JP3151326U - 溝蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成によって各主部材間に異物が引っ掛かることを抑制して目詰まりを解消することができる新規な溝蓋を提供する。【解決手段】蓋枠部11Aと、前記蓋枠部11Aに架設された複数の主部材20と、前記主部材20に対して直交方向に架設された補強材30とを有する溝蓋10Aであって、前記主部材20が、丸棒状本体21と該丸棒状本体21の外周にその円周方向に突設された突条部25とからなることを特徴とする。また、前記突条部25は、環状の節状25Aに形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、蓋枠部と前記蓋枠部に架設された複数の主部材と前記主部材に対して直交方向に架設された補強材とを有する溝蓋に関する。
従来、側溝や横断溝、路面に埋設される路面用排水溝等の溝開口部には、溝内部への落ち葉やゴミ等の異物の進入を抑制するために、蓋枠部に所定間隔で多数架設された主部材と、該主部材に対して直交方向にして多数架設された補強材により格子状に構成された溝蓋(グレーチング)が載置される(例えば、特許文献1参照。)。このような溝蓋にあっては、図8に示すように、主部材120が断面I字状に形成され、その上面部分に滑り止め加工等が施される。なお、図8において、符号100は従来の溝蓋、110は溝蓋100の溝枠部、130は主部材120に対して直交方向に架設された補強材である。
しかしながら、断面I字状の主部材120は、図示のように、上下両端部分121,122が膨出して形成されているため、各主部材120,120間に小石等の異物Sが進入した際に、各主部材120,120の各下端部分122,122に引っ掛かって取り除くことができない状態となることがある。そして、各主部材120,120間に異物Sが引っ掛かると、各主部材120,120間を通過するようなより小さな異物が前記異物S上に堆積する等して目詰まりを起こし、排水が妨げられるという問題があった。
特許第3930839号公報
本考案は前記の点に鑑みなされたものであり、簡易な構成によって各主部材間に異物が引っ掛かることを抑制して目詰まりを解消することができる新規な溝蓋を提供するものである。
すなわち、請求項1の考案は、蓋枠部と、前記蓋枠部に架設された複数の主部材と、前記主部材に対して直交方向に架設された補強材とを有する溝蓋であって、前記主部材が、丸棒状本体と該丸棒状本体の外周にその円周方向に突設された突条部とからなることを特徴とする溝蓋に係る。
請求項2の考案は、前記突条部が環状の節状に形成されている請求項1に記載の溝蓋に係る。
請求項3の考案は、前記主部材が異形棒鋼である請求項1又は2に記載の溝蓋に係る。
請求項4の考案は、前記丸棒状本体の直径が8〜13mmで、突条部の高さが0.2〜1.2mmである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の溝蓋に係る。
請求項5の考案は、前記蓋枠部の側壁に溝部の側部に圧接されるクリップ部材が設けられている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の溝蓋に係る。
請求項1の考案に係る溝蓋は、蓋枠部と、前記蓋枠部に架設された複数の主部材と、前記主部材に対して直交方向に架設された補強材とを有する溝蓋であって、前記主部材が、丸棒状本体と該丸棒状本体の外周にその円周方向に突設された突条部とからなるため、簡易な構成によって各主部材間に異物が引っ掛かることを抑制して目詰まりを解消することができる。また、排水性を向上させることができるため、各主部材の間隔を従来に比して狭くして異物の進入をより抑制することができる。加えて、従来に比して簡易な構成で滑り止め効果を得ることができる。
請求項2の考案は、請求項1において、前記突条部が環状の節状に形成されているため、突条部を簡易かつ容易に構成することができる。
請求項3の考案は、請求項1又は2において、前記主部材が異形棒鋼であるため、効率的かつ安価に当該溝蓋を製造することができる。
