ用端子にそれぞれクロックバスとデータバスとが接続され、制御LSI12とデバッグツール14の間のデータ転送(双方向)はクロックに同期して行われるようになっている。
制御LSI12は、CPUコア21、モニタ回路22、デバッグインタフェース(以下デバッグI/F)23、外部バスインタフェース(以下外部バスI/F)24、周辺回路としての内部RAM25及び内部レジスタ26を同一の半導体基板上に有している。また、制御LSI12は、図示していないが、CPUコア21によって動作制御される信号処理回路も有している。
CPUコア21、モニタ回路22、外部バスI/F24、内部RAM25及び内部レジスタ26は内部バス27を介して相互に接続されている。CPUコア21とモニタ回路22は内部バス28を介して接続され、CPUコア21とデバッグI/F23は内部バス29を介して接続されている。モニタ回路22とデバッグI/F23は内部バス30を介して接続されている。
外部バスI/F24には外部バス31を介してプログラムメモリ32が接続されている。プログラムメモリ32は、本実施形態では例えばフラッシュメモリで構成され、同メモリ32にはデバッグ対象となるファームウェアがCPUコア21にて実行可能な形態で格納されている。より具体的には、C言語等の高級言語にて記述されたファームウェア(プログラム)にコンパイル処理及びリンク処理が施され、CPUコア21が実行することのできる機械語の命令列に変換されて格納されている。
CPUコア21は、プログラムメモリ32に格納されているプログラムを読み込んで命令をデコードし、該デコード結果に応じた各種の処理を同CPUコア21のメモリマップにマッピングされたアドレスにて指定される領域(メモリ空間)をアクセスすることにより実行する。尚、本実施形態において、CPUコア21がアクセスするメモリ空間としては、内部バス27を介して接続される内部RAM25や内部レジスタ26の他、外部バス31を介して接続される図示しない周辺回路等のメモリ空間を含む。
モニタ回路22は、CPUコア21によるプログラム実行時において、同CPUコア21がメモリ空間をアクセスする際に使用する内部バス27を監視して、プログラムのソースコード内に設定されている変数の状態を1又は複数モニタする。
詳述すると、モニタ回路22には、内部レジスタ41(図2)が備えられており、この内部レジスタ41には、モニタ回路22がモニタする変数のアドレス値が設定されている。モニタ回路22は、CPUコア21によるプログラムの実行時に内部バス27(具体的にはアドレスバス)を監視し、前記内部レジスタ41に設定されているアドレスが内部バス27に送出されたかどうか(即ち、変数がCPUコア21によりアクセスされたか否か)をチェックする。そして、その変数に対してCPUコア21により書き換え動作が行われる場合に、その更新データを内部バス27(具体的にはデータバス)より取得して内部レジスタ41に記憶するようになっている。これにより、プログラム実行時において、モニタ回路22は、プログラム内の予め指定された変数をモニタする。
前記内部レジスタ41の具体的構成について説明すると、図2に示すように、内部レジスタ41は、例えば12種類の変数情報を保持するアドレスレジスタ42とデータレジスタ43とから構成されている。尚、本実施形態において、変数情報とは、モニタする変数のアドレス値及びそのアドレス値に基づいてモニタした変数の値のことをいう。
即ち、モニタ回路22は、12種類の変数の状態をモニタ可能であり、各変数情報はそれぞれモニタデータ「MON0」〜「MON11」としてアドレスレジスタ42とデータレジスタ43とに保持されるようになっている。
アドレスレジスタ42には、第1,第2,第3レジスタ「ADRH」,「ADRM」,「ADRL」にそれぞれ8ビットで格納されているデータ(計24ビット)がプログラム内でモニタする変数のアドレス値として設定されている。
データレジスタ43(「DATA」)には、そのアドレスレジスタ42に設定されているアドレス値(各24ビット)に基づいてモニタした8ビットの変数値が記憶されるようになっている。
モニタ回路22は、これらのモニタデータ「MON0」〜「MON11」において、アドレスレジスタ42により指定される変数をモニタし、その変数に対してCPUコア21による書き換え動作が発生する場合にその更新される変数値をデータレジスタ43に保存する。
例えば、モニタ回路22は、図2に示す第1,第2,第3レジスタ「ADRH」,「ADRM」,「ADRL」である「03:0000h」,「03:0001h」,「03:0002h」によって指定されるモニタデータ「MON0」の変数をモニタする。そして、モニタ回路22は、その変数が書き換えられる場合に該更新される変数値をデータレジスタ43の「03:0003h」に保存する。
