JP3151307B2 - 血圧計のカフ帯 - Google Patents

血圧計のカフ帯

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JP3151307B2
JP3151307B2 JP25524092A JP25524092A JP3151307B2 JP 3151307 B2 JP3151307 B2 JP 3151307B2 JP 25524092 A JP25524092 A JP 25524092A JP 25524092 A JP25524092 A JP 25524092A JP 3151307 B2 JP3151307 B2 JP 3151307B2
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友宏 加見
浩一 岡田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血圧を測定する際に腕
や手首等に巻き付ける血圧計のカフ帯に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図は血圧計本体Aとカフ帯Bとを一体
化して形成した血圧計の一例を示すものであり、カフ帯
Bは内周面にカフ袋1を設けたカフ帯本体2内にその湾
曲に沿って断面円弧状に形成されるクリップ板3を取着
して形成してある。クリップ板3は弾性を有する硬質樹
脂板などで作成されるものであり、カフ帯Bに腕や手首
を差し入れてカフ袋1を膨らませる際に手首や腕を均一
に圧迫して阻血することができるようにカフ帯Bをリン
グ状に保形する役目をなしているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのようにカフ
帯本体2内にクリップ板3を取着してあると、カフ帯B
は常にリング状に広がった形態にクリップ板3で保形さ
れていることになるために、収納時に嵩張って収納性が
悪くなるという問題があった。本発明は上記の点に鑑み
てなされたものであり、嵩小さく折り畳むことができ、
収納に便利な血圧計のカフ帯を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る血圧計のカ
フ帯は、内周面にカフ袋1を設けたカフ帯本体2にその
湾曲に沿って断面円弧状に形成されるクリップ板3を取
着し、クリップ板3の外面に凹溝19を設けると共にこ
の凹溝19によってクリップ板3を内方へ折り畳み自在
で且つ円弧状断面よりも外方へ広がらないように折り畳
み回動させるヒンジ部4を形成して成ることを特徴とす
るものである。
【0005】
【作用】ヒンジ部4で折り畳み回動させてクリップ板3
を内方へ折り畳むことによって、嵩を小さくすることが
できる。またヒンジ部4はクリップ板3が円弧状断面よ
りも外方へ広がらないように形成してあるので、クリッ
プ板3によるカフ帯本体2のリング状の保形作用が損な
われることはない。
【0006】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図1
は血圧計本体Aとカフ帯Bとを一体化して形成した血圧
計の一例を示すものであり、血圧計本体A内には加圧ポ
ンプ9や液晶表示板10などが収容してあると共に、さ
らにこれらの電源となる電池が取り出し自在に収容して
ある。11は電池金具、12は電池カバー、13はプリ
ント配線板など回路組立品である。
【0007】またカフ帯Bはゴム等で作成されるカフ帯
本体2の内周面にゴム袋などで作成されるカフ袋1を設
け、カフ袋1を設けた部分に対応してカフ帯本体2内に
断面円弧状に湾曲したクリップ板3を取着することによ
って形成してある。このクリップ板3は剛性を有し且つ
弾性を有する硬質合成樹脂の成形品で形成してある。ま
たカフ帯本体2の一方の端部には反転リング14が設け
てあり、カフ帯本体2の他方の端部はこの反転リング1
4に通して反転させ、面状ファスナー15を係着させる
ようにしてある。上記クリップ板3の外面には一対の係
合突片16が突設してあり、この係合突片16を血圧計
本体Aのハウジングの開口部17内に差し込んでその内
周縁に係合させることによって、血圧計本体Aとカフ帯
Bとを一体化するようにしてある。そして加圧ポンプ9
は給気パイプ18によってカフ袋1に接続してあり、カ
フ袋1に空気を圧送できるようにしてある。
【0008】ここで、クリップ板3にはその円弧方向の
一か所において幅方向に亘るヒンジ部4が設けてある。
このヒンジ部4は図2に示すようにクリップ板3の外面
に凹溝19を設けることによって薄肉部として形成され
るものである。そして図2(a)及び(b)に示すよう
に凹溝19の内側面同士が突き当たることによってクリ
ップ板3はその円弧形状が広がることはないが、図2
(c)及び(d)に示すように、凹溝19の内側面間の
間隔を拡げるようにヒンジ部4で内方へ屈曲回動させる
ことによって、クリップ板3を内方へ折り畳むことが自
在におこなえるようになっている。
【0009】このように、クリップ板3はその円弧形状
が広がるようなことがないために、クリップ板3による
カフ帯本体2のリング状の保形作用が損なわれることは
なく、従来と同様にしてカフ帯を用いて血圧を測定す
ることができる。一方、血圧計を収納する際には、クリ
ップ板3を図2(c)(d)のようにヒンジ部4で内方
へ屈曲することによって、図1に想像線で示すようにカ
フ帯本体2を内方へ折り畳むことができ、カフ帯本体2
を嵩小さく折り畳んで嵩小さく収納することができるも
のである。
【0010】上記図2の実施例では、クリップ板3の一
か所だけにヒンジ部4を設けたが、図3に示すようにク
リップ板3の二箇所など複数箇所にヒンジ部4を設け、