請求項4の考案は、請求項1ないし3において、前記丸棒状本体の直径が8〜13mmで、突条部の高さが0.2〜1.2mmであるため、適度な強度及び重量とすることができ、コスト面で有利であるとともに、十分な滑り止め効果を得ることができる。
請求項5の考案は、請求項1ないし4において、前記蓋枠部の側壁に溝部の側部に圧接されるクリップ部材が設けられているため、溝蓋と溝部の側部との間に通水のための一定の間隙を形成しつつ、かつ両者を弾性的に圧嵌してがたつきなく保持することができる。
本考案の第1実施例に係る溝蓋の斜視図である。 主部材の側面図である。 図1の溝蓋が装着された路面用排水溝の斜視図である。 図3の路面用排水溝の要部断面図である。 本考案の第2実施例に係る溝蓋の斜視図である。 図5の溝蓋が装着された路面用排水溝の斜視図である。 図6の路面用排水溝の要部断面図である。 従来の溝蓋の要部断面図である。
図1に示す本考案の第1実施例に係る溝蓋10Aは、前記蓋枠部11Aに架設された複数の主部材20と、前記主部材20に対して直交方向に架設された補強材30とを有する。この溝蓋10Aは、主部材20と補強材30とを格子状に構成したいわゆるグレーチングと呼ばれるものであって、側溝や横断溝、路面に埋設される路面用排水溝等の溝内部への落ち葉やゴミ等の異物の進入を抑制するために、溝開口部に載置される。図1において、符号12Aは蓋枠部11Aの側壁、13Aは蓋枠部11Aの端壁を表す。
この溝蓋10Aにあっては、図1,2に示すように、主部材20が丸棒状本体21と該丸棒状本体21の外周にその円周方向に突設された突条部25とからなり、溝蓋10Aの幅に応じて所定本数(図1の例では5本)が架設される。
丸棒状本体21は、強度や重量、コスト等の観点から、直径Dを8〜13mmとすることが好ましい。丸棒状本体21の直径Dが8mmより小さい場合、十分な強度を得ることができず、破損しやすくなる等、安全性に問題がある。直径Dが13mmより大きい場合、溝蓋10Aの重量が増えすぎたり、コスト面でも不利となる。
突条部25は、丸棒状本体21の外周面、特に溝蓋10A上面側の外周面に凹凸を形成することによって、滑り止め効果を得るためのものである。この突条部25としては、丸棒状本体21の外周面に凹凸がが形成されるものであれば形状や数等は限定されるものではないが、丸棒状本体21の外周面からの高さHを0.2〜1.2mmとすることが好ましい。突条部25の高さHが0.2mmより低い場合、十分な滑り止め効果を得ることができない。高さHが1.2mmより高い場合、躓きやすくなる等の安全性に問題がある。なお、図2の符号26は突条部25と略等しい高さで丸棒状本体21に突設されたリブである。
また、主部材20は、図2に示すように、突条部25を環状の節状25Aに形成することにより、突条部25を簡易かつ容易に構成することができる。特に、主部材20として公知の異形棒鋼(JIS−G−3112)を用いれば、効率的かつ安価に当該溝蓋10Aを製造することができる。
上記溝蓋10Aは、図3,4に示すように、溝部を構成する樋部材50Aに装着されて路面用排水溝1Aとして使用することができる。図中の符号51Aは樋部材50Aを形成する断面コ字状の樋本体、52Aは樋本体51Aの側部、53は側部52Aに形成された透水孔、54は図示しないアンカーボルト等を介して固定するための固定板である。
この実施例の溝蓋10Aは、直径Dが10mmの丸棒状本体21と、高さHが0.6mmの突条部25とからなる主部材20が、各主部材20同士の中心間距離を16mmとして5本架設されているとともに、蓋枠部11Aの側壁12Aが樋本体51A内部に収容される高さを有し、樋本体51A下面に当接保持されて樋部材50Aに装着される。
また、溝蓋10Aでは、図1,4に示すように、蓋枠部11Aの側壁12Aに、溝部を構成する樋部材50Aの側部52Aに圧接されるクリップ部材40が設けられている。このクリップ部材40は、溝蓋10Aの側壁12A内側に係着する係着片41と、樋部材50Aの側部52A内側に圧接する圧接片42とを有する。溝蓋10Aにクリップ部材40を設けることにより、溝蓋10Aと樋部材50Aの側部52Aとの間に通水のための一定の間隙を形成しつつ、かつ両者を弾性的に圧嵌してがたつきなく保持することができる。なお、図の符号14Aは側壁12Aにクリップ部材40を取付けるために形成された切欠部である。
