JP3151660B2 - 板状部材の給送装置 - Google Patents

板状部材の給送装置

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JP3151660B2 JP15163897A JP15163897A JP3151660B2 JP 3151660 B2 JP3151660 B2 JP 3151660B2 JP 15163897 A JP15163897 A JP 15163897A JP 15163897 A JP15163897 A JP 15163897A JP 3151660 B2 JP3151660 B2 JP 3151660B2
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厚暢 高塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカードやタグ等の板
状媒体の平面を垂直にして水平方向に並列に収容する状
態から記録手段や読取り手段に向けて1枚ずつ板状媒体
を給送する板状媒体の給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カードやタグ等の板状媒体に記録
したり、磁気データの読取りをするため板状媒体を給送
する給送装置としては、その平面を水平にして複数枚収
容した収容部から1枚ずつ給送して搬送するものが主流
となっていた。このような給送装置は、板状媒体を水平
にして給送/搬送させるため板状媒体にダスト付着を余
儀なくされ、更に、この様な搬送系に熱転写方式の印字
手段を備える板状媒体の印字装置では、サーマルヘッド
およびインクリボンカセット等を搬送系の上方に設ける
ため装置全体の高さが高くなり、キーボード、表示装置
等を有するハンディワープロのような小型の構成には適
さなかった。
【0003】上述問題点の解決手段として、図5、6に
示すような板状媒体の平面を垂直にして水平方向に搬送
することでダスト付着の防止および装置の小型化を可能
とするタグの印字装置が提案されている。この印字装置
30はタグ2を複数枚収容するホッパー31が形成さ
れ、このホッパー31には1枚のタグ2を給送する給送
ローラ32と、この給送ローラ32に向けてタグ2を押
し付ける押板33が設けられ、給送ローラ32を1回転
させることで給送ローラ32に接している最前列のタグ
2をサーマルヘッド34に向けて給送している。
【0004】サーマルヘッド34に向けて給送されたタ
グ2は、搬送ローラ35、36とピンチローラ37、3
8によってサーマルヘッド34による印字中は搬送され
ることになる。尚、この搬送ローラ35、36は夫々搬
送方向側に傾きを持たせてあり、タグ2を搬送基準面3
9に押し付けるように搬送させ、タグ2の斜行を防止し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような印字装置に
おいて、給送ローラにより板状媒体が給送されるときに
給送口で引っ掛かった場合や、給送される板状媒体につ
られて次の板状媒体が移動した拍子に、板状媒体が大き
く傾いてしまうことがあり、この傾きは搬送ローラの傾
きにだけでは補正しきれず斜行印字していまうという問
題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の問題を鑑
み、収容部内に複数枚その平面を垂直にして収容された
板状媒体を押圧手段により給送ローラに押圧し、給送ロ
ーラの回動により給送する板状媒体の給送装置におい
て、収容される板状媒体をその上面より収容部底面に押
しつけことにより、給送ローラの給送時での板状媒体の
傾きを防止するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の板状媒体の給送装置は、
複数の板状媒体をその平面部を垂直にかつ並列にして収
納する収容部内の板状媒体を押圧部材で給送ローラに押
圧し、この給送ローラにより板状媒体の1枚を次工程に
水平方向に給送する板状媒体の給送装置において、収容
部内に収納された板状媒体の上面に接して板状媒体を搬
送の基準となる収容部底面に押圧する押圧手段を備える
ものである。
【0008】さらに、前記押圧手段は、そのため一端部
を回動自在に軸支持され他端部を収容部の板状媒体の少
なくとも次に給送される板状媒体の上面に接する重り部
材である。
【0009】さらに、この揺動部材の軸支持の位置は、
板状媒体のサイズにあわせて上下方向に変更可能とされ
るものである。
【0010】また、前記給送装置および印字装置の収容
部には、収容部を覆う収容部カバーを備え、押圧手段は
収容部カバーに一体的に備えられるばね部材であること
が望ましい。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図を基に説明する。図1は
タグ印字装置の一部平面図、図2はタグ収容部の側断面
図、図3はタグの印字例を示すものである。タグ印字装
置1は、板状媒体の一例であるプラスチック製のタグ2
を複数枚その平面2aを垂直にして平行に収容するホッ
パー3と、タグ2に所定の文字や図形などを印字する印
字部4と、印字後のタグを収容するスタッカ5を備えて
おり、ホッパー1より1枚ずつタグを給送し、印字部4
にて印字し、スタッカ5に一旦収容して取り出すもので
ある。
【0012】押板6は、図示しないスプリングによって
付勢されておりホッパー3内のタグ2をその平面2aが
側壁3aに接するよう押し付けるもので、その中央部に
は後述する重り8の幅分だけの切欠6aが設けられてい
る。
【0013】この側壁3aの図中左側には図示しないモ
ータにより回転する半月型の給送ローラ7が備えられて
おり、この給送ローラ7を1回転させることで、給送ロ
ーラ7に接するタグ2を次の工程に給送するものであ
る。
【0014】給送ローラ7と対向する側壁3bの上部に
は、タグ2の上面2bを押さえる重り8が備えられてお
り、この重り8は一端部のピン8aを、軸受けとなる上
下方向に備えられる2つの切欠9a、9bを有する支持
板10のその切欠(図中9a)に係合することで回動自
在に設けられている。また、他端部8bは側壁3aに押
し付けられるタグ2の上面に接するようになっている。
【0015】この重り8により、タグ2の1枚目の搬送
により2枚目が傾いた時に、その傾いたタグ2を搬送の
基準である底面11に押し付けることができ、また、こ
の重り8の重さは、搬送ローラ4による給送時に、その
重さによって給送の妨げにならない様に設定されてい
る。
【0016】また、この重り8の支持板10に対する取
付位置は、大きいサイズのタグ2のときは切欠9aの位
置に、小さいサイズのタグのときは切欠9bの位置に変
更可能であり、この取付位置となる切欠9a、9bは、
夫々大小のタグ2の上面2bより高い位置にあり、重り
8が若干ながらタグ2方向に傾く様にしてある。この様
に重りの取付位置を移動させることで異なるサイズのタ
グであっても側壁3a側のタグ2の上面2bにほぼ同じ
傾きをもって接するので(小さいタグの時の重りは点線
に示す位置(8)となり、このとき押板6には切欠6a
があるので押板6に接することはない)、ほぼ同じ加重
を与えることができ、同様の効果を得ることができる。
【0017】印字部4はサーマルヘッド12とインクリ
ボン13よりなる熱転写方式によるもので、この印字部
4に対向する位置にはローラ14、ローラ15およびテ
ンションローラ16に巻回される搬送ベルト17とその
内側に配置されるプラテン18が備えられており、図示
しないモータによりローラ14、15およびプラテン1
8を回転することで搬送ベルト17の駆動を行い、これ
により給送されるタグ2を図中左側の次の工程に搬送す
るものである。
【0018】また、ローラ14とローラ15の対向する
位置には、夫々、タグの搬送方向下流側に揺動自在に構
成され、かつスプリング(不図示)によりローラ14、
15向けて付勢されるピンチローラ19、20が備えら
れている。このピンチローラ19、20と搬送ベルト1
7によって印字部4でタグ2をその平面2aを垂直にし
た状態で搬送し印字することができようにしており、タ
グ2が通過するときはピンチローラ19、20がその厚
さに対応して移動する様になっている。
【0019】スタッカ5には押圧板23と付勢整列板2
4が備えられており、この押圧板23と付勢整列板24
は、搬送ベルト17および排出ローラ21、22により
搬送排出されたタグ2を押し挟むようにして、その平面
2aを垂直にした状態で整列収容するものである。
【0020】なお、表示部25は公知の液晶ディスプレ
イであり、図示しない入力手段により入力された印字デ
ータや書式の情報を表示したり、操作者に与える指示を
表示するものである。
【0021】図4は他の実施例にして、ホッパー3の上
面を覆うカバー26にばね手段27によりホッパー3内
のタグ2の上面を押し付けるプレート28を備えたもの
であり、このカバー26は一端部26aをタグ印字装置
1に対して回動自在に取り付けられ、他端部26bは鍵
状になっておりタグ印字装置1に対して固定させること
が出来るようになっている。
【0022】このカバー26を閉じたときの、プレート
28の高さは、タグ2の上面より低い位置に設定されて
おり、カバー26を閉じることによって、プレート28
がタグ2の上面に接触し、ばね手段27が圧縮し、その
張力によってタグ2に対して給送の妨げにならない負荷
を与え、タグ2が給送されるときに傾斜しないようにし
ている。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、板状媒体をその平面を
垂直にして収容する収容部から給送ローラの回動により
水平方向に給送する板状媒体の給送装置において、極め
て簡単な構成で給送時での板状媒体の傾きを防止するも
のであり、これにより斜行搬送することがなくなり、確
実な記録または読取りが行えるといった効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のタグ印字装置の一部平面図
【図2】本実施例のタグ印字装置のタグ収容部の側断面
【図3】タグの印字例
【図4】他の実施例のタグ印字装置のタグ収容部の側断
面図
【図5】従来のタグ印字装置の平面の一部を拡大した図
【図6】従来のタグ印字装置の側面の一部を拡大した断
面図
【符号の説明】
1 タグ印字装置 2 タグ 3 ホッパー 3a 側壁 3b 側壁 4 印字部 5 スタッカ 6 押板 7 給送ローラ 8 重り 9a 切欠 9b 切欠 10 支持板 11 底面 12 サーマルヘッド 13 インクリボン 17 搬送ベルト 25 カバー 26 ばね手段 27 プレート

