JP3151537U - 工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置を提供する。【解決手段】工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置は、歯台座1と、歯先5と、係止ユニット7と、を備える。歯台座1に歯先5を嵌設する。歯台座1は、第1貫通孔121を横方向に貫通する。歯先5は、両側にそれぞれ第2貫通孔52を設ける。係止ユニット7は、第1貫通孔121と第2貫通孔52との間に設けられ、第1貫通孔121と各第2貫通孔52との間は伸縮して滑動することができる。歯先5を歯台座1に嵌設して位置決めし、歯先5が歯台座1にぐらついて衝突するのを防止する。【選択図】図3

Description

本考案は、工事用建設機具の堀削用歯の取り外し交換及び係止装置に関し、特に堀削用歯の歯先をバケットの歯台座上に位置決めでき、且つ歯先が揺れ動いて歯台座の工事用建設機具に衝撃を与えるのを防ぐことができる堀削用歯の取り外し交換及び係止装置に関する。
図14に示すように、従来の堀削機の堀削用歯構造は、バケット上に数個の等間隔に設置される堀削用歯9を有する。各堀削用歯9は、それぞれ歯台座90、及び歯先91を含む。歯台座90は、横向きに貫通する第1貫通孔901を有する。また、歯先91は、歯台座90上に嵌設でき、且つ歯先91の両側にそれぞれ一対の歯台座90の第1貫通孔901に対応する第2貫通孔911を有する。更に、図15及び図16に示すように、ハンマー93を使用してピン92を歯先91に通し、そのうち片側の第2貫通孔911は第1貫通孔901中に打ち込み、更にC型フック902を利用してピン92を第1貫通孔901に位置決めした後、その両端は各第2貫通孔911から突出し、それによって歯先91を歯台座90上に限定位置決めする。
上述の慣用の堀削機堀削用歯構造には以下のような問題がある。
(1)図15及び図16から分かるように、上記バケット上の各堀削用歯9の間には、距離間隔に制限があるため、ピン92が第1貫通孔901の前の予定された位置に打ち込むとき、また十分な叩く距離、及び適当な叩く角度をあらかじめ確保できないが、なぜなら通常必ずハンマー93を置き、且つ狭い間隔空間内に置いて叩く。またピン92は、第2貫通孔911に突き出し、再び適当な深さで第1貫通孔901に入った後、やっと再びハンマー93を手で持ち、その傾斜角度に位置し、且つ補助の叩き棒94を用いて再度ピン92をたたき、それによってピン92を歯台座90及び歯先91の第1貫通孔901と第2貫通孔911との間に置く。また位置決めを完成させるため、ピン92は叩く過程において、その部分構造はたたくことによって変形及び全体の湾曲を招き易く、今後、堀削用歯9を交換する上で困難を生むためである。
(2)上記バケットが掘削作業を行う過程において、ピン92と第1貫通孔901及び第2貫通孔911の間には間隙が存在するため、異物が間隙内に侵入する虞がある。もし異物が細かい石や金属等の硬物であるとき、ピン92は各貫通孔901、911に挟まる。また異物が泥等であるときには、ピン92及び各貫通孔901、911の間を塞ぐ。このため、ピン92を各貫通孔901、911中から取り外したい場合、必ずまず異物を清浄してから取り外さなければならず、ひどい場合には堀削用歯9を破壊し、水酸火炎によって切割を行い、堀削用歯9の全体構造を破壊することもある。
(3)図17は、ピン92を分解する動作を説明する説明図である。パイプ95は、最も外側の歯台座90の第1貫通孔901を突っ切り、またパイプ95の一端を分解したいピン92に当接させ、更にハンマー93で叩く。これによってピン92をC型フック902から退出させることができ、第1貫通孔901及び第2貫通孔911の中から離脱する。必ずこのような作業しなければならない原因は、各堀削用歯9間の距離間隔に制限があり、且つハンマー93がノックする力は必ずピン92をC型フック902から退出させなければならないため、分解作業の過程が不便になるからである。また、もしピン92が前述のように、障害や異物のつまりを各貫通孔901、911及びC型フック902の間に生み出すとき、分解作業上に更なる困難をもたらす。
(4)図18及び図19を参照すると、歯台座90と歯先91を組み合わせて設置した後、二者の間には依然として間隙Aが存在し、第2貫通孔911とピン92の間にも間隙Bが存在するため、歯先91が掘り出し作業の過程において歯台座90に当接するとき、間隙Bの距離は間隙Aより大きいため、ピン92は第1貫通孔901の両端から突出し、直接には歯先91の衝撃を受けない。
