JP3150877U - ヒートパイプ式放熱器 - Google Patents

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陽介 渡辺
陽介 渡辺
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Abstract

【課題】熱特性を向上させ、かつ、ヒートパイプの破損を防止したヒートパイプ式放熱器を提供することを課題とする。【解決手段】第1実施形態に係るヒートパイプ式放熱器1は、矩形状の放熱板2と、放熱板2上に立設した複数の放熱フィン4と、放熱板2の一側面たる下面部2sに複数凹設した固定溝3と、固定溝3の形状に合致する形状で形成され、固定溝3内に固定されたヒートパイプ5と、固定溝3の開口部3aの形状と合致するように形成され、ヒートパイプ5を覆うように開口部3aに固定される金属薄板部材である蓋体6と、ヒートパイプ5の周囲に充填される充填材7と、を有し、蓋体6は、開口部3aに固定された状態で、その表面が、放熱板2の下面部2sと略面一となることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本考案は、トランジスタやLSI、マイクロプロセッサ等の、使用により発熱する半導体素子の冷却に用いられる放熱器に関し、特に、ヒートパイプを利用した放熱器に関する。
半導体素子を放熱する放熱器には、種々の形態があるが、従来、ヒートパイプを利用した放熱器が知られている。ここで、図5は、(a)は、従来のヒートパイプ式放熱器を下方から見上げた様子を示す全体斜視図、(b)は、(a)のC−C線断面図である。なお、以下の説明において上下前後左右は、図面中に記載した方向と同じであるものとする。
図5(a)および(b)に示すように、従来のヒートパイプ式放熱器100は、矩形状の放熱板102と、前面部102aから放熱板102の内部をくり抜き複数形成された長孔状の固定孔103と、放熱板102の上面部102uに立設された平板状の複数の放熱フィン104と、複数の固定孔103に合致する形状で複数形成された、両端部が封鎖された細管状のヒートパイプ105と、を有して構成される。
固定孔103は、放熱板102の前後方向に沿って、平面視で直線状に形成されており、放熱板102の左辺側と右辺側にそれぞれ二本ずつ配置されている。
固定孔103には、固定孔103の形状に合致するように形成された固定孔103の径よりやや小径のヒートパイプ105が、放熱板102の前面部102a側から固定孔103内にそれぞれ挿入されている。
さらに、ヒートパイプ105と放熱板102との密着度を向上し、接触熱抵抗を低減するため、固定孔103とヒートパイプ105の隙間に、接着剤やはんだなどの充填材107が充填されている。この充填材107が常温または加熱下で硬化または接合することにより、ヒートパイプ105が放熱板102に固定されるようになっている。
図5(b)に示すように、ヒートパイプ式放熱器100は、電子基板(図示せず)に固定されたときに、放熱板102の下面部102sの左辺側と電子基板(図示せず)の間、右辺側と電子基板(図示せず)の間に、破線で示す平板状の熱源Hがそれぞれ配置されるようになっている。熱源Hと下面部102sとは、接着剤などにより相互に接着している。
このようなヒートパイプ式放熱器100によれば、熱源Hで発生した熱を、ヒートパイプ105から放熱板102の全体に広げて複数の放熱フィン104へ移動させ、複数の放熱フィン104から空気中に放熱させることができるようになっている。
また、他の従来のヒートパイプ式放熱器について図6を参照しながら説明する。図6(a)は、従来の他のヒートパイプ式放熱器を下方から見上げた様子を示す全体斜視図、(b)は、(a)のD−D線断面図である。
図6(a)および(b)に示すように、ヒートパイプ式放熱器110は、矩形状の放熱板112と、放熱板112の下面部112sに複数凹設された固定溝113と、放熱板112上に立設した複数の放熱フィン114と、固定溝113の形状と合致するように平面視で直線状に形成され、固定溝113内に固定されたヒートパイプ115と、ヒートパイプ115の周囲に充填された充填材117と、を備えて構成される。
固定溝113は、放熱板112の長手方向に沿って、平面視で直線状に形成されており、放熱板112の左辺側と右辺側にそれぞれ二本ずつ配置されている。
