JP2021113494A - 摩耗アセンブリ、及びロック - Google Patents

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Abstract

【課題】掘削機のバケット、リッパーアーム等を用いての掘削作業において、摩擦部品(例えば、歯)の交換のために素早く着脱可能なロックによって固定される摩擦アセンブリを提供する。【解決手段】土工用装備用摩耗アセンブリ110は、ベース12、摩耗部材14、及びロックを含む。ロックは、リテーナー120及びロック体118を含む。リテーナー120は、ベース12内の凹部に着座する。キャビティ14Aがベース12を受容するにつれて、リテーナー120のキー120Aが摩耗部材のキーウェイ14Cに受容される。ロック体118は、ベース12、リテーナー120、及び摩耗部材14それぞれの位置揃えされた開口部を通過して、リテーナー120に係合し、摩耗部材14をベース12に固定する。【選択図】図6

Description

[01]
本発明は、土工用装備用の摩耗アセンブリに関する。
[02]
鉱業や土木建設業では、摩耗部品(例えば、歯)が広く提供されて、それらの部品の下にある装備を過度の摩耗から保護したり、例えば、掘削機のバケット、リッパーアーム等を用いての掘削作業で地面を粉砕したりしている。典型的には、歯は使用中に、非常に高い負荷のかかる、非常に摩耗しやすい条件に直面するので、定期的に交換されなければならない。素早く着脱可能なロックは先端部材(ポイント)の交換時には望ましいが、土工装備を使えない時間が出てくるため、生産にとって相当なロスが出ることになり得る。
[03]
典型的には、歯システムは、掘削装備に取り付けられるベース又はアダプターと、ベースに固定されて地面と接触する先端部材又は石突とを含む。ロックは先端部材をベースに固定するために用いられる。信頼性のあるロックが望まれる。ロックの不具合は、結果として先端部材の喪失、ベースへの損傷、及び/又は例えば破砕機のような下流側の処理を担う装備の故障若しくは損傷を招き得る。
[04]
本発明は、ベースにロックによって固定される摩耗部材を備える、土工用装備用摩耗アセンブリに関する。
[05]
1つの実施形態では、土工用装備用の、地面に対処する摩耗部材は、前側作業部位と後側取付部位とを備える。後側取付部位は、後端と、後方に向かって後端に開放されている、土工用装備のベースを受容するためのキャビティとを含む。ベースは、ベースを通って横方向に延びる開口部と、ロックのリテーナーを受容して摩耗部材をベースに固定するための、ベースの1つの壁にある開口部の周りの凹部とを有する。キャビティは、キャビティ壁を有し、キャビティ壁のうち少なくとも第1のキャビティ壁が:(i)スロットを通って延びて、ロック体を受容してリテーナーと係合するための穴と、(ii)後端と穴に開放され、ロックのリテーナーのキーを受容するスロットを含む。スロットは、一対の、互いに離間した支持面を含み、支持面が、キーに設けられた相補的な面に支持されて、リテーナーが凹部内で回転するのを防ぐ。
[06]
1つの実施形態では、土工用装備用摩耗アセンブリは、地面に対処する摩耗部材と、摩耗部材を装備に固定するためのロックとを含む。摩耗部材は、(i)上壁、下壁、及び側壁を有し、土工用装備のベースを受容するためのキャビティと、(ii)側壁のそれぞれ内の穴と、(iii)キャビティの当該側壁のうちの少なくとも1つ内のスロットとを含む。ロックは、ベース内の凹部に受容されるリテーナーと、ロック体とを含む。リテーナーは、ベース内の開口部に概ね位置揃えされる中央開口部と、スロットの中に受容されるキーとを有する。ロック体は、リテーナー内の中央開口部を通って、摩耗部材内の各穴の中に延びて、摩耗部材を装備のベースに対して保持する。ロック体と中央開口部が、互い
に係合してロック体をリテーナーに接続する締結要素を有する。1つの実施形態では、摩耗アセンブリは、1方向への地ならし作業に従事する。
[07]
1つの実施形態では、摩耗部材を土工用装備のベースに固定するためのロックは、リテーナーとロック体とを含む。リテーナーは、第1面及び第2面を有する本体と、第1面及び第2面に対して開放されねじ切りされた穴と、第2面上の外方向に突き出しているリッジとを有する。ロック体は、リテーナー内のねじ切りされた穴に係合するためのねじ山と、ロック体の回転を容易にする工具受容形成部とを有する。
[08]
1つの実施形態では、地面に対処する摩耗部材を土工用装備に装着するための方法は、キーと中央孔とを有するリテーナーを、土工用装備のベースの凹部内に配置すること;ベースが摩耗部材内のキャビティの中に受容され、キーがキャビティ内のスロットの中に受容され、かつ摩耗部材内の少なくとも1つの穴がベースを通って延びる開口部に概ね位置揃えされるように、摩耗部材をベース上に嵌め合わせること;ロック体を、摩耗部材内の少なくとも1つの穴とベース内の開口部とを通して挿入すること;及びロック体を、リテーナー内の中央孔内に固定すること、を含む。
[09]
1つの実施形態では、ロックは、細長いロック体と、ロック体を受容するための開口部を有するリテーナーとを含み得る。リテーナーはベースの凹部に収容されるが、摩耗部材のキーウェイに受容される、延在するキーを含む。ロック体とリテーナーとは、例えば突起又はねじ山のような係合要素を備える、互いに対応する締結具を含み得る。アダプターが摩耗部材のキャビティ内に着座するにつれて、アダプター内の開口部が、摩耗部材の壁内の1つ以上の開口部と位置揃えされる。ロック体は、位置揃えされた開口部を通って受容されて、リテーナーと係合する。
[10]
一部の実施形態では、ロックは限られた数の部品しか有さず、製造コストも安く、信頼性を高めるための二重のせん断式保持を提供でき、摩耗部材を土工用装備に固定するための信頼できるシステムを提供する。これらのロックは、微粉によって強く結合してしまうことと、作業中に偶然摩耗部材が失われることとに抵抗し、かつ/又は製品寿命の終わりに、摩耗部材を素早く取り外し、新たな交換部品を装着して、運転コストを低減するものである。
