JP3151381B2 - バーハンドル用ディマースイッチ - Google Patents

バーハンドル用ディマースイッチ

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雅之 竹内
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Asahi Denso Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動二輪車その他、操
向用のバーハンドルを備えた車両用において、前照灯の
光軸を前方照射と下方照射とに切り換え操作するための
ディマースイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、バーハンドル用のディマースイ
ッチは、図6、図7で示すように、前記ハンドルバーの
グリップ11に隣接する箇所を上下から挟み込むように
取り付けられたスイッチケース12と、そのスイッチケ
ース12(13)の上部手前側(運転者側)に突出した
スナップ式の操作子とからなっている。そして、操作子
が図5(a)、図8で示すように、ハンドルバーと平行
に配置したピン141によって上下に回動するように構
成されているので、光軸を切り換えるには、グリップを
握った状態で親指を上方に上げ、操作子の上部131を
前方に押圧して前方照射に、また、操作子の下部132
を下方へ押し下げて下方照射にするようになっている。
(例えば、実公平7−397号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなディマースイッチは、下方照射から前方照射に切り
換えるときは、グリップ11を握った下方の位置から親
指を上方へ上げる操作の延長方向に操作子の上部131
を押圧するので無理がないものゝ、前方照射から下方照
射に切り換えるときは、親指を下方の位置から上方へ移
動させて操作子の下部132に当接させ、今度はそれを
下方へ移動させる操作が必要であった。そのため、親指
に一旦上方へ移動する動作と、次いで、その位置から下
方へ移動させる動作との方向の異なる2段階の操作を行
わせることゝなり、操作が円滑を欠くので、操作に余分
な時間を要する不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記した課題
を解消するため、ハンドルバーを囲繞して取り付けられ
たスイッチケースの後方上面にハンドルバーと平行に配
置した第1ピンを支持し、その第1ピンに第1操作子を
揺動可能に支持し、その第1操作子の第1ピンより上側
の部分を前記スイッチケースの外面に突出させて第1押
圧部とし、さらに、前記第1ピンの下方にこれと平行に
第2ピンを設け、その第2ピンに第2操作子の一端を支
持し、その第2操作子の上部を前記第1操作子の第1ピ
ンより下方の部分に係合させると共に、その中間部をス
イッチケースの外面に突出させて第2押圧部としたもの
である。具体的には、前記第1操作子の第1ピンより下
側の部分に第1ピンと平行に連結ピンを設け、この連結
ピンに第2操作子を回動可能に支持する一方、第2操作
子の下端部を前記第2ピンに係合させてある。
【0005】
【作用】ハンドルグリップを握ったときハンドルバーの
下方となる運転者の親指を、略円形をなすスイッチケー
スに沿って上方へ持ち上げると、その延長線上に第1操
作子の第1押圧部と第2操作子の第2押圧部とが位置す
ることになり、親指は移動方向を変更することなく、そ
れら2個の押圧部を押圧することができるようになる。
すなわち、各操作子はいずれも同方向に回動するように
スイッチケースに支持される。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例によって、この発明を説
明する。図1、図2において、10は操向ハンドルのハ
ンドルバーである。ハンドルバー10の端部にはハンド
ルグリップ11とスイッチケース12が取り付けられて
いる。スイッチケース12は上ケース13と下ケース1
4とからなり、それらはハンドルバー10を上下から挟
み付ける態様でボルト止めされている。上ケース13に
は追越し警告灯の操作スイッチ15、前照灯の点灯スイ
ッチ16が、下ケース14にはホーンボタン17、方向
指示灯の操作スイッチ18がそれぞれ設けられている。
なお、以上の構成は、従来から周知の構成と大きく異な
るものではない。
【0007】図3において、30は上ケース13に設け
られたディマースイッチである。ディマースイッチ30
はスイッチケース12の後方上面に配された2個の操作
子、すなわち、運転者の親指によって操作され前照灯を
前方照射に切り換えるための第1操作子31と、同じ
く、運転者の親指によって操作され前照灯を下方照射に
切り換えるための第2操作子32とを有する。これら第
1操作子31と第2操作子32とは共に上ケース13に
取り付けられている。すなわち、上ケース13と上ケー
スに取り付けられる端子板33との間に挟持されてい
る。
【0008】すなわち、第1操作子31には軸孔31a
が形成され、この軸孔31aへ上ケース13に形成さ
れ、かつ、ハンドルバー10と平行に配された第1ピン
41が回動自在に嵌合されている。なお、この実施例に
おいて、第1ピン41は図4で示すように、上ケース1
3から突設された半部と端子板33から突設された他の
半部とから構成されており、見かけ上、二分割された形
態をなしている。第2操作子32は第1ピン41の下方
に位置して、それと平行に設けられた第2ピン42を一
体に有し、その第2ピン42は上ケース13に形成され
た支持孔13aと、端子板33に同軸に形成された他の
支持孔33aとによって回動可能に支持されている。そ
して、第1操作子31と第2操作子32との間は、第1
操作子31に形成した連結ピン34と、第2操作子32
に形成した連結孔32aとを回動可能に嵌合させること
