JP3072205U - 携帯機器の装着具 - Google Patents

携帯機器の装着具

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JP3072205U
JP3072205U JP2000001938U JP2000001938U JP3072205U JP 3072205 U JP3072205 U JP 3072205U JP 2000001938 U JP2000001938 U JP 2000001938U JP 2000001938 U JP2000001938 U JP 2000001938U JP 3072205 U JP3072205 U JP 3072205U
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portable device
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portable
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JP2000001938U
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光克 長嶋
剛徳 中塚
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Pioneer Corp
Pioneer Design Corp
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Pioneer Corp
Pioneer Design Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯機器を身体の任意の部分に容易にしかも
確実に装着することが出来る携帯機器の装着具を提供す
る。 【解決手段】 柔軟性および伸縮性を有し摩擦係数が大
きいアクトン・ビスコ・エラスティック・ポリマ樹脂に
よって帯状に成形されて、携帯機器を収容するポケット
10Aと、装着具10を輪の状態で係止するフック10
Bおよび係合孔10Cを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、携帯用の各種機器を人の腕などの身体部分に装着するための装着 具に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
近年、身体に装着して持ち歩く携帯用オーディオ機器やウェアラブルコンピュ ータなどの各種携帯機器が普及してきている。
【0003】 従来、このような携帯機器の身体への装着は、携帯機器が固定されたベルトを 腕などの身体部分に巻き付ける等の方法によって行われている。
【0004】 図3は、このような携帯機器を身体に装着するための実開昭51−14761 7号公報に記載された従来の装着具を示している。
【0005】 この図3の装着具1は、携帯機器Cを装着する身体部分の大きさに合った長さ ベルト2に携帯機器取付金具3が固定されていて、ベルト2を腕などの身体部分 に巻き付けて締め付けることにより、携帯機器取付金具3に取り付けられた携帯 機器C’の身体への装着を行うようになっている。
【0006】 しかしながら、この従来の装着具1は、この装着具1によって携帯機器C’を 例えば腕などの装着する場合には、腕時計等のように腕の関節の太さを利用して 滑り落ちないようにするので、関節から離れた身体部分への装着が難しく、また 、このような関節から離れた身体部分に装着しようとすると、ベルト2をきつく 締めなければならないので、その部分の血流を阻害してしまう虞があるといった 問題を有している。
【0007】 また、ベルト2による締め付けでは、携帯機器C’が腕回りに回転してしまっ て所望の装着位置からずれてしまうといった問題を有している。
【0008】 この考案は、上記のような従来の携帯機器の装着具が有している問題点を解決 するために為されたものである。 すなわち、この考案は、携帯機器を身体の任意の部分に容易にしかも確実に装 着することが出来る携帯機器の装着具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の考案による携帯機器の装着具は、上記目的を達成するために、柔軟性お よび伸縮性を有し摩擦係数が大きい樹脂によって成形された帯状部と、この帯状 部に設けられた携帯機器の収容部と、帯状部に設けられてこの帯状部を輪の状態 で係止する係合部とを備えていることを特徴としている。
【0010】 この第1の考案による携帯機器の装着具は、その収容部内に携帯機器を収容し た状態で、帯状部が腕等の身体部分に巻き付けられることによって、携帯機器の 身体への装着を行う。
【0011】 すなわち、装着具は、収容部に携帯機器を収容した帯状部が身体部分の所望の 位置に巻き付けられた後、係合部が係合されて、その巻き付け状態において係止 される。
【0012】 このとき、係合部の係合が、帯状部に僅かに張力が与えられた状態で行われる ことにより、帯状部が、これを形成している樹脂の伸縮性によって身体部分を僅 かに締め付けて、携帯機器を身体部分の任意の位置に位置決めする。