[11]
本発明の1つの実施形態によれば、摩耗部材のロック用のリテーナーは、摩耗部材とベースとの互いに隣接する凹部内に保持される。
[12]
本発明の1つの実施形態によれば、ロック体は、ベース内の凹部と摩耗部材内の凹部によって形成されたキャビティ内でリテーナーと係合する。
[13]
本発明の1つの実施形態によれば、摩耗部材は、1つの方向に地ならしをする。
[14]
本発明の1つの実施形態によれば、摩耗部材のロックを装着するための方法は、リテーナーをベースの凹部内に挿入すること、並びに摩耗部材のキャビティ内にアダプターのノーズを受容すること、及びリテーナーの一部をキャビティの壁スロット内に受容してリテ
ーナーの凹部内での回転を制限することによって摩耗部材を取り付けることを含む。
[15]
本発明の1つの実施形態によれば、リテーナーを受容するための座が、ベースと摩耗部材のそれぞれに、凹部によって画定される。摩耗部材にアダプターを着座させることによって、リテーナーの座が画定される。
[16]
本発明の利点及び特徴を更に理解するために、本発明に関連するさまざまな構成及び概念を説明し、例示する以下の説明及び添付の図面を参照し得る。
[17] 本発明による、摩耗アセンブリの1つの実施形態の斜視図である。 [18] 摩耗アセンブリのベース及びロックの前側斜視図である。 [19] 摩耗アセンブリの摩耗部材及びロックの後側斜視図である。 [20] 摩耗部材の後側斜視図である。 [21] ロックの斜視図である。 [22] ロックの、部分的な軸方向断面図である。 [23] 摩耗アセンブリ用の代替的ロックの分解斜視図である。 [24] 図5の代替的ロックの、部分的な軸方向断面図である。 [25] 本発明による、摩耗アセンブリの第2実施形態の分解斜視図である。 [26] 第2実施形態の摩耗部材及びロックの後側斜視図である [27] 第2実施形態のロックの、分解斜視図である。
[28]
土工用装備に固定される摩耗部材は、一般に、装備のベースに取り付けられて、作業中に土材料に対処するようになっている。例としては、土工用装備は、バケット、リッパーアーム、カッタヘッド、又は、掘削、地ならし、若しくはその他の地面に対する作業用の他の種類の装備であり得る。ベースは、例えば、溶接又は機械的取り付け方法によって装備に固定され得るが、ベースはまた、バケットのリップのような装備の構成部品に鋳造により成形され得る。摩耗部材はまた、別体のベースなしで土工用装備に直接(例えば、直接リッパーアームに)固定され得る。そのようなケースでは、摩耗部材を搭載する装備そのものが、ベースであると考えられる。ともかくも、摩耗部材はロックシステム9によってベースに固定されるが、そのロックシステム9は、摩耗部材が摩耗した場合には、摩耗部材の交換が可能になるように、ロックが解除されたり、あるいは取り外されたりできるようになっている。摩耗部材は、例えば、尖った先端又は石突き、囲い板、ランナー等である。本発明は非常に多くの種類の摩耗部品や作業に用いられ得るが、本発明の1つの実施形態は、図1〜図8に、リッパーの歯として図示されている。この実施形態では、摩耗アセンブリ10は、ロック16によってベース12に固定されている摩耗部材14を含む。
[29]
ベース12は、リッパーアームに溶接される(他の構成も可能である)後端と、前方に突き出したノーズ12Cとを含む。ノーズ12Cは、一般的に前端11に向かって先細になっており、上壁12D及び下壁12Eが収斂している。前端11は、横断スラスト面であり得る。ベース12は、開口部12Aと、それに関連する凹部12Bとを含む。本実施形態では、開口部12Aは、ノーズ12Cを貫通して横方向に延びる円筒形の穴であり、互いに反対側にある側壁12F及び12Gに開口している。凹部12Bは、開口部12Aに概ね隣接し、かつ/又は開口部12Aと同軸になっており、カウンターシンク形状を、
ノーズの一方の側壁12Fに形成している。これが、リッパー及びその他の掘削機の歯用に今日一般的に用いられている、従来のベース設計である。従来型の歯は、ノーズ12Cを受容し、装備の先端を支持するためのキャビティを有する先端を含む。先端の各側壁に設けた穴は、ノーズ12Cの開口部12Aと位置揃えされる。割りリングが凹部12Bにセットされ、先端の側壁とノーズの側壁との間に捕捉されている。円環状の溝を有する円筒形のピンが、ピンの溝に割りリングが受容されるまで、位置揃えされた側壁穴とノーズ開口部とにハンマーで打ち込まれる。
[30]
本発明の摩耗アセンブリ10は、最初から装着される用途において使用され得るが、従来型ベースに関連して用いるのにも非常に好適で、先端部の取り付けの改良をもたらし、かつ/又は他の設計の先端部の取り付けを可能にする。例えば、本発明によるロッキングシステム16は、信頼できて強度があって先端部の喪失のリスクを減らすことができ、摩耗した摩耗部材の容易かつ迅速な効率的な交換を可能にし、ハンマーを使わないので安全性を高められ、製造コストも安く、少数のシンプルな部品のみを必要とし、かつ/又はアフターマーケットの先端部を従来型の使用中のベースに固定するのに使用可能である。
[31]
摩耗部材14は、前側作業部位13Aと後側取付部位13Bとを含み、後側取付部位13Bは、後端13Cとキャビティ14Aを有し、キャビティ14Aは、後端13Cにおいて後方に向かって開口している。本実施形態では、前側作業部位13Aは、掘削歯用先端部材の刃先に当たる。開口部又は穴14Bは、互いに対向するキャビティ壁15及び17の一方又は両方を貫通して延びている。摩耗部材は、好ましくは、図に示すように、穴14Bを対向する側壁のそれぞれに含むものである。しかしながら、他の構成も可能であり、例えば、一方の側壁にのみ1個の穴14Bを設けるもの、及び/又はロックを上下方向にして、穴をキャビティの上壁と下壁の一方若しくは両方に有するものが考えられる。ノーズ12Cは、摩耗部材軸線LAに沿ってキャビティ14Aに受容されるが、摩耗部材を土工用装備に取り付け支持するための他の構成も可能である。キャビティ14Aは、好ましくは、ノーズ12Cと相補的な形状構成を有するものである。ベース12とキャビティ14Aとが相補的な形状であることは、リッパー用のリッパー歯又は他の土工作業用の他の摩耗部材とは、相当に異なったものであり得る。
