JP3150901U - 容器収納ホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な操作でもってコンパクトな折り畳み状態とすることができるペットボトル等容器用の収納ホルダーを提供する。【解決手段】上部に開口部4を有するケース体2とケース体2を吊り持ちするベルト3とを備える。ケース体2は、底部22上に設けられる折り曲げ可能な一対の側面部20,21と各側面部20,21の左右の端部同士をそれぞれ接合して開口部4を縮径する接合手段6とを有する。接合手段6は、一方の側面部20に形成された一対の貫通孔8,8と、他方の側面部21の各貫通孔8と対向する位置に設けられた一対のボタン保持部材70,70と、一端側が各保持部材70によって側面部21に固定された一対の帯材72,72と、各帯材72の他端側に取り付けられ各貫通孔8を介して各保持部材70と係脱可能な一対の係合部材71,71とで構成される。ケース体2は、各側面部20,21を折り曲げることにより底部22が開口部4に挿脱可能である。【選択図】図3
Description
本考案は、例えばペットボトルのような飲料水入りの容器を収納するための容器収納ホルダに関し、特に本考案は、容器の未収納時にコンパクトに折り畳むことができる容器収納ホルダに関する。
従来、適温に保たれた飲料水が入ったペットボトルや缶ボトルなどの容器を収納し、かつ、容器に入れられた飲料水の保温・保冷状態を保持するための容器収納ホルダとして、例えば、特許文献1に開示されたものが提供されている。
この容器収納ホルダは、図6および図7に示すように、皿状に形成された一対のカバー部100A,100Bと、一方のカバー部100Bを底部として突設された折り畳み可能な筒状の収納部101と、各カバー部100A,100Bを連結するファスナー102とを備えている。
各カバー部100A,100Bは接続部103を介して接続され、収納部101を折り畳んで一方のカバー部100B内に収容した状態で他方のカバー部100Aを上方から被せ、各カバー部100A,100Bをファスナー102により連結することで容器収納ホルダが折り畳み状態となる(図7参照)。これにより、容器収納ホルダの持ち運びが容易になる。一方、各カバー部100A,100Bの連結を解除し、収納部101を延ばして伸長状態とすることで、ペットボトルなどの容器を収納可能な状態となる(図6参照)。
しかしながら、上記した特許文献1に開示された容器収納ホルダでは、折り畳み状態にすべく、収納部101を平らになるよう折り畳んで一方のカバー部100B内に収容させた上、各カバー部100A,100Bをファスナー102で閉塞させる必要があるため、収納部101が厚手の生地などで形成されている場合には、折り畳みに手間や時間を要し、その操作が面倒である。一方、収納部101を非常に薄い生地などで形成すれば、容器の保温や保冷を十分に達成することができないおそれがある。
本考案は、上記した問題に着目してなされたもので、簡単な操作でもってコンパクトに折り畳むことができる容器収納ホルダを提供することを目的とする。
本考案による容器収納ホルダは、上部に容器の出し入れが可能な開口部を有する有底筒状のケース体を備えたものである。前記ケース体は、可撓性を有する柔軟な素材で形成され、底部上に設けられる折り曲げ可能な一対の側面部と、各側面部の左右の端部同士をそれぞれ接合して前記開口部を縮径する接合手段とを有する。前記接合手段は、一方の前記側面部の上部左右の隅位置に形成された一対の貫通孔と、他方の前記側面部の前記貫通孔と対向する位置に設けられた一対の保持部材と、一端側が前記保持部材により他方の前記側面部に固定された一対の帯材と、前記帯材の他端側に取り付けられ前記貫通孔を介して前記保持部材と係脱可能な一対の係合部材とで構成されている。前記ケース体は、各側面部を折り曲げることにより前記底部を前記開口部に挿脱可能である。
本考案の上記した構成において、「容器」としては、ペットボトル、缶ボトル、びんボトルなどの各種の容器を含む。
上記した構成の容器収納ホルダでは、ケース体が各側面部を折り曲げてその底部をケース体上部の開口部に挿し込むことにより、折り畳まれた状態となる。従って、簡単な操作で容器収納ホルダをコンパクトで持ち運びの容易な状態にすることが可能である。
一方、容器を容器収納ホルダに収納する場合には、ケース体の底部を開口部から抜き出して、ケース体を伸長させた状態にする。そして、ケース体上部の開口部からケース体内に容器を挿入し、各係合部材をそれぞれ貫通孔を介して各ボタン保持部材に係合させる。これにより、各側面部の左右の端部同士が接合されて、ケース体上部の開口部が縮径するため、容器は、ケース体からの抜け落ちが防止された状態で、ケース体内に収納される。