クリップ板3を複数箇所で折り畳むことができるよう
に、カフ帯本体2の折り畳みの嵩をさらに小さくできる
ようにしてもよい。
【0011】図4(a)はカフ帯Bの他の例を示すもの
であって、カフ帯本体2の一方の端部の外面には挿通リ
ング23が取り付けてあり、挿通リング23にカフ帯本
体2の他方の端部(遊端側の端部)が挿通してある。面
状ファスナー15は多数のフック片を設けたフックテー
プなどで形成されるファスナー半体15aと、フック片
に引っ掛かる多数のパイルを設けたループテープなどで
形成されるファスナー半体15bとを対として形成され
るが、上記挿通リング23の内側には面状ファスナー1
5のファスナー半体15a,15bの一方(例えばファ
スナー半体15a:ファスナー半体Cという)が図4
(b)に示すように取り付けてある。また挿通リング2
3に通したカフ帯本体2の端部の内側面には面状ファス
ナー15のファスナー半体15a,15bの他方(例え
ばファスナー半体15b:ファスナー半体Dという)が
取り付けてある。さらに挿通リング23の近くにおいて
カフ帯本体2の外面には面状ファスナー15のファスナ
ー半体15a,15bの一方(例えばファスナー半体1
5a:ファスナー半体Eという)が取り付けてある。こ
のものにあって、カフ帯本体2内に腕や手首を通した後
にファスナー半体Eにファスナー半体Dを係着させるこ
とによって締めることができる。またカフ帯本体2内に
腕や手首を抜き差しするときにカフ帯本体2を緩める
あたって、カフ帯本体2の遊端側の端部が挿通リング2
3から抜けてしまうと挿通リング23に再度カフ帯本体
2の遊端側の端部を挿通させる必要があって非常に面倒
であるが、挿通リング23に設けたファスナー半体Cに
カフ帯本体2の遊端側の端部に設けたファスナー半体D
が係着されることになるために、カフ帯本体2の遊端側
の端部が挿通リング23から抜けることを防ぐことがで
きるものである。またこのように挿通リング23にファ
スナー半体Cを設けてあるので、カフ帯本体2を締めた
り緩めたりするときに常にカフ帯本体2の裏面がファス
ナー半体Cに擦れており、適度な抵抗となってカフ帯本
体2の締め過ぎを防止できると共にカフ帯本体2の緩み
止めをすることができ、使用時に適度な締め具合になる
ものである。尚、カフ帯本体2の遊端側の端部に設ける
ファスナー半体Dは図4(a)の実線のようにカフ帯本
体2の表側に取り付ける他に、図4(a)に点線で示す
ようにカフ帯本体2の裏側に取り付けるようにしてもよ
い。
【0012】図はさらに他の例を示すものであり、こ
のものではカフ帯本体2の遊端側の端部を長く形成して
使用時には折り返すことができるようにしてある。
【0013】
【発明の効果】上記のように本発明は、内周面にカフ袋
を設けたカフ帯本体にその湾曲に沿って断面円弧状に形
成されるクリップ板を取着し、クリップ板にクリップ板
を内方へ折り畳み自在で且つ円弧状断面よりも外方へ広
がらないように折り畳み回動させるヒンジ部を設けたの
で、ヒンジ部で折り畳み回動させてクリップ板を内方へ
折り畳むことによって、嵩を小さくすることができ、カ
フ帯本体を嵩小さく折り畳んで嵩小さく収納することが
できるものである。またクリップ板の外面に凹溝を設け
ると共にこの凹溝で上記のヒンジ部を形成するようにし
たので、クリップ板に蝶番を取り付けてヒンジ部を形成
する場合のような、クリップ板の内周面から内方に向け
ヒンジ部が突出するというようなことがなくなり、ヒ
ンジ部の突出によってカフ袋の膨らみや血圧の測定精度
などに影響が出るようなおそれがなくなると共に、クリ
ップ板の外面に設けた凹溝の内周面同士が突き当たるま
でクリップ板が外方に広がることにより、種々の太さの
腕や手首への装着がし易くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部破断した正面図であ
る。
【図2】同上のクリップ板の一実施例を示すものであ
り、(a)は正面図、(b)は(a)のイ部の拡大図、
(c)は折り畳んだ状態の正面図、(d)は(c)のロ
部の拡大図である。
【図3】同上のクリップ板の他の実施例を示すものであ
り、(a)は伸ばした状態の正面図、(b)は折り畳ん
だ状態の正面図である。
【図4】カフ帯の他例を示すものであり、(a)は概略
正面図、(b)は(a)のハ部の拡大図である
【図5】カフ帯のさらに他例を示す正面図である。
【図6】従来例の一部破断した正面図である。
【符号の説明】
1 カフ袋 2 カフ帯本体 3 クリップ板 4 ヒンジ部19 凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/022 - 5/0295 A44C 5/00 - 5/24 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面にカフ袋を設けたカフ帯本体にそ
    の湾曲に沿って断面円弧状に形成されるクリップ板を取
    着し、クリップ板の外面に凹溝を設けると共にこの凹溝
    によってクリップ板を内方へ折り畳み自在で且つ円弧状
    断面よりも外方へ広がらないように折り畳み回動させる
    ヒンジ部を形成して成ることを特徴とする血圧計のカフ
    帯。
JP25524092A 1992-09-25 1992-09-25 血圧計のカフ帯 Expired - Lifetime JP3151307B2 (ja)

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JP4590998B2 (ja) 2004-09-15 2010-12-01 オムロンヘルスケア株式会社 血圧計
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