充填材117は、例えば接着剤やはんだなどであり、この充填材107が常温または加熱下で硬化または接合することにより、ヒートパイプ115の上面が一部露出した状態で、放熱板112に固定されるようになっている。そして、ヒートパイプ115の表面を含む下面部112sの表面全体を切削することにより、下面部112sの全体が平坦に均されている。
図6(b)に示すように、このようなヒートパイプ式放熱器110は、電子基板(図示せず)に固定されたときに、放熱板112の下面部112sの左辺側と電子基板(図示せず)の間、右辺側と電子基板(図示せず)の間には、破線で示す平板状の熱源Hがそれぞれ配置されるようになっている。
また、特許文献1には、他の従来のヒートパイプ式放熱器の一例が記載されている。
実用新案登録第3138847号公報
ところで、ヒートパイプ式放熱器の熱特性を向上させるためには、熱源との密着度を向上させることが必要である。このため、ヒートパイプ式放熱器において、熱源と接する側の放熱板の表面が平坦となっていることが好ましい。
しかしながら、前記した従来のヒートパイプ式放熱器100では、固定孔103の内部にヒートパイプ105を挿入した状態で、固定孔103の前端部分から充填材107を充填するため、固定孔103とヒートパイプ105との間に形成された隙間の全てに十分に充填材107が行き渡らなかったり、不均一に充填されてしまったりする場合があった。このため、温度ムラが生じやすく、熱特性にロスが生じやすかった。
また、前記した従来の他のヒートパイプ式放熱器110では、充填材117を硬化させると、充填材117に形成された空気により表面に気泡が生じやすかった。これにより、充填材117の表面に起伏ができることにより、下面部112sとの間に段差が生じてしまい、熱源Hを装着した際に、熱源Hと下面部112sとの間に隙間が形成されてしまうことにより、熱特性にロスが生じる場合があった。特許文献1に記載のヒートパイプ式放熱器においても同様であった。
さらに、前記した従来の他のヒートパイプ式放熱器110では、固定溝113にヒートパイプ115を挿入した状態で充填材117を充填するため、ヒートパイプ115が固定溝113内で動いて傾斜してしまう場合があり、この状態で充填材117を硬化させると、ヒートパイプ115の表面と下面部112sとに段差が生じてしまう場合があった。また、前記したように、充填材117から気泡が生じることにより、充填材117と下面部112sとの間に段差が生じてしまう場合があった。
このような段差を解消するために、充填材117を硬化させた後に、ヒートパイプ115の表面を含む下面部112sの表面全体を切削することにより、下面部112sの表面全体を平坦に均す処理を行うことも考えられるが、ヒートパイプ115の表面を切削することにより、ヒートパイプ115が破損してしまう場合があった。特許文献1に記載のヒートパイプ式放熱器においても同様であった。
本考案は、前記課題に鑑みてなされたものであり、熱特性を向上し、かつ、放熱板の表面全体を切削した場合であっても、ヒートパイプの破損を防止することができるヒートパイプ式放熱器を提供することを目的とする。
前記課題を解決した本考案のヒートパイプ式放熱器は、複数の放熱フィンを立設した放熱板の一側面に凹設した固定溝内にヒートパイプを配置し、前記ヒートパイプの周囲に充填材を充填したヒートパイプ式の放熱器であって、前記固定溝の開口部に固定され、前記放熱板の前記一側面と面一となる蓋体を有することを特徴とする。なお、前記一側面が、前記放熱板の前記複数の放熱フィンを立設した面とであっても良いし、前記一側面が、前記放熱板の前記複数の放熱フィンを立設した面と反対側の面であっても良い。
本考案によれば、放熱板の一側面に凹設された固定溝とヒートパイプの周囲には充填材が充填されているため、固定溝とヒートパイプとの密着度を向上させることができ、熱特性を向上することができる。また、固定溝の開口部に固定された状態で、放熱板の一側面と面一となる蓋体を設けたことにより、蓋体の表面と放熱板の一側面とに段差が生じることを防止することができ、熱源との密着度を向上させることができる。このため、熱特性を向上することができる。
また、蓋体を、ヒートパイプを覆うように固定溝の開口部に固定したため、放熱板の表面を平坦に均す処理の過程で、ヒートパイプの表面を直接切削するのではなく、その表面を覆う蓋体を切削することとなるので、この処理によりヒートパイプが破損することを防止することができる。