なお、前記ケース体の容器と接触する内面に断熱材を設けておけば、容器に入れられた飲料水を効果的に保温・保冷することも可能である。
また、前記ケース体に、前記ケース体を吊り持ちするための吊持手段を設けておけば、容器収納ホルダを使用者の手やカバンに吊り下げることができ、容器収納ホルダを手軽に持ち運びすることが可能になる。吊持手段は、例えば、バンドや紐、ベルトなど帯状のもので構成される。
本考案の好ましい実施態様においては、各側面部の上端縁には、前記の各保持部材または各貫通孔の間に円弧状に切り欠かれた切欠部が形成されている。
この実施態様によれば、容器をケース体内に収納した状態で、使用者が容器に入れられた飲料水を飲もうとする際、ケース体の各側面部の上端縁が使用者の口に触れないので、容器の口部が使用者の口の位置にスムーズに位置して、飲料水が飲みやすくなる。
本考案の容器収納ホルダによれば、簡単な操作でもってコンパクトな折り畳み状態とすることができる。
以下、本考案の実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1〜図3は、本考案の一実施例である容器収納ホルダ1の外観構成を示している。この実施例の容器収納ホルダ1は、ペットボトルなどの容器9(図4に示す)を収納して、容器9を手軽に持ち運べるようにするためのものであり、上面が開口した有底筒状のケース体2と、このケース体2を吊持するための帯状のベルト3とで構成されている。
前記ケース体2は、可撓性を有する柔軟な素材を筒状に縫製することにより形成され、対向する一対の側面部20,21と、各側面部20,21の下端に位置する底部22と、各側面部20,21の左右の端部同士をそれぞれ接合可能な接合手段6とを有している。ケース体2の素材としては、本実施例では、リネンなどの布地23の一方の面にアルミニウムフィルムなどの断熱性を有する断熱性素材24を合わせた2層構造のものが用いられており、外部に面するケース体2の外面に布地23が、容器9と接触するケース体2の内面に断熱性素材24が、それぞれ位置している。これにより、容器9に入れられた飲料水などの内容物は、その保温・保冷状態が保持される。なお、必ずしも、素材に断熱性素材24の層を設ける必要はない。
このケース体2の上面の開口部4は、容器収納ホルダ1に対して容器9の出し入れが可能な出入口となっている。ケース体2の底部22と両側面部20,21とで囲まれた空間が容器9の収納部5であり、収納部5は、容器9のほぼ全体を覆うことができるような(例えば、500mlのペットボトルの規格に対応する)長さや幅に設定されている。本実施例では、図4に示すように、容器9は、その口部90の直下(肩部91の辺り)まで収納部5内に収納されるようになっている。
図1〜図3に戻って、各側面部20,21は、下部から上部に向けて、その幅方向に沿い、裾広がりの形状を有しており、その適所において自在に折り曲げることが可能である。各側面部20,21の上端縁には、その中央部であって、後述する各ボタン保持部材70,70または各貫通孔8,8の間に、円弧状に切り欠かれた切欠部25,25がそれぞれ形成されている。この切欠部25,25は、容器9を容器収納ホルダ1に収納した状態で、使用者が容器9に入れられた飲料水を飲もうとする際、ケース体2の各側面部20,21の上端縁が使用者の口に触れないようにしたものである。これにより、容器9の口部90が使用者の口の位置にスムーズに位置するため、飲料水が飲みやすくなる。
一方の側面部20の上部左右の隅位置には、左右一対のボタン留め機構7,7が、他方の側面部21の上部左右の隅位置には、左右一対の貫通孔8,8が、それぞれ設けられている。この各ボタン留め機構7,7および各貫通孔8,8は、前記接合手段6を構成するものである。
底部22は、折り目Aに沿ってケース体2の内側へ向けて屈曲可能となっている。底部22を屈曲した状態とすることにより、ケース体2は筒状の状態から両側面部20,21が重なる扁平な状態となる。底部22の幅dは、開口部4の内径Dよりも狭くなっており、底部22は、屈曲した状態において、ケース体2上面の開口部4に挿脱することが可能となっている。
