JP3151544U - 加湿フィルター - Google Patents
加湿フィルター Download PDFInfo
- Publication number
- JP3151544U JP3151544U JP2009002444U JP2009002444U JP3151544U JP 3151544 U JP3151544 U JP 3151544U JP 2009002444 U JP2009002444 U JP 2009002444U JP 2009002444 U JP2009002444 U JP 2009002444U JP 3151544 U JP3151544 U JP 3151544U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- nonwoven fabric
- humidifying filter
- humidifying
- raised surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air Humidification (AREA)
Abstract
Description
図1は、本考案の加湿フィルターFの第1の実施の形態の使用状態を示し、図2は、第1の実施の形態に係るエレメント1Aを示した斜視図である。
第1の実施の形態の加湿フィルターFは、全体を円盤形状としており、円環状の金属またはプラスチックから成る枠体2Aの内側にエレメント1Aを取着している。エレメント1Aは、幅寸法をT1とし、外径寸法をD1とした円盤ブロック状に形成されている。
加湿フィルターFは、図示省略の加湿器ケーシングに内蔵され、その一部を給水槽3の水Wに浸入しつつ回転自在に保持されており、エレメント1Aの下端部を所定深さ寸法F1まで水Wに浸すように配設されている。
図6〜図8に示した段ボール紙状シート体20は、不織布10Aまたは10Bのどちらか一方が、その一面又は両面を、起毛面11としたものである。
図1に示すように、給水槽3の水Wに浸水した加湿フィルターFは、回転しつつ水Wを汲み上げ、エレメント1Aに水Wを吸水させる。その際、吸水性を有する不織布10は、毛細管現象によって、エレメント1A全体に水Wを吸い上げる。
図9に示すように、不織布10の起毛面11では、繊毛の先端まで水Wを吸い上げており、エレメント1Aに多量の水Wを含ませている。言い換えると、毛羽立った起毛面11の繊毛によって、不織布10の親水性が向上し、エレメント1Aの吸い上げ性能を高めている。
図10に示すように、第2の実施の形態の加湿フィルターFは、(図中の二点鎖線で示す)枠体2Bに偏平箱型ブロック状としたエレメント1Bを取着して、図示省略の加湿器ケーシングに内蔵されている。加湿フィルターFは、その一部を給水槽3の水Wに浸入しつつ固定されており、エレメント1Bの一部を水Wに浸すように配設されている。
図10に示すように、給水槽3の水Wに浸水した加湿フィルターFは、エレメント1Bに水Wを吸水させる。その際、吸水性を有する不織布10Cは、毛細管現象によって、エレメント1B全体に水Wを吸い上げる。
図9に示すように、不織布10Cの起毛面11では、繊毛の先端まで水Wを吸い上げており、エレメント1Bに多量の水Wを含ませている。言い換えると、毛羽立った起毛面11の繊毛によって、不織布10Cの親水性が向上し、エレメント1Bの吸い上げ性能を高くする。
また、第2の実施の形態に於て、エレメント1Bを円盤ブロック状に成形するも好ましい。
実施例1、実施例2及び従来例1の加湿フィルターを加湿器(東芝製 KA−G80DX)に順次取付けて、実験室内で加湿を行った。
実験開始からの経過時間毎の給水槽内の残水量及び消費水量、実験室内の湿度の測定結果を下記表1〜3にて示す。
表2は、実施例2にて加湿を行った結果を示したものである。実施例2は、図6の段ボール紙状シート体20を用いて、円盤状のエレメント1Aを構成したものであり、不織布10Aの両面に起毛面11を有している。
また、表3は、従来例1にて加湿を行った結果を示したものである。従来例1は、起毛面を有していない不織布10にて、円盤状のエレメントを構成した従来の加湿フィルターである。
実施例1及び実施例2は、ともにエレメント1Aの幅寸法をT1=29mmとし、外径寸法をD1=198mmに設定し、給水槽への浸漬の所定深さ寸法F1を10mmとしたものである。
また、従来例1のエレメントは、実施例1,実施例2と同寸法のものを用い、水への浸入深さも所定深さ寸法F1と同等とした。
また、実施例2は、実施例1に比べて、多くの水Wを消費している。これは、実施例2のエレメント1Aが、不織布10Aの両面に起毛面11を有しているため、エレメント1Aの吸い上げ性能がより高くなっていることを示すものである。
また、実施例2は、実施例1に比べて、多くの水Wを消費している。このことから、起毛面11の作用により、多くの水Wを保水するエレメント1Aに空気が通過するため、水Wの気化効率が良くなり、消費水量が増大していることが分かる。
10 不織布
11 起毛面
20 段ボール紙状シート体
W 水
Claims (3)
- 剛性向上用の樹脂液を含浸させ固化させた不織布(10)から成るエレメント(1)の一部を水(W)に浸しつつ上記エレメント(1)に空気を通過させて加湿する加湿フィルターに於て、
上記不織布(10)の一面又は両面を、吸水性を良くするように毛羽立たせた起毛面(11)としたことを特徴とする加湿フィルター。 - 1枚の不織布(10)を凹凸波形として他の1枚乃至2枚の不織布(10)…と積層した段ボール紙状シート体(20)から成るエレメント(1)であって、上記不織布(10)には、剛性向上用の樹脂液を含浸させ固化させ、上記エレメント(1)の一部を水(W)に浸しつつ上記エレメント(1)に空気を通過させて加湿する加湿フィルターに於て、
上記段ボール紙状シート体(20)を構成する少なくとも一枚の上記不織布(10)の一面又は両面を、吸水性を良くするように毛羽立たせた起毛面(11)としたことを特徴とする加湿フィルター。 - 一面又は両面を起毛面(11)とした上記不織布(10)を、蛇腹型にプリーツ加工して、折畳み、上記エレメント(1)をブロック状に構成した請求項1記載の加湿フィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009002444U JP3151544U (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 加湿フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009002444U JP3151544U (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 加湿フィルター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3151544U true JP3151544U (ja) | 2009-06-25 |