また、前記した本考案のヒートパイプ式放熱器において、蓋体は、その深さ方向に貫通する貫通孔を有すると好ましい。これによれば、蓋体が、その深さ方向に貫通する貫通孔を有するため、この貫通孔から固定溝内に充填された余分な充填材と固定溝内の空気とを良好に取り除くことができる。このため、固定溝からヒートパイプへの熱伝導効率を向上させることができ、ひいては、ヒートパイプ式放熱器の熱特性を向上することができる。
またさらに、前記した本考案のヒートパイプ式放熱器において、充填材は、実質的に気泡を含まないことが好ましい。
これによれば、充填材が実質的に気泡を含まないため、固定溝からヒートパイプへの熱伝導効率を向上させることができ、ひいては、ヒートパイプ式放熱器の熱特性を向上することができる。
本考案のヒートパイプ式放熱器によれば、熱特性を向上することができ、かつ、ヒートパイプの破損を防止することができる。
(a)は、本考案の第1実施形態に係るヒートパイプ式放熱器を下方から見上げた様子を示す全体斜視図、(b)は、(a)のA−A線断面図であり、(c)は、(a)の蓋体の拡大図である。 本考案の第1実施形態に係るヒートパイプ式放熱器における複数のヒートパイプおよび複数の蓋体を、充填材を介して放熱板に固定する様子を説明する図である。 (a)は、本考案の第2実施形態に係るヒートパイプ式放熱器を上方から見下ろした様子を示す分解斜視図、(b)は、(a)のB−B線断面図である。 本考案の変形例に係るヒートパイプ式放熱器の側断面図である。 (a)は、従来のヒートパイプ式放熱器を下方から見上げた様子を示す全体斜視図、(b)は、(a)のC−C線断面図である。 (a)は、従来の他のヒートパイプ式放熱器を上方から見下ろした様子を示す全体斜視図、(b)は、(a)のD−D線断面図である。
次に、本考案に係るヒートパイプ式放熱器を実施するための形態について図1を参照して説明する。なお、以下の説明において、上下前後左右は、図面中に記載した方向と同じとする。
図1(a)に示すように、第1実施形態に係るヒートパイプ式放熱器1は、放熱板2と、放熱板2上に立設した放熱フィン4と、放熱板2の一側面たる下面部2sに所定間隔で相互に平行に複数凹設した固定溝3と、この固定溝3にそれぞれ固定されるヒートパイプ5と、ヒートパイプ5をそれぞれ覆う蓋体6と、ヒートパイプ5の周囲に充填される充填材7と、を有して構成される。
放熱板2は、複数の放熱フィン4を固定する基台となるとともに、熱源Hで発生した熱を、複数の放熱フィン4に伝えるためのものであり、矩形状に形成されている。
放熱板2は、例えば、銅、銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金などの熱伝導性に優れた素材により形成されている。また、放熱板2は、接着剤やねじ止めなどにより下面部2sを下側にして、高さ方向に所定間隔を空けて電子基板(図示せず)に固定されている。下面部2sと電子基板(図示せず)の間には、熱源Hが配置される。第1実施形態では、ヒートパイプ式放熱器1が電子基板(図示せず)に固定されたときに、放熱板2の下面部2sの左辺側と右辺側に、破線で示すCPU等の熱源Hがそれぞれ配置されるようになっている。なお、熱源Hの配置は、適宜変更することができる。
固定溝3は、ヒートパイプ5を固定するためのものであり、第1実施形態では、放熱板2の長手方向に沿って、下面部2sの表面から上面部2u側に向かって断面視で略U字状に複数凹設されている。固定溝3は、第1実施形態では、平面視で直線状に形成されており、放熱板2の下面部2sの左辺側と右辺側にそれぞれ二本ずつ形成されている。
なお、固定溝3は、ヒートパイプ5を固定したときに、それぞれのヒートパイプ5の少なくとも一箇所が熱源Hの配置される位置に配置されるように形成されていれば良く、設置方向、設置本数や形状は、特に限定されない。例えば、固定溝3を、放熱板2の長手方向に直交する方向に形成しても良いし、下面部2sに等間隔で3本設けても良い。
ここで、固定溝3の深さ寸法は、ヒートパイプ5の径の寸法よりもやや大きくなっている。このようにすると、固定溝3とヒートパイプ5との隙間に後記する充填材7を充填しても、ヒートパイプ5の一部が放熱板2の下面部2sから突出しないようにすることができる。このような固定溝3は、例えば、切削加工などにより形成することができる。
複数の放熱フィン4は、熱源Hで発生した熱を空気中に放熱するためのものであり、第1実施形態では、平板部材であり、放熱板2の長手方向に沿って、上面部2uに所定間隔で複数立設されている。複数の放熱フィン4は、例えば、接着剤やはんだ付けなどにより、その下端側が上面部2uに固定されている。このような複数の放熱フィン4は、例えば、銅、銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金などの熱伝導性に優れた素材により形成されている。複数の放熱フィン4の長さは、放熱板2の長さと略同じとなっている。
