JP3150789B2 - レーザー露点計 - Google Patents

レーザー露点計

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JP3150789B2 JP26821392A JP26821392A JP3150789B2 JP 3150789 B2 JP3150789 B2 JP 3150789B2 JP 26821392 A JP26821392 A JP 26821392A JP 26821392 A JP26821392 A JP 26821392A JP 3150789 B2 JP3150789 B2 JP 3150789B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー露点計に関
し、詳しくは、周囲温度の変化に応じて自動的に測定時
間の短縮を図るようにしたレーザー露点計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、湿度の計測が重要であったのは、
気象分野や倉庫などの比較的大きな空間での測定の分野
に限られていた。しかし、近年、半導体産業を初めとす
る各種産業分野での湿度計測の重要さが認識され、製造
工程や保管管理における湿度の測定、制御は製品の品質
管理、コスト低減の要因となっており、高精度の湿度計
測の技術が求められている。この湿度は、露点を測定す
ることによって求められるので、その湿度測定において
は、従来露点計が広く使用されてきた。
【0003】この露点計の1つに図2に示すレーザ露点
計31がある。このレーザー露点計31は、試料面にレ
ーザー光を照射した場合に、フォトトランジスター8に
入射するレーザー散乱光強度が、試料面5上に露が凝結
していない場合は、試料面5でレーザー光が直接反射す
るため強く、逆に、試料面5上に露が凝結している場合
は、露によってレーザー光が散乱するため弱くなること
を利用し、試料面5に露が凝結し始めたときのレーザー
散乱光強度(露点散乱光強度)よりレーザー散乱光強度
が強い場合には試料面5の温度を下げ、反対に露点散乱
光強度よりレーザー散乱光強度が弱い場合には試料面5
の温度を上げるというフィードバック制御によって、露
が凝結し始める温度にまで試料面温度を制御して露点を
求めるものである。
【0004】具体的には、露点散乱光強度を実験によっ
て予め求めておき、その値をボリューム20によってレ
ーザー露点計31内部に露点散乱光強度電圧(Es)と
して設定しておく。そして、この電圧(Es)とレーザ
ー散乱光強度電圧(e1)との差電圧を求め、その差電
圧を積分する。この積分値とボリューム23によって設
定された測定開始時の初期冷却電流設定電圧(Ee)と
の差電圧を求める。次に、この差電圧をレーザー散乱光
強度電圧(e1)から減算して、この減算値を増幅す
る。この増幅された制御量に比例した冷却電流(I)を
冷却器に供給する。
【0005】すなわち、レーザー露点計31は、露点散
乱光強度電圧(Es)とレーザー散乱光強度電圧(e
1)との差電圧(e2)に比例して操作量が変化する比
例動作制御に加えて、差電圧(e2)の積分値(e3)
に比例して操作量が変化する積分動作制御を用いること
によって、冷却電流(I)を制御している。この場合の
積分動作は、抵抗21aの抵抗値とコンデンサ22の容
量値との積によって決定される積分定数によって行われ
る。以上によって、試料温度が自動的に露点に制御され
るので、その時の温度を温度計によって測れば、露点を
求めることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の露点計にあっては、試料面の温度制御時間を決定す
る因子である積分定数が、抵抗の抵抗値とコンデンサの
容量値との積で決定される値に固定化されていたため、
次のような問題点があった。
【0007】すなわち、露の凝結速度は周囲温度が低い
場合にはそれが高い場合に比べて遅いので、試料面にお
ける露の凝結状態の判定に比較的時間がかかる。したが
って、周囲温度が低い場合には、試料面の温度制御を緩
慢にする必要があり、そのためには、積分定数を比較的
大きくしてやる必要がある。さもないと、試料面の温度
変化が凝結速度に比べて速くなり、試料面温度と露の凝
結点(露点)との関係が正確に求められなくなるからで
ある。
【0008】一方、積分定数を周囲温度が低い場合の値
に合わせると、露の凝結速度は周囲温度が高くなるにつ
れて速くなることから、本来、周囲温度が高い場合には
周囲温度が低い場合よりも制御時間を短くすることがで
きるにも拘らず、それができない結果となる。
【0009】この問題点を解決するためには、レーザー
露点計が使用される温度環境を考慮して、その環境に合
わせて個々積分定数を定めるようにしておけば良いが、
その温度環境も一様ではなく、広い温度範囲にて使用し
なければならない場合もあり、その場合には、温度環境
に対応したレーザー露点計を複数用意しなければならな
いという問題がある。そこで、従来、比較的広い温度範
囲で使用でき、しかも迅速に露点を測定できる露点計の
出現が望まれていた。
【0010】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、周囲温度に合わせて積分定数を変化させる
ことによって、周囲温度の高低に拘らず可及的に速く露
点測定ができるレーザー露点計を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、レーザー光を試料面に照射する照射手
段と、当該試料面上における露の凝結及び消滅に対応し
て変化するレーザー散乱光強度を測定する散乱光測定手
段と、試料面の温度を測定する温度測定手段と、積分回
路を含むフィードバック制御部とを有し、フィードバッ
ク制御部が、予め設定された露点散乱光強度とレーザー
散乱光強度とを用いて、試料面を冷却するために用いら
れる冷却電流を制御して試料面の温度が露点になるよう
にするレーザー露点計において、積分回路の積分定数
が、周囲温度の上昇に対応して小さくなるように変化す
ることを特徴とする。
【0012】また、請求項2記載の発明は、積分定数を
決定する素子として、サーミスタを使用したことを特徴
とする。
【0013】
【作用】上述したレーザー露点計によれば、フィードバ
ック制御部が、予め設定された露点散乱光強度とレーザ
ー散乱光強度とを用いて、冷却電流を試料面温度が露点
になるように制御する際に、積分回路の積分定数は、露
の凝結速度が速い場合、すなわち周囲温度が高い場合に
は小さくなり、露の凝結速度が遅い場合、すなわち周囲
温度が低い場合には大きくなる。したがって、フィード
バック制御部の応答特性は、積分定数の大きさに比例す
るため、試料面の温度が露点に達する時間は、周囲温度
の高低の如何に拘らず可及的に速くすることができる。
そのため、可及的に速く露点の測定をすることができ
る。
【0014】また、請求項2に記載された発明によれ
ば、積分定数を決定する素子として、サーミスタを使用
する。このサーミスタの抵抗値の特性は、周囲温度が高
い場合は小さく、周囲温度が低い場合は、大きい。した
がって、積分定数は、周囲温度の上昇に対応して自動的
に小さくなるように変化するので、上述した理由で、周
囲温度の高低の如何に拘らず可及的に速く露点の測定を
することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を、図面を参
照しながら、詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明を適用したレーザー露点計
1の構成を示すものである。ここで、従来のレーザー露
点計31と同じものは、同一の符号を用いている。この
レーザー露点計1は、大きく分けて露点検出部2とフィ
ードバック制御部3とから構成されている。以下、その
各々について説明する。
【0017】最初に露点検出部2について説明する。露
点検出部2は、レーザー光線の照射、レーザー散乱光強
度の測定、試料面の冷却及び試料面温度の測定を行うも
のであり、レーザー光源(照射手段)4、露を凝結させ
る金板(試料面)5、金板5を冷却するための冷却板6
aを備える電子冷却素子6、電子冷却素子6の放熱のた
めのヒートパイプ7、レーザー散乱光強度を測定するフ
ォトトランジスター(散乱光測定手段)8、露点測定の
温度センサー(温度測定手段)9から構成されている。
【0018】ここで、レーザー光源4としては、特に限
定はされてないが、発振波長670nmで出力1mWの
半導体レーザーが用いられている。
【0019】金板5は、表面に露を凝結させるものであ
り、例えば、直径3mm、厚さ0.4mm、表面の粗さ
0.8μrmsで作られている。
【0020】フォトトランジスター8は、レーザー散乱
光強度を測定するものであり、金板5の表面から距離1
2mmの位置で反射角が20度になるように露点検出部
2の内部に取り付けてある。このフォトトランジスター
8に電流を供給するために電源10が設けられており、
この電源10は、レーザー散乱光強度に応じて、抵抗1
1に電流を流し、この抵抗11の両端にレーザー散乱光
強度電圧(e1)を発生させる。
【0021】温度センサー9は、金板5の表面温度を図
示しない演算部に温度データとして出力するものであ
り、例えば、銅−コンスタンタン熱電対により構成され
ている。
【0022】次に、フィードバック制御部3について説
明する。フィードバック制御部3は、レーザー散乱光強
度に応じた冷却電流の制御、冷却電流の初期電流の設定
等を行うものであり、バッファ12、第1の増幅器1
3、第2の増幅器14、積分回路15、第3の増幅器1
6、加算器17、ダーリントン回路18、直流電源19
等から構成されている。
【0023】バッファ12は、レーザー散乱光強度電圧
を入力し、2つの出力に分岐するための高入力インピー
ダンスの回路であり、入力部は、抵抗R1を介してフォ
