JP3000478U - 装着用携帯電話ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯電話の携帯に確実かつ便利で、かつ携帯
電話の収納及び取り出し容易な装着用携帯電話ケースを
提供する。 【構成】 胸回り締め用留具５付き紐体２と肩掛け用留
具６付き紐体３と携帯電話収納ケース４とから構成され
る装着用携帯電話ケース１である。胸回り締め用留具５
付き紐体２の一部と肩掛け用留具６付き紐体３の一端と
は、携帯電話収納ケース４を胸部に保持し携帯電話収納
口７が上方になるように、携帯電話収納ケース４の裏面
に固定されている。肩掛け用留具６付き紐体３の他端
は、胸回り締め用留具５付き紐体２のうち携帯電話収納
ケース４に固定されている部分とは最も遠い部分に摺動
自在に係止されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、装着して胸部に保持するための携帯電話ケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】

携帯電話は人間の活動と共に必要とされる場所で使用されるが、使用しないと きは携帯電話は携帯電話ケースに入れあるいは更に鞄やポケットなどの中に入れ て、保存あるいは携帯し持ち運んでいる。このような場合に使用される携帯電話 ケースとしては、その目的に応じ、種々の形状、構造のものが知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、従来公知の携帯電話ケースは単に携帯電話を入れて保存してお くのに好適な独立したケースであるため、携帯電話ケースを携帯するうちに携帯 電話ケース自体を置き忘れたり紛失してしまう場合も多い。

【０００４】 また、このような携帯電話ケースは一般に鞄やポケットなどの中に入れている ため、必要な場合に携帯電話を使用しようとすると、まず携帯電話ケースを鞄や ポケットなどの中から探して取り出し、次いで携帯電話ケースから携帯電話を取 り出さなければならないという面倒がある。

【０００５】 本考案は、携帯電話の携帯に確実かつ便利で、かつ携帯電話の収納及び取り出 し容易な装着用携帯電話ケースを提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

前記目的を達成するために、本考案の装着用携帯電話ケースは、胸回り締め用 留具付き紐体の一部と肩掛け用留具付き紐体の一端とを、携帯電話収納ケースを 胸部に保持し携帯電話収納口が上方になるように、携帯電話収納ケースの裏面に 固定し、前記肩掛け用留具付き紐体の他端を前記胸回り締め用留具付き紐体のう ち携帯電話収納ケースに固定されている部分とは最も遠い部分に摺動自在に係止 してなることを特徴とする。

【０００７】

【実施例】

以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図１は、本考案の一実施例の装着用携帯電話ケースの斜視図である。図２は、 本考案の一実施例の装着用携帯電話ケースを装着した状態を示す図面である。

【０００８】 図１に示す本考案の装着用携帯電話ケース１は、胸回り締め用留具５付き紐体 ２と肩掛け用留具６付き紐体３と携帯電話収納ケース４とから構成される。

【０００９】 携帯電話収納ケース４の大きさや形状は公知のものをいずれも採用することが できるが、その開口部（携帯電話収納口）７に蓋部８を有するものが好ましい。 蓋部８は、その一端を携帯電話収納ケース４の開口部７の一端に固定し、他端を ホック、マグネット、マジックテープなどの係止具９で開口部７の他端に一時的 にとめて開口部を覆うものが特に好適である。

【００１０】 胸回り締め用留具５付き紐体２は、その一部が携帯電話収納ケース４の裏面に 縫い止め、金具止め、接着剤などによって固定されている。そして、この紐体２ は、その長さを調節しながら胸部に装着して胸回りに締めることができるように 、通常ズボン用バンドなどに用いられる止め金具、ホック、マジックテープなど の留具５を備えている。留具５は、ひとりで操作できるように、携帯電話収納ケ ース４の近くに備えるのが好ましい。

【００１１】 肩掛け用留具６付き紐体３は、その一端が携帯電話収納ケース４の裏面に縫い 止め、接着剤などによって固定されている。留具６は、ひとりで紐体３の長さを 調節できるように、携帯電話収納ケース４の近くに備えるのが好ましい。この紐 体３の他端は、胸回り締め用留具５付き紐体２のうち携帯電話収納ケース４に固 定されている部分とは最も遠い部分に摺動自在に係止されている。具体的には、 この紐体３の他端は、（多少の空間的余裕を持って）胸回り締め用紐体２（の一 部）を互いに垂直になるように輪状に取り巻いて、マジックテープ、止め金具１ ０（例、緊締リング）などにより係止されている。

【００１２】 次に、このような構成の本考案の携帯電話ケース１の装着例について説明する 。 まず、携帯電話収納ケース４が左胸部にくるように留具６により予め肩掛け用 紐体３の長さを調節しておく。次いで、胸回り締め用紐体２を留具５により胸部 に固定する。携帯電話収納ケース４は、携帯電話収納口７が上方になるように左 胸部に保持される（図２参照）。

【００１３】

【考案の作用及び効果】

以上説明した通り、本考案の携帯電話ケースは２種類の紐体により携帯電話収 納ケースを目につき易く収納、取り出し易い胸部に保持するので、携帯電話ケー スを探す煩わしさや、（鞄やポケットから携帯電話ケースを取り出し更にそこか ら）携帯電話を取り出す面倒から解放される。更に、本考案の携帯電話ケースを 装着したままで作業や運動も行える。

【００１４】 また、本考案の携帯電話ケースは携帯電話収納ケースが胸部に保持されるよう に２種類の留具付き紐体により着脱するので、一人で容易に装着することができ るうえ、紐体や携帯電話収納ケースを着色することにより、装飾小物を身につけ るという現代ファッションの流れにも合致し趣味的にも好適である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例の装着用携帯電話ケースの斜
視図である。

【図２】本考案の一実施例の装着用携帯電話ケースを装
着した状態を示す図面である。

【符号の説明】

１ 装着用携帯電話ケース ２ 胸回り締め用紐体 ３ 肩掛け用紐体 ４ 携帯電話収納ケース

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 胸回り締め用留具付き紐体の一部と肩掛
   け用留具付き紐体の一端とを、携帯電話収納ケースを胸
   部に保持し携帯電話収納口が上方になるように、携帯電
   話収納ケースの裏面に固定し、前記肩掛け用留具付き紐
   体の他端を前記胸回り締め用留具付き紐体のうち携帯電
   話収納ケースに固定されている部分とは最も遠い部分に
   摺動自在に係止してなることを特徴とする装着用携帯電
   話ケース。