JP2003315131A - 流体流量測定装置 - Google Patents

流体流量測定装置

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JP2003315131A JP2002118868A JP2002118868A JP2003315131A JP 2003315131 A JP2003315131 A JP 2003315131A JP 2002118868 A JP2002118868 A JP 2002118868A JP 2002118868 A JP2002118868 A JP 2002118868A JP 2003315131 A JP2003315131 A JP 2003315131A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体の流量が大きい場合でも感度が低下しな
い流体流量測定装置を得る。 【解決手段】 流体の流れに沿って置かれた2つの発熱
体の放熱量の非対称性から流体流量を測定する装置にお
いて、上流側の第1の発熱体の近傍に第1の温度検出体
を形成し、下流側の第2の発熱体の近傍に第2の温度検
出体を形成して、第1の温度検出体の温度が第2の温度
検出体の温度より常に一定温度高くなるように2つの発
熱体に電力を配分し、この配分比率から流体流量を測定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のエ
ンジン制御や空調機器など、空気等流体の流量計測が必
要な場所に使用される流体流量測定装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図13は特開平11−326003号公
報に示された従来の流体流量測定装置の要部断面図であ
る。図13において、101はシリコン基板、102は
このシリコン基板101にエッチングにより形成された
空気スペース、103、104はこの空気スペース10
2上に架橋された薄膜部材すなわち薄肉部、105は第
1の発熱体、106は第2の発熱体,107は第1の温
度検出体、108は第2の温度検出体である。発熱体1
05、106、温度検出体107、108は温度により
その抵抗値が変化する感温抵抗材料により形成されてい
る。感温抵抗材料としては例えば白金が用いられる。第
1の発熱体105と第2の発熱体106とはそれぞれほ
ぼ同一の抵抗値と温度係数を持つように作製されてい
る。また、第1の温度検出体107と第2の温度検出体
108とはそれぞれほぼ同一の抵抗値と温度係数を持つ
ように作製されている。図13中では構成をわかりやす
くするため第1の発熱体105と第1の温度検出体10
7、および、第2の発熱体106と第2の温度検出体1
08を距離を離して記載しているが、実際はそれぞれが
密な熱的接触状態を確保するため、ほぼ同一の場所に形
成されている。
【0003】図14は従来の流体流量測定装置の回路図
である。図14において、109,110は温度検出体
107,108とともにブリッジ回路117を形成する
固定抵抗、111はブリッジの中間電位118,119
を比較する比較器、112はインバータ、113,11
4は電子スイッチ、115は電源、116は流体の流路
である。
【0004】次に動作について説明する。流体の流れが
ない場合において、図14における中間電位118と1
19には差が生じた場合、この差を比較器111が検出
し、電子スイッチ113、114の制御を行う。固定抵
抗109,110の抵抗値を等しくしておけば、第1の
温度検出体107と第2の温度検出体108の抵抗値も
等しくなり、両者の温度は等しくなる。流体の流れがな
い場合には電子スイッチ113および電子スイッチ11
4がONしている時間は等しくなり、第1、第2の発熱
体105,106への電力の分配比率は50%:50%
となる。
【0005】次に、流体の流れが存在する場合について
説明する。図14の矢印の方向から流体が流れてくる
と、第1の発熱体105と第1の温度検出体107から