しかし、歯台座90と歯先91の間に間隙がある際、歯先91は揺れ動いて歯台座90の緩衝空間を生み出し、二者がぶつかる部分の変形を招きやすい。ましてや、間隙がより大きいときには、その衝撃力はより強くなり、歯台座90と歯先91との間に更に容易に損壊を生み出し、歯先91の各第2貫通孔911はピン92との間に摩擦を生むため穴が大きくなるという現象を生み出す。また図20で示すように、歯先91の各第2貫通孔911が大きくなる現象を生み出し、また歯台座90と歯先91との間で、長時間の衝突のため間隙Aが間隙Bより大きくなるとき、歯先91は掘り出し作業において、歯台座90ではなくピン92に当接するのは、ピン92が掘り出し過程において直接歯先91から来る衝突を受けるためであり、ピン92が掘り出し作業において断裂を発生させる。また歯先91が脱落するという状況をまねき、掘り出し作業に問題を生み出す以外にも、もし歯先91が高い場所から落ちたときには、人にぶつかるという危険性も生まれる。
このため、従来の堀削機の堀削用歯構造を交換する時、ピン92の分解のみを行う際にも、必ず10分から多い時には30分以上もの時間がかかり、このため、従来の堀削用歯9の脱着作業は相当に不便であり、また従来の堀削用歯9は、掘り出す過程で衝撃を受けて断裂しやすく、上述の問題は本考案で解決したいポイントである。
本考案の目的は、上述の問題を解決し、工事用建設機具の堀削用歯の取り外し交換及び係止装置を提供し、それを用いて堀削用歯の歯先はバケット上から高速で分解及び組立を行うことができ、またバケットの堀削用歯を交換する際の便利性の向上を達成することにある。
本考案のもうひとつの目的は、堀削用歯の歯台座と歯先が、その使用過程で二者間の滑動しない間隙を維持させることで、ピンが歯先の衝撃を受けて断裂するのを防止することにある。
前述の目的を達成するために、本考案の工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置は、歯台座(1)と、歯先(5)と、係止ユニット(7)と、を備える。歯台座(1)は、バケット(2)に固定された固定部(11)を有する。前記固定部(11)は、前記バケット2から離れた一端に挿設部(12)を突設し、両側に第1貫通孔(121)を有する。前記第1貫通孔(121)は、前記固定部(11)を横方向に貫通して、前記第1貫通孔(121)の中央部に位置決め部(122)を設ける。歯先(5)は、一端に前記挿設部(12)と形状が対応するスロット(51)を有する。前記歯先(5)の両側には、それぞれ第2貫通孔(52)を設け、各前記第2貫通孔(52)は対向して設けられ、前記スロット(51)と連通する。前記歯先(5)は、前記スロット(51)を前記歯台座(1)の挿設部(12)に嵌設する。係止ユニット(7)は、前記歯台座(1)の第1貫通孔(121)と前記歯先(5)の各前記第2貫通孔(52)との間に設置される前記歯台座(1)の第1貫通孔(121)と前記歯先(5)の各前記第2貫通孔(52)との間は、伸縮して滑動し、前記歯先(5)を前記歯台座(1)に嵌設して位置決めする。
本考案の第1実施形態による工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置の掘削用歯を組合せた模式的な斜視図である。 本考案の第1実施形態による掘削用歯を分解斜視図である。 本考案の第1実施形態による掘削用歯を分離した模式的な断面図である。 本考案の第1実施形態による掘削用歯の組立て過程の説明図である。 本考案の第1実施形態による掘削用歯の組立てが完成した説明図である。 本考案の第2実施形態による工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置の断面構造を説明する説明図である。 本考案の第3実施形態による工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置の断面構造を説明する説明図である。 本考案の第4実施形態による工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置の分解斜視図である。 本考案の第4実施形態による掘削用歯を最初に位置決めした説明図である。 本考案の第4実施形態による掘削用歯が掘削作業中に衝突した説明図である。 本考案の第4実施形態による各ブロックピンが滑動調整する説明図である。 本考案の第4実施形態による掘削用歯が滑動調整後に位置決めした説明図である。 本考案の第5実施形態による工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置の断面構造を説明する説明図である。 