[32]
凹部12Bが、側壁12F及び12G(又は壁12D、12E)のそれぞれに設けられ得る(所望に応じて、逆も可とするため)。ベース12が摩耗部材14のキャビティ14Aに着座した状態では、開口部12Aが摩耗部材14の穴14Bに位置揃えされている。ベース12は、例えばアーム用の囲い板のような追加的な摩耗部材を取り付けるための、追加的な開口部40を含み得る。これは、従来型のリッパーベースの構成である。同じ、類似の、又は異なるロッキング構成が、そのような他の摩耗部材を固定するために用いられ得る。
[33]
ベースは使用すれば摩耗してくるので、ノーズは結果的に短くかつ/又は狭くなってくる場合がある。摩耗したノーズをキャビティに受容している摩耗部材は、摩耗のないベースのケースに比べて、ベース上の着座点が、後ろに遠くなる場合がある。キャビティ壁の1つ以上の穴14Bは、延長したり細長くされたりして、スロットを形成する場合もあり得る。細長い穴は、摩耗部材の前方/後方位置範囲にわたって開口部12Aと位置揃えでき、ロックを受容して摩耗部材を固定できる。
[34]
ロック16は、位置揃えした摩耗部材の穴12A及びベースの穴14Bに受容されて、摩耗部材とベースとを一体に固定する。ロック16は、締結要素18Dを有するピン又はロック体18と、開口部20Bを有するリテーナー20とを含む。締結要素18Dは、らせん状の要素又はその他のねじ山構造であり得る。開口部20Bは、対応する締結要素20Cを有し、締結要素20Cは、例えばらせん状要素である。締結要素は一例として、本明細書においてはねじ山として説明されているが、同じ又は類似の機能を果たす他の構成を含むことも可能である。また別の例では、バヨネットマウント用の突起物と溝を、意図せず外れてしまうことを防ぐ戻り止め又はクリップとともに含み得る。図示されている実施形態では、ロック体の周りにねじ山が少なくとも丸々1周分延びているが、他の締結又はらせん状要素は、ロック体の周面の周りに部分的にのみ延びていてもよい。リテーナー20は、ナット又は保持リングであり得る。一部の実施形態では、リテーナーと本体とはねじ切りされておらず、リテーナーが押し込み式の締結具として動作したり、あるいは、別の保持機能によって固定されたりし得る。
[35]
ロック体18とリテーナー20はそれぞれ、長手方向軸線LA1とLA2を有しており、これらの軸線は、ロック体がリテーナーに組み付けられると一致する。ただし、ノーズを貫通する開口部に対して凹部が偏心している場合には、その限りではない。近位端18Aは、例えば六角ソケット又は六角ヘッドのような工具係合機能部18Cを含み得る。工具係合機能部は、対応するトルク工具を受容して、本実施形態では、ロック体18をリテーナー20にねじ込んだり、リテーナー20から回して外したりするためにロック体の回転を容易にする。工具受容形成部18Cは、ロック体の遠位端18Bに設けてもよく、あるいはロック体の両端に設けてもよい。
[36]
任意追加的に、ロック体には、その近位端18Aから遠位端18Bに向かって収斂するようにテーパーがつけられていてもよい。らせん状のねじ山にも、軸方向に延びるにつれて小径になるようにテーパーがつけられていてもよい。テーパーのついたロック体18は、圧縮された微粉が摩耗アセンブリ10に存在している場合に、位置揃えされた開口部12A、14Bからロック体をより簡単に取り外すことを可能にする。微粉とは、作業中に、隙間に集まって圧縮されて固まり、セメントのような堆積物を、地面に対して作業をする摩耗部品中に形成し得る小さな粒子のことである。ロック体に軸方向のテーパーがつけられている場合、摩耗部材及びベースに対して、(例えば、ねじ山による接合がされている場合)ロック体を最初に回転させ軸方向に移動させることで、ロック体といかなる圧縮固化された微粉との間にも隙間ができることになる。ロック要素及び/又はらせん状要素にテーパーをつけることで、組み立てられる部品どうしが微粉によって固く結合した場合にも、その固い結合を克服することを容易にできる。ロックを取り外す場合、ロック体が回転してリテーナーから軸方向に移動すると、ロック体と微粉との間に隙間が形成され、ロック体が更に回転するにつれてこの隙間が広がっていく。この隙間により、ロック体がより容易に回転し、開口部12A及び14Bから撤退することが可能になっている。このようなテーパーがつけられていない場合には、微粉がロック体と結合し続けて、ロック体が開口部12A及び14Bから撤退するのに摩擦力をもって抵抗する傾向がある。テーパー付きロックのもたらすこのような利益は、開口部12A及び/又は14Bにテーパーがつけられていない場合にも得られるものである。開口部12Aは、従来型のリッパーのベースではテーパーがつけられていない。しかしながら、ロック体18のテーパーに対して相補的になるように、開口部12A及び/又は開口部14Bにテーパーをつけることが可能である。
[37]
リテーナー20は、本実施形態では、リテーナーから外側に向かって延びるリッジであ
るキー20Aを含む。キー20Aは、本実施形態では摩耗部材14のキャビティ壁15に形成されたスロットであるキーウェイ14Cと係合する。図3及び図3Aに図示されているように、スロット14Cは、キャビティ壁15の内面15Aに沿って、摩耗部材の軸線LAと概ね平行に延びている。キーウェイ14Cは、摩耗部材をベースに装着する際の方向と一貫し、軸線LAとは平行にならないように配向されてもよい。スロット14Cは、リア縁部15Cから開口部14Bに延びて開口し、摩耗部材を装着している最中に、キー20Aを受容するようになっている。図示されている構成では、キー20Aは、リテーナーの内面20Dを横切るようにして延びている。したがって、スロット14Cは、開口部14Bの前方に連続し、摩耗部材が完全に装着されると、キー20Aを受容する。このポジションでは、キー20Aは軸方向に、開口部14Bの前方及び後方に進む。しかしながら、キーは部分的にのみリテーナーを横切って延びることも可能なので、その場合には、スロット14Cが開口部14Bの前方に延びる量はより少なくてよく、あるいは延びていなくてもよい場合があり得る。キー20Aは、摩耗部材のキャビティ14Aの壁の、開口部14Bに隣接して形成されたスロット14Cに受容され、リテーナーが回転するのを防ぐように構成されている。