によってなされている。なお、この連結孔32aが長孔
に形成されていることは勿論である。
【0009】以上のように、第1操作子31は第1ピン
41から上方へ伸び、その上端部付近が上ケース13の
開口部から外面へ露出し、第1押圧部31bとなってい
る。また、第1操作子31の他端は第1ピン41から下
方へ伸び、その下端部付近に連結ピン34が突設され、
第2操作子32に形成した連結孔32aに連結されてい
る。かくて、第1操作子31は第1押圧部31bを押圧
操作すると、図3、図5(b)中、時計方向へ回動して
切替えがなされ、同時に、第2操作子32が押し込み位
置から突出位置へ復帰される。
【0010】第2操作子32は前記第2ピン42上に回
動可能に支持され、そこから上方へ伸びて前記連結ピン
34へ回動可能に嵌合している。そして、第2ピン42
と連結ピン34との途中の部分が上ケース13の開口部
から後方へ露出し第2押圧部32bとなっている。かく
て、第2操作子32は第2押圧部32bを押圧操作する
と時計方向へ回動して、前照灯の点灯方向を前方から下
向きへと切り替えると同時に、拮抗して第1操作子31
を押し込み位置から突出位置へ復帰させる。
【0011】以上のように、この実施例によれば、第1
操作子31は第1ピン41を軸として図3中、時計方向
に回動可能に取付けられる。また、第2操作子32も第
2ピン42を軸として第1操作子31と同じ方向へ回動
可能に取付けられる。換言すれば、両操作子31、32
は運転者の親指の移動方向へ傾動するように取付けられ
る。かくて、第1操作子31と第2操作子32とは、運
転者のグリップを握った親指を、上方へ移動させる動作
と同じ方向への移動によって押圧することができるよう
になる。
【0012】なお、上記実施例では、両操作子31、3
2を支持する第1ピン41は上ケース13側に設けら
れ、第2ピン42は操作子側に設けられているが、両ピ
ンを上ケース13側に設けるか操作子側に設けるかは任
意である。また、第1操作子31と第2操作子32とを
連結する連結ピン34は第1操作子31側に設けられ、
第2操作子32側には連結孔32aが設けられている
が、第1操作子31と第2操作子32のいずれに連結ピ
ン34を設け、いずれに連結孔32aを設けるも任意で
ある。さらに、これらピンや孔はナイフエッジによって
代替してもよいことはもちろんであり、その場合、上記
第1ピン41、第2ピン42、あるいは連結ピン34は
エッジと読み代えて、本発明を適用すればよい。更に、
第1ピン41、第2ピン42、連結ピン34は操作子と
は別部品であってもよい。
【0013】なお、本実施例では、ディマースイッチに
ついて述べたが、これに限らず、同様な形態を有するス
イッチ、例えばエンジンストップスイッチ等に適用出来
ることは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上のように、上ケース13
に対して、第1操作子31と第2操作子32とを同方向
へ傾動したとき、前照灯の照射方向を切替える動作が行
われるように構成したから、両操作子を押圧操作するに
際して、これを操作する指の移動に無理がないので、照
射方向の切替えを迅速に行い得る効果がある。また、指
の移動に無理がないので、操作性(操作フィーリング)
が向上する等の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、スイッチケー
スの要部を示す平面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1中のIII−III断面図である。
【図4】図3中のIV−IV断面図である。
【図5】ディマースイッチの作動原理を示す図3相当の
断面で示す概略図であり、(a)は従来例、(b)は本
発明の例をそれぞれ示す。
【図6】従来のスイッチケースの平面図である。
【図7】その正面図である。
【図8】図6中のVIII−VIII断面図である。
【符号の説明】
10・・・・ハンドルバー 11・・・・ハンドルグリップ 12・・・・スイッチケース 13・・・・上ケース 13a・・・支持孔 14・・・・下ケース 15・・・・追越し警告灯の操作スイッチ 16・・・・前照灯の点灯スイッチ 17・・・・ホーンボタン 18・・・・方向指示灯の操作スイッチ 30・・・・ディマースイッチ 31・・・・第1操作子 31a・・・軸孔 31b・・・第1押圧部 32・・・・第2操作子 32a・・・連結孔 32b・・・第2押圧部 33・・・・端子板 33a・・・支持孔 34・・・・連結ピン 41・・・・第1ピン 42・・・・第2ピン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルバーを囲繞して取り付けられたス
    イッチケースの後方上面にハンドルバーと平行に配置し
    た第1ピンを支持し、その第1ピンに第1操作子を揺動
    可能に支持し、その第1操作子の第1ピンより上側の部
    分を前記スイッチケースの外面に突出させて第1押圧部
    とし、さらに、前記第1ピンの下方にこれと平行に第2
    ピンを設け、その第2ピンに第2操作子の一端を支持
    し、その第2操作子の上部を前記第1操作子の第1ピン
    より下方の部分に係合させると共に、その中間部をスイ
    ッチケースの外面に突出させて第2押圧部としてなるバ
    ーハンドル用ディマースイッチ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第1操作子の第1
    ピンより下側の部分に第1ピンと平行に連結ピンを設
    け、この連結ピンに第2操作子を回動可能に支持する一
    方、第2操作子の下端部を前記第2ピンに係合させてな
    るバーハンドル用ディマースイッチ。
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