トトランジスター8の出力部に接続され、出力部は、抵
抗R2を介して第1の増幅器13のプラス入力端子と抵
抗R3を介して第2の増幅器14のマイナス入力端子と
に接続されている。
【0024】第1の増幅器13は、バッファ12の出力
電圧(レーザー散乱光強度電圧)と第3の増幅器16の
出力電圧との差電圧を増幅するものであり、その出力部
は、抵抗R4を介して加算器17のプラス入力端子に接
続されている。
【0025】第2の増幅器14は、露点散乱光強度電圧
(Es)とバッファ12の出力電圧との差電圧を増幅す
るものであり、その出力部は、サーミスタ21を介して
積分回路15のマイナス入力端子に接続されている。こ
こで、電圧(Es)は、試料面上に凝結する露の量(単
位面積当たり約10-5 g/cm2 )に相当する電圧で
あり、予め第1のボリューム20で設定されている。
【0026】積分回路15は、サーミスタ21の抵抗値
とコンデンサ22の容量値の積で表される積分定数の値
によって第2の増幅器14の出力電圧を積分するもので
あり、その出力部は、抵抗R5を介して第3の増幅器1
6のマイナス入力端子に接続されている。
【0027】第3の増幅器16は、第2のボリューム2
3によって設定された初期冷却電流設定電圧(Ee)と
積分回路15の出力電圧との差電圧を増幅するものであ
り、その出力部は、抵抗R6を介して第1の増幅器13
のマイナス入力端子に接続されている。ここで、初期電
流設定電圧(Ee)は、冷却素子6に供給する冷却電流
の初期電流を決定するものであり、露点測定に要する時
間に関係する。
【0028】加算器17は、第3のボリューム24によ
って設定されたオフセット電圧(Ec)の絶対値電圧を
第1の増幅器13の出力電圧に加算するものであり、そ
の出力部は、抵抗R7を介して、ダーリントン回路18
のトランジスター18aのベースに接続されている。こ
こで、電圧(Ec)は、ダーリントン回路18のスレッ
シュホールド電圧を補正するものであり、−1.1Vに
設定されている。
【0029】ダーリントン回路18は、トランジスター
18a〜18cをダーリントン接続したものであり、加
算器17の出力電流を増幅する。これらのトランジスタ
ー18a〜18cのコレクターは、直流電源19に接続
されている。また、トランジスター18cのエミッタ
は、冷却電流の供給をON/OFFさせるためのスイッ
チ25を介して電子冷却素子6に接続されている。
【0030】次に、レーザー露点計1の動作について説
明する。レーザー露点計1の動作は、比例動作制御に積
分動作制御を加えた方式である。すなわち、フィードバ
ック制御部3内に、試料面温度が露点のときの露量に対
応する電圧として予め設定された露点散乱光強度電圧
(Es)と、実際に凝結している露によって散乱された
レーザー散乱光によって発生するレーザー散乱光強度電
圧(e1)とを用いて、積分回路15と第1の増幅器1
3とを動作させて冷却電流Iを制御している。これによ
り、積分回路15の出力電圧(e3)が常に零となるよ
うに冷却電流Iを僅かに増減して、試料面温度を露点に
保っている。
【0031】具体的には、測定が開始されると、冷却素
子6に初期冷却電流(本実施例においては、1Aが設定
されている。)が直流電源19から供給されて、金板5
の冷却が始まる。同時に、レーザー光源4から出力され
たレーザー光線は、2mm径のレーザービームに絞ら
れ、金板5の表面に照射される。この金板5により散乱
されたレーザー散乱光は、フォトトランジスター8に入
力されて、抵抗11の両端にレーザー散乱光の強度に対
応したレーザー散乱光強度電圧(e1)を発生させる。
このレーザー散乱光強度電圧(e1)は、金板5の表面
温度の低下によって金板5の表面に露が凝結すると、こ
の露の量に対応して低下する。
【0032】レーザー散乱光強度電圧(e1)は、バッ
ファ12に入力されて、2つの出力に分岐される。一方
は、第2の増幅器14に入力され、他方は、直接第1の
増幅器13に入力される。第2の増幅器14に入力され
たレーザー散乱光強度電圧(e1)は電圧(Es)から
減算されて増幅される。その増幅された第2の増幅器1
4の出力電圧(e2)は、積分回路15によって積分定
数で定まる時間内で積分され、この積分値は電圧(e
3)として出力される。レーザー露点計1は、この電圧
(e3)を常に0Vにするように積分動作制御を行う。
この場合、積分定数は、サーミスタ21の抵抗値とコン
デンサ22の容量値の積によって定まるので、周囲温度
の上昇に対応して小さくなる。したがって、積分動作に
要する時間も周囲温度の上昇に対応して短くなる。
【0033】電圧(e3)は、初期冷却電流設定電圧
(Ee)から加減算され、この加減算された電圧は第3
の増幅器16から電圧(e4)として出力される。この
電圧(e4)は、電圧(e3)が、0Vになるように制
御されることから、初期冷却電流設定電圧(Ee)と露
がついていないときの電圧との間のある一定電圧に近づ
くようになる。