前記接合手段6は、向かい合う各側面部20,21の左右の端部同士をそれぞれ接合して、開口部4を縮径するものであり、一対のボタン留め機構7,7と一対の貫通孔8,8とで構成される。各ボタン留め機構7,7はそれぞれ、一方の側面部20の内面側に取り付けられたボタン保持部材70(保持部材を構成)と、一端側がボタン保持部材70によって一方の側面部20に固定された帯材72と、帯材72の他端側に取り付けられたボタン71(係合部材を構成)とで構成されている。各ボタン71は、各ボタン保持部材70とそれぞれ係脱可能である。各貫通孔8,8は、他方の側面部21の各ボタン保持部材70,70と対向する位置にそれぞれ形成されている。
図4に示すように、容器9をケース体2の収納部5に収納した状態で、各側面部20,21の左右の端部同士をそれぞれ重ね、各ボタン71,71を貫通孔8,8を通してボタン保持部材70,70にそれぞれ嵌め込むことにより、各側面部20,21の左右の端部同士が接合される。これにより、ケース体2上面の開口部4の開口縁部が塞がれて開口部4が縮径し、容器9の口部90の付け根(容器9の片部91)辺りが各側面部20,21により覆われるので、容器9がケース体2内から抜け落ちるのが防止される。
なお、本実施例では、接合手段6としてボタン留めを採用しているが、これに限らず、マジックテープ(登録商標)やフックの他、紐などを用いて各側面部20,21の左右の端部同士を接合して、ケース体2からの容器9の抜け落ちを防止するようにしてもよい。
前記ベルト3は、ケース体2を吊り持ちするための吊持手段を構成するものである。ベルト3を使用者の手やカバンに掛けることでケース体2を持ち易くするためだけではなく、任意の場所にベルト3を引っ掛けることで、ケース体2を吊り下げ可能としている。このベルト3は、両端部を各帯材72,72にそれぞれ連結具30,31を介して連結することにより、ケース体2に取り付けられている。なお、ベルト3の一方の端部には、フック32が設けられており、連結具30に対して着脱可能となっている。
上記した構成の容器収納ホルダ1にペットボトルなどの容器9を収納するには、図1および図3に示すように、伸長状態にあるケース体2上面の開口部4からケース体2内に容器9を挿入する。そして、各ボタン71,71をそれぞれ貫通孔8,8を通してボタン保持部材70,70に嵌め込むことにより、ケース体2の各側面部20,21の左右の端部同士が接合される結果、図4に示すように、容器9は抜け落ちが防止された状態でケース体2内に収納される。
容器収納ホルダ1に容器9を収納しない場合には、底部22をケース体2の内側に向けて屈曲させてケース体2を扁平な状態とする。そして、各側面部20,21を2箇所の位置でコ字状に折り曲げて底部22を開口部4内に挿し込むことにより、容器収納ホルダ1は、図5に示すように、コンパクトに折り畳まれた状態となるので、その持ち運びが容易となる。このように、本考案の容器収納ホルダ1は、容器9の未収納時には、簡単な操作でコンパクトに折り畳むことが可能である。
なお、本実施例の容器収納ホルダ1では、折り畳む際には、ケース体2の底部22を、各側面部20,21を2箇所の位置で折り曲げることによって、開口部4内に挿し込んでいるが、これに限らず、各側面部20,21を3箇所以上の位置で折り曲げることで、底部22を開口部4内に挿し込み、これにより、容器収納ホルダ1が折り畳まれるように構成してもよい。
1 容器収納ホルダ
2 ケース体
4 開口部
6 接合手段
8 貫通孔
9 容器
20 側面部
21 側面部
22 底部
25 切欠部
71 ボタン保持部材
72 帯材
73 ボタン
2 ケース体
4 開口部
6 接合手段
8 貫通孔
9 容器
20 側面部
21 側面部
22 底部
25 切欠部
71 ボタン保持部材
72 帯材
73 ボタン
Claims (2)
- 上部に容器の出し入れが可能な開口部を有する有底筒状のケース体を備える容器収納ホルダであって、
前記ケース体は、可撓性を有する柔軟な素材で形成され、底部上に設けられる折り曲げ可能な一対の側面部と、各側面部の左右の端部同士をそれぞれ接合して前記開口部を縮径する接合手段とを有し、
前記接合手段は、一方の前記側面部の上部左右の隅位置に形成された一対の貫通孔と、他方の前記側面部の前記貫通孔と対向する位置に設けられた一対の保持部材と、一端側が前記保持部材により他方の前記側面部に固定された一対の帯材と、前記帯材の他端側に取り付けられ前記貫通孔を介して前記保持部材と係脱可能な一対の係合部材とで構成され、
前記ケース体は、各側面部を折り曲げることにより前記底部を前記開口部に挿脱可能である容器収納ホルダ。 - 各側面部の上端縁には、前記の各保持部材または各貫通孔の間に円弧状に切り欠かれた切欠部が形成されている請求項1に記載の容器収納ホルダ。
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