図1(b)に示すように、ヒートパイプ5は、充填材7を介して固定溝3に固定されて熱源Hで発生した熱を放熱板2に伝えるためのものであり、固定溝3の形状に合致するように形成された細管状の部材である。ヒートパイプ5は、両端部が封鎖されており、中空状の内部には、作動液が真空封入されている。
また、ヒートパイプ5は、例えば、銅、銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金などの熱伝導性に優れた素材により形成される。ヒートパイプ5としては、ウィック式やサーモサイホン式のものを好適に用いることができる。
蓋体6は、ヒートパイプ5を覆うためのものであり、開口部3aに固定される金属薄板部材である。蓋体6は、固定溝3の開口部3aの形状に合致するように形成されており、第1実施形態では、後記する充填材7を介して開口部3aに固定されている。
蓋体6は、第1実施形態では、図1(c)に示すように、その深さ方向に貫通する貫通孔6aが、蓋体6の一端部分と中央部分と他端部分にそれぞれ一つずつ形成されている。なお、貫通孔6aは、形成しなくても良いが、形成することによって、後記する手法により固定溝3内に充填材7を充填したときに、この貫通孔6aから固定溝3内の余分な充填材7と空気とを取り除きやすくなる。貫通孔6aの数や位置は、適宜変更することができるが、例えば図1(c)に示すように蓋体6の一端部分と中央部分と他端部分に均等に設けておくと、固定溝3内の余分な充填材7と空気とを均等に固定溝3外に排出することができるので、蓋体6を略水平にすることができ、より好ましい。
また、貫通孔6aの形状は、横断面が円状のものに限らず、矩形状や楕円状となっていても良く、特に限定されない。
また、蓋体6は、図1(a)および(b)に示すように、開口部3aに固定された状態で放熱板2の下面部2sと面一になっている。蓋体6は、例えば、銅、銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金などの熱伝導性に優れた素材により形成される。
充填材7は、固定溝3内のヒートパイプ5の周囲に隙間無く充填されることによりヒートパイプ5と固定溝3との密着度を向上し、接触熱抵抗を低減するためのものであり、実質的に気泡を含まないものである。また、充填材7は、蓋体6を固定溝3の開口部3aに固定するのに用いることもできる。充填材7が実質的に気泡を含まないとは、充填材7に形成された気泡を取り除いた状態をいう。充填材7が実質的に気泡を含まない状態とする方法については、後記する。
充填材7としては、例えば、熱伝導性のグリースや、熱伝導性の接着剤、はんだなどが該当する。充填材7は、一種類に限られるものではなく、二種類以上を組み合わせて用いても良い。なお、充填材7は、熱硬化性であっても良いし、常温で硬化するものであっても良いし、また、硬化しないものであっても良い。
このように構成されたヒートパイプ5を、固定溝3に固定し、また、蓋体6を、開口部3a(図1(b)参照)に固定する様子について図2(a)〜(e)を参照して説明する。
図2(a)、(b)に示すように、固定溝3の上方から、ヒートパイプ5を固定溝3内に配置する。この状態で、図2(c)に示すように、充填材7を、ヒートパイプ5の周囲に充填する。そして、図2(d)に示すように、蓋体6を固定溝3の上方から開口部3a(図1(b)参照)に配置すると共に、蓋体6に上方から圧力を加えることにより、充填材7に形成された空気を取り除き、実質的に気泡を含まない状態とする。このとき、蓋体6に設けられた貫通孔6a(図1(c)参照)から、固定溝3内の余分な充填材7と空気とを固定溝3外に均等に排出することができる。貫通孔6aから固定溝3外に排出された余分な充填材7は、すぐにふき取っても良いし、後記する下面部2sの全体を平坦に均す処理によって除去しても良い。
ここで、例えば充填材7として接着剤を用いる場合には、この状態で、常温または加熱下で硬化させる。また例えば、充填材7としてはんだを用いる場合には、この状態で加熱し、固定溝3とヒートパイプ5とを接合し、または、蓋体6と固定溝3の開口部3aとを接合する。