【0034】一方、前述のバッファ12から、第1の増
幅器13に入力されたレーザー散乱光強度電圧(e1)
は、第1の増幅器13によって、電圧(e4)を減算さ
れた後に増幅される。レーザー露点計1は、この第1の
増幅器13の出力電圧(e5)に対応した冷却電流
(I)によって、金板5の表面温度を常に露点にするよ
うな比例動作制御を行う。
【0035】この出力電圧(e5)は、第3のボリュー
ム24によって設定された電圧(Ec)の絶対値電圧を
加算され、加算器17の出力電圧となる。
【0036】加算器17の出力電圧は、ダーリントン回
路18を介して直流電源19から出力される冷却電流
(I)の増減を行い、電子冷却素子6による金板5の温
度を制御する。したがって、金板5の表面温度は、常に
露点と等しい温度に維持される。この状態で温度センサ
ー9は、図示しない演算部に温度データを出力して露点
の測定が行われる。
【0037】このレーザー露点計1での露点変化の応答
においては、凝結した露が露点の温度変化によって一時
的に減少または増加するが、これにより積分回路15に
入力される電圧(e2)が変化して積分定数によって決
定される速度で金板5の表面温度を変化させる。その
後、変化した露点に追従して、金板5の温度を露点温度
になるようにして、新しい露点の測定がされる。この場
合、応答に要する時間は、積分回路15の積分定数によ
って決定される。しかし、実際の露点の測定では、露が
設定された一定量に達するまでに要する時間は、露点に
よって異なり、高い露点では露の凝結速度が早いので短
く、逆に低い露点では、露の凝結速度が遅いので長くな
っている。
【0038】一方、積分回路15の入力部に接続されて
いるサーミスタ21の抵抗値は、周囲温度が高くなるに
したがって小さくなるので自動的に積分定数が小さくな
る。逆に、サーミスタ21の抵抗値は、周囲温度が低く
なるにしたがって大きくなるので積分定数が大きくな
る。したがって、各周囲温度で最適な積分定数となり応
答時間の可及的な短縮が図られる。
【0039】以上のように、本実施例によれば、サーミ
スタ21の前述の働きによって、周囲温度に合わせて積
分定数が自動的に変化するので、周囲温度の高低に拘ら
ず可及的に速く露点測定をすることができる。
【0040】なお、本実施例においては、サーミスタを
使用しているが、サーミスタ以外の素子であっても温度
上昇にともない、積分定数が小さくなるような素子であ
れば良い。例えば、温度上昇に対応して、容量が小さく
なるように変化するコンデンサであっても良い。また、
周囲温度に対応して抵抗値が変化するように電子ボリュ
ーム等を使用してプリセットしておく方法を用いても良
い。更に、サーミスタのみでなく、サーミスタと抵抗を
組合わせても良い。
【0041】また、フィードバック制御部3の制御方法
は、比例動作制御、積分動作制御に加えて微分動作制御
を付加しても良い。
【0042】その他、細部の制御において、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で任意に変更することができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、周囲温度
に合わせて積分定数を変化させることによって、周囲温
度に拘らず可及的に速く露点測定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザー露点計の構成を示す図で
ある。
【図2】従来におけるレーザー露点計の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】 1 レーザー露点計 3 フィードバック制御部 4 レーザー光源(照射手段) 5 金板(試料面) 8 フォトトランジスター(散乱光測定手段) 9 温度センサー(温度測定手段) 15 積分回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光を試料面に照射する照射手段
    と、当該試料面上における露の凝結及び消滅に対応して
    変化するレーザー散乱光強度を測定する散乱光測定手段
    と、前記試料面の温度を測定する温度測定手段と、積分
    回路を含むフィードバック制御部とを有し、当該フィー
    ドバック制御部が、予め設定された露点散乱光強度と前
    記レーザー散乱光強度とを用いて、前記試料面を冷却す
    るために用いられる冷却電流を制御して前記試料面の温
    度が露点になるようにするレーザー露点計において、前
    記積分回路の積分定数が、周囲温度の上昇に対応して小
    さくなるように変化することを特徴とするレーザー露点
    計。
  2. 【請求項2】前記積分定数を決定する素子として、サー
    ミスタを使用したことを特徴とする請求項1記載のレー
    ザー露点計。
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