[38]
任意追加的に、ベース12は、リテーナー20を凹部12Bに保持するための付勢要素24を備え得る。付勢要素は、リテーナーと界面どうしで嵌り、摩擦力でリテーナーを保持するエラストマーであり得る。本実施形態では、付勢要素24は、アダプターの壁にある凹部の中に嵌っている。付勢要素は、リテーナーに形成された凹部、凹部12Bの壁、凹部12Bの内張りにも嵌り得るが、他の構成も取り得る。付勢要素は、リテーナーを受容したり、あるいはリテーナーに固定されたりするような、他の形状構成(例えば環状の形状)を有していてもよい。あるいは、磁石、粘着剤、又は他の手段を、リテーナー20を保持するための付勢要素として用いることも可能である。
[39]
任意追加的に、ロック16は、作業中にロック体18がリテーナー20から係合解除されてしまうのに抵抗するキーパーシステムを備え得る。ラッチ又はキーパー22は、リテーナー又はロック体の一方に受容されて、他方の対応する面に形成されたキーパー窪み22Aに係合し得る(図5及び5A参照)。キーパーは、延伸係合要素を備えることができるが、これはエラストマーそのものや、エラストマーに固定された鋼又はその他の硬質材料であり得る。係合要素は圧力がかかるとたわんだり、位置がずれたりすることがあり得るが、元の位置を回復することが可能である。延伸係合要素は、対応する窪み22A又はラッチ用凹部に係合するが、その際、ロック体が完全にリテーナーに係合している。本実施形態では、キーパー22は、弾力性のあるブロック25で裏打ちされた概ねL字形の金属製タブ23を備えるが、タブ23とブロック25とは一体に固定され、リテーナー20の凹部27の中に挿入される。
ロック体がリテーナーの中に挿入されるにつれて、ロック体の遠位端がタブ23を、タブの内端23Aが窪み22Aにパチンと嵌るまで、弾性部材の付勢力に抗して外側に向けて押す。図5Aに図示されているように、ロック体の遠位端は、好ましくは、面取りされた縁部18Bを有して、装着初期にタブ23を外に向けて押すのを容易にするようになっている。
[40]
あるいは、キーパーシステムは、他の構造を有していてもよい。例えば、キーパーシステムは、リテーナー20によって保持されている割りリング30を含み得る(図4及び4A参照)。割りリングは、開口部20Bの第1環状溝32に保持され得るが、リングが限られた範囲で動くことは可能になっている。ロック体がリテーナーの開口部20Bを通過
するにつれて、リングも通過するようになっている。リングは広がって、リテーナーの中に入ってくるロック体を受容する。リテーナーが本体のねじ山と係合するにつれて、リテーナーは、ロック体の第2環状溝34にリングが係合するまで、ロック体の上をリングとともに前進する。割りリングは、ロック体上の第2環状溝にパチンと嵌る。ロック体をリテーナーから引き出すには、追加的なトルクを加えて、再びリングを、凹部近くのロック体の直径いっぱいまで広げる。キーパーシステムは、ロック体上のリテーナーの軸方向の移動を制限して、例えば振動及び/又は他の力のせいで生じ得る緩みに抵抗し、ロック部材どうしが完全に係合した状態を維持するようになっている。キーパーシステムの他の構成が、リテーナーのロック体との係合を解除させてしまうのを妨げるような類似の機能を果たす場合には、そのような構成も採用可能である。
[41]
ロックシステムの組み立てには、リテーナー20をアダプターの凹部12Bに挿入して、付勢要素24と係合させることが含まれる。キー20Aは、リテーナー20が凹部12Bにある状態で、ベースの面(本実施形態では側壁12F)を超えて外側に延びる。1つの実施形態では、摩耗部材がアダプター12に装着される際に、操作者はキー20Aを、摩耗部材のキャビティ内のスロット14Cの中に受容するために位置揃えさせる。別の実施形態では、凹部とリテーナーとは、キー20Aがスロットを受容するのに適切な位置をとるのを確保するために、ある特定の向きに配向されたリテーナーを受容するように、協働的に形成され得る(例えば、非対称形状で)。摩耗部材がノーズ12Cの上を前進するにつれて、ベース12はキャビティ14Aの中に受容され、キー20Aはスロット14Cの中に受容される。開口部にテーパーがつけられていない場合、スロットが両方の側壁に形成されれば、いずれかの向きに配向された摩耗部材の組み付けを可能にし得るだけでなく、摩耗部材が部分的に摩耗した場合に、摩耗部材の後退を許可し得る。図示されている実施形態では、スロットは一方の側壁のみに設けられている。ベースがキャビティ内に完全に着座した場合に、開口部12Aが摩耗部材14の開口部14Bに位置揃えされる。凹部12Bとスロット14Cとはともに、リテーナー20用リテーナーシート26を形成する。従来型のベースとともに用いられた、すなわち、従来型の割りリングが従来型の歯システム内で配置されるのと同じ場所で用いられた場合、リテーナー20は、凹部12B内で、ノーズ12Cの側壁12Fと摩耗部材14のキャビティ壁15との間にセットされる。
[42]
次にロック体の遠位端18Bは、リテーナーのねじ山20Cがロック体のねじ山18Dに係合するまで、開口部14B、開口部12A、及びリテーナーに挿入される。次にロック体18が回転させられて、遠位端18Bに隣接した対応するねじ山に係合し、更にロック体18は、近位端18Aが摩耗部材12の中に引き込まれ、キーパー22が対応するキーパー窪み22Aに係合するまで、開口部の中を前進する。あるいは、ロック体は、近位端18Aに形成されたねじ山が、リテーナー20に係合するように、逆方向に装着され得る。キー20Aがキーウェイ14Cに係合しているので、リテーナー20は、ロック体18とともに回転するのを防止される。ロック体18とリテーナー20との係合が解除されることは、作業中にはキーパーシステム22によって妨げられている。