さらに例えば、充填材7としてグリースを用いる場合には、例えば次のようにして、蓋体6を放熱板2に固定することができる。例えば、まず、充填材7として接着剤もしくははんだを用いて、ヒートパイプ5の一部を固定溝3に固定し、さらに、充填材7としてグリースを用いて、固定溝3とヒートパイプ5との隙間に充填し、そして、蓋体6に上方から圧力を加えることにより、充填材7(この場合は、グリース)に形成された空気を取り除き、実質的に気泡を含まない状態とする。なお、蓋体6に貫通孔6aを設ける場合には、貫通孔6aから固定溝3内の余分な充填材7(この場合は、グリース)と空気とを取り除くことができる。
さらに、図2(e)に示すように、蓋体6の表面を含む下面部2sの全体を切削することにより、下面部2sの全体を平坦に均す処理を行う。
以上のようにして、ヒートパイプ5を固定溝3に固定し、蓋体6を開口部3aに固定することができる。
なお、蓋体6を開口部3aに固定したときに放熱板2の下面部2sと面一となるように、蓋体6の寸法を予め設計しておくか、もしくは、固定溝3の深さ寸法を、ヒートパイプ5の径の寸法と蓋体6の厚み寸法とを合わせた寸法と略同等となるように設定しておくと、蓋体6の表面を含む下面部2sの全体を平坦に均す処理を行わなくて良くなるため、より好適である。
このように構成されたヒートパイプ式放熱器1は、次のように作用する。すなわち、熱源Hから発生した熱を、この熱源Hの近傍に配置されたヒートパイプ5の少なくとも一箇所から、それぞれの端部まで伝えることにより、熱を放熱板2の全体に伝える。そして、放熱板2の全体に伝えられた熱を、放熱板2から複数の放熱フィン4に伝え、複数の放熱フィン4から空気中に放熱する。
第1実施形態に係るヒートパイプ式放熱器1によれば、実質的に気泡を含まない充填材7をヒートパイプ5の周囲に充填したため、充填材7に形成された気泡による熱特性のロスの発生を防止することができる。このため、接触熱抵抗を効果的に低減することができ、熱特性を向上することができる。また、固定溝3は、下面部2sに開口部3aを有するため、充填材7を供給する際、作業者が目視で全体へ充填されているかを確認できるので、充填材7が不均一に充填されることによる温度ムラの発生を防止することができる。このため、熱特性を向上することができる。
また、ヒートパイプ5を覆う蓋体6を有するため、下面部2sを平坦に均す処理の過程で、ヒートパイプ5の表面を切削する必要が無くなるので、ヒートパイプ5が破損することを防止することができる。
また、蓋体6の表面は、放熱板2の下面部2sと面一となっているため、熱源Hとの密着度を向上させることができ、熱源Hで発生した熱を、ヒートパイプ5を通じて放熱板2の全体に広げ、放熱板2から複数の放熱フィン4に伝えやすくすることができる。
また、蓋体6を開口部3aに固定したときに下面部2sと面一となるように、予め蓋体6の寸法を設計しておくか、もしくは、固定溝3の深さ寸法を、ヒートパイプ5の径の寸法と蓋体6の厚み寸法とを合わせた寸法と略同等となるように設定しておくと、蓋体6の表面を含む放熱板2の下面部2sの全体を平坦に均す処理を行う必要がないため、製造工程が簡素化され、ヒートパイプ式放熱器1が安価となる。
また、蓋体6に貫通孔6aを設けた場合には、貫通孔6aから固定溝3内の余分な充填材7を固定溝3外に排出することができるので、固定溝3内に充填材7を余分に充填しておくことができる。このため、固定溝3とヒートパイプ5との間に形成された隙間の全てに、より確実に充填材7を行き渡らせることができる。
またさらに、前記した従来のヒートパイプ式放熱器100では、ヒートパイプ105の表面が開放されているため、使用時に高温化により内圧が上昇することによって、ヒートパイプ105が膨張して開放側へ変形したり、膨張が限界に達すると破裂したりしてしまうおそれがあったが、第1実施形態に係るヒートパイプ式放熱器1によれば、蓋体6を、ヒートパイプ5を覆うように固定溝3の開口部3aに固定することで、固定溝3の開口部3aを密封することができるので、使用時に高温化によりヒートパイプの内圧が上昇した場合にも、膨張して開放側へ変形したり、破裂したりするのを防止することができる。このようにして、ヒートパイプの耐圧性を向上させることができる。