流体へ熱が奪われ、第1の温度検出体107の温度が低
下する。上流側から熱を奪った流体は第2の温度検出体
108にその熱を伝えるため、第2の温度検出体108
の温度は上昇する。そのため、中間電位118の方が中
間電位119よりも低くなる。すると比較器111がH
IGHとなり、電子スイッチ113がオンされ、第1の
発熱体105に電流が流れる。第1の発熱体105はジ
ュール熱により発熱し、第1の温度検出体107の温度
を上昇させる。第1の発熱体105、および、第1の温
度検出体107は流れにより冷却されているため、中間
電位118が中間電位119を超えるまでに要する電子
スイッチ113のON時間は流れのない状態よりも長く
なる。中間電位118が上昇し、中間電位119よりも
高くなった時点で電子スイッチ114がONとなって、
第2の発熱体106に電流が流れる。第2の発熱体10
6はジュール熱により発熱し、第2の温度検出体108
の温度を上昇させるため、中間電位119が上昇する。
第2の発熱体106、および、第2の温度検出体108
は流れにより温められているため、中間電位119が中
間電位118を超えるまでに要する電子スイッチ114
のON時間は、前述の流れのない状態よりも短くなる。
中間電位119が中間電位118を超えた時点で電子ス
イッチ114はOFFになり、電子スイッチ113がO
Nとなって、再び第1の発熱体105に電流が流れる。
以上のような動作を繰り返すことによって中間電位11
8と119は再度等しく保たれる。よって、流体の流れ
が存在する場合でも、第1の温度検出体107と第2の
温度検出体108の温度が等しく制御されるが、このと
き、第1の発熱体105に供給される電力は第2に発熱
体106に供給される電力よりも大きくなり,分配比率
は例えば60%:40%のように第1の発熱体105の
方が大きくなる。
【0006】図15はこの動作の際の出力波形を示す図
であり、出力電圧Voutは図15に示すようなパルス波
形となる。流体の流量が大きいほど第1の発熱体105
への供給電力が増えるので、図15中のt1が大きくな
り、t2が小さくなる。よってduty比の差 (t1−t2)/(t1+t2)・・・(1) を計測すると、流量依存性を持つ出力を得ることができ
る。図16はこのような出力特性を示す図である。ここ
で、縦軸は出力、横軸は流量である。さらに、(1)式
のduty比差は第1の発熱体105の発熱量P1と第2の
発熱体106の発熱量P2を用いて次式のようにも表せ
る。 (t1−t2)/(t1+t2)=(P1−P2)/(P1+P2)・・・(2) また、本方式では、逆流が発生した場合、t1が小さく
なり、t2が大きくなるので出力は反転し、逆流検出も
可能である。
【0007】図17に温度分布の流量依存性を示す。こ
こで流量は、0<v1<v2<v3である。流量増大に
より発生する第1の温度検出体107の温度低下は、第
2の温度検出体108の温度上昇よりも大きいので、両
者の温度を等しく制御すると、温度の絶対値は流量増大
とともに低下していく。そして、温度検出体107、1
08の温度は流体の温度に限りなく近づいていく。温度
検出体107、108の温度が流体の温度とほぼ等しく
なった点では発熱体105、106から供給される熱は
温度検出体107、108の温度に影響を与えない状態
となるので、流体の流量を測定することができなくな
る。この流量を飽和流量とすると、この流量測定装置の
流量の測定上限は飽和流量となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本構成を用いた場合の
温度検出体107、108の温度変化を流量の関係を図
18に示す。ここで線121および線122は流量0の
場合の発熱体への電力供給のduty比を変化させずに流体
の流量を増大させた場合の第1の温度検出体107の温
度と第2の温度検出体108の温度を示している。第1
の温度検出体107の温度は線121が示すとおり、流
量の増大とともに低下していく。また、第2の温度検出