Family
ID=54855931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009002444U Expired - Fee Related JP3151544U (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 加湿フィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3151544U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011196601A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 加湿用気化フィルター |
KR101281987B1 (ko) * | 2012-05-30 | 2013-07-04 | 주식회사 클린에어나노테크 | 가습 엘리먼트 |
JP2013224787A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Toshin Chemitech Co Ltd | 加湿フィルタ |
JP2016521841A (ja) * | 2013-06-13 | 2016-07-25 | エム.エフ.クレバー ソリューションズ エルティーディーM.F.Clever Solutions Ltd | Hvacシステムのための加湿ユニット |
JP2016188748A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | ウエットマスター株式会社 | 気化式加湿器 |
WO2021145308A1 (ja) * | 2020-01-17 | 2021-07-22 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和システム |
-
2009
- 2009-04-16 JP JP2009002444U patent/JP3151544U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011196601A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 加湿用気化フィルター |
JP2013224787A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Toshin Chemitech Co Ltd | 加湿フィルタ |
KR101281987B1 (ko) * | 2012-05-30 | 2013-07-04 | 주식회사 클린에어나노테크 | 가습 엘리먼트 |
JP2016521841A (ja) * | 2013-06-13 | 2016-07-25 | エム.エフ.クレバー ソリューションズ エルティーディーM.F.Clever Solutions Ltd | Hvacシステムのための加湿ユニット |
JP2016188748A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | ウエットマスター株式会社 | 気化式加湿器 |
WO2021145308A1 (ja) * | 2020-01-17 | 2021-07-22 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和システム |
JP2021113631A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和システム |
JP7007602B2 (ja) | 2020-01-17 | 2022-01-24 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3151544U (ja) | 加湿フィルター | |
JP4854792B2 (ja) | 加湿装置および加湿機能付き空気清浄機 | |
US20010052224A1 (en) | Activated carbon air filters | |
KR101087814B1 (ko) | 필터 모듈 | |
JP5056089B2 (ja) | 加湿装置 | |
JP4862705B2 (ja) | 加湿装置 | |
JP5289389B2 (ja) | 加湿器 | |
JP6286664B2 (ja) | 加湿装置 | |
JP2011179800A (ja) | 加湿機能付空気清浄装置 | |
RU2012103340A (ru) | Гибкая упругая абсорбентная целлюлозная нетканая структура | |
WO2014115564A1 (ja) | 加湿装置 | |
CN201578945U (zh) | 一种空气滤清器 | |
JP2011062816A (ja) | 吸放湿用材料 | |
JP2000073265A (ja) | 吸水性及び蒸発性を有する繊維構造体 | |
JP2011196601A (ja) | 加湿用気化フィルター | |
JP2820730B2 (ja) | 積層吸着体およびそれを用いたフィルター | |
JP3168354U (ja) | 自然気化式加湿器 | |
JP5137878B2 (ja) | 気液接触材料及び該気液接触材料を備えた汚染物質除去装置 | |
JP2014115073A (ja) | ペーパー加湿器 | |
JP2005262827A (ja) | 吸放湿性材料 | |
JP2009030856A (ja) | 加湿装置 | |
JP5891356B2 (ja) | 加湿装置および加湿空気清浄装置 | |
CN106215513A (zh) | 一种室内空气净化器用绿色复合滤芯材料的制备方法 | |
JP2013224787A (ja) | 加湿フィルタ | |
JP2018138069A (ja) | フィルタろ材およびこれを用いた空気清浄装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120603 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130603 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130603 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |