JPH05200002A - 血圧計用カフ帯 - Google Patents

血圧計用カフ帯

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Publication number
JPH05200002A
JPH05200002A JP4040227A JP4022792A JPH05200002A JP H05200002 A JPH05200002 A JP H05200002A JP 4040227 A JP4040227 A JP 4040227A JP 4022792 A JP4022792 A JP 4022792A JP H05200002 A JPH05200002 A JP H05200002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastening
fitting
bending plate
elastic bending
bent plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4040227A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Oikawa
四郎 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP4040227A priority Critical patent/JPH05200002A/ja
Publication of JPH05200002A publication Critical patent/JPH05200002A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 腕の挿入、締付作業が簡単、再現性ある血圧
計用カフ帯の提供。 【構成】 弾性湾曲板と、空気袋と、弾性湾曲板一端の
反転具と、弾性湾曲板他端の締付操作具と、締付操作具
の軸部付近に一端が結着され、他端が反転具を経て操作
具の取付部に結着された非伸縮性柔軟帯シートと、締付
操作具の取付部と弾性湾曲板とを着脱自在に係合するロ
ック手段とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血圧の非侵襲的測定を
行う血圧計用のカフ帯に関する。
【0002】
【従来の技術】非侵襲的血圧計における上腕カフ帯の例
として、カフ帯の長手方向の一端に取り付けられた反転
金具にカフ帯の他端を挿入して折り返し、カフ帯を筒状
にして、そこに腕を挿入してから、折り返した方の端を
引っ張って締め付けるようにしたものがあった。また、
他の例として、弾性部材で形成された弾性湾曲板をカフ
帯内に設け、このカフ帯を腕に仮固定してから、湾曲板
の一端に取り付けられた帯シートで再び締め付けて面状
ファスナーで固定するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ものにあっては、カフ帯を筒状にする操作が煩雑であ
り、また、円筒形状が保持されない材質のため、腕の挿
入が煩雑であった。しかも、面状ファスナー締め付けと
なるため再現性がなかった。後者では締め付け時に回転
し易いし、面状ファスナー締め付けとなるため再現性が
なかった。
【0004】本発明は上記課題を解決し、腕の挿入、締
め付け作業が簡単で、再現性のある血圧計用カフ帯を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の構成は次のとおりとする。即ち、被検部の
周囲に沿う弾性湾曲板と、その内側に取り付けられた空
気袋と、前記弾性湾曲板の円周方向一端に取り付けられ
た反転具と、前記弾性湾曲板の円周方向他端に取り付け
られた軸部とそれに連絡する取付部からなる締付操作具
と、該締付操作具の軸部付近に一端が結着され、他端が
前記反転具を経て前記操作具の取付部に結着された非伸
縮性柔軟帯シートと、前記締付操作具の締付状態におい
て、前記締付操作具の取付部と前記弾性湾曲板とを着脱
自在に係合するロック手段とを含むことである。
【0006】
【作用】弾性湾曲板が開いた状態で非伸縮性柔軟帯シー
トがその開口部を覆って長く伸びた状態にあるとき、こ
の筒状体に腕を挿入する。次に締付操作具を軸部を中心
にほぼ180度回動させる。これにより、弾性湾曲板の
開口が狭くなり、腕は締め付けられる。そして、締付操
作具の取付部が弾性湾曲板の外周面に接してロック手段
が係合する。次に空気袋に空気を入れると、血圧が測定
される。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施態様を図面に示す一実施
例にもとづき説明する。
【0008】図1,2において、被検部の周囲に沿う円
弧状の弾性湾曲板2の内側に空気袋1が取り付けられ、
空気袋1は可撓性チューブ1’を介して図示しない血圧
計本体のコンプレッサに接続される。前記弾性湾曲板2
の円周方向一端には、偏平矩形環からなる反転金具3が
取り付けられている。
【0009】前記弾性湾曲板2の円周方向他端に締付操
作金具4が取り付けられる。該金具4は弾性湾曲板2の
一端幅方向に沿う軸部4aと、その一端から直角方向に
屈曲された腕部4bおよびその先端から前記軸部4aに
平行に屈曲されたシート取付部4cとよりなり、全体と
して金属棒がコ字状に屈曲されてなる。そして、軸部4
aが弾性湾曲板2に回動自在に取り付けられる。また、
取付部4cの中央には摘まみ4dが設けられる。
【0010】該操作金具4の軸部4a付近に非伸縮性柔
軟帯シート5の一端が結着され、他端が前記反転金具3
を経て前記操作金具の取付部4cに結着される。カフ帯
の締付状態において、前記締付操作金具4の取付部4c
と前記弾性湾曲板2と着脱自在に係合するロック手段6
たる面状ファスナーが摘まみ4dと弾性湾曲板2の外周
面に設けられる。
【0011】以上において、使用状態を説明する。弾性
湾曲板2が開いた状態で非伸縮性柔軟帯シート5がその
開口部を覆って長く伸びた状態にあるとき(以下、この
状態を“開放状態”と呼ぶ)、この筒状体に腕を挿入す
る。次に締付操作金具4の摘まみ4dを指で摘まみ、金
具4を軸部4aを中心にほぼ180度回動させる。これ
により、弾性湾曲板2の開口が狭くなり、腕は締め付け
られる(以下、この状態を“締付状態”と呼ぶ)。そし
て、摘まみ4dが弾性湾曲板2の外周面に接してロック
手段6が係合する。次に空気袋1に空気を入れると、血
圧が測定される。
【0012】ここで、腕の太さに応じてカフ帯を適当な
長さとするためには、カフ帯周長調節部が設けられる。
即ち、図3において、弾性湾曲板2の一端に第2非伸縮
性柔軟帯シート7の一端が結着され、その他端が反転金
具3を経て折り返される。該第2シート7の外周面の大
部分には第2ロック手段8たる面ファスナーのループ部
8aが接着され、先端部分には面ファスナーの引掛片部
8bが接着されている。
【0013】使用に際し、最初は開放状態にして、第2