体108の温度は、流量の小さいときは上流側から熱を
受け取って上昇するが、あるポイントから下降する。こ
のような流量依存性を持つ第1の温度検出体107と第
2の温度検出体108の温度を等温制御すると、第1の
温度検出体107の温度は上がり、第2の温度検出体1
08の温度は下がって、線123が示すような温度とな
る。第2の温度検出体108の温度を線122から線1
23に下げるために必要な降下温度は流量が小さい領域
では大きくなるが(図中の矢印A→B)、中流量域以上
では逆に小さくなる(図中の矢印B→C→D)。このた
め、第2の発熱体の放熱量の変化が小さくなり、(1)
式で示すduty比差の変化量も小さくなる。よって、従来
の方式では飽和流量まで流量が大きくなるまでにおいて
も感度が低下するという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明はなされたもので測定可能な全流領域にお
いて流量感度が向上する流体流量測定装置を提供するも
のである。
【0010】第1の発明の流体流量測定装置は上流側の
第1の発熱体の近傍に形成された第1の温度検出体と、
下流側の第2の発熱体の近傍に形成された第2の温度検
出体と、前記第1および第2の発熱体に接続された電源
とを備え、前記第1の温度検出体の温度が前記第2の温
度検出体の温度より常に一定温度高くなるように前記第
1および第2の発熱体に電力を配分し、この配分比率か
ら流体流量を測定することを特徴とするものである。
【0011】また、第2の発明の流体流量測定装置は、
第1の発明の流体流量測定装置において、前記第1およ
び第2の温度検出体と2つ以上の固定抵抗とを用いてブ
リッジ回路を構成し、前記第1の温度検出体の温度が前
記第2の温度検出体の温度より一定温度高くなるように
前記固定抵抗の抵抗値が選択されていることを特徴とす
るものである。
【0012】また、第3の発明の流体流量測定装置は、
第1の発明の流体流量測定装置において、前記第1およ
び第2の温度検出体と2つ以上の固定抵抗とを用いてブ
リッジ回路を構成し、前記第1の温度検出体の温度が前
記第2の温度検出体の温度より一定温度高くなるように
前記第1および第2の温度検出体の抵抗値が選択されて
いることを特徴とするものである。
【0013】また、第4の発明の流体流量測定装置は、
上流側の第1の発熱体の近傍に形成された第1の温度検
出体と、下流側の第2の発熱体の近傍に形成された第2
の温度検出体と、前記第1の温度検出体と直列に接続さ
れた第1の固定抵抗と、前記第2の温度検出体と直列に
接続された第1の固定抵抗と同じ抵抗値を有する第2の
固定抵抗とを用いて構成されたブリッジ回路、比較器、
前記比較器の出力と前記第1、第2の発熱体との間にそ
れぞれ第1、第2のスイッチ回路を備え、前記第1の温
度検出体の抵抗値が第2の温度検出体の抵抗値よりも小
さいことを特徴とするものである。
【0014】また、第5の発明の流体流量測定装置は、
上流側の第1の発熱体の近傍に形成された第1の温度検
出体と、下流側の第2の発熱体の近傍に形成された前記
第1の温度検出体と同じ抵抗値を有する第2の温度検出
体と、前記第1の温度検出体と直列に接続された第1の
固定抵抗と、前記第2の温度検出体と直列に接続された
第2の固定抵抗とを用いて構成されたブリッジ回路、比
較器、前記比較器の出力と前記第1、第2の発熱体との
間にそれぞれ第1、第2のスイッチ回路を備え、前記第
1の固定抵抗の抵抗値が第2の固定抵抗の抵抗値よりも
小さいことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1について説明する。図1は本発明の実施の形
態1の流体流量測定装置の一部を示す平面図、図2は図
1中のA−A断面図である。図1においてシリコン基板
1の表面の本発明に係る流体流量測定装置を形成する部
位に絶縁層3と、絶縁層3上にそれぞれ第1の発熱体
5、第2の発熱体6、第1の温度検出体7、第2の温度
検出体8とがある。この第1の温度検出体7は第1の発
熱体5とほぼ同一の位置または近傍にあればよい。同様
に、第2の温度検出体8は第2の発熱体6とほぼ同一の
位置または近傍にあればよい。第1の発熱体5、第2の
発熱体6、第1の温度検出体7、第2の温度検出体8は
例えば白金のような感温抵抗材料からなり、第1の発熱
体5と第2の発熱体6とはそれぞれほぼ同一の抵抗値と
温度係数を持つ。また、第1の温度検出体7と第2の温
度検出体8とはそれぞれほぼ同一の抵抗値と温度係数を
持つ。
【0016】さらに、図2に示すように発熱体5、6お
よび温度検出体7、8の保護膜として絶縁膜4がある。
また、第1の発熱体5、第2の発熱体6、第1の温度検
出体7、第2の温度検出体8の形成された部分の裏面に
は空洞部2がある。このような構造とすることにより流
量測定部の熱容量を非常に小さくすることができる。
【0017】図3は本実施の形態1の流体流量測定装置
の回路図である。図3において、9、10は第1の温度
検出体7と第2の温度検出体8とともにブリッジ回路1
7を形成する固定抵抗、11はブリッジの中間電位1
8、19を比較する比較器、12はインバータ、13、
14は電子スイッチ、15は電源、16は流体の流路で
ある。また、第2の温度検出体8と固定抵抗10の間に
固定抵抗20が直列に接続されている。なお、中間電位
19は固定抵抗10と固定抵抗20との間の電位であ
る。また、固定抵抗9、10は同一抵抗値を持つ。
【0018】次に動作について説明する。図3の回路に
おいて、流体の流れがない場合、流体流量測定装置が動
作していないときには第1の温度検出体7と第2の温度
検出体8の温度はほぼ同一である。流体流量測定装置を
動作させた場合、動作開始時においては第1の温度検出
体7、および第2の温度検出体8は同じ温度であるため
に抵抗値はほぼ同じであるが、固定抵抗20が存在する
ため、中間電位18は中間電位19よりも低くなる。こ
のため比較器11の出力はHIGHとなり、電子スイッ
チ13がオンとなり、第1の発熱抵抗体5に電流が流れ
る。そのことにより第1の発熱抵抗体5はジュール熱に
より発熱し、第1の温度検出体7の温度が上昇し、中間
電位18が上昇する。中間電位18が中間電位19より
高くなると比較器11の出力がLOWとなり、インバー
タ12の出力がHIGHとなって電子スイッチ14がオ
ンとなる。すると第2の発熱体6に電流が流れ、そのジ
ュール熱により第2の温度検出体8の温度が上昇し、中
間電位19が上昇する。中間電位19が中間電位18を
より高くなると比較器11の出力がHIGHとなり、第
1の発熱体5が発熱する。このような動作を繰り返し
て、中間電位18と19が等しくなるように制御が働
く。中間電位18と19が等しいとき、第1の温度検出
体7の抵抗値R7は次式で表される。 R7=R8×R9/R10+R20×R9/R10 ただし、R8は第2の温度検出体8の抵抗値、R9、R
10、R20はそれぞれ固定抵抗9、10、20の抵抗
値である。ここで、 R9=R10 であるから、 R7=R8+R20・・・(3) となる。(3)式からわかるように、固定抵抗20が存
在するため、第1の温度検出体7の抵抗値は第2の温度
検出体8の抵抗値より大きくなっている。つまり、第1
の温度検出体7の温度は第2の温度検出体8の温度より
一定温度高く保たれる。この一定温度差は固定抵抗20
の抵抗値により調整できる。
【0019】次に、本実施の形態における出力特性につ
いて説明する。図4は本実施の形態における温度検出体
の温度の流量依存性とその制御形態を示す図であり、縦
軸は温度、横軸は流量である。また図5は流体流量測定
装置の温度分布を示す図であり、縦軸は温度、横軸は流
体流量測定装置の流れに沿った位置を示している。さら
に図6は本実施の形態の流体流量測定装置の出力特性を
示す図であり、縦軸は出力、横軸は流量である。
【0020】流体の流れがない状態において第1の温度
検出体7の温度を第2の温度検出体8の温度より高く保
った場合、第1の温度検出体7の温度と第2の温度検出
体8の温度とを等しく保ったときの第1の温度検出体7