[43]
図示されている実施形態では、キー20Aは、リテーナーに沿って軸方向に延び、外側に向かってテーパーがつけられてリッジとして示されているが、キー20Aは、支持面31及び33を画定し、これらの面は、キーウェイ14C内の対応する支持面35及び37に支持されるようになっている。支持面31、33、35、及び37は、ロック体18を装着している間にリテーナー20が回転するのを防ぐ。キー及びキーウェイの他の形状構成も可能である。例えば、キー(例えば、リッジ)がキャビティ壁に形成され、キーウェ
イ(例えば、スロット)がリテーナーに形成されるのも可能である。また、一例として、キーは、非対称で、スロットよりも狭い幅のものであってもよく、相補的なスロット上の支持面に沿って延び単一の支持壁を有して、リテーナーの回転に抵抗するものであってもよい。一般的には、キー及びキーウェイは、それぞれが回転抵抗要素と呼ばれるものであってもよい。
[44]
ロック体18は、1つの開口部14Bに係合しても、キャビティ14Aの対向する2つの壁にそれぞれ設けた2つの開口部14Bに係合してもよい。開口部14Bと12Aとを貫通して延びるロック体18は、摩耗部材がベースを離脱して移動するのには抵抗する。図示されている実施形態では、ロック体には、片側又は両側のベースと摩耗部材との間の界面でせん断力による負荷がかかり、使用中に摩耗部材が喪失することに抵抗する。摩耗部材のベースに対する装着と取り外しの手順によっては、他の種類の負荷も可能である。リテーナーのねじ山とロック体のねじ山との係合によって、かつ、キーパーシステムが設けられている場合には、そのキーパーシステムによって、ロック体の軸方向への移動は制限されている。
[45]
ロックを取り外すためには、ロック体18を工具で回して、ロック体のねじ山とリテーナー20のねじ山との係合を解除して、かつ、もしキーパーが使用されている場合には、そのキーパーを克服することが必要である。ロック体は開口部から取り外される。摩耗部材がアダプターから取り外されると、凹部12B内でリテーナー20が露出する。次に新たな摩耗部材を、ロック(又は新たなロック)が位置揃えされた開口部14B及び12Aの中に挿入された状態で、ベースに装着することが可能である。
[46]
摩耗アセンブリ110は、摩耗部材とロックの代替的な実施形態であり、既に説明したのと類似した方法で動作する。摩耗部材14は、ベース12のノーズを、後方開口部キャビティ14A内に受容する。キャビティは、スロット14Cと開口部14Bとを含む。ベースが摩耗部材のキャビティ内に着座した状態で、開口部14Bは開口部12Aと位置揃えされる。
[47]
ロック116は、リテーナー120とロック体118とを含む。好ましくは、ロック体118の近位端118Aには、遠位端118Bに向かってテーパーがかかっている。ただし、テーパーのかかっていないロック体も可能である。ロック体118は、工具係合機能部118Cを含むが、例としては、六角穴ヘッド用レンチや、他のトルク工具用の開口部が挙げられる。リテーナー120は、ねじ切りされた開口部120Bとキー120Aとを含む。本実施形態のキー120Aは矩形の断面を有し、かつキーウェイ又はスロット14Cに対応する形状を有する。キー120Aは支持面131、133を含むが、同支持面131、133は、キーウェイ14Cの対応する支持面135、137に支持されている。支持面は、凹部12B内でリテーナー20が回転するのに抵抗する。ねじ山118Dは、本実施形態ではロック体の近位端118Aに隣接しているが、遠位端にあってもよい。摩耗アセンブリ110は、既に論じたのと同様に、ロック体とリテーナーとの係合が解除されてしまうのを制限するためのキーパーシステムを含み得る。
[48]
摩耗アセンブリ110の組み立て方法は、先の実施形態で示したものと類似のものであり、リテーナー120を凹部12Bに挿入すること、及び付勢要素24と係合することが含まれる。キー120Aは、ベースの面を超えて延びる。ベース12は、キー120Aが
キーウェイ14Cに受容されている状態で摩耗部材14がベース上を前進するにつれて、キャビティ14A内に受容される。リテーナーがキーウェイと凹部とによって保持された状態で、摩耗部材がベースに着座して、キーウェイが凹部12Bに隣接するにつれて、開口部12Aは開口部14Bと位置揃えされる。ロック体の遠位端118Bは、リテーナー120に隣接した開口部14Bの中に挿入され、リテーナー120と開口部12Aとを通り、リテーナー120の反対側にある開口部14Bの中に挿入される。リテーナーのねじ山120Bが、ロック体118を装着している間に、ねじ山118Dに係合する。ロック体118が回転して、リテーナーのねじ山に係合し、更にロック体118は、近位端118Aが摩耗部材14の中に引き込まれ、キーパー122が対応する窪み122Aに係合するまで、開口部の中を前進する。ここで再びリテーナーは、キーとキーウェイとが係合していることによって、前進するロック体とともに回転するのを防止される。先の実施形態と同様に、キー(例えば、リッジ)が摩耗部材のキャビティ壁に形成され、キーウェイ(例えば、スロット)がリテーナーに形成されるのも可能である。
[49]
本明細書において説明されるロックは、摩耗部材を土工用装備に固定するためのシステムを提供する。これらのロックは、微粉によって強く結合してしまうことと、作業中に偶然摩耗部材が失われることとに抵抗でき、かつ/又は製品寿命の終わりに、摩耗部材を素早く取り外し、新たな交換部品を装着して、運転コストを低減するものである。
[50]