シート7を反転金具3に通して折り返し、腕よりも大き
めの筒状の状態とする。次に、これに腕を挿入し、上腕
部位で締付状態にして、第2シートのファスナー8を外
して、適度の長さに引っ張り、再びファスナー8に係合
させる。
【0014】この状態で空気袋1に空気を入れて測定を
行う。以後は開放操作により上腕から取り外し、測定す
る時は上腕部に通してから締付状態にするだけである。
このように複数回の測定に際して、締付状態は一定とな
る。
【0015】図4,5,6はカフ帯周長調節部の他の実
施例を示す。即ち、弾性湾曲板2の一端と反転金具3と
が調節部10を介して連結される。弾性湾曲板の外周面
にケース11が固定され、その内側に押ボタン12を上
に持ったスライド片13がカフ帯長さ方向に摺動自在に
設けられる。スライド片13の側面から弾性係合片14
が突設される。また、スライド片13の下面にブラケッ
ト15が突設され、それに反転金具3が回動自在に取り
付けられる。スライド片13の下面とケース内面との間
には座ばね16が介在され、スライド片13を上方付勢
している。前記弾性係合片14が係合するのこぎり歯を
持つロック部材17がケース11内に設けられる。ケー
ス11の上壁、下壁には各々スライド窓11a,11b
が設けられ、各々押ボタン12,ブラケット15が貫通
摺動する。
【0016】次に作動状態を説明する。開放状態にて血
圧測定カフ帯を上腕部に通し、締付操作金具4を締付状
態とする。次いで、他方の手指で押ボタン12を押せ
ば、スライド片13,係合片14が下がってロック部材
17の歯から離脱する。次に周長が短くなる方向にスラ
イド片13を摺動させ、適度の締付状態となったとき、
押ボタン12から指を外す。座ばね16の復元力により
スライド片13,係合片14が再び上がり、ロック部材
17と係合する。これにより、カフ帯の周長が調節でき
る。以後は前記と同様に開放状態により上腕から取り外
しができる。
【0017】図7は締付操作金具4の締付状態を自動的
に感知して、血圧計回路を閉成させる一実施例である。
即ち、締付状態において、摘まみ4dの弾性湾曲板2の
外周面との対向部分に第1永久磁石片21、弾性湾曲板
2に逆極性の2個の第2永久磁石片22が接着され、こ
れら第2永久磁石片22がスイッチ端子となった電気回
路が弾性湾曲板2の外周面に沿って設けられる。
【0018】なお、前記締付操作金具4はロ字状やその
他の形状でもよい。また、前記ロック手段6として前記
のほか、永久磁石片や雌雄嵌合スナップ片などが適用さ
れる。
【0019】本発明は前記した実施例や実施態様に限定
されず、特許請求の精神および範囲を逸脱せずに種々の
変形を含む。
【0020】
【発明の効果】本発明の構成により、血圧測定に際し、
血圧測定カフ帯の上腕への挿入・締付作業が簡単で、老
人などでも容易に測定可能となった。しかも、締め付け
時のカフ周長が一定であるから、何回測定しても締付状
態が変わらず、測定に再現性ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の締め付け時の側面図であ
る。
【図2】一実施例の開放時の斜視図である。
【図3】カフ帯周長調節部の一実施例の側面図である。
【図4】カフ帯周長調節部の他の実施例の平面図であ
る。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】本発明の更に他の実施例図である。
【符号の説明】
1…空気袋 2…弾性湾曲板 3…反転金具 4…締付操作金具 4a…軸部 4b…腕部 4c…取付部 4d…摘まみ 5…非伸縮性柔軟帯シート 6…ロック手段 7…第2非伸縮性柔軟帯シート 8…第2ロック手段 10…調節部 11…ケース 12…押ボタン 13…スライド片 14…係合片 15…ブラケット 16…座ばね 17…ロック部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検部の周囲に沿う弾性湾曲板と、その
    内側に取り付けられた空気袋と、前記弾性湾曲板の円周
    方向一端に取り付けられた反転具と、前記弾性湾曲板の
    円周方向他端に取り付けられた軸部とそれに連絡する取
    付部からなる締付操作具と、該締付操作具の軸部付近に
    一端が結着され、他端が前記反転具を経て前記操作具の
    取付部に結着された非伸縮性柔軟帯シートと、前記締付
    操作具の締付状態において、前記締付操作具の取付部と
    前記弾性湾曲板とを着脱自在に係合するロック手段とを
    含むことを特徴とする血圧計用カフ帯。
JP4040227A 1992-01-29 1992-01-29 血圧計用カフ帯 Pending JPH05200002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040227A JPH05200002A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 血圧計用カフ帯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040227A JPH05200002A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 血圧計用カフ帯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05200002A true JPH05200002A (ja) 1993-08-10

Family

ID=12574863

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JP4040227A Pending JPH05200002A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 血圧計用カフ帯

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JP (1) JPH05200002A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009077824A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 圧迫体
CN111954483A (zh) * 2018-02-23 2020-11-17 洗必可公司 用于待经受处理的内窥镜器械的支撑装置

Cited By (2)

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JP2009077824A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 圧迫体
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