の温度より第1の温度検出体7の温度がより高い。その
ため、第1の温度検出体7の温度を第2の温度検出体8
の温度より高く保った状態で図3の矢印の方向に流体の
流れが発生すると温度を等しく保ったときよりもより多
くの熱が上流側から下流側に伝わる。そのため、図4に
示すように下流側の第2の温度検出体8は温度を等しく
保った場合より大流量まで温度上昇を続ける。図4にお
いて線21、22はそれぞれ流量0のときの一定温度差
を保つduty比のままで発熱体に電力が供給された場合の
上流側の第1の温度検出体7と下流側の第2の温度検出
体8の温度の流量依存性である。この状態で一定温度差
制御が働くと、両者の温度差が設定された値になるま
で、第1の温度検出体7の温度は線23aに上昇し、第
2の温度検出体8の温度は線23bに低下する。この温
度差は流量が増大したときも保たれるが、流量が増大す
るに従い流れにより熱が奪われるために温度分布の流量
依存性は図5に示すようになる。ここで、流量は0<v
1<v2<v3である。流量が増大すれば温度検出体
7、8の温度は低下していく。そして、流量が増大する
につれ、第2の温度検出体8の温度が流体の温度と限り
なく近づいていく。また、第1の温度検出体7において
はある流量以上になれば奪われる熱量が発熱体5が供給
する熱量を超え、温度差を保つことができなくなる。温
度差を保つことができなくなる流量以上では流量を測定
することはできない。この流量を飽和流量とすると、こ
の流量測定装置の流量の測定上限は飽和流量となる。
【0021】第2の温度検出体8の温度降下量は図4に
示すように(図中の矢印A→B→C→D)小流量から大
流量まで増加を続ける。よって、第2の発熱体6の放熱
量も小流量から大流量まで大きく変化し、(1)式で示
すduty比差の変化も大きくなる。このことにより、図6
に示されるように、従来に比べ測定可能な全流量域にお
いて流量感度が向上する。特に、第1の温度検出体7の
温度と第2の温度検出体8の温度とを等しく保った場合
に、第2の温度検出体8の温度変化量が低下してくる大
流量においてその効果は大きい。
【0022】図7は本実施の形態の他の流体流量測定装
置の回路図である。図7では、第1の温度検出体7と第
2の温度検出体8をブリッジの上辺に置き、固定抵抗2
0を固定抵抗9の辺に直列に接続しているが、図3にし
めした回路図の流体流量測定装置と全く同様の効果が得
られる。また、図3、図7の回路以外でも、(3)式の
関係が得られ、第1の温度検出体7の温度が第2の温度
検出体8の温度より高く保たれるような回路構成であれ
ば同様な効果が得られることはいうまでもない。
【0023】本実施の形態によれば、第1の温度検出体
7の温度を第2の温度検出体8の温度より高く保つこと
により、第1の温度検出体7の温度と第2の温度検出体
8の温度とを等しく保つ場合に比べて測定可能な全流量
域において流量感度が向上する。特に、大流量において
その効果は大きい。
【0024】また、流れのない状態においても第1の温
度検出体7の温度を第2の温度検出体8の温度より高く
保つため、流量0のときに第1の発熱体5に第2の発熱
体6よりも多くの電力が配分される。よって図6に示す
ように、流量0のときにバイアス電圧V0が発生する。
このため、従来技術では必要だったバイアス回路が必要
なくなり、回路規模の縮小と低コスト化も実現できる効
果もある。
【0025】実施の形態2.図8は実施の形態2を示す
平面図である。本実施の形態において、第1の温度検出
体7の抵抗値は第2の温度検出体8の抵抗値より小さく
形成されている。例えば、第1の温度検出体7のパター
ン幅を第2の温度検出体8のパターン幅より広くするこ
とにより、抵抗値に差をつけることができる。もちろ
ん、温度検出体の長さや厚みを変えることにより抵抗値
に差をつけることができるのはもちろんである。
【0026】第1、第2の温度検出体7、8の抵抗値R
7、R8を温度の関数として表すと(4)、(5)式のよう