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の板状媒体をその平面部を垂直にか
    つ並列にして収容する収容部と、 収容部に収容される板状媒体の平面部に接し、自体を
    方向に回転することで1枚の板状媒体を水平方向に給送
    する給送ローラと、 収容部に収容される板状媒体の前記給送ローラに接する
    平面部とは逆側の平面部に接し板状媒体を給送ローラに
    向けて押圧する押圧部材と、 収容部より給送される板状媒体平面部を垂直にしたま
    ま記録手段/読取り手段に向けて水平方向に搬送する板
    状媒体の搬送手段とを備える板状媒体の給送装置におい
    て、 収容部内にその平面部を垂直にして収納された板状媒体
    の上面に接して板状媒体を搬送の基準となる収容部底面
    に押圧する押圧手段を備えることを特徴とする板状媒体
    の給送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の押圧手段は、一端部を
    回動自在に軸支持され、他端部を収容部内のその平面部
    を垂直にして収納された板状媒体の少なくとも給送ロー
    ラと接する板状媒体の上面に接する重り部材であること
    を特徴とする板状媒体の給送装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の重り部材の軸支持の位
    置は、その平面部を垂直にして収容された板状媒体の高
    さ方向のサイズにあわせて上下方向に変更可能であるこ
    とを特徴とする板状媒体の給送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の収容部には、収容部を
    覆う収容部カバーを備え、押圧手段は収容部カバーにば
    ね手段を介して一体的に備えられるプレートであること
    を特徴とする板状媒体の給送装置。
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