次に本考案の第2実施形態に係るヒートパイプ式放熱器について図3を参照しながら説明する。第2実施形態に係るヒートパイプ式放熱器は、第1実施形態に係るヒートパイプ式放熱器における複数の固定溝の設置位置を変更したものであるので、その他の重複する構成については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図3(a)、(b)に示すように、第2実施形態に係るヒートパイプ式放熱器1Bは、上面部2Buに所定間隔で相互に平行に複数凹設した固定溝3Bを有する矩形状の放熱板2Bと、放熱板2Bの上面部2Bu上に立設した複数の放熱フィン4と、充填材7を介して固定溝3Bにそれぞれ固定されたヒートパイプ5と、ヒートパイプ5上にそれぞれ配置された蓋体6と、を有して構成される。
ヒートパイプ式放熱器1Bは、固定溝3Bを、放熱板2Bにおける複数の放熱フィン4が立設される面と同じ面、すなわち上面部2Buに形成したことを特徴とする。ここで、ヒートパイプ5および蓋体6は、第1実施形態と同様の手法により、固定溝3Bおよび開口部3Baにそれぞれ固定される。複数の放熱フィン4は、ヒートパイプ5および蓋体6が固定溝3Bおよび開口部3Baにそれぞれ固定された後で、接着剤やはんだ付けなどにより上面部2Buに固定される。
このようなヒートパイプ式放熱器1Bによれば、第1実施形態に係るヒートパイプ式放熱器1の作用に加え、固定溝3Bを放熱板2Bの上面部2Buに形成したため、放熱板2Bの下面部2Bsを平坦とすることができ、熱源Hとの密着度をより高めることができる。このため、下面部2Bs側に配置された熱源Hで発生した熱を、ヒートパイプ5を通じて放熱板2の全体に広げ、放熱板2から複数の放熱フィン4に伝えやすくすることができる。また、放熱板2Bの下面部2Bsを平坦に均す処理を行う必要がないため、製造工程が簡素化され、ヒートパイプ式放熱器1Bが、より安価となる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は前記した各実施形態に限定されるものではない。
例えば、前記した各実施形態では、複数の放熱フィン4を平板状に形成したが、これに限られるものではない。例えば、金属薄板の中間部をU字状に折り曲げ、両端部を所定間隔で対向させて形成したフィンとしても良いし、また例えば、コルゲートフィンとしてもよい。
また例えば、前記した各実施形態では、一つの固定溝に一つのヒートパイプを配置する例を示したが、これに限られず、一つの固定溝に複数のヒートパイプを配置しても良いことはもちろんである。例えば、一つの固定溝の幅を、複数のヒートパイプを並べて配置できる幅で形成しておき、この固定溝に複数のヒートパイプを幅方向に並べて配置しても良い。これによれば、固定溝の本数を削減することができるので、ヒートパイプ式放熱器の製造が容易となる。
さらに例えば、ヒートパイプの形状は、前記した各実施形態に限られず、ベーパーチャンバなどの平面状のヒートパイプを用いても良い。
また、前記した各実施形態では、蓋体を充填材により固定溝の開口部に固定したが、これによらず、蓋体を接着剤やはんだ付けにより固定溝の開口部近傍の内壁に直接固定しても良い。
また、前記した各実施形態に係るヒートパイプ式放熱器を次のように変形しても良い。次に、前記した各実施形態に係るヒートパイプ式放熱器の変形例について図4を参照して説明する。
次に、変形例に係るヒートパイプ式放熱器について説明する。ここでは、第1実施形態に係るヒートパイプ式放熱器を変形した場合を例にとって説明する。
変形例に係るヒートパイプ式放熱器は、ヒートパイプを圧潰した状態で固定溝に固定するものである。変形例に係るヒートパイプ式放熱器は、第1実施形態に係るヒートパイプ式放熱器から、ヒートパイプ、固定溝および蓋体の構成を変更している。以下では、その他の重複する構成については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図4に示すように、変形例に係るヒートパイプ式放熱器1Cは、下面部2Csに所定間隔で相互に平行に複数凹設した固定溝3Cを有する矩形状の放熱板2Cと、放熱板2Cの上面部2Cu上に立設した複数の放熱フィン4と、充填材7を介して固定溝3Cにそれぞれ固定されたヒートパイプ5Cと、ヒートパイプ5C上にそれぞれ配置された蓋体6Cと、を有して構成される。
ヒートパイプ5Cは、断面視略半円状となっている。第3実施形態では、円管状のヒートパイプ(図示せず)を、固定溝3Cに配置した状態で蓋体6Cによって押圧することにより、この円管状のヒートパイプ(図示せず)が蓋体6Cの平面の形状に沿って圧潰され、断面視半円状のヒートパイプ5Cが形成されるようになっている。詳しくは、後記する。
蓋体6Cは、平板状であって、円管状のヒートパイプの径よりも幅広に形成されている。第1実施形態と同様に、蓋体6Cに、深さ方向に貫通する貫通孔(図示せず)を設けることが望ましい。