になる。 R70=R70(1+αT7) ・・・(4) R80=R80(1+αT8) ・・・(5) ここでR70、R80はそれぞれR7、R8の0℃のと
きの値、αは抵抗温度係数、T7、T8はそれぞれR
7、R8の温度である。本実施の形態では、 R70<R80 ・・・(6) となるように第1の温度検出体7と第2の温度検出体8
の抵抗値が形成されている。これを図9に示す回路に接
続して動作させると、実施の形態1で説明したのと同様
の制御がなされ、中間電位18と19が等しく保たれ
る。このとき、固定抵抗9と10の抵抗値を等しく選ん
でおけば、第1の温度検出体7と第2の温度検出体8の
抵抗値も等しくなる。つまり、 R70=R80 ・・・(7) が成り立つ。よって、(4)、(5)式から T70=(R80/R70)T8+(R80/R70−1)/α ・・・(8) となり、(6)式より R80/R70>1 ・・・(9) であるから T70>T80 ・・・(10) となり、第1の温度検出体7の温度が第2の温度検出体
8の温度より高く保たれる。これにより、実施の形態1
で説明したのと同様に第2の温度検出体8の温度変化量
を大きく保つことができる作用が発生し、感度向上の効
果が得られる。
【0027】また、実施の形態2では第1の温度検出体
7と第2の温度検出体8の抵抗値を流量測定装置の製造
時に変化させることにより、回路に余分な固定抵抗を付
加する必要がなく、低コストで製造が容易な流量測定装
置を得ることができる。
【0028】実施の形態3.図10は実施の形態3を示
す回路図である。本実施の形態において、中間電位18
には差動増幅器25が接続され、バイアス電圧26が引
き算される。4つの固定抵抗24はすべて同じ値にして
おりゲインは1倍である。よって比較器11の一方の入
力端子に入力される電圧は、中間電位18(V18)から
バイアス電圧26(Vbias)を引き算した値となる。比
較器11の他方の入力は中間電位19(V19)であるの
で、図10の回路を動作させることにより、 V18−Vbias=V19 ・・・(11) となるように制御がなされる。つまり、中間電位18が
中間電位19よりも大きくなるように制御される。中間
電位18を中間電位19よりも大きくするには、第1の
温度検出体7の抵抗値を第2の温度検出体8の抵抗値よ
りも大きくしなければならない。よって第1の温度検出
体7の温度が第2の温度検出体8の温度より高く保たれ
る。
【0029】このことにより、実施の形態1で説明した
のと同様に第2の温度検出体8の温度変化量を大きく保
つことができる作用作用が発生し、感度向上の効果が得
られる。
【0030】図10では中間電位18からバイアス電圧
を引き算する構成としたが、中間電位19にバイアス電
圧を加算する構成としても同様の効果が得られることは
いうまでもない。
【0031】
【実施例】実施の形態1に示した流体流量測定装置を用
いて流体の流量を測定した結果について説明する。図1
1は電源電圧5Vの場合の流量と図1におけるVout
との関係を示したグラフである。ここで示したグラフは
それぞれ第1と第2の温度検出体間の温度差が0℃、1
3℃および25℃の場合である。グラフより流量が15
g/秒以上のときに温度差なしの場合より感度が高いこ
とがわかる。この感度上昇度合いは、第1の温度検出体
7と第2の温度検出体8の間に設定する温度差に依存す
る。
【0032】また、図12においては電源電圧5Vの場
合で、流量10g/秒の感度上昇率および飽和流量と温
度差との関係を示している。この図において、感度上昇
率と飽和流量の温度差との関係から好適な温度差を設定
することが可能となる。
【0033】車載用の流体流量測定装置の場合、測定値
の再現性は1%以内を要求される。つまり1%以内の感
度上昇率では再現性の観点から本発明の流体流量測定装
置を適用できない。このことから、感度の低い小流量で
は0.5g/秒が測定可能下限流量となる。また、測定
値のダイナミックレンジを最低200倍必要としてい
る。0.5g/秒が測定可能下限流量であるので、大流
量側は少なくとも100G/秒が測定可能である必要が