これまで開示してきたことは、本発明のさまざまに異なる態様又は特徴を含む、摩耗部材を掘削用装備に固定するためのロックの、具体的な実施例を説明したものである。さまざまな発明的特徴は、好ましくは、実施形態に説明されたような方法で一緒に用いられる。しかしながら、さまざまな特徴は、単独で又は他の組み合わせにおいて用いられて、それでもなお、本発明の利益のあるものを実現することが可能である。このことは、開示されている発明的特徴のそれぞれに関しても当てはまる場合がある。また、ある1つの実施形態での特徴は、別の実施形態での特徴と一緒に用いることも可能である。記載の例及び開示した特徴の組み合わせは、合わせて使用される必要があるという意味で限定することを意図したものではない。
[50]
これまで開示してきたことは、本発明のさまざまに異なる態様又は特徴を含む、摩耗部材を掘削用装備に固定するためのロックの、具体的な実施例を説明したものである。さまざまな発明的特徴は、好ましくは、実施形態に説明されたような方法で一緒に用いられる。しかしながら、さまざまな特徴は、単独で又は他の組み合わせにおいて用いられて、それでもなお、本発明の利益のあるものを実現することが可能である。このことは、開示されている発明的特徴のそれぞれに関しても当てはまる場合がある。また、ある1つの実施形態での特徴は、別の実施形態での特徴と一緒に用いることも可能である。記載の例及び開示した特徴の組み合わせは、合わせて使用される必要があるという意味で限定することを意図したものではない。
(項目1)
土工用装備用の地面に対処する摩耗部材であって、前記摩耗部材は、
前側作業部位、及び
後端と、後方に向かって前記後端内に開放されているキャビティとを含み、前記土工用装備のベースを受容するための後側取付部位を備え、
前記ベースは、前記ベースを通って横方向に延びる開口部と、ロックのリテーナーを受容して前記摩耗部材を前記ベースに固定するための、前記ベースの1つの壁にある前記開口部の周りの凹部と、を有し、
前記キャビティは、キャビティ壁によって画定されており、前記キャビティ壁のうち少なくとも第1のキャビティ壁が、
(i)前記スロットを通って延びて、ロック体を受容して前記リテーナーと係合するための穴と、
(ii)前記後端と前記穴に開放され、ロックのリテーナーのキーを受容し、一対の互いに離間した支持面を含むスロットと、を含み、
前記一対の互いに離間した支持面は、前記キーの相補的な面に支持され、前記リテーナーが前記凹部内で回転するのを防ぐ、摩耗部材。
(項目2)
前記スロットが、前記穴の前方に、前記キャビティの中に延びる、項目1に記載の摩耗部材。
(項目3)
前記キャビティ壁のうちの第2キャビティ壁が、前記第1キャビティ壁に対向し、前記第2キャビティ壁が、前記第1キャビティ壁内の前記穴に位置揃えされる穴を含む、項目1又は2に記載の摩耗部材。
(項目4)
前記第2キャビティ壁が、前記後端に開口しかつ前記第2キャビティ壁内の前記穴に開口している長手方向スロットを含む、項目3に記載の摩耗部材。
(項目5)
前記摩耗部材が、リッパーポイントである、項目1〜4のいずれか一項に記載の摩耗部材。
(項目6)
前記摩耗部材が、掘削歯用先端部材である、項目1〜5のいずれか一項に記載の摩耗部材。
(項目7)
前記スロットの前記支持面が互いに実質的に平行である、項目1〜6のいずれか一項に記載の摩耗部材。
(項目8)
前記スロットの前記支持面が、前記キャビティから、互いに向かって内側に収斂するように延びる、項目1〜7のいずれか一項に記載の摩耗部材。
(項目9)
土工用装備用の摩耗アセンブリであって、
地面に対処する摩耗部材であって、
(i)キャビティであって、上壁、下壁、及び側壁を有し、前記土工用装備のベースを受容するためのキャビティであって、前記ベースが、前記ベースを横断して通過して延びる開口部と、前記ベースの1つの壁にある前記開口部の周りの凹部とを有するキャビティと、
(ii)前記側壁のそれぞれ内の穴と、
(iii)前記キャビティの前記側壁のうちの少なくとも1つ内のスロットと、を含む摩耗部材、及び
ロックであって、
前記ベース内の前記開口部に概ね位置揃えされる中央開口部と、前記スロットの中に受容されるキーとを有し、前記ベース内の前記凹部内に受容されるリテーナーと、
前記リテーナー内の前記中央開口部を通って、前記摩耗部材内の各穴の中に延びて、前記摩耗部材を前記ベースに対して保持するロック体とを含むロックを備え、
前記ロック体と前記中央開口部が、互いに係合して前記ロック体を前記リテーナーに接続する締結要素を有する、摩耗アセンブリ。
(項目10)
前記締結要素が、係合するねじ山である、項目9に記載の摩耗アセンブリ。
(項目11)
前記スロットが、一対の、互いに離間した支持面を含み、前記支持面が、前記キーに設けられた相補的な面に支持されて、前記リテーナーが前記凹部内で回転するのを防ぐ、項目9又は10に記載の摩耗アセンブリ。
(項目12)
前記スロットが、一対の、互いに離間した支持面を含み、前記支持面が、前記キーに設けられた相補的な面に支持され、かつ前記支持面が互いに平行である、項目9〜11のいずれか一項に記載の摩耗アセンブリ。
(項目13)
前記スロットが、前記穴の前方に、前記キャビティの中に延びる、項目9〜12のいずれか一項に記載の摩耗アセンブリ。
(項目14)
前記ロック体は、その長さ方向にテーパーがつけられている、項目9〜13のいずれか一項に記載の摩耗アセンブリ。
(項目15)
キーパーシステムが、使用中に、前記リテーナーに対して前記ロック体が意図せず移動するのを妨げる、項目9〜14のいずれか一項に記載の摩耗アセンブリ。
(項目16)
摩耗部材を土工用装備上のベースに固定するためのロックであって、
リテーナーであって、
第1面及び第2面を有する本体と、
前記第1面及び第2面に対して開口し、軸線を画定する、ねじ切りされた穴と、
前記第2面上の外方向に突き出しているリッジと、を備え、前記本体は前記ベース内の凹部内に受容され、かつ前記リッジは前記摩耗部材内のスロット内に受容されるリテーナー、及び
ロック体であって、前記リテーナー内の前記ねじ切りされた穴に係合するためのねじ山と、