従来の掘削用歯の分解斜視図である。 従来の掘削用歯のピンを位置決めする動作を説明する説明図である。 従来の掘削用歯のピンを位置決めする動作を説明する側面から見た説明図である。 従来の掘削用歯のピンを撤去する動作を説明する説明図である。 従来の掘削用歯の断面を示す断面図である。 従来の掘削用歯の歯台座と歯先の間の間隙を説明する説明図である。 従来の掘削用歯のピンが衝撃で断裂した状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による工事用建設機具の堀削用歯の取り外し交換及び係止装置を図1から図5に示す。図中で示すものは、本考案所が選択、使用する実施例構造であり、これは説明に用いられるのみで、特許申請上この構造の制限は受けない。
本実施形態は、工事用建設機具の堀削用歯の取り外し交換及び係止装置を提供し、それは以下のものを含む。
歯台座1、固定部11を有し、図1及び図2に示すように、歯台座1は、固定部11を用いてバケット2の前縁を挟み、また溶接工程を通して固定部11をバケット2上に結合させる。
固定部11は、バケット2一端から遠く離れ、挿設部12を突出して有し、両側間に第1貫通孔121を有する。第1貫通孔121は、横向きに固定部11を突っ切り、且つ第1貫通孔121の中央位置に位置決め部122を有する。
歯先5、その一端に挿設部12と対応する形状のスロット51を有し、且つ歯先5の両側にそれぞれ第2貫通孔52を有する。各第2貫通孔52は、相対して設置され、且つスロット51と相互に連通する。また歯先5は、スロット51を用いて歯台座1の挿設部12に嵌設する。
係止ユニット7は、歯台座1の第1貫通孔121及び歯先5の各第2貫通孔52の間に設置され、且つ歯台座1の第1貫通孔121及び歯先5の各第2貫通孔52の間は伸縮して滑動することができる。歯先5は、歯台座1上に嵌接且つ位置決めできる。本実施形態では、係止ユニット7は、2つのブロックピン3及び弾性部材4を含む。
各ブロックピン3は、それぞれ挿設部12の第1貫通孔121の両端に挿設される。また、各ブロックピン3は、そのうちの一端がそれぞれ第1貫通孔121の外に突出し、また対応して各第2貫通孔52の中に伸入する。本実施形態では、各第2貫通孔52の孔径は、ブロックピン3の外径より小さい。歯先5は、スロット51内の相対する両側壁にそれぞれ第2貫通孔52と相互に連通する切欠溝53を有しする。また、各第2貫通孔52と各切欠溝53との間には、孔径差によってそれぞれ当接壁54が形成される。各当接壁54は、各ブロックピン3を各切欠溝53の中にともにブロックし、これによって各ブロックピン3が各第2貫通孔52から脱落するのを防ぐ。
各ブロックピン3は、それぞれ第1貫通孔121内の一端に凹溝32を有する。各凹溝32は、相互に向かい合って設置される。また、2つの凹溝32の間に弾性部材4を有する。弾性部材4の両端は、それぞれ各凹溝32内に位置する。これによって各ブロックピン3に当接させる。弾性部材4は、本実施形態では当接スプリングである。
このほか、各ブロックピン3が第1貫通孔121内に向かって縮入するとき、第1貫通孔121内の位置決め部122のブロックを利用して、2つのブロックピン3は、第1貫通孔121内で滑動する行程と同じになるが、この目的は、弾性部材4が2つのブロックピン3に対して当接する力を平均することである。また、各ブロックピン3は、それぞれ外周に少なくとも1つのブロックリング31を嵌設し、異物が各ブロックピン3及び挿設部12の間の間隙を通って、各ブロックピン3の凹溝32内に侵入するのを防ぐ。
上述を受けて、掘削作業を行う際、作業中に発生する細かい石や金属等の異物が、各ブロックピン3と歯先5の各第2貫通孔52との間隙に落ち入る可能性があるため、本実施形態では、各ブロックピン3を利用して外周に2つのブロックリング31を嵌設し、異物が不注意で落ち入ったとき、各ブロックリング31を通してブロックし、細かい石や金属等異物が各ブロックピン3と歯先5の各第2貫通孔52内に侵入するのを防ぎ、各ブロックピン3が各第1貫通孔121中への塞がりやつまりといった状況を生み出すのを防ぐことができる。