【0013】 上記第1の考案によれば、帯状部が柔軟性および伸縮性を有することによって 身体部分に対して任意の位置に容易に巻き付けられるとともに、摩擦係数が大き い樹脂によって成形されていることによって、帯状部が身体部分に対して張り付 いて滑り止めされるので、皮や布製のベルトのようにきつく締め付ける必要がな く、このために、装着された部分の身体の血流を阻害する虞がなく身体への負担 を軽減することが出来るとともに、携帯機器が身体部分に対して円周方向に回転 して携帯機器の装着位置がずれてしまうのが防止される。
【0014】 第2の考案による携帯機器の装着具は、前記目的を達成するために、第1の考 案の構成に加えて、前記収容部が、帯状部の樹脂層の間に形成されたポケット部 であることを特徴としている。
【0015】 この第2の考案による携帯機器の装着具によれば、携帯機器が帯状部の樹脂層 の間に形成されたポケット部内に収容されることによって装着具に対して取り付 けられるので、携帯機器の取り付けのための他の部品を用意する必要がなくなる ととも、携帯機器の装着具への取り付けが容易になる。
【0016】 第3の考案による携帯機器の装着具は、前記目的を達成するために、第2の考 案の構成に加えて、前記帯状部を形成する樹脂が透明樹脂であることを特徴とし ている。 この第3の考案による携帯機器の装着具によれば、帯状部が透明樹脂によって 成形されることにより、携帯機器を収容するポケットの内部を外側から視認する ことができ、これによって、携帯機器をポケット内から取り出すことなく操作す ることが出来るようになる。
【0017】 第4の考案による携帯機器の装着具は、前記目的を達成するために、第3の考 案の構成に加えて、前記ポケット部内に収容された携帯機器の操作部に対向する 帯状部の表側の樹脂層が、この樹脂層を介して外側から携帯機器の操作部の押圧 が可能な厚さであることを特徴としている。
【0018】 この第4の考案による携帯機器の装着具によれば、携帯機器の操作部に配列さ れたキーボタンなどを、この操作部に対向する帯状部の樹脂層とともに外側から 押圧することによって、携帯機器の操作を行うことが出来る。
【0019】 第5の考案による携帯機器の装着具は、前記目的を達成するために、第1の考 案の構成に加えて、前記収容部に、この収容部に収容される携帯機器に接続され たコードの引き出しができる開口部が形成されていることを特徴としている。
【0020】 この第5の考案による携帯機器の装着具によれば、この装着具によって装着す る携帯機器が例えば携帯用オーディオ機器であるような場合に、この携帯用オー ディオ機器に接続されたヘッドホーンのコード等を収容部に形成された開口部か ら引き出すことによって、この携帯用オーディオ機器等を装着具から取り外すこ となく利用することが出来る。
【0021】 第6の考案による携帯機器の装着具は、前記目的を達成するために、第1の考 案の構成に加えて、前記係合部が、帯状部の一端側に形成されたフックと他端側 に形成された係合孔であることを特徴としている。
【0022】 この第6の考案による携帯機器の装着具によれば、帯状部の一端側に形成され たフックと他端側に形成された係合孔が互いに係合されることによって、装着具 が、身体部分に巻き付けられた状態で係止される。
【0023】 第7の考案による携帯機器の装着具は、前記目的を達成するために、第6の考 案の構成に加えて、前記フックまたは係合孔が、帯状部の長さ方向に複数個配列 されていることを特徴としている。
【0024】 この第7の考案による携帯機器の装着具によれば、装着具を装着する身体部分 の太さに対応して係合させるフックまたは係合孔を任意に選択出来るので、装着 具を身体部分に対して最適な締付力によって装着することが出来るようになる。
【0025】 第8の考案による携帯機器の装着具は、前記目的を達成するために、第1の考 案の構成に加えて、前記帯状部を形成する樹脂が、アクトン・ビスコ・エラステ ィック・ポリマ樹脂であることを特徴としている。
【0026】 この第8の考案による携帯機器の装着具によれば、アクトン・ビスコ・エラス ティック・ポリマ樹脂によって、高い柔軟性と伸縮性を有し摩擦係数が大きい透 明な装着具を成形することが出来る。
【0027】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の最も好適と思われる実施の形態について、図面を参照しなが ら詳細に説明を行う。
【0028】 図1は、この考案の実施形態における携帯機器の装着具の一例を示す斜視図で ある。 この図1において、装着具10は、アクトン・ビスコ・エラスティック・ポリ マ樹脂などの高い柔軟性と伸縮性を有し摩擦係数が大きい透明樹脂によって、幅 広の帯形状に成形されている。
【0029】 この装着具10の長さLは、この装着具10によって携帯機器を装着する身体 部分の外周の長さ、例えば腕回りの長さとほぼ等しくなるように設定されている 。
【0030】 この装着具10の中央部には、上端が開口されて装着具10の幅方向(図1に おいて上下方向)の延びるポケット10Aが形成されている。 このポケット10Aの大きさは、身体に装着する携帯機器Cの外形に合わせて 、上向きの開口部10Aaから携帯機器Cを収容するとともにこの収容した携帯 機器Cを所定位置に位置決め出来る大きさに設定されている。
【0031】 そして、携帯機器Cがポケット10A内に収容された際にこの携帯機器Cの操 作部Caに対向する装着具10の表側部分の樹脂層が、この樹脂層を介して外側 から携帯機器Cの操作部Caに配置されたキーボタン等を押圧して操作すること が出来る厚さに成形されている。
【0032】 装着具10の一方の側縁部(図1においては左側縁部)の中央位置にフック1 0Bが本体部と一体的に形成され、他方の側縁部(図1においては右側縁部)の 中央位置にフック10Bと係合する係合孔10Cが本体部と一体的に形成されて いる。