前記ロック体の回転を容易にする工具受容形成部とを有するロック体、を備える、ロック。
(項目17)
前記リッジが、互いに対向する面を有し、前記対向する面が互いに実質的に平行である、項目16に記載のロック。
(項目18)
前記リッジが、互いに対向する面を有し、前記対向する面が、前記第2面から互いに収斂するように延びる、項目16に記載のロック。
(項目19)
前記ロック体が、その長さ方向にテーパーがつけられている、項目16〜18のいずれか一項に記載のロック。
(項目20)
地面に対処する摩耗部材を土工用装備に装着するための方法であって、
キーと中央孔とを有するリテーナーを、前記土工用装備のベースの凹部内に配置することと、
前記ベースが前記摩耗部材内のキャビティの中に受容され、前記キーが前記キャビティ内のスロットの中に受容され、かつ前記摩耗部材内の少なくとも1つの穴が前記ベースを通って延びる開口部に概ね位置揃えされるように、前記摩耗部材を前記ベース上に嵌め合わせることと、
ロック体を、前記摩耗部材内の前記少なくとも1つの穴と前記ベース内の前記開口部とを通して挿入することと、
前記ロック体を、前記リテーナー内の前記中央孔内に固定すること、を含む、方法。
(項目21)
前記ロック体が、前記ベースの互いに反対側にある、前記摩耗部材内の2つの穴の中に挿入される、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記ロック体が、前記リテーナーの前記中央穴にねじ込まれる、項目20又は21に記載の方法。
(項目23)
前記ロック体が、前記中央穴に、キーパーシステムが係合されるまでねじ込まれる、項目20〜22のいずれか一項に記載の方法。
(項目24)
土工用装備用摩耗部材であって、
地面を対処するための前側作業端、及び
後側取付部位を備え、
前記後側取付部位は、後方開口部から前方に延びるキャビティを含み、
前記キャビティは、
上壁及び下壁、
側壁、及び
長手方向軸線を有し、
第1側壁は、
開口部、及び
ロックリテーナーを受容するためのキーウェイを有し、
前記キーウェイは、前記後方開口部から軸方向に延びる、互いに対向する面を含み、かつ
前記キーウェイは前記側壁開口部と交差して前記側壁開口部の前方に延びる、摩耗部材。
(項目25)
前記互いに対向するキーウェイ面の各々が、前記側壁から、前記側壁に対して実質的に直交するように延びる、項目24に記載の摩耗部材。
(項目26)
前記後方開口部前方の、前記互いに対向するキーウェイ面は、実質的に互いに平行に延びる、項目24又は25に記載の摩耗部材。
(項目27)
前記キャビティは、前記長手方向軸線を横断する前側スラスト面を含む、項目24〜26のいずれか一項に記載の摩耗部材。
(項目28)
前記上壁及び前記下壁は、互いから離れるように前記スラスト面から延びる、項目24〜27のいずれか一項に記載の摩耗部材。
(項目29)
前記側壁が、前記スラスト面から後方に、実質的に互いに平行に延びる、項目24〜28のいずれか一項に記載の摩耗部材。
(項目30)
前記摩耗部材はリッパー歯であり、かつ前記キャビティは、前記土工用装備のベースを受容する、項目24〜28のいずれか一項に記載の摩耗部材。

Claims (30)

  1. 土工用装備用の地面に対処する摩耗部材であって、前記摩耗部材は、
    前側作業部位、及び
    後端と、後方に向かって前記後端内に開放されているキャビティとを含み、前記土工用装備のベースを受容するための後側取付部位を備え、
    前記ベースは、前記ベースを通って横方向に延びる開口部と、ロックのリテーナーを受容して前記摩耗部材を前記ベースに固定するための、前記ベースの1つの壁にある前記開口部の周りの凹部と、を有し、
    前記キャビティは、キャビティ壁によって画定されており、前記キャビティ壁のうち少なくとも第1のキャビティ壁が、
    (i)前記スロットを通って延びて、ロック体を受容して前記リテーナーと係合するための穴と、
    (ii)前記後端と前記穴に開放され、ロックのリテーナーのキーを受容し、一対の互いに離間した支持面を含むスロットと、を含み、
    前記一対の互いに離間した支持面は、前記キーの相補的な面に支持され、前記リテーナーが前記凹部内で回転するのを防ぐ、摩耗部材。
  2. 前記スロットが、前記穴の前方に、前記キャビティの中に延びる、請求項1に記載の摩耗部材。
  3. 前記キャビティ壁のうちの第2キャビティ壁が、前記第1キャビティ壁に対向し、前記第2キャビティ壁が、前記第1キャビティ壁内の前記穴に位置揃えされる穴を含む、請求項1又は2に記載の摩耗部材。
  4. 前記第2キャビティ壁が、前記後端に開口しかつ前記第2キャビティ壁内の前記穴に開口している長手方向スロットを含む、請求項3に記載の摩耗部材。
  5. 前記摩耗部材が、リッパーポイントである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の摩耗部材。
  6. 前記摩耗部材が、掘削歯用先端部材である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の摩耗部材。
  7. 前記スロットの前記支持面が互いに実質的に平行である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の摩耗部材。
  8. 前記スロットの前記支持面が、前記キャビティから、互いに向かって内側に収斂するように延びる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の摩耗部材。
  9. 土工用装備用の摩耗アセンブリであって、
    地面に対処する摩耗部材であって、
    (i)キャビティであって、上壁、下壁、及び側壁を有し、前記土工用装備のベースを受容するためのキャビティであって、前記ベースが、前記ベースを横断して通過して延びる開口部と、前記ベースの1つの壁にある前記開口部の周りの凹部とを有するキャビティと、