本実施形態の歯台座1と歯先5を組み立てるとき、図4及び図5に示すように、締め付け工具6、例えば図4中で示すようなC型ペンチ、を利用して、2つのブロックピン3をまず歯台座1の挿設部12の第1貫通孔121中に押し入れ、歯先5のスロット51を挿設部12に嵌設する。各ブロックピン3は、歯先5のスロット51内縁の部分で、まず歯先5のスロット51の内側前縁に当接する。更に締め付け工具6を開いた後、歯先5のスロット51を直接歯台座1の挿設部12に嵌設する。このとき、2つのブロックピン3は、歯先5の両側の各第2貫通孔52の各当接壁54と相互に対応し、弾性部材4の弾性当接力の当接を利用して、対応する各第2貫通孔52の各当接壁54中に弾け出し、且つ伸ばし入れる。これによって、歯先5を歯台座1上に位置決めする。反対に、歯先5を歯台座1上から分解したいときには、締め付け工具6を利用して、まず各第2貫通孔52を通じて2つのブロックピン3を挿設部12の各第1貫通孔121の中に押し入れ、次に2つのブロックピン3をスロット51内で歯先5のスロット51内赭に当接させ、更に締め付け工具6を開けた後、歯先5を歯台座1上で取り外すことができる。
従って、上述の説明から本実施形態の長所を見出すに難くない。以下の通りである。
(1)歯先5を歯台座1上に組み合わせたいとき、締め付け工具6を用いるだけで、2つのブロックピン3を第1貫通孔121中に抑制し、次に歯先5を歯台座1上に嵌設し、2つのブロックピン3を各第2貫通孔52内に突出させれば、組み合わせ動作を完成することができる。従ってバケット上の各堀削用歯間の距離間隔を制限し、組立て作業に影響を与えず、且つ手間のかかる、叩くという作業を行わなくてよいので、時間と力の節約になる。
(2)各ブロックピン3上にはブロックリング31を嵌設するため、異物をブロックできる。これにより、細かい石や金属等の異物が各ブロックピン3と歯先5の各第2貫通孔52内に侵入するのを防ぎ、2つのブロックピン3を滑動時にスムーズに無障害の状態を確保することができる。
(3)歯先5を歯台座1上から分解したいとき、2つのブロックピン3を第1貫通孔21中に押し入れるだけで、歯先5を直接取り外せ、歯先5の交換作業上において相当の便利性と高速性を実現できる。
(第2実施形態)
当然、上述の第1実施形態以外にも多くの例が存在し、その中には細部の変化もある。本考案の第2実施形態による工事用建設機具の堀削用歯の取り外し交換及び係止装置を図6に示す。本実施形態では、弾性部材4Aはポリウレタンで、第1実施例中と同様の当接効果を達成できる。
(第3実施形態)
本考案の第3実施形態による工事用建設機具の堀削用歯の取り外し交換及び係止装置を図7に示す。本実施形態の係止ユニット7は、2つのブロックピン3Aで、各ブロックピン3Aは磁石であり、且つ2つのブロックピン3Aは、第1貫通孔121内で対抗する一端は同性磁極である。本実施形態中では、第1実施形態中の弾性部材4は各ブロックピン3A本体の磁気によって取って代わられ、且つ各ブロックピン3Aそのものは金属材質で、磁化作業を通じて磁石になることができる。図7でに示すように、各ブロックピン3Aは、第1貫通孔121内の一端では全てS極で、2つのブロックピン3Aが第1貫通孔121を縮入した後、互いに反発する原理を利用して、自動的に反発し、また各当接壁54に吸着でき、各切欠溝53中にブロックし、歯台座1の第1貫通孔121及び歯先5の第2貫通孔52の間にひっかかる。これにより、第1実施形態中で弾性部材4が各ブロックピン3に当接、位置決めさせることができるのと同様の効果が得られるためである。
(第4実施形態)
本考案の第4実施形態による工事用建設機具の堀削用歯の取り外し交換及び係止装置を図8〜図12に示す。歯先5は、各第2貫通孔52で、スロット51に向かって開口する片側は内面取り55を有する。各ブロックピン3は、それぞれ第1貫通孔121外に突出する一端で、固定部11方向に向かう片側は外面取り33を有する。外面取り33は、歯先5を第2貫通孔52の内面取り55に張り合わせる。また、外面取り33の深度は、内面取り55より小さく、歯台座1と歯先5との間に相互に衝撃を生み出さない間隙を維持することができる。
図9に示すように、歯先5が歯台座1に組み合わせて設置したとき、2つのブロックピン3の外面取り33は、歯先5の内面取り55との間の初期位置を当接する。図中からわかるように歯台座1と歯先5との間には2つのブロックピン3の当接を受けるため、滑動する間隙はない。
しかし、図10から図12で示すように、歯先5が掘り出し作業を行い、衝撃を生み出すとき、歯先5は、図10で示すように、相対する歯台座1方向に向かって内部移動する。このとき、2つのブロックピン3は、図11中の弾性部材4の当接を受けて外に伸出し、このため歯先5は、内面取り55を各ブロックピン3の外面取り33に当接しブロックを受け、歯台座1と歯先5の間に滑動しない間隙を維持する。
このほか、各ブロックピン3は、外面取り33のもう片側には、歯先5の第2貫通孔52との内壁間にあそび8を有する。これは各ブロックピン3の外面取り33を歯先5の内面取り55の深度間に合わせて滑動するとき、歯先5が掘り出し作業時に直接各ブロックピン3が予め保留している空間にぶつかるのを防ぐ。