上記のように構成されるモニタ回路22は、内部レジスタ41(アドレスレジスタ42及びデータレジスタ43)に保持している変数情報を、所定の送信用コマンドにて定期的にデバッグI/F23を介してデバッグツール14(PC13)に送信する。このとき、本実施形態では、バスケーブル15を2ピンとしているので、シリアルデータが送信されることになる。
例えば、モニタ回路22は、送信用コマンド「C0h」,「04h」(図示略)に続く変数情報として、モニタデータ「MON0」の第1,第2,第3レジスタ「ADRH」,「ADRM」,「ADRL」である「03:0000h」,「03:0001h」,「03:0002h」に格納された変数のアドレス値を送信した後、そのアドレス値に基づいてモニタした変数値として「03:0003h」に保存されたデータを送信する。
そして、モニタ回路22は、CPUコア21のクロック周波数に基づいて予め設定された所定の送信サイクルに従って、モニタデータ「MON0」,「MON1」,…「MON11」,「MON0」の順に変数情報をデバッグツール14に送信するようになっている。
前記モニタ回路22(内部レジスタ41)へのアドレス値の設定はデバッグツール14によって行われる。デバッグツール14は、PC13の入力装置(図示略)より入力される開発者(ユーザ)からの指示に基づいて、モニタ回路22にてモニタする変数のアドレスを制御LSI12へ送信する。具体的には、デバッグツール14は、CPUコア21のメモリマップに従って、プログラム内の変数がマッピングされているアドレス値を算出し、そのアドレスをバスケーブル15を介してPC13から制御LSI12に転送する。
CPUコア21は、転送されたアドレス(変数のアドレス値)をデバッグI/F23から内部バス29を介して受け取り、該受け取ったアドレスを内部バス28を通じてモニタ回路22(内部レジスタ41)に設定する。
その後、デバッグツール14は、CPUコア21にプログラム(ファームウェア)を実行させる。その実行過程において、モニタ回路22は、予め設定された変数のアドレス値に対してデータ(変数値)の書き換え動作が行われていないかどうかを常時監視し、書き
換えが発生した場合に該更新された変数値を内部レジスタ41に記憶する。そして、モニタ回路22は、その内部レジスタ41に保持している変数情報を所定の送信用コマンドにて内部バス30を介してデバッグI/F23からデバッグツール14(PC13)に送信する。
換えが発生した場合に該更新された変数値を内部レジスタ41に記憶する。そして、モニタ回路22は、その内部レジスタ41に保持している変数情報を所定の送信用コマンドにて内部バス30を介してデバッグI/F23からデバッグツール14(PC13)に送信する。
デバッグツール14は、このようにして制御LSI12から定期的に送信される変数情報を順次取り込み、その内容をPC13の表示装置(図示略)に出力する。これにより、ユーザは、プログラムの動作状態を確認し、ファームウェアのデバッグを進める。
以上記述した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)制御LSI12には、CPUコア21がメモリ空間をアクセスする際に使用する内部バス27を監視し、予め指定された変数の状態をモニタするモニタ回路22が備えられている。このモニタ回路22は、プログラム内の予め設定された変数に対してCPUコア21による書き換え動作が発生する場合にその更新データ(変数値)を記憶し、内部レジスタ41に保持している複数の変数情報を所定の送信サイクルで定期的にデバッグツール14に送信する。この構成によれば、プログラム内にてユーザがチェックしたい変数(例えば分岐発生個所における変数等)を任意に設定して、デバッグを行うことができる。また、この構成では、CPUコア21の動作を停止させることなく、プログラムの動作状態をリアルタイムで監視することができる。従って、デバッグ作業を効率良く行うことができる。
(2)本実施形態では、予め指定した複数の変数に対して、モニタ回路22から順次シリアルで送信される変数情報を元にデバッグを行うようにした。このため、クロックバスとデータバスの2本のバスケーブル15でデバッグを実現することができる。このようにデバッグ用端子数を少なくすることで、制御LSI12のチップサイズの増加を抑えつつ、デバッグ作業を効率良く行うことができる。
(3)本実施形態では、従来のように変数情報を取得するためにブレイクポイントをプログラムのソースコード中に設定する必要は必ずしもない。このため、ブレイクポイント設定のためのプログラムメモリの書き換え作業等を不要とすることもできる。ただし、ブレイクポイントをプログラムのソースコード中に設定しつつ、変数情報を取得することも勿論できる。
(4)本実施形態では、マイコン等のソフト開発において、CPU(CPUコア21)を搭載したままでソフトウェアデバッグを行うことができる。これにより、ソフト開発効率を向上させて、開発コストの低減を図ることができる。延いては、設計期間を短縮してTATの向上を図ることができる。
尚、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・本実施形態において、制御LSI12(システムLSI)は、内部RAM25及び内部レジスタ26(図1)を備えるが、チップ内にCPUコア21とともに搭載される周辺回路としては本実施形態に限定されない。
・モニタ回路22の内部レジスタ41の構成は、図2に示す態様に限定されるものではない。また、モニタデータとして保持する複数の変数情報は本実施形態で例述した12種類に限定されず、少なくとも1つの変数情報を保持することができればよい。
・本実施形態では、内部レジスタ41に保持している変数情報を定期的に送信する場合の適用例を示したが、これに限定されない。例えば変数情報が更新される毎に送信するなど、あらかじめ決められた方法により送信されればよい。
・本実施形態では、ファームウェアのデバッグを行う場合に適用したが、この適用例に限定されるものではない。
上記実施形態から把握できる技術思想を以下に記載する。
(イ) プログラムを実行するCPUと、該CPUがメモリ空間をアクセスする際に使用する内部バスを監視して前記プログラム内の予め指定された変数の状態を1以上モニタするモニタ回路と、を同一チップ上に有するプログラム処理装置と、
前記プログラム処理装置に接続され、前記モニタ回路から送信される変数情報を受信して出力するデバッグ装置と
を備えることを特徴とするデバッグシステム。
(ロ) 前記モニタ回路にてモニタすべき変数情報を前記デバッグ装置から設定可能としたことを特徴とする(イ)記載のデバッグシステム。
(イ) プログラムを実行するCPUと、該CPUがメモリ空間をアクセスする際に使用する内部バスを監視して前記プログラム内の予め指定された変数の状態を1以上モニタするモニタ回路と、を同一チップ上に有するプログラム処理装置と、
前記プログラム処理装置に接続され、前記モニタ回路から送信される変数情報を受信して出力するデバッグ装置と
を備えることを特徴とするデバッグシステム。
(ロ) 前記モニタ回路にてモニタすべき変数情報を前記デバッグ装置から設定可能としたことを特徴とする(イ)記載のデバッグシステム。
12:プログラム処理装置としての制御LSI、13:デバッグ装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)、21:CPUとしてのCPUコア、22:モニタ回路、23:インタフェース装置としてのデバッグI/F、25:周辺回路としての内部RAM、26:周辺回路としての内部レジスタ、27:内部バス、42:アドレスレジスタ、43:データレジスタ。
Claims (6)
- プログラムを実行するCPUと、
前記CPUと同一の半導体基板上に集積された前記CPUがメモリ空間をアクセスする際に使用する内部バスと、
前記内部バスを監視して前記プログラム内の予め指定された変数の状態を1以上モニタするモニタ回路と、
を備えることを特徴とするプログラム処理装置。 - プログラムを実行するCPUと、
前記CPUと同一の半導体基板上に集積された前記CPUがメモリ空間をアクセスする際に使用する内部バスと、
前記内部バスを監視して前記プログラム内の予め指定された変数の状態を1以上モニタし、該モニタする変数の値が前記CPUにより書き換えられる場合にその更新データを記憶するモニタ回路と、
を備えることを特徴とするプログラム処理装置。 - 前記モニタ回路は、
モニタする変数のアドレス値を1以上保持するアドレスレジスタと、
前記アドレス値に基づいてモニタした変数の値を該アドレス毎に保持するデータレジスタと
を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のプログラム処理装置。 - 前記モニタ回路は、
インタフェース装置を介してデバッグ装置に接続され、前記アドレス値とそのアドレス値に基づいてモニタした変数の値を、所定の送信用コマンドに続く変数情報として前記デバッグ装置に送信することを特徴とする請求項3記載のプログラム処理装置。 - 前記モニタ回路は、
前記変数情報を所定の送信サイクルにて前記デバッグ装置に定期的にあるいは前記変数情報が更新される毎に送信することを特徴とする請求項4記載のプログラム処理装置。 - 前記モニタ回路は、
前記変数情報をシリアルデータとして送信することを特徴とする請求項4記載のプログラム処理装置。
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