    (ii)前記側壁のそれぞれ内の穴と、
    (iii)前記キャビティの前記側壁のうちの少なくとも1つ内のスロットと、を含む摩耗部材、及び
    ロックであって、
    前記ベース内の前記開口部に概ね位置揃えされる中央開口部と、前記スロットの中に受容されるキーとを有し、前記ベース内の前記凹部内に受容されるリテーナーと、
    前記リテーナー内の前記中央開口部を通って、前記摩耗部材内の各穴の中に延びて、前記摩耗部材を前記ベースに対して保持するロック体とを含むロックを備え、
    前記ロック体と前記中央開口部が、互いに係合して前記ロック体を前記リテーナーに接続する締結要素を有する、摩耗アセンブリ。
  10. 前記締結要素が、係合するねじ山である、請求項9に記載の摩耗アセンブリ。
  11. 前記スロットが、一対の、互いに離間した支持面を含み、前記支持面が、前記キーに設けられた相補的な面に支持されて、前記リテーナーが前記凹部内で回転するのを防ぐ、請求項9又は10に記載の摩耗アセンブリ。
  12. 前記スロットが、一対の、互いに離間した支持面を含み、前記支持面が、前記キーに設けられた相補的な面に支持され、かつ前記支持面が互いに平行である、請求項9〜11のいずれか一項に記載の摩耗アセンブリ。
  13. 前記スロットが、前記穴の前方に、前記キャビティの中に延びる、請求項9〜12のいずれか一項に記載の摩耗アセンブリ。
  14. 前記ロック体は、その長さ方向にテーパーがつけられている、請求項9〜13のいずれか一項に記載の摩耗アセンブリ。
  15. キーパーシステムが、使用中に、前記リテーナーに対して前記ロック体が意図せず移動するのを妨げる、請求項9〜14のいずれか一項に記載の摩耗アセンブリ。
  16. 摩耗部材を土工用装備上のベースに固定するためのロックであって、
    リテーナーであって、
    第1面及び第2面を有する本体と、
    前記第1面及び第2面に対して開口し、軸線を画定する、ねじ切りされた穴と、
    前記第2面上の外方向に突き出しているリッジと、を備え、前記本体は前記ベース内の凹部内に受容され、かつ前記リッジは前記摩耗部材内のスロット内に受容されるリテーナー、及び
    ロック体であって、前記リテーナー内の前記ねじ切りされた穴に係合するためのねじ山と、
    前記ロック体の回転を容易にする工具受容形成部とを有するロック体、を備える、ロック。
  17. 前記リッジが、互いに対向する面を有し、前記対向する面が互いに実質的に平行である、請求項16に記載のロック。
  18. 前記リッジが、互いに対向する面を有し、前記対向する面が、前記第2面から互いに収斂するように延びる、請求項16に記載のロック。
  19. 前記ロック体が、その長さ方向にテーパーがつけられている、請求項16〜18のいずれか一項に記載のロック。
  20. 地面に対処する摩耗部材を土工用装備に装着するための方法であって、
    キーと中央孔とを有するリテーナーを、前記土工用装備のベースの凹部内に配置することと、
    前記ベースが前記摩耗部材内のキャビティの中に受容され、前記キーが前記キャビティ内のスロットの中に受容され、かつ前記摩耗部材内の少なくとも1つの穴が前記ベースを通って延びる開口部に概ね位置揃えされるように、前記摩耗部材を前記ベース上に嵌め合わせることと、
    ロック体を、前記摩耗部材内の前記少なくとも1つの穴と前記ベース内の前記開口部とを通して挿入することと、
    前記ロック体を、前記リテーナー内の前記中央孔内に固定すること、を含む、方法。
  21. 前記ロック体が、前記ベースの互いに反対側にある、前記摩耗部材内の2つの穴の中に挿入される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記ロック体が、前記リテーナーの前記中央穴にねじ込まれる、請求項20又は21に記載の方法。
  23. 前記ロック体が、前記中央穴に、キーパーシステムが係合されるまでねじ込まれる、請求項20〜22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 土工用装備用摩耗部材であって、
    地面を対処するための前側作業端、及び
    後側取付部位を備え、
    前記後側取付部位は、後方開口部から前方に延びるキャビティを含み、
    前記キャビティは、
    上壁及び下壁、
    側壁、及び
    長手方向軸線を有し、
    第1側壁は、
    開口部、及び
    ロックリテーナーを受容するためのキーウェイを有し、
    前記キーウェイは、前記後方開口部から軸方向に延びる、互いに対向する面を含み、かつ
    前記キーウェイは前記側壁開口部と交差して前記側壁開口部の前方に延びる、摩耗部材。
  25. 前記互いに対向するキーウェイ面の各々が、前記側壁から、前記側壁に対して実質的に直交するように延びる、請求項24に記載の摩耗部材。
  26. 前記後方開口部前方の、前記互いに対向するキーウェイ面は、実質的に互いに平行に延びる、請求項24又は25に記載の摩耗部材。
  27. 前記キャビティは、前記長手方向軸線を横断する前側スラスト面を含む、請求項24〜26のいずれか一項に記載の摩耗部材。
  28. 前記上壁及び前記下壁は、互いから離れるように前記スラスト面から延びる、請求項24〜27のいずれか一項に記載の摩耗部材。
  29. 前記側壁が、前記スラスト面から後方に、実質的に互いに平行に延びる、請求項24〜28のいずれか一項に記載の摩耗部材。
  30. 前記摩耗部材はリッパー歯であり、かつ前記キャビティは、前記土工用装備のベースを受容する、請求項24〜28のいずれか一項に記載の摩耗部材。
JP2021070091A 2016-02-08 2021-04-19 摩耗アセンブリ、及びロックアセンブリ Active JP7167237B2 (ja)

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