このため、掘り出し作業中に、歯台座1と歯先5との間に掘り出し作業の進行によって衝撃が生まれる時、2つのブロックピン3が外に向かって当接位置が移るのを利用して、外面取り33を内面取り53に張り合わせ、歯先5をブロックでき、歯先5と歯台座1との間に滑動しない間隙を有しする。このため、歯台座1と歯先5との間には相互に衝撃しないための緩衝空間があり、二者が相互に衝撃して損壊することを防ぐ。また、歯先5と各ブロックピン3との間のあそび8を通じて設計され、これによって歯先5が各ブロックピン3に衝撃して各ブロックピン3が断裂するという情形が発生することはなく、このため本実施形態の堀削用歯は相当の安全構造を有する。
(第5実施形態)
本考案の第4実施形態による工事用建設機具の堀削用歯の取り外し交換及び係止装置を図13に示す。各ブロックピン4は、第1貫通孔121の一端に突出し、外面取り33のもう一側にはもう一つの対応する外面取り33を有する。
1:歯台座、11:固定部、12:挿設部、121:第1貫通孔、122:位置決め部、2:バケット、3:ブロックピン、31:ブロックリング、32:凹溝、33:外面取り、4:弾性部材、5:歯先、51:スロット、52:第2貫通孔、53:切欠溝、54:当接壁、55:内面取り、6:締め付け工具、7:係止ユニット、8:あそび、3A:ブロックピン、4A:弾性部材

Claims (14)

  1. 歯台座(1)と、歯先(5)と、係止ユニット(7)と、を備え、
    前記歯台座(1)は、バケット(2)に固定された固定部(11)を有し、前記固定部(11)は、前記バケット(2)から離れた一端に挿設部(12)を突設し、両側に第1貫通孔(121)を有し、前記第1貫通孔(121)は、前記固定部(11)を横方向に貫通して、前記第1貫通孔(121)の中央部に位置決め部(122)を設けるものと、
    前記歯先(5)は、一端に前記挿設部(12)と形状が対応するスロット(51)を有し、前記歯先(5)の両側にはそれぞれ第2貫通孔(52)を設けられ、各前記第2貫通孔(52)は、対向して設けられ、前記スロット(51)と連通し、前記歯先(5)は、前記スロット(51)を前記歯台座(1)の挿設部(12)に嵌設するものと、
    前記係止ユニット(7)は、前記歯台座(1)の第1貫通孔(121)と前記歯先(5)の各前記第2貫通孔(52)との間に設置され、前記歯台座(1)の第1貫通孔(121)と前記歯先(5)の各前記第2貫通孔52との間は、伸縮して滑動し、前記歯先(5)を前記歯台座(1)に嵌設して位置決めすることを特徴とする工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  2. 前記係止ユニット(7)は、2つのブロックピン(3)と弾性部材(4)とを含み、
    各前記ブロックピン(3)は、それぞれ前記挿設部(12)の第1貫通孔(121)の両端に挿設し、且つ各前記ブロックピン(3)は、そのうちの一端をそれぞれ前記第1貫通孔(121)の外に突き出して、各前記第2貫通孔(52)内に対応させて突き出し、
    各前記ブロックピン(3)のそれぞれ前記第1貫通孔(121)内の一端には、凹溝(32)を有し、各前記凹溝(32)は、対向して設置され、且つ2つの前記凹溝(32)の間には前記弾性部材(4)を取付け、
    前記弾性部材(4)の両端は、それぞれ各前記凹溝(32)内にあって各前記ブロックピン(3)に当接することを特徴とする請求項1に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  3. 前記弾性部材(4)は、当接スプリングであることを特徴とする請求項2に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  4. 前記弾性部材(4)は、ポリウレタンであることを特徴とする請求項2に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  5. 各前記ブロックピン(3)は、それぞれ外周に少なくとも1つのブロックリング(31)を嵌設し、異物が各前記ブロックピン(3)と前記挿設部(12)との間の間隙から各前記ブロックピン(3)の凹溝(32)内に進入するのを防止することを特徴とする請求項2に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  6. 各前記第2貫通孔(52)の孔径は、前記ブロックピン(3)の外径より小さく、