ある。この2つの条件から、車載用の流体流量測定装置
の場合、有効温度差範囲は5℃〜26℃となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明は、上
流側の第1の発熱体の近傍に形成された第1の温度検出
体と、下流側の第2の発熱体の近傍に形成された第2の
温度検出体と、前記第1および第2の発熱体に接続され
た電源とを備え、前記第1の温度検出体の温度が前記第
2の温度検出体の温度より常に一定温度高くなるように
前記第1および第2の発熱体に電力を配分し、この配分
比率から流体流量を測定することにより、従来と比して
測定可能な全流量域において流量感度が向上する効果が
ある。
【0035】また、第2の発明は、第1の発明の流体流
量測定装置において前記第1および第2の温度検出体と
2つ以上の固定抵抗とを用いてブリッジ回路を構成し、
前記第1の温度検出体の温度が前記第2の温度検出体の
温度より一定温度高くなるように前記固定抵抗の抵抗値
が選択することにより測定可能な全流量域において流量
感度が向上する効果がある。
【0036】また、第3の発明は、第1の流体流量測定
装置において、前記第1および第2の温度検出体と2つ
以上の固定抵抗とを用いてブリッジ回路を構成し、前記
第1の温度検出体の温度が前記第2の温度検出体の温度
より一定温度高くなるように前記第1および第2の温度
検出体の抵抗値が選択されていることにより測定可能な
全流量域において流量感度が向上する効果がある。
【0037】また、第4の発明は、上流側の第1の発熱
体の近傍に形成された第1の温度検出体と、下流側の第
2の発熱体の近傍に形成された第2の温度検出体と、前
記第1の温度検出体と直列に接続された第1の固定抵抗
と、前記第2の温度検出体と直列に接続された第1の固
定抵抗と同じ抵抗値を有する第2の固定抵抗とを用いて
構成されたブリッジ回路、比較器、前記比較器の出力と
前記第1、第2の発熱体との間にそれぞれ第1、第2の
スイッチ回路を備え、前記第1の温度検出体の抵抗値が
第2の温度検出体の抵抗値よりも小さいことにより測定
可能な全流量域において流量感度が向上する効果があ
る。
【0038】さらに、第5の発明では、上流側の第1の
発熱体の近傍に形成された第1の温度検出体と、下流側
の第2の発熱体の近傍に形成された前記第1の温度検出
体と同じ抵抗値を有する第2の温度検出体と、前記第1
の温度検出体と直列に接続された第1の固定抵抗と、前
記第2の温度検出体と直列に接続された第2の固定抵抗
とを用いて構成されたブリッジ回路、比較器、前記比較
器の出力と前記第1、第2の発熱体との間にそれぞれ第
1、第2のスイッチ回路を備え、前記第1の固定抵抗の
抵抗値が第2の固定抵抗の抵抗値よりも小さいことによ
り測定可能な全流量域において流量感度が向上する効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る流体流量測定装置を示す
平面図である。
【図2】 実施の形態1に係る流体流量測定装置を示す
断面図である。
【図3】 実施の形態1に係る流体流量測定装置に用い
る回路図である。
【図4】 実施の形態1に係る流体流量測定装置の温度
分布の流量依存性を示す図である。
【図5】 実施の形態1に係る流体流量測定装置の温度
分布を示す図である。
【図6】 実施の形態1に係る流体流量測定装置の出力
特性を示す図である。
【図7】 実施の形態1に係る他の流体流量測定装置の
回路図である。
【図8】 実施の形態2に係る流体流量測定装置を示す
平面図である。
【図9】 実施の形態2に係る流体流量測定装置に用い
る回路図である。
【図10】 実施の形態3に係る流体流量測定装置に用
いる回路図である。
【図11】 実施例に係る流体流量測定装置の出力電圧
の流量依存性を示す図である。
【図12】 実施例に係る流体流量測定装置の感度上昇
率と飽和流量の温度差との関係を示す図である。
【図13】 従来の流体流量測定装置を示す断面図であ
る。