このように構成された溝蓋10Aにあっては、各主部材20間に異物が引っ掛かった場合でも、各主部材20が丸棒状本体21を有するため、引っ掛かった異物を上方に引き抜くか下方に押し込むことにより容易に取り除くことができ、極めて簡単に目詰まりを解消することができる。また、この溝蓋10Aの主部材20は、従来の断面I字状の主部材に比して高さが低く構成されることにより、樋部材50A内部がより広くなって排水性を向上させることができるため、各主部材20の間隔を従来に比して狭くして異物の進入をより抑制することができる。加えて、主部材20の丸棒状本体21外周面に突条部25が形成されているため、従来の断面I字状の主部材に比して簡易な構成で滑り止め効果を得ることができる。
図5〜図7は、本発明の第2実施例に係る溝蓋10Bであって、ボルトBによって溝部を構成する樋部材50Bに固定されて路面用排水溝1Bとして使用される。各図において、符号11Bは溝蓋10Bの蓋枠部、12Bは蓋枠部11Bの側壁、13Bは蓋枠部11Bの端壁、51Bは樋部材50Bを形成する断面コ字状の樋本体、52Bは樋本体51Bの側部、55Bは溝蓋10Bが載置される載置部である。なお、以下の説明において、第1実施例と同一の符号は同一の構成を表すものとして、その説明を省略する。
この溝蓋Bは、直径Dが10mmの丸棒状本体21と、高さHが0.6mmの突条部25とからなる主部材20が、各主部材20同士の中心間距離を16mmとして4本架設されているとともに、蓋枠部11Bの側壁12Bが載置部55Bに載置されて樋本体51B内部に収容される高さを有し、ボルトBを介して載置部55Bに固定される。図において、符号13Bは蓋枠部11Bの端壁、15BはボルトBによって溝蓋10Bを固定するための固定部、16Bはナットである。
上記溝蓋10Bにあっては、前記溝蓋10Aと同様に各主部材20が丸棒状本体21を有するため、各主部材20間に引っ掛かった異物の除去が容易となって極めて簡単に目詰まりを解消することができるとともに、従来に比して樋部材50B内部をより広くすることができて排水性を向上させることがで可能であるため、各主部材20の間隔を従来に比して狭くして異物の進入をより抑制することができる。加えて、前記溝蓋10Aと同様に、丸棒状本体21外周面に突条部25が形成されていることにより、従来の断面I字状の主部材に比して簡易な構成で滑り止め効果を得ることができる。
なお、本考案の溝蓋は、前述の実施例のみに限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、実施例では、溝蓋を路面用排水溝に用いたが、これに限らず、側溝や横断溝等、適宜の溝部に対応して用いることができる。
また、第2実施例の溝蓋のように、溝蓋をボルトによって固定する場合であっても、がたつきを防止するためにクリップ部材を設けることが好ましい。
10A,10B 溝蓋
11 蓋枠部
20 主部材
21 丸棒状本体
25 突条部
30 補強材
50A,50B 樋部材

Claims (5)

  1. 蓋枠部と、前記蓋枠部に架設された複数の主部材と、前記主部材に対して直交方向に架設された補強材とを有する溝蓋であって、
    前記主部材が、丸棒状本体と該丸棒状本体の外周にその円周方向に突設された突条部とからなることを特徴とする溝蓋。
  2. 前記突条部が環状の節状に形成されている請求項1に記載の溝蓋。
  3. 前記主部材が異形棒鋼である請求項1又は2に記載の溝蓋。
  4. 前記丸棒状本体の直径が8〜13mmで、突条部の高さが0.2〜1.2mmである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の溝蓋。
  5. 前記蓋枠部の側壁に溝部の側部に圧接されるクリップ部材が設けられている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の溝蓋。
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