    前記歯先(5)は、前記スロット(51)内の対向する両側壁にそれぞれ前記第2貫通孔(52)と連通する切欠溝(53)を有し、
    前記第2貫通孔(52)と各前記切欠溝(53)との間は、孔径差でもってそれぞれ当接壁(54)を形成し、
    各前記当接壁54は、各前記ブロックピン(3)を各前記切欠溝(53)内にブロックさせることを特徴とする請求項2に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  7. 前記係止ユニット(7)は、2つの磁石のブロックピン(3)であって、
    各前記ブロックピン(3)は、それぞれ前記挿設部(12)の第1貫通孔(121)の両端に挿設し、且つ各前記ブロックピン(3)は、一端をそれぞれ前記第1貫通孔(121)の外に突き出して、各前記第2貫通孔(52)内に対応させて突き出し、
    2つの前記ブロックピン(3)の前記第1貫通孔(121)内で対向する一端部は、同性磁極であることを特徴とする請求項1に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  8. 各前記ブロックピン(3)は、それぞれ外周に少なくとも1つのブロックリング(31)を嵌設して、各前記ブロックピン(3)と前記挿設部(12)との間の間隙から各前記ブロックピン(3)内に異物が進入するのを防止することを特徴とする請求項7に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  9. 各前記第2貫通孔(52)の孔径は、前記ブロックピン(3)の外径より小さく、
    前記歯先(5)は、前記スロット(51)内の対向する両側壁にそれぞれ前記第2貫通孔(52)と連通する切欠溝(53)を有し、
    前記第2貫通孔(52)と各前記切欠溝(53)との間は、孔径差を用いてそれぞれ当接壁(54)を形成し、
    各前記当接壁(54)は、各前記ブロックピン(3)を各前記当接壁(54)に吸着させて各前記切欠溝(53)内にブロックさせることを特徴とする請求項7に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  10. 前記係止ユニット(7)は、2つのブロックピン(3)と弾性部材(4)とを含み、
    各前記ブロックピン(3)は、それぞれ前記挿設部(12)の第1貫通孔(121)の両端に挿設し、且つ各前記ブロックピン3は、一端をそれぞれ前記第1貫通孔(121)の外に突き出して、各前記第2貫通孔(52)内に対応させて突き出し、前記歯先(5)の各前記第2貫通孔(52)の前記スロット(51)の開口に向く一側に内面取り(55)を有し、
    各前記ブロックピン(3)のそれぞれ前記第1貫通孔(121)外部に突き出した一端で且つ前記固定部(11)方向の一側には、外面取り(33)を有し、
    前記外面取り(33)は、前記歯先(5)を前記第2貫通孔(52)の内面取り(55)に貼り付け、
    且つ前記外面取り(33)の深度は、前記内面取り(55)より小さく、
    前記ブロックピン(3)の前記外面取り(33)の他側は、前記歯先(5)の第2貫通孔(52)の内壁との間にあそび(8)を有することを特徴とする請求項1に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  11. 各前記ブロックピン(3)の前記第1貫通孔(121)から突き出した一端で且つ前記外面取り(33)の他側には、別の対応する外面取り(33)を有することを特徴とする請求項10に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  12. 前記弾性部材(4)は、当接スプリングであることを特徴とする請求項10に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  13. 前記弾性部材(4)は、ポリウレタンであることを特徴とする請求項10に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
  14. 各前記ブロックピン(3)は、それぞれ外周に少なくとも1つのブロックリング(31)を嵌設して、各前記ブロックピン(3)と前記挿設部(12)との間の間隙から各前記ブロックピン(3)の前記凹溝(32)内に異物が進入するのを防止することを特徴とする請求項10に記載する工事用建設機具の掘削用歯の取り外し交換及び係止装置。
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