【0033】 上記装着具10は、図2に示されるように、そのポケット10A内に携帯機器 Cを収容した状態で身体部分(この例では腕)に巻き付けられることによって、 携帯機器Cの身体への装着を行う。
【0034】 すなわち、この装着具10によって携帯機器Cを例えば図示のように腕Aの中 間位置に装着する場合には、ポケット10A内に収容された携帯機器Cの操作部 が外側向きになるようにして装着具10を腕Aに巻き付けた後、フック10Bを 係合孔10Cに係合させることによって、この装着具10の両端部を互いに係止 する。
【0035】 このとき、フック10Bと係合孔10Cの係合が、装着具10に僅かに張力を 与える状態で行われるようにすることにより、装着具10を形成している樹脂の 伸縮性によって装着具10が腕Aを僅かに締め付けて、携帯機器Cを腕Aの任意 の位置に位置決めする。
【0036】 このとき、装着具10が、摩擦係数が大きい樹脂によって成形されていること によって、装着された身体に対して張り付いて滑り止めされるので、皮や布製の ベルトのようにきつく締め付ける必要がなく、このために、装着された部分の身 体の血流を阻害する虞がなく身体への負担を軽減することが出来るとともに、装 着具10が腕Aに対して円周方向に回転して携帯機器Cの位置がずれてしまうの が防止される。
【0037】 ここで、装着具10を腕Aに巻き付けて装着する際に、装着具10が腕Aの太 さに適合するように、フック10Bまたは係合孔10Cを装着具10の長さ方向 に配列されるように複数個形成するようにしてもよい。
【0038】 これによって、装着具10を装着する腕Aの太さに対応して、係合させるフッ クまたは係合孔を任意に選択することにより、装着具10を身体部分に対して最 適な締付力によって装着することが出来るようになる。
【0039】 装着具10の装着後、ポケット10A内に収容された携帯機器Cの操作は、装 着具10が透明な樹脂によって成形されていることから、操作部Caを装着具1 0の外側から視認することができるので、この操作部Caに配列されているキー ボタン等を装着具10の樹脂層を介して外側から押圧することにより行う。
【0040】 なお、図1および2には、携帯機器Cとして携帯オーディオ機器が装着具10 のポケット10A内に収容されている場合が示されており、この場合、携帯オー ディオ機器に接続されたヘッドホーンコードCbは、ポケット10Aの上側に向 けて開口している開口部10Aaから外側に引き出して使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施形態における一例を示す斜視図
である。
【図2】同例における装着具の使用状態を示す状態説明
図である。
【図3】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 …装着具 10A …ポケット(収容部) 10Aa …開口部 10B …フック(係合部) 10C …係合孔(係合部) C …携帯機器 Ca …操作部 Cb …ヘッドホーンコード(コード)

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟性および伸縮性を有し摩擦係数が大
    きい樹脂によって成形された帯状部と、この帯状部に設
    けられた携帯機器の収容部と、帯状部に設けられてこの
    帯状部を輪の状態で係止する係合部とを備えていること
    を特徴とする携帯機器の装着具。
  2. 【請求項2】 前記収容部が、帯状部の樹脂層の間に形
    成されたポケット部である請求項1に記載の携帯機器の
    装着具。
  3. 【請求項3】 前記帯状部を形成する樹脂が透明樹脂で
    ある請求項2に記載の携帯機器の装着具。
  4. 【請求項4】 前記ポケット部内に収容された携帯機器
    の操作部に対向する帯状部の表側の樹脂層が、この樹脂
    層を介して外側から携帯機器の操作部の押圧が可能な厚
    さである請求項3に記載の携帯機器の装着具。
  5. 【請求項5】 前記収容部に、この収容部に収容される
    携帯機器に接続されたコードの引き出しができる開口部
    が形成されている請求項1に記載の携帯機器の装着具。
  6. 【請求項6】 前記係合部が、帯状部の一端側に形成さ
    れたフックと他端側に形成された係合孔である請求項1
    に記載の携帯機器の装着具。
  7. 【請求項7】 前記フックまたは係合孔が、帯状部の長
    さ方向に複数個配列されている請求項6に記載の携帯機
    器の装着具。
  8. 【請求項8】 前記帯状部を形成する樹脂が、アクトン
    ・ビスコ・エラスティック・ポリマ樹脂である請求項1
    に記載の携帯機器の装着具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049468A1 (fr) * 2000-12-19 2002-06-27 Toun Inc. Bande permettant l'installation d'un telephone cellulaire
JP2009536694A (ja) * 2006-05-09 2009-10-15 ナイキ インコーポレーティッド 電子装置を保持および操作するための衣料品

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