固定溝3Cは、変形例では、ヒートパイプを収容するための収容部3Cbと、収容部3Cbに連続して形成される、蓋体6Cが配置される位置決め部3Ccとを有して構成されている。
収容部3Cbは、断面視略半円状に形成されており、径が、円管状のヒートパイプ(図示せず)の径よりも幅広に形成され、深さが、円管状のヒートパイプ(図示せず)の径よりも浅く形成されている。
位置決め部3Ccは、蓋体6を位置決めするためのものであり、上面部2Cuから収容部3Cbの開口端にかけて凹設されている。位置決め部3Ccは、ここでは蓋体6の側面部分と平面部分の形状に合致する形状で形成されている。また、位置決め部3Ccは、その開口幅、つまり、固定溝3Cの開口部3Caの幅が、蓋体6Cの幅と略同等となっている。なお、位置決め部3Ccの形状は、蓋体6の形状の変更に合わせて適宜変更することができる。
このように構成されたヒートパイプ5Cを、充填材7を介して固定溝3Cに固定し、また、蓋体6Cを、充填材7を介して位置決め部3Ccに固定する様子について説明する。なお、固定の際は、放熱板2の下面部2Cs側を上向きにして行う。
まず、固定溝3Cの上方から円管状のヒートパイプ(図示せず)を収容部3Cb内に配置する。ここで、収容部3Cbは、円管状のヒートパイプの径よりも浅く形成されているため、収容部3Cb内に円管状のヒートパイプを配置すると、この円管状のヒートパイプ(いずれも図示せず)の一部が、位置決め部3Cc側に突出することとなる。
この状態で、充填材7(例えば接着剤)を、円管状のヒートパイプ(図示せず)の周囲に充填する。そして、蓋体6Cを位置決め部3Ccに配置し、上方から圧力を加えることで、充填材7に形成された空気を取り除き、実質的に気泡を含まない状態とする。蓋体6Cに貫通孔(図示せず)を設けた場合には、この貫通孔(図示せず)から固定溝3内の余分な充填材7と、固定溝3内の空気とを良好に取り除くことができる。
このとき、位置決め部3Ccには、前記したように、円管状のヒートパイプ(図示せず)の一部が突出しているので、この突出した部分を、蓋体6Cの平面が位置決め部3Ccの底面部分に当接するまで圧潰することで、円管状のヒートパイプ(図示せず)を幅方向及び下方に押し広げて断面視略半円状のヒートパイプ5Cを形成するとともに、蓋体6Cの全体を位置決め部3Cc内に配置する。
そして、充填材7を硬化させた後に、蓋体6Cの表面を含む下面部2Csの全体を切削することにより、下面部2Csの全体を平坦に均す処理を行う。これにより、ヒートパイプ5Cを固定溝3Cに固定し、蓋体6Cを開口部3Caに固定することができる。なお、蓋体6Cを位置決め部3Ccに配置したときに、放熱板2Cの下面部2Csと面一となるように、位置決め部3Ccの高さ寸法を、予め設計した場合、蓋体6Cの表面を含む下面部2Csの全体を平坦に均す処理を行わなくて良くなるため、より好適である。
変形例では、ヒートパイプ式放熱器1Cの製造工程で断面視略半円状のヒートパイプ5Cを形成したが、これに限られず、予め断面視略半円状に成形されたヒートパイプを用いても良いことはもちろんである。例えば円管状のヒートパイプをプレス機等で圧潰することにより、断面視略半円状のヒートパイプを形成することができる。
この場合、固定溝に位置決め部を設けなくても良い。また、蓋体の幅は、固定溝の開口部の幅と略同等とする。また、固定溝の深さは、断面視略半円状のヒートパイプの高さよりも若干深くし、幅は、蓋体と略同等とする。
このように、予めヒートパイプを断面視略半円状に成形しておくと、ヒートパイプの変形量を考慮して固定溝の形成寸法を設計する必要がないため、設計が容易となる。一方で、円管状のヒートパイプを、製造工程で断面視略半円状に成形すると、予めヒートパイプを断面視半円状に成形しておく場合と比較して、製造工程を簡素化することができる。
なお、変形例は、第2実施形態に係るヒートパイプ式放熱器にも適用することができるのはもちろんである。すなわち、放熱板2Cの上面部2Cu側に固定溝3Cを設ける構成としても良い。
このように、断面視略半円状のヒートパイプを用いることで、円管状のヒートパイプを用いる場合と同等の熱伝導効率を得ることができる上に、円管状のヒートパイプを用いる場合と比較して、固定溝の深さ寸法を小さくすることができる。これにより、放熱板の厚みをより薄くすることが可能となり、ヒートパイプ式放熱器がより安価となる。また、ヒートパイプ式放熱器の下方に配置される熱源への負荷を軽減することが可能となる。