【図14】 従来の流体流量測定装置に用いる回路図で
ある。
【図15】 従来の流体流量測定装置の出力波形を示す
図である。
【図16】 従来の流体流量測定装置の出力特性を示す
図である。
【図17】 従来の流体流量測定装置の温度分布の流量
依存性を示す図である。
【図18】 従来の流体流量測定装置の温度検出体の温
度の流量依存性とその制御形態を示す図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、2 空洞部、3 絶縁層、4 絶縁
層、5 第1の発熱体、6 第2の発熱体、7 第1の
温度検出体、8 第2の温度検出体、9 10固定抵
抗、11 比較器、12 インバータ、13 14 電
子スイッチ、15 電源、16 流路、17 ブリッジ
回路、18 19 中間電位、20 固定抵抗、21
第1の温度検出体の温度変化、22 第2の温度検出体
の温度変化、23a 23b 温度制御後の温度変化、
24 差動増幅器用固定抵抗、25 差動増幅器、26
バイアス電圧

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側の第1の発熱体の近傍に形成され
    た第1の温度検出体と、下流側の第2の発熱体の近傍に
    形成された第2の温度検出体と、前記第1および第2の
    発熱体に接続された電源とを備え、前記第1の温度検出
    体の温度が前記第2の温度検出体の温度より常に一定温
    度高くなるように前記第1および第2の発熱体に電力を
    配分し、この配分比率から流体流量を測定することを特
    徴とする流体流量測定装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の温度検出体と2つ
    以上の固定抵抗とを用いてブリッジ回路を構成し、前記
    第1の温度検出体の温度が前記第2の温度検出体の温度
    より一定温度高くなるように前記固定抵抗の抵抗値が選
    択されていることを特徴とする請求項1に記載の流体流
    量測定装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の温度検出体と2つ
    以上の固定抵抗とを用いてブリッジ回路を構成し、前記
    第1の温度検出体の温度が前記第2の温度検出体の温度
    より一定温度高くなるように前記第1および第2の温度
    検出体の抵抗値が選択されていることを特徴とする請求
    項1に記載の流体流量測定装置。
  4. 【請求項4】 上流側の第1の発熱体の近傍に形成され
    た第1の温度検出体と、下流側の第2の発熱体の近傍に
    形成された第2の温度検出体と、前記第1の温度検出体
    と直列に接続された第1の固定抵抗と、前記第2の温度
    検出体と直列に接続された第1の固定抵抗と同じ抵抗値
    を有する第2の固定抵抗とを用いて構成されたブリッジ
    回路、比較器、前記比較器の出力と前記第1、第2の発
    熱体との間にそれぞれ第1、第2のスイッチ回路を備
    え、前記第1の温度検出体の抵抗値が第2の温度検出体
    の抵抗値よりも小さいことを特徴とする流体流量測定装
    置。
  5. 【請求項5】 上流側の第1の発熱体の近傍に形成され
    た第1の温度検出体と、下流側の第2の発熱体の近傍に
    形成された前記第1の温度検出体と同じ抵抗値を有する
    第2の温度検出体と、前記第1の温度検出体と直列に接
    続された第1の固定抵抗と、前記第2の温度検出体と直
    列に接続された第2の固定抵抗とを用いて構成されたブ
    リッジ回路、比較器、前記比較器の出力と前記第1、第
    2の発熱体との間にそれぞれ第1、第2のスイッチ回路
    を備え、前記第1の固定抵抗の抵抗値が第2の固定抵抗
    の抵抗値よりも小さいことを特徴とする流体流量測定装
    置。
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