以上の変形例では、蓋体6Cを充填材7により固定溝3Cの開口部3Caに固定したが、これに限られず、蓋体6Cをねじなどの固定部材によって固定溝3Cの開口部3Caに固定しても良い。
例えば、固定部材としてねじを用いる場合、位置決め部3Ccの底面部分に、固定部材の主に胴部が収容されるねじ溝を凹設し、蓋体6Cに、深さ方向に貫通し、固定部材の主に頭部が収容されるねじ挿入用孔を設ける。ここで、ねじ挿入用孔は、蓋体6Cを位置決め部3Ccに配置したときに、位置決め部3Ccに凹設されたねじ溝と対応する位置に、形成する。これにより、蓋体6Cを位置決め部3Ccに配置したときに、ねじ挿入用孔とねじ溝とが深さ方向に連続することとなる。このようなねじ挿入用孔及びねじ溝に、ねじ挿入用孔の上方から固定部材を挿入し、螺合することで、蓋体6Cを固定溝3Cの開口部3Caに固定することができる。
例えば、ねじ挿入用孔とねじ溝とが深さ方向に連続した状態で作り出される空間が、固定部材の全体の形状と合致するようにねじ挿入用孔とねじ溝を形成し、固定部材として、皿ねじなどの頭頂部が平坦なものを用いると、この皿ねじの全体をねじ溝及びねじ挿入用孔に挿入し、螺合したときに、皿ねじの頭頂部と下面部2Csとが略面一となるので、下面部2Csを平坦に均す処理を行わなくて良くなるため好ましい。
なお、熱源Hと干渉するおそれがない位置にねじ挿入用孔とねじ溝を設ける場合、ねじ挿入用孔とねじ溝に固定部材を挿入し、螺合した場合に、固定部材の一部が下面部2Csから突出していても良い。また、固定部材として、頭頂部が平坦なものを用いなくても良い。
これによれば、充填材7として、例えばグリースなどの硬化しないものを用いた場合にも、蓋体6Cを固定溝3Cに安定させて固定することができる。また、位置決め部3Ccを設けることで、蓋体6Cの位置決めが容易となる。なお、充填材7として、例えば接着剤などの硬化するものを用いても良いことはもちろんである。その場合、充填材7と固定部材とにより、蓋体6Cを固定溝3Cに、より強固に固定することができる。
1、1B、1C ヒートパイプ式放熱器
2、2B、2C 放熱板
2u、2Bu、2Cu 上面部
2s、2Bs、2Cs 下面部
3、3B、3C 固定溝
4 放熱フィン
5、5C ヒートパイプ
6、6C 蓋体
6a 貫通孔
H 熱源

Claims (5)

  1. 複数の放熱フィンを立設した放熱板の一側面に凹設した固定溝内にヒートパイプを配置し、前記ヒートパイプの周囲に充填材を充填したヒートパイプ式の放熱器であって、
    前記固定溝の開口部に固定され、前記放熱板の前記一側面と面一となる蓋体を有することを特徴とするヒートパイプ式放熱器。
  2. 前記一側面が、前記放熱板の前記複数の放熱フィンを立設した面であることを特徴とする請求項1に記載のヒートパイプ式放熱器。
  3. 前記一側面が、前記放熱板の前記複数の放熱フィンを立設した面と反対側の面であることを特徴とする請求項1に記載のヒートパイプ式放熱器。
  4. 前記蓋体は、その深さ方向に貫通する貫通孔を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のヒートパイプ式放熱器。
  5. 前記充填材は、実質的に気泡を含まないことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のヒートパイプ式放熱器。
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JP2013036718A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Kiko Kagi Kofun Yugenkoshi 放熱ユニット構造及びその製造方法
JP2015158196A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 ツインバード工業株式会社 熱交換器
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WO2017077619A1 (ja) * 2015-11-05 2017-05-11 古河電気工業株式会社 ヒートパイプの固定構造およびヒートパイプの固定方法
WO2022181345A1 (ja) * 2021-02-25 2022-09-01 日本電